JPS61176590A - 7−n−アミノメチレンマイトマイシン誘導体、製造法及び抗腫瘍剤 - Google Patents

7−n−アミノメチレンマイトマイシン誘導体、製造法及び抗腫瘍剤

Info

Publication number
JPS61176590A
JPS61176590A JP60017532A JP1753285A JPS61176590A JP S61176590 A JPS61176590 A JP S61176590A JP 60017532 A JP60017532 A JP 60017532A JP 1753285 A JP1753285 A JP 1753285A JP S61176590 A JPS61176590 A JP S61176590A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compound
mitomycin
formula
hydrogen atom
bond
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP60017532A
Other languages
English (en)
Inventor
Kimikatsu Shirahata
白幡 公勝
Kazumichi Kono
河野 一通
Masaji Kasai
政次 河西
Makoto Morimoto
森本 眞
Tadashi Ashizawa
芦沢 忠
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KH Neochem Co Ltd
Original Assignee
Kyowa Hakko Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyowa Hakko Kogyo Co Ltd filed Critical Kyowa Hakko Kogyo Co Ltd
Priority to JP60017532A priority Critical patent/JPS61176590A/ja
Priority to EP86101214A priority patent/EP0191375A3/en
Priority to US06/824,227 priority patent/US4748251A/en
Publication of JPS61176590A publication Critical patent/JPS61176590A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D487/00Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, not provided for by groups C07D451/00 - C07D477/00
    • C07D487/12Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, not provided for by groups C07D451/00 - C07D477/00 in which the condensed system contains three hetero rings
    • C07D487/14Ortho-condensed systems
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P35/00Antineoplastic agents

