JPS6117699A

JPS6117699A - シ−ルド掘進機における攪拌羽根

Info

Publication number: JPS6117699A
Application number: JP13768084A
Authority: JP
Inventors: 奥丁　陸雄; 昭二西田; 宇都　欣弘
Original assignee: Hitachi Zosen Corp
Current assignee: Hitachi Zosen Corp
Priority date: 1984-07-02
Filing date: 1984-07-02
Publication date: 1986-01-25
Also published as: JPH0345196B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明はシールド掘進機における撹拌羽根に関する。

従来例の構成とその問題点通常、泥漿式シールド掘進機のカッタヘッド内に形成さ
れた圧力室内には、圧力室内に取込まれた土砂を撹拌す
るだめの撹拌羽根が設けられている。ところで、従来、
この撹拌羽根はカッタヘッドに固定されたものであった
ため、十分な撹拌効果が得られないという欠点があった
。

発明の目的本発明は上記従来の欠点を解消し得るシールド掘進機に
おける撹拌羽根を提供することを目的とする。

発明の構成上記目的を達成するため、本発明のシールド掘進機にお
ける撹拌羽根は、シールド本体前部に回転自在に設けら
れたカッタヘッドの圧力室内適所に、撹拌用の羽根本体
を揺動臼、在に支持し丸もので、カッタヘッドを回転さ
せると、羽根本体は回転方向とは逆方向に揺動して、土
砂と泥漿とを効果的に撹拌する。

実施例と作用以下、本発明の一実施例を第１図〜第６図に基づき説明
する。（１）は泥漿式シールド掘進機で、そのシールド
本体（２）の前部には、内部に土砂取込用の圧力室（３
）を有するカッタヘッド（４）が旋回軸受（５）を介し
て回転自在に支持されると共に、このカッタヘッド（４
）は、その後部筒状部（４ａ）に取付けられたリングギ
ア（６）を介して電動機（７）に連動連結されている。

（８）は圧力室（３）内の土砂を大気圧室（９）側に排
出するためのスクリニウコンベア式排土装置で、その筒
状ケーシング（８ａ）の前端はシールド本体（２）側に
支持された外側圧力室後部隔壁０（）の中央下部に開口
接続されている。上記圧力室（３）内の複数適所には、
圧力室（３）内に取込まれた土砂と泥漿とを効果的に撹
拌する本発明に係る第１撹拌羽根（ロ）が設けられてい
る。即ち、カッタへ′ラド（４）の圧力室（３）内周縁
部の所定位置において、すき状の撹拌用第１羽根本体（
財）が、その両端に突設された軸部（１２ａ）（１２ｂ
）を介して面板（４ｂ）及びカッタヘッド（４）側の内
側圧力室後部隔壁（４Ｃ）とにそれぞれ設けられた前部
ボス体（１８Ａ）及び後部ボス体（１８Ｂ）によって揺
動自在に支′持されている。そして、第１羽根本体（２
）が所定角度範囲内（例えば９０°付近）でのみ揺動自
在となるように、各軸部（１２ａ）（１２ｂ）には一対
の突起（１４ＡＸ１４Ｂ）が設けられる（第６図に示す
）と共に、ボス体（１８Ａ）（１８Ｂ）の方には上記突
起（１４人）（１４Ｂ）の所定角度範囲外での揺動を阻
止する一対のストッパー（１６ＡＸ１５Ｂ）が設けられ
ている。

また、上記第１羽根本体（２）の揺動軸心（ａ）は、カ
ッタヘッド（４）の回転軸心（ｂ）に対して前方で広が
るように傾斜されている。即ち、前部ボス体（ＨＩＡ）
は後部ボス体（１８Ｂ）より外周に設けられている。ま
た、第１羽根本体曹は、一枚の鉄板により構成されると
共に、少しでも土砂を後方の排土装置（８）側に送る作
用をさせるために、その高さくｈ）が前端から後端に順
次減少させられ、更に上記排土装置（８）の筒状ケーシ
ング（８ａ）の接続位置は、各第１撹拌羽根（ロ）が移
動する経路上に対応させられている。

