JPS61171796A - 低品位炭の高品質化方法 - Google Patents

低品位炭の高品質化方法

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JPS61171796A
JPS61171796A JP1080885A JP1080885A JPS61171796A JP S61171796 A JPS61171796 A JP S61171796A JP 1080885 A JP1080885 A JP 1080885A JP 1080885 A JP1080885 A JP 1080885A JP S61171796 A JPS61171796 A JP S61171796A
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JP
Japan
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coal
tar
low
carbonized
carbonization
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Application number
JP1080885A
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English (en)
Inventor
Yoichi Nakamura
陽一 中村
Akio Yamamoto
昭夫 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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  • Coke Industry (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、低品位炭の高品質化方法に係り、特に低品位
炭を防湿性の優れた石炭に改質するのに好適な低品位炭
の高品質化方法に関するものである。
〔発明の背景〕
亜瀝青炭や褐炭等の低品位炭を防湿性の優れた石炭に改
質する技術としては、例えば、特公昭57−11596
5号公報に記載のような、加熱昇温速度100℃/ll
k以上で最終加熱温度300℃〜500℃まで急速加熱
し、次いで冷却降温速度50℃/ILlilL以上で2
50℃以下まで急速冷却して、石炭の熱分解の際に石炭
の表面ににじみ出てくる液状タール物質を揮発させるこ
となしに固化させて石炭中の細孔を塞ぎ石炭中の比表面
積を低下させて石炭の吸湿量を低下させるものが知られ
ている。
しかしながら、石炭のこのような加熱処理により得られ
たタールは、沸点が200℃以下の低沸点物質が90%
と多い。このため、タールのガス化速度が速く石炭の表
面ににじみ出たタールをガス化しないで石炭表面に固化
させることは非常に困難であり、従って、石炭の吸湿量
を低下すなわち防湿性の優れた石炭に改質するのには問
題がある。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、低品位炭の乾留処理時に発生したター
ルを乾留処理された低品位炭に確実に付着させることで
、低品位炭を防湿性の優れた石炭に改質できる低品位炭
の高品質化方法を提供することにある。
〔発明の概要〕
本発明は、低品位炭を異なろ温度で多段に乾留処理する
工程と、該工程で発生した水分が少な々タール分の多い
混合ガスを乾留処理された低品位炭に直接接触させる工
程とを有することを特徴とするもので、低品位炭の乾留
処理時に発生したタールを乾留処理された低品位炭に確
実に付着させるようにしたものである。
〔発明の実施例〕
亜瀝青炭や褐炭等の低品位炭を250℃〜450℃の温
度で乾留処理することで、疎水化された発熱量の高い石
炭が得られる。このような改質特性を咀に向上させるた
めには、低品位炭の乾留処理時に発生したタールを乾留
処理された低品位炭に付着させることが有効であり、こ
の一方法として本発明者等は、低品位炭の乾留処理時に
発生しAl たタール分と水分とを分館せずに乾留処理され冷却され
た低品位炭に直接接触させて該低品位炭にタールを選択
的に付着させる方法(特願昭58−139442号)を
先に提案した。
しかし、この方法によれば、冷却温度が低いと水分もタ
ール分と共にほとんど乾留処理された低品位炭に付着し
てしまうという不都合が生じた。
そこで、水分の付着量を減少させるため引続き検討を重
ねた。その結果、水分とタール分の発生開始乾留温度に
かなりの温度差が存在することが分り本発明を提案する
に至った。
以下、本発明の一実施例を第1図〜第4図により説明す
る。
第1図で、低品位炭Aは、乾燥装置10に供給され、こ
こで、脱水、乾燥処理される。乾燥処理された低品位炭
(以下、乾燥炭と略)は、乾燥装置lOから!J1段の
乾留装置美に供給される。一方、低品位炭Aから発生し
た水分Bは、乾燥装置lOから取り出されて系外へ排出
される。乾燥炭は第1段の乾留装!120で水分が多く
タール分が少なく発     隻生する温度にて第1段
の乾留処理される。第1段の乾留処理された乾燥炭(以
下、第1段乾留炭と略)は、第1段の乾留装置美からI
E2段の乾留装置21に供給される。第2段の乾留装置
4は、第1段の乾留装置20に直列に設置されている。
一方、水分が多畷タール分が少なく、また、ガスを含む
混合ガスCは、第1段の乾留装置圀から取り出され、そ
の後、例えば、第1段の乾留装置20.第2段の乾留装
R21に供給される熱媒の発生用の燃焼炉(図示省略)
に供給されて燃焼される。第1段乾留炭は、!f!2段
の乾留装置21で水分が少な鳴タール分が多(発生する
温度にて第2段の乾留処理される。!!2段の乾留処理
された第1段の乾留炭は、第2段の乾留装w21からタ
ール付着装置園に供給される。一方、水分が少なくター
ル分が多く、また、ガスを含む混合ガスDは、第2段の
乾留装置力かち取り出されてタール付着装置Iに供給さ