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は抗菌活性、抗腫瘍活性を有する新規マイトマイ
シン誘導体、それらの製造法、およびそれらを含有する
抗腫瘍剤に関する。
従来の技術 マイトマイシン類は抗菌活性、抗腫瘍活性を有する抗生
物質として一般に知られている。代表的なマイトマイシ
ンとしてはマイトマイシンA1マイトマイシンB1マイ
トマイシンC1ポルフイロマイシン(以上はメルクイン
デックス第10版に記載されている。)、マイトマイシ
ンD1マイトマイシンE(以上は特開昭54−1227
97に記載されている。)、マイトイシンF(特開昭5
5−45322に記載されている。)等がある。これら
のマイトマイシン類はストレプトミセス・ケスピトーサ
スの培養液から単離することができる。また、マイトマ
イシンBから9−エピ−マイトマシンBおよび9−エピ
−マイトマイシンDが化学的に誘導される(特開昭56
−30978 )。最近、マイトマイシンの絶対配置が
修正された(J、Am、 Chem、Soc、、105
+7199 (1983)。式ASBにそれにしたがっ
て修正した上記各種マイトマイシン類の構造を示す(式
Cについても同様である。)。
式A 天然から得られる主なマイトマイシン類マイトマ
イシン      X          YZC−9
A         OCH3C)I3       
HβB         OCH,HCH,αCNH,
CH,Hβ ON)12         )I        C
H3α已       NH2C1(3CH3αF  
       OCH3C1(3CH3βJ     
    OCH3CH3CHs     αポルフィロ
マイシン   NH2CHs       CH3β弐
B 9の位に水酸基をもつ9β−マイトマイシン9−エ
ビ−マイトマイシンBx=OCH39−エピ−マイトマ
イシンD    X=NH2さらに9.10位が二重結
合になったマイトマイシン類も知られており、それらの
製造法は特開昭55−15408.56−7787に示
されている。弐Cに二重結合型マイトマイシンの構造を
示す。
式C二重結合型マイトマイシン マイト7 イシンHX=DC)l、   Y=H2=C
H。
マイトマイシンGx=NH2Y=CH5Z=CH。
マイトマイシンK   X”OCH3Y=CHs  Z
=CH39、−〇−デメチルマイトマイシンG    
 x=NH2Y=HZ=CH812−デ、(チlLフィ
トマイシンG        X=NH2Y=CH32
=H1、−デメチI&?イトフィシンK       
 )I=OCH3Y=CH3Z=Hマイトマイシン類は
すぐれた抗腫瘍活性を有するが、一方では白血球の減少
等の副作用も有することから、活性の増強あるいは毒性
の軽減を目的として多数の誘導体が合成され、それらの
生物学的性質が調べられてきた。
これらのマイトマイシン誘導体の中で、本発明と関係の
ある7位のアミノ基が修飾されたものとしては、たとえ
ば、J8Med、Chem、、24.975(1981
)。
JoMed、 Chem、、 26.16 (1983
)、 J、 Med、Chem、。
26.1453 (1983)、 JoMed、 Ch
em、、 27.701 (1984)などにその例が
報告されている、°マたこれらの文献には7位のアミノ
基が修飾されたマイトマイシン誘導体は生体中において
抗腫瘍活性を示すことも記載されている。7位のアミノ
基が修飾されたマイトマイシン誘導体の中でもさらに本
発明と関係の深い化合物の例は最近公開された特開昭5
9−1486中に見出すことができる。なかでも該特許
中実線例8に記載されている7−(ジメチルアミノメチ
レン)アミノ−9a−メトキシマイトサン(以下、化合
物Aという)は特にすぐれた抗腫瘍活性を有するとされ
ている。しかしながら該特許に記載されている化合物は
マイトマイシンA1マイトマイシンC1ポルフイロマイ
シンおよび7−N−メチルマイトマイシンCを出発原料
にする化合物であり、立体化学的にはマイトマイシンC
と同一の立体化学をもつ化合物に限定されてる(特開昭
59−1486.10頁参照)。
これに対し、本発明に含まれる抗腫瘍活性を有するマイ
トマイシン誘導体は次の式(1−1)。
(I−2)および(I−3)で表される。
(式中、R1、R2は水素原子または低級アルキル基を
表す。YおよびZはそれぞれ水素原子またはメチル基を
表し、々Vはαまたはβ結合を表す。
ただし9位の置換基がβ配置をしている場合にはYは水
素原子を表す。
式(I−1)r表される化合物〔以下、化合物(I−1
)と言う。他の大番号の化合物についても同様に表現す
る。〕は、9位の置換基がαの場合にはマイトマイシン
Bまたはその類縁体を原料として合成される。該類縁体
としては7位がアミノ基であ7コマイトマイシンDおよ
びマイトマイシンEがあるが、これらは天然界からはマ
イトマイシンC発酵の際に極めて微量の成分として得ら
れるものであり(特開昭54−122797)、マイト
マイシンBから化学的に誘導しなければ入手困難な化合
物である。
一方、マイトマイシンBはやはりマイトマイシンC発酵
の際の微量成分として単離される化合物であり、化学合
成の原料として使用しうる量を入手することは困難とさ
れていた。しかし本発明者らの研究協力者はマイトマイ
シンC発酵について、マイトマイシンBをより多量に生
成させる目的で、培養条件ならびに分離精製法を詳細に
検討し、マイトマイシンBの発酵単位を大巾に改良する
ことに成功した。そのためにマイトマイシンBを安価に
、かつ大量に入手することが可能となり、マイトマイシ
ンBを出発原料とすることのできる本発明が産業上重要
な意味をもつことができるようになった。
また、9位の置換基がβの場合は、一般的に良く知られ
たマイトマイシンに属する。その代表はマイトマイシン
Cである。しかしながら9位の置換基がβであるマイト
マイシンでは天然界から得られるものは全て9a位にメ
トキシ基を有している。立体化学がマイトマイシンCと
同一、すなわち9−β、で、かつ9a−OHを有するマ
イトマイシン(式A参照)は一般的には人手しがたい化
合物であり、本発明に関係する9−エピ−マイトマイシ
ンDはマイトマイシンBを原料にすることによって入手
することのできる特殊な化合物である。
このように本発明に含まれる化合物は、−口にマイトマ
イシンとは言え同業者によっても容易には検討しがたい
、化学構造上極めて特徴のあるものであり、このような
背景は二重結合型マイトマイシン〔化合物(I−3))
にあっても同様である。
さらに本発明に含まれる化合物には前記特開昭59−1
486中に記載されている化合物A(参考例に示す)と
比較しても、白血病p−388に対してよりすぐれた抗
腫瘍活性を示すことが実験的に証明されており(後述す
る)、従来の技術と対比して明らかな特徴がある。
本発明が解決しようとする問題点 前記に引用した文献類からも明らかなように、すでに数
多くのマイトマイシン誘導体が合成されているが、抗腫
瘍活性の強き、あるいは毒性の軽減という観点からする
とさらにすぐれた抗腫瘍剤の開発が望まれている。こう
