JPS6117305A - 強圧下圧延方法 - Google Patents

強圧下圧延方法

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JPS6117305A
JPS6117305A JP13762784A JP13762784A JPS6117305A JP S6117305 A JPS6117305 A JP S6117305A JP 13762784 A JP13762784 A JP 13762784A JP 13762784 A JP13762784 A JP 13762784A JP S6117305 A JPS6117305 A JP S6117305A
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JP
Japan
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rolling
roll
reduction
thickness
rolled
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Application number
JP13762784A
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Tamotsu Sasaki
保 佐々木
Teruo Kono
河野 輝雄
Takashi Shibahara
芝原 隆
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
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Publication date
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Publication of JPS6117305A publication Critical patent/JPS6117305A/ja
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    • B21B39/16Guiding, positioning or aligning work immediately before entering or after leaving the pass
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、薄鋳片連続鋳造機で製造さ2tた厚みおよそ
30〜40賜の薄鋳片に強圧下圧延を施して熱延鋼帯を
得る強圧下圧延方法に関するものである。
仲)従来技術 通常0.6〜0.8語厚の自動車用冷延鋼帯の母材とし
て、厚み3〜5wLの熱延鋼帯が用いられている。この
熱延鋼帯全製造する場合、従来の熱延工程では、連続鋳
造で鋳込まれた厚み200〜300鴎程度の鋳片に数台
の粗圧延機で連続またはレバース圧延を施すことにより
、厚み30〜50語程度に圧延し、さらに、6〜7スタ
ンドの連続仕上圧延機で厚み3〜5聞の熱延鋼帯に仕上
げている。
ところで、近年、通常の連続鋳造とは異なる薄鋳片の連
続鋳造技術の開発により、従来より数分の1の厚み(お
よそ30〜40M)すなわち、熱延粗圧延機出側の板厚
程度の薄鋳片が製造されるようになった。この薄鋳片を
従来の仕上圧延設備にくらべ安価な設備費でしかも省エ
ネルギの面から薄鋳片製造設備列内でインラインで圧延
できるコンパクトな圧延機列の開発が望まれている。こ
の目的を達成するためには各圧延機で可能な限り大きい
圧下率を得るような強圧下圧延を行い、全体の圧延機ス
タンド数を少なくすることが必要である。
例えば、第2図に示すような4重式圧延機を用いて強圧
下圧延を行う場合、従来の圧延法では、圧延荷重および
圧延トルクの増大による圧延機のハウジング・ロールお
よび駆動系の強度上の問題やモータ・パワーの問題、さ
らには、かみ込み不良および圧延不安定の問題が生じる
。したがって、上述したような薄鋳片の圧延を行う場合
には、1パス当りの圧下率にして高々60%程度が圧延
限界と考えられている。したがって、各パス幽り60係
の圧下率で圧延を行っても、2パスでは、厚み30fi
の薄鋳片から厚み4.8 Mの熱延鋼帯を得るのが限界
であり、上記薄鋳片(およそ30〜40M厚)を用いて
、冷延母材等の熱延鋼帯(3〜5賜厚)を得るためには