ｏＱは圧力室（３）内申央部に配置された第２撹拌羽根
で、カッタヘッド（４）の回転に連動して回転されるよ
うにしている。即ち、第２撹拌羽根（至）は、回転軸心
（ｂ）より互いに少し離れた位置において、面板（４ｂ
）と内側圧力室後部隔壁（４ｃ）とに亘って回転自在に
支持された一対の回転軸体（１７ム８１７Ｂ）と、この
一対の回転軸体（１７ムＸ１７Ｂ）にそれぞれ前後位置
で且つ１２０°置き（１２０°置きに限定するものでは
なく、例えば９０°置きでもよい）で放射状に複数個取
付けられた棒状の第２羽根本体（至）と、上記各回転軸
体（１７ム８１７Ｂ）の内側圧力室後部隔壁（４ｃ）挿
通後端部に取付けられた第１歯車（イ）と、シールド本
体（２）側に固定された固定部材（ホ）にしかも回転軸
心（ｂ）位置で取付けられると共に上記両筒１歯車（至
）（２）に噛合された第２歯車四とから構成されている
。

なお、第１図中、に）は上部第２歯車（２）の中心に設
けられた穴部（２１ａ）を挿通して配置された泥漿導入
管で、その前端部は内側圧力室後部隔壁（４ｃ）に接続
され、また後端部は固定部材■を挿通して設けられると
共にロータリジヨイント（至）を介して泥漿注入管−が
接続されている。

次に、作用について説明する・電動機（７）によりカッタヘ−ラド（４）が回転される
と、第１羽根本体（２）が円周方向に沿って移動すると
共に所定角度範囲内で回転方向とは逆方向に揺動して、
圧力室（３）内の土砂と泥漿とを効果的に撹拌する。ま
た、カッタヘッド（４）が回転すると、第１歯車α嗜が
シールド本体（２）側に固定された第２歯車■の周囲を
公転するため、各回転軸体（１′７ム）　（１７Ｂ）即
ち第２羽根本体に）が回転して、更に土砂と泥漿とが効
果的に撹拌される。なお、泥漿と効果的に撹拌された土
砂は、第１羽根本体（２）の高さが傾斜させられている
ため、効率よく排出装置（８）に送られ、そして排土装
置（８）によって大気圧室（９）側に排出される。勿論
、カッタヘッド（４）が上記説明とは逆方向に回転した
場合にも、同様に第１羽根本体（２）も逆方向に揺動す
るため、カッタヘッド（４）がどちらに回転しても効果
的に撹拌できる。

ところで、上記実施例においては、第１羽根本体＠を一
枚の鉄板で構成したが、例えば第７図〜第９図に示すよ
うに、第１羽根本体（２）をパイプにより同一形状に構
成してもよい。

発明の効果上記本発明の構成によると、カッタヘッドの圧力室内適
所に所定角度範囲内ですき状の羽根本体を揺動自在に支
持したので、従来の固定されたものに比べて、土砂、と
泥漿とを効果的に撹拌して土砂の脂性流動化の向上を図
ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図〜第６図は本発明の一実施例を示すもので、第１
図は全体縦断面図、第２図は第１撹拌羽根の側面図、第
８図は第２図のＩ−Ｉ矢視図、第４図は第２図の１−１
矢視図、第６図は第２図の鳳−厘矢視拡大図、第６図は
第１図のｆｆ−ｍＶ矢視図、第７図〜第９図は第１撹拌
羽根の変形例を示すもので、第７図は側面図、第８図は
第７図のマーＶ矢視図、第９図は第７図のＶｌ−Ｖｌ矢
視図であ不。（１）・・・シールド掘進機、（２）・・・シールド本
体、（３）・・・圧力室、（４）・・・カッタヘッド、
（４ｂ）・・・面板、（４Ｃ）・・・内側圧力室後部隔
壁、（８）・・・排土装置、（８ａ）・・・筒状ケーシ
ング、顛・・・外側圧力室後部隔壁、ｃｌｌ）・・・第
１撹拌羽根、（２）・・・第１羽根本体、（１２ａＸ１
２ｂ）・・・軸部（１８Ａ）（１８Ｂ）・・・ボス体、
（１４ＡＸ１４Ｂ）・・・突起、（１５Ａ、）（１５Ｂ
）・・・ストッパー

Claims

【特許請求の範囲】

１、シールド本体前部に回転自在に設けられたカッタヘ
ッドの圧力室内適所に、撹拌用の羽根本体を揺動自在に
支持したことを特徴とするシールド掘進機における撹拌
羽根。