JPS6117673Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6117673Y2 JPS6117673Y2 JP11997280U JP11997280U JPS6117673Y2 JP S6117673 Y2 JPS6117673 Y2 JP S6117673Y2 JP 11997280 U JP11997280 U JP 11997280U JP 11997280 U JP11997280 U JP 11997280U JP S6117673 Y2 JPS6117673 Y2 JP S6117673Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sound
- speaker device
- speaker
- acoustic lens
- sound wave
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 claims description 10
- 239000012141 concentrate Substances 0.000 claims 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 230000004807 localization Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
- Stereophonic Arrangements (AREA)
- Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は車両用音響装置に関し、特にステレオ
効果を高めるようにしたスピーカ装置に関する。
効果を高めるようにしたスピーカ装置に関する。
例えば車両に取り付けられるカーステレオのス
ピーカシステムは第１図に示すようにステレオ効
果を持たせるため、左右のスピーカ装置１，２を
リヤパーセル３の左右両側に配置してある。
ピーカシステムは第１図に示すようにステレオ効
果を持たせるため、左右のスピーカ装置１，２を
リヤパーセル３の左右両側に配置してある。
ところが、従来のスピーカシステムでは図中破
線で示す如く各スピーカ装置１，２からの音が均
等に拡がるよう構成されているため、例えばリヤ
シート４に着座した者にとつて、その着座位置か
ら遠い側のスピーカ装置からの音が小さく聞こえ
音のバランスが悪く音の立体感がなくなつて折角
のステレオ音楽がモノラル的になつてしまい音像
定位がはつきりしないものであつた。
線で示す如く各スピーカ装置１，２からの音が均
等に拡がるよう構成されているため、例えばリヤ
シート４に着座した者にとつて、その着座位置か
ら遠い側のスピーカ装置からの音が小さく聞こえ
音のバランスが悪く音の立体感がなくなつて折角
のステレオ音楽がモノラル的になつてしまい音像
定位がはつきりしないものであつた。
本考案は上記の実情に鑑みてなされたもので、
車内両側に配置する各スピーカ装置前面部に、音
波拡散型及び音波集中型の２つの音響レンズをそ
れぞれ取り付け、乗員に対して近いスピーカ装置
からの音は拡散させて、また遠いスピーカ装置か
らの音は集中させて聞かせることにより、従来の
問題点を解決することを目的とする。
車内両側に配置する各スピーカ装置前面部に、音
波拡散型及び音波集中型の２つの音響レンズをそ
れぞれ取り付け、乗員に対して近いスピーカ装置
からの音は拡散させて、また遠いスピーカ装置か
らの音は集中させて聞かせることにより、従来の
問題点を解決することを目的とする。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
第１実施例を示す第２図Ａ〜Ｃにおいて、本実
施例のスピーカ装置はスピーカキヤビネツト１１
内にスピーカ１２をキヤビネツト前面に向けて設
置し、前記キヤビネット１１の前面部に音波拡散
型音響レンズ１３と音波集中型音響レンズ１４を
設け、スピーカキヤビネツト１１前方を覆つてい
る。これらの各音響レンズ１３，１４の取り付け
状態を第２図に示す右側チヤンネル用スピーカ装
置１５を例にとつて説明すると、音波拡散型音響
レンズ１３はキヤビネツト右側前面部に、音波集
中型音響レンズ１４はキヤビネツト左側前面部に
それぞれスビーカ主音軸ａに対して音波集中型音
響レンズ１４の取付角度αの方が音波拡散型音響
レンズ１３の取付角度βよりも大きくなるよう取
り付けてある。尚、左側チヤンネル用スピーカ装
置１６の場合はキヤビネツト右側前面部に音波集
中型音響レンズ１４を、キヤビネツト左側前面部
に音波拡散型音響レンズ１３を取り付ける。そし
て、これらスピーカ装置１５，１６を第３図示の
如くリヤパーセル３の左右両側に車両正面に向け
て設置する。従つて、各スピーカ装置１５，１６