した性質を有する物質の製造を目的として研究を重ねる
過程において、特開昭59−1486とは独立に、本発
明者らも化合物Aを合成し、それがすぐれた抗腫瘍活性
を有することに注目していた。そしてさらにすぐれた抗
菌活性、抗腫瘍活性を有し、かつ毒性の減じたマイトマ
イシン誘導体の製造を目的として研究を重ねた結果、化
合物Aを上まわる生化学的性質を有する化合物を見出し
、本発明を完成させることができた。
問題点を解決するための手段 本発明は式(1) (式中、R1、R2は同一もしくは異なって水素原子ま
たは低級アルキル基を表す。R5、R,は一体となって
=CH,を表す。YおよびZは同一もしくは異なって水
素原子またはメチル基を表す。
はα結合またはβ結合を表す。上記定義にかかわらず、
R4がβ配位をしている場合にはYは水素原子を表す。
)で表されるマイトマイシン誘導体に関する。
化合物(I)は前記化合物(I−1)、(I−2)およ
び(I−3)よりなっている。□ 式(I)において、R+ 、R2の定義中、低級アルキ
ル基は炭素数1−5の直鎮状もしくは分枝状アルキル基
、例えばメチノペエチノペ 1−プロピル等を包含する
次に化合物(I−1)を得る工程式を示す。
工程1 工程2   (1−2)−(I−1) 工程3   (IV)  +  (III)  −(I
I)化合物(I)は不活性溶媒中、化合物(I[)と化
合物(II[)とを反応させることによって製造できる
。このとき化合物(I−2)と(rV)が副生ずるが、
化合物(I−2)は10位の一0CON= CHN R
+ Rzを選択的に加溶媒分解することにより化合物(
I−1)に導くことができる(工程2)。化合物(TV
)はさらに(III)と工程1と同様条件下反応させて
化合物(I−2)としく工程3)、上記のように化合物
(1−1)に導くことができる。工程1で用いられる溶
媒は、クロロホルム、ジクロロメタン、ジエチルエーテ
ル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、エチレングリコ
ールジメチルエーテル、アセトニトリル、ジメチルスル
ホキシド、ジメチルホルムアミド等であり、これらは単
独もしくは混合して用いられる。
反応温度、反応時間は化合物(IV)によって、また反
応試剤の濃度によって異なるが、通常は一30℃〜70
℃の範囲で、数十分から数時間で十分である。
工程2で用いられる溶媒としてはメタノール、エタノー
ル、フロパノール等の低級アルコール類が適している。
これらは単独でも用いられるが、エーテル類、アセトニ
トリル、ジメチルスルホキシド、ジメチルホルムアミド
等と混合しても用いることができる。反応温度、反応時
間は通常−30℃〜70℃の範囲で、数十分から数時間
でよい。
触媒には弱い無機塩基類も使用できるが、弱塩基性でか
つ立体障害の大きいアミン類が適当である。
後者の例としてはアミノジフェニルメタン、アンフェタ
ミン、第三級ブチルアミンなどがあげられるが、このよ
うなジアルキルアミノメチレンイミン基の加溶媒分解に
ついては特開昭59−1486にも記載されている。
化合物(1−1)は化合物(V) (特開昭56−77
87に記載されている)を出発物質として次の工程式に
よっても合成することができる。
すなわち、化合物(V)にトリクロロア“↓tルイソシ
アネートを反応させて化合物(VI)としだ後(工程4
)、工程1と同様にして化合物(ffl>を反応させて
化合物(■)を得る(工程5)。化合物(■)は、先ず
化合物(V)と化合物(III)とを反応させて化合物
(■)とした後にトリクロロアセチルイソシアネートを
反応させても同様に合成することができる。このように
して得られた化合物(■)を加溶媒分解することにより
、化合物(I)が得られる(工程6)、工程4における
トリクロロアセチルカルバモイル化および工程6におけ
るカルバモイル基の生成反応は公知の手法と同様に行う
ことができる( J、 Natural Produc
t42549 (1979)および日本化学会第43回
春季年会、予稿集910頁、1981年、東京)。工程
4で用いられる溶媒にはクロロホルム、ジクロロメタン
、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン
、エチレングリコールジメチルエーテル、ベンゼン、ト
ルエンなどがある。これらは単独もしくは混合して用い
られる。反応温度、反応時間は通常−30℃〜30℃の
範囲で、数分から数時間でよい。工程6における触媒と
してはアルカリ金属またはアルカリ土類金属の炭酸塩ま
たは重炭酸塩等の無機塩類、トリエチルアミン、ジイソ
プロピルエチルアミン、ピロリジン、ピペリジン等のア
ミン類が用いられる。反応温度、反応時間は通常−30
℃〜70℃の範囲で、数十分から数十時間でよい。工程
5は前記の工程1に準する。
次に化合物(1−3)の製造法を説明する。
化合物(1−3)は不活性溶媒中、化合物(IX)と化
合物(III)とを反応させることによって製造される
。この工程は前記の工程Iに同様にして行なえる。
次に実施例により本発明を具体的に説明する。
各化合物の物理化学的データは次の機器類によって測定
された。
’H−NMR:JεOL FX−100Xへ9−トoメ
ーター。
M S : Hitachi M−gQB マxxヘク
) o 、7t −p −0I R: Shimazu
 IR−27−G ’およびJASCOIR810。
シリカゲルT L C: Merk Art 5714
゜実施例1 9a−0−デメチル−7−N−ジメチルア
ミノメチレンマイトマイシンG(化合物1)乾燥したジ
メチルホルムアミド(以下DMFと略す)1mlにジメ
チルホルムアミドジメチルアセクール(以下DMFAと
略す)0.1mlと9a−0〜デメチルマイトマイシン
G90■を加え、窒素気流下に室温で6時間攪拌する。
溶媒を減圧下で留去した後、CHCls−MeOH(9
8:2v/v)を展開溶媒とするシリカゲルカラムクロ
マトグラフィーにより生成物を分離する。生成物は再度
シリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し、A
cOEt−MeOH(99:lv/v)で溶出した溶液
を減圧濃縮し、#緑色ペースト状物質を単離する。この
物質を少量のCHCl 3にとかし、その溶液をシクロ
ヘキサン中に滴下すると化合物1が緑色の沈殿として析
出する。これを炉別して81mgの化合物1を得る。収
率75%。
’H−NMR(CDC13):δ1.86(3)1. 
s)。
2.19(3)1. s)、 2.26(2)1. m
)、 3.03(3H,s)。
3.07(3H,s)、 3.48(IH,dd、 J
=12.7.1り。
4.17(l)l、 d、 J=12.7)、5.44
(IH,d、 J=0.5)。
fi  113(IH−d、  、I=lI  Fi)
、  7 1’14rlH−りI R(KB r ) 
 :3400.2928.2854. 1644. 1
620゜1529、 1376、 1306. 111
3. 1054ca+−’。
MS (m/ z )  :328(M ” )、 3
