JPS61177880A - 液晶テレビジヨン受像機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、液晶パネル面に照明装置を備えた液晶テレビ
ジ目ン受像機に関するものである。

従＾術 近年、液晶（ＬＣＤ）の特性を最大限に活用した液晶テ
レビジョン受像機が、消費電力が少なくかつブラウン管
方式では無理であった薄型化が可能であるので携帯用テ
レビとして開発されている。

液晶の特性は、基本的に、液晶自身が発光するものでな
く、偏光板との組み合せ構造により太陽光線等の外部光
線を利用するものであり、夜中や暗室では使用出来ない
という欠点がある。これらの欠点を解決する目的で、液
晶機器自体に内蔵照明装置を具備するものがあるが、消
費電力が多く経済的には高価になる。しかも、内蔵照明
装置のスイッチ操作を伴うので、携行中での使用に当っ
ては実用性に乏しいものとなっており、誤使用により円
像電池の無駄な消費が発生するものとなっていた。

以下、図面を参照しながら、上述したような従来の液晶
テレビジ目ン受像機の一例について説明する。

第９図は従来の液晶テレビジョン受像機の基本構成を示
すブロック図である。第９図において、６０は電源回路
、６６は電源スィッチ、６４は照明用光源回路スイッチ
、６１は受信アンテナ、５２はチューナー、５３は映像
中間周波（ＶＩＰ）回路、音声中間周波（ＳＩＦ）回路
、自動利得制御（ＡＧＣ）回路等を有する回路部、６４
は音声出力回路、５５はスピーカ、５６はクロマ処理回
路、５７は制御部、５８は液晶等の受光形ディスプレイ
素子を用いたマトリックスパネル（以下液晶パネルとい
う）、６９はＸドライバー、６０はＹドライバー、６１
はＤＣ／ＤＣコンバータ、６２は照明用光源回路で、光
源用の自励発振形ＤＡコンバータ６３ａと螢光灯６３ｂ
とから成っている。

以上のように構成された液晶テレビジラン受像機につい
て、以下その動作について説明する。

まず、電源スィッチ６５を閉じることにより電源回路６
ｏからＤＣ／ＤＣコンバータ６１に直流電源電圧が印加
され、液晶テレビジョン受像機の各回路には必要な電圧
が供給され、受像動作状態となる。

次に、照明用光源回路スイッチ６４を閉じることにより
電源回路６０から照明用光源回路６２にも直流電源電圧
が印加され、自励発振形ＤＡコンバータ６３ａより螢光
灯６３ｂに電圧が供給される。液晶パネル５８は照明光
源である螢光灯ｃｓ３ｂにより照明されて表面輝度が得
られている。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記のような構成では、使用の都度使用
者が照明用光源回路のスイッチを操作しなければならな
いものであり、操作性が悪くしかも屋外等の明るい場所
で誤って使用して内蔵電池の消耗を早め結果的に電池寿
命を短縮し、液晶テレビジョン受像機の使用時間が少な
くなるという問題点を有していた。

本発明は、上記問題点に鑑み、内蔵電池の有効利用を図
りかつ操作性の改善をも実現することができる液晶テレ
ビシコン受像機を提供するものである。

問題点を解決するだめの手段 本発明の液晶テレビジョン受像機は、電子回路構成上に
おいて、内蔵電池を含む電源回路と液晶パネル照明用の
回路を含む電子回路との間の接続を開閉する電源スイッ
チ回路の切換を無負荷状態と負荷状態とを選択する構成
にし、がっ、その照明装置用の電源供給回路に光反応ス
イッチ回路を設け、周囲の明るさに応じて液晶パネル面
の照明を自動的に制御するようにしたものである。

作　　用 本発明によれば、上記した構成によって、液晶テレビジ
３ン受像機の使用環境によって使用者が照明用光源回路
スイッチの操作を伴うことなく自動的に照明回路の動作
を外部の明るさに応じて制御することができ、操作性を
良くし、かつ消費電力の削減を図り、内蔵電池活用によ
り機器の長寿命化を実現することができるものである。

