JPS61178210A - サスペンシヨン制御装置 - Google Patents
サスペンシヨン制御装置Info
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- JPS61178210A JPS61178210A JP2067185A JP2067185A JPS61178210A JP S61178210 A JPS61178210 A JP S61178210A JP 2067185 A JP2067185 A JP 2067185A JP 2067185 A JP2067185 A JP 2067185A JP S61178210 A JPS61178210 A JP S61178210A
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- suspension
- vehicle height
- air
- vehicle
- rear wheels
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G17/00—Resilient suspensions having means for adjusting the spring or vibration-damper characteristics, for regulating the distance between a supporting surface and a sprung part of vehicle or for locking suspension during use to meet varying vehicular or surface conditions, e.g. due to speed or load
- B60G17/015—Resilient suspensions having means for adjusting the spring or vibration-damper characteristics, for regulating the distance between a supporting surface and a sprung part of vehicle or for locking suspension during use to meet varying vehicular or surface conditions, e.g. due to speed or load the regulating means comprising electric or electronic elements
- B60G17/016—Resilient suspensions having means for adjusting the spring or vibration-damper characteristics, for regulating the distance between a supporting surface and a sprung part of vehicle or for locking suspension during use to meet varying vehicular or surface conditions, e.g. due to speed or load the regulating means comprising electric or electronic elements characterised by their responsiveness, when the vehicle is travelling, to specific motion, a specific condition, or driver input
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G17/00—Resilient suspensions having means for adjusting the spring or vibration-damper characteristics, for regulating the distance between a supporting surface and a sprung part of vehicle or for locking suspension during use to meet varying vehicular or surface conditions, e.g. due to speed or load
- B60G17/02—Spring characteristics, e.g. mechanical springs and mechanical adjusting means
- B60G17/033—Spring characteristics, e.g. mechanical springs and mechanical adjusting means characterised by regulating means acting on more than one spring
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は車両のサスペンション制御装置に関し、特に自
動車の走行時、路面の凹凸を原因とする単発的なショッ
クに有効なサスペンション制御装置に関するものである
。
動車の走行時、路面の凹凸を原因とする単発的なショッ
クに有効なサスペンション制御装置に関するものである
。
[従来の技術]
路面の状態あるいは車両の走行状態にあわせて、車両の
ショック・振動を防止したり、車両の操縦性・安定性を
保持するため、車輪と車体との間に設けられたサスペン
ション構成装置のばね定数の変更制御が行なわれている
。例えば路面状態に応じてサスペンションのエアスプリ
ングのばね定数を変更するもの(特開昭59−2371
2.59−26638)が提案されている。
ショック・振動を防止したり、車両の操縦性・安定性を
保持するため、車輪と車体との間に設けられたサスペン
ション構成装置のばね定数の変更制御が行なわれている
。例えば路面状態に応じてサスペンションのエアスプリ
ングのばね定数を変更するもの(特開昭59−2371
2.59−26638)が提案されている。
上記制御は、車高センサにより悪路走行であることを検
出したり、ブレーキセンサやアクセルセンサによりノー
ズダイブ・ノーズアップを検出したりした場合に、各種
のサスペンション特性を変更し、悪路走行における操縦
性、安定性を帷持したり、ノーズダイブ・ノーズアップ
を防止したりするものである。
出したり、ブレーキセンサやアクセルセンサによりノー
ズダイブ・ノーズアップを検出したりした場合に、各種
のサスペンション特性を変更し、悪路走行における操縦
性、安定性を帷持したり、ノーズダイブ・ノーズアップ
を防止したりするものである。
[発明が解決しようとする問題点]
ところが、上記従来の制御は、車高セジサにて連続して
大きな変化を生じた場合に、初めて悪路走行と判断し、
全輪に設けられたサスペンションのばね定数を大きくし
て所定の効果を達成するものであった。しかし、他のシ
ョック、例えば道路の目地や単発的な凹凸を乗り1越え
る場合には、主に1回のショックを受けるのみで再度平
坦部の走行を行なうため、サスペンション特性は変更さ
れていない。
大きな変化を生じた場合に、初めて悪路走行と判断し、
全輪に設けられたサスペンションのばね定数を大きくし
て所定の効果を達成するものであった。しかし、他のシ
ョック、例えば道路の目地や単発的な凹凸を乗り1越え
る場合には、主に1回のショックを受けるのみで再度平
坦部の走行を行なうため、サスペンション特性は変更さ
れていない。
そのため、上記のような単発的な凹凸の場合、乗員にと
っては悪路走行と異なり、不快なショックが防止できず
、乗り心地が低下するという問題点があった。
っては悪路走行と異なり、不快なショックが防止できず
、乗り心地が低下するという問題点があった。
E問題点を解決するための手段]
−3一
本発明は−F記問題点を解決するための手段として、次
のような構成を採用したものである。
のような構成を採用したものである。
すなわち、第1図に示すように、本発明は、気体ばねに
よるガス室G1、G2を有する1JスペンシヨンS1、
S2を前後輪にそれぞれ備えた車両の後輪のサスペンシ
ョン制御装置において、前輪と車体M1との間隔を車^
とじて検出する前輪車高検出手段M2と、 上記検出手段M2の検出値から1qられる車高データが
所定範囲外であるか否かを判定する判定手段M3と、 前後輪のガス室G1、G2の圧力差を検出する圧力検出
手段M4と、 上記判断手段M3により車高データが所定範囲外である
と判定され、かつ、圧力検出手段M4から圧力差が所定
値以下であるとき出力信号を発生する制御手段M8と、 上記前後輪ザスペンションガス室G1、G2を連通する
通路M5および制御手段M8から出力信号を受けたとき
