JPS61173604A - 走行装置 - Google Patents

走行装置

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JPS61173604A
JPS61173604A JP60013201A JP1320185A JPS61173604A JP S61173604 A JPS61173604 A JP S61173604A JP 60013201 A JP60013201 A JP 60013201A JP 1320185 A JP1320185 A JP 1320185A JP S61173604 A JPS61173604 A JP S61173604A
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JP
Japan
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traveling
traveling body
truck
running
stator
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JP60013201A
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Yukito Matsuo
松尾 幸人
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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  • Control Of Vehicles With Linear Motors And Vehicles That Are Magnetically Levitated (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明は、外部から与えられる推進力又は逆推進力によ
って走行体を慣性により走行、停止させる走行装置に関
する。
[発明の技術的背景とその問題点] 慣性により走行体を走行させる装置として、リニア誘導
モータを用いた走行装置挙げることができる。リニア*
導モータを用いた走行装置では、走行体にリアクション
プレートを設け、また、走行体の走行路に所定間隔を置
いて推力付与手段であるステータを配置している。そし
て、電源装置によって前記ステータを駆動して、前記リ
アクションプレートに時間によって変化する磁束を加え
、この変化によりリアクションプレートに一定の推進力
又は逆推進力を発生させて走行体の走行、停止を行うこ
とができる。
ところで、ステータを駆動する電源に異常があった場合
、例えば停電あるいは電源装置の故障の際又はオペレー
タの操作ミスがあった場合には、走行体が離間配置され
たステータ間の途中に停止してしまう事態が生ずる。こ
のような位置に停止された走行体には推進力を与えて起
動させることができない。そこで、従来は■電源が正常
になった際にステータより推力を受けた他の走行体によ
って−■する、■ステータの設定位置を低くし中間部を
高くして重力を利用する、■人手によって移動させる等
の手段により走行体をステータの設定位置に復帰させて
いた。
しかし、■、■の方法によれば走行体を起動できる位置
まで復帰させるまでに手間0時間を要する。また、■の
方法によれば走行路の自由な設計レイアウトができない
[発明の目的] 本発明は上記事情に鑑みて成されたものであり、電源異
常又は操作ミスによって第1の走行体が再起動不能な位
置に停止された場合でも、白駒動可能な第2の走行体に
よってこの第1の走行体を簡易かつ迅速に起動可能な位
置に復帰させることができ、もって操作者の労力を大幅
に軽減することができ、かつ、第1の走行体の慣性走行
と第2の走行体の走行駆動とを共に効率よく行うことの
できる走行装置を提供することを目的とするものである
[発明の概要] 上記目的を達成するための本発明の概要は、外部から推
力を受けて慣性により走行し停止する第1の走行体と、
入力情報に基づいて発進停止可能な走行手段を内蔵した
第2の走行体と、前記第1の走行体及び第2の走行体と
それぞれ異なる面で当接して両走行体を走行自在に案内
すると共に、第2の走行体の走行面の摩擦係数が第1の
走行体の走行面の摩擦係数よりも大きい軌道とを有する
ことを特徴とするものである。
[発明の実施例] 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。本