、通常の圧延方法では。
3パス以上の圧延を行う必要がある。このため、連続圧
延を行う場合は、通常の圧延機が3台以上必要となり、
設備費が高価となる。これを2パスの圧延で行うために
は、少なくとも第1パスまたは、第2パスのいずれかの
パスの圧延を通常の圧延方法で可能な圧下率以上で行わ
なければならない。
第2図に示す従来の4重式熱間圧延機において、従来の
圧延法による圧下率以上の強圧下圧延を1パスで行う場
合、圧延荷重と圧延トルクとが非常に大きくなり、圧延
機のパワーおよび強度不足を生じ、圧延が不可能になる
。そこで、ワーク・ロールla、lbi小径にすれば、
圧延荷重、圧延トルクは大幅に軽減されるが、ワーク・
ロール全小径にすることで次の問題が新たに生じる。
まず、第1の問題は、圧延材2の先端のかみ込み角αが
増大し、かみ込みが不可能となることである。また、第
2の問題は、通常の圧延機のようにワーク・ロール駆動
圧延機とした場合、小径ワーク・ロールのロール軸径で
は所要の圧延トルクを伝達することは不可能となること
である。なぜならば、ワーク・ロールの小径化による圧
延トルクの減少効果は、ロール・バレル部の直径にほぼ
反比例し、一方、伝達可能なトルクはロール軸径の3乗
にほぼ比例するからでちゃ。そして、通常、ロール軸径
はロール・バレル部の径にほぼ比例した値となるため、
小径ワーク・ロール駆動が不可能となる。
これらの問題の解決策として、圧延材入側で押込み応力
を負荷する方法がある。一般に、かみ込み性の改善策と
しては、押込み応力σは11<P / a以下で十分な
効果があることが判明している。一方、前述の第2の問
題対策としての押込み応力の効果は圧延機入側で押込み
応力を与えることにより、圧延トルクを減少させる点に
ある。
例えば、1250wh幅、301B厚、1000℃の薄
鋳片を、直径300鵡のワーク・ロールで圧下率73%
で圧延する場合について検討した。その結果、通常の圧
延のように、押込み応力σ−〇1φ/−の場合の上下ロ
ール2本分の所要圧延トルクGoは、115 ton−
mであり、降伏応力の08倍程度の押込み応力すなわち
a=4tlp/mjtr与えた場合では、約10%のト
ルク減少効果があつた。
しかし、この場合でも、これらの圧延トルクをワーク・
ロール軸より与えることは不可能であり、バックアップ
・ロール駆動とせざろをえない。この場合、ワーク・ロ
ールとバックアップ・ロールとの間のスリップが実際上
問題となる。しかし、入側で押込み応力を負荷すると、
圧延トルクが減少するとともに圧延荷重は増大する。そ
のため。
’7−り・ロールとバックアップ・ロールとの間テのス
リップを防正するための必要な摩擦係数は小さくてよい
ことになり、実際上バツクアップ・ロール駆動が可能と
なる。また、圧延材の出側速度がワーク・ロール周速よ
りも一時的に小さくなる圧延材のロール・バイト内での
スリップ現象や圧延材のキャンバ(横曲がり形状)発生
等に対しても、押込み力の負荷は効果的である。
以上、要約すれば強圧下圧延の場合は入側で押込み応力
を負荷することが有効である。
このような押込み応力負荷方法として、例えば。
特公昭53−24172号公報に示されているように、
2台の圧延機の間に圧縮力を負荷させる方法(第3図)
が提案されている。この方法は、入側の圧延機3で圧下
率40%以下の圧延を行い、圧延機3,4間の圧延材に
圧縮力を負荷し、出側の圧延機4で圧下率20%以上の
圧延を行うという方法である。
一方、後述する本発明の場合のように、厚みおよそ30
〜40Mの薄鋳片を2台の圧延機で厚み4〜5Mの熱延
鋼帯に仕上げるためには、出側の圧延機で上述のような
押込み圧延法と小径ワーク・ロールの採用という方法全
組み合せた場合でも、後述のようにおよそ70%程度の
圧下率が限度であり、入側の圧延機で圧下率45%以上
の圧延を行わなければならない。すなわち、特公昭53
−24172号公報に示されているように、入側で最大
圧下率40チの圧下全行ったとしても、高々全圧下率が
82%であジ、厚み30脇の薄鋳片から厚み4語の熱延
鋼帯を得る場合に必要な全圧下率87%はおろか、厚み
30mの薄鋳片から厚み5 mbO熱延鋼帯を得るため
に必要な全圧下率83.3チの圧延も不可能となる。
さらに、連続鋳造設備に直結された圧延機で押込み圧延
法を用い、鋳片の高圧下圧延を行う方法として、例えば
特公昭55−8242号公報に示されているような方法
がある。
この方法では、従来の連続鋳造から得られた厚み20O