上記通路M5を開放する開閉手段M6とを有するサスペ
ンション特性変更手段M7と、 を備えたことを特徴とする。
よるガス室G1、G2を有する1JスペンシヨンS1、
S2を前後輪にそれぞれ備えた車両の後輪のサスペンシ
ョン制御装置において、前輪と車体M1との間隔を車^
とじて検出する前輪車高検出手段M2と、 上記検出手段M2の検出値から1qられる車高データが
所定範囲外であるか否かを判定する判定手段M3と、 前後輪のガス室G1、G2の圧力差を検出する圧力検出
手段M4と、 上記判断手段M3により車高データが所定範囲外である
と判定され、かつ、圧力検出手段M4から圧力差が所定
値以下であるとき出力信号を発生する制御手段M8と、 上記前後輪ザスペンションガス室G1、G2を連通する
通路M5および制御手段M8から出力信号を受けたとき
上記通路M5を開放する開閉手段M6とを有するサスペ
ンション特性変更手段M7と、 を備えたことを特徴とする。
ここで前輪車高検出手段M2は前輪と車体との間隔を検
出し、車高とするものであり、この検出値から車高デー
タがえられる。この車高データは、直前における平均車
高からの変位であったり、変位の速痕あるいは加速度、
又は車高振動の振幅であったりする。本発明の場合は、
主に単発的な路面の凹凸を前輪にて車高データとして捉
えることになる。
出し、車高とするものであり、この検出値から車高デー
タがえられる。この車高データは、直前における平均車
高からの変位であったり、変位の速痕あるいは加速度、
又は車高振動の振幅であったりする。本発明の場合は、
主に単発的な路面の凹凸を前輪にて車高データとして捉
えることになる。
判定手段M3は車高の検出値から車高データを得るとと
もに、後輪のサスペンション特性を維持するべき所定範
囲を定め、車高データと比較して結果を出すものである
。
もに、後輪のサスペンション特性を維持するべき所定範
囲を定め、車高データと比較して結果を出すものである
。
圧力検出手段M4は、たとえば前後輪のガス室G1、G
2から圧力を導き、その差圧が所定値以上のときに出力
をだす差圧スイッチのようなものをいい、制御手段M8
とは、判定手段M3および圧力検出手段M4からの出力
によりサスペンション特性を変更すべき制御を行なうも
のである。
2から圧力を導き、その差圧が所定値以上のときに出力
をだす差圧スイッチのようなものをいい、制御手段M8
とは、判定手段M3および圧力検出手段M4からの出力
によりサスペンション特性を変更すべき制御を行なうも
のである。
サスペンション特性とはエアサスペンションS1、S2
のガス室のばね定数を言い、サスペンション特性変更手
段M7は、前後輪のガス室G1゜G2を通路M5を介し
て制御手段M8から出力信号を受けたとき開閉手段M6
により連通してサスペンションS1、S2のばね定数を
変更することによってサスペンション特性を変更するも
の、である。
のガス室のばね定数を言い、サスペンション特性変更手
段M7は、前後輪のガス室G1゜G2を通路M5を介し
て制御手段M8から出力信号を受けたとき開閉手段M6
により連通してサスペンションS1、S2のばね定数を
変更することによってサスペンション特性を変更するも
の、である。
[作用1
前輪車高検出手段M2により、路面の凹又は凸部が捉え
られると、その凹凸の程度が判定手段M3により判定さ
れる。この判定結果は制御手段M8に入力され、圧力検
出手段M4からの検出値とともに判定されて、結果が後
輪サスペンション特性変更手段M7に伝わる。このとき
、凹又は、凸が所定範囲を越えるほどに大きかった場合
、および差圧が所定値以下の場合、サスペンション特性
変更手段M7により前後輪ガス室G1.G2を連通させ
てサスペンション特性をソフトにして乗り心地の向上を
図る。
られると、その凹凸の程度が判定手段M3により判定さ
れる。この判定結果は制御手段M8に入力され、圧力検
出手段M4からの検出値とともに判定されて、結果が後
輪サスペンション特性変更手段M7に伝わる。このとき
、凹又は、凸が所定範囲を越えるほどに大きかった場合
、および差圧が所定値以下の場合、サスペンション特性
変更手段M7により前後輪ガス室G1.G2を連通させ
てサスペンション特性をソフトにして乗り心地の向上を
図る。
[実施例コ
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
。
。
第2図は本発明の一実施例である、エアサスペンション
を用いた自動車の後輪のサスペンション制御装置を示す
。
を用いた自動車の後輪のサスペンション制御装置を示す
。
1は自動車の右前輪と車体との間に設けられた右前輪車
高センサを表わし、車輪の動きに追従する右のサスペン
ションアームと車体との間隔を検出している。2は左前
輪と車体との間に設けられた左前輪車高センサを表わし
、左のサスペンションアームと車体との間隔を検出して
いる。車高センサコ、2の短円筒状の本体ia、2aは
車体側に固定され、該本体ia、2aの中心軸から略直
角方向にリンクIb、2bが設けられている。該リンク
1b、2bの他端にはターンバックル1C92Gが回動
自在に取り付けられており、更に該ターンバックル1G
、2Cの他端はサスペンションアームの一部に回動自在
に取り付けられている。
高センサを表わし、車輪の動きに追従する右のサスペン
ションアームと車体との間隔を検出している。2は左前
輪と車体との間に設けられた左前輪車高センサを表わし
、左のサスペンションアームと車体との間隔を検出して
いる。車高センサコ、2の短円筒状の本体ia、2aは
車体側に固定され、該本体ia、2aの中心軸から略直
角方向にリンクIb、2bが設けられている。該リンク
1b、2bの他端にはターンバックル1C92Gが回動
自在に取り付けられており、更に該ターンバックル1G
、2Cの他端はサスペンションアームの一部に回動自在
に取り付けられている。
なお、車高センサ1.2の本体部には、その中心軸の回
転に応じて電気抵抗値が変化し、車高変化を電圧の変化
として取り出せるポテンシオメータが内蔵されている。
転に応じて電気抵抗値が変化し、車高変化を電圧の変化
として取り出せるポテンシオメータが内蔵されている。
また、車高センサ1.2としては、本実施例では、上記
方式のものを使用したが、この他、本体内部にフォトイ
ンタラプタを複数個配設し、車高センサ中心軸と同軸の
スリットを有するディスクプレートが車高の変化に応じ
てフォトインタラプタを0N10FFさせることにより
車高を検出する方式のものを使用してもよい。
方式のものを使用したが、この他、本体内部にフォトイ
ンタラプタを複数個配設し、車高センサ中心軸と同軸の
スリットを有するディスクプレートが車高の変化に応じ
てフォトインタラプタを0N10FFさせることにより
車高を検出する方式のものを使用してもよい。
3はエアサスペンション(空気ばね式サスペンション)
を表わす。該エアサスペンション3は右後輪の図示しな
いサスペンションアームと車体との間に図示しない懸架
ばねと並行して設けられている。該エアサスペンション
3は主にショックアブソーバ3a、主空気室3b、副空
気室3c、アクチュエータ3dとからなり、空気ばね機
能、車高調整機能及びショックアブソーバ機能を兼ね備
えている。又4〜6も同様なエアサスペンションを表わ
し、エア勺スペンション4は左後輪に、エアサスペンシ
ョン5は右前輪に、エアサスペンション6は左前輪に各
々対応して設けられている。
を表わす。該エアサスペンション3は右後輪の図示しな
いサスペンションアームと車体との間に図示しない懸架
ばねと並行して設けられている。該エアサスペンション
3は主にショックアブソーバ3a、主空気室3b、副空
気室3c、アクチュエータ3dとからなり、空気ばね機
能、車高調整機能及びショックアブソーバ機能を兼ね備
えている。又4〜6も同様なエアサスペンションを表わ
し、エア勺スペンション4は左後輪に、エアサスペンシ
ョン5は右前輪に、エアサスペンション6は左前輪に各
々対応して設けられている。
第3図(イ)、(ロ)にエアサスペンション3の主要部
の構成例を示す。他のエアサスペンション4.5.6も
全く同様な構成である。
の構成例を示す。他のエアサスペンション4.5.6も
全く同様な構成である。
本エアサスペンション3は、第3図(イ)に示されてい
るように、従来よく知られたピストン。
るように、従来よく知られたピストン。
シリンダから成るショックアブソーバ3aと、シミツク
アブソーバ3aに関連して設けられた空気ばね装置14
とを含む。
アブソーバ3aに関連して設けられた空気ばね装置14
とを含む。
ショックアブソーバ3a(緩衝器)のシリンダ12aの
下端には、車軸(図示せず)が支承されており、シリン
ダ12.a内に滑動可能に配置されたビス1−ン(図示
せず)から伸長するピストンロッド12bの上端部には
、該ピストンロッド12bを車体16に弾性支持するた
めの筒状弾性組立体18が設けられている。図示の例で
は、ショックアブソーバ3aは、前記ピストンに設けら
れた弁機能を操作することによって減衰力の調整が可能
な従来よく知られた減衰力可変緩衝器であり、減衰力を
