JPS61178522A - 過給機付内燃機関の冷却装置 - Google Patents

過給機付内燃機関の冷却装置

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JPS61178522A
JPS61178522A JP1807285A JP1807285A JPS61178522A JP S61178522 A JPS61178522 A JP S61178522A JP 1807285 A JP1807285 A JP 1807285A JP 1807285 A JP1807285 A JP 1807285A JP S61178522 A JPS61178522 A JP S61178522A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cooling
engine
supercharger
cooling jacket
turbocharger
Prior art date
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Pending
Application number
JP1807285A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideyuki Tanaka
秀幸 田中
Kazuaki Kobayashi
一明 小林
Yoshikazu Ishikawa
義和 石川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP1807285A priority Critical patent/JPS61178522A/ja
Publication of JPS61178522A publication Critical patent/JPS61178522A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は機関冷却水を利用して過給機を冷却するように
した過給機付内燃機関の冷却装置に関する。
(従来の技術) 内燃機関の高出力化を目的として、機関の排気エネルギ
で回転する排気タービンにより、吸気コンプレッサを駆
動して吸気を過給する過給機(ターボチャーシャ)が広
く採用されている。
ターボチャージャはエネルギの高い高温の排気〃スによ
りタービンを駆動されるため、非常に高温となり、また
毎分数万回献というように、高回転することから回転軸
の軸受部分の耐久性が損なわれないように十分に考慮す
る必要がある。
そこで、従来からターボチャージャの主として軸受部分
を、機関冷却水の一部を利用して水冷却することが知ら
れている(例えば特開昭53−68309号公報参照)
第8図〜第10図において、1は機関本体の冷却ジャケ
ット、2はウォータポンプ、3はラジェータ、4はヒー
タ、5はターボチャージャ7の冷却ジャケット、6はサ
ーモスタットであり、ラジェータ3で放熱された冷却水
は、つオータポンプ2により機関本体の冷却ジャケット
1に送り込まれ、機関本体を冷却してからサーモスタッ
ト6を経由して再びラジェータ3に戻る。
冷却水の一部はサーモスタット6からヒータ4に送られ
、車室の暖房に使用されると共に、ターボチャージャ7
の冷却ジャケット5にも送られ、ターボチャージャ7の
主として軸受部8を冷却する。
なお、サーモスタット6は水温が所定値以下の場合に閉
じ、冷却水がラジェータ3に流れ込まないようにして、
機関本体が過冷却になるのを防止したり、機関の暖機運
転の促進をはかる。
このようにして8!関本体の冷却水を利用して、ターボ
チャージャの冷却を行い、機関高出力時にも軸受部など
が過熱することのないように保護している。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、このような冷却装置にあっては、ターボ
チャージャ7に対する冷却回路が、ヒータ4と同じよう
に独立して構成されている関係上、仮に第10図のよう
に、ターボチャージャ7の冷却ジャケット5の入口また
は出口に連・なる導水管9または10が、途中でいった
ん高く持ち上げられる構造であったり、またはターボチ
ャージャ7の位置が機関本体に比べて高いところにある
場合は、次のような理由で機関の停止直後にターボチャ
ージャ7の冷却不良が生じることがあった。
Wi関の高速走行直後はターボチャージャ7は非常に高
温となっており、この状態では機関を停止しても、しば
らくの間ターボチャージャ7の温度は下がらない。機関
のキーオフによりウォータポンプ2の回転が停止すると
、冷却水の動きは停止するが、ターボチャージャ7の冷
却ジャケット5に滞留する冷却水は、残熱を受けて沸騰
し、これにより気化潜熱を奪ってターボチャージャの冷
却を図るものの、同時に発生した蒸気は逃げ場がないた
め、前記導水管9の上部に留まり、この蒸気−圧により
冷却水が押し下げられ、冷却ジャケット5の内部が空に
なることがある。
したがって極端にターボチャージャ7が過熱されでいた
ときなど、このようにして冷却ジャケット5の内部が空
になると、冷却作用が実質的に中断されてしまい、軸受
部の焼き付きなどの不具合を生じることがある。
本発明はこのような問題を解決することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、W1関本体の冷却回路と過給機の冷却回路と
を循環通路を介して連通し、機関冷却水の一部を過給機
冷却回路に循環させるようにした過給機付内燃機関の冷
却装置において、前記過給機の冷却回路のうち過給機の
冷却ジャケットのほぼ最上部よりも高い位置と、lfi
関冷却回路のうち同じく過給機の冷却ジャケットのほぼ
最上部よりも高い位置とを、蒸気抜きバイパス通路で連
通しである。
(作用) したがって機関の停止後、過給機の冷却ジャケットにお
いて残熱を受けて沸騰が起きても、発生蒸気はバイパス
通路からラジェータ上方などに抜けるため、常に冷却ジ
ャケットは冷却水で満たされ、回軟輸の軸受部の冷却作
用を持続する。
(実施例) 以下本発明の実施例を第1図〜ls3図に基づいて説明