実施例はリニア誘導モータを用いた走行装置に関する。
先ず、慣性により走行する走行体の走行装置について説
明する。第1図は走行体及びガイドレールの概略斜視図
、第2図は走行体の走行路の縦断面図、第3図は第2図
図示B−8断面を示す横断面図、第4図はリニア誘導モ
ータの動作原理説明図、第5図は走行路の概略説明図で
ある。
第1図、第2図において、慣性走行する走行体としての
第1の走行体1は物品を積載可能な筐体2の下端にリア
クションプレート3を立設している。このリアクション
プレート3は銅、アルミ等で形成された金属板であり、
後述するステータ9から発生する磁束に基づいて推進力
又は逆推進力が付与されるようになっている。
また、第1の走行体1の走行路6は、断面り字状の軌道
7を平行に離間配置することにより構成されている。そ
して、前記第1の走行体1の筐体2の両側面にはそれぞ
れ2つの車輪5A、5Bが設けられ、この車輪5A、5
Bは前記軌道7の上面と転接するようになっている。ま
た、前記筐体2の幅方向の両側下方には取付板4.4が
延在形成され、この取付板4.4には前記車輪5A、5
Bの下方に離間した位置に車輪5G、5Dがそれぞれ取
り付けられて前記軌道7の下面に転接するようになって
いる。尚、前記車輪5A、5Cの外周面の離間距離及び
車輪58.50の外周面の離間距離は、それぞれ前記軌
道7の板厚よりもわずかに長くなっている。また、前記
軌道7の走行面は第1図に示すよ゛うに内側の第1の走
行面7Aと外側の第2の走行面7B及び第1の走行体1
の幅方向の移動を規制するガイド面7Cとで構成され、
第1の走行面7A及びガイド面7Cは滑面に、第2の走
行面7Bは粗面に形成されている。そして、前記各車輪
5A〜5Dは第1の走行面7Aに転接するようになって
いる。
また、前記第1の走行体1の筐体2両側面には、第1の
走行体1の幅方向より突出した周面を有する車輪12が
片面に各2個、計4個設けられ、前記軌道7のガイド面
7Cにわずかな間隙を介して転接するようになっている
このような構成により第1の走行体1は、走行路6に沿
って第1図図示矢印へ方向に走行自在であり、かつ、軌
道7を車輪5A、5C及び車輪5B、5Dで挟むように
なっているため、高速でカーブを曲る際にもこの軌道7
から飛び出ることがない。前記走行路6の下方には、リ
ニア誘導モータ8が設けられている。このリニア誘導モ
ータ8は、前記筐体2に取着された可動子としてのリア
クションプレート3と、このリアクションプレート3の
走行経路を挟んで対向配置された固定子たる一対のステ
ータ9,9とから成っている。ステータ9.9は第3図
及び第4図(a)にも示すように電気鉄板に歯と溝とを
打ち扱いて積層したものであり、多溝にはコイルが巻き
込んである。尚、リアクションプレート3とステータ9
との間には一定の距離Qのギャップが設けられている。
ここで、第4図(a)、(b)を参照してリニア誘導モ
ータによる推進力または逆推進力の発生原理を簡単に説
明する。第4図(a)は−例として平板状片側式のリニ
ア誘導モータの概略斜視図であり、第4図(b)は磁束
bgとうず電流jrの関係を示す特性図である。ステー
タ9のコイルに2相又は3相の交流電流を流すと、ギャ
ップでの磁束密度の瞬時値bQ (T)は、その波高値
をBQとして bQ=BQcos(ωt−πχ/τ) ここで、ω−2πf:電源の角周波数(rad/S)f
:周波数(Hz) t:時間(S) χ:ステータ表面上の距離(m) τ:ポールピッチ(W) である。ボールピッチτは磁束密度の半周期の長さのこ
とである。また、ステータ9から発生する磁束は交流で
あるから、レンツの法則に従って可動子であるリアクシ
ョンプレート3にうず電流を発生させる。第4図(a)
図示のリアクションプレート3の断面に示した・印とX
印とはうず電流の流れる方向とその大きさを表したもの
である。
このうず電流の瞬時値jrはその波高値Jrとすると jr=Jr  5in(ωt−yrz/r−φ)ここで
、ψはリアクションプレート3のインピーダンスに基づ
く位相差である。前記ギャップの磁束密度bgは移動磁
界を形成しているから、この磁束密度bgとうず電流j
rとの積はフレミングの左手則に従って連続的な推力F
を発生することになる。尚、この推力は第4図(a)の
左右いずれかの方向にも生ずるが第4図(b)における
左領域の方のbgxjrが右領域よりも大きいからリア
クションプレート3は左手方向に移動することになる。
また、このリアクションプレート3に逆推進力を与える
ためには、前記ステータ9のコイルに逆相の交流を流す
ようにすればよい。そして、この推進力Fの大きさを可
