JP3942908B2 - 揺動カッタ装置及びそれを用いたシールド掘進機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、シールドフレームの前端に揺動するカッタフレームを備えた揺動カッタ装置及びそれを用いたシールド掘進機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
カッタフレームを回転させずに、所定角度範囲内で揺動させる揺動カッタ装置は、種々のものが開発されている。
【0003】
従来の揺動カッタ装置を備えるシールド掘進機としては、例えば、特開平10−88972号公報に開示された多連型シールド掘進機があった。このシールド掘進機は、図8に示すように、メインカッタである回転カッタ51が2つ設けられており、その回転カッタ51間に、各回転カッタ51の間を掘削する揺動カッタ52が設けられている。
【0004】
揺動カッタ52は、各回転カッタ51の中心間を結んだ線上で、その中心位置に揺動回転軸53が形成されており、この揺動回転軸53の上下にカッタフレーム54が形成されている。カッタフレーム54の側面部55は、回転カッタ51の外周線と略同等の形状に形成されており、揺動回転軸53を中心に揺動カッタ52が所定角度揺動することによって、各回転カッタ51の間の隙間を掘削するようになっている。
【0005】
上述の多連型シールド掘進機によって、全体の断面が三連の略ひょうたん型のトンネルが掘削される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述の揺動カッタ52では、各回転カッタ51同士の間隔が狭くなると、揺動回転軸53を設置することができなくなる。そこで、揺動カッタ52を上下に分割して設けることが考えられるが、その場合、揺動中心となる揺動回転軸とカッタフレームの先端との距離が小さくなり、トンネルの中央上下部分が円弧状に突出して、回転カッタ51による掘削部と揺動カッタ52による掘削部との間に発生する略三角形状の未掘削部分が大きくなってしまうといった問題があった。
【0007】
ところで、未掘削部分が大きくなると、セグメントの形状が複雑になったり、トンネル内の有効スペースが小さくなるといった問題が発生するため、理想的には、断面が横方向或いは縦方向に長い楕円形(タマゴ型)のトンネルが好ましい。
【0008】
また、上述の未掘削部分は、回転カッタ51に設けられたコピーカッタ(図示せず)によって、ある程度掘削することは可能であるが、コピーカッタが長すぎると強度上問題があるため、掘削範囲は制限されていた。
【0009】
そこで、本発明は上記課題を解決するために案出されたものであって、その目的は、メインカッタ間の距離が短い場合であっても、断面が楕円形のトンネルを掘削することができる揺動カッタ装置及びそれを用いたシールド掘進機を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1の発明は、シールドフレームの前端の隔壁にカッタフレームを揺動させるべく所定角度範囲内で揺動回転する回転ドラムを設け、この回転ドラムにその回転中心から偏心して軸支され上記カッタフレームを支持するカッタ支持軸を設け、このカッタ支持軸の自転を防止しつつ公転を許容する自転拘束機構を上記隔壁の後方に設けた揺動カッタ装置であって、上記自転拘束機構が、上記カッタ支持軸に設けられ径方向外方に延びるブラケットと、このブラケットの端部に上記カッタ支持軸と平行な軸回り回動自在にピン結合されたロッドと、このロッドを上記ピンと平行な軸回り回動自在にピン結合して支持する支持部とを備え、これらピン結合の中心間距離が上記回転ドラムに対する上記カッタ支持軸の偏心量と同じにされたものである
【0011】
請求項2の発明は、上記カッタ支持軸が、単軸で設けられた揺動カッタ装置である。
【0012】
請求項3の発明は、上記回転ドラムが、伸縮ジャッキによって揺動回転されるものである。
【0013】
請求項4の発明は、隔壁に複数のメインカッタを設けると共にこれらメインカッタ間の隔壁にカッタフレームを揺動させるべく所定角度範囲内で揺動回転する回転ドラムを設け、この回転ドラムにその回転中心から偏心して軸支され上記カッタフレームを支持するカッタ支持軸を設け、このカッタ支持軸の自転を防止しつつ公転を許容する自転拘束機構を上記隔壁の後方に設けたシールド掘進機であって、上記自転拘束機構が、上記カッタ支持軸に設けられ径方向外方に延びるブラケットと、このブラケットの端部に上記カッタ支持軸と平行な軸回り回動自在にピン結合されたロッドと、このロッドを上記ピンと平行な軸回り回動自在にピン結合して支持する支持部とを備え、これらピン結合の中心間距離が上記回転ドラムに対する上記カッタ支持軸の偏心量と同じにされたものである。
