JPS61170666A - 電力系統の電圧、リアクタンス推定方法 - Google Patents
電力系統の電圧、リアクタンス推定方法Info
- Publication number
- JPS61170666A JPS61170666A JP60010961A JP1096185A JPS61170666A JP S61170666 A JPS61170666 A JP S61170666A JP 60010961 A JP60010961 A JP 60010961A JP 1096185 A JP1096185 A JP 1096185A JP S61170666 A JPS61170666 A JP S61170666A
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- JP
- Japan
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- voltage
- reactance
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- Measurement Of Resistance Or Impedance (AREA)
- Measurement Of Current Or Voltage (AREA)
- Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、発電機が接続される電力系統の等値電圧2
等価リアクタンスの推定方法、特に発電機の運転情報だ
けからこれらを求めることが可能な電力系統の電圧、リ
アクタンス推定方法に関する。
等価リアクタンスの推定方法、特に発電機の運転情報だ
けからこれらを求めることが可能な電力系統の電圧、リ
アクタンス推定方法に関する。
第3図は一般的な電力系統を示す系統図、第4図は第3
図における電圧、電流の関係を示すベクトル図である。
図における電圧、電流の関係を示すベクトル図である。
なお、第3図において、1(G)は発電機、2(X、)
は系統リアクトル、3は無限大母線である。
は系統リアクトル、3は無限大母線である。
すなわち、発電機1側から電力系統側を眺めると、第3
図のように無限大母線3と系統リアクトル2によって表
現することができる。このとき、発電機1の安定度は、
その電力系統との結合度によって影響を受ける。つまり
、電力系統が充分に大きく安定であるものとすると、発
電機1がこの電力系統に密に結合されていれば、すなわ
ちリアクタンスX0が小さければ安定度は良く、逆に疎
に結合されていれば、すなわちリアクタンスX。
図のように無限大母線3と系統リアクトル2によって表
現することができる。このとき、発電機1の安定度は、
その電力系統との結合度によって影響を受ける。つまり
、電力系統が充分に大きく安定であるものとすると、発
電機1がこの電力系統に密に結合されていれば、すなわ
ちリアクタンスX0が小さければ安定度は良く、逆に疎
に結合されていれば、すなわちリアクタンスX。
が大きければ安定度は悪い。したがって、個々の発電所
において、無限大母線3の等値電圧(系統電圧)■3と
リアクトル2の等価リアクタンスX。
において、無限大母線3の等値電圧(系統電圧)■3と
リアクトル2の等価リアクタンスX。
とを推定し、系統変化に応じて発電機の安定度を適応制
御すれば、個々の発電機の安定度ひいては電力系統全体
の安定度を向上させることができる。
御すれば、個々の発電機の安定度ひいては電力系統全体
の安定度を向上させることができる。
なお、このような適応制御を行なうのが、いわゆる発電
機多変数適応制御装置(TAGEC)と呼ばれるもので
ある。
機多変数適応制御装置(TAGEC)と呼ばれるもので
ある。
このように、安定度の制御を行なうためには、電力系統
の電圧およびリアクタンスを知ることが必要であるが、
実際の電力系統は多数の発電機が複雑な電力系統網につ
ながっているため、これらの値を求めることは必ずしも
容易ではない。
の電圧およびリアクタンスを知ることが必要であるが、
実際の電力系統は多数の発電機が複雑な電力系統網につ
ながっているため、これらの値を求めることは必ずしも
容易ではない。
例えば、電力系統の状態が各系統の潮流、各発電所の電
圧出力、負荷の潮流等によって一義的に決まることから
、これを利用することが考えられるが、これら多数の系
