JPS61178980A - カルバモイルトリアゾ−ル誘導体、その製造法およびそれを有効成分とする除草剤 - Google Patents

カルバモイルトリアゾ−ル誘導体、その製造法およびそれを有効成分とする除草剤

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JPS61178980A
JPS61178980A JP1962185A JP1962185A JPS61178980A JP S61178980 A JPS61178980 A JP S61178980A JP 1962185 A JP1962185 A JP 1962185A JP 1962185 A JP1962185 A JP 1962185A JP S61178980 A JPS61178980 A JP S61178980A
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JP1962185A
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Koji Nakayama
浩次 中山
Masayuki Takase
雅之 高瀬
Yuji Fukunaga
雄二 福永
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Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、一般式 〔式中、R1,R2は、同一または相異なり、低級アル
キレン基、低級アルケニル基またはR1とR2とでアル
キレン基を表わし、R3は水素原子、メチル基またはハ
ロゲン原そを表わし、nは0、lまたは2を表わし、又
は酸素原子または硫黄原子を表わす。〕 で示されるカルバモイルトリアゾール誘導体(以下、本
発明化合物と記す。)、その製造法詔よびそれを有効成
分とする除草剤に関するものである。
ある種のカルバモイルトリアゾール誘導体、例えば、1
−ジエチルカルバモイル−8−プ÷ ロピルスルホニル−L I 2 、J−)りアソール、
1−ジエチルカルバモイル−8−プロピルスルフィニル
−1,2,4−トリアゾール、l−ジエチルカルバモイ
ル−8−プロピルチオ−1,2,4−)リアゾール等が
、除草剤の有効成分として用いうろことは、特開昭47
−2149号公報に、また1−ジエチルカルバモイル−
8−ベンジルスルホニル−1,2゜4−トリアゾールが
除草剤の有効成分として用いうろことは、米国特許第4
280881号明細書に記載されている。しかしながら
、これらの化合物は、除草剤の有効成分として必ずしも
常に充分なものであるとはいえない。
本発明化合物は畑地の茎葉処理および土壌処理において
、問題となる種々の雑草、例えば、ソバカズラ、サナエ
タデ、スベリヒュ、ハコベ、シロザ、アオゲイトウ、ダ
イコン、ノハラがラシ、ナズナ、アメリカツノクサネム
、イチビ、アメリカキンゴジカ、フィールドパンジー、
アメリカアサがオ、マルバアサがオ、セイヨウヒルがオ
、ヒメオドリコソウ、ホトケノザ、シロバナチョウセン
アサガオ、イヌホオズキ、オオイヌノフグリ、オナモミ
、ヒマワリ、イスカミツレ、コーンマリーゴールド1等
の広葉雑草、ヒエ、イヌビエ、エノコログサ、メヒシバ
、スズメノカタビラ、ノノスズメノテッポウ、エンバク
、カラスムギ、セイバンモロコシ、ギ目つギシバ等のイ
ネ科雑草およびツユクサ等のツユクサ等雑草、コゴメが
ヤツリ、ハマスゲ等のカヤツリグサ科雑草に対して除草
効力を有し、しかも本発明化合物はトウモロコシ、コム
ギ、イネ、ダイズ、ワタ、テンサイ、ツルがム等の主要
作物に対して問題となるような薬害を示さない。
また、本発明化合物は水田の湛水処理において問題とな
る種々の雑草、例えば、タイヌビエ等のイネ科雑草、ア
ゼナ、キカシグサ、ミゾハコベ等の広葉雑草、タマがヤ
ッリ、ホタルイ、マツバイ、ミズがヤツリ等のカヤツリ
グサ科雑草、コナギ等に対して除草効力を有し、しかも
イネに対して問題となるような薬害を示さない。
本発明化合物は、一般式 〔式中、R”、nおよびXは前記と同じ意味を表わす。