11.284.295  。
高分解能M S : M” = 328.1517(c
、tt12゜N40.に対する計算値=328.153
3)。
TLC(CH(J!s  −MeOHS 19 : l
v/v ):Rf=0.40゜ 実施例2 1a−デメチル−7−N−ジメチルアミノメ
チレンマイトマイシンG(化合物2)53mgの1a−
デメチルマイトマイシンGを出発原料として、実施例1
とほぼ同様の操作により緑色粉末として化合物247m
gが得られる。
収率74%。
’H−NMR(CDC13”):δ1.95(3H,s
)。
2.85(2H,br、s)、 3.05(3N、 s
)、 3.10(3)1. s)。
3.11(3H,S)、 3.55(LH、br、d、
 J=12.9)。
4.27(IH,d、 J=12.9)、 5.42(
LH,d、 J=0.6)。
6.22(IH,d、 J=0.6)、 7.74(1
M、 s)I R(KB r ) :3292.293
0.2854.1645.1622゜1599、157
2.1532.1435.1376、1304.125
4゜1214、1111.1083.1053.939
 cm−a。
MS (m/ z ) :328(M ” )、 31
3.297.282,254゜高分解能M S : M
” = 328.1532(C1vHz。N40.に対
する計算値=328.1534)。
TLC(CHCj2s   MeOH−19: lv/
v ):Rf=0.48゜ 実施例37−N−ジメチルアミノメチレンマイトマイシ
ンD(化合物3a)および?−N、N”−ビス(ジメチ
ルアミノメチレン)マイトマイシンD(化合物3b)(
本化合物の命名において NIOはマイトマイシンの1
0位のカルバモイルオキシ基の窒素原子を指すものとす
る。以下においても同様である。) DMFA  80#を含む乾燥DMF  Q、4mlに
83mgのマイトマイシンDを溶解し、窒素気流下にて
室温で40分間攪拌する。
溶媒を減圧下で留去した後シリカゲルカラムクC1?ト
ゲラフイーにかけ、CHC1s  M e OH(95
:5V/りで溶出する緑色の分画(分画Aとする)を分
取する。ひき続き、CHCj! s   MeOH(9
3: 7v/v);展開し別の緑色の分画(分画Bとす
る)を分取する。最後に溶媒をCHCl3−CHaOH
(85: 15v/りに変えて得られる分画を集めると
、そこからマイトマイシンDが26■回収される。
分画Bを濃縮した後、再度シリカゲルカラムクロマトグ
ラフィーにより精製する。AcOEt−MeOH(92
: 8v/v)で溶出する緑色の分画を集め濃縮すると
25+agの暗緑色の粉末として化合物3aが得られる
。収率45%。
’H−NMR(CDCβ、):61.90(3H,s)
2.25(5N、 s)、 3.03(3H,s)、 
3.08(3B、 s)。
3.46(IH,br、d、J−12,7)、 3.7
HIH,t、 J=4.2)4.08(IH,d、 J
=12.7)、 4.20(LH,br、) 。
4.70(2H,d、 J=4.2)、 4.72(2
H,br、s)。
7.70(IH,s)。
I R(KB r ) :3430.2930.173
0.1621.1535゜1310cm−’。
MS (m/ z ) :389(M ” )、 37
1.346.328゜310、295.273.259
゜ 高分解能M S : M” = 389.1694(C
+aH*JsOsに対する計算値=389.1697)
TLC(CHCji!s −M eOH,19: lv
/v ):Rf=0.17゜ 分画Aを濃縮した後、さらに分取用シリカゲル薄層クロ
マトグラフィーにより精製する。AcOBt−MeOH
(19: lv/v )で展開し、Rf=0.09の緑
色バンドを集めて26■の暗緑色粉末として化合物3b
を得る。収率34%。   ′’ H−N M R(C
D Cl s ) :δ1.90(3)1. s)。
2.25(3H,s)、 2.28(2)1. m)、
 3.03(3)1. s)。
3.05(3H,s )、 3.07(3H,s )、
3.11(3)1. s >。
3.48(1)1.  dd、  J=12.7. 1
.7)、  3.78(1)1.In)。
4.08(LH,d、  J=12.7 )、  4.
51(IH,br、)。
4.75(2N、 m )、  7.70((I)、 
 s)、  8.38(1)1.  s)  。
I R(KB r )  :3380. 2920. 
161?、  1526. 1419 。
1374、 1309. 1263. 1226.11
13. 1076、 1059 cm−”。
M S (m / z )  : 444(M ” 、
Cz+HzeNsOs に対する計算値=444)、 
426.328  。
TLC(CHCls  −MeOH−19: lv/v
 ):Rf=0.29゜ 実施例47−N−ジメチルアミノメチレンマイトマイシ
ンE(化合物4a)および7−N、〜10−ビス(ジメ
チルアミノメチレン)マイトマイシンE(化合物4b)
80mのDMFAを含む乾燥DMF0.4mlにマイト
マイシンE39mgを溶解し、窒素気流下に室温で1時
間20分間攪拌する。溶媒を減圧下に留去した後、CH
Cl s  M e OH(97: 3v/v)を溶出
溶媒とするカラムクロマトグラフィーを行い緑色の分画
を分取する(分画Aとする)。ひき続きCHCl5  
MeOH(92: 8V/V)で溶出すると別の青色の
分画が得られる(分画Bとする)。
分画Bを濃縮し、シリカゲル薄層クロマイグラフィーで
精製するとマイトマイシンE15mgが回収分画Aは、
濃縮後にシリカゲル薄層クロマトグラフィーにかけ、A
cOEt−MeOH(19:IV/V)で展開してRf
=0.16の緑色のバンドから7mgの暗緑色の粉末と
して化合物4aの暗緑色粉末(収率25%)を、Rf=
0.02の緑色バンドから4■の粉末として化合物4b
の暗緑色粉末(収率13%)をそれぞれ単離する。
化合物4a ’H−NMR(CDC1s ):δ1.91(3H,s
)。
2.20(IH,d、 J=4.6)、  2JH3)
1. s>、 2.36(IH。
dd、 J=4.6.2.0)、 3.03(3N、 
s)、 3.07(3)1. s)。
3.31(3H,s)、 3.56(IH,dd、 J
=12.7.2.0)。
3.84(IH,dd、 J=9.5.3.9)、 3
.95(1)1. d、 J=12.7)。
4.43(1)1. dd、 J=10.7.9.5)
、 4.6H2H,br、s)。
4.84(If(、dd、 J=10.7.3.9)、
 7.68(1)1. s)  。
I R(KB r ) :3450.3362.292
2.1?13.1625゜1548、1538.132
6.1304.1117.1074.105105l’
MS (m/ z ) :403(M ” )、 37
2.342.327゜311、295゜ 高分解能MS:M”= 403.1871(C+st+
2.N、Osに対する計算値=403.1854)。
化合物4b ’HNMR(CDCIs ):δ1.9H3)1. s
)。