実施例 以下、本発明の一実施例について、第１図〜第４図を参
照しながら説明する。

第１図は本発明の一実施例における液晶テレビジタン受
像機の基本構成を示すブロック図であり、電源回路１か
ら電源セレクタースイッチ２の駆動操作により可動端子
２ａは無負荷（ＯＦＦ）状態と軽負荷（ＡＵＤ（Ｏ）状
態と重負荷（ＴＶ）状態との接続状態を選択するもので
ある。なお、第１図、第４図は電源スィッチ２が軽負荷
（ＡＵＤＩＯ）状態に接続されている状態を示している
。

本実施例の構成で最大の特徴とするところは、電源セレ
クタースイッチ２を重負荷（ＴＶ）状態に設定した場合
でも照明回路９への電源電圧の供給が直列接続されてい
る光反応スイッチ回路７によって制御され、光電素子８
の受光レベルにより、動作（接続）制御される点である
。光反応スイッチ回路７の動作状態の設定は液晶パネル
３６の表示特性と対応するように光電素子８を選択し、
光反応スイッチ回路７の内部の各部品定数を設定し動作
特性を調整する。すなわち、周囲の明るさが液晶パネル
３６の照明を要する程度以下に暗くなったときにのみ、
光反応スイッチ７を閉じて、照開回路９に照明用電源を
供給するようにする。

第３図、第４図は液晶テレビジョン受像機がＦＭ／ＡＭ
ラジオ受信機とテレビジョン受像機から構成される携帯
用複合電子機器の外観斜視図と側面図であって、この電
子機器の筐体は上キャビネリド３２と下キャビネット３
３とエスカッション３４と中間嵌合部品３６で構成して
いる。そして、前記筐体外表面に一部あるいは全部が現
われるように液晶パネル３６．セット脚３７．テレビ選
局つまみ４０．音量調整用つまみ４１．電源セレクター
スイッチ２．ラジオ選局つまみ４３．光電素子８等が配
置されている。また筐体内部にはおのおのの回路を構成
する基板（図示なし）および内蔵スピーカ３８や内蔵電
池（図示なし）を含み、これらによってＦＭ／ＡＭラジ
オ受信機と液晶テレビジョン受像機の回路を構成してい
る。なお、４４はロンドアンテナである。

電源のセレクタースイッチ用操作つまみ２を矢印方向に
移動させることにより電源がオフの状態から音声信号受
信回路の動作回路の動作状態（第４図に示す）、そして
液晶テレビジョン受像機の動作状態へと切換える操作が
行えるようにしている。第１図は前記セレクタースイッ
チ回路の接続状態を示すブロック図、第２図は同セレク
タースイッチの設置状態と回路全電流を示す図であって
、電源回路１からは電源セレクタースイッチ用操作つま
み２・の可動端子２ａｌ経由してオフ→オーディオ→テ
レビの使用状態の設定とあいまって接続負荷なし一受信
信号専用回路３と音声回路４←→受信信号専用回路３と
音声回路４と駆動回路６とドライバー回路６のいずれか
に選択されて電気的に接続されるものである。音声信号
受信回路の使用状態では工、、液晶テレビジ目ン受像機
の使用状態ではＩｔｌ並びに”ｔ２のそれぞれの動作電
流が電源回路１より供給され動作するものである。

通常Ｉｔ２＞　ｌｔｌ　＞　Ｉａの関係であり、工ｔ２
は”ｔｌの約２倍、Ｉｔｌは工、の数倍程度である。

第４図の構成の特徴とするところは、電源のセレクター
スイッチの接続関係を負荷ＯＦＦ←オーディオ用−テシ
ーテレビ用の配列に設定することによりセレクタースイ
ッチの切断容量の最大値ｅ（Ｉｔｌ−Ｉａ）とＩ＆だけ
軽減することにより安価なスイッチの使用を可能として
いる点と光反応スイッチ回路７の動作時も同一の効果を
生じている点である。同一容量のスイッチを使用する場
合はその信頼性を高めるとともに寿命をも長くすること
が可能となるものである。スライドセレクタースイッチ
において切断容量を大きくすることはスイッチの構造上
から困難な条件が多くありコストアップを伴うものであ
るが、上記実施例のごとく無負荷から軽負荷そして重負
荷の切換状態への接続による実質的な最大切断容量の軽
減は極めて経済的な使用方法といえるものである。

