JPS61176045A - イオン注入装置 - Google Patents

イオン注入装置

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JPS61176045A
JPS61176045A JP1614885A JP1614885A JPS61176045A JP S61176045 A JPS61176045 A JP S61176045A JP 1614885 A JP1614885 A JP 1614885A JP 1614885 A JP1614885 A JP 1614885A JP S61176045 A JPS61176045 A JP S61176045A
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JP
Japan
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charged particle
ion
implanted
semiconductor substrate
ion implantation
Prior art date
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Pending
Application number
JP1614885A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Kobayashi
博 小林
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Shibaura Machine Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Machine Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Machine Co Ltd filed Critical Toshiba Machine Co Ltd
Priority to JP1614885A priority Critical patent/JPS61176045A/ja
Publication of JPS61176045A publication Critical patent/JPS61176045A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、イオン注入装置に関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
従来、イオン注入装置は、選択分離したイオンを加速し
、次いで偏向した後走査系を経て被処理体である半導体
基板の表面に注入するようになっている。走査系を経た
イオンは、7アラデイーカ、グを経て半導体基板に注入
される。
このとき半導体基板は、注入イオンの入射方向に対して
一般に数度傾向けた状態で設置されている。このように
半導体基板を傾けた状態で設置するのはよく知られた様
にチャネリング現象を防止するためである。
しかしながら、このような従来のイオン注入装置は次の
ような問題を有する。例えばIMbltDynamic
 RAMを構成する半導体装置を製造する場合には次の
ような工程を経ることになる。先ず、第4図(6)に示
す如く、例えばP型の半導体基板1の所定領域に素子分
離を行うアイソレーション層2を形成する。次いで、素
子領域3上に厚さ約200Xのダート酸化膜4を選択的
に形成する。次いで、ダート酸化膜4及びアイソレーシ
ョン層2上にレジスト膜5を形成する。
このレジスト膜5に周知の写真蝕刻処理を施し、トレン
チキャパシタを構成する領域以外の部分にレノスト膜5
が残存するようにパターニングする。次に、残存したレ
ジスト膜5をマスクにRIE (R@active I
on Etehlng )を施してトレンチキャ・母シ
タを構成するための溝6を開口する。
次に、レジスト膜5を除去した後、同図(B)に示す如
く、溝6の内壁面にPSG膜(図示せず、phosph
orous 5illeat@glaam+ P濃度1
0   cm)を形成し、熱処理を施して#16の内壁
面に沿う半導体基板1内にN一層7を形成する。次に、
溝6の内壁面及び素子領域3の露出表面に酸化膜8t−
形成する。次いで、アイソレーション層2上及び溝6の
内壁面上に酸化Hx8を介して厚さ約3000 Xの多
結晶シリコン膜9からなる配線及び電極を形成する。
このようにN一層7の形成をPSGを用いて行うのは、
従来のイオン注入装置では溝6の内壁面に沿ってN″″