’)Q1/QIJ   cs   ’+Qすlすu  
 ms   ワ nすlワLl   os3.02(3
H,s)、 3.06(3H,s>、 3.09(3)
1. s)。
3.1H3H,s)、 3゜30(3N、 s)、 3
.55(LH,br、d。
J=12.2)、 3.96(LH,d、 J=12.
2)、 3.99(IH,dd。
J=10.4.4.3)、 4.57(IH,dd、 
J=10.7.10.4)。
4.84(IH,dd、 J=10.7.4.3)、 
7.68(IH,s)。
8.48(IH,S)。
I R(KB r )  二3450. 2920. 
1624. 1544. 1306゜1115cm−’
MS  (m/ z )  :458(M ” )、 
 426. 400. 342゜高分解能M S : 
M” ” 458.2186(Da2Hs。N5Os 
lこ対する計算値=458.2275)。
実施例5 化合物4a 186mgの化合物4bを含む3mlのメタノール溶液
にQ、1mlのジフエニノげミノメタンを加え、窒素気
流下に55℃で2時間攪拌する。溶媒を減圧下に留去し
、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにかける
溶出溶媒をCHCla −M eOH(19: 5V/
V)から始めて徐々にMeOHの割合を多くし、9:l
 v/vで溶出する緑色部分を集め、さらにAcOEt
−MeOHを用いるシリカゲルクロマトグラフィーで精
製する。このとき両溶媒の比を95:5から始めて徐々
にMeOHの割合を増やしてゆくと化合物4aは93:
’7V/Vで溶出し、その分画を濃縮すると14■の暗
緑色粉末が得られる。収率9%。
実施例6 6−1)9−エビ−N”−)リクロロアセチルマイトマ
イシンD(化合物6a)およびN1°−トリクロロアセ
チルマイトマイシンD(化合物6b)。
10−デカルバモイルマイトマイシンDヲ約10%含む
未精製の9−エビ−10−デカルバモイルマイトマイシ
ンD(本化合物の製造法は特開昭56−30978、実
施例2に記載されている)410■を乾燥塩化メチレン
−クロロホルム(10: lv/v )11 Qmlに
溶解し、水冷下に攪拌しながらトリクロロアセチルイソ
シアネート175J14を加える。
20分後に40m1のテトラヒドロフランと50ONの
トリクロロアセチルイソシアネートを加え、さらに2時
間攪拌を続ける。l Qmlのメタノールを加えた後、
減圧下に溶媒を留去し、残渣をクロロホルム−アセトン
(3: 2v/v ) fc用いるシリカゲルカラムク
ロマトグラフィーにかけ、最初に溶出する青色の部分を
集めて濃縮、乾燥することにより暗褐色の固体として化
合物6aを293■得る。
’H−NMR(py ds  ):δ1.9B(3H,
s)。
2.19(3)1.  s)、 2.19(IH,m)
、 2.58(1)!、 d、 J=4.9)、 3.
63(1)1. dd、 、+−12,7,2,0)、
 4.01(1)1゜dd、 J=11.2.4.4)
、 4.50(IH,d、 J=12.7)。
4.86(1)1. dd、 J=11.2.10.’
l)、 5.44(l)I、 dd。
J=10.7.4.4)、 8.47(LH,s)。
I R(KB r ) :3340.2940.179
5.1737゜1597、1534.1447.135
2.1185.847cm”0TLC(CH(J!3−
アセトン、1 : IV/v):Rf=0.50゜ 上記カラムクロマトグラフィーにおいて、化合物6aの
次に溶出する青色分画を濃縮すると22mgの暗褐色固
体としてNIO)リクロロアセチルマイトマイシンD(
6b)が得られる。
’HNMR(pV  ds )  :δ1.97(3H
,s)。
2.07(3H,S)、 2.17(1N、 dd、 
J=4.6.1.5)。
2.26(E、 d、 J=4.6)、 3.60(L
H,dd、 J=12.7゜1.5)、 4.13(I
H,dd、 J=9.5.4.2)、 4.42(IH
d、 J=12.7)、 5.29(IH,dd、 J
=10.5.9.5)。
5.47(IH,dd、 J=10.5.4.2)、 
7.53(2H,br、)。
9.58(IH,br、)。
TLC(CH(gs−アセトン、1 : IV/V):
Rf=O,牛2゜ 6−2)9−エビ−7−N−ジメチルアミノメチレンマ
イトマイシンD(化合物6c)および9−m−・ り 
K1−:3 J −$ I+−マぐノゾ壬しンーNIO
−トリクロロアセチルマイトマイシンD(化合物6d 
)。
100 mgの化合物6aを2mlのDMFA−DMF
(1: 4v/v )に溶解し、窒素気流下にて室温で
4時間攪拌後、約8℃の冷蔵庫内に一夜放置する。
反応混合物を減圧下に濃縮し、残渣をCH(1゜−Me
OH(97: 3v/v )を用いるシリカゲルカラム
クロマトグラフィーにかけ、溶出される緑色部分を集め
る。これを分画Aとする。次いでCHCl3−CH30
H(92: 8v/v )で溶出を続けると、別の緑色
の分画(これを分画Bとする)が得られる。
分画Bを濃縮すると13a+gの化合物6cが暗緑色の
固体として得られる。収率16%。
’HNMR(py−ds ):δ2.16(3)1. 
s)。
2.21(IH,dd、 J=4.6.2.2)、 2
.30(3H,s)。
2.73(1)1. d、 J=4.6)、 2.80
(3H,s)、 2.84(3H。
S)、 3.66(IH,dd、 J=12.7.2.
2)、 4.16(1)1.dd。
J=11.5.4.4)、 4.45(IH,d、 J
=12.7)、 4.89(IH。
dd、 J=11.5.10.5)、 5.47(IH
,dd、 J=10.5.4.4)。
7.63(2)1. br、s)、 7.80(IH,
s)、 8JO(IH,br、s)。
I R(KB r ) :3430.2918.170
9.1630゜1543、1307.1059 am−
’。
M S (m / z )  : 389(M ” 、
C+@HzJsOsに対する計算値=389)、 37
1.346.328.295゜TLC(CHCj23−
CH20H,9: IV/V ’):Rf=0.33゜ 分画Aを濃縮すると40.3 mgの化合物6dが暗緑
色の固体として得られる。収率36%。
分画Aから得られる化合物が6dであることは次の事実
から明らかである。
Aから得られた固体40.3 mgを1mlのCH30
Hに溶解し、4■のK 2 COsを加え、室温で80
分間攪拌する。反応液に9mlのCHC13を加え、短
いシリカゲルカラムを用いるクロマトグラフィーを行い
、CHCla  MeOH(9: lv/v )で溶出
する。溶出液を減圧濃縮し、再度CHCl。
−CH30H(92: 8v/v )を用いてシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィーを行い、溶出する緑色バン
ド部分を減圧濃縮する。残渣にn−へキサンを少量加え
て再び減圧下に溶媒を留去、乾燥し、13.8■の暗緑
色粉末を得る。本物質の物理化学的性質は前記の化合物
6Cと同一である。収率47%。
