JPS61170667A - 電力系統の電圧、リアクタンス推定方法 - Google Patents

電力系統の電圧、リアクタンス推定方法

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JPS61170667A
JPS61170667A JP60010962A JP1096285A JPS61170667A JP S61170667 A JPS61170667 A JP S61170667A JP 60010962 A JP60010962 A JP 60010962A JP 1096285 A JP1096285 A JP 1096285A JP S61170667 A JPS61170667 A JP S61170667A
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Hiroyuki Tanaka
裕幸 田中
Hirosuke Doi
土井 宏祐
Katsuyoshi Neri
禰里 勝義
Takashi Otsuka
敬 大塚
Yoshiteru Ueki
植木 芳照
Sumio Yokogawa
横川 純男
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Kansai Electric Power Co Inc
Fuji Electric Co Ltd
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Kansai Electric Power Co Inc
Fuji Electric Co Ltd
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  • Measurement Of Resistance Or Impedance (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、発電機が接続される電力系統の等価電圧3
等価リアクタンスの推定方法、特に発電機の運転情報だ
けからこれらを求めることが可能な電力系統の電圧、リ
アクタンス推定方法に関する。
〔従来の技術〕
第3図は一般的な電力系統を示す系統図、第4図は第3
図における電圧、電流の関係を示すベクトル図である。
なお、第3図において、6は発電1(G)、11は系統
リアクトル(リアクタンス;X、)、12は無限大母線
である。
すなわち、発電機6側から電力系統側を眺めると、第3
図のように無限大母線12と系統リアクトル11とによ
って表現することができる。このとき、発電機6の安定
度は、その電力系統との結合度によって影響を受ける。
つまり、電力系統が充分に大きく安定であるものとする
と、発電機6がこの電力系統に密に結合されていれば、
すなわちリアクタンスX、が小さければ安定度は良く、
逆に疎に結合されていれば、すなわちリアクタンスX1
1が大きければ安定度は悪い。したがって、個々の発電
所において、無限大母線12の等価電圧(系統電圧)v
lとり7クトル11の等価リアクタンスX@とを推定し
、系統変化に応じて発電機の安定度を適応制御すれば、
個々の発電機の安定度ひいては電力系統全体の安定度を
向上させることができる。なお、このような適応制御を
行なうのが、いわゆる発電機多変数適応制御装置(TA
GEC)と呼ばれるものである。
このように、安定度の制御を行なうためには、電力系統
の電圧VBおよびリアクタンスX0を知ることが必要で
あるが、実際の電力系統は多数の発電機が複雑な電力系
統網につながっているため、これらの値を求めることは
必ずしも容易ではない。
例えば、第3図の電流、電圧の関係をベクトル表示すれ
ば第4図の如くなるが、この第4図において三角形OA
B、OACは一義的に決まるのに対して、D点は線AB
上の延長線を含む線上のいずれに存在してもよいので、
一義的に決めることができない。つまり、発電機端にて
容易に計測し得る諸量を用いると、系統電圧vlおよび
系統リアクタンスX0は不定となって一義的には定まら
ず、推定不可能となる。なお、第4図において、V。
は発電機内部電圧、■は発電機端子電圧、■は発電機電
流、δは電圧■、と■、との位相角、ω、は電圧■1の
角周波数、ωゎは電圧■、の角周波数をそれぞれ示して
いる。
このため、出願人は次の如き方法を提案している。これ
は、簡単に説明すると、第1の条件にて運転されている
発電機を所定の時間だけ故意に第2の運転状態に移し、
第1.第2運転時に得られる各種運転情報から所定の演