〕 で示されるトリアゾール誘導体と一般式〔式中、Rlg
よびR:は前記と同じ意味を表わし、Yはハロゲン原子
を表わす。〕で示されるカルバモイルハライドとを溶媒
中、脱ハロゲン化水素剤の存在下、θ℃〜150℃、1
0分間〜24時間反応させることによって製造すること
ができる。
この反応(こ供される試剤の童は、トリアゾール誘導体
〔■〕 1当量に対して、カルバモイルハライド(II
I”lは、1〜2当量、脱710ゲン化水素剤は1〜2
0当量である。
\言 溶媒としそクベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族
炭化水素類、クロロホルム、四塩化炭素、ジクロロエタ
ン、クロロベンゼン、ジクロロベンゼン等のハロゲン化
炭化水素類、ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテ
ル、ジオキサン、テトラヒドロフラン、エチレンブチル
ケトン、アセトニトリル等のニトリル類、ピリジン、ト
リエチルアミン、N、N−ジエチルアニリン、トリブチ
ルアミン、N−メチルモルホリン等の第三級アミン類、
N。
N−ジメチルホルムアミド、N、N−ジメチルアセトア
ミド等の酸アミド類、ジメチルスルホキシド、スルホラ
ン等の硫黄化合物、水等あるいは、それらの混合物があ
げられる。
脱ハロゲン化水素剤としては、ピリジン、トリエチルア
ミン、N、N−ジエチルアニリン等の有機塩基、水酸化
ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カ
リウム、水素化す) IJウム等の無機塩基I等があげ
られる。
反応終了後の反応液は、有機溶媒抽出および濃縮等の通
常の後処理を行い、必要ならば、クロマトグラフィー、
再結晶等の操作によって精製することにより、目的の本
発明化合物を得ることができる。
また、一般式(I)において、nが1または2である本
発明化合物は、一般式 〔式中、R1、R2、R3詔ヨヒXハ前記、!−同じ意
味を表わす。〕 で示されるカルバモイルトリアゾール誘導体を酸化剤を
用いて酸化することにより製造することができる。
酸化剤としては、過酸化水素、m−クロロ過安息香酸7
等の芳香族過酸、過酢酸、過トリフルオロ酢酸等の脂肪
族過酸等があげられる。溶媒は必ずしも用いなくともよ
いが、用いる場合は酸化剤の種類により、例えば過酸を 化水素ならば水、氷酢酸、アセトン等が、芳香族過酸な
らばクロロホルム、塩化メチレン等のハロゲン化炭化水
素類、ジエチルエーテル、ジオキサンなどのエーテル類
Je=t=七%脂肪族過酸ならば脂肪酸を用いることが
好ましい。
反応温度は、溶媒の凝固点から沸点まで、好ましくは、
0℃から100℃までであり、反応時間は、10分間か
ら24時間程度である。
この反応において一般式(I)で示される本発明化合物
のうちXが酸素原子かつnが2である化合物については
、炭酸カリウム、炭酸す) IJウム等の塩基の存在下
で酸化反応を行うことが好ましい。
反応終了後の反応液は、アルカリ水での洗浄、溶媒留去
等通常の後処理を行うか、さらに必要に応じ、再結晶、
カラムクロマトグラフィー等により精製することにより
、目的の本発明化合物が得られる。
次に本発明化合物の製造例を示す。
製造例1 (本発明化合物4の製造) 8−(2−テニルチオ)−1,2,4−トリアゾール2
.7fをピリジン80m1に溶かし、ジエチルカルバモ
イルクロリド1.92を加え、室温に8時間放置した後
、水250 mlを加えてクロロホルム100 txl
で2回抽出した。クロロホルム層を1規定塩酸150 
mlで2回洗浄し、さらに飽和食塩水150 mlで1
回洗浄後、硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を留去して
1−ジエチルカルバモイル−8−(2−テニルチオ)−
1.2.4−トリアゾール粗製品3.51を得た。カラ
ムクロマトグラフィー(溶出液塩化メチレン:アセトン
=20:1)により精製し2.Of(収率50%)を得
た。
1261.5660 製造例2 (本発明化合物5の製造) ■−ジエチルカルバモイルー8−(2−テニルチオ)−
