JPS61176617A - 立体規則性に優れたメタクリル酸メチル重合体 - Google Patents

立体規則性に優れたメタクリル酸メチル重合体

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JPS61176617A
JPS61176617A JP1640985A JP1640985A JPS61176617A JP S61176617 A JPS61176617 A JP S61176617A JP 1640985 A JP1640985 A JP 1640985A JP 1640985 A JP1640985 A JP 1640985A JP S61176617 A JPS61176617 A JP S61176617A
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JP
Japan
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methyl methacrylate
molecular weight
methacrylate polymer
isotacticity
polymer
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JP1640985A
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Koichi Hatada
畑田 耕一
Yoshio Okamoto
佳男 岡本
Tatsuki Kitayama
辰樹 北山
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Mitsubishi Rayon Co Ltd
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Mitsubishi Rayon Co Ltd
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  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、分子量分布が良好な単分散性を示し、高度な
イソタクチシチーをもち、立体性規則性に優れたメタク
リル酸メチル重合体に関する。
従来の技術 分子量分布のせまいシンジオタクチックなメタクリル酸
メチル重合体は、アルキルリチウム重合開始剤を用いて
極性溶媒中でメタクリル酸メチルをアニオン重合するこ
とによシ得られる。このことは、たとえば、P、に、D
as 、R,D、A11en+T、C。
Ward 、 J、E、 McGrath、AC8Po
lymer Preprints 124(2) 、 
103 (I983) ; B、C,Anderson
 、 G、D。
Andrews + P、Arthur 、 Jr、+
H−W、Jacobaon 、J、R。
Melby + A、J、 Playtis +W、H
,5harkey :Macromoleeulea 
+ 14 1599 (I981)などに報告されてい
る。単分散分子量分布をもつメタクリル酸メチル重合体
は官能基転位重合反応によシ得られておシ、これらの重
合体はシンジオタクチックおよびヘテロタクチックな重
合体となることが特開昭58−13603およびO,W
、 Webster 。
W、R,Hartley r D、Y、 Sogah 
、 W、B、 Farnham +T、V、 Raja
n−Babu ; J、Am、 Chsm+ Soc 
、 105 。
5706 (I983)に報告されている。しかしなが
ら、イソタクチックな立体規則性メタクリル酸メチル重
合体は得られていない。イソタクチックなメタクリル酸
メチル重合体はメタクリル酸メチルを非極性溶媒中でア
ニオン重合することによシ得られており、このような重
合反応系では複数の活性種の存在及び副反応のために、
得られた重合体の分子量分布は広いものとなっている。
たとえば、n−ブチルリチウム、エチルマグネシウムブ
ロマイド、n−ブチルマグネシウムクロライドなどのア
ニオン重合開始剤を用いてトルエン溶媒中でメタクリル
酸メチル単量体を重合させると、メタクリル酸メチル単
量体のビニル基で起こる通常の重合開始反応と同時に、