【0014】
請求項5の発明は、上記カッタ支持軸が、単軸で設けられたシールド掘進機である。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明を実施する好適一形態を添付図面を参照しながら説明する。
【0016】
図1は本発明に係る揺動カッタ装置の好適な実施の形態を示した断面図、図2は本発明に係る揺動カッタ装置の好適な実施の形態を示した後面図、図3及び図4は本発明に係る揺動カッタ装置の作動状態を示した後面図、図5は本発明に係る揺動カッタ装置の作動範囲を示した概略図、図6は本発明に係るシールド掘進機の好適な実施の形態を示した正面図、図7は本発明に係るシールド掘進機における揺動カッタ装置の作動状態を示した正面図である。
【0017】
まず、係る揺動カッタ装置の構成を説明する。
【0018】
図1及び図2に示すように、係る揺動カッタ装置1は、シールドフレーム2の前端の隔壁3にカッタフレーム4を揺動させるべく所定角度範囲内で揺動回転する回転ドラム5を設け、この回転ドラム5にその回転中心から偏心して軸支され上記カッタフレーム4を支持するカッタ支持軸6を設け、このカッタ支持軸6の自転を防止しつつ公転を許容する自転拘束機構7を隔壁3の後方に設けたことを特徴とする。カッタ支持軸6は単軸で設けられている。
【0019】
カッタフレーム4は、揺動カッタ装置1で掘削する形状よりも小さく略相似形に形成されており、その前面には、複数のカッタビット8が配設されている。
【0020】
このカッタフレーム4には、後方に延出するカッタ支持軸6が単軸で設けられている。このカッタ支持軸6は、回転ドラム5に固定された筒状のカッタ支持枠9を介して回転ドラム5に軸支されている。
【0021】
カッタ支持軸6の内部には、シールドフレーム2内からカッタフレーム4側へ延出する油圧配管や制御ケーブル等のカッタフレーム接続配管(図示せず)が挿通されている。
【0022】
カッタ支持枠9の内部には、カッタ支持軸6を囲繞してラジアル軸受とスラスト軸受(図示せず)とが設けられている。また、カッタ支持軸6には、カッタ支持枠9の前端の位置で、掘削土砂の浸入を防止するためのシール部材(図示せず)が、カッタ支持軸6を囲繞してリング状に複数設けられている。
【0023】
回転ドラム5は、シールドフレーム2の前端の隔壁3に回転自在に設けられている。回転ドラム5の前端には、シールドフレーム2内への掘削土砂の浸入を防止するためのシール部材11がカッタ回転ドラム5を囲繞してリング状に設けられている。
【0024】
この回転ドラム5の後部には、これを揺動させるための揺動機構12が設けられている。揺動機構12は、カッタ支持枠9の後部に形成されたブラケット14と、このブラケット14に接続された伸縮ジャッキ15とを備えている。
【0025】
伸縮ジャッキ15は2機設けられており、その基端部は固定側であるシールドフレーム2から延びるブラケット(図示せず)にピン結合され、先端部がカッタ支持枠9のブラケット14にピン結合されている。この伸縮ジャッキ15が所定のストロークで伸縮することによって、回転ドラム5が所定角度(本実施の形態では60°)範囲内で揺動回転するようになっている。
【0026】
ところで、本発明においては、カッタ支持軸6を単軸としたため、カッタ支持軸6は、回転ドラム5の回転に伴ってその中心軸を中心に公転(偏心回転)しつつ、カッタ支持軸6の中心軸を中心に自転しようとする。そこで、カッタ支持軸6の後方には、カッタ支持軸6の自転を防止しつつ、回転ドラム5の回転による公転を許容する自転拘束機構7が設けられている。
【0027】
自転拘束機構7は、カッタ支持軸6の後端に設けられその径方向に延びたブラケット16と、このブラケット16の端部に先端部がピン結合されたロッド17と、このロッド17の基端部をピン結合して支持する支持部18とで構成されている。
【0028】
ブラケット16は、カッタ支持軸6部分を頂角(本実施の形態では、下側)として三角形状に形成されており、2つの底角(本実施の形態では、上側2箇所)部分でロッド17が接続されている。
【0029】
ロッド17の先端部と基端部のピン結合の中心間距離は、カッタ支持軸6の回転ドラム5の中心からの偏心量(本実施の形態では250mm)と同じ長さとなっている。これによって、ブラケット16は、3つの角部が、回転ドラム5の中心軸及び各支持部18のピンを中心とした半径250mmの円上を通過するので、傾斜角度が変化せずに平行移動することとなり、カッタ支持軸6の自転が拘束される。