において、スピーカ主音軸ａを境にして、車室外
方側に音波拡散型音響レンズ１３が、車室内方側
に音波集中型音響レンズ１４が、それぞれ配置さ
れるようになつている。尚、第３図中１７，１８
は入力端子である。
施例のスピーカ装置はスピーカキヤビネツト１１
内にスピーカ１２をキヤビネツト前面に向けて設
置し、前記キヤビネット１１の前面部に音波拡散
型音響レンズ１３と音波集中型音響レンズ１４を
設け、スピーカキヤビネツト１１前方を覆つてい
る。これらの各音響レンズ１３，１４の取り付け
状態を第２図に示す右側チヤンネル用スピーカ装
置１５を例にとつて説明すると、音波拡散型音響
レンズ１３はキヤビネツト右側前面部に、音波集
中型音響レンズ１４はキヤビネツト左側前面部に
それぞれスビーカ主音軸ａに対して音波集中型音
響レンズ１４の取付角度αの方が音波拡散型音響
レンズ１３の取付角度βよりも大きくなるよう取
り付けてある。尚、左側チヤンネル用スピーカ装
置１６の場合はキヤビネツト右側前面部に音波集
中型音響レンズ１４を、キヤビネツト左側前面部
に音波拡散型音響レンズ１３を取り付ける。そし
て、これらスピーカ装置１５，１６を第３図示の
如くリヤパーセル３の左右両側に車両正面に向け
て設置する。従つて、各スピーカ装置１５，１６
において、スピーカ主音軸ａを境にして、車室外
方側に音波拡散型音響レンズ１３が、車室内方側
に音波集中型音響レンズ１４が、それぞれ配置さ
れるようになつている。尚、第３図中１７，１８
は入力端子である。
かかる構成のスピーカシステムの作用を説明す
る。
る。
右側チヤンネル用スピーカ装置１５では右側に
音波拡散型音響レンズ１３があるため、右方向へ
は音波が拡散され音響エネルギー密度が弱められ
た状態でリヤシート４右側に着座した乗員の右耳
に入る。一方、左側には音波集中型音響レンズ１
４があるため、音波が集中され音響エネルギーが
強められた状態でリヤシート４左側に着座した乗
員の右耳に入る。
音波拡散型音響レンズ１３があるため、右方向へ
は音波が拡散され音響エネルギー密度が弱められ
た状態でリヤシート４右側に着座した乗員の右耳
に入る。一方、左側には音波集中型音響レンズ１
４があるため、音波が集中され音響エネルギーが
強められた状態でリヤシート４左側に着座した乗
員の右耳に入る。
左側チヤンネル用スピーカ装置１６では右側チ
ヤンネル用スピーカ装置１５の場合とは逆に、リ
ヤシート４右側の乗員の左耳へ集中された音波が
入り、リヤシート４左側の乗員の左耳へ拡散され
た音波が入る。
ヤンネル用スピーカ装置１５の場合とは逆に、リ
ヤシート４右側の乗員の左耳へ集中された音波が
入り、リヤシート４左側の乗員の左耳へ拡散され
た音波が入る。
このため、リヤシート４の左右に着座した人
は、それぞれ右側チヤンネル用スピーカ装置１５
の音を右耳で聞き、左側チヤンネル用スピーカ装
置１６の音を左耳で聞くことになり、しかも離れ
た位置側にあるスピーカ装置からの音が強められ
るので、左右の音量のバランスが極めて良好とな
り、拡がりのある立体的な音を聞くことができ、
音像の定位がはつきりしたステレオ音楽を開くこ
とができる。
は、それぞれ右側チヤンネル用スピーカ装置１５
の音を右耳で聞き、左側チヤンネル用スピーカ装
置１６の音を左耳で聞くことになり、しかも離れ
た位置側にあるスピーカ装置からの音が強められ
るので、左右の音量のバランスが極めて良好とな
り、拡がりのある立体的な音を聞くことができ、
音像の定位がはつきりしたステレオ音楽を開くこ
とができる。
また、第４図に示すように音波拡散型音響レン
ズ１３と音波集中型音響レンズ１４とをスピーカ
主音軸ａに対して同じ取付角度γで取り付けても
よい。この場合には、これらスピーカ装置１９，
２０のリヤパーセル３への取り付けを第５図示の
如く各スピーカ装置１９，２０が内側に向くよう
車両正面に対して適当な角度を持たせて設置す
る。
ズ１３と音波集中型音響レンズ１４とをスピーカ
主音軸ａに対して同じ取付角度γで取り付けても
よい。この場合には、これらスピーカ装置１９，
２０のリヤパーセル３への取り付けを第５図示の
如く各スピーカ装置１９，２０が内側に向くよう
車両正面に対して適当な角度を持たせて設置す
る。
このようにそれぞれのスピーカ装置１９，２０
自体を内側に互いに向けることにより、音波拡散
型音響レンズ１３と音波集中型音響レンズ１４と
を同じ角度で取り付けても第１実施例のものと同
様に立体感のあるステレオ音楽を聞くことができ
る。
自体を内側に互いに向けることにより、音波拡散
型音響レンズ１３と音波集中型音響レンズ１４と
を同じ角度で取り付けても第１実施例のものと同
様に立体感のあるステレオ音楽を聞くことができ
る。
尚、本実施例ではリヤシートの乗員の場合につ
いて説明したが、フロントシートの乗員に対して
も適用できることは言うまでもない。