統から多数の情報を集めることはその設備、費用の点、
または情報の伝送遅れ等の技術上の点等からも実現はか
なり困難である。
圧出力、負荷の潮流等によって一義的に決まることから
、これを利用することが考えられるが、これら多数の系
統から多数の情報を集めることはその設備、費用の点、
または情報の伝送遅れ等の技術上の点等からも実現はか
なり困難である。
一方、第3図において、発電機内部電圧をvl。
発電機端子電圧を■6、発電機電流を■、系統の等価電
圧をvl、系統のりアクタンスをXoとすると、これら
電圧、電流の関係は第4図の如く表わすことができる。
圧をvl、系統のりアクタンスをXoとすると、これら
電圧、電流の関係は第4図の如く表わすことができる。
なお、第4図において、δは電圧vIとVaとの相差角
、ω、は電圧V、の角周波数、G5は電圧■、の角周波
数である。
、ω、は電圧V、の角周波数、G5は電圧■、の角周波
数である。
第4図を参照すれば明らかなように、三角形OAB、O
ACは一義的に決まるが、D点は線AB上の延長線を含
む線上のいずれに存在してもよいので、一義的には定ま
らない。このため、角周波数ω、とω、との差を積分す
る等して相差角δを求める方法が考えられるが、ω、は
計測可能であるのに対してG1は計測不能であり、また
積分回路ではドリフト等の影響があるため、D点を正確
に定めることができない。
ACは一義的に決まるが、D点は線AB上の延長線を含
む線上のいずれに存在してもよいので、一義的には定ま
らない。このため、角周波数ω、とω、との差を積分す
る等して相差角δを求める方法が考えられるが、ω、は
計測可能であるのに対してG1は計測不能であり、また
積分回路ではドリフト等の影響があるため、D点を正確
に定めることができない。
C問題点を解決するための手段〕
発電機側で検知することが可能な種々の!(運転情報)
から、発電機が接続される電力系統の電圧、リアクトル
を簡単な手法でしかも精度良く推定することが可能な推
定方法を提供する。
から、発電機が接続される電力系統の電圧、リアクトル
を簡単な手法でしかも精度良く推定することが可能な推
定方法を提供する。
発電機が接続される電力系統を無限大母線と系統り゛ア
クドルとで表わす場合の系統電圧とそのリアクタンスと
を推定するに当たり、系統側特性が変化しない所定時間
内に発電機出力または発電機端子電圧のいずれか一方を
固定、他方を可変として運転し、発電機電流が最小とな
るとき発電機側だけで求められる諸量(発電機運転情報
)から電力系統の電圧およびリアクタンスを推定するよ
うにする。
クドルとで表わす場合の系統電圧とそのリアクタンスと
を推定するに当たり、系統側特性が変化しない所定時間
内に発電機出力または発電機端子電圧のいずれか一方を
固定、他方を可変として運転し、発電機電流が最小とな
るとき発電機側だけで求められる諸量(発電機運転情報
)から電力系統の電圧およびリアクタンスを推定するよ
うにする。
第1図はこの発明の詳細な説明するためのベクトル図で
ある。
ある。
この実施例では、発電機出力(有効電力)Pを一定とし
、発電機端子電圧vGをV G1 、 V 6□、■。
、発電機端子電圧vGをV G1 、 V 6□、■。
、の如く順次変化させて発電機の運転を行なう。これに
よって、発電機電流■もI+、’It、Isの如く変化
するが、このときその値が最小となる点(第1図ではI
= I zの点)があり、この点では第1図にも示さ
れるように、 X、 −− ■2 なる関係が成立する。なお、Qは発電機の無効電力であ
り、これを始めとする各種運転情報は発電機側にて適宜
に入手し得るものであり、したがって、系統の電圧V、
およびリアクタンスX0は上式の如き関係から、これを
簡単に求めることができる。
よって、発電機電流■もI+、’It、Isの如く変化
するが、このときその値が最小となる点(第1図ではI
= I zの点)があり、この点では第1図にも示さ
れるように、 X、 −− ■2 なる関係が成立する。なお、Qは発電機の無効電力であ
り、これを始めとする各種運転情報は発電機側にて適宜
に入手し得るものであり、したがって、系統の電圧V、
およびリアクタンスX0は上式の如き関係から、これを
簡単に求めることができる。
第2図はこの発明の他の実施例を説明するためのベクト
ル図である。
ル図である。
ここでは、発電機端子電圧■6を一定とし、発電機出力
Pを順次変化させる。これに応じて発電機電流■も1.