変する方法としては交流周波数fを可変するか、あるい
は交流振幅を可変すること等の方法が採用されている。
次に、上記のようにして推進力が付与される第1の走行
体1の走行路6について第5図を参照して説明する。走
行路6は、第5図に示すように例えばU字状に形成され
ている。そして、この走行路6の下方には、走行路6に
沿って所定間隔を置いてステータ9A乃至ステータ9■
が配置されている。従って、前記第1の走行体1は上記
ステータ9A〜9■のいずれかの位置において発進及び
停止が可能となっている。また、U字状の走行路6の両
端には、後述する回収用走行体として第2の走行体20
の停留部10A、10Bが配置されている。そして、こ
の停留部10A、10Bには、&!2の走行体20に走
行情報を入力するための入力部11.11が設けられて
いる。
次に、前記回収用走行体としての第2の走行体20につ
いて、第6図、第7図及び第8図を参照して説明する。
この第2の走行体2oは、前記第1の走行体1が走行案
内させるガイドレール7゜7に沿って走行可能となって
いる。従って、このガイドレール7.7を走行するため
に必要な部材を具備すると共に、その外径寸法は第1の
走行体1のものと同一となっている。即ち、第2の走行
体20は内部に走行手段30(詳細は後述する)を具備
した筐体21、この筐体21の幅゛方向より突出した周
面を有する車輪22、筐体21の両側面上下に対向配置
された車輪23A〜230を有している。尚、上記車輪
23A〜23Dは前記第2の走行面7Bに転接するよう
になっている(第7図参照)。また、車輪23A、23
Gは前記走行手段30より駆動力を受けて回転する駆動
車輪であり、前記ガイドレール7.7の第2の走行面7
8.78と摩擦的に転接して第2の走行体20に推力を
与えるようになっている。また、車輪23A、23Cの
周面には前記第2の走行面7B。
7Bとの摩擦係数を高めるために凹凸状のパターンを形
成してもよい。
さらに、第2の走行体1の走行方向先端側及び模端側に
は、前記第1の走行体1と当接した際の衝撃を吸収する
緩衝手段25と、前記第1の走行体1を検知するための
検知手段26とが配置されている。また、この第2の走
行体20は外部より推力が与えられることなく自らの駆
動力によって走行可能であるから、第1の走行体1のよ
うにステータの2次導体としてのリアクションプレート
は有していない(第7図参照)。
次に、前記走行手段30について第8図を参照して説明
する。前記走行手段30は、走行駆動制御を司どる制御
部31.エネルギ蓄積部32及び走行駆動のための機構
部33から成っている。前記エネルギ蓄積部32は例え
ば蓄電池であり、前記機構部33は蓄電池からの電力を
受けるモータ。
このモータの回転力を所定に減速する減速機構及び減速
機構からの出力を駆動車輪に伝達する伝達機構等から構
成されている。また、この第2の走行体20は前記入力
部11と交信可能な入出力部34を具備している。そし
く、この入出力部34及び前記検知手段26は+Wi記
制御部31に接続されている。前記入出力部34への入
力信号とじては、前記入力部11より入力されるスター
ト情報。
起動位置及び停止位置情報等がある。また、前記入出力
部34からの出力信号としては、前記検知手段26で検
知される第1の走行体1の検知情報等がある。
以上のように構成された走行装置の作用について説明す
る。
第1の走行体1への推進力の付与は、前述したようにス
テータ9のコイルに2相または3相の交流電流を流し、
ステータ9から磁束を発生させ、この磁束に基づいてリ
アクションプレート3にうず電流を発生させ、この磁束
とうず電流の積がフレミングの左手則に従って連続的な
推進力Fを発生することにより行われる。このようにし
て第1の走行体1に推進力が与えられると、第1の走行
体1は筺体2に取着された車輪5.12が1字状のガイ
ドレール7.7に案内されて走行路6に沿って慣性によ
り走行することとなる。この際、第1の走行体1は滑面
である第1の走行面7Aとガイド面7Cとに案内される
ため、摩擦抵抗は少なく効率のよい慣性走行が可能とな
る。尚、ステータ9に逆相の電流を流すことによりリア
クションプレート3に逆推進力を発生させ、第1の走行
体1をいずれかのステータ9上に停止させることができ
る。このように、いずれかのステータ9上に第1の走行
体1を停止させれば、この位置より第1の走行体1を再
起動させることは容易である。
しかしながら、ステータ9が推力を付与できる範囲外に
第1の走行体1が停止されてしまうことがある。このケ