NIL程度の鋳片を第3図に示すような2台の圧延機3
,4間に圧縮力(押込みカ)を負荷した状態で圧延する
ことによバ鋳片未凝固圧延時の内部割れ防止および出側
の圧延機4での鋳片がみ込み性の改善を主目的としたも
のである。一方、本発明では、薄鋳片連続鋳造機によっ
て製造される従来の数分の1の厚み(30〜40wL)
の薄鋳片の強圧下圧延を対象としており、圧延機入側の
薄鋳片は、既に凝固しており内部割れに関しそば問題が
なく、また、厚みが薄いため、かみ込み性もあまり大き
な問題でなく、本発明における押込み力負向の主目的は
、前述のように出側の多重ロールのバックアップ駆動時
のワーク・ロールとバックアップ・ロールのスリップ防
止であり、上記公報とは目的が異なる。
また特公昭55−8242号公報では、入側の圧延機3
は、押込み力を負荷するため3%以上の圧下率を必要と
しているが、対象としている鋳片の厚みが200腸程度
であるため、鋳片かみ込み角制限により30%以上の圧
下率で圧延することは不可能である。一方、本発明の場
合、後述するように入側の圧延機では、45係以上の圧
下率が必要でちり、この点に関しても上記公報とは異な
っていると言える。
さらに、上記特公昭53−24172号および特公昭5
5−8242号公報で提案されている押込み圧延法は、
従来のような厚みカー厚い鋳片を対象としている。一方
、本発明のような薄鋳片の強圧下圧延の場合には、たと
え小さな押込み力負向でも圧延材の座屈発生が問題とな
り圧延機スタンド間での圧延材の押込み力負向は不可能
である。
すなわち、前記両公報では、座屈発生防止の観点から押
込み応力を降伏応力未満と定めているが、本発明の場合
、およそ30〜40鴎厚の薄鋳片を入側圧延機で圧下率
45%以上の圧延を行う必要があるために厚み約208
以下の圧延材に押込み力を負荷しなければならず、後述
する実験結果によれば通常の圧延機スタンド間距離(3
〜57?+)では負荷可能な押込み応力は、高々降伏応
力の数条程度となる。これは、本発明に必要な押込み応
力の最小値以下である。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 本発明が解決しようとする問題点は、薄鋳片連続鋳造機
で製造された厚みおよそ30〜40Mの薄鋳片を、安価
な設備で厚み4〜5wLの熱延鋼帯にする強圧下圧延方
法を得ることにある。
に)問題点を解決するための手段 本発明の薄鋳片の強圧下圧延法は、入側に設置された圧
延押込みロール構成体と、出側に設置された小径ワーク
・ロールを有する多重式ロール構成体と、両構成体間に
設置された座屈防止用ガイドからなる圧延設備において
圧延押込みロール構成体で1パスで45%以上の圧下率
で圧延し、かつ該構成体出側の圧延材にその降伏応力の
O61倍以上09倍以下の圧縮応力を連続的にかげなが
ら、多重式ロール構成体で1パスで60%以上の圧下率
で圧延する手段によって上記問題点を解決している。
(1月作 用 本発明の強圧下圧延法では、入側の圧延押込みロール構
成体と出側の多重式強圧下ロール構成体との間で、圧延
材に座屈を発生させることなく多重式強圧下ロール構成
体入側で圧延材に高い押込み応力を与えることにより、
圧延材先端のかみ込み不良および、スリップ現象等の圧
延不安定の問題を解消し、かつ、多重式強圧下ロール構
成体の圧延トルクの軽減を図り多重式強圧下ロール構成
体ノロール間スリップの発生全防止している。
(へ)実施例 次に、本発明の強圧下圧延法を第1図に示した圧延機(
例えば特願昭58−186176号で提案された圧延機
)に適用した場合について説明する。本発明の強圧下圧
延法を用いた圧延機は、1対の圧延押込みロール5a、
6bからなる2重式圧延押込みロール構成体5と、1対
の小径ワーク・ロール8a、8bおよび1対のバックア
ップ・ロール9a、9bとからなる多重式強圧下ロール
構成体7とを共通ハウジング11に組込んだコンパクト
な構造になっている。さらに、圧延押込みロール6a、
6bと小径ワーク・ロール8a、8bとの間には、座屈
防止用のローラ・ガイド10a。
1’Obが設置されている。
厚みおよそ30〜40鵡の薄鋳片2は、圧延押込みロー
ル6’a 、 6 bで圧延され、かつ、圧延材2の降
伏応力の0.1倍以上09倍以下の圧縮力(押込み力)
全連続的に負荷され、出側の小径ワーク・ロール8’a
、13biもつ多重式強圧下ロール構成体7で所定の厚
み4〜5騰まで圧延される。
ところで、前述のように、これ寸で冷延用母材としては
