JPS611694A - トリアルコキシシランの製造方法 - Google Patents

トリアルコキシシランの製造方法

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JPS611694A
JPS611694A JP59120997A JP12099784A JPS611694A JP S611694 A JPS611694 A JP S611694A JP 59120997 A JP59120997 A JP 59120997A JP 12099784 A JP12099784 A JP 12099784A JP S611694 A JPS611694 A JP S611694A
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JP
Japan
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trialkoxysilane
reaction
alkyl alcohol
silicon
alcohol
Prior art date
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Application number
JP59120997A
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JPS6323196B2 (ja
Inventor
Yasushi Kobayashi
小林 泰史
Takaaki Shimizu
孝明 清水
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Shin Etsu Chemical Co Ltd
Original Assignee
Shin Etsu Chemical Co Ltd
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はトリアルコキシシランの製造方法、特にはけい
素とアルキルアルコールとの反応により得られるアルコ
キVンラン含有反応生成液中でのトリアルコキシシラン
とアルキルアルコールとの反応によるトリアルコキシシ
ランの減収を防止して、トリアルコキシシランを高収率
で得る方法に関するものである。
(従来の技術) トリアルコキシシランの製法シ二ついてはけい素とアル
キルアルコールとを銅触媒の存在下に反応させるという
方法が公知とされているが、この方法はアルコールの反
応率が低いので留出物として得られる各種アルコキシシ
ランを含有する反応生成液が比較的多量のアルキルアル
コールを含むものとなり、このものはその保存中あるい
は精製操作中に・この残存アルコールとトリアルコキν
シランカ脱水素反応を起してテトラアルコキシシランに
変化するという欠点がある。
そのため、この方法によるトリアルコキシシランの製造
についてはこの反応系または得られた反応生成液中に安
定剤として一般式 只−0H−000H魯 NH。
(Rは水素原子またはアルキル基、アラルキル基)で示
されるアミノ酸を存在させる方法(特開昭55−721
97号公報参照)、3価の有機リン化合物を存在させる
方法(特開昭55−72198号公報参照)、アミン類
を添加しpHを2.0〜7.0とする方法(特開昭57
−118592号公報参照)などが提案されているが、
これらの安定剤はトリアルコキシシランとアルキルアル
コールとの反応を抑制する効果が必ずしも良好でなく、
トリアルコキシシランを高収率で得ることができないと
いう不利がある。
(発明の構成) 本発明はこのような不利を解決したトリアルコキシシラ
ンの製造方法に関するものであり、これはけい素とアル
キルアルコールとを銅触媒の存在下に反応させて得られ
るトリアルコキシシランを含む反応生成液中にエポキサ
イド類を存在させることを特徴とするものである。
すなわち、本発明者らはけい素とアルキルアルコールと
の反応で得られたトリアルコキシシランを含む反応生成
液中におけるトリアルコキシシランとアルキルアルコー
ルとの反応を防止する方法について種々検討した結果、
アルキルアルコールを含有する反応生成液中にエポキサ
イド類を添加すると、トリアルコキシシランとアルキル
アルコールとの反応が有効に抑制されてトリアルコキシ
シランを安定化させることができるのでこの精製によっ
てトリアルコキシシランを高い収率で得ることができる
ことな見□□ 出し、このエポキサイド液の種類、添加量などについて
の研究を進めて本発明を完成させた。
本発明の方法はまずけい素とアルキルアルコールとを銅
触媒の存在下で反応させてトリアルコキシシランを含む
アルコキシシラン混合物を得るという公知の方法で行な
われる。この場合のけい素、アルキルアルコールはいず
れも一般市販のものでよく、このけい素は紳5度が88
〜99.9%の金属けい素を100μ以下の粒度に粉砕
したもの、またアルキルアルコールはメチルアルコール
、エチルアルコール、プロピルアルコール、ブチルアル
コールなどのように炭素数が1〜5のアルキル基を含む
ものとすることが好ましい。
また、この銅触媒は金属銅または塩化第1銅、塩化第2
銅、臭化第1銅、臭化第2銅、コラ化第1銅、コラ化第
2銅、ギ酸銅、銅アセチルアセテート、酢酸第1銅、酢
酸第2銅、酸化第1vi4などの銅化合物から選択され
たものをけい素1モルに対し0.001〜0.5倍モル
の範囲で使用すればより〜 なお、この反応によるトリアルコキシシランの収率な高
めるためにはこの反応を溶媒の存在下で行なうことがよ
く、これ仁は多環状芳香族炭化水素、アリールメタン化
合物、環状ポリエーテル、ドデシルベンゼン、水素化ト
リフェニル、ジアルキルベンゼン、ジフェニルエーテル
なトラ必要ニ応じ使用すればよい。
この反応は100〜300℃で減圧、常圧、加圧の条件
下で行えばよく、これによればトリメトキシシランを同
時に生成する他のアルコキシシランと共に留出液として
取得することができるが、本発明の方法ではトリアルコ
キシシランのアルキルアルコールとの反応によるテトラ
アルコキシシランへの移行を防止するために、エポキサ
イド類が添加される。このエポキサイドは予じめこの反
応系に添加しておいてもよいが、上記した反応で得られ
る留出液中に添加してもよい。
このエポキサイド類としてはブチレンオキサイド、エポ
キシペンタン、ヘキサンオキサイド、ペソテンオキサイ
ド、スチレンオキサイド、1.2−エポキシ−3−フェ
ニルプロパン、メチルグリシジルエーテル、エチルグリ
シジルエーテル、フェニルグリシジルエーテル、エチレ