メタクリル酸メチル単f体中のカルボニル基への触媒攻
撃反応が起こり、その結果、アルキルイソプロペニルケ
トン単を体が生成し、この単量体がメタクリル酸メチル
単量体と共重合することになる。従って、メタクリル酸
メチル単量体のアニオン重合機構は大きく変化し、分子
量分布も広いものとなることかに、Hatada + 
K、Ute +T、Kitayama : Polym
er Preprints r Japan +33、
1391 (I984)などに報告されている。
以上のように、イソタクチ、りなメタクリル酸メチル重
合体は知られているが、イソタクチシチーが高くかつ単
分散分子量分布を示すメタクリル酸メチル重合体は得ら
れていないのが現状である。
発明が解決しようとする問題点 本発明の目的は、上述のような従来の技術に鑑み、従来
不可能とされていた単分散分子量分布と高度なアイソタ
クチシチーを保持する立体規則性メタクリル酸メチル重
合体を提供するにるる。
上述の問題点を解決するための不発明に係るメタクリ、
ル酸メチル重合体は、単分散分子量分布及び高度なイソ
タクチシチーを有し、立体規則性に優れたメタクリル酸
メチル重合体でめって、下記一般式(I) R2−C−Mg−Br     (I)(式中、R4,
R2およびR5は1〜10個の炭素原子を有する炭化水
素基であシ、これらは同一であっても相違してもよい。
) で表わされるグリニヤール試薬を重合開始剤として用い
、−100℃〜+50℃の温度でアニオン重合せしめて
なることを特徴とする。
ここで、「単分散分子量分布」とは、分子量分布、すな
わち、重量平均分子ii (Mwと略す)と数平均分子
量(Mnと略す)との比Mw/Mnが比較的小さく、1
に近いことを意味する。なお、Mw/Mn比が大きい場
合多分散分子量分布という。本発明のメタクリル酸メチ
ル重合体は、一般に、rル・ぐ−ミュエーションクロマ
トグラフイー(GPCト略す)測定により求めたMvr
1Mn比が1.01〜2.00の範囲である。
「高度なイソタクチシチー」とは、核磁気共鳴スペクト
ルによシ測定されるトライアット表示によるイソタクチ
シチーが非常に大きいことを意味し、本発明のメタクリ
ル酸メチル重合体のイソタクチックーは一般に95%以
上である。本発明のメタクリル酸メチル重合体のイソタ
クチシチーは100%にきわめて近い値を採りうる。
本発明のメタクリル酸メチル重合体の分子量は格別限定
されるものではないが、一般に、その数平均分子量Mn
は約500〜約1,000,000の範囲である。
本発明のメタクリル酸メチル重合体は、上記一般式(I
)で表わされるグリニヤール試薬を重合!M始剤として
用いてメタクリル酸メチルt−−100℃〜+50℃の
温度でアニオン重合せしめることによシ得られる。
使用するメタクリル酸メチル単量体は高純度のものが好
ましい。特に、市販品を蒸w楕製後、たとえば、カルシ
ウムハイドライド上で十分に乾燥し、ついで蒸留するこ
とによって得られる純度99.96−以上のものはより
好ましい。
重合開始剤として用いられる一般式(I)で示されるグ
リニヤール試薬において、R4,R2およびR3は炭素
数1〜1・Oの炭化水素基であって、これらは同一であ
っても相違してもよい。R,、R2およびR3の例とし
ては、メチル、エチル、fロピル。
ブチル、ペンチル、ヘキシル、ヘプチル、オクチル、ノ
ニルおよびデシルのような直鎖型および分岐型のアルキ
ル基;シクロヘキシル基のような脂環族アルキル基;な
らびにフェニル及び置換芳香族炭化水素基が挙げられる
。とくに、R1+ R2およびR3がいずれもメチル基
であるものがより好ましい。
一般式(I)で表わされるアルキルマグネシウムブロマ
イドからなるグリニヤール試薬は、対応するアルキルブ
ロマイドとマグネシウムを、好ましくは、十分乾燥した
ジエチルエーテル中で反応させることにより調製できる
。このように調製されたアルキルマグネシウムブロマイ
ドは、そのまま溶液の形態で重合開始剤として使用する
ことができるし、または、調製した溶液を真空下で溶媒
を除去したのちトルエンなどの溶剤に分散させた形態で
使用することもできる。
重合開始剤は反応系内に一度に添加しても、または分割
して添加してもよい。とくに好ましい単分散分子量分布
を有するメタクリル酸メチル重合体を有するには一度に
添加することが望ましい。