調整するためのコントロールロッド20がシール部材2
2を介して液密的にかつ回転可能にピストンロッド12
b内に配置されている。
下端には、車軸(図示せず)が支承されており、シリン
ダ12.a内に滑動可能に配置されたビス1−ン(図示
せず)から伸長するピストンロッド12bの上端部には
、該ピストンロッド12bを車体16に弾性支持するた
めの筒状弾性組立体18が設けられている。図示の例で
は、ショックアブソーバ3aは、前記ピストンに設けら
れた弁機能を操作することによって減衰力の調整が可能
な従来よく知られた減衰力可変緩衝器であり、減衰力を
調整するためのコントロールロッド20がシール部材2
2を介して液密的にかつ回転可能にピストンロッド12
b内に配置されている。
空気ばね装置14は、ピストンロッド12bの貫通を許
す開口24が設けられた底部26aおよび該底部の縁部
分から立ち上がる周壁部26bを備える周壁部材26と
、該周壁部材26を覆って配置されかつ車体に固定され
る上方ハウジング部材28aと、該ハウジング部材28
aの下端部に接続された下端開放の下方ハウジング部材
28bと、該下方ハウジング部材28bの下端を閉鎖す
る弾性部材から成るダイヤフラム30とにより規定され
たチャンバ32を有する。チャンバ32は、前記周壁部
材の底部26aに設けられた前記間口24に対応する開
口34を有しかつ前記底部26aに固定された隔壁部材
36により、下方の主空気室3bおよび上方の副空気室
3cに区画されており、両室3bおよび3Gには圧縮空
気が充填されている。隔壁部材36には、シリンダ12
aの」:端に当接可能の従来よく知られた緩衝ゴム40
が設けられており、該緩衝ゴム40には、前記両開口2
4および34を主空気室3bに連通ずるための通路42
が形成されている。
す開口24が設けられた底部26aおよび該底部の縁部
分から立ち上がる周壁部26bを備える周壁部材26と
、該周壁部材26を覆って配置されかつ車体に固定され
る上方ハウジング部材28aと、該ハウジング部材28
aの下端部に接続された下端開放の下方ハウジング部材
28bと、該下方ハウジング部材28bの下端を閉鎖す
る弾性部材から成るダイヤフラム30とにより規定され
たチャンバ32を有する。チャンバ32は、前記周壁部
材の底部26aに設けられた前記間口24に対応する開
口34を有しかつ前記底部26aに固定された隔壁部材
36により、下方の主空気室3bおよび上方の副空気室
3cに区画されており、両室3bおよび3Gには圧縮空
気が充填されている。隔壁部材36には、シリンダ12
aの」:端に当接可能の従来よく知られた緩衝ゴム40
が設けられており、該緩衝ゴム40には、前記両開口2
4および34を主空気室3bに連通ずるための通路42
が形成されている。
周壁部26bで副空気室3cの内周壁部を規定する周壁
部材26の内方には、前記筒状弾性組立体18がピスト
ンロッド12bを取り巻いて配置されており、この筒状
弾性組立体18に1両空気室3bおよび3Cの連通を制
御するバルブ装置44が設けられている。
部材26の内方には、前記筒状弾性組立体18がピスト
ンロッド12bを取り巻いて配置されており、この筒状
弾性組立体18に1両空気室3bおよび3Cの連通を制
御するバルブ装置44が設けられている。
′#J記筒状組立体1Bは、互いに同心的に配置された
外筒18a、筒状弾性体18bおよび内筒18Cとを備
え、筒状弾性部材18bは両筒18aおよび18bに固
着されている。前記筒状組立体18の外筒18aは、上
方ハウジング部材28aを介して前記車体に固定された
前記周壁部材26の周壁部26bに圧入されている。ま
た、前記内筒18cにはピストンロッド12bの貫通を
許す前記パルプ装置44の押収容体44aが固定されて
おり、ピストンロッド12bは前記押収容体44aに固
定されていることがら、ビス]〜ンロツド12bは前記
筒状弾性組立体18を介して前記車体に弾性支持される
。外筒18aおよび周壁部26b間は環状のエアシール
部材46によって密閉されており、ピストンロッド12
bと前記押収容体44aとの間は環状のエアシール部材
48によって密閉されている。また内筒18cと押収容
体44aとの間は環状のエアシール部材50によって密
閉されている。
外筒18a、筒状弾性体18bおよび内筒18Cとを備
え、筒状弾性部材18bは両筒18aおよび18bに固
着されている。前記筒状組立体18の外筒18aは、上
方ハウジング部材28aを介して前記車体に固定された
前記周壁部材26の周壁部26bに圧入されている。ま
た、前記内筒18cにはピストンロッド12bの貫通を
許す前記パルプ装置44の押収容体44aが固定されて
おり、ピストンロッド12bは前記押収容体44aに固
定されていることがら、ビス]〜ンロツド12bは前記
筒状弾性組立体18を介して前記車体に弾性支持される
。外筒18aおよび周壁部26b間は環状のエアシール
部材46によって密閉されており、ピストンロッド12
bと前記押収容体44aとの間は環状のエアシール部材
48によって密閉されている。また内筒18cと押収容
体44aとの間は環状のエアシール部材50によって密
閉されている。
前記押収容体44aには、ピストンロッド12bと並行
に伸長する両端開放の穴52が形成されており、該穴内
にはロータリ弁44bが回転可能に収容されている。前
記弁体44bは、前記穴52の下端部に配置された下方
位置決めリング54aに当接可能の本体部分56aと、
該本体部分から前記筒状弾性組立体18の上方へ突出す
る小径の操作部56bとを備える。前記穴52の上端部
には、下方位置決めリング54aと協働して前記弁体4
4bの゛穴52からの脱落を防止する上方位置決めリン
グ54bが配置されており、該上方位置決めリング54
bと本体部分との間には、穴52を密閉するための内方
エアシール部材58aおよび外方エアシール部材58b
を有する環状のシールベース60が配置されている。ま
た、シールベース60と弁体44bの本体部分56aと
の間には、空気圧によって前記弁体の本体部分56aが
シールベース60に押圧されたとき前記弁体44bの回
転運動を円滑にするための摩擦低減部材62が配置され
ている。
に伸長する両端開放の穴52が形成されており、該穴内
にはロータリ弁44bが回転可能に収容されている。前
記弁体44bは、前記穴52の下端部に配置された下方
位置決めリング54aに当接可能の本体部分56aと、
該本体部分から前記筒状弾性組立体18の上方へ突出す
る小径の操作部56bとを備える。前記穴52の上端部
には、下方位置決めリング54aと協働して前記弁体4
4bの゛穴52からの脱落を防止する上方位置決めリン
グ54bが配置されており、該上方位置決めリング54
bと本体部分との間には、穴52を密閉するための内方
エアシール部材58aおよび外方エアシール部材58b
を有する環状のシールベース60が配置されている。ま
た、シールベース60と弁体44bの本体部分56aと
の間には、空気圧によって前記弁体の本体部分56aが
シールベース60に押圧されたとき前記弁体44bの回
転運動を円滑にするための摩擦低減部材62が配置され
ている。
前記筒状弾性組立体18の下方には前記開口24.34
および緩衝ゴム40の通路42を経て主空気室3bに連
通ずるチャンバ64が形成されており、前記弁体44b
の前記本体部分56aには、チャンバ64に開放する凹
所66が形成されている。また前記本体部分56aには
、該本体部分を直径方向へ貫通して前記凹所66を横切
る連通路68が形成されている。
および緩衝ゴム40の通路42を経て主空気室3bに連
通ずるチャンバ64が形成されており、前記弁体44b
の前記本体部分56aには、チャンバ64に開放する凹
所66が形成されている。また前記本体部分56aには
、該本体部分を直径方向へ貫通して前記凹所66を横切
る連通路68が形成されている。
前記弁体56aを受は入れる押収容体56bには、第3
図(ロ)に明確に示されているように、一端が連通路6
日にそれぞれ連通可能の一対の通気路70が設けられて
おり、該通気路は弁体44bの外周面へ向けてほぼ同一
平面上を穴52の直径方向外方へ伸長し、各通気路70
の他端は・座孔72で押収容体44aの前記外周面に開
放する。
図(ロ)に明確に示されているように、一端が連通路6
日にそれぞれ連通可能の一対の通気路70が設けられて
おり、該通気路は弁体44bの外周面へ向けてほぼ同一
平面上を穴52の直径方向外方へ伸長し、各通気路70
の他端は・座孔72で押収容体44aの前記外周面に開
放する。
また、穴52の周方自主おける一対の通気路70間には
、−端が連通路68に連通可能の通気路74が前記通気
路70とほぼ同一平面上を押収容体44aの前記外周面
へ向けて伸長する。通気路74の直径は通気路70のそ
れに比較して小径であり、通気路74の他端は座孔75
で押収容体44aの前記外周面に開放する。前記押収容
体44aの前記外周面を覆う内筒18cの内周面には、
前記通気路70および74の各座孔72,75を連通す
べく押収容体44aの一前記外周面を取り巻く環状の凹
溝76が形成されている。
