JPS61179890A - 非晶質構造を有する硬質クロムのめつき浴 - Google Patents

非晶質構造を有する硬質クロムのめつき浴

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JPS61179890A
JPS61179890A JP1864485A JP1864485A JPS61179890A JP S61179890 A JPS61179890 A JP S61179890A JP 1864485 A JP1864485 A JP 1864485A JP 1864485 A JP1864485 A JP 1864485A JP S61179890 A JPS61179890 A JP S61179890A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 QCC上上利用分野 本発明はクロム酸を主体とした電解液から侠貴クロムを
′1着するための新規な組成物に関する。
従来の技術 硬質クロムめっきは通常クロム酸溶液に触媒としての硫
酸やフッ素化合物の単独又は両方を添加した液を使用し
ている。これらのめっき液から得、られるクロムめっき
層は他の金属材料に比べて硬度が高く、マイクロビッカ
ースで、■マフ00〜1000の範囲の硬度値を有し、
一般にはHv830前後のものが実用に供せられている
。このようにクロムめっきは高い硬さを有するため耐摩
耗性を必要とする機械部品に多用されている。
しかしながら、従来のクロムめっきにはいくつかの欠点
がある。第1には使用する温度が高くなると硬さが者し
く低下する。すなわち温度が300℃以上になると硬さ
はHv300〜600にも低下し耐摩性を著しく損うこ
とになる。第2の欠点はめつき層に無数のクラックがs
b、耐食性が無いこと、第5は電流効率が低く実用  
  ″範囲では15%前後である。
発明が解決しようとする問題点 本発明により得られるクロムめっきは上記の欠点を改善
するのみならず、新たな特徴をも有するものである。す
なわち本発明によるクロムめっきは電着のま\でも従来
のクロムめっきより硬く、871000前後を示し、更
に熱処理により硬さが著しく増加する特性がある。例え
ば、本発明によるクロムめっきを600℃で1時間熱処
理するとその硬さはマイクロビッカース硬。
度でHマ1800にも達する超硬質皮膜となる。
また、めっき皮膜中のクラック数は従来のクロムめっき
に比べて極めて少なく、高い防食性を有している。電流
効率も従来のクロムめっきは15%前後で一般に操業さ
れているが、本発明″でri25%前後となるので、め
っき時間を大巾に短縮することが可能である。更に1本
発明によるクロムめっきはx磯回析および電子線回折実
験により非晶質構造を有することが判明している。非晶
質金属は結晶質金緘に比べて幾多の特異な性質を有して
いることは、これまでの多くの研究によシ明らかにされ
ている。例えば、鉄系非晶質金属は従来の結晶質金属よ
り耐食性Kmれていることが報告されているが、本めっ
き浴により得られるクロムめっきも従来のクロムに比べ
て耐j酸性で約2〜3倍の耐食性を有することが明らか
になった。また、一般に非晶質クロムは厚<′電層する
ことが困蒲とされていたが、本発明によれば任意の厚さ
まで電着でき、めっきの外貌も従来のクロムめっきより
光沢に優れ、いわゆる鏡面光沢を呈する。
問題点を解決するための手段及びその効果本発明のクロ
ム電気めっき浴は6価のクロムイオンをつくる少なくと
も1つの化合物を20〜200 f/l含有する水溶液
に、7A1に硫酸又はその塩をクロムイオンと硫酸イオ
ンの比(Cr06/SO♂つにおいて2〜40になる量
を添加し、第2にホルマリン、ホルムアミド、ぎ酸およ
びその塩を2〜30 f/l添加することを特徴とする
ものである。
6価のクロムイオンには無水クロム酸、クロム酸ソーダ
、クロム酸カリ、クロム散アン七ンなどの6価クロムの
化合物が用いられる。
謔酸には水に可溶性の硫酸および硫酸化合物が使用でき
る。第2の飽加剤にはホルマリン、ホルムアミド、ぎ酸
の化合物、例えばぎ醗アンモン、ぎ酸ソーダ、ぎ酸カリ
なども使用可能である。
従来の硬質クロムめっき浴は無水クロム酸(30〜40
0 f/l )に硫酸をその重量比で10071のもの
が使われており、冥用土の限界は30/1〜200/1
の範囲とされている。これに対し、本発明による浴はク
ロム酸/硫酸の比を2〜40とし、硫酸輩が多いのが1
つの特徴である。
添加剤としてのホルマリン、ホルムアミド、ぎ酸はこれ
までクロムめっき浴の添加剤として広く知られ、多くの
文献や特許に見られるが、主な目的は黒色クロムを得る
だめのものでめった。本発明は6価りロム浴に従来のク
ロムめっき浴より硫l!I!量をはるかに多く添加した
浴に上記の有機力を添加することにより、鏡面光沢を有
する超硬質のクロムめっきを得ることに成功したもので
ある。
6価りロム浴に上記有機物を入れるとその一部は酸化さ
れて消耗し、6価のクロムイオンは3価のクロムイオン
に還元される。めっき時にも上記有機物は電解酸化を受
けて消耗するので適宜これらの有機物をめっき浴に補給
する必要がある。また、前記の有機添加剤はめつき浴中
で僅かづつ分解消耗するので浴中の6価りロム濃度は減
少し、3価りロム濃度が増加するので、隔膜電解や空!
解によって3価クロムを6価クロムに酸化する。3価ク
