JPS61168679A - 接着剤組成物 - Google Patents
接着剤組成物Info
- Publication number
- JPS61168679A JPS61168679A JP60007582A JP758285A JPS61168679A JP S61168679 A JPS61168679 A JP S61168679A JP 60007582 A JP60007582 A JP 60007582A JP 758285 A JP758285 A JP 758285A JP S61168679 A JPS61168679 A JP S61168679A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cyanoacrylate
- adhesive
- adhesive composition
- silica
- water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は接着剤組成物、特に、高いチキソトロピー性を
有するばかシでなく、しかも、貯蔵安定性や接着性能が
良好な2−シアノアクリレート系接着側組成物に関する
もので金属、プラスチック、ゴム、ガラス、木材等の接
着に用いることができ各種産業分野で、広く利用される
ものである。
有するばかシでなく、しかも、貯蔵安定性や接着性能が
良好な2−シアノアクリレート系接着側組成物に関する
もので金属、プラスチック、ゴム、ガラス、木材等の接
着に用いることができ各種産業分野で、広く利用される
ものである。
一般に、2−シアノアクリレート系接着剤は、被着材表
面に微量に吸着されている水分によって常温で瞬間的に
硬化するため、広く利用されておシ、特に、低粘度、易
流動性の一液無溶剤型接着剤であるという特徴を生かし
、微細な間隙への浸透接着などに用いられることが多い
。
面に微量に吸着されている水分によって常温で瞬間的に
硬化するため、広く利用されておシ、特に、低粘度、易
流動性の一液無溶剤型接着剤であるという特徴を生かし
、微細な間隙への浸透接着などに用いられることが多い
。
しかし、反面、この性質のために、2−シアノアクリレ
ート系接着剤で、木材、皮等の多孔質物を接着しようと
すると、接着剤がこれらの物の中に吸収されてし普うた
め、接着が困難となシ、又、金属、グラスチック、ゴム
、ガラス等の被着材においても、傾斜面や広い間隙の接
着の場合には、接着剤が流れてしまい接着が困難となる
ことがある。
ート系接着剤で、木材、皮等の多孔質物を接着しようと
すると、接着剤がこれらの物の中に吸収されてし普うた
め、接着が困難となシ、又、金属、グラスチック、ゴム
、ガラス等の被着材においても、傾斜面や広い間隙の接
着の場合には、接着剤が流れてしまい接着が困難となる
ことがある。
又、一般家庭においても、低粘度、易流動性であるため
に生じるトラブルが絶え間ない。すなわち、2−シアノ
アクリレート系接着剤が容器から飛び出したシ、不必要
に多量にこぼれ出たために、被着材の接着を必要としな
い部分や机上を汚したシ、誤って指を接着したシするこ
とが多い。2−シアノアクリレート系接着剤がその瞬間
接着性を高く評価されながら、一般家庭で多く使用され
ない理由はここにある。
に生じるトラブルが絶え間ない。すなわち、2−シアノ
アクリレート系接着剤が容器から飛び出したシ、不必要
に多量にこぼれ出たために、被着材の接着を必要としな
い部分や机上を汚したシ、誤って指を接着したシするこ
とが多い。2−シアノアクリレート系接着剤がその瞬間
接着性を高く評価されながら、一般家庭で多く使用され
ない理由はここにある。
この欠点を改良するために、ポリメチルメタアクリレー
ト等の増結剤を配合することも行われているが、これら
を用いて増粘した接着剤組成物も、本質的には流動性の
液体であシ、たれ流れ等を完全に防止することが出来な
い。増結剤の量を多くすることによシ、実用上十分な粘
度を有せしめることは可能であるが、その場合、接着面
への濡れ性の低下や曳糸性の増大が生じ作業性が低下す
るばかシか、瞬間接着性や接着強度や貯蔵安定性の低下
までも生ずる。
ト等の増結剤を配合することも行われているが、これら
を用いて増粘した接着剤組成物も、本質的には流動性の
液体であシ、たれ流れ等を完全に防止することが出来な
い。増結剤の量を多くすることによシ、実用上十分な粘
度を有せしめることは可能であるが、その場合、接着面
への濡れ性の低下や曳糸性の増大が生じ作業性が低下す
るばかシか、瞬間接着性や接着強度や貯蔵安定性の低下
までも生ずる。
一方、この欠点を改良するために、2−シアノアクリレ
ート系接着剤にチキソトロピー性を付4すること本広く
検討されておシ、シリカを添加するこさも行われている
。。特に米国特許第4477607号明細書には、ポリ
ジメチルシロキサン又はトリアルコキシアルキルシラン
で処理したヒユームドシリカを用いて成るシアノアクリ
レート組成物が高いチキソトロピー指数を示すことが報
告されている。たしかに、かかる方法によシ、2−シア
ノアクリレート系接着剤にチキソトロピー性を付与する
ことは可能であシ、低粘度、易流動性によって生ずる問
題は解消される。しかしながら、一方、この方法によっ
ては、貯蔵安定性の優れた接着剤組成物を得ること祉極
めて困難である。すなわち、2−シアノアクリレートの
重合や充填剤等の構造性に起因すると思われる粘度の上
昇が著しく、又、一般[チキソトロピー性あるいはゲル
タイプの混合物に見られる相分離や充填剤の沈降がこの
接着剤組成物にも現われ、これらの問題点を改良するこ
とができない。更に、一度、相分離や沈降の生じた組成
物を再び均質なものにすることも容易ではなく、これら
の理由によシ、チキソトロピー性の2−シアノアクリレ