、厚み3〜5MILの熱延鋼帯を用いてきたが、近年の
冷延強圧下圧延技術の向上に伴い、厚み4〜5瓢の熱延
鋼帯を冷延用母材として用いろことができるよう(なっ
た。この冷延母材の厚みが太きくなることによって熱間
圧延の生産性が向−ヒし、捷た、熱間圧延後の酸洗処理
が少なくなる。
これは、冷延製品のコストダウンに太いに役立つ。
多重式強圧下ロール構成体7では、ロール強度上の問題
により圧下限界が生じる。この点に関し、4重式ロール
を用いた場合の検討結果全以下に示す。
4重式ロールの場合、ロール強度上の問題は圧延荷重の
増加丑たはロール径の減少によって、ワーク・ロール8
aとバックアップ・ロール9aとの間のロール面圧Pm
axが大きくなるという点にある。一般に、このロール
面圧PmaXは、ヘルツの式によって下記のように表さ
れる。
ただし、 Kw = 2 (1−Vw )/πEVKB = 2 
(1−VB )/πEBDW : ワーク・ロール径(
脇) DB:バックアップ・ロール径(M) EB:バックアップ・ロールのヤング率(Kt/mA 
)EW:ワーク・ロールのヤング率(’Ky 7m、a
 )L :ロール胴長(臥) F :圧延荷重(ton) VW:  ワーク・ロールのポアソン比■B:バックア
ップロールのポアソン比従来よりこのロール面圧Pma
xは200 h/++J程度が限界と考えられており以
下では、この許容面圧1200Kp/TRAとして検討
を行う。ヘルツの式(1)ヲ用いて、4重式強圧下ロー
ル構成体7のワーク・ロール径、バンクアップ・ロール
径および圧下限界について検討した結果を示す。ただし
、以下で用いる記号は、第4図に示づ一ロール径(D、
DB、Dw)、板厚(h+ l h21 hs )、材
R速度(V+  、 V2  、V3 )押込ミ応力(
a )?!:示1−0 4重式強圧下ロール構成体7のバックアップ・ロール径
DB=1000訴、入側板厚h2−20脇、出側板厚h
3:511+i、板幅W=1250M、入側速度V2 
= 12 m / min押込み応力σ−49/−の場
合の熱間鋼材の圧延におけるワーク・ロール径Dwとロ
ール面圧Pmaxとの関係全第5図に示す。
バックアップ・ロール径DB = 1000間チ一定と
した場合、通常の熱延仕上圧延機のワーク・ロール径6
00〜800語に比較してワーク・ロール径Dwを小さ
くすれば、徐々ベロール面圧Pmaxは減少し、ワーク
・ロール径Dw=300芯で最小値、Pmax = 2
00 ”p/−となる。さらにワーク・ロール径Dwi
小さくすれば、ロール面圧Pmaxは徐々に増加し、ワ
ーク・ロール径Dw=100m以下では、ロール面圧P
maxは、急激な増加傾向を示す。この結果から、上記
圧延条件では、ワーク・ロール径Dwはロール面圧が最
小となる300語が最適であることがわかる。
(1)式カラワーク・ロールとバックアップ・ロールと
の間の面圧Pmax k低下させる1つの方法として、
バックアップ・ロール径DBff:大きくするという方
法が考えられる。第6図は、第5図の圧延条件と同一の
条件で、ワーク・ロール径DW全300Mとしたときの
バックアップ・ロール径DBとロール面圧Pmaxとの
関係を示している。バックアップ・ロール径を大きくす
れば、ロール面圧Pmaxは徐々に低下し、バックアッ
プ・ロール径DB=1000mでロール面圧Pmax 
==  200t/−となる。すなわち、許容面圧が2
00b/mAの場合、バックアップ・ロール径DB=1
000鵡以上にとればよい。
しかし、2重式圧延押込みロール構成体5と4重式強圧
下ロール構成体7との間の圧延材2の座屈防止と温度降
下低減のために画構成体5,7間の距離を短くするとい
う点では、バックアップ・ロール径DBは小さい方がよ
く、圧延機のコンパクト化という点からもDB=lQQ
Qmが適当である。
上述したように、4重式強圧下ロール構成体7では、ワ
ーク・ロール径DW = 30 Qm、 バックアップ
・ロール径DB=lQQQmが適当でちる。
4重式強圧下ロール構成体7の圧下限界について検討し
た結果全第7図に示す。第7図は入側板厚h2がそれぞ
れ20忍B、15J1.S、10藷の場合の出側板;厚
hs  (遇、 )と、ワーク・ロールとバックアップ
・ロールとの間の面圧Pmaxの関係を表わしている。
出側板厚す、が薄くなるに従い、すなわち圧下量が大き
くなるに従い、圧延荷重Fが増加し、そのためロール面
圧が大きくなる。このロール面圧の許容応力22oob