、−端が連通路68に連通可能の通気路74が前記通気
路70とほぼ同一平面上を押収容体44aの前記外周面
へ向けて伸長する。通気路74の直径は通気路70のそ
れに比較して小径であり、通気路74の他端は座孔75
で押収容体44aの前記外周面に開放する。前記押収容
体44aの前記外周面を覆う内筒18cの内周面には、
前記通気路70および74の各座孔72,75を連通す
べく押収容体44aの一前記外周面を取り巻く環状の凹
溝76が形成されている。
前記内筒18cには、環状の空気路を形成する前記凹溝
76に開放する開ロア8が形成されており、前記筒状弾
性部材18bには前記開ロア8に対応して該弾性部材の
径方向外方へ伸長する貫通孔80が形成されている。ま
た、各貫通孔80は外筒18aに設りられた開口82を
経て外筒18aの外周面に開放する。従って、前記開ロ
ア8゜82および貫通孔80は、前記通気路70に対応
して設(プられかつ前記筒状弾性組立体18を貫通J−
る空気通路を規定する。
76に開放する開ロア8が形成されており、前記筒状弾
性部材18bには前記開ロア8に対応して該弾性部材の
径方向外方へ伸長する貫通孔80が形成されている。ま
た、各貫通孔80は外筒18aに設りられた開口82を
経て外筒18aの外周面に開放する。従って、前記開ロ
ア8゜82および貫通孔80は、前記通気路70に対応
して設(プられかつ前記筒状弾性組立体18を貫通J−
る空気通路を規定する。
前記間ロア8.82および貫通孔8oを前記副空気室3
Cに連通ずべく、前記外筒18aを覆う前記周壁部材の
周壁部26bの外周面には、前記副空気室3Cに開放す
る複数の開口84が周方向へ等間隔をおいて設けられて
いる。全ての開口84と前記開ロア8.82および貫通
孔8oとを連通すべく、前記外筒18aの外周面には、
開口82が開放する部分で前記外筒を取り巻く環状の凹
溝86が形成されており、環状の空気路を形成する該凹
溝86に前記間口84が開放する。
Cに連通ずべく、前記外筒18aを覆う前記周壁部材の
周壁部26bの外周面には、前記副空気室3Cに開放す
る複数の開口84が周方向へ等間隔をおいて設けられて
いる。全ての開口84と前記開ロア8.82および貫通
孔8oとを連通すべく、前記外筒18aの外周面には、
開口82が開放する部分で前記外筒を取り巻く環状の凹
溝86が形成されており、環状の空気路を形成する該凹
溝86に前記間口84が開放する。
第3図(ロ)に示す例では、前記間ロア8,82おにび
貫通孔80は、弁数容体44aの2つの通気路70に対
応して設けられているが、内筒18Gと弁数容体44
aとの間には前記通気路70および74が連通する環状
の前記空気路76が形成されていることから、前記弾性
部材18bの周方向の所望の位置に前記空気路を形成す
ることができる。
貫通孔80は、弁数容体44aの2つの通気路70に対
応して設けられているが、内筒18Gと弁数容体44
aとの間には前記通気路70および74が連通する環状
の前記空気路76が形成されていることから、前記弾性
部材18bの周方向の所望の位置に前記空気路を形成す
ることができる。
再び第3図(イ)を参照するに、ピストンロッド12b
の上端部には、ショックアブソーバ3aの減衰力を調整
するためのコントロールロッド20および前記バルブ装
置44の弁体4.4 bを回転操作するための従来よく
知られたアクチュエータ3dが設けられており、このア
クチュエータ3dによって前記弁体44bが回転操作さ
れる。
の上端部には、ショックアブソーバ3aの減衰力を調整
するためのコントロールロッド20および前記バルブ装
置44の弁体4.4 bを回転操作するための従来よく
知られたアクチュエータ3dが設けられており、このア
クチュエータ3dによって前記弁体44bが回転操作さ
れる。
本エアサスペンション3は上述のごとく構成されている
ことにより、次のような作用をなす。
ことにより、次のような作用をなす。
先ず、前記弁体44 bが第3図(ロ)に示されている
ような閉鎖位置すなわち前記弁体の連通路68が前記弁
数容体44aのいずれの通気路70および74にも連通
しない位置に保持されると、副空気室3Cおよび主空気
室3bの連通が断たれることから、これにより前記サス
ペンション3のばね定数は大きな値に設定される。
ような閉鎖位置すなわち前記弁体の連通路68が前記弁
数容体44aのいずれの通気路70および74にも連通
しない位置に保持されると、副空気室3Cおよび主空気
室3bの連通が断たれることから、これにより前記サス
ペンション3のばね定数は大きな値に設定される。
また、アクチュエータ3dにより前記弁体の連通路68
が前記弁数容体44aの大径の通気路70に連通する位
置に操作されると、主空気室3bは、該空気室に連通ず
る前記連通路68、大径の通気路70、前記弾性組立体
18の前記開ロア8、貫通孔80および開口82おにび
84を経て、副空気室3Cに連通ずることから、前記す
°スペンション3のばね定数は小さな値に設定される。
が前記弁数容体44aの大径の通気路70に連通する位
置に操作されると、主空気室3bは、該空気室に連通ず
る前記連通路68、大径の通気路70、前記弾性組立体
18の前記開ロア8、貫通孔80および開口82おにび
84を経て、副空気室3Cに連通ずることから、前記す
°スペンション3のばね定数は小さな値に設定される。
再度、第2図に戻り、151〜154はレベリングバル
ブを表わし、各々エアサスペンション3〜6と対になっ
て設けられている。レベリングバルブ151〜157I
は電磁ソレノイド151a〜154aへの通電有無によ
り、後述する圧縮空気給排系200と通路200f〜2
00jを介してエアサスペンション3〜6の主空気室3
b〜6bとの間を開放又は閉塞させる。
ブを表わし、各々エアサスペンション3〜6と対になっ
て設けられている。レベリングバルブ151〜157I
は電磁ソレノイド151a〜154aへの通電有無によ
り、後述する圧縮空気給排系200と通路200f〜2
00jを介してエアサスペンション3〜6の主空気室3
b〜6bとの間を開放又は閉塞させる。
レベリングバルブ151〜154を開放すれば、エアサ
スペンション3〜6への圧縮空気の給排気が可能となり
、給気すれば車高は高くなり、排気すれば低くなる。又
、レベリングバルブ151〜154を閉塞すれば車高は
維持される。また、レベリングバルブ151〜154を
開放すれば、通路200 i〜200jを介して前後輪
の主空気室3b、4b、5b、6bは連通する。
スペンション3〜6への圧縮空気の給排気が可能となり
、給気すれば車高は高くなり、排気すれば低くなる。又
、レベリングバルブ151〜154を閉塞すれば車高は
維持される。また、レベリングバルブ151〜154を
開放すれば、通路200 i〜200jを介して前後輪
の主空気室3b、4b、5b、6bは連通する。
200は圧縮空気給排系を表わし、モータ200aによ
りコンプレッサ200bを作動させ、圧縮空気を発生さ
せている。■アドライヤ200cはエアサスペンション
3〜6へ供給される圧縮空気を乾燥させ、通路配管やエ
アサスペンション3〜6の構成部品を湿気から保護する
とともにエアサスペンション3〜6中の主空気室3b〜
6b。
りコンプレッサ200bを作動させ、圧縮空気を発生さ
せている。■アドライヤ200cはエアサスペンション
3〜6へ供給される圧縮空気を乾燥させ、通路配管やエ
アサスペンション3〜6の構成部品を湿気から保護する
とともにエアサスペンション3〜6中の主空気室3b〜
6b。
副空気室3c〜6c内での水分の相変化に供なう圧力異
常を防止している。固定絞り付逆止め弁200dは圧縮
空気供給時には逆止め弁部分が間き、圧縮空気排出時に
は逆止め弁部分が閉じ−(固定絞り部分のみから排出さ
れる。放出用ソレノイド弁200eは、エアサスペンシ
ョン3〜6からの圧縮空気排出時に駆動され、固定絞り
付逆止め弁200d及びエアドライヤ200cを介して
エアサスペンション3〜6から排出されてきた圧縮空気
を大気中に放出する。このソレノイド弁200eが制御
されることによりエアサスペンション3〜6の主空気室
5bの体積を変更し、車高を調整することが可能である
。
常を防止している。固定絞り付逆止め弁200dは圧縮
空気供給時には逆止め弁部分が間き、圧縮空気排出時に
は逆止め弁部分が閉じ−(固定絞り部分のみから排出さ
れる。放出用ソレノイド弁200eは、エアサスペンシ
ョン3〜6からの圧縮空気排出時に駆動され、固定絞り
付逆止め弁200d及びエアドライヤ200cを介して
エアサスペンション3〜6から排出されてきた圧縮空気
を大気中に放出する。このソレノイド弁200eが制御
されることによりエアサスペンション3〜6の主空気室
5bの体積を変更し、車高を調整することが可能である
。
また、第2図に示すエアサスペンション3.5の主空気
室内3b、5bは、圧力11il用のオリフィス161
.163を有する通路164a、164bを介して差圧
スイッチ160に接続され/ている。この差圧スイッチ
160は、上記主空気室3b、5bの差圧が所定値以上
のとき、出力信号を出すもので、その構成を第3図(ハ