ングリコールジグリシジルエーテル、ジグリシジルエー
テル、ジクロペンテンオキサイド、シクロヘキセンオキ
サイド、シクロへキサジエンジオキサイドなどが例示さ
れるが、この反応生成液がトリアルコキシシランなどの
分離精製を目的としてその後蒸留などで処理されるので
、このエポキサイド類、もトリアルコキシシランなどの
沸点以上のものとすることがよく、この観点からはフェ
ニルグリシジルエーテル、エチレングリコールジグリシ
ジルエーテル、シクロヘキセンオキサイドから選択され
た′ものとすることが好ましい、なお、このエポキサイ
ド類の添加量は反応生成液中に存在するトリアルコキシ
シランの量によって定めればよいが、通常はこの反応生
成液に対し0.01〜10重量%の範囲、好ましくは0
.1〜5重量%である。
つぎに本発明方法の実施例をあげる。
実施例1〜3、比較例1〜4 アルコール導入管、温度計、攪拌器および生成物留出管
を有する500117のフラスコに、純度98%のけい
素粉末ioog、塩化第1銅59およびジフェニルエー
テル200−を仕込み、生成物留出管出口には冷却器を
つけて留出してくる生成アルコキシシランおよび未反応
アルコールを凝縮捕集できるようにした。
ついでこのフラスコを加温して内液温が200℃に達し
たときにアルコール導入管から75−7時の速度でメチ
ルアルコールを導入し、反応温度198〜202℃で5
時間反応させたところ。
3zO,(lの留出物が得られたが、ガスクロマトグラ
フ分析結果からこれはトリメトキシシラン146.4J
F(46,1重鎖%)、テトラメトキシシラン16.5
.9(50重葉%)を含むものであった。
つぎにこの留出液からこれを1oII宛取り出した試料
7本を作り、この3本にフェニルグリシジルエーテル、
芥チレングリコールジグリシジルエーテル、シクロへキ
センオキサイドを0.1.9宛添加するすると共に他の
3本に比較のためにグリシン、トリフエノキシリン、ヘ
キサメチレンテトラミン’!rO,1,9宛添加し、残
余の1本は無添加としてこれらを室温で72晴間放置し
たのち、ガスクロマトグラフ分析を行なったところ、こ
れらについてのトリメトキシシラン濃度およびその残存
率は第1表に示すとおりであった。
第   1   表 ■ 実施例4、比較例5 実施例1で得られた留出液100Iiにエチレングリコ
ールジグリシジルエーテル1gを加え、とれなガラスコ
イルパックを充填した20mφ、50傭の蒸留絡付の2
00dのガラスフラスコに入れて5時間蒸留し、終了後
留出液、釜残液をガスクロマトグラフ分析したところ、
得られたトリメトキシシランは44.4#であり、その
残存率は97.0%であった。
しかし、比較のために上記においてエポキサイド類を全
く添加せずに上記と同じように処理して得た留出液につ
いてガスクロマトグラフ分析をしたところ、このトリメ
トキシシラン量は25.29で残存率は55.1%であ
った。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、けい素とアルキルアルコールとを銅触媒の存在下に
    反応させて得られるトリアルコキシシランを含む反応生
    成液中にエポキサイド類を存在させることを特徴とする
    トリアルコキシシランの製造方法。 2、エポキサイド類がフエニルグリシジルエーテル、エ
    チレングリコールシグリシジルエーテル、シクロヘキセ
    ンオキサイドから選択される特許請求の範囲第1項記載
    のトリアルコキシシランの製造方法。 3、アルキルアルコールがメチルアルコールである特許
    請求の範囲第1項または第2項記載のトリアルコキシシ
    ランの製造方法。
JP59120997A 1984-06-13 1984-06-13 トリアルコキシシランの製造方法 Granted JPS611694A (ja)

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JPS611694A true JPS611694A (ja) 1986-01-07
JPS6323196B2 JPS6323196B2 (ja) 1988-05-16

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ID=14800225

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4762939A (en) * 1987-09-30 1988-08-09 Union Carbide Corporation Process for trialkoxysilane/tetraalkoxysilane mixtures from silicon metal and alcohol
US4931578A (en) * 1987-02-23 1990-06-05 Tama Chemicals Co Ltd Process for the production of trialkoxysilanes
US4999446A (en) * 1990-06-21 1991-03-12 Union Carbide Chemicals And Plastics Company Inc. Trimethoxysilane preparation via the methanol-silicon reaction with recycle

Cited By (3)

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US4931578A (en) * 1987-02-23 1990-06-05 Tama Chemicals Co Ltd Process for the production of trialkoxysilanes
US4762939A (en) * 1987-09-30 1988-08-09 Union Carbide Corporation Process for trialkoxysilane/tetraalkoxysilane mixtures from silicon metal and alcohol
US4999446A (en) * 1990-06-21 1991-03-12 Union Carbide Chemicals And Plastics Company Inc. Trimethoxysilane preparation via the methanol-silicon reaction with recycle

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