+1! 、13の如く順次変化するが、この場合も電流
■が最小となる点(1= Ig )があり、この点では
、 Vg =VG2 Qz / Ig なる関係が成立することから、X、およびVBを求める
ことができる。
Pを順次変化させる。これに応じて発電機電流■も1.
+1! 、13の如く順次変化するが、この場合も電流
■が最小となる点(1= Ig )があり、この点では
、 Vg =VG2 Qz / Ig なる関係が成立することから、X、およびVBを求める
ことができる。
この発明によれば、発電機側の情報だけを用いて、発電
機が接続されている複雑な電力系統の電圧、リアクタン
スを容易にしかも正確に把握することができ、これによ
って発電機を含む電力系統の安定度制御を精度良く行な
うことが可能となる。
機が接続されている複雑な電力系統の電圧、リアクタン
スを容易にしかも正確に把握することができ、これによ
って発電機を含む電力系統の安定度制御を精度良く行な
うことが可能となる。
なお、この発明はかくの如き発電機安定度制御ばかりで
なく、電力系統に接続される機器等(例えば無効電力制
御装置)全般の制御を行なう場合に利用することができ
る。
なく、電力系統に接続される機器等(例えば無効電力制
御装置)全般の制御を行なう場合に利用することができ
る。
第1図はこの発明の一実施例を説明するためのベクトル
図、第2図はこの発明の他の実施例を説明するためのベ
クトル図、第3図は一般的な電力系統図、第4図は第3
図における電圧、電流ベクトルを示すベクトル図である
。 符号説明 1(G)・・・発電機、2(X、)・・・等価リアクト
ル、3・・・無限大母線、■、・・・発電機内部電圧、
■。。 V 51〜VG3 ・・・発電機端子電圧、1.It
−1i・・・発電機電流、V、・・・無限大母線電圧(
系統電圧)。 代理人 弁理士 並 木 昭 夫 代理人 弁理士 松 崎 清 ◇、 M1図 ×ン 1JIE3図
図、第2図はこの発明の他の実施例を説明するためのベ
クトル図、第3図は一般的な電力系統図、第4図は第3
図における電圧、電流ベクトルを示すベクトル図である
。 符号説明 1(G)・・・発電機、2(X、)・・・等価リアクト
ル、3・・・無限大母線、■、・・・発電機内部電圧、
■。。 V 51〜VG3 ・・・発電機端子電圧、1.It
−1i・・・発電機電流、V、・・・無限大母線電圧(
系統電圧)。 代理人 弁理士 並 木 昭 夫 代理人 弁理士 松 崎 清 ◇、 M1図 ×ン 1JIE3図
Claims (1)
- 発電機が接続される電力系統が無限大母線とリアクトル
によって表わされる場合の該系統の電圧およびリアクタ
ンスの推定方法であって、前記電力系統側の特性が変化
しないと見なし得る所定時間内に、発電機出力またはそ
の端子電圧のいずれか一方を固定、他方を可変として運
転し、それぞれの場合で発電機電流が最小となるときの
発電機運転情報から電力系統の電圧およびリアクタンス
を求めることを特徴とする電力系統の電圧、リアクタン
ス推定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60010961A JPS61170666A (ja) | 1985-01-25 | 1985-01-25 | 電力系統の電圧、リアクタンス推定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60010961A JPS61170666A (ja) | 1985-01-25 | 1985-01-25 | 電力系統の電圧、リアクタンス推定方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61170666A true JPS61170666A (ja) | 1986-08-01 |
JPH0530220B2 JPH0530220B2 (ja) | 1993-05-07 |
Family
ID=11764772
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60010961A Granted JPS61170666A (ja) | 1985-01-25 | 1985-01-25 | 電力系統の電圧、リアクタンス推定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61170666A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103346558A (zh) * | 2013-06-18 | 2013-10-09 | 天津大学 | 一种基于广域测量系统的电力系统功角暂态失稳判别方法 |
-
1985
- 1985-01-25 JP JP60010961A patent/JPS61170666A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103346558A (zh) * | 2013-06-18 | 2013-10-09 | 天津大学 | 一种基于广域测量系统的电力系统功角暂态失稳判别方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0530220B2 (ja) | 1993-05-07 |
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