/−と考えた場合入側板厚h2が10〜20wLであれ
ば、4東式強圧下ロール構成体7でh3−3〜6gzま
で圧延が可能であることが第7図かられかる。
スナわち、ロール径pw=300mのワーク・ロール8
aとo−ル径DB= 1 o o Owtbのバックア
ップ−・ロール9aとの間のロール面圧Pmaxが最大
200今/−まで許容できると考えれば、゛44重式強
圧下ロール構成7での最大圧下率は70%となり、厚み
h3−4〜5 wrbまで仕上げるためには。
2重式圧延押込みロール構成体5でh2=16.5論以
下に圧延しなければならない。これは厚みり、=30〜
40贋の薄鋳片を2重式圧延押込みロール構成体5で圧
下率45チ以上の圧延を行う必要のあることを意味−j
7)。
ところで、ワーク・ロール径Dw=300Mの4重式強
圧下ロール構成体7で、厚みh2”46.5篇の圧延材
2を圧下率70φ程度で圧Fする場合のかみ込み角α(
第2図)は、約16度である。
圧延材2の先端がワーク・ロール8a、8bにかみ込む
ために必要な圧延材2とワーク・ロールとの間の最l」
・摩擦係数μは、0.29となる。このことは1通常の
圧延では、かみ込み不良が生ぜず、かみ込み不良全解消
するために押込み力を負荷する必要がないことを示して
いる。1〜かし、前述したように、圧延材のスリップ現
象や蛇行等の圧延不安定性解消と、4型式強圧T−ロー
ル構成体70バックアップ・ロール9a、9bの駆動時
におけるワーク・ロール8a、8bとバックアップ・ロ
ール9a、9bとの間のスリップ防止のためには、押込
み力を必要とする。また、圧延荷重、トルクおよびロー
ル摩耗の低減等の目的で圧延油を用いて潤滑を行った場
合は、圧延材と、ワーク・o −ルとの間の摩擦係数が
低下し、上記圧延のようなかみ込み角αが16度程度で
も、ワーク・ロールに圧延材をかみ込ませるためには、
押込み力が必要となる。
上記の目的のために、必要な押込み応力σの大きさは、
押込み力全負荷される圧延材の降伏応力の0.1倍以上
、09倍以下が適当である。なぜならば、前述したよう
に、30〜40B厚の薄鋳片を2台の圧延機で圧延する
場合のかみ込み不良に対′fる押込み力の負荷は小さく
てすむが、バックアップ・ロール駆動のための圧延トル
クの減少効果に対しては、押込み力は大きいほど効果的
であり、押込み応力σが降伏応力の01倍以下では、は
とんど効果がない。一方、本発明のように薄い厚みの圧
延材で押込み圧延全行う場合、押込み応力σが降伏応力
に近くなると、座屈の発生が問題となる。厚み1611
1Bの圧延材で熱間押込み圧延を行ったときのローラ・
ガイド軸心閘距離氾と、座屈を発生させずに負荷できた
最大押込み応力すなわち座屈限界応力σmaxとの関係
を第8図に示す。
このときの圧延材の降伏応力は4.81$/−であつた
。第8図から明らかなように、ローラ・ガイド軸心間距
離i!、ヲ短くすれば、最大押込みカσmaxは、増加
するが、降伏応力に近づくにつれて、その増加傾向は著
しく低下する。その結果座屈が生ぜず、安定して押込み
圧延を行うためには最大押込み応力は降伏応力の0.9
倍が上限となる。
前述のように、圧延機7のワーク・ロール径Dw=30
0w1bハツク7”り−0−ル径Ds=1000wn、
の4重火強圧下ロール構成体7では、ワーク・ロール8
a、8bの強度上の間租でおよそ圧下率70M程度の圧
延しかできない。そのために、入側2重式圧延押込みロ
ール構成体5では、圧下率45%以上の圧延を行う必要
がある。この場合、2重式圧延押込みロール6a、6b
の強度と圧延材のかみ込みの問題によって、ロール径り
に制限が加えられる。かみ込みに対するロール径りの制
限は一般に次式(2)で与えられる。
Δh=h、−h2 ここで、2重式圧延機5の入側板厚’fc h+ 、出
側板厚kh2、圧延材2と2重式圧延押込みロール6a
、6bとの間の摩擦係数をμとする。(2)式によるか
み込み限界とロール径りとの関係を第9図に示す。ここ
では、摩擦係数μ=0.3とμ=025の場合を示しで
ある。例えば摩擦係数μ=0.25の場合、 0  )
y径り=10009とjれば。
最大圧下量は、30鵡であることがわかる。第9図から
明らかなように、厚み30〜40%の圧延材2を厚み1
5騙まで圧下する場合、すなわち最大圧下量が25Mの
場合2重式圧延押込みロール6a、、6’bのロール径
りは、摩擦係数μ=0.25としても、850mm以上
にとれば十分である。
ところで、前記特公昭53−24172号公報では、限