【0030】
なお、本実施の形態では、支持部18及びロッド17が2箇所に設けられているが、これに限られるものではなく、1箇所或いはさらに多数であってもよい。この場合、ブラケット16の形状をその個数に合わせて変形させる。
【0031】
次に、上記構成の揺動カッタ装置1を装着したシールド掘進機21の構成を説明する。
【0032】
図6に示すように、係るシールド掘進機21は、複数(本実施の形態では2機)のメインカッタ22を有するシールド掘進機であって、メインカッタ22間の隙間23を上述の揺動カッタ装置1によって掘削するものである。
【0033】
メインカッタ22は、例えば、2機のスポーク式の回転カッタより構成されており、各カッタ22の中心に位置するカッタ回転軸24には、径方向に延びる複数のカッタスポーク25が設けられている。カッタスポーク25の前面には複数のカッタビット26が設けられている。メインカッタ22は、その外周同士が互いに近接して配置されており、その上下に隙間23が形成されている。
【0034】
メインカッタ22間の上下に位置する隙間23には、揺動カッタ装置1がそれぞれ設けられている。揺動カッタ装置1のカッタフレーム4は、掘削される隙間23の形状より小さい相似形の略三角形状に形成されており、メインカッタ22に隣接する斜辺がメインカッタ22の外周に沿った円弧状に形成され、外周辺が掘削されるトンネルの上辺及び下辺に沿った円弧状に形成されている。
【0035】
揺動カッタ装置1は、図7中、破線にて示すように、下側の揺動カッタ装置1が図1と同様の向きで装着されており、上側の揺動カッタ装置1が図1とは上下対称の向きで装着されている。
【0036】
カッタフレーム4が、回転ドラム5の中心軸を中心に所定角度範囲内で揺動するようになっている(図6及び図7では、揺動範囲の一端側を実線にて示し、他端側を一点鎖線にて示している)。
【0037】
次に、上記構成の揺動カッタ装置1及びシールド掘進機21の作用を説明する。
【0038】
係る揺動カッタ装置1の作動は、図3及び図4に示した状態の間を、回転ドラム5の中心軸を中心として揺動回転することとなる。
【0039】
ここで、上記実施の形態によれば、回転ドラム5の中心軸とカッタ支持軸6との偏心量が250mmで、揺動角度αが60°であるので、カッタフレーム4の移動範囲は、図5に示すように、水平移動距離Lが250mm、垂直移動距離Hが250(1−sin((180−α)/2))(α:揺動角度)で示され、約33.5mmとなる。
【0040】
このように、上記揺動カッタ装置1では、揺動方向である水平方向での移動距離Lが大きく、偏心方向である垂直方向での移動距離Hを小さくすることができるといった特性を得ることができる。これによって、メインカッタ22間の隙間23の両端部の狭隘な部分を掘削することが可能となる。
【0041】
要するに、水平移動距離Lに対する垂直方向距離Hの比率が大きい場合には、水平方向に長い狭隘な部分では、カッタフレーム4の端部がメインカッタ22のカッタスポーク25の先端と干渉してしまうため、カッタフレーム4の端部を余り延ばすことができず、未切削部分が多くなってしまう。これによって、メインカッタ22のコピーカッタ28で掘削する部分が多くなり、コピーカッタ28の長さが長くなり強度上問題が発生してしまう。
【0042】
これに対して、本発明では、水平移動距離Lに対する垂直方向距離Hの比率が小さいので、カッタフレーム4の端部29を掘削部分の端部近傍まで延出して形成することができる。従って、隙間23の先端の狭隘な部分まで掘削できる。なお、図6中、31で示した部分はメインカッタ22のコピーカッタ28で掘削することとなるが、コピーカッタ28の長さは強度上問題のない長さにすることができる。
【0043】
なお、本実施の形態では、揺動カッタ装置1を横向きに設置しているため、揺動方向が水平方向で、偏心方向が垂直方向であるが、揺動カッタ装置1を縦向きに設置した場合には、偏心方向である水平方向の移動距離Lが、揺動方向である垂直方向の移動距離Hと比較して短くなる。
【0044】
以上の作用によって、メインカッタ22間の距離が狭い場合であっても、従来発生していた回転カッタ51による掘削部と揺動カッタ52による掘削部との間に発生する略三角形状の未掘削部分を無くすことができ、断面が楕円形のトンネルを掘削することができる。
【0045】
これによって、セグメントの形状が複雑にならず、その製造及び組み付けが容易となり、さらに、トンネル内に窪み部分が発生せず、トンネルスペース全体を有効に活用することが可能となる。