重合開始剤の使用量はとくに限定されない。高分子量の
重合体を得るにはメタクリル酸メチル単量体量に対し比
較的少量の重合開始剤を便用すればよく、逆に、低分子
量の重合体を得るには比較的多量の重合開始剤を使用す
る。
メタクリル酸メチルのアニオン重合はメタクリル酸メチ
ル単量体を非極性溶媒のような反応溶媒に溶解した溶液
’に一100℃〜+50℃の温反に設定したのちに重合
開始剤を加えることにより開始することが好ましい。使
用する好ましい反応溶媒好ましい。
本発明のように単分散分子量分布および高度なイソタク
チシチーをもつ立体規則性に優れたメタクリル酸メチル
重合体の製造においては、その重合生長活性種は唯一で
あることを示しておシ、また、生長末端活性種へのメタ
クリル酸メチル単量体の付加は唯一の反応経路を経由す
ることを示している。反応系内において生成した重合体
は活性末端基を含有しておフ、従って、さらに同種また
は異種のビニル基をもつ単量体を反応系に添加すること
によジブロック共重合体および交叉結合重合体を製造す
ることができる。
上述のようなブロック共重合体および交叉結合重合体を
製造するのに用いるコモノマーとしては、たとえばアク
リル酸エチル、メタクリル酸エチル。
アクリル酸ツチル、メタクリル酸ブチル、アクリル酸ラ
ウリル、メタクリル酸ラウリル、アクリロニトリル、メ
タクリロニトリル、アクリルrR2−エチルヘキシル、
メタクリル駿2−エチルヘキシル、スチレン、アクリル
酸2−(ジメチルアミノ)エチル、メタクリル酸2−(
ジメチルアミノ)エチル、アクリル酸3,3−ソメトキ
シプロピル、メタクリル酸3.3−ジメトキシプロピル
、アクリル酸3−メタクリルオキシプロピル、メタクリ
ル酸3−メタクリルオキシグロピル、アクリklll1
2−アセトキシエチル、メタクリル酸2−アセトキシエ
チル、アクリル酸z、z、3,3.3−−eンタフルオ
ログロビル、メタクリル酸2.2.3.3.3−ペンタ
フルオロプロピル、アクリル酸2,2.24リフルオロ
エチル、メタクリル酸2,2.21リフルオロエチル、
アクリル酸2.2.3.3−テトラフルオログロビル、
メタクリル酸2.2.3.3−テトラフルオロプロピル
、 N、N−ツメチルアミノアクリルアミド、アクリル
酸2−メタクリルオキシエチル、メタクリル酸2−メタ
クリルオキシエチル、2−フロロアクリル酸エチル、ア
クリル酸グリシツル、メタクリル酸グリシジル、アクリ
ル酸3−メトキシグロビル、メタクリル#I3−メトキ
シグロビル、アクリル酸フェニル、メタクリル11!2
フエニルなどが挙げられる。ブロック共重合体お工び父
叉結合重合体を製造するのに用いるコモノマーの量は格
別限定されるものではなく、一般に、単量体全量に基づ
き80重量%以下の範囲で用いることができる。
上述のような重合活性末端基を不活性化するには、反応
性水素原子を有する化合物、例えば、アルコール、フェ
ノールなどの一〇H基を有する化合物を反応系に少量添
加すればよい。
得られたメタクリル酸メチル重合体は、常法によって反
応系から回収することができる。すなわち、生成した溶
液全濾過ff製することによシ重合開始剤分解物を除去
し、メタクリル酸メチル重合体の貧溶媒であるメタノー
ル、ジエチルエーテル。
n−ヘキサンなどの多量の溶媒中に添加して再沈澱せし
め、沈澱せしめた重合体を十分洗浄し、乾燥することに
よって回収できる。
発明の効果 本発明のメタクリル酸メチル重合体は、浸れた単分散分
子量分布および高度なイソタクチシチーを示す。このよ
うに優れた単分散分子量分布および立体規則性によって
、たとえば、ガラス転位温度、硬度熱変形温度および溶
融粘度のような重合体の物理的性質の好ましい変更が達
成できる。特(C1メタクリル酸メチルのホモポリマー
およびメタクリル酸メチル含有量の非常に大きい重合体
は、メタクリル酸メチル重合体が本来有する優れた機械
的性質、耐候性および成形加工性を維持したうえ、優れ
た単分散分子量分布および立体規則性に基づく特性を保
有する。
実施例 以下、重合開始剤として用いる一般式(I)で表わされ
るグリニヤール試薬の調製例ならびにメタクリル酸メチ
ルの重合実施例を示す。これらの例において「部」およ
び「チ」は重量基準による。
各実施例および比較例において、立体規則性の評価には
、プロトン核磁気共鳴スにクトルJNM−FX−100