界かみ込み角αは、高々20度であり、これ(工、圧下
率に換算して、1パス轟り3o〜40係となることが述
べられ、このため40%以上の強圧下圧延を行う場合の
かみ込み不良を解消する目的で押込み圧延が提案されて
いる。。(2)式によれば、かみ込み角αが20度のと
き、すなわちtan ’μ=2♂のとき1000語のロ
ール径を用いた場合では、入側板厚が150wL以上の
圧延材ff40%以上の圧下率で圧延するときにかみ込
み不良が生じることになる。捷だ、上記公報の実施例士
は、2台の圧延機間の圧延材に0.5b7−の押込み応
力を負荷し、厚み10011iのスラブを17語の厚み
まで強圧下圧延を行っている。これらのことからもわか
るように、前記公報では、板厚の大きい圧延材でのかみ
込み不良解消を主目的として、押込み圧延法が採用され
ている。これに対して、本発明の圧延機のように、30
〜40B厚の薄鋳片を圧延する場合には、上記のとおり
通常のロール径で圧下率が45チ以上の圧延を行っても
かみ込み不良の問題は生じない。
次に、ロール強度によるロール径りの制限について説明
する。2重式ロールでは、ロール・ネック部に作用する
最大曲げ応力によって最小ロール径が決まる。板幅12
50餌、入側板厚り、 =409および30語の圧延側
を1100℃で熱間圧延する場合の出側板厚h2とロー
ル・ネック部の最大曲げ応力σbとの関係をそれぞれロ
ール径D=800語、1000鵜、1200鵡、140
0課について検討した結果を第10図に示す。
出側板厚h2が薄くなるに従い、圧延荷重が増加し、ロ
ール・ネック部の最大曲げ応力σbが太きくなっている
。ロール・ネック部の許容曲げ応力’に15Kz/−と
考え、2重式圧延押込みロール6a、6bのロール径り
を1200語以上とすれば入側板厚h1が40謁の圧延
材でも、出側板厚h2k16.5賜以下に圧延すること
が可能であることがわかる。
以上の検討結果かられかるように、2ノ(スの圧延によ
り厚みおよそ30〜40鰻の薄鋳片を厚み4〜5賜の熱
延鋼帯に仕上げるためには、出側の多重式強圧下ロール
構成体7で圧下率70%程度の強圧下圧延を行っても、
入側の圧延押込みロール構成体5では圧下率45%以上
の圧延を行う必要がある。これは、適切なロール径の選
定で可能である。また、出側の多重式強圧下ロール構成
体7で強圧下を実現するためには、ワーク・ロール8a
、、8bi小径とし、圧延材2に押込み力を与えればよ
い。
このとき、押込み力負荷((よる圧延押込みロール6a
、6bとワーク・ロール8a、8bとの間の座屈発生が
問題となるがコンパクトな圧延機とすることによって、
両ロール軸心間の距離を短くし、さらにロール間にロー
ラ・ガイド10a。
10b’(H設置することによって、圧延材の座屈発生
を防止することができる。
また、圧延押込みロール6a、6bと小径ワークロール
8 a 、 ’8 bのロール軸心間距離を短縮するこ
とによって、圧延材が圧延押込みロール6a。
6bt出て多重式強圧下ロール構成体の小径ワーク・ロ
ール8a 、8bにかみ込むまでの時間が短くなり、両
ロール間での圧延材の温度低下が小さくなる。この結果
、出側の多重式強圧下ロール構成体での圧延温度が通常
の2ノくス連続圧延に比べ高くなり、圧延荷重の低減が
図れる。
第11図は、圧延押込みロール構成体5と多重式強圧下
ロール構成体7を各々別のハウジングに組み込んだ2台
の圧延機列において、本発明の強圧下圧延性全実施した
例である。この場合、圧延材の温度降下防止のため、圧
延押込みロール6a。
6bど小径ワークロール8a 、8bのロール軸心間距
離をできる限り短くすることが望ましい。
圧延押込みロール構成体と多重式ロール構成体間のロー
ル軸心間距離と圧延材温度降下の関係について説明づ−
ろ。
例えば、板厚18語、板幅1250鴎、板長2000脇
の圧延材11100℃に加熱後、室温で空冷を行った場
合の冷却時間t(秒)と圧延材表面の温度T(℃)の関
係を調べたところ、以下の(3)式で表現できることが
わかった。
T=0.015t2−3.55t +11’OO・・(
♀)0<t<60 第1図に示す圧延機の場合、圧延押込みロール構成体5
と多重式強圧下ロール構成体7奮同−ノ・ウジングに組
み込むことにより圧延押込みロール6aと多重式強圧下
ロール構成体の小径ワーク・ロール8aのロール軸心間
距離は、1.5ff+程度まで億、縮できる。このとき
、両ロール6 a 、’ 8 a間の圧延材の速度■2
が13 m / minの場合、冷却時間tは7秒とな