いて説明したが、フロントシートの乗員に対して
も適用できることは言うまでもない。
以上説明したように本考案によれば、乗員に対
して、該乗員から離れたスピーカ装置からの音は
集中し、また近くのスピーカ装置からの音は拡散
してそれぞれ聞こえるので、両スピーカ装置の音
量のバランスが良好となり、ステレオ音楽の特徴
である音の立体感、拡がりが高まり音像定位がは
つきりして、ステレオ効果を十分に発揮すること
ができる。
して、該乗員から離れたスピーカ装置からの音は
集中し、また近くのスピーカ装置からの音は拡散
してそれぞれ聞こえるので、両スピーカ装置の音
量のバランスが良好となり、ステレオ音楽の特徴
である音の立体感、拡がりが高まり音像定位がは
つきりして、ステレオ効果を十分に発揮すること
ができる。
また、スピーカ装置に近い乗員に対してはスピ
ーカ装置からの漏れ音ではなく拡散型音響レンズ
からの放射音となるのでスピーカ装置に極めて近
い位置でも明瞭な音を聞くことができる。
ーカ装置からの漏れ音ではなく拡散型音響レンズ
からの放射音となるのでスピーカ装置に極めて近
い位置でも明瞭な音を聞くことができる。
第１図は従来のスピーカ装置を示す説明図、第
２図は本考案における右側チヤンネル用スピーカ
装置の１実施例を示し、Ａは平面図、Ｂは正面
図、Ｃは側面図、第３図は同上スピーカ装置を用
いたスピーカシステムの配置図、第４図は他の実
施例を示し、Ａは平面図、Ｂは正面図、Ｃは側面
図、第５図は同上スピーカ装置を用いたスピーカ
システムの配置図を示す。 ３……リヤパーセル、１３……音波拡散型音響
レンズ、１４……音波集中型音響レンズ、１５，
１９……右側チヤンネル用スピーカ装置、１６，
２０……左側チヤンネル用スピーカ装置。
２図は本考案における右側チヤンネル用スピーカ
装置の１実施例を示し、Ａは平面図、Ｂは正面
図、Ｃは側面図、第３図は同上スピーカ装置を用
いたスピーカシステムの配置図、第４図は他の実
施例を示し、Ａは平面図、Ｂは正面図、Ｃは側面
図、第５図は同上スピーカ装置を用いたスピーカ
システムの配置図を示す。 ３……リヤパーセル、１３……音波拡散型音響
レンズ、１４……音波集中型音響レンズ、１５，
１９……右側チヤンネル用スピーカ装置、１６，
２０……左側チヤンネル用スピーカ装置。
Claims (1)
- 車両の左右両側にスピーカ装置を配置すると共
に、前記左右のスピーカ装置の主音軸を各スピー
カ装置に近い側の乗員に向け配置し、各スピーカ
装置の前面部に、主音軸を境にして一方に当該ス
ピーカ装置の前方乗員へ音を拡散して放射する音
波拡散型音響レンズを、他方に他のスピーカ装置
の前方乗員へ音を集中して放射する音波集中型音
響レンズをそれぞれ取り付けて構成したことを特
徴とする車両用音響装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11997280U JPS6117673Y2 (ja) | 1980-08-26 | 1980-08-26 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11997280U JPS6117673Y2 (ja) | 1980-08-26 | 1980-08-26 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5743685U JPS5743685U (ja) | 1982-03-10 |
| JPS6117673Y2 true JPS6117673Y2 (ja) | 1986-05-29 |
Family
ID=29480633
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11997280U Expired JPS6117673Y2 (ja) | 1980-08-26 | 1980-08-26 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6117673Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0538961Y2 (ja) * | 1987-03-31 | 1993-10-01 | ||
| JP2668021B2 (ja) * | 1988-11-05 | 1997-10-27 | 三菱自動車工業株式会社 | トラックの懸架スプリング取付装置 |
-
1980
- 1980-08-26 JP JP11997280U patent/JPS6117673Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5743685U (ja) | 1982-03-10 |
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