ロムイオン楡が多くなると光沢面が得られなくなるので
全クロム量の3割を越えないように管理する。
クロム酸績度をあまり高くすると有機添加剤の酸化が早
くなるので200 f/l以下の濃度が望ましく、クロ
ム酸111L反をあまり低くするとクロムめっきが析出
しなくなるので、20 f/lが下限となる。
硫酸の量は従来のクロムめっきのようにクロム酸と硫酸
の比が40/1以上の場合には前述のM機添加剤を入れ
ても充分な縦面光沢が得られず、比が271以下になる
とめつき表面にピンホールや異状な突起物が出来るので
好ましくない。
ホルマリン、ホルムアミド、ぎ酸は、その添加曖が2 
f/l以下では効果が無く、光沢クロムめっきが得られ
ず、30d以上になると光沢クロムめっきは得られるが
電流効率が著しく低下するので実用的でない。
めっき液の温度を高くすると添加有機物の分解反応が早
くなり、3価クロムイオン量が増えるので、45℃以下
に保つことが望ましい。めっきの電流密度は5〜s o
 o A/a−の範囲で使用でき、これ以下の電流密度
ではめっきが析出せず、300ム/d−以上で唸めつき
は可能であるが被めっき物への通電が困難となる。
実施例 次に本発明による実施例を示す。
実施例1: めっき液の組成、 無水クロムP、1009/1 硫酸          5 f/1 ぎ酸(85%)       20d/1(3価クロム
イオン  5〜s o t/e )電着条件、 めっき液温度  15〜40℃ 電流密度範囲  10ム/d−〜100ム/am”上記
の条件のうち、温度30℃、電流密度40A/(1−の
条件から得られた電着物は囁面光沢を示し、顕微幌観祭
では従来のクロムめっきに見られる球状結晶は観察され
ず極めて平滑な面であり、X線および電子線回折によシ
このものが非晶質構造であることがm認された。めっき
層の硬さはめっきのま\で]Iv930〜1030の範
囲にあり、600℃、1時間の熱処理により、その硬さ
dHマ1700〜1830に上昇する。
実施例2: めっき液の組成、 無水クロム酸     s o t/z硫酸アンモン 
     S f/1 ぎ酸(85%)       1smt7g(3@クロ
ムイオン  2〜1at/l>電着条件、 めっき液温度 15〜45℃ 電流密度   10〜60ム/6tn”上記の条件で得
られる1を着物は実施例1と同じ性能を有する。以下の
例でも同様である。  −実施例3: めっき液の組成、 無水クロム酸    1s o t/を硫#t101/
g ホルムアミド     255g/# (3価クロムイオン  5〜40 t/l )電着条件
、 めっき液温度   15〜35℃ 11L流密度     10〜100ム/6g”実施例
4: めっき液の組成、 無水クロム酸     a o t/を硫酸     
     s t、Q ホルマリン(35%)   20+++j/#(3価ク
ロム      2〜259乙0電着条件、 めっき液温度   15〜40℃ 電流密度     10〜80 Al1−実施例5: めっき族の組成、 無水りaム酸     3 G t/を諺酸     
     2 fil ぎ喰アンモン     10 ?/1 (3f[fiりCIAイオン   1〜8f/e)電着
条件、 めっき液温度    10〜45℃ 電流密度     10〜s o A/a−以上

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)クロムを電着するための電解液において、6価の
    クロムイオンをつくる少なくとも1つの化合物を20〜
    200g/l含有する水溶液に、第1に硫酸又はその塩
    を6価のクロムと硫酸イオンの重量比(CrO_■/S
    O_4^2^−)において2〜40になる量を添加し、
    第2にホルマリン、ホルムアミド、ギ酸およびその塩を
    2〜30g/l添加し、第3に3価クロムイオン濃度が
    全クロム量の30%より少ない量を含むことを特徴とす
    るクロムめつき浴
JP1864485A 1985-02-04 1985-02-04 非晶質構造を有する硬質クロムのめつき浴 Granted JPS61179890A (ja)

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JPH0319306B2 JPH0319306B2 (ja) 1991-03-14

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JPH01155062A (ja) * 1987-12-10 1989-06-16 Nippon Piston Ring Co Ltd シリンダライナ
JPH04214319A (ja) * 1990-12-11 1992-08-05 Teijin Ltd ポリマーの溶融成形方法
JP2015044270A (ja) * 2013-08-28 2015-03-12 三菱マテリアル株式会社 ロータリーダイ

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5732721B2 (ja) * 2010-01-08 2015-06-10 上村工業株式会社 クロムめっき方法

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