1、2、4−)リアゾール1.41をクロロホルム10
0 mlに溶かし、メタクロロ過安息香酸(含ji70
%)2.41を5分間かけて加えた後、室温に3時間放
置した。炭酸カリウム水溶液で2回洗浄し、硫酸マグネ
シウムで乾:操、溶媒を留去して1−ジエチルカルバモ
イル−8−(2−テニルスルホニル)−1,2,4−)
リアゾール1.55fを得た。収率100%。
樹脂状 このような製造法によって製造できる本発明の化合物の
いくつかを、第1表に示す。
9J1表 本発明化合物を製造する場合、原料化合物であるトリア
ゾール誘導体(II)のうちnがOである化合物は、一
般式 %式% 〔式中、Zはハロゲン原子を表わし、 R3および又は
前記と同じ意味を表わす。〕 で示されるハロゲン化合物と、8−メルカプ)−1,2
,4−)リアゾールとを溶媒中、脱ハロゲン化水素剤の
存在下、θ℃〜150℃、10分間〜24時間反応させ
ることによって製造することができる。
この反応に供される試剤の量は、ハロゲン化合物〔■〕
1当量に対して、8−メルカプ)−1,2,4−)リア
ゾールは0.9〜1.2当量、脱ハロゲン化水素剤は1
〜10当量である。
溶媒トしてはベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族
炭化水素類、クロロホルム、塩化メチレン、クロロベン
ゼン等のハロゲン化炭化水素類、ジエチルエーテル、テ
トラヒドロフラン等のエーテル類、アセトン、メチルエ
チルケトン等のケトン類、ピリジン、トリエチルアミン
、N、N−ジエチルアニリン等の有機塩基、アセトニト
リル、N、N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホ
キシド、水等があげられる。
脱ハロゲン化水素剤としては水酸化す) IJウム、水
酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、重炭酸
ナトリウム等の無機塩基、ナトリウムメトキシド、ナト
リウムエトキシド等のアルカリ金属アルコキシド、ピリ
ジン、トリエチルアミン、N、N−ジエチルアニリン等
の有機塩基があげられる。
反応終了後の反応液は、溶媒留去等通常の後処理を行う
が、さらに必要に応じ、再結晶、カラムクロマトグラフ
ィー等によって精製することによって目的物が得られる
なお、ハロゲン化合物(”ff)は、例えば、J、Am
、Chem、Soc、、722195(1950)  
Iこ記載の方法に準じて得ることができるが、単離、生
成することなく、すみやかに次の反応に用いることが望
ましい。(参考例を参照。) また、トリアゾール誘導体〔■〕のうちnが1または2
である化合物は、トリアゾール誘導体(II)のうちn
が0である化合物を酸化剤を用いて酸化することにより
製造することができる。
酸化剤としては、過酸化水素、m−クロロ過安息香酸オ
等の芳香族過酸、過酢酸、過トリフルオロ酢酸等の脂肪
族過酸等があげられる。溶媒は必ずしも用いなくともよ
いが用いる場合は酸化剤の種類により、例えば、過酸上 化水素ならば水、氷酢酸、アセトン等が、芳香族過酸な
らばクロロホルム、塩化メチレン等のハロゲン化炭化水
素類、ジエチルアニリン ル、ジオキ廿ンなどのエーテル類1’、任マ出マし脂肪
族過酸ならば脂肪酸を用いるのが好ましい。
反応温度は、溶媒の凝固点から沸点まで、好ましくは、
0℃から100℃までであり、反応時間は、10分間か
ら24時間程度である。
反応終了後の反応液は、アルカリ水での洗浄、溶媒留去
等通常の後処理を行うか、さらに必要に応じ、再結晶、
カラムクロマトグラフィー等により精製することにより
、目的物が得られる。
次にこの一般式(II)のトリアゾール誘導体の製造例
を参考例として示す。
参考例 2−フルフリルアルコール8.92t、ピリジン8.2
1をジエチルエーテル60xiに溶かし、水冷下に塩化
チオニル4.8fを滴下、5℃以下に30分間保ち、2
−フルフリルクロリドのジエチルエーテル溶液を得た。
ナトリウムメトキシド2.16F、8−メルカプト−1
,2,4−)リアゾール4.052をメタノール40y
