JPS6117066Y2 - - Google Patents

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JPS6117066Y2
JPS6117066Y2 JP3992680U JP3992680U JPS6117066Y2 JP S6117066 Y2 JPS6117066 Y2 JP S6117066Y2 JP 3992680 U JP3992680 U JP 3992680U JP 3992680 U JP3992680 U JP 3992680U JP S6117066 Y2 JPS6117066 Y2 JP S6117066Y2
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JP
Japan
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press
pile
cylinder
fitting
fit body
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JP3992680U
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JPS56144147U (ja
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  • Placing Or Removing Of Piles Or Sheet Piles, Or Accessories Thereof (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はベースマシンの前部に立設されたリー
ダに杭圧入体が装備された所謂自走式の杭(鋼矢
板)圧入機に関するものである。
(従来の技術) 従来、ベースマシンによる自走式の杭圧入機と
して、実開昭54−168007号公報に示されているも
のが公知である。
この公知の杭圧入機では、リーダの前部に筒状
のケーシングをリーダまわりで回動可能に取付
け、このケーシング内に、杭をつかみ固定するチ
ヤツク装置を備えかつシリンダによつて昇降駆動
される圧入体を設け、この圧入体の昇降運動によ
つて杭を地中に圧入する構成をとつている。ま
た、杭圧入時の反力を既設杭で受止めるために、
ケーシングの前面にアンカー装置を固定し、この
アンカー装置を既設杭に固定するようにしてい
る。
ところがこの構成によると、第6図に示すよう
に、杭P,P′を連続して圧入する場合に、杭一本
ごとに、リーダを施回させてケーシングを左また
は右方向に移動させ、さらにケーシングをリーダ
まわりに回動させて、アンカー装置を、新たにつ
かむべき既設杭の位置に合わせる、という非常に
面倒な操作を行なわなければならず、これによつ
て杭圧入作業の能率が悪いものとなつていた。
(考案の目的) そこで本考案は、杭一本ごとの新杭圧入位置お
よび既設杭つかみ位置の変更作業を簡単、迅速に
行なうことができる杭圧入機を提供するものであ
る。
(考案の構成) 本考案の特徴とするところは、ベースマシンの
前部に立設されたリーダに、圧入体を、この圧入
体を昇降移動させる油圧を駆動源とする圧入体昇
降手段とが設けられ、上記圧入体には、圧入体軸
心から外れた位置で杭をつかみ固定するチヤツク
フレームが圧入体軸心を中心として回転可能に設
けられ、かつこのチヤツクフレームの外周部に、
油圧を駆動源として上記圧入体と連動して上下方
向に伸縮する伸縮機構がチヤツクフレームまわり
に回動可能に取付けられ、この伸縮機構の下端
に、既設杭に固定される既設杭つかみ金具が設け
られてなる杭圧入機、にある。
(実施例) 図において、1はベースマシン、2はリーダ
で、このリーダ2は下端部が受台11を介してベ
ースマシン1に支持され、かつ、中間部がステー
シリンダ12を介してベースマシン1に支持され
ている。該リーダ2の前部には、アースオーガ3
および杭圧入体4がそれぞれリーダ2に突設され
たガイド21に沿つて昇降しうるように設けら
れ、アースオーガ3で穿孔して地盤をゆるめなが
ら圧入体4で杭(鋼矢板)を圧入するようになつ
ている。
圧入体4は、ガイド21に装着された昇降フレ
ーム41と、チヤツクフレーム42とから成り、
リーダ2に垂直姿勢で取付けられた圧入体昇降手
段として圧入シリンダ5によつて昇降駆動され
る。チヤツクフレーム42は、大略二重筒状に形
成され、上部が昇降フレーム41内に嵌入された
状態で軸受43を介してフレーム軸心のまわりで
回転しうるように支持されている。このチヤツク
フレーム42の上端部外周面にはギヤ44が形成
され、このギヤ44に昇降フレーム41に支承さ
れたウオーム45が噛合している。該ウオーム4
5は油圧モータ46で回転駆動され、同ウオーム
45の回転により、ギヤ43を介してチヤツクフ
レーム42が回転しうるようになつている。ま
た、チヤツクフレーム42には、チヤツクシリン
ダ47とリンク48と押付体49とから成るチヤ
ツク機構が内蔵され、このチヤツク機構により、
杭を圧入体軸心から外れた位置でつかみ固定する
ようにしている。杭Pは第2図仮想線で示すよう
に、チヤツクフレーム42の内、外筒部間を縦通
し、チヤツクシリンダ47の伸長作動によりリン
ク48を介して押付体49が作動し、杭Pをチヤ
ツクフレーム内筒部42aの外周面に押付け固定
するように構成されている。なお、このチヤツク
機構の具体構造は適宜変更しうるところである。
6はリンク状の回動フレームで、チヤツクフレ
ーム42の外周に嵌装され、軸受61を介してチ
ヤツクフレーム42のまわりで回動しうるように
支承されている。7は伸縮機構としての反力シリ
ンダで、回動フレーム6の外周面のロツド71を
下にした垂直姿勢で取付けられている。8は既設
杭つかみ金具で、反力シリンダ7のロツド下端に
取付けられている。該金具8にはピン81が挿脱
自在に取付けられ、このピン81を既設杭P′の上
端部に開設された孔に通すことにより、同金具8
を既設杭P′に固定するようにしている。
上記反力シリンダ7は、圧入体4の昇降運動と