【0046】
また、カッタ支持軸6を単軸で設けたことによって、装置を安価で製造できると共に、その信頼性を高めることができる。さらに、掘削面と接する回転部を少なくでき、土砂の浸入する確率を低くできるので、回転ドラム5やカッタ支持軸6の破損の頻度を可及的に低くできる。また、万一土砂が浸入したとしても、その浸入場所を容易に特定することができる。
【0047】
さらに、自転拘束機構7は、隔壁3の後方に設けられているので、そのメンテナンスをシールドフレーム2内部から行うことができ、非常に容易である。
【0048】
なお、本実施の形態では、回転ドラム5の揺動機構12として、伸縮ジャッキ15を採用しているが、これに限られるものではない。例えば、モータ等を用いてもよい。但し、揺動角度を決定するのに、ストローク管理で行うことができる点で伸縮ジャッキ15が優れている。また、伸縮ジャッキ15の本数は、2本に限られるものではない。
【0049】
【発明の効果】
以上要するに本発明によれば、揺動方向での移動距離が大きく、偏心方向での移動距離を小さくすることができるので、メインカッタ間の隙間の両端部の狭隘な部分を掘削することが可能となり、メインカッタ間の距離が短い場合であっても、従来発生していた未掘削部分を無くすことができ、断面が楕円形のトンネルを掘削することができるという優れた効果を発揮する。
【0050】
これによって、セグメントの形状の単純化及びトンネルスペース全体の有効活用が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る揺動カッタ装置の好適な実施の形態を示した断面図である。
【図2】本発明に係る揺動カッタ装置の好適な実施の形態を示した後面図である。
【図3】本発明に係る揺動カッタ装置の作動状態を示した後面図である。
【図4】本発明に係る揺動カッタ装置の作動状態を示した後面図である。
【図5】本発明に係る揺動カッタ装置の作動範囲を示した概略図である。
【図6】本発明に係るシールド掘進機の好適な実施の形態を示した正面図である。
【図7】本発明に係るシールド掘進機における揺動カッタ装置の作動状態を示した正面図である。
【図8】従来の揺動カッタ装置を示した正面図である。
【符号の説明】
1 揺動カッタ装置
2 シールドフレーム
3 隔壁
4 カッタフレーム
5 回転ドラム
6 カッタ支持軸
7 自転拘束機構
15 伸縮ジャッキ
22 メインカッタ

Claims (5)

  1. シールドフレームの前端の隔壁にカッタフレームを揺動させるべく所定角度範囲内で揺動回転する回転ドラムを設け、この回転ドラムにその回転中心から偏心して軸支され上記カッタフレームを支持するカッタ支持軸を設け、このカッタ支持軸の自転を防止しつつ公転を許容する自転拘束機構を上記隔壁の後方に設けた揺動カッタ装置であって、上記自転拘束機構が、上記カッタ支持軸に設けられ径方向外方に延びるブラケットと、このブラケットの端部に上記カッタ支持軸と平行な軸回り回動自在にピン結合されたロッドと、このロッドを上記ピンと平行な軸回り回動自在にピン結合して支持する支持部とを備え、これらピン結合の中心間距離が上記回転ドラムに対する上記カッタ支持軸の偏心量と同じにされたことを特徴とする揺動カッタ装置。
  2. 上記カッタ支持軸が、単軸で設けられた請求項1記載の揺動カッタ装置。
  3. 上記回転ドラムが、伸縮ジャッキによって揺動回転される請求項1または2いずれかに記載の揺動カッタ装置。
  4. 隔壁に複数のメインカッタを設けると共にこれらメインカッタ間の隔壁にカッタフレームを揺動させるべく所定角度範囲内で揺動回転する回転ドラムを設け、この回転ドラムにその回転中心から偏心して軸支され上記カッタフレームを支持するカッタ支持軸を設け、このカッタ支持軸の自転を防止しつつ公転を許容する自転拘束機構を上記隔壁の後方に設けたシールド掘進機であって、上記自転拘束機構が、上記カッタ支持軸に設けられ径方向外方に延びるブラケットと、このブラケットの端部に上記カッタ支持軸と平行な軸回り回動自在にピン結合されたロッドと、このロッドを上記ピンと平行な軸回り回動自在にピン結合して支持する支持部とを備え、これらピン結合の中心間距離が上記回転ドラムに対する上記カッタ支持軸の偏心量と同じにされたことを特徴とするシールド掘進機。
  5. 上記カッタ支持軸が、単軸で設けられた請求項4記載のシールド掘進機。
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