xlに溶かし、上記の2−フルフリルクロリドのジエチ
ルエーテル溶液を10分間かけて加えた。室温で8時間
放置した後、水200−を加え、クロロホルムで抽出し
た。有機層を硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を留去し
て8−(2−フルフリルチオ)−1,2,4−)リアゾ
ール6.81を得た。収率73% m、p、74〜76
℃ 本発明化合物を除草剤の有効成分として用いる場合は、
通常固体担体、液体担体、界面活性剤その他の製剤用補
助剤と混合して、乳剤、水和剤、懸濁剤、粒剤等に製剤
する。
これらの製剤には有効成分として本発明化合物を、重量
比で0.05〜80%、好ましくは0.06〜70%含
有する。
固体担体としては、カオリンクレー、アッタパルジャイ
トクレー、ベントナイト、酸性白土、パイロフィライト
、タルク、珪藻土、方解石、クルミ粉、尿素、硫酸アン
モニウム、合成含水酸化珪素等の微粉末あるいは粒状物
があげられ、液体担体としては、キシレン、メチルナフ
タレン等の芳香族炭化水素類、インプロパツール、エチ
レングリコール、セロソルブ等のアルコール類、アセト
ン、シクロヘキサノン、イソホロン等のケトン類、大豆
油、綿実油等の植物油、ジメチルスルホキシド、アセト
ニトリル、水等があげられる。
乳化、分散、湿層等のために用いられる界面活性剤とし
ては、アルキル硫酸エステル塩、アルキルアリールスル
ホン酸塩、ジアルキルスルホコハク酸塩、ポリオキシエ
チレンアルキルアリールエーテルリン酸エステル塩等の
陰イオン界面活性剤、ポリオキシエチレンア/l/ +
ルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルアリールエー
テル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンブロッ
クコポリマー、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシ
エチレンソルビタン脂肪酸エステル等の非イオン界面活
性剤等があげられる。製剤用補助剤としては、リグニン
スルホン酸塩、アルギン酸塩、ポリビニルアルコール、
アラ゛ビアがム、CMC(カルボキシメチルセルロース
)、PAP(酸性リン酸イソプロピル)等があげられる
次に製剤例を示す。なお、本発明化合物は第1表の化合
物番号で示す。部は重量部を示す。
製剤例1 本発明化合物3.50部、リグニンスルホン酸カルシウ
ム3部、ラウリル硫酸ナトリウム2部および合成含水酸
化珪素45部をよく粉砕混合して水和剤を得る。
製剤例2 本発明化合物2.10部、ポリオキシエチレンスチリル
フェニルエーテル141、)’デシルベンゼンスルホン
酸カルシウム6部およびシクロへキサノン70部をよく
混合して乳剤を得る。
製剤例8 本発明化合物1.2部、合成含水酸化珪素1部、リグニ
ンスルホン酸カルシウム2部、ベントナイト30部およ
びカオリンクレー65部をよく粉砕混合し、水を加えて
よく練り合せた後、造粒乾燥して粒剤を得る。
製剤例4 本発明化合物8.25部、ポリオキシエチレンソルビタ
ンモノオレート3部、CMC3部、水69部を混合し、
粒度が5ミクロン以下になるまで湿式粉砕して懸濁剤を
得る。
このようにして製剤された本発明化合物は、雑草の出芽
剤または出芽後に土壌処理、茎葉処理または湛水処理す
る。土壌処理には、土壌表面処理、土壌混和処理等があ
り、茎葉処理には、植物体の1方からの処理のほか、作
物に付着しないよう雑草に限って処理する局部処理等が
ある。
また、他の除草剤と混合して用いることにより、除草効
力の増強を期待できる。さらに、殺虫剤、殺ダニ剤、殺
線虫剤、殺菌剤、植物生長調節剤、肥料、土壌改良剤等
と混合して用いることもできる。
なお、本発明化合物は、水田、畑地、果樹園、牧草地、
芝生地、森林あるいは非農耕地等の除草剤の有効成分と
して用いることができる。
本発明化合物を除草剤の有効成分として用いる場合は、
その処理量は、気象条件、製剤形態、処理時期、方法、
場所、対象雑草、対象作物等によっても異なるが、通常
1アールあたり0.12〜1602、好ましくは、0.