さらに図示は省略しているが、携帯用電子機器において
は内蔵電池の使用により各電子機器を使用する場合が一
般化している。内蔵電池が新品の場合は問題とならない
が、長時間にわたって使用した状態では一度重負荷の状
態に接続した使用状態から軽負荷の使用状態に接続して
も所定の出力電圧を得ることができないものであるが、
本実施例では必ず軽負荷の使用状態を確認して重負荷の
接続に移行できるものであり実用上の効果は極めて大な
るものである。

以下、本発明の他の実施例について第６図〜第８図を参
照しながら説明する。

第１図〜第４図の前実施例と異なる点は液晶テレビジジ
ン受像機３１′がテレビ受像機専用回路で構成されてい
る点であって軽負荷（Ａｕｄｉｏ）用回路が削除され電
源セレクタースイッチ２′の可動端子２ａが無負荷（Ｏ
ＦＦ）と重負荷（ＴＶ）の接続状態を選択するものであ
る。前実施例と対応する同一部分には同一符号を付して
その説明は省略する。

電源セレクタースイッチ２′の切換動作は無負荷（ＯＦ
Ｆ）と負荷（ＴＶ）の簡単な構成となっているが液晶パ
ネル３６の照明回路９への電源回路１かもの電源電圧の
印加は、光電素子８の受光動作レベルによる動作状態に
対応するものであるためにわずられしい操作を伴うこと
なく常に正常な明るい表示画像を実現することができる
。

なお、本実施例では液晶パネルは反射型のもので図示し
たため光電素子も筐体外表面のエスカッションに配置し
ているが、透過型液晶パネルの使用に当っては光電素子
も液晶パネル面上への光の導光路内に適宜配置する。

さらに光反応スイッチ回路の図示はスイッチで示してい
るがトランジスタ等を利用することにより外部光に応じ
て調整できるものである。

発明の効果 以上のように、本発明によれば、筐体内部に電源を含む
電子回路によって液晶テレビジョン受像回路を構成し、
かつ液晶パネルの照明装置用の電源供給回路には光反応
スイッチ回路を具備するようにしたことにより、液晶テ
レビジラン受像機の液晶パネル面上への照明回路の駆動
操作を自動化することができるとともに、誤使用による
内蔵電池の無駄を防止して内蔵電池の長寿命化を図り、
携行性に優れた複合液晶電子機器の実現に大きく貢献す
ることができるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における液晶テレビジョン受
像機の基本構成を示すブロック図、第２図はその電源セ
レクタースイッチ並びに光反応スイッチの設定状態と動
作状態と全回路電流の関係を示す特性図、第３図はその
外観斜視図、第４図はその外観側面図、第６図、第６図
、第７図、第８図は本発明の他の実施例である液晶テレ
ビジョン受像機の基本構成を示すブロック図、特性図。 外観斜視図および外観側面図、第９図は従来例の液晶テ
レビジ言ン受像機の基本構成を示すブロック図である。 １・・・−・・電源回路、２，２′・・・・・・電源セ
レクタースイッチ、２ａ・・・・・・可動端子、３・・
・・・・受信信号専用回路、４・・・・・・音声回路、
６・・・・・・駆動回路、６・・・・・・ドライバー回
路、７・・・・・・光反応スイッチ回路、８・・・・・
・光電素子、９・・・・・・照明回路、３１．３１’・
・・・・・液晶テレビジラン受像機、３２・・・・・・
上キャビネット、３３・・・・・・下キャビネット、３
４・・・・・・ニスカッシラン、３６・・・・・・液晶
パネル、３６・・・・・・中間嵌合部品。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名城　
　　　　　　　　　　　　　　　へ−回拘幀イ ３’−４２−ハ′キル 第４図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）筐体内部に電源と電子回路と液晶パネルと照明装
   置とを構成し、かつ前記電源と電子回路および照明装置
   との接続を開閉する電源スイッチ回路の切換えを無負荷
   状態と負荷状態とを選択する構成にするとともに、前記
   照明装置の電源供給回路に光反応スイッチ回路を具備し
   、前記液晶パネル面の照明を周囲の明るさに応じて自動
   的に制御するようにしたことを特徴とする液晶テレビジ
   ョン受像機。
2. （２）電子回路が機能の異なる複数の負荷回路によって
   複合化されており、電源スイッチ回路の切換えを無負荷
   状態と軽負荷状態と重負荷状態とを選択するものとした
   特許請求の範囲第１項記載の液晶テレビジョン受像機。