実施例7 本発明に含まれるいくつかの化合物の各種細菌類に対す
る抗菌活性を最少生育阻止濃度(g/ml)により第1
表に示す。最少生育阻止濃度は寒天希釈法により、l)
 87.0で測定された。表中細菌に対して用いられて
いる記号は次の通りである。
SF  ストレプトコッカス・フェカリスATCC10
541、SA  スタフィロコッカス・アウレウスAT
CC6538P、BS  バチルス ズブチリス 10
707.PV  プロテウス・ブルガリスATCC68
’97.SS  シゲラ・ゾンネイATCC9290,
KP  クレブシラ・二ニーモニアエATCC1003
1゜ また表中MM−CはマイトマイシンCを表す。
実施例8 サルコーマ180固型腫瘍に対する抗腫瘍活
性および毒性。
本発明に含まれる化合物の中からいくつかの化合物を例
にとり、サルコーマ180固型腫瘍に対する抗腫瘍活性
(E Dso )と急性毒性(LD、。)および末梢白
血球数に対する影響(WBC4゜。。)を第2表に示し
た。
WBC4゜。。は末梢白血球数を4000/mm’に減
少させる薬物の投与量を表す。実験はすべてddyマウ
スを用いて行ったものであり、具体的な実験操作は特願
昭59−112428に示されている。
第2表 実施例9 白血病P−388に対する抗腫瘍活性移植後
7日目のP−388v1水腫瘍胆癌マウス(DBA/2
’)の腹腔から腹水を採取した。この腹水中のP−38
8細胞数を計測し、滅菌生理食塩水を用いて、5X10
”個/mlの腫瘍細胞浮遊液を調製し、その0.2n+
1(IXIO’個の細胞を含む)を、体重が20−25
gのCD F rマウスの腹腔内に移植しr:。腫瘍移
植後24時時間区1群6匹のCDF、マウスの腹腔内に
被検薬剤を一回投与し、生存日数を33日間観察した。
薬剤の効果判定は、移植後33日目の平均生存日数の、
対照群(無処理群)の平均生存日数に対する比(延命率
、ILS%、Increased Life 5pan
)で行い、その結果を第3表に示した。またマイトマイ
シンCに対して耐性のP−388を用いて行った同様の
実験結果を第4表に示した。第3表、第4表から化合物
3aの最大延命率は夫々213%。
143%であり、化合物A(合成例を参考例に示す)の
75%、73%と比べると、3aが優位にすぐれた抗腫
瘍活性を有することが明らかであり、したがって化合物
3aは化合物Aに比べて、よりすぐれた臨床効果が期待
できる。なお、同様な実験で投与量10mg/kgにお
ける化合物1のILSは83%であった。
第3表 P−38g leukemia  に対する効
果(ILS%)投与量    化合物3a    化合
物A■/kg 0、0625            150、125
             480、25      
28      450、5       53   
   631゜0       58      68
2、0       58      754、0  
    145      206、0      2
13      −参考例 ?−N−ジメチルアミノメ
チレンマイトマイシンC(化合物A;特開昭59−14
86の実施例8に記載されている化合物) マイトマイシンCを原料として実施例3と同様の操作に
より化合物Aが得られる。
’H−NMR<CDC15):δ1.93(3H,s)
2.80(IH,dd、J=4.4.2.0)、 2.
90(IH,d、 J=4.4)。
3.04(3H,s)、 3.08(3)1. s)、
 3.22(3H,s)。
3.50(IH,dd、 J=12.7.2.0)、 
3.61(IH,dd。
J=10.5+ 4.4)、 4.20(IH,d、 
J= 12.7)。
4.50(LH,dd、 J=10.7.10.5)、
 4.74(2H,br、)。
4.78(1)1. dd、 J=10.7.4.4>
、 7.69(if(、s )。
I R(KB r ) :3310.2940.171
g、 1624.15401306、1059c+r’
MS (m/ z ) :389(M ” )、 35
7.346.328゜313、 297 。
高分解能M S : M” =389.1720(C1
llH23NSO5lご対する計算値=389.169
7)。
TLC(CHCls  MeOH,9: lv/v)’
Rf=0.40゜ 発明の効果 化合物(I)は優れた抗菌、抗腫瘍作用を有する。
特許出願人 (102)協和醗酵工業株式会社・5・−
ノ、り 手続補正書 昭和60年2月18日 ■、事件の表示  60− Z7/7−  二2昭和6
0年1月31日提出の特許願 2、発明の名称 7−N−アミノメチレンマイトマイシン誘導体、製造法
及び抗腫瘍剤 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 郵便番号 100 住 所  東京都千代田区大手町−丁目6番1号名称 
(102)協和醗酵工業株式会社明細書の特許請求の範
囲の欄及び発明の詳細な説明の欄 5、補正の内容 〔1)特許請求の範囲を別紙のとおり訂正する。  −
(2)4頁、式への構造式の下1行のrXJ 、rYJ
、、、−。
及びrZJをそれぞれrXAJ 、  r YA J 
、及び「ZA」に訂正する。
(3)4真下4及び3行のr X、JをそれぞしrXa
J。
に訂正する。
(4) 5頁の弐Cの構造式の下1−6行の「×」。
「Y」、及びrZJをそれぞれrXcJ 、  rYc
J 。
及び「Zc」に訂正する。
(5)6頁15行の「限定されてる」を「限定されてい
る」に訂正する。
(6)9真下8行の「強き」を「強さ」に訂正する。
(7)10頁T13−12行の「−〇C口NH2または
(8)13頁7−8行の「アンフェタミン、」を削除す
る。
(9)15頁10行の「(工程6)、」を「(工程6)
。」に訂正する。
α1 16頁Ta行の「工程1に」を「工程1と」に訂
正する。
特許請求の範囲 (1)式(、I ) (式中、R1、R2は同一もしくは異なって水素原子ま
たは低級アルキル基を表す。R3、R4はR1が水素原
子でR1が −CH,OCCHH2またはが一体となっ
て=CH,を表す。
YおよびZは同一もしくは異なって水素原子またはメチ
ル基を表す。〜Vはα結合またはβ結合を表す。ただし
、R1がβ配位をしている場合にはYは水素原子を表す
。) で表されるマイトマイシン誘導体。
(2)式(I)でR2が水素原子でR4が−CH20C
ONI(2である特許請求の範囲第1項記載のマイトマ
イシン誘導体〔以下、化合物(1−1)という〕。
導体。
(4)R1、R2およびZがメチル基で、Yが水素原子
である特許請求の範囲第1項記載のマイトマイシン誘導
体。
(5)式(I)でR3が水素原子でR1が記載のマイト
マイシン誘導体。
(6)式(I)でR3およびR1が一体となって=CH
2を表す場合の特許請求の範囲第1項記載のマイトマイ
シン誘導体。
(7)式 (式中、R1、R2、YSZおよび〜は前記と同義であ
る)で表される化合物を加溶媒分解することを特徴とす
る化合物(I−1)の製造法。
(8)式(I)で表されるマイトイシン誘導体を有効成
分とする抗腫瘍剤。
手続補正書 昭和60年3月す日