12〜80fであり、乳剤、水和剤、懸濁剤等は、通常
その所定量を1アールあたり1リツトル〜10リツトル
の(必要ならば、展着剤等の補助剤を添加した)水で希
釈して処理し、粒剤等は、通常なんら希釈することなく
そのま\処理する。
展着剤としては、前記の界面活性剤のほか、ポリオキシ
エチレン樹脂酸(エステル)、リグニンスルホン酸塩、
アビエチン酸塩、ジナフチルメタンジスルホン酸塩、ハ
ラフィン等があげられる。
次に本発明化合物が除草剤の有効成分として有用である
ことを試験例で示す。なお、本発明化合物は、第1表の
化合物番号で示し、比較対照に用いた化合物は第2表の
化合物記号で示す。
第    2    表 また、除草効力は、調査時の供試植物の出芽および生育
阻害の程度を肉眼観察し、化合物を供試していない場合
と全くないしほとんど違いがないものを「α」とし、供
試植物が枯死ないし生育が完全に阻害されているものを
「5」として、θ〜5の6段階に評価し、0.1.2.
3.4.5で示す。
試験例1 畑地土壌処理試験 直径10m、深さ10口の円筒型プラスチックポットに
畑地土壌を詰め、ヒエ、エンバク、マルバアサガオ、イ
チビを播種し、覆土しtこ。製剤例2に準じて供試化合
物を乳剤にし、その所定量を、1アールあたり10リツ
トル相当の水で希釈し、小型噴霧器で土壌表面に処理し
tこ。処理後20日間温室内で育成し、除草効力を調査
した。その結果を第3表に示す。
第   3   表 試験例2 畑地茎葉処理試験 直径10L0Yn、深さlO−の円筒型プラスチックポ
ットに畑地土壌を詰め、ヒエ、エンバク、ダイコン、イ
チビを播種し、温室内でIO日間育成した。その後、製
剤例2に準じて供試化合物を乳剤にし、その所定量を、
1アールあにり10リツトル相当の展着剤を含む水で希
釈し、小型噴霧器で植物体の上方から茎葉処理した。処
理後20日間温室内で育成し、除草効力を調査した。
その結果を第4表fこ示す。
試験例3 水田湛水処理試験 直径8 cm 、深さ12αの円筒型プラスチックポッ
トに水田土壌を詰め、タイヌビエ、ホタルイの種子を1
〜2譚の深さに混ぜ込んだ。湛水して水田状態にした後
、更に2葉期のイネを移植し、温室内で育成し7−06
日後(各雑草の発生初期)に製剤例2(こ準じて供試化
合物を乳剤にし、その所定量を5ミリリツトルの水で希
釈し、水面1こ処理した。処理後20日間温室内で育成
し、除草効力を調査した。その結果を第5表(こ示す。
第5表 試験例4 畑地土壌処理試験 面積88X2Bcm、深さ11crnのバットに畑地土
壌を詰め、ダイズ、ワタ、テンサイ、トウモロコシ、コ
ムギ、イスビニ、セイバンモロコシ、エノコログサをL
種L、1〜2−の厚さに覆土した。製剤例2に準じて供
試化合物を乳剤にし、その所定量を、1アールあたり1
0リツトル相当の水で希釈し、小型噴霧器で土壌表面に
処理した。
処理後20日間温室内で育成し、除草効力を調査した。
その結果を第6表に示す。
第6表 試験例5 畑地茎葉処理試験 面積88X28d1深さ111のバットに畑地土壌を詰
め、ダイズ、ワタ、テンサイ、トウモロコシ、ツルガム
、コムギ、イネ、イスビニ、セイバンモロコシ、エノコ
ログサ、メヒシバを播種し、18日間育成した。その後
、製剤例2に準じて供試化合物を乳剤にし、その所定量
を、展着剤を含む1アールあたり5リツトル相当の水で
希釈し、小型噴霧器で植物体の上方から茎葉部全面に均
一に処理した。このとき雑草および作物の生育状況は草
種により異なるが、1〜4葉期で、草丈は2〜12ct
nであった。
処理後20日後に除草効力を調査した。その結果を第7
表に示す。なお、本試験は、全期間を通して温室内で行
った。
試験例6  水田湛水処理試験 1 / 5000 aワグネルポットに水田土壌を詰め
、タイヌビエ、広葉雑草(アゼナ、キカシグサ、ミゾハ
コベ)、ホタルイの種子およびマツバイ越冬芽を1〜2
cmの深さに混ぜ込んだ。湛水して水田状態にした後、
更に8葉期のイネを移植し、温室内で育成した。4日後
(タイヌビエの発芽始期)に、製剤例2に準じて供試化
合物を乳剤にし、その所定量を、10 ミIJ IJッ
トルの水で希釈し水面に処理し、その水深を4cInと
した。
処理後20日間温室内で育成し、除草効力を調査した。
その結果を第8表に示す。なお、処理の翌日から2日間
は、1日あたり8cMの水深に相当する量の漏水をおこ