算をしてその推定を行なう方法である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記の如き方法では発電機の運転電圧や
電力を一時的に変更する操作が必要で、煩雑であるとい
う問題点を有している。
〔問題点を解決するための手段〕
発電機運転情報を監視し、発電機の過渡動揺期間中の2
つの時点における発電機運転情報をそれぞれ取り出し、
これに対して所定の演算を行なうことにより、特別の操
作を必要とせずに等価電圧V、と等価リアクタンスX0
を推定する。
〔作用〕
第4図のベクトル図を発電機の有効電力P、無効電力Q
に着目して書き替えると、第5図の如くなる。以下、第
5図を参照しながら、その作用について説明する。
第5図から明らかなように、 OB” =OD”−DB”冨QC” −CB”であるか
ら、 OD=Vg I、DB=Q−I2X。
0C=VI、CB=Q を代入すると、 Va”12  (Q  I” X−)” −V”  I
”  Q”・・・・・・(1) が成立する。
いま、互いに異なる時点におけるI、V、Qの各値をそ
れぞれIt 、I2、V+ 、Vz 、Ql 。
Q2とし、この間にVll、X、は不変であるとすると
、 VstI+”  (Ql  1+”X−)”=V+”l
i”  Ql”・・・・・・(2) Vm”Ig”−(Qt  Iz”X、)”=Vz”lz
”  Qt”・・・・・・<3) が導かれる。(21,(31式の括弧内を展開して両辺
をそれぞれIIj+  1.2で割ると、VB” + 
2Qr Xm −1t” Xs” =V 1”・・・・
・・(2)′ Vm” + 2 Ql Xm −1z” Xs” = 
Vi”・・・・・・(3)′ が得られるので、両式の差をとって整理すると、(it
” −11”)X、” −2(Qz −Ql)X。
”[vz”  V+” ) =O・・・・・・(4)の
如きX、に関する2次方程式が得られる。
したがって、これを解くとXoは、 I、!−■、! ・・・・・・(5) として求められる。X、が求められれば、v6は(3)
′式から、 VB  =  Vz”  2 Qz  Xs” I 2
”  Xo2・・・・・・(6) として求めることができる。
ここで、(51,(61式からX、、VSを推定する場
合の条件について考える。
(5)式からも明らかなように、その分母である、(I
t”−7%) なる量が小さいときは、 (Qz  Ql)、(Vz”  Vt”)なる容量も小
さく 、(5)式の分母1分子とも小さな値となり、Q
、V、Iの計測ノイズによる誤差で推定値に誤差が生じ
るので、It”−I−の値、すなわちIt   I+の
差が所定値よりも大きい領域、換言すれば定常状態では
なく過渡動揺状態で推定を行なう。これが第1の条件で
ある。また、(I t”   I +” )(Vz” 
 Vt” ) > 0なる場合は、(5)式の根号内が
負の値となる場合があってX、が求められなくなるので
、 (1,” −1,” )(Vt2−V−)<Qなる場合
、すなわち電流■、電圧Vのいずれか一方は減少傾向に
あり他方は増加傾向にある場合に限定するとともに、リ
アクタンスX、は通常は誘導性であることから、 X、〉0 であり、したがって第(5)式の(±)負号の(+)だ
けに限定する。これが第2の条件ということになる。こ
のようにすればX、は、 1.2  1.2 ・・・・・・(5)゛ として一義的に定められることになる。
〔実施例〕
第1図はこの発明の実施例を示すブロック図である。同
図において、1は発電機電流I、電圧Vおよびこれらか
ら発電機出力(有効電力)Pならびに無効電力Qを検出
する検出部、2はこれらの諸量をサンプリングするサン
プリング部、3はこれらのサンプリング値を記憶するメ
モリ部、4は判断部、5は演算部、6は発電機である。
すなわち、検出部lでは各計測時の位相誤差を無くすた
め、3相の瞬時電流’11+  11.、 1c、瞬時
電圧vm *  vb r  VCを計測し、位相誤差
の無い各種運転情報(P、Q、V、I)を検出し、これ
をサンプリング部2によって所定時間τ毎にサンプリン
グし、順次メモリ部3へ格納する。判定部4では、電流
と電圧の前回値、今回値■、とV、、I、とv2にもと
づいて先に説明した第1゜第2の条件を満たすか否かを
判別し、 lrz   1.1>ε (I z”  I I” )(Vt”  Vt” ) 
< 0なる条件が満たされたとき、演算部5にて先の第
(5)゛および(6)式の演算をし、X、、V、を求め
る。
なお、εは設定値である。
ところで、X、、V、を時々刻々推定すると、これらの
値は通常は変動するため、所定のフィルタ等により平滑
化することが必要となる。しかしながら、例えば成る時
点にで推定したX、の値X。
