JPS61177445A - 液晶表示投射装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、航空管制や防空監視用の大型スクリーンに画
像をカラー投射する装置に関するっ（従来の技術） 従来、この種の投射装置には、画像信号にょシ送られて
くる画像の処理手段としてライトパルプが使われていた
が、各種のライトパルプは例えば、データの更新速度が
遅く、装置が複雑かつ大がかりで保守性が悪く、また、
車載できないなどの欠点があった。

（発明が解決しようとする問題点） 本発明は、これら従来の欠点を除くために、液晶パネル
を用いて画像投射を行おうとするものである。

液晶パネルの画像を投射用光源によシ透過、拡大してス
クリーン上に投射することによりモノクロの液晶表示投
射装置が得られる。しかし、画像解析を正確に行う喪め
Ｋは画像の力乏−化が望まれる。このような液晶表示投
射装置のカラー化については、まず液晶パネル自体の力
２−化が考えられる。これは液晶パネル内の１画素ごと
に、赤、緑、背のカラーフィルタを組み込み、これらの
画素を画像信号に合わせて電気的に選択駆動して液晶パ
ネルにカラー画像表示を行い、そしてこの力２−画像を
投射用光源によシ透過拡大してスクリーン上に投射する
ものである。しかし、このようなカラー化された液晶パ
ネルでは、この液晶パネルの赤、緑、青の３画素がスク
リーン上の１ドツトに対応しているため、画面の分解能
が１／３におちてしまい、スクリーン上の画像があらく
なってしまうという欠点がある。

本発明は上記問題点に鑑みなされたものであシ、その目
的は、スクリーン上に分解能のすぐれた鮮明なカラー画
像を投射表示することができる液晶表示投射装置を提供
することにある。

（問題点を解決するための手段） 本発明は上記目的を達成するため次のように構成されて
いる。すなわち、本発明は、複数の液晶パネルと、画像
信号に対応させて前記液晶パネルの画素を電気的に選択
駆動し各液晶パネルに画像表示を行うプロセッサと、各
液晶パネルの画像を所望のカラーフィルタを介して合成
する光学系と、光学系によって合成された画像をスクリ
ーン上に拡大投射するスクリーン装置とを有する液晶表
示投射装置である。

（作　用） 上記構成からなる本発明において、スクリ−ン上にカラ
ー画像を投射するには次のように行われる。

まず、プロセッサは画像信号に対応させて各液晶パネル
の画素を電気的に選択して画像の表示駆動を行う。この
プロセッサの動作により画像信号によシ送られてくる画
像は各液晶パネルに表示される。次に、この各液晶パネ
ルに表示されている画像は所望のカラーフィルタを介し
て光学系により合成され画像のフルカラー化又はマルチ
カラー化が行われる。そして光学系によシ合成されたカ
ラー画像はスクリーン装置によって拡大されスクリーン
上に投射されるのである。

（実施例） 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。

第１図には本発明の第１実施例が示され、２個のマトリ
クス液晶パネル１および同２はプロセッサ３によシマト
リクス駆動されている。すなわち、プロセッサ３は画像
信号に対応させてマトリクス液晶パネル１および同２の
画素を電気的に選択駆動し、各マトリクス液晶パネル１
および同２に別個独立の画素明度の様相が同なる同一パ
ターンの画像を表示するものである。

このマトリクス液晶パネル１および同２に表示された各
画像は光学系４によって合成される。

光学系４は各マトリクス液晶パネル１および同２の背部
に配置された反射鏡つきの光源５および同６と、この各
光源５および同６とマトリクス液晶パネル１および同２
間に配置されたコンデンサレンズ７および同８と、各マ
トリクス液晶パネル１および同２の前面に対向配置され
たカラーフィルタ９訃よび同１０と、各光源光の交差位
置に設けられた偏光ビームスプリッタプリズム１１とか
らなる。なお、図において、力２−フィルタ９には赤偏
光フィルタが、力２−フィルタ１０には緑偏光フィルタ
がそれぞれ使用されている。

し九がって各光源５および同６から発せられる光はコン
デンサレンズ７および同８で視角依存性のないように平
行光に進路変換され、対応′する各マトリクス液晶パネ
ル１および同２と力２−フィルタ９および同１０とを透
過することによシ、カラー〇画像投射光となって偏光ビ
ームスプリ、タブリズム１１に入射する。そして、各マ
トリクス液晶パネル１および同２の画像は偏光ビームス
プリッタプリズム１１で合成される。この偏光ビームス
プリ、タブリズム１１は、入射光のうち、光源５からの
平行光Ｐについては入射光と同じ方向にそのまま透過さ
せ、光源６からの垂直な平行光Ｓについては、光の進路
を直角に曲げるように作用する。この結果、偏光ビーム
スプリッタプリズム１１によって合成された平行光Ｐお
よび同Ｓの合成光はマルチカラー化された画像投射光と
なる。