連動して伸縮作動するように構成される。この反
力シリンダ7と圧入体4を運動させるための同シ
リンダ7と圧入シリンダ5の油圧回路を第4図に
示している。すなわち、圧入シリンダ5と反力シ
リンダ7とは、互いのヘツド側とロツド側とが管
路91,92を介して連通連結され、切換弁93
の操作により、杭圧入時には油圧ポンプ94から
の圧油が圧入シリンダ5のヘツド側と反力シリン
ダ7のロツド側に同時に供給される。このため、
圧入シリンダ5が伸長して圧入体4を押し下げる
と同時に、つかみ金具8を介してロツド71が既
設杭P′に固定された反力シリンダ7が縮小する。
また、切換弁93を反対側に切換えれば、圧油が
圧入シリンダ5のロツド側と反力シリンダ7のヘ
ツド側に供給され、両シリンダ5,7は上記と逆
に作動する。こうして両シリンダ5,7を同期さ
せることにより、圧入体4の昇降運動と反力シリ
ンダ7の伸縮運動を確実に連動させることができ
る。
この杭圧入機は上記のように構成されているか
ら、第5図に示すように、圧入体4の昇降運動に
よる杭圧入時に、既設杭つかみ金具8を既設杭
P′に固定しておけば、前記したように反力シリン
ダ5が圧入体4の昇降運動と連通して伸縮作動す
ることにより、既設杭P′から充分な反力を得なが
らスムーズに杭Pの圧入作業を行なうことができ
る。なおこの杭圧入機によれば、反力シリンダ7
の縮小力を、圧入シリンダ5による杭圧入作用に
利用すること、いいかえれば反力シリンダ7をも
杭圧入作用に参加させることも可能となる。
また、一本の杭を圧入した後は、つかみ金具8
を既設杭P′から離し、ベースマシン1を杭一本分
後退させるとともに、圧入体4のチヤツクフレー
ム42を180゜回動させて新たな杭圧入位置に対
応させる。さらに、回動フレーム6を圧入体4の
まわりで回動させることにより、反力シリンダ7
およびつかみ金具8を、新たにつかみ固定すべき
杭の位置に移動させ、これに該金具8を固定す
る。このように、杭一本ごとの位置変更作業を、
従来のようなリーダの施回等の面倒な操作なくし
て、簡単、迅速に行なうことができる。
なお、伸縮機構は、上記実施例で挙げた反力シ
リンダ7以外のものに変更可能である。たとえば
外周にラツクを切つたロツドの下端につかみ金具
8を取付け、このロツドのラツクと噛み合うピニ
オンギヤを圧入体側に設けて油圧モータで回転駆
動させ、このラツクとピニオンの噛み合いにより
圧入体4の昇降に連動してロツドを相対的に伸縮
させるように構成してもよい。また、圧入体昇降
手段についても、圧入シリンダ5に代えて、油圧
モータを駆動源とするワイヤロープがチエン等を
用いることも可能である。さらに、つかみ金具8
は、上記したピン固定式に限らず、クランプ式そ
の他のものに代えてもよい。
(考案の効果) 上記のように本考案の杭圧入機によるときは、
杭一本ごとの新杭圧入位置および反力受止め用の
既設杭つかみ位置の変更作業を、両者チヤツクフ
レームの回転、後者は伸縮機構のチヤツクフレー
ムまわりの回動によつて簡単、迅速に行なうこと
ができる。このため、杭圧入作業の能率を大幅に
向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示し、第1図は全体側面
図、第2図は要部の拡大側断面図、第3図は第2
図−線に沿う断面図、第4図は油圧回路図、
第5図は作用を説明するための概略的側面図、第
6図は同平面図である。 1……ベースマシン、2……リーダ、4……圧
入体、5……圧入体昇降手段としての圧入シリン
ダ、7……伸縮機構としての反力シリンダ、8…
…既設杭つかみ金具、P……圧入すべき杭、P′…
…既設杭。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ベースマシンの前部に立設されたリーダに、圧
    入体と、この圧入体を昇降移動させる油圧を駆動
    源とする圧入体昇降手段とが設けられ、上記圧入
    体には、圧入体軸心から外れた位置で杭をつかみ
    固定するチヤツクフレームが圧入体軸心を中心と
    して回転可能に設けられ、かつこのチヤツクフレ
    ームの外周部に、油圧を駆動源として上記圧入体
    と連動して上下方向に伸縮する伸縮機構がチヤツ
    クフレームまわりに回動可能に取付けられ、この
    伸縮機構の下端に、既設杭に固定される既設杭つ
    かみ金具が設けられてなることを特徴とする杭圧
    入機。
JP3992680U 1980-03-25 1980-03-25 Expired JPS6117066Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3992680U JPS6117066Y2 (ja) 1980-03-25 1980-03-25

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3992680U JPS6117066Y2 (ja) 1980-03-25 1980-03-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56144147U JPS56144147U (ja) 1981-10-30
JPS6117066Y2 true JPS6117066Y2 (ja) 1986-05-26

Family

ID=29635355

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JP3992680U Expired JPS6117066Y2 (ja) 1980-03-25 1980-03-25

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JP (1) JPS6117066Y2 (ja)

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JPS56144147U (ja) 1981-10-30

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