する。
ターボチャージャ7の冷却ジャケット(冷却回路)5は
、8!関本体の冷却ジャケット(冷却回路)1に対して
、冷却水の循環通路である導水管9と10を介して連通
され、fil!冷却水の一部がターボチャージャ7の冷
却ジャケット5に循環させられる。
ターボチャージャ7の冷却ジャケット5の入口側の導水
管9の最上部からバイパス通路11を分岐し、このバイ
パス通路11をラジェータ3の上方空間12に接続する
この場合、バイパス通路11は冷却ジャケット5の少な
くともほぼ最上部よりも高い位置から分岐し、ラジェー
タ3側の同じく冷却ジャケット5の最上部よりも高い位
置に連通接続する必要がある。
また、バイパス通路11は発生蒸気を抜くためのもので
、したがって有効通路径は小さく設定し、また必要に応
じて通路途中にジグル弁13を介装してもよい。ジグル
弁13は冷却水の動圧を受けると閉じ、導水管9からラ
ジェータ3へ冷却水が流入するのを防止するが、機関停
止後に蒸気は流通させる。
以上のように構成され、その他従来と同一部分には同符
号を付し、次に作用について説明する。7機関の通常運
転時は、機関本体を冷却した冷却水は、一部がターボチ
ャージャ7の冷却ジャケット5に導水管9を経由して流
入し、ターボチャージャ7の軸受部分を冷却し、出口側
の導水管10からラジェータ3を経由した冷却水と合流
する。
なお、導水管9からラジェータ3に向けてバイパス通路
11を介して冷却水が流れようとしても、ジグル弁13
により、または内径が細いため、ラジェータ3に直接流
出する分は少ない。
したがってこのようして流れる冷却水により、ターボチ
ャージャ7の冷却を従来通り確実に行える。
一方機関の停止後、冷却水の循環が停止すると、ターボ
チャージャ7の残熱により冷却ジャケット5の内部で沸
騰が起こり、沸騰に伴う気化潜熱を奪って冷却作用が持
続される。
ところがこのとき発生した蒸気は、バイパス通路11か
らラジェータ3の上部空間に排出されるため、導水管9
とラジェータ3の内部連通空間の圧力は同一となり、し
たがって冷却水の水面はラジェータ3の内部と同レベル
に保たれる。
このため、冷却ジャケット5の内部は常に冷却水で充満
し、ターボチャージャ7の温度が下がるまで良好な冷却
作用を維持する。
なお、ラジェータ3には図示しないが、内圧が所定値以
上になると開弁じて蒸気を逃がすパルプがキャップに取
付けであるので、蒸気の発生により回路内圧が異常に上
昇することもない。
次に14図の実施例を説明すると、これはバイパス通路
11の途中に電磁弁15を設け、機関の停止時に、この
電磁弁15の励磁を断って開弁させ、発生蒸気をラジェ
ータ3に逃がすようにしである。 この場合は通常運転
時は電磁弁15が閉じているため、冷却水がラジェータ
3に逃げることにより生じるターボチャージャ7の冷却
不足や、サーモスタット6が閉じているときの暖機特性
やヒータ性能の低下を防止できる。
なお、バイパス通路11はこの実施例のように、ラジェ
ータ3の7ツパーホース16に接続することもできる。
また第5図の実施例は、バイパス通路11をターボチャ
ーツヤ7の冷却ジャケット5の上部から直接取り出すよ
うにしたもので、このようにしても、発生蒸気をラジェ
ータ3に逃がすことができ、冷却ジャケット5の内部を
常に冷却水で充満させておくことが可能となる。
上記実施例においては、バイパス通路11をラジェータ
3の上部空間12に連通するようにしたが、第6図、#
7図に示すように、バイパス通路11をヒータ4の回路
や、機関本体の冷却ジャケット1の上部位置に接続する
ようにしてもよい。
ヒータ4の回路に接続したときは機関の停止後に発生す
る蒸気により、ヒータ4をある程度効かずことができ、
また機関の再始動時にヒータ4の効きを早めることもで
きる。
また冷却ジャケット1に接続するときは、車載上の関係
から、バイパス通路11の配管レイアウトが簡単になる
こともある。
(発明の効果) 以上のように本発明によれば、8!開の停止後ターボチ
ャージャの冷却ジャケットに発生する蒸気をバイパス通
路を介しで逃がすようにしたので、ターボチャージャの
冷却ジャケットの水位を常に確保することができ、機関
停止後にターボチャージャの残熱により回転軸の軸受部
分が過熱するのを確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例の要部断面図、第2図は冷
却回路構成図、第3図は作動状態を示す断面図である。 第4図、第5図は第2、第3実施。 例の要部断面図、$6図、第7図は第4、第5実施例の
回路構成図である。$8図は従来例の冷却回路構成図、
第9図は同じくターボチャージャの断面図、第10図は
同じく要部断面図である。 1・・・冷却ジャケット、2・・・つオータボンプ、3
・・・ラノエータ、4・・・ヒータ、5・・・冷却ジャ
ケット、6・・・サーモスタット、7・・・ターボチャ
ージャ、8・・・軸受部、9,10・・・導水管、11
・・・バイパス通路、12・・・北部空間、13・・・
ジグル弁、15・・・電磁弁。 特許出願人 日産自動車株式会社 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図 第8図 第9図 第10図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 機関本体の冷却回路と過給機の冷却回路とを循環通路を
    介して連通し、機関冷却水の一部を過給機冷却回路に循
    環させるようにした過給機付内燃機関の冷却装置におい
    て、前記過給機の冷却回路のうち過給機の冷却ジャケッ
    トのほぼ最上部よりも高い位置と、機関冷却回路のうち
    同じく過給機の冷却ジャケットのほぼ最上部よりも高い
    位置とを、蒸気抜きバイパス通路で連通したことを特徴
    とする過給機付内燃機関の冷却装置。
JP1807285A 1985-02-01 1985-02-01 過給機付内燃機関の冷却装置 Pending JPS61178522A (ja)

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