)に示す。同図において、ケーシング160a内には、
ピストン160pが摺動自在に嵌合されて第1の室16
obと第2の室160Gとに分離している。上記ピスト
ン160pの両側には、接点160d、160eが装着
され、この接点160d、160eに対向してケーシン
グ160aには接点160f。
室内3b、5bは、圧力11il用のオリフィス161
.163を有する通路164a、164bを介して差圧
スイッチ160に接続され/ている。この差圧スイッチ
160は、上記主空気室3b、5bの差圧が所定値以上
のとき、出力信号を出すもので、その構成を第3図(ハ
)に示す。同図において、ケーシング160a内には、
ピストン160pが摺動自在に嵌合されて第1の室16
obと第2の室160Gとに分離している。上記ピスト
ン160pの両側には、接点160d、160eが装着
され、この接点160d、160eに対向してケーシン
グ160aには接点160f。
1600が固着され、各接点はECU300 (第2図
)に接続されている。またピストン160pの両側には
、ばね160h、160iが架設されている。160j
はシールである。
)に接続されている。またピストン160pの両側には
、ばね160h、160iが架設されている。160j
はシールである。
上記差圧スイッチ160において、通路164a、16
4bを介して導入されるガスの差圧がピストン16op
をばね力に抗して摺動させ、所定の差圧以上でピストン
160pの接点160d。
4bを介して導入されるガスの差圧がピストン16op
をばね力に抗して摺動させ、所定の差圧以上でピストン
160pの接点160d。
160eと両側の接点160g、160fとが接触して
出力信号をECU300に送出する。
出力信号をECU300に送出する。
また、第2図の250は車速センサを表わし、例えばス
ピードメータ内に設けられ、車軸に連動して車速に応じ
たパルス信号を出力する。
ピードメータ内に設けられ、車軸に連動して車速に応じ
たパルス信号を出力する。
上述した車高センサ1.2及び車速センサ250からの
信号は電子制御回路(ECLJ)300に入力される。
信号は電子制御回路(ECLJ)300に入力される。
電子制御回路300はこれら信号を入力して、そのデー
タを処理し、必要に応じて適切な制御を行なうため、エ
アサスペンション3〜6のアクチュエータ3d〜6d、
レベリングバルブ151〜154、圧縮空気給排系20
0のモータ200a及びソレノイド弁200eに対し駆
動信号を出力する。
タを処理し、必要に応じて適切な制御を行なうため、エ
アサスペンション3〜6のアクチュエータ3d〜6d、
レベリングバルブ151〜154、圧縮空気給排系20
0のモータ200a及びソレノイド弁200eに対し駆
動信号を出力する。
第4図に上記電子制御回路300の構成を示す。
301は各センサより出力されるデータを制御プログラ
ムに従って入力及び演算すると共に、各種装置を作動制
御等するための処理を行うセントラルプロセシングユニ
ット(以下単にCPUと古う)、30’2は前記制御プ
ログラム及び初期データが格納されるリードオンリメモ
リ(以下単にROMと言う)、303は電子制御回路3
00に入力されるデータや演算制御に必要なデータが読
み書きされるランダムアクセスメモリ(以下単にRAM
と古う)、304はキースイッチがオフされによってバ
ックアップされたバックアップランダムア□クセスメモ
リ(以下単にバックアップRAMと言う。)、305は
、図示していない入力ポート□、必要に応じて設けられ
る□波形整形回路、各センサの出力信号をCPU301
に選択的に出力するマルチプレクサ、アナログ信号をデ
ィジタル信号に変換するA/D変換器等が備えられた入
力部を表わしている。306は図示していない出力ボー
ト、必要に応じて各アクチュエータをCPU301の制
御信号に従って駆動する駆動回路等が備えられた出力部
、307は、CPU301、ROM302等の各素子及
び入力部305、出力部306を結び各データが送られ
るパスラインをそれぞれ表わしている。又、308はC
PU301を始めROM302、RAM303等へ所定
の間隔で制御タイミングとなるクロック信号を送るクロ
ック回路を表わしている。
ムに従って入力及び演算すると共に、各種装置を作動制
御等するための処理を行うセントラルプロセシングユニ
ット(以下単にCPUと古う)、30’2は前記制御プ
ログラム及び初期データが格納されるリードオンリメモ
リ(以下単にROMと言う)、303は電子制御回路3
00に入力されるデータや演算制御に必要なデータが読
み書きされるランダムアクセスメモリ(以下単にRAM
と古う)、304はキースイッチがオフされによってバ
ックアップされたバックアップランダムア□クセスメモ
リ(以下単にバックアップRAMと言う。)、305は
、図示していない入力ポート□、必要に応じて設けられ
る□波形整形回路、各センサの出力信号をCPU301
に選択的に出力するマルチプレクサ、アナログ信号をデ
ィジタル信号に変換するA/D変換器等が備えられた入
力部を表わしている。306は図示していない出力ボー
ト、必要に応じて各アクチュエータをCPU301の制
御信号に従って駆動する駆動回路等が備えられた出力部
、307は、CPU301、ROM302等の各素子及
び入力部305、出力部306を結び各データが送られ
るパスラインをそれぞれ表わしている。又、308はC
PU301を始めROM302、RAM303等へ所定
の間隔で制御タイミングとなるクロック信号を送るクロ
ック回路を表わしている。
上記車高センサ1から出力される信号がディジッファを
備えた入力部305を介してCPU301に伝達される
が、アナログ信号を出力するような車高センサ1では例
えば第5図(ロ)に示すような構成とすることができる
。ここでの車高センサ1は車高値をアナロ□グの電圧値
にて信号を出力するものである。このアナログ電圧信号
はローパスフィルタであるCRフィルタ回路305aに
より平均車高値を示□す電圧値VHF (CR)に変換
された後A/D変換器305bに入力し、又、直接に現
車高値を示す電゛圧11iVHF (S)としてA/D
変換器305bに入力する。A/D変換器305bにて
は、マルチプレクサの働きにより両信号を各々ディジタ
ル化した後、各信号をCPU301に伝達する。左前輪
車高センサ2についても同様である。
備えた入力部305を介してCPU301に伝達される
が、アナログ信号を出力するような車高センサ1では例
えば第5図(ロ)に示すような構成とすることができる
。ここでの車高センサ1は車高値をアナロ□グの電圧値
にて信号を出力するものである。このアナログ電圧信号
はローパスフィルタであるCRフィルタ回路305aに
より平均車高値を示□す電圧値VHF (CR)に変換
された後A/D変換器305bに入力し、又、直接に現
車高値を示す電゛圧11iVHF (S)としてA/D
変換器305bに入力する。A/D変換器305bにて
は、マルチプレクサの働きにより両信号を各々ディジタ
ル化した後、各信号をCPU301に伝達する。左前輪
車高センサ2についても同様である。
次に上記電子制御回路300にて実行される処理を第6
図のフローチャー1〜に基づいて説明する。
図のフローチャー1〜に基づいて説明する。
第6図は、車高センサ1として第5図(ロ)に示したア
ナログ信号を出力するリニア型の車高センサを用いた電
子制御回路300にて行なわれる処理のフローチャート
を表わす。本処理は所定時間毎、例えば5 m5ec毎
に繰り返し実行される。
ナログ信号を出力するリニア型の車高センサを用いた電
子制御回路300にて行なわれる処理のフローチャート
を表わす。本処理は所定時間毎、例えば5 m5ec毎
に繰り返し実行される。
本フローチャートの処理の概略は次のごとくである。
■まず現車高Vl−IF(S)及び平均車高VHF(C
R)を求める〈ステップ540.550)。
R)を求める〈ステップ540.550)。
■圧力スイッチ160がOFFか否かが判定される(ス
テップ572)。
テップ572)。
■次に現車高が平均車高より所定値hoを越えた変位で
あるか否かが判定される(ステップ580)。
あるか否かが判定される(ステップ580)。
■次に変位が所定値hoを越えている場合、凹凸乗り越
えに対処して前後輪のサスペンション特性が変更される
(ステップ620)。すなわち、車両の特に後部のショ
ックを防止するために、サスペンション特性をソフトな
方向、即ち前述したエアサスペンション3〜6において
前後輪の主空気室3b〜6b同士をレベリングバルブ1
51〜154を開放して連通し、空気ばねのばね定数を
低下させる処理が該当する。
えに対処して前後輪のサスペンション特性が変更される
(ステップ620)。すなわち、車両の特に後部のショ
ックを防止するために、サスペンション特性をソフトな
方向、即ち前述したエアサスペンション3〜6において
前後輪の主空気室3b〜6b同士をレベリングバルブ1
51〜154を開放して連通し、空気ばねのばね定数を
低下させる処理が該当する。