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、R_1、R_2は同一もしくは異なって水素原
    子または低級アルキル基を表す。R_3、R_4はR_
    3が水素原子でR_4が−OCONH_2または▲数式
    、化学式、表等があります▼を表すか、また はR_3とR_4が一体となって=CH_2を表す。 YおよびZは同一もしくは異なって水素原子またはメチ
    ル基を表す。■はα結合またはβ 結合を表す。上記定義にかかわらず、R_4がβ配位を
    している場合にはYは水素原子を表す。)で表されるマ
    イトマイシン誘導体。
  2. (2)式( I )でR_3が水素原子でR_4が−OC
    ONH_2である特許請求の範囲第1項記載のマイトマ
    イシン誘導体〔以下、化合物( I −1)という〕。
  3. (3)R_1、R_2およびZがメチル基で、Yが水素
    原子で、■がα結合である特許請求の範囲 第2項記載のマイトマイシン誘導体。
  4. (4)式( I )でR_3が水素原子でR_4が▲数式
    、化学式、表等があります▼である特許請求の 範囲第1項記載のマイトマイシン誘導体。
  5. (5)式( I )でR_3およびR_4が一体となって
    =CH_2を表す場合の特許請求の範囲第1項記載のマ
    イトマイシン誘導体。
  6. (6)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R_1、R_2、Y、Zおよび■は前記と同義
    である)で表される化合物を加溶媒分解することを特徴
    とする化合物( I −1)の製造法。
  7. (7)式( I )で表されるマイトマイシン誘導体を有
    効成分とする抗腫瘍剤。
JP60017532A 1985-01-31 1985-01-31 7−n−アミノメチレンマイトマイシン誘導体、製造法及び抗腫瘍剤 Pending JPS61176590A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60017532A JPS61176590A (ja) 1985-01-31 1985-01-31 7−n−アミノメチレンマイトマイシン誘導体、製造法及び抗腫瘍剤
EP86101214A EP0191375A3 (en) 1985-01-31 1986-01-30 7-n-aminomethylenemitomycin derivatives, process for production thereof and anti-tumor composition
US06/824,227 US4748251A (en) 1985-01-31 1986-01-30 7-n-aminomethylenemitomycin derivative