り、圧延押込みロール6a。
6b出側の圧延材の温度が1100℃のときは、(3)
式から小径ワーク・ロール3 a、 、 8 bの入側
の圧延材の温度は、1076℃となる。
一方、第3図に示す通常の圧延機2台を用いた場合では
、入側の圧延機3の2重式ロール3a。
3bと出側の圧延機4のワーク・ロール4a。
4bの軸心間距離は5 m程度であり、圧延機3゜4間
の圧延材?速度■2をV2 = 13 m / min
とすれば、冷却時間tは、23秒となり、(3)式から
 ゛入側圧延機3の出側の圧延材の温度が1100℃な
らば出側圧延機4のワーク・ロール4a、4b入側の圧
延材の温度は、1026℃となる。
上記検討から、入側と出側のロール間の速度V2が13
 m / minのときでは、2重式ロール3a。
3bおよび6a 、6bの出側圧延材の温度が1100
℃で同じでも、4重式ロールのワーク・ロール4a 、
4bおよび8a、8bの入側圧延材の温度は通常の圧延
機列を用いた場合に比べ、第・1図に示した圧延機を用
いた方が50℃高くなる。
圧延材の温度が高いほど圧延荷重が小さくなることから
1強圧下圧延を行うことができるコンパクトな圧延機と
するためには、ロール軸心間距離をできる限り短くする
ことが望ましい。
また、上述のように、通常の圧延機3,4間での圧延材
の温度降下に比べ、第1図で示した圧延機テはロール構
成体5,7間での圧延材の温度降下が小さい。よって圧
延仕上げ温度を通常の圧延機列を用いた場合と同一とし
たときは、圧延押込みロール構成体5の入側の圧延材の
温度を通常の圧延よりも低くできる。この結果、第1図
に示した圧延機を薄鋳片の連続鋳造装置の出側に設置し
た場合には、連続鋳造装置と強圧下圧延機の間に設けら
れた鋳片の加熱装置は、簡単なものか、または全く必要
なく保温カバー程度のものでよい。
以上のことから、圧延押込みロール構成体と多重式ロー
ル構成体のロール軸心間距離を可能な限り短縮し、本発
明の強圧下圧延法を採用した圧延設備を薄鋳片の連続鋳
造装置の出側に設置すれば、通常の圧延に比べ、加熱エ
ネルギの大幅な低減が可能である。
(ト)具体的実施例 第1図に示す圧延機と同じ構造のものを使用する。ロー
ル径り=1200語、ロール胴長1500腸のロール6
a、6biもつ2重式圧延押込みロール構成体5とロー
ル径Dw=300語、ロール胴長1500皿のワーク・
ロール8a、8bと、ロール径DB=1000語、ロー
ル胴長1500門のバツクアツ、プ・ロール9 a ’
、 9 bから構成さ2tた4重式強圧下ロール構成体
7との間に直径150賜のローラ・ガイドlQa、10
bを設置した構造になっている。この2台の圧延機によ
って厚み40m、幅1250Mの薄鋳片を入側温度11
00℃で熱間圧延した。その結果座屈を生じることなく
、87.5%の圧下率が得られ、厚み5語まで圧延する
ことができた。このときの2重式圧延押込みロール構成
体5の圧下量ば22錫であり、2重式ロール6a、6b
と4重式ワーク・ロール8a、8bの周速は、それぞれ
11.4m/m1n40、7 m / minであり、
また、押込み応力σkま、3Kp/−であった。さらに
、4重式強圧下ロール構成体7のワーク・ロール8a、
8’be押し込み力の大きさに応じて入側にオフセット
すれば、ワーク・ロー/I/8a、8bのたわみが減少
し、圧延後の幅方向不均−厚み分布を表わす板クラウン
量を軽減できる効果があった。
第12図は多重式強圧下ロール構成体7を6重式ロール
構成体にしている。この場合、中間ロール13a、13
bを第13図に示すように、ロールの片側端部の径を小
さくした1対のロールに形成し、圧延材2の板幅に応じ
てロール軸方向にシフトさせろことにより、圧延荷重と
圧縮力とによるワーク・ロール13a、8bのたわみを
軽減できろ。
なお、第13図に示す形状のロールを第1図に示す4重
式強圧下ロール構成体7のワーク・ロール3a、8bに
用い、ロール軸方向にシフトさせるようにすれば、−圧
延後の幅方向不均−厚み分布を表わす板クラウン量およ
びエツジ・ドロップ量を軽減できる効果がある。
また、座屈防止用ローラ・ガイド10a、10bに昇降
装置12a、12bを取り付け、ローラ・ガイド10a
、101)を上下することにより、圧延材2に湾曲形状
を与え、昇降装置に内蔵したロード・セル(図示せず)
により押込み力を測定し、過大な押込み力が負荷されな
いように2重式圧延押込みロール6a、6bのロール周
速の制御を行っている。