ースとしては、ステータ9に通電するための電源装置が
停電又は異常によって作動しなくなった時、あるいはオ
ペレータの操作ミスがあった時等である。
そこで、このような場合には第2の走行体20をガイド
レール7.7に沿って走行させ、停止された第1の走行
体1を第2の走行体20によって押動し、再起動可能な
位置まで第1の走行体1を移動させ5ようにしている。
このために、オペレータ1′、tず前記入力部11を介
して第2の走行体20に走行情報を入力する。
この走行情報が入力されると、制御部31はエネルギ蓄
積部321機構部33を作動il+御する。そして、駆
動車輪23A、23Cが回転駆動されることにより第2
の走行体20はガイドレール7゜7に沿って案内されて
走行することになる。この際、駆動車輪23A、23G
は、粗面に形成された第2の走行面7Bと転接するため
、摩擦係数が高められて充分な推進力を得ることができ
、効率よく走行駆動することができる。ガイドレール7
゜7に沿って走行する第2の走行体20は、走行路途上
に停止された第1の走行体1と緩衝手段25を介して接
触し、その後はこの第1の走行体1は第2の走行体2に
押動されて移動することになる。
そして、第2の走行体2の停止位置を予め定めておけば
、第1の走行体1を再起動可能な位If(ステータ9A
〜ステータ9■のいずれかの上方位置)に回収すること
ができる。そして、この後に第2の走行体20を起動位
置である停留部10A又は10Bに復帰移動させる。こ
のようにすれば、オペレータの操作ミスの場合には上記
の処理後即座に、また電源異常の場合には電源異常回復
後即座に走行装置の稼動が可能となる。
このような第2の走行体20による回収処理制御として
は種々の方法が考えられる。例えば、第1の走行体1の
停止位置に拘らず、この第1の走行体1を走行経路の末
端であるステータ9A又は91に移動させる方法である
。このようにすれば、停留部10A又は10Bより起動
される第2の走行体20の走行距離が常時一定であるた
め制御は極めて容易である。この他、第1の走行体1を
回収する位置を入力部11を介して入力するようにして
もよい。また、第1の走行体1の停止位置を第2の走行
体20の検知手段26で検知し、この位置に最寄りのス
テータ9に第1の走行体1を回収するようにしてもよい
このような回収処理途中で第1.第2の走行体1.20
が接触する際には、第2の走行体20に設けらまた緩衝
手段25によって衝撃が吸収されるため、この衝撃に基
づく第1.第2の走行体1゜20の破損及び第1の走行
体1に積載された物品の破損を防止することができる。
また、回収用の走行体である第2の走行体20は、本来
第1の走行体1の走行軌道として設けられているガイド
レール7.7を走行路としている。
第1.第2の走行体1.20の駆動方法は異なるもので
あるけれど、このように共通の軌道上を走行させること
によって特別なレールを別個に配置する必要はなく、走
行装置の簡易化とコストダウンとを図ることができる。
尚、第1.第2の走行体1.20を共通の軌道上を走行
させながらも、各走行体1.20の走行面の摩擦係数を
異なるようにしている。そして、第1の走行体1の車輪
5゜12とガイドレール7.7との摩擦係数を小さくす
ることにより、第1の走行体1の慣性走行を効率よく行
うことができ、一方、第2の走行体20の駆動車輪23
A、23Cとガイドレール7.7との摩擦係数を大きく
することにより、第2の走行体20は効率的な推進力を
得ることができる。
尚、走行手段30としては本実施例のように走行エネル
ギを蓄積型として第2の走行体20に内蔵するものの他
、走行エネルギを外部より逐次補充するものであっても
よい。走行エネルギを補充する一例としては、走行路6
に沿ってケーブルを張架し、パンタグラフ機構等を介し
てのケーブルより電力の供給を受けるものが考えられる
。このようにすれば走行手段30の占めるスペースを小
さくすることができ、第2の走行体20の小型化に寄与
することができる。尚、第2の走行体20の駆動方法と
しては、走行情報の入力に基づいて自ら発進、停止可能
な種々の方法を適用し得る。
尚、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本
発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。例
えば慣性により走行する第1の走行体1の推力付与手段
としては、リニア誘導モータの他リニア直流モータ、リ
ニアパルスモータ等の種々のりニアモータ方式を採用す
ることができ、この他外部より推力を付与できる既知の