(k)を、次のに+1時点におけるX、の値X 、 (
k+1)の推定に利用し、 X、(k+1) =Xa(k)+cr [Vt2(k)
−Vt”(k)−2(Ql(k) −Ql(k)) X
、(k)+(Iz”(k)−++”(k))x、”(k
)]・・・・・・(7) Vm(k+1) =(Vz”(k)  2Qz(k)X
−(k+1)+ I z”(k) Xs”(k+1))
””・・・・・・(8) の如くしてX−、Vsを推定するようにすれば、計測ノ
イズを自動的にフィルタリングした形で、X、、V、を
求めることができる。なお、第(7)式の[]内の値は
先の(4)式の左辺の計算値であり、また、第(8)式
の()内の値は先の(6)式の右辺の計算値であり、α
はフィルタゲインである。
以上の如き原理にもとづいて、系統リアクタンス値を推
定する方法例を示すのが第2図である。
ここに、7は遅延器、8はα倍の係数器、9は第(7)
式の[]内の演算を行なう演算器であり、これらによっ
て過去のXoから現在のXoを時々刻々推定することが
できる。このようにすれば、計測ノイズが自動的にフィ
ルタリングされた形でX e +V8を求めることがで
きるので、特別なフィルタが不要となるだけでなく、前
述の如き領域の限定も不要になる利点がもたらされる。
なお、第(7)式におけるゲインαは、運転状態に応じ
て時々刻々変化させることもできる。
以上では、発電機運転情報のうち有効電力Pは用いてい
ないが、これを用いることにすれば、例えば計測電流値
■のかわりに なる量を用いることができる。
〔発明の効果〕
この発明によれば、発電機を含む系統運用または系統事
故により発生する発電機状態の過渡動揺期間中を利用し
て、発電機側から眺めた系統の等価電圧9等価リアクタ
ンスを推定することができるので、これを用いてその都
度の系統状況に合う最適ゲインにて発電機安定度を適応
制御することが可能となる利点がもたらされる。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの発明の実施例を示すブロック図、第2図は
系統リアクタンス推定方法の他の実施例を示すブロック
図、第3図は一般的な電力系統を示す系統図、第4図は
第3図における電流、電圧の関係を示すベクトル図、第
5図は発電機端子の電力と無効電力の関係を示すベクト
ル図である。 符号説明 1・・・検出部、2・・・サンプリング部、3・・・メ
モリ部、4・・・判断部、5・・・演算部、6・・・発
電機、7・・・遅延器、8・・・係数器、9・・・演算
器、11・・・系統リアクタンス、12・・・無限大母
線。 代理人 弁理士 並 木 昭 夫 代理人 弁理士 松 崎   清 6   1図 112図 第5図 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 発電機を含む電力系統が無限大母線とリアクトルによっ
    て表わされる場合の該系統の等価電圧および等価リアク
    タンスを推定する推定方法であって、発電機電流、電圧
    を所定の周期をもってサンプリングし、該電流の今回値
    と前回値との差が所定値よりも大きくかつ電流、電圧値
    の一方は減少傾向で他方は増加傾向にあるとき、発電機
    側にて計測し得る各種運転情報の今回値および前回値か
    ら所定の演算をして電力系統の電圧およびリアクタンス
    を推定することを特徴とする電力系統の電圧、リアクタ
    ンス推定方法。
JP60010962A 1985-01-25 1985-01-25 電力系統の電圧、リアクタンス推定方法 Granted JPS61170667A (ja)

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JPH0530221B2 JPH0530221B2 (ja) 1993-05-07

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015037378A (ja) * 2013-08-16 2015-02-23 ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ 電力システムにおける動揺角推定のためのシステムおよび方法
JP2016512949A (ja) * 2013-03-28 2016-05-09 シーメンス アクチエンゲゼルシヤフトSiemens Aktiengesellschaft コンピュータ支援により送配電網のインピーダンスを求める方法

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