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60017532A JPS61176590A (ja) 1985-01-31 1985-01-31 7−n−アミノメチレンマイトマイシン誘導体、製造法及び抗腫瘍剤

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS61176590A true JPS61176590A (ja) 1986-08-08

Family

ID=11946533

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60017532A Pending JPS61176590A (ja) 1985-01-31 1985-01-31 7−n−アミノメチレンマイトマイシン誘導体、製造法及び抗腫瘍剤

Country Status (3)

Country Link
US (1) US4748251A (ja)
EP (1) EP0191375A3 (ja)
JP (1) JPS61176590A (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH066592B2 (ja) * 1986-04-18 1994-01-26 協和醗酵工業株式会社 マイトマイシン誘導体
US4791113A (en) * 1986-05-14 1988-12-13 Kyowa Hakko Kogyo Kabushiki Kaisha Mitomycin derivatives as antileukemia agents
JPS6354380A (ja) * 1986-08-26 1988-03-08 Kyowa Hakko Kogyo Co Ltd マイトマイシン誘導体
IL89203A0 (en) * 1988-02-11 1989-09-10 Univ Houston 7-substituted hydrazine mitomycin analogs and pharmaceutical compositions containing them
JPH0249786A (ja) * 1988-05-30 1990-02-20 Kyowa Hakko Kogyo Co Ltd 新規なマイトマイシン誘導体およびその中間体

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54122797A (en) * 1978-03-16 1979-09-22 Kyowa Hakko Kogyo Co Ltd Preparation of 7-demethoxy-7-aminomitomycin b derivatives
DE2966984D1 (en) * 1978-07-18 1984-06-20 Kyowa Hakko Kogyo Kk New mitomycins and processes for production thereof
JPS5545322A (en) * 1978-09-27 1980-03-31 Kyowa Hakko Kogyo Co Ltd Preparation of mitomycins by fermentation
US4374774A (en) * 1979-03-13 1983-02-22 Kyowa Hakko Kogyo Co., Ltd. Mitomycins
JPS5630978A (en) * 1979-08-24 1981-03-28 Kyowa Hakko Kogyo Co Ltd Novel mitomycin and its preparation
US4487769A (en) * 1982-06-04 1984-12-11 Bristol-Myers Company Amidines
US4567256A (en) * 1983-05-09 1986-01-28 Bristol-Myers Company Amidine process

Also Published As

Publication number Publication date
EP0191375A2 (en) 1986-08-20
EP0191375A3 (en) 1987-08-19
US4748251A (en) 1988-05-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0206283B1 (en) Optically active pyridobenzoxazine derivatives
US4427587A (en) Total synthesis of antitumor antibiotics BBM-2040A and BBM-2040B
US6124293A (en) Semi-synthetic ecteinascidins
EP0406749A1 (en) DC-88A derivatives
US4268676A (en) Mitomycin analogs
US4055715A (en) Method of producing 1-N-[L-(-)-α-hydroxy-γ-aminobutyryl]XK-62-2
AU636076B2 (en) 4-desoxy-4-epipodophyllotoxin derivative or pharmaceutically acceptable salt thereof
JPS6323884A (ja) 新規ポドフイロトキシン誘導体
JPH05247055A (ja) スタウロスポリン誘導体及びそれを含有する抗腫瘍効果増強剤
WO1992018507A1 (en) Anti-tumor and anti-psoriatic agents
JPS6310789A (ja) 新規ポドフイロトキシン誘導体
JPS61176590A (ja) 7−n−アミノメチレンマイトマイシン誘導体、製造法及び抗腫瘍剤
CA1248944A (en) Anthracycline glycosides
JPS61189283A (ja) 7−n−アミノメチレンマイトマイシン誘導体、製造法及び抗腫瘍剤
US4460599A (en) Mitomycin analogs
US4880825A (en) Mitomycin derivatives
HU195834B (en) Process for production of antibiotics with antitumor effect and medical compositions containing such active substances
JPS6335520A (ja) 抗腫瘍剤
JPS601197A (ja) マイトマイシン誘導体
EP0490878A1 (en) New 3'-(4-Morpholinyl)- anthracycline derivatives
EP0229313A2 (en) Compound related to antibiotic TAN-749 and their production
US4523022A (en) Analogs of the antibiotic spectinomycin
CA1087612A (en) 6'-n-methyl-xk-88-5 and process for the production thereof
JP4334194B2 (ja) エクチナサイジン786およびその取得方法
EP0071483A2 (en) Aminonaphthacene derivatives and their production