以上■〜■が本実施例における本発明の効果を生じさせ
るための主な処理であるが、本実施例にては更に次の処
理が加えられている。
るための主な処理であるが、本実施例にては更に次の処
理が加えられている。
■上記■の処理がなされた後、後輪が凹凸を乗り越えた
後は前後輪の主空気室3b〜6bを遮断してサスペンシ
ョン特性を元に戻すくステップ660)。
後は前後輪の主空気室3b〜6bを遮断してサスペンシ
ョン特性を元に戻すくステップ660)。
次に本処理の詳細について説明する。本処理は5 m5
ec毎に繰り返し実行される。カッコ書の番号は、その
処理のステップ番号を示す。
ec毎に繰り返し実行される。カッコ書の番号は、その
処理のステップ番号を示す。
まず処理が電子制御回路300起動後第1番目か否かが
判定される(510)。今回の処理が第一 24 − 1回目の処理であれば初期設定が行なわれ(520)、
各種変数がクリアされ、各種フラグがリセットされる。
判定される(510)。今回の処理が第一 24 − 1回目の処理であれば初期設定が行なわれ(520)、
各種変数がクリアされ、各種フラグがリセットされる。
初期設定(520)の後、あ・るいは本ルーチンの処理
が2回目以降のものであれば判定(510)の最初の処
理として、車速Vが検出される(530)。これは車速
センサ250からの信号により検出される。次に現在の
車高V HF(S)が検出される(540)。車高は右
前輪部分あるいは左前輪部分のどちらの車高センサの出
力値を用いてもよいが、前輪のどちらが乗り上げ、又は
乗り下げしても、後輪に同様にショックを生ずることか
ら、前輪の両車高センサ1.2の平均値を用いてもよく
、両者の内の大きい方の値を用いてもよい。
が2回目以降のものであれば判定(510)の最初の処
理として、車速Vが検出される(530)。これは車速
センサ250からの信号により検出される。次に現在の
車高V HF(S)が検出される(540)。車高は右
前輪部分あるいは左前輪部分のどちらの車高センサの出
力値を用いてもよいが、前輪のどちらが乗り上げ、又は
乗り下げしても、後輪に同様にショックを生ずることか
ら、前輪の両車高センサ1.2の平均値を用いてもよく
、両者の内の大きい方の値を用いてもよい。
次に車高センサ1の出力値の過去の平均を求め、基準の
車高を設定する<550)。本実施例では第5図(ロ)
に示すローパスフィルタを利用したCRフィルタ回路3
05aにて平均値としての基準車高VHF (CR)を
車高センサ1の出力信号より直接求めている。車高セン
サ1がディジタル信号を出力している場合は、電子制御
回路300中にて過去に測定された車高Vl−IF (
S)を用いて演算算出してもよい。例えば第6図におけ
るステップ540及び550の替りに、第7図に示すご
とくの処理を採用することにより実行される。
車高を設定する<550)。本実施例では第5図(ロ)
に示すローパスフィルタを利用したCRフィルタ回路3
05aにて平均値としての基準車高VHF (CR)を
車高センサ1の出力信号より直接求めている。車高セン
サ1がディジタル信号を出力している場合は、電子制御
回路300中にて過去に測定された車高Vl−IF (
S)を用いて演算算出してもよい。例えば第6図におけ
るステップ540及び550の替りに、第7図に示すご
とくの処理を採用することにより実行される。
第7図の処理は先ず、現車高VHF (S)nを検出す
る(710)。次に所定演算単位時間tms毎(720
)に、平均値VHFa、n算出処理(730,740)
が行なわれる。ステップ730にては次に計算が行なわ
れる。
る(710)。次に所定演算単位時間tms毎(720
)に、平均値VHFa、n算出処理(730,740)
が行なわれる。ステップ730にては次に計算が行なわ
れる。
VHFa、n←((k −1)VHFa、n−1+VH
Fb、n−14VHF (S)n)/kk:平均する測
定値の数 VHFa、n+現在(n回目)算出しようとする平均値 VHFa、n−1:前回(n−1回目)算出された平均
値 Vl−IF (S) n :現在の車、高測定値V)l
Fb、n−1:平均値VHFa1nl出(7)ため、前
回便宜上算出された値 ステップ740にては上記VHFb、nが次の計算にて
算出される。
Fb、n−14VHF (S)n)/kk:平均する測
定値の数 VHFa、n+現在(n回目)算出しようとする平均値 VHFa、n−1:前回(n−1回目)算出された平均
値 Vl−IF (S) n :現在の車、高測定値V)l
Fb、n−1:平均値VHFa1nl出(7)ため、前
回便宜上算出された値 ステップ740にては上記VHFb、nが次の計算にて
算出される。
VHFb、n 4−mod (k)((k−1)VHF
a、n−1+Vl−IFb、n−1+VHF (S)n
)ここでmod(△)(B)はBをAで割った余りの値
を意味する。
a、n−1+Vl−IFb、n−1+VHF (S)n
)ここでmod(△)(B)はBをAで割った余りの値
を意味する。
上記ステップ730,740の処理は平均値を求める簡
便法であり、V HF a 、 n 、 V HF a
。
便法であり、V HF a 、 n 、 V HF a
。
n−1及びvl−jFb、n−1をメモリに記憶してお
くだけでほぼ平均値に近い値が算出できるものであり、
過去のに一1個のデータを記憶しなくともよいので、メ
モリ及び計算時間の節約となる。メモリ及び計算時間に
余裕のある場合は必要な数の測定値の平均を算出しても
よい。
くだけでほぼ平均値に近い値が算出できるものであり、
過去のに一1個のデータを記憶しなくともよいので、メ
モリ及び計算時間の節約となる。メモリ及び計算時間に
余裕のある場合は必要な数の測定値の平均を算出しても
よい。
次に第6図に戻り、平均値検出(550)の後、サスペ
ンション制御がオートモードにあるか否かが判定される
(560)。例えば、運転者が手動スイッチにてオート
モードを指示していなければ、本ルーチンの処理は終了
する。オートモードを指示していた場合、走行中か否バ
の判断に移る(570)。車速センサ250の出力を検
出して、所定値以上であれば、走行中と判断する。
ンション制御がオートモードにあるか否かが判定される
(560)。例えば、運転者が手動スイッチにてオート
モードを指示していなければ、本ルーチンの処理は終了
する。オートモードを指示していた場合、走行中か否バ
の判断に移る(570)。車速センサ250の出力を検
出して、所定値以上であれば、走行中と判断する。
走行中であれば次に、差動スイッチ160がOFFされ
ているか否かを判定しく572) 、OFFの場合は次
のステップへ、ONの場合には本ルーチンを終止する。
ているか否かを判定しく572) 、OFFの場合は次
のステップへ、ONの場合には本ルーチンを終止する。
次に現車高VHF (S)の平均車高Vl−IF(CR
)かラノ変位I VHF (S)−VHF (OR)l
が所定基準値hoを越えたか否かが判定される(580
)。変位がho以下であれば、フラグFhがリセットさ
れる(590)。
)かラノ変位I VHF (S)−VHF (OR)l
が所定基準値hoを越えたか否かが判定される(580
)。変位がho以下であれば、フラグFhがリセットさ
れる(590)。
フラグFhは変位がhoを越えた最初の処理であること
を判断するためのフラグである。
を判断するためのフラグである。
つぎに、車高調整中であるか否かの判定が行なわれ、調
整中であれば、フラグFaがセットされる(602.6
04)。フラグFaは車高調整を中止するためのフラグ
である。上記車高調整中であれば、これを中止する処理
をしてから(606)、次のステップへ進む。これは、
fとえば、前輪の車高調整中であって圧縮空気給排系が
200が駆動されぞいるときに、前後輪の主空気室3b
〜6bを連通させると、後輪の主空気室3b、4bに圧
縮空気が供給されてサスペンション特性が急激にハード
になるのを防止するためである。
整中であれば、フラグFaがセットされる(602.6
04)。フラグFaは車高調整を中止するためのフラグ
である。上記車高調整中であれば、これを中止する処理
をしてから(606)、次のステップへ進む。これは、
fとえば、前輪の車高調整中であって圧縮空気給排系が
200が駆動されぞいるときに、前後輪の主空気室3b
〜6bを連通させると、後輪の主空気室3b、4bに圧
縮空気が供給されてサスペンション特性が急激にハード
になるのを防止するためである。
つぎに、ステップ610が実行されて、タイマT1がス
ター1〜され、フラグF’r及びF’hがセットされる
。タイマT1は後輪のサスペンション特性を変更してお
く時間をチェックするためのタイマtあり、フラグFr
はタイマT1を第8図に示すごとく、カウントアツプさ
せるための判断をするフラグである。第8図は所定時間
毎に繰り返し実行されるルーチンを示すフローチャート
である。
ター1〜され、フラグF’r及びF’hがセットされる
。タイマT1は後輪のサスペンション特性を変更してお
く時間をチェックするためのタイマtあり、フラグFr