″層7成しようとすると次のような問題が発生するから
である。
すなわち、半導体基板1は、イオン注入の際にチャネル
領域が形成されるのを防止するために、第5図に示す如
くイオン1oの照射方向と垂直な面に対して約7度傾斜
した状態に設置される。このため、半導体基板1の表面
領域には、イオン10が注入される領域11と注入され
ない領域12とができる。しかも、注入される領域11
だけを見ても溝6の底部と側面部とではイオン10の注
入深さが異なシ注入イオン濃度が異なる。その結果、所
定の仕様を満した)ヤ・臂シタを形成できない問題があ
る。
また、第6図に系す如く、NMO8FETの新組LDD
 (Light Doped Drain ) 49造
を作る場合にも従来のイオン注入装置では上述と同様の
問題が発生する。すなわち、半導体基板1に素子領域3
を突出し、素子領域3上にff−)酸化膜4を介して積
層したダート電極15をマスクにして所望イオン16の
注入が行われる。このとき、突出した素子領域3の側壁
部では注入イオンの入射角度が実効的に小さくなシ、低
濃度のソース或はドレイイの領域が形成される。一方、
半導体基板1の主面の平坦な領域には、高濃度のソース
或はドレインの領域11が形成される。
しかしながら、との場合にも半導体基板1を約7度傾斜
した状態でイオン注入を行うため、素子領域3の側壁部
では、イオン16の注入される領域18と注入されない
領域19ができる問題がある。
〔発明の目的〕
本発明は、被処理体である基板に形成された凹溝や凸部
の立ち上がった側壁面に所定のイオンを均−Kかつ容易
に注入することができるイオン注入装置を提供するもの
である。
〔発明の概要〕
本発明は、荷電粒子の走行壁間の全部に対して作用する
荷電粒子偏向手段を設けたことにょシ、被処理体である
基板に形成された凹溝や凸部の立ち上がった側壁面に所
定のイオンを均一にかつ容易に注入することができるイ
オン注入装置である。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する
。第1図は、本発明の一実施例の概略構成を示す説明図
である。図中30は、イオン源である。イオン源3oに
は高圧電源31が接続されている。イオン源3oには、
イオン加速部32を介してイオンビーム分離部33が設
けられている。イオンビーム分離部33にFi、荷電粒
子走行空間34を介して注入室35が設けられている。
注入室35内〈は、被処理体である半導体基板36が設
置されるようになっている。荷電粒子走行空間34内に
は、荷電粒子走査手段37が設けられている。さらに本
発明であるところの荷電粒子偏向手段39が半導体基板
36の前に設けられこの荷電粒子偏向手段39は、荷電
粒子(イオン)38の走行方向と直交する磁界40を付
与する電磁石で構成されている。つまシ、荷電粒子偏向
手段39により第2図に拡大して示すように、被処理体
である半導体基板36の表面に対して図面上例えば右側
から7度傾斜した状態で荷電粒子38aを照射したシ、
或は逆に左側から7度傾斜した状態で荷電粒子38bを
照射できるようになっている。
このように構成されたイオン注入装置によれば、例えば
LDD構造の素子を製造する場合には次のように荷電粒
子(イオン)38の注入が行われる。第2図に示すよう
な素子領域41となる突出部を有すると共に1素子領域
41上にダート酸化膜42を介してダート電極4:!全
積層した半導体基板36を用意する。次いで、この半導
体基板36を注入室35内に水平状態にして設置する。
次に、高圧電源31によりイオン源30から発射した荷
電粒子38を一イオン加速部32、イオンビーム分離部
33t−経て荷電粒子走行空間34内に導く。荷電粒子
走行空間34内には、イオンビーム分離部33を経てい
るので所定の荷電粒子38だけが導かれる。
この後一端通常の荷電粒子走査手段37でスキャンニン
グしてから、第2図に示す如く、この荷電粒子381L
を例えば図面上右側に約7度傾斜するように荷電粒子偏
向手段39の磁界40によって偏向させ、傾斜した状態
で半導体基板36に注入する。このときダート電極43
が荷電粒子38aの注入の際のマスクとなる。
荷電粒子38&は傾斜し九状態で注入されるので、半導
体基板36の表面領域に高濃度領域44が形成され、素
子領域41の右側面部に低濃度領域45が形成される。
素子領域4ノの左側面部は、荷電粒子38aの注入され
ない領域46となる。このため、次に荷電粒子偏向手段
39によって荷電粒子38bを今度は逆に図面上左側に
約7度傾斜するように磁界4oにょシ偏向する。その結