次に、第1図に示す本発明の強圧下圧延法を用いた圧延
機を薄鋳片の連続鋳造装置の出側に設置した場合の具体
的実施例について以下に説明する。
第14図において、薄鋳片連続鋳造機32(例えば、特
願昭57−30931号に開示された連続鋳造機)から
鋳造された熱間薄鋳片33を内部に簡単な加熱装置を備
えた保温帯34に通し、薄鋳片33の温度降下を防ぐと
ともに、温度不均一をなく丁。次に薄鋳片33を幅圧下
装置35で所定の幅に圧下し、デスケーラ40で圧延材
のスケールを除去した後、第1図に示す本発明の強圧下
圧延法を実施する強圧下圧延機36で強圧下を施す。強
圧下した後の圧延材は冷却帯37で目標の巻取り温度ま
で冷却され、コイラー38で巻き取られる。コイラー3
8の直前には走間切断機39があり、連続して圧延され
るストリップ全走間切断機39で所定の長さに切断し、
2つのコイラーに交互に巻き取る。
第14図に示すラインにおいて、厚み40M1幅125
0iaの薄鋳片全強圧下圧延機で出側厚み5賜に安定し
て圧延することができた。また、厚み30賜、幅125
0mの薄鋳片では出側厚み4鵡に安定して圧延すること
ができた。
(倒動 果 本発明の圧延方法では2パスで強圧下圧延が可能である
ため、圧延ラインの簡素化が図られ、薄鋳片連続鋳造機
で製造される厚みおよそ30〜40脇の薄鋳片を安価な
設備投資で熱間圧延鋼帯に圧延することができる。また
、圧延材の温度低下を極力小さくでき、加熱エネルギの
大幅な低減が達成できる。
圧延機の概略説明図。第2図は従来の4重式圧延機を示
す説明図。第3図は同じ〈従来の圧延機で押込み圧延を
行った場合の説明図。第4図は第1図に示す強圧下圧延
機の各種代表寸法の説明図。
第5図は4重式圧延機におけるワーク・ロール径とおよ
びワーク・ロールとバックアップ・ロールとの間の面圧
との関係を示すグラフ。第6図は4軍式圧延・喉におけ
るバックアップ・ロール径とおよびワーク・ロールとバ
ンクアップ・ロールとの間の面圧との関係を示すグラフ
。第7図は4重式圧延機における出側板厚とおよびワー
ク・ロールとバックアップ・ロールとの…]の面圧との
関係を示すグラフ。FA8図はローラ・ガイド軸心間距
離と最大押込み応力との関係を示すグラフ。第9図は2
重式圧延機におけるロール径と圧下量との関係を示すグ
ラフ。第10図は21式圧延機における出側板厚と2重
式ロールのネック部の最大曲げ応力との関係を示すグラ
フ。第11図は、本発明の薄鋳片強圧下圧延法を実施す
る他の圧延機の概略図。第12図は第1図と同様な図面
であって、別の実施例を示ず。第13図は第12図に示
す6重式強圧下ロール構成体に用いる中間ロールの平面
図。第14図は薄鋳片連続鋳造機出側に第1図に示した
圧延機を適用した場合の概略構成説明図。
2:圧延材 1a、lb’、8a、8b:ワーク・ロー
ル5a、6b:2重式ロール 5:2重式圧延押込みロール構成体 7:多重式強圧下ロール構成体 9a、9b:バックアップ−ロール 10’a、10b:ローラ・ガイド 12a、12b:ローラ・ガイド昇降装置13a、、 
1.3 b :中間ロール 32:薄鋳片連続鋳造機3
3:熱間薄鋳片 34:保温帯 35:幅圧下装置 36:強圧下圧延機37:冷却帯 
38:コイラー39:走間切断機40:デスケーラ 第7図 出側板厚ム(#、リ ローラ・がイド間距離)(mu)         ロ
ール径D(tnり第1θ図 出イ則板FJ L2(−m) ゛第1/図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 同一ハウジング内または近接して設置された2スタンド
    の入側に設置された圧延押込みロール構成体と、出側に
    設置された小径ワーク・ロールを有する多重式ロール構
    成体とからなる圧延機と、両構成体間に設置された座屈
    防止用ガイドからなる圧延設備で、前記圧延押込みロー
    ル構成体で1パスで45%以上の圧下率で圧延し、かつ
    、該圧延押込みロール構成体出側の圧延材にその降伏応
    力の0.1倍以上0.9倍以下の圧縮応力を連続的にか
    けながら、前記多重式ロール構成体で1パスで60%以
    上の圧下率で圧延することを特徴とした強圧下圧延方法
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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