れる。第2段の乾留炭は、タール付着装置園で冷却され
混合ガスDが直接接触させられろ。これにより、ill
!2段の乾留炭にはタールが確実に付着し。
第2段の乾留炭は改質炭となる。改質炭Eは、タール付
着装置(9)から取り出された後に、例えば、貯炭され
る。一方、タール付着装置加で余剰となったガスFは、
タール付着装置130から取り出された後に、例えば、
第1段の乾留装置m、第2段の乾留装[21に供給され
る熱媒の発生用の燃焼炉に供給されて燃焼される。
乾留処理時に低品位炭より発生するタール分。
水分並びにガスの量と乾留温度との関係例を第2因〜第
4図に示す。第2図〜第4図で用いた低品位炭は、いず
れも米国ワイオミング州より産する亜瀝青炭である。ま
た、第2図〜第4図で、曲線イはタール分を、曲線口は
水分を、曲線ハはガスを示す。第2図〜第4因から分る
ように、いずれの低品位炭においてもタール分は温度3
00℃近傍から発生し始めろのに対して、水分、ガスは
、いずれの場合も温度200℃近傍から発生し始め温度
300℃に到達するまでにかなりの量が発生している。
従りて、温度300℃を境として300℃以上で低品位
炭から発生した混合ガスのみを取り出して乾留炭に直接
接触させれば乾留炭の温度が低鳴ても水分の絶対量が少
ないため乾留炭へ付着する水分は減少する。
そこで、@2図〜@4図の結果をもとに上記低品位炭(
At r A2 * A3の3銘柄)について高品質化
を実施した。すなわち、第1図で第1段の乾留装置mの
乾留温度を300℃に、第2段の乾留装r!121の乾
留温度を4’OO℃にそれぞれ調整した。
なお、それぞ九の雰囲気状態は不活性ガス雰囲気状態で
、圧力は常圧である。この結果は、表1に示すとおりで
あり、タールは確実に付着すると共に水分の付着量は大
幅に減少した。
第1表 本実施例では、次のような効果を得ることができる。
(1)低品位炭の乾留処理時に発生したタールを乾留炭
に確実に付着させることができ、低品位炭を防湿性の優
れた石炭に改質できる。
(2)混合ガス中の水分の絶対量が少ないため、乾留炭
の温度が低4ても水分の付着量を大幅に減少できる。
第5図、第6図は、本発明の他の実施例を示すもので、
本発明の上記一実施例と異なる点は、乾留装置を一つの
乾留装置とした点である。
第5図で、乾留装置は、この場合、移動層式乾留装M、
 22である。乾燥炭Gは、乾燥装置l(図示省略)か
ら頂部の供給口nを介して移動層式乾留装置nに供給さ
れる。乾燥炭0は移動層式乾留装置n内を上部から下部
へ移動する間に加熱管U内を流通する熱媒により加熱さ
れて乾留処理される。
乾留炭Hは底部の取出し口々より取り出されてタール付
着装W(図示省略)に供給される。移動層式乾留l1I
I!W122内での石炭の温度は、上下方向の部位によ
りIJ!6図に示すように異なっている。そこで、この
場合は、移動する石炭と空室謳を形成する手段nが、石
炭の温度300℃に対応する位置に内股されている。空
室墓に連通してガス取出し管あの一端が連結され、他端
はタール付着装置内に連通して連結されている。また、
移動層式乾留装R22の上部には、ガス取出し管器の一
端が連結され、他端は1例えば、加熱管漠に供給される
熱媒の発生用の燃焼炉(図示省略)に連結されている。
第5図で、移動層式乾留1i122で発生した水分が多
曵タール分が少なく、また、ガスを含む混合ガスC′は
ガス取出し管器より取り出された後に燃焼炉に供給され
て燃焼される。一方、移動層式乾留装+122で発生し
空室Iにある水分が少な鳴タール分が多く、また、ガス
を含む混合ガスD′は、ガス取出し管器より取り出され
た後にタール付着装置に供給される。タール付着装置で
は、上記一実施例の場合と同様の作用が生じ乾留炭Hは
改質炭となる。
本実施例では、上記一実施例での効果と同様の効果を得
ることができる。
〔発明の効果〕
本発明は、以上説明したように、低品位炭の乾留処理時
に発生したタールを乾留炭に確実に付着させることがで
き、低品位炭を防湿性の優れた石炭に改質できるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明を実施した低品位炭高品質化プロセス
の一例を示すフロー因、第2図ないし第4図は、乾留処
理時に低品位炭より発生するタール分、水分並びにガス
の量と乾留温度との関係線因、第5図は、本発明の他の
実施例を示す移動層式乾留装置のスケルトン、第6図は
、移動層式乾留装置内の石炭温度分布図である。 W・・・・・・第1段の乾留装置、21・・・・・・第
2段の乾留**、 22・・・・・・移動層式乾留!j
z譚、が・・・・・・空室、あ・・・・・・ガス取出し
管、30・・・・・・タール付着装置代理人 弁理士 
 小 川 勝 男/−ゝパ\ ノ゛ 第5図 θ 才61!I

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、低品位炭を異なる温度で多段に乾留処理する工程と
    、該工程で発生した水分が少なくタール分の多い混合ガ
    スを乾留処理された前記低品位炭に直接接触させる工程
    とを有することを特徴とする低品位炭の高品質化方法。
JP1080885A 1985-01-25 1985-01-25 低品位炭の高品質化方法 Pending JPS61171796A (ja)

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AU52613/86A AU577176B2 (en) 1985-01-25 1986-01-22 Upgrading low rank coal
CA000500302A CA1268444A (en) 1985-01-25 1986-01-24 Process for improving low-rank coal and apparatus therefor

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