はタイマT1を第8図に示すごとく、カウントアツプさ
せるための判断をするフラグである。第8図は所定時間
毎に繰り返し実行されるルーチンを示すフローチャート
である。
フラグFrがセットされていれば(810)、タイマT
1をカウントアツプする(820)よう構成さtている
。
1をカウントアツプする(820)よう構成さtている
。
次に第6図に戻り、ステップ610の後に後輪のサスペ
ンション特性が変更される(620’)。
ンション特性が変更される(620’)。
サスペンション特性はCPU301よりレベリングバル
ブ151〜154への信号出力によりエアサスペンショ
ン3〜6の主空気室3b〜6b同士が連通して、ソフト
な方向(ばね定数の小さな方向)へ切り替る。このこと
により後輪におけるショックを吸収することができる。
ブ151〜154への信号出力によりエアサスペンショ
ン3〜6の主空気室3b〜6b同士が連通して、ソフト
な方向(ばね定数の小さな方向)へ切り替る。このこと
により後輪におけるショックを吸収することができる。
このような主空気室3b〜6bの連通において、前後輪
が路面の同じ形状の凹凸によるショックを同時に受けた
場合には、ばね定数の減少にともなうショックアブソー
バをソフトにする効果はないが、通常車輪が路面から受
けるショックは前後同時でないため、結果として、サス
ペンション特性をソフトにする。
が路面の同じ形状の凹凸によるショックを同時に受けた
場合には、ばね定数の減少にともなうショックアブソー
バをソフトにする効果はないが、通常車輪が路面から受
けるショックは前後同時でないため、結果として、サス
ペンション特性をソフトにする。
次にサスペンション特性変更(620)の後、後輪が前
輪で凹凸を検出した時点から、その凹凸を越えるまでの
時間7−vを車速Vに基づいて、次の式にて算出する(
630)。
輪で凹凸を検出した時点から、その凹凸を越えるまでの
時間7−vを車速Vに基づいて、次の式にて算出する(
630)。
Tσ←(A1/v)+A2
A1:ホイールベース
A2:補正項(定数)
上記A2は車高センサ1.2の検出遅れ、゛後輪の凹凸
乗り越し時間等を考慮して定められる。
乗り越し時間等を考慮して定められる。
次に、サスペンション特性を変更してから、上記ステッ
プ630にて求められた7v経過したか否かがタイマー
T1との比較によって判定される(640)。T1がT
V以下であれば、このまま本ルーチンの処理を終了する
。T1がTVを越えていると判定された場合、即ち、サ
スペンション特性を路面の凹凸に適合させて切り賛えた
後、TV経過した場合、タイマT1はリセッhされ、更
にフラグFrもリセットされる(650)。このため、
フラグFrセット中、第8図にて示したタイマT1カウ
ントアツプ処理のステップ810にてrNOJと判定さ
れ、タイマT1のカウントアツプが停止される。
プ630にて求められた7v経過したか否かがタイマー
T1との比較によって判定される(640)。T1がT
V以下であれば、このまま本ルーチンの処理を終了する
。T1がTVを越えていると判定された場合、即ち、サ
スペンション特性を路面の凹凸に適合させて切り賛えた
後、TV経過した場合、タイマT1はリセッhされ、更
にフラグFrもリセットされる(650)。このため、
フラグFrセット中、第8図にて示したタイマT1カウ
ントアツプ処理のステップ810にてrNOJと判定さ
れ、タイマT1のカウントアツプが停止される。
最後にサスペンション特性を元へ戻す処理がなされる(
660)。即ち、エアサスペンション3〜6におりる連
通していた主空気室3b〜6b同士をレベリングバルブ
151〜154を閉じることににす、主空気室3b〜6
bを遮断する。
660)。即ち、エアサスペンション3〜6におりる連
通していた主空気室3b〜6b同士をレベリングバルブ
151〜154を閉じることににす、主空気室3b〜6
bを遮断する。
このようにして、前輪にて凹凸を検出した場合に、前後
輪の1ノースペンシヨン特性を変更して路面からのショ
ック防止して乗り心地を向上して、凹凸を乗り越えれば
サスペンション特性を元へ戻す処理がなされる。
輪の1ノースペンシヨン特性を変更して路面からのショ
ック防止して乗り心地を向上して、凹凸を乗り越えれば
サスペンション特性を元へ戻す処理がなされる。
また、差動スイッチ160(第2図)を設けて、第6図
のステップ572にて差動スイッチ160がOFF状態
にあるか否かの判定をし、つまり前後輪の主空気室3b
、5bの差圧が所定値以下の場合に限り、雨空気室内3
b、5bを連通させているのは次の理由による。
のステップ572にて差動スイッチ160がOFF状態
にあるか否かの判定をし、つまり前後輪の主空気室3b
、5bの差圧が所定値以下の場合に限り、雨空気室内3
b、5bを連通させているのは次の理由による。
すなわち、車両に搭載した荷重が前後部で大きく異なっ
ている場合には、主空気室3b、5bに加わる加重が大
きくなり、このときに主空気室3b、5bを連通させる
と、圧力の急激な変動に伴い車体が前後方向に揺れるの
を防止するためである。
ている場合には、主空気室3b、5bに加わる加重が大
きくなり、このときに主空気室3b、5bを連通させる
と、圧力の急激な変動に伴い車体が前後方向に揺れるの
を防止するためである。
第9図は上述の処理の一例をタイムチャートに表わした
ものである。時点T1前においては平坦な路面を自動車
が走行している状態を示す。車高センサ1.2から得ら
れる車高V)−IF (S)は小さな振幅の波を描いて
いる。CRフィルタ回路305aから得られる平均車高
VHF (CR)は、その波を平滑した形で推移する。
ものである。時点T1前においては平坦な路面を自動車
が走行している状態を示す。車高センサ1.2から得ら
れる車高V)−IF (S)は小さな振幅の波を描いて
いる。CRフィルタ回路305aから得られる平均車高
VHF (CR)は、その波を平滑した形で推移する。
前輪が路面の凹部へ落ちかかり、乗り下げ始めると、車
高VHF(S)は急激に立ち−にがる。そして時点t1
にてVHF(S)はVl−IF (CR) +hOを越
える。
高VHF(S)は急激に立ち−にがる。そして時点t1
にてVHF(S)はVl−IF (CR) +hOを越
える。
即ち、第6図に示したフローチャー1〜のステップ58
0にてl VHF (S) −Vl−(F (CF、)
l >hoと判定されることになる。この時点t1よ
り電子制御回路300によりエアサスペンション3〜6
へのレベリングバルブ151〜154を駆動する電磁ソ
レノイド151a〜154aへの駆動信号の出力がなさ
れる。この信号出力中は、主空気室3b〜6b同士を連
通させている。そして時点t1からTV後の時点t2に
て信号出力は停止し、レベリングバルブ151〜154
は閉塞する。
0にてl VHF (S) −Vl−(F (CF、)
l >hoと判定されることになる。この時点t1よ
り電子制御回路300によりエアサスペンション3〜6
へのレベリングバルブ151〜154を駆動する電磁ソ
レノイド151a〜154aへの駆動信号の出力がなさ
れる。この信号出力中は、主空気室3b〜6b同士を連
通させている。そして時点t1からTV後の時点t2に
て信号出力は停止し、レベリングバルブ151〜154
は閉塞する。
この時点t1と12との間にて、後輪は前輪にて検出さ
れた四部に乗り下げることとなる。、上記電磁ソレノイ
ド151a〜154aの駆動信号は開放と閉塞とが別個
の信号であれば、時点t1において開放信号が出力され
、時点t2にては閉塞信号が出力される。
れた四部に乗り下げることとなる。、上記電磁ソレノイ
ド151a〜154aの駆動信号は開放と閉塞とが別個
の信号であれば、時点t1において開放信号が出力され
、時点t2にては閉塞信号が出力される。
乗り上げの場合は車高のピークは下向きとなり、現車高
VHF (S)がVHF (CR)−hO未満となると
電磁ソレノイド1518〜154aが駆動される。
VHF (S)がVHF (CR)−hO未満となると
電磁ソレノイド1518〜154aが駆動される。
本例では、ショックを防止するために、乗り下げ時に主
空気室3b〜6b同士を連通している。
空気室3b〜6b同士を連通している。
そのため後輪側の車高を測定した場合、通常時の振幅よ
り大きくなっている。
り大きくなっている。
本実施例は以上のごとく構成されているため、前後輪の
ショック防止が可能となる。特に後輪のショックは後部
座席ばかりでなく前部座席にも不快な振動を与えるため
、その防止は車両全体のショック防止にも有効で乗り心
地を向上させる。
ショック防止が可能となる。特に後輪のショックは後部
座席ばかりでなく前部座席にも不快な振動を与えるため
、その防止は車両全体のショック防止にも有効で乗り心
地を向上させる。
又、中途半端なサスペンション特性でなく、凹凸のショ
ック時と通常時とで明確な差をもってサスペンション特
性を設定できるので、通常走行時の操縦性・安定性や乗
り心地も同時に向上する。
ック時と通常時とで明確な差をもってサスペンション特