果、素子領域4ノの左側面部に今度は荷電粒子31bが
注入され、右側面部の低濃度領域45は荷電粒子38b
が注入されない領域となる。その結果、素子領域41の
両側部に低濃度領域45を形成し、かつ、半導体基板3
6の表面側に高濃度領域44を形成した所、(l LD
D構造の素子部を形成することができる。
因みに、荷電粒子38をA3  としその際の加速電圧
を40 kVにすると共にドーズ量を5X10 cWl
とすると、素子領域41の両側部ではドーズ量として約
3X10  cm  程度の低濃度領域45を形成する
ことができるため、高密度のLDD )ランジスタが形
成可能となる。
なお、荷電粒子偏向手段39としては、第3図に示す如
く、荷電粒子38の走行空間内に電界47を発生させる
対をなす電極48を所定の対向間隔で設けて、電極48
間を通過する荷電粒子38m 、38bを電界47の強
さを変化させて所定の角度に偏向させるようにし九もの
としても良い。
また、実施例のイオン注入装置でトレンチキャパシタを
半導体基板36に形成する場合にも、上述と同様に荷電
粒子偏向手段39によって注入する荷電粒子38を所定
角度分だけ偏向することによシ、容易に所望の仕様を満
したトレンチキャ・やシタを形成することができる。こ
の場合、トレンチキャ・ぐシタを構成するための溝の底
部と側壁部とでは、依然注入された荷電粒子38の濃度
が相違することになる。しかし、側壁部側ではほぼ均一
の不純物濃度を得ることができると共に、素子は横方向
に配置されて縦方向には配置されないため、キヤ・ぐシ
タの仕様上には何ら問題とならない。
〔発明の効果〕
以上説明した如く、本発明に係るイオン注入装置によれ
ば、被処理体である基板に形成された凹溝や凸部の立ち
上がった側壁面に所定のイオンを均一にかつ容易に注入
することができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例の概略構成を示す説明図、
第2図は、同実施例の要部の説明図、第3図は、電極か
らなる荷電粒子偏向手段の説明図、第4図(4)(B)
は、トレンチキャ・ぐシタを形成する際の工程を示す説
明図、第5図は、従来のイオン注入装置でイオン注入し
ている状態を示す説明図、第6図は、従来のイオン注入
装置を用いてLDD構造の素子を作る際のイオン注入の
仕方を示す説明図である。 30・・・イオン源、31・・・高圧電源、32・・・
イオン加速部、33・・・イオンビーム分離部、34・
・・荷電粒子走行空間、35・・・注入室、36・・・
半導体基板、37・・・荷電粒子走査手段、38・・・
荷電粒子、39・・・荷電粒子偏向手段、40・・・磁
界、41・・・素子領域、42・・・r−)酸化膜、4
3・・・ff−)電極、44・・・高濃度領域、45・
・・低濃度領域、4]・・・荷電粒子の注入されない領
域。 出願人代理人  弁理士 鈴 江 武 彦第2図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)荷電粒子を基板表面に打込む機構を具備するイオ
    ン注入装置において、基板表面近傍の荷電粒子走行空間
    の全幅に対して作用する荷電粒子偏向手段を設けたこと
    を特徴とするイオン注入装置。
  2. (2)荷電粒子偏向手段による荷電粒子を偏向させる方
    向が、基板の表面に対して斜めに打込まれる該荷電粒子
    の傾斜角と同じ角度で逆方向に傾斜した方向である特許
    請求の範囲第1項記載のイオン注入装置。
  3. (3)荷電粒子偏向手段が、荷電粒子の走行方向と直交
    する磁界を与える電磁石で構成されている特許請求の範
    囲第1項または第2項記載のイオン注入装置。
  4. (4)荷電粒子偏向手段が、電界をえる電極で構成され
    ている特許請求の範囲第1項または第2項記載のイオン
    注入装置。
JP1614885A 1985-01-30 1985-01-30 イオン注入装置 Pending JPS61176045A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6376423A (ja) * 1986-09-19 1988-04-06 Toshiba Corp 半導体装置の製造方法
JP2012049286A (ja) * 2010-08-26 2012-03-08 Sen Corp 半導体装置の製造方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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