JPS6117008Y2 - - Google Patents

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JPS6117008Y2
JPS6117008Y2 JP11938180U JP11938180U JPS6117008Y2 JP S6117008 Y2 JPS6117008 Y2 JP S6117008Y2 JP 11938180 U JP11938180 U JP 11938180U JP 11938180 U JP11938180 U JP 11938180U JP S6117008 Y2 JPS6117008 Y2 JP S6117008Y2
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JP
Japan
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bag
inner bag
outer bag
uniaxially stretched
aluminum foil
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JP11938180U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、三種の内容物を別個かつ一体に包
装して発揮させる三成分混合式包装体に関する。
従来、二液混合式接着剤、化学かいろ等二成分
混合式包装体としては、複合材をもつて製体した
袋体のほぼ中央部に弱シール部を設けて二室を形
成し、該二室にそれぞれ異種の内容物を充填し、
使用時袋体を軽く揉むか強く振るかして弱シール
部を剥離して二室を連通させ、二成分を混合反応
させ製品の特性を発揮させる方式のものは公知で
ある。
本考案は、従来の二室に区画するものに加え
て、第三の液体成分を収容する内袋を内蔵包装し
た三成分混合式包装体を提供することを目的とし
たものであり、この製品は、例えば第一、第二の
成分として、被酸化剤、酸化剤等の粉体成分、第
三の成分として、反応促進用の水あるいは、触媒
水溶液などの液状成分をそれぞれ個別に区画保持
して一体の包装体としたものである。
このさい、第三の液状成分を安全確実に保持
し、使用時において、意識的に局部外力を加える
ことにより、容易に開裂し得る内袋内に収容する
ようにすることが必要であり、このために本考案
においては、内袋形成用材料として、一軸延伸フ
イルムとアルミニウム箔を内層とし、熱接着性フ
イルムを両外層として積層した易開裂性の複合材
を用い、この内袋を外袋の一方の粉体収容用の区
画室内に収容して、その内袋の上下面をそれぞれ
外袋の内面に側壁部分を有するように接着内蔵せ
しめたものである。
このように構成することにより、三成分をそれ
ぞれ充填した包装製品は、通常の取抜、貯蔵時の
外力によつては、各区画部分の連通を生ずること
なく、使用時において、人手による意識的な局部
外力によつて、容易に区画部分を開裂連通せしめ
て、外袋内において、三成分の混合反応を生じさ
せることができる。
以下、本考案の実施例を図面によつて説明す
る。
第1図は、本考案包装体の斜視図で、1は外
袋、2は外袋1をA,B二室に区画する弱シール
部、3は室A内に内蔵された内袋で、第3室Cを
形成する。
第2図は、同包装体の断面図であり、室A,B
内には、それぞれ粉体10ならびに10′、室C
内には液体11を充填した状態を示している。
内袋3は、外袋1の周縁熱接着部Sで密封され
るとともにその上下面はそれぞれ接着部3aにお
いて、外袋1の内面に接着固定される。弱シール
部2は、低温融着、接着阻害剤塗布融着など適宜
の手段で形成されるもので、本考案においては、
その構造を限定するものではない。
第3図は、第1図X−X線における拡大縦断面
図であつて、外袋1を形成する複合材9の構成
は、特定しないが、最内層9′は、熱接着性層で
あることが必要である。
内袋3は、袋の内外面が熱接着性であり、内層
が液透過を完全に遮断する層と、引張外力により
容易に開裂する補強層を有するような積層構造の
複合材で形成されるものであり、図示の場合は、
内側から無延伸ポリプロピレン、ポリエチレン等
の熱接着性フイルム4、ポリエチレン・ポリプロ
ピレンなどの一軸延伸フイルム5、接着剤層また
は4と同様の熱接着性フイルム6、アルミニウム
箔7、4と同様の熱接着性フイルム8が積層され
た複合材により形成され、該内袋3の上下面は、
接着部3aにおいて外袋1の内面にそれぞれ固着
されている。上記の内袋3における一軸延伸フイ
ルム5の延伸方向は第1図において接着部3aと
平行方向、即ち第3図において紙面に対し垂直方
向になつている。
また、内袋3内には、液体11が一部気相12
を有するように充填されるとともに、外袋1への
上下の接着部3aの間の内袋3壁面は、変形可能
な余猶のある長さの側壁3bを設けて、室Aに押
圧力が加わつて充填された粉体10を介して加え
られる圧力に応じて変形して、その圧力を吸収し
押圧によつて内袋3が容易に破裂しないようにす
る。
ただし、上記内袋3内の気相12が存在しない
場合もある。
本考案の包装体は、上記のように構成されてい
るので、製品の使用に際して、室Aの外袋1の両
面をつまんで強く両外方に引張ると、一方向に伸
張強度が低く、易開裂性の内袋3の側壁3bは裂
開し、室C内の液体11は室Aに流入し、充填さ
れた粉体10と混合される。また弱シール部2を
剥離すれば、室A,Bが連通し、かくして、三成
分の混合反応が、外袋1内にて進行し製品の性能
が発揮される。
上記の三成分の混合順序は、充填される粉体・
液体の種類により、適宜、時間差を設けて行うよ
うにする。
本考案の三成分混合式包装体は、上記のような
構成・作用を有するので、製品の輸送・貯蔵等の
流通段階においては、液体・粉体等の充填物の区
割分離は完全であり、使用時においては、容易に
三成分の混合反応を行い得る実用上の効果は大で
ある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
斜視図、第2図は断面図、第3図は第1図X−X
線における拡大縦断面図である。 1……外袋、2……弱シール部、3……内袋、
3a……接着部、3b……側壁、4,8……熱接
着性フイルム、5……一軸延伸フイルム、7……
アルミニウム箔、A,B,C……室。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外袋1のほぼ中央部に弱シール部2を設けて粉
    体収容用の二室に区画し、その一方の区画室内
    に、内層として一軸延伸フイルム5とアルミニウ
    ム箔7を有し、両外層に熱接着性フイルム4,8
    を積層した易開裂性の複合材により形成した液体
    収容用の内袋3を収容して、その内袋3の上下面
    をそれぞれ外袋1の内面に側壁3b部分を有せし
    めて接着したことを特徴とする三成分混合式包装
    体。
JP11938180U 1980-08-25 1980-08-25 Expired JPS6117008Y2 (ja)

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JP11938180U JPS6117008Y2 (ja) 1980-08-25 1980-08-25

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Publication Number Publication Date
JPS5744071U JPS5744071U (ja) 1982-03-10
JPS6117008Y2 true JPS6117008Y2 (ja) 1986-05-24

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ID=29480039

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JP11938180U Expired JPS6117008Y2 (ja) 1980-08-25 1980-08-25

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS622788U (ja) * 1985-06-21 1987-01-09
JP2764208B2 (ja) * 1988-12-06 1998-06-11 株式会社リーダー 包装体内蔵用包装袋

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JPS5744071U (ja) 1982-03-10

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