性を設定できるので、通常走行時の操縦性・安定性や乗
り心地も同時に向上する。
更にサスペンション特性の設計自由疫も増すことになる
。
。
本実施例では平均車高Vl−IF(CR)と現車高V)
−IF(S)との差が±hoの範囲を越えたか否かによ
り、サスペンション特性の変更の判定を行なっだが、こ
の他に車高VHF(S)の変化速度、加速度あるいは振
幅にて判定してもよい。速度、加速度による判定は前輪
の凹凸乗り越しの初期状態が判明するので、迅速に対処
でき、又、振幅の場1合は特に操縦性、安定性を重視す
る場合に有効である。
−IF(S)との差が±hoの範囲を越えたか否かによ
り、サスペンション特性の変更の判定を行なっだが、こ
の他に車高VHF(S)の変化速度、加速度あるいは振
幅にて判定してもよい。速度、加速度による判定は前輪
の凹凸乗り越しの初期状態が判明するので、迅速に対処
でき、又、振幅の場1合は特に操縦性、安定性を重視す
る場合に有効である。
なお、上記実施例において、車高センサ1,2は車高検
出手段に、エアサスペンション3〜6の主空気室3b〜
6bはガス室に、差動スイッチ160は圧力検出手段に
、電子制御手段300および第6図のフローチャートの
ステップ572、ステップ580は判断手段および制御
手段に、さらにレベリングバルブ151〜154は開閉
手段にそれぞれ相当する。
出手段に、エアサスペンション3〜6の主空気室3b〜
6bはガス室に、差動スイッチ160は圧力検出手段に
、電子制御手段300および第6図のフローチャートの
ステップ572、ステップ580は判断手段および制御
手段に、さらにレベリングバルブ151〜154は開閉
手段にそれぞれ相当する。
[発明の効果]
本発明のサスペンション制御装置は、前輪にて所定範囲
外の車高データを検出したとき、エアサスペンションの
前後輪ガス室を連通させて、サスペンション特性をソフ
トに変更している。そのため、路面の単発的な凹凸に対
して生ずるショックの低減を実現し、乗り心地を向上さ
せることができる。また、前後輪のガス室の圧力差を検
出する差圧検出手段を設けて、所定の圧力差以上のとき
には前後輪のガス室を連通させていないので、車両に搭
載した荷重が前後部で大きく異なっている場合に、ガス
室が連通しないので、車体の揺れを防止できる。又、凹
凸ショック時と通常時とで各状態に適合したサスペンシ
ョン特性が設定でき、通常走行時の操縦性・安定性や乗
り心地性も同時に向上する。更にサスペンション特性の
自由度も増す。これらのことより副次的に振動、騒音防
止の効果も生ずる。
外の車高データを検出したとき、エアサスペンションの
前後輪ガス室を連通させて、サスペンション特性をソフ
トに変更している。そのため、路面の単発的な凹凸に対
して生ずるショックの低減を実現し、乗り心地を向上さ
せることができる。また、前後輪のガス室の圧力差を検
出する差圧検出手段を設けて、所定の圧力差以上のとき
には前後輪のガス室を連通させていないので、車両に搭
載した荷重が前後部で大きく異なっている場合に、ガス
室が連通しないので、車体の揺れを防止できる。又、凹
凸ショック時と通常時とで各状態に適合したサスペンシ
ョン特性が設定でき、通常走行時の操縦性・安定性や乗
り心地性も同時に向上する。更にサスペンション特性の
自由度も増す。これらのことより副次的に振動、騒音防
止の効果も生ずる。
第1図は本発明の基本的内容を示す構成図、第2図は本
発明の一実施例を示すシステム構成図、第3図(イ)は
本実施例に用いられるエアサスペンションの主要部断面
図、第3図(ロ)はその八−A断面図、第3図(ハ)は
差動スイッチを示す断面図、第4図は電子制御回路を説
明するためのブロック図、第5図(イ)はディジタルの
車高センサ信号入力回路を示すブロック図、第5図(ロ
)はアナログの車高センサ信号入力回路を示すブロック
図、第6図は電子制御回路にて実行される処理のフロー
チャート、第7図は平均値算出処理部分を示すフローチ
ャート、第8図はタイマカウントマツプのフローチャー
ト、第9図は本実施例の制御における前後輪車高とアク
チュエータ駆動信号とのタイミングチャートである。 WFL、WFR・・・左右前輪 WRL、WRR・・・左右後輪 81.82・・・前後輪サスペンションM1・・・車体 M2・・・前輪車高検出手段 M3・・・判定手段 M4・・・圧力検出手段 M5・・・通路 M6・・・開閉手段 M7・・・サスペンション特性変更手段G1.G2・・
・ガス室 特開昭6l−178210(15) 第5図 (ロ)
発明の一実施例を示すシステム構成図、第3図(イ)は
本実施例に用いられるエアサスペンションの主要部断面
図、第3図(ロ)はその八−A断面図、第3図(ハ)は
差動スイッチを示す断面図、第4図は電子制御回路を説
明するためのブロック図、第5図(イ)はディジタルの
車高センサ信号入力回路を示すブロック図、第5図(ロ
)はアナログの車高センサ信号入力回路を示すブロック
図、第6図は電子制御回路にて実行される処理のフロー
チャート、第7図は平均値算出処理部分を示すフローチ
ャート、第8図はタイマカウントマツプのフローチャー
ト、第9図は本実施例の制御における前後輪車高とアク
チュエータ駆動信号とのタイミングチャートである。 WFL、WFR・・・左右前輪 WRL、WRR・・・左右後輪 81.82・・・前後輪サスペンションM1・・・車体 M2・・・前輪車高検出手段 M3・・・判定手段 M4・・・圧力検出手段 M5・・・通路 M6・・・開閉手段 M7・・・サスペンション特性変更手段G1.G2・・
・ガス室 特開昭6l−178210(15) 第5図 (ロ)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 気体ばね用のガス室を有するサスペンションを前後輪に
それぞれ備えた車両のサスペンション制御装置において
、 前輪と車体との間隔を車高として検出する前輪車高検出
手段と、 上記検出手段の検出値から得られる車高データが所定範
囲外であるか否かを判定する判定手段と、前後輪のガス
室の圧力差を検出する圧力検出手段と、 判定手段により車高データが所定範囲外であると判定さ
れ、かつ、圧力検出手段から検出された圧力差が所定値
以下で出力信号を発生する制御手段と、 上記前後輪サスペンションのガス室を連通する通路およ
び制御手段から出力信号を受けたとき上記通路を開放す
る開閉手段とを有するサスペンション特性変更手段と、 を備えたことを特徴とするサスペンション制御装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2067185A JPS61178210A (ja) | 1985-02-04 | 1985-02-04 | サスペンシヨン制御装置 |
US06/824,262 US4717172A (en) | 1985-02-04 | 1986-01-30 | Suspension controller |
DE8686101360T DE3663234D1 (en) | 1985-02-04 | 1986-02-03 | Suspension controller |
EP86101360A EP0190696B1 (en) | 1985-02-04 | 1986-02-03 | Suspension controller |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2067185A JPS61178210A (ja) | 1985-02-04 | 1985-02-04 | サスペンシヨン制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61178210A true JPS61178210A (ja) | 1986-08-09 |
Family
ID=12033663
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2067185A Pending JPS61178210A (ja) | 1985-02-04 | 1985-02-04 | サスペンシヨン制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61178210A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0779168A3 (de) * | 1995-12-14 | 1998-04-01 | WABCO GmbH | Niveauregeleinrichtung |
-
1985
- 1985-02-04 JP JP2067185A patent/JPS61178210A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0779168A3 (de) * | 1995-12-14 | 1998-04-01 | WABCO GmbH | Niveauregeleinrichtung |
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