なった。
第    8    表

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R^1、R^2は、同一または相異なり、低級
    アルキル基、低級アルケニル基、 またはR^1とR^2とでアルキレン基を表わし、R^
    3は水素原子、メチル基またはハロゲン原子を表わし、
    nは0、1または2を 表わし、Xは酸素原子または硫黄原子を表 わす。〕 で示されるカルバモイルトリアゾール誘導体。
  2. (2)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R^3は水素原子、メチル基またはハロゲン原
    子を表わし、nは0、1または 2を表わし、Xは酸素原子または硫黄原子 を表わす。〕 で示されるトリアゾール誘導体と一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R^1、R^2は、同一または相異なり、低級
    アルキル基、低級アルケニル基ま たはR^1とR^2とでアルキレン基を表わし、Yはハ
    ロゲン原子を表わす。〕 で示されるカルバモイルハライドとを反応させることを
    特徴とする一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R^1、R^2、R^3、nおよびXは前記と
    同じ意味を表わす。〕 で示されるカルバモイルトリアゾール誘導体の製造法。
  3. (3)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R^1、R^2は、同一または相異なり、低級
    アルキル基、低級アルケニル基ま たはR^1とR^2とでアルキレン基を表わし、R^3
    は水素原子、メチル基またはハロゲン原子を表わし、n
    は0、1または2を表わし、Xは酸素原子または硫黄原
    子を表わす。〕 を酸化することを特徴とする一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R^1、R^2、R^3およびXは前記と同じ
    意味を表わし、nは1または2を表わす。〕で示される
    カルバモイルトリアゾール誘導体の製造法。
  4. (4)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R^1、R^2は、同一または相異なり、低級
    アルキル基、低級アルケニル基ま たはR^1とR^2とでアルキレン基を表わし、R^3
    は水素原子、メチル基またはハロゲン原子を表わし、n
    は0、1または2を表わし、Xは酸素原子または硫黄原
    子を表わす。〕 で示されるカルバモイルトリアゾール誘導体を有効成分
    とすることを特徴とする除草剤。
JP1962185A 1985-02-04 1985-02-04 カルバモイルトリアゾ−ル誘導体、その製造法およびそれを有効成分とする除草剤 Pending JPS61178980A (ja)

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JP1962185A JPS61178980A (ja) 1985-02-04 1985-02-04 カルバモイルトリアゾ−ル誘導体、その製造法およびそれを有効成分とする除草剤

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JP (1) JPS61178980A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0422369A2 (de) * 1989-09-07 1991-04-17 Bayer Ag Substituierte Carbamoyltriazole

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP0422369A2 (de) * 1989-09-07 1991-04-17 Bayer Ag Substituierte Carbamoyltriazole

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