種々の推力付与手段を適用し得る。尚、前記実施例では
両側式のりニアモータであったが、第9図に示すように
片側式のりニアモータであってもよい。この際、ステー
タ9とリアクションプレート3とは、第9図に示すよう
に適当な間隙を隔てて水平に対向配置される。また、第
2の走行体20としてはこのような推力付与手段による
推力の影響を受けると負荷となって走行時に支障を受け
るため、このような推力の影響を受けないように考慮す
ることが好ましい。そこで、第2の走行体2oには前記
実施例のようにステータ9の二次導体を備えないことは
言うまでもなく、片側式リニアモータの場合には二次導
体となりうる部材をステータ9より遠ざけて、リニアモ
ータの磁力の影響を受けないように配置することが望ま
しい。尚、このような配慮が困難である場合には、第2
の走行体20がステータ部分を通過する際にステータを
パワーONせぬようにコントロールするようにしてもよ
い。
また、第1.第2の走行体1,20を走行案内する軌道
7の形状は前記実施例のものに限らず種々の形状のもの
を採用し得る。さらに、走行面の摩擦係数を異ならせる
方法としては、前記実施例のように面の粗さを変えるも
のに限らず、第1゜第2の走行面7A、7Bを摩擦係数
の異なる別部材で構成することもできる。この場合、第
10図に示すように軌道に摩擦係数の高いゴム板等を貼
付するようにしてもよい。
また、本発明の第2の走行体20は第1の走行体1の回
収用としてのみ用いるものに限らず、キャリア等を備え
て任意の位置に物品を搬送できるものとして用いること
もできる。
[発明の効果] 以上詳述したように、本発明によれば電源異常又は操作
ミスによって第1の走行体が再起動不能な位置に停止さ
れた場合でも、白部動可能な第2の走行体によってこの
第1の走行体を簡易かつ迅速に起動可能な位置に復帰さ
せることができ、操作者の労力を大幅に軽減することの
できると共に、第1の走行体の慣性走行と第2の走行体
の走行駆動とを共に効率よく行うことのできる走行装置
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る走行体及びガイドレー
ルの概略斜視図、第2図は走行体の走行路の縦断面図、
第3図は第2図図示B−B断面を示す横断面図、第4図
(a)、(b)はリニア誘導モータの動作原理説明図、
第5図は走行路の概略説明図、第6図はステータ回収用
走行体の概略斜視図、第7図は回収用走行体の概略断面
図、第8図は回収用走行体の走行制御ブロック図、第9
図は推力付与手段としての片側式リニアモータを示す概
略断面図、第10図は軌道の変形例を示す概略断面図で
ある。 1・・・第1の走行体、5.12・・・案内用車輪、7
・・・軌道、 9・・・推力付与手段、20・・・第2
の走行体、 23A、23G・・・駆動車輪、 30・・・走行手段。 第4図 (G) r (b) 且 第10図 B

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)外部から推力を受けて慣性により走行し停止する
    第1の走行体と、入力情報に基づいて発進、停止可能な
    走行手段を内蔵した第2の走行体と、前記第1の走行体
    及び第2の走行体とそれぞれ異なる面で当接して両走行
    体を走行自在に案内すると共に、第2の走行体の走行面
    の摩擦係数が第1の走行体の走行面の摩擦係数よりも大
    きい軌道とを有することを特徴とする走行装置。
  2. (2)軌道は、第1の走行体の走行面と第2の走行体の
    走行面とを異なる部材で形成したものである特許請求の
    範囲第1項に記載の走行装置。
  3. (3)第1の走行体は軌道に転接する案内用車輪を具備
    し、第2の走行体は軌道との摩擦によって推進力を得る
    駆動車輪を具備するものである特許請求の範囲第1項又
    は第2項に記載の走行装置。
  4. (4)第2の走行体は推力付与を受けることができる範
    囲外に停止された第1の走行体を再起動可能な位置に移
    動させるものである特許請求の範囲第1項に記載の走行
    装置。
  5. (5)第2の走行体の走行手段は、走行エネルギを蓄積
    しているものである特許請求の範囲第1項に記載の走行
    装置。
  6. (6)第2の走行体の走行手段は、走行エネルギを外部
    より逐次補充するものである特許請求の範囲第1項に記
    載の走行装置。
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