前記合成光は投射用レンズ１３によって拡大投射され、
スクリーン１４上にマルチカラーの画像が表示される。

なお、投射用レンズ１３およびスクリーン上４はスクリ
ーン装置１５を構成するものである。このように本第１
実施例によれば、各マ）　ＩＪクス液晶パネル１および
同２に別個独立に表示された同一のパターンの画像を、
カラーフィルタ９および同ｌＯを介して合成するので、
マ）　＋７クス液晶パネルｌおよび同２の１画素がスク
リーン１４上の１ドツトに対応し、これにより極めて鮮
明なカラー画像をスクリーン１４上に表示することがで
きる。

第２図には本発明の第２実施例が示されている。なお、
本第２実施例の説明において第１実施例の部材と同一部
材には同一符号を付してその説明を省略する。

本第２実施例は画像信号によって送られて来る画像をフ
ルカラーにてスクリーン上に投射するものである。した
がって、本第２実施例においては、３個のマトリクス液
晶パネル１６、同１７および同１８が配置され、各マト
リクス液晶パネル１６、同１７および同１８にはプロセ
ッサ３のマ）　ＩＪクス駆動によって画像信号によって
送られてくる同一パターンの画像が表示されている。各
マトリクス液晶パネル１６、同１７および同１８の背面
側には反射板１９が配置されており、またマトリクス液
晶パネル１６の前面には赤ダイクロイックフィルタ２０
が、マトリクス液晶パネル１８の前面には緑ダイクロイ
、クフィルタ２２がそれぞれ対向配設されている。そし
てまた、マトリクス液晶パネル１７および同１８に対す
る各垂直線の交差点位置にはフィルタ機能を有する青ダ
イクロイ、クミラー２１が配設されている。さらに、光
源６とマトリクス液晶パネル１６の光路間には光源６の
光の一部の進路を変更する偏光ビームスプリ、タブリズ
ム２３が配置されている。

したがって、光源６からの光は偏光ビームスプリッタプ
リズム２３および青グイクロイックミ２−２１とによっ
て分岐され、各マトリクス液晶バネ／Ｉ／１６、同１７
および同１８を透過し各反射板１９に入射する。そして
とづ各反射板１９から反射して各フィルタ２０および同
２２および青ダイクロイックミラー２１によってカラー
化された画像反射光は、偏光ビームスプリ、タブリズム
２３によって再合成され、この合成された画像投射光は
、第１実施例の場合と同様に、投射用レンズ１３によっ
てスクリーン１４上にフルカラーの画像として拡大表示
される。

上述の如く、本第２実施例によれば、各マトリクス液晶
パネル１６、同１７および同１８に表示された別個独立
の同一パターンの画像を合成してスクリーン１４上に表
示するものであるから、前記第１実施例の場合と同様に
極めて鮮明な画像をスクリーン１４上に映し出すことが
できる。

なお、本実施例装置において、カラーフィルタを取シ除
けば、モノクロでの２つ以上の画像の合成拡大投射に適
用できるのはもとよシである。

（発明の効果） 本発明は、以上説明したように、カラーフィルタを有す
る複数の独立した液晶パネルを、画像信号に合わせて電
気的に選択駆動し、その画像を合成、拡大してスクリー
ン上に投射する構成とされているので、各マトリクス液
晶パネルの１画素がスクリーン上の１ド、トに対応する
結果、分解能のすぐれた鮮明な画像をスクリ−ン上に表
示できる。

また、本発明は液晶パネルを用いて投射装置を構成して
いるので、ライトパルプを用いた場合の前記従来の各種
の欠点を効果的に解消することが可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１実施例を示す構成図、第２図は本
発明の第２実施例を示す構成図である。 ｌ゛、２．１６．１７．１８・・・マトリクス液晶パネ
ル、　３・・・プロセッサ、　　４・・・光学系、１５
・・・スクリーン装置。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 複数の液晶パネルと、画像信号に対応させて前記液晶パ
   ネルの画素を電気的に選択駆動し各液晶パネルに画像表
   示を行うプロセッサと、各液晶パネルの画像をカラーフ
   ィルタを介して合成する光学系と、光学系によつて合成
   された画像をスクリーン上に拡大投射するスクリーン装
   置とを有することを特徴とする液晶表示投射装置。