(日本電子14m)を使用して60′Ciクロロホルム
浴媒中で7一リエ変換NMR測定法を採用した。また、
立体規則性の表示はトライアット表示に従った。生成重
合体の分子量分布はMw/Mnで表わし、その分子量は
JASCO(日本分光(情)製モデルFLC−AIOク
ロマトグラフ装置5hodex GPCカラムA−80
MまたはKF−803を使用し、溶媒としてテトラヒド
ロフランを用いて測定した。分子量決定にはポリスチレ
ン基準検量線を用いた。
また、反応転化率は、得られた重合体の乾燥後の重量を
測定し、仕込み七ツマ−の重量を基準にして求めた。
グリニヤール試薬の調製例(I) 開始剤のtert−ブチルマグネシウムブロマイドは次
の方法によシ合成した。
還流冷却器と滴下ロートを付した150ゴのナス型フラ
スコを乾燥窒素で満たし、3.31r (I35ミリモ
ル)のマグネシウムリデンと54dの乾燥ジエチルエー
テルを入れた。これに12.31r (90ミリモル)
の臭化tert−ブチルを27yLlのジエチルエーテ
ルに溶かした溶液を攪拌しながら約60分かけて滴下し
た。滴下終了後、さらに60分還流をつづけて反応を完
結させた。反応混合物を一夜放彎して未反応のマグネシ
ウムを沈澱させたのち、上泄液を注JB器を用いてとり
出し開始剤溶液として使用した。
この溶液の一部をとシ出し過剰の0.IN塩酸を加えた
のち、0.IN力性ソーダで逆滴定してtert−ブチ
ルマグネシウム基の濃度を決定した。0.289Nであ
った。
グリニヤール試薬の調製例(2) 脱エーテル化tert−ブチルマグネシウムブロマイド
は次のようにして調製した。
三方コックを付した20mのガラスアンプルを乾燥窒素
で満たした後、511Llの乾燥トルエンと上記(I)
で調製したtert−ブチルマグネシウムブロマイドの
ジエチルエーテル溶液を添加した。室温減圧下で溶液を
マグネテックスターラーで攪拌しながら、溶媒を除去し
た。得られた白色粉末に乾燥トルエン5IILlを加え
て懸濁状態とし、上記と同様に再び溶媒を除去した。こ
の白色粉末を5dの乾燥トルエンに懸濁させたものを重
合反応の開始剤とした。
脱エーテル化tert−ブチルマグネシウムブロマイド
の核磁気共鳴スペクトルを第4図に付記した。
実施例1 200d容三方コツク付ガラス製アンプル管を十分乾燥
した窒素ガスで満たしたのち十分乾燥精製したトルエン
5ゴ、別途前記調製例(I)に従って調製したtart
−ブチルマグネシウムブロマイド0.10ミリモルを含
むジエチルエーテル溶液を添加した。次いで、ドライア
イスアセトン冷媒中で78℃に冷却した。これにメタク
リル酸メチル単量体2gr(20ミリモル)を十分撹拌
しながら少しづつ添加して重合反応を開始した。145
時間経過した後、塩酸を含むメタノールを添加して重合
反応を停止させた。10倍谷のn−ヘキサン中に重合反
応溶液を注いで重合体を再沈澱させて戸別したのち、n
−ヘキサン、次いで、水−メタノールで十分洗浄した。
次いで、室温で真空乾燥して評価試料とした。
反応転化率は99%であった。立体規則性を評価したと
ころインタクチシチ−99,2%、ヘテロタクチシチ−
0,8%、シンジオタクチシチーO%であった。数平均
分子菫は、測足値が20400でろシ、重合開始剤量及
び仕込み単量体量から求められる計算値198150に
極めて近い値であった。重量平均分子量(Mw)は22
800、測定された分散値(Mw/Mn )比は1.1
2であって、良好な単分散性を示した。得られた重合体
の核磁気共鳴スペクトル、GPC測定結果及び赤外吸収
スペクトルをそれぞれ第1図、第2図および第3図に示
す。
実施例2〜6 →に)1牛pCか岐実施例1と同様の方法でメタクリル
酸メチルの重合を行った。但し、触媒濃度及び重合時間
を後掲衣−1に示すように変えた。なお、実施例6にお
いては重合温度全一40℃とした。
良好な単分散性と高度なイソタクチシチーをもつ重合体
が得られた。結果をまとめて表−1に示す。
実施例7 前記調製例(2)に従って調製したtert−ブチルマ
グネシウムブロマイド(0,50ミリモル)のトルエン
懸濁液を一78℃に冷却し、これにメタクリル酸メチル
単量体1.!7r(I0ミ’Jモル)を十分攪拌しなが
ら添加し重合反応を開始した。24時間後に実施例1と
同様の操作で反応を停止し、重合体を得た。結果は表−
1に示す。
以下余白 グネシウムクロライド(0,20ミリモル)のジエチル
エーテル溶°液とトルエン5ゴを20d容三方コツク付
ガラス製アングルに入れ、−78℃に冷却しこれにメタ
クリル酸メチル単量体0,5,9r(5ミリモル)を添
加して24時間重合させた。他の重、合操作は実施例1
と同様であった。反応転化率は100%であった。立体
規則性はナインタクチシチ−82,0%、ヘテロタクチ
シチ−6,5%、シンジオタクチシチ−11,5%であ
った。数平均分子量(Mn)は4960.分散性(Mw
/Mn )は3.38であった。
比較例2 実施例1と同様の操作によυtart−ブチルリチウム
を開始剤として用いてメタクリル酸メチルの重合を行な
った。すなわち、tert−ブチルリチウムのペンタン
浴fi (Aldrich社製)を乾燥へブタンで希釈
して0.82モルとした浴i0.61aA!(0,50
ミリモル)およびトルエン10Llをアングル管に入れ
、−78℃に冷却したのち、メタクリル酸メチル単量体
IJilr(I0ミ!jモル)を添加して48時間重合
反応を行った。その他の重合操作は実施例1と同様であ
った。反応転化率は99%であった。立体規則性は≠イ
ソタクテシチ−76チ、ヘテロタクチシチ−16%、シ
ンジオタクチシチー8%であった。数平均分子量(Mn
)6900、重量平均分子量(My)33060で、分
散値(My/Mn )は4.79であった。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例1で得られた重合体の核磁気共鳴ス(ク
トルを示し、第2図は同重合体のGPC測定結果を示し
、第3図は同重合体の赤外吸収スペクトルを示し、第4
図は脱エーテル化tart−ブチルマグネシウムブロマ
イドの核磁気共鳴スペクトルを示す。 第4図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、単分散分子量分布及び高度なイソタクチシチーを有
    し、立体規則性に優れたメタクリル酸メチル重合体であ
    って、下記一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、R_1、R_2およびR_3は1〜10個の炭
    素原子を有する炭化水素基であり、これらは同一であっ
    ても相違してもよい。) で表わされるグリニヤール試薬を重合開始剤として用い
    、−100℃〜+50℃の温度でアニオン重合せしめて
    なることを特徴とするメタクリル酸メチル重合体。 2、分子量分布(重量平均分子量と数平均分子量との比
    Mw/Mn)が1.01〜2.00である特許請求の範
    囲第1項記載のメタクリル酸メチル重合体。 3、イソタクチシチーがトライアッド表示で95%以上
    である特許請求の範囲第1項記載のメタクリル酸メチル
    重合体。
JP1640985A 1985-02-01 1985-02-01 立体規則性に優れたメタクリル酸メチル重合体 Pending JPS61176617A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6414216A (en) * 1987-07-07 1989-01-18 Daicel Chem Water-resistant material
JPH01236209A (ja) * 1987-11-04 1989-09-21 Daicel Chem Ind Ltd 新規な共重合体及び形状記憶樹脂
WO1998025977A1 (fr) * 1996-12-09 1998-06-18 Nippon Soda Co., Ltd. Copolymeres d'ester (meth)acrylique et procede de production de ces derniers
US11279419B2 (en) 2019-03-29 2022-03-22 Sumitomo Chemical Company, Limited Member for automobile roof and method for producing member for automobile roof

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