ート系接着剤を使用するには、その使用直前ないし数日
前に充填剤あるいはチキソトロピー性付与剤等を添加し
なければならなかった。
ート系接着剤にチキソトロピー性を付4すること本広く
検討されておシ、シリカを添加するこさも行われている
。。特に米国特許第4477607号明細書には、ポリ
ジメチルシロキサン又はトリアルコキシアルキルシラン
で処理したヒユームドシリカを用いて成るシアノアクリ
レート組成物が高いチキソトロピー指数を示すことが報
告されている。たしかに、かかる方法によシ、2−シア
ノアクリレート系接着剤にチキソトロピー性を付与する
ことは可能であシ、低粘度、易流動性によって生ずる問
題は解消される。しかしながら、一方、この方法によっ
ては、貯蔵安定性の優れた接着剤組成物を得ること祉極
めて困難である。すなわち、2−シアノアクリレートの
重合や充填剤等の構造性に起因すると思われる粘度の上
昇が著しく、又、一般[チキソトロピー性あるいはゲル
タイプの混合物に見られる相分離や充填剤の沈降がこの
接着剤組成物にも現われ、これらの問題点を改良するこ
とができない。更に、一度、相分離や沈降の生じた組成
物を再び均質なものにすることも容易ではなく、これら
の理由によシ、チキソトロピー性の2−シアノアクリレ
ート系接着剤を使用するには、その使用直前ないし数日
前に充填剤あるいはチキソトロピー性付与剤等を添加し
なければならなかった。
本発明は、かかる技術的背景の下、高いチキソトロピー
性を有するばかりでなく、しかも、貯蔵安定性や接着性
能が良好な2−シアノアクリレート系接着剤組成物を提
供することを目的としたものである。
性を有するばかりでなく、しかも、貯蔵安定性や接着性
能が良好な2−シアノアクリレート系接着剤組成物を提
供することを目的としたものである。
〔問題点を解決するための手段〕及び〔作用〕本発明者
等は、先に、2−シアノアクリル酸アルコキシエステル
についてその水5H;soO〜2000 pp+mとす
ることによシ予期に反してその貯蔵安定性が向上するこ
とを見い出し、特許出願をしたが(特開昭56−908
71号公報)、一方、2−シアノアクリル酸アルキルエ
ステルなどのごとき通常のエステルの水分量については
、できるだけ少なく、特に、200ppm以下にしなけ
れば、貯蔵安定性が欠如し、接着剤として使用すること
が困難であるとされ、事実、特開昭48−650号公報
等多数の公報文献に見られるように、この事は当業者の
常識となっている。
等は、先に、2−シアノアクリル酸アルコキシエステル
についてその水5H;soO〜2000 pp+mとす
ることによシ予期に反してその貯蔵安定性が向上するこ
とを見い出し、特許出願をしたが(特開昭56−908
71号公報)、一方、2−シアノアクリル酸アルキルエ
ステルなどのごとき通常のエステルの水分量については
、できるだけ少なく、特に、200ppm以下にしなけ
れば、貯蔵安定性が欠如し、接着剤として使用すること
が困難であるとされ、事実、特開昭48−650号公報
等多数の公報文献に見られるように、この事は当業者の
常識となっている。
本発明者等は、前記の2−シアノアクリル酸アルコキシ
エステル以外の2−シアノアクリル酸エステル、特に、
之−シアノアクリル酸アルキルエステルに、チキン)E
lビー性を付与スルために疎水性シリカを添加して成る
2−シアノアクリレート系接着剤組成物について検討し
た結果、理由は不詳であるが、従来当業者の常識上され
ていた範囲を越えて水分を含有せしめることにより驚く
べきことに、貯蔵安定性が向上し、前記技術の有する欠
点をことごとく解決することができ、多孔質物での吸収
や傾斜面、広い間隙でのたれ流れ、容器からの飛び出し
等がない高いチキントロピー性を有し、貯蔵安定性や接
着性能も良好な2−シアノアクリレート系瞬間接着剤が
得られることを見い出し、本発明を完成するに至った。
エステル以外の2−シアノアクリル酸エステル、特に、
之−シアノアクリル酸アルキルエステルに、チキン)E
lビー性を付与スルために疎水性シリカを添加して成る
2−シアノアクリレート系接着剤組成物について検討し
た結果、理由は不詳であるが、従来当業者の常識上され
ていた範囲を越えて水分を含有せしめることにより驚く
べきことに、貯蔵安定性が向上し、前記技術の有する欠
点をことごとく解決することができ、多孔質物での吸収
や傾斜面、広い間隙でのたれ流れ、容器からの飛び出し
等がない高いチキントロピー性を有し、貯蔵安定性や接
着性能も良好な2−シアノアクリレート系瞬間接着剤が
得られることを見い出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、
+A) 一般式
(ただし、式中のRは炭素数が1〜8のアルキル基、シ
クロアルキル基、アルケニル基、アルキニル基又はアリ
ール基である。)で表わされる2−シアノアクリレート
と(B) 水分と (0) 疎水性シリカと を含有して成る接着剤組成物において、前記水分の含有
量を200〜5 o o o ppmの範四内としたこ
とを特徴とする2−シアノアクリレート系接着剤組成物
に存する。
クロアルキル基、アルケニル基、アルキニル基又はアリ
ール基である。)で表わされる2−シアノアクリレート
と(B) 水分と (0) 疎水性シリカと を含有して成る接着剤組成物において、前記水分の含有
量を200〜5 o o o ppmの範四内としたこ
とを特徴とする2−シアノアクリレート系接着剤組成物
に存する。
本発明で用いられる2−シアノアクリレートは、一般式
で示されるエステルであって、ここで、Rは炭素数が1
〜8のアルキル基、シクロアルキル基、アルケニル基、
アルキニル基、アリール基を示し、具体的には、メチル
、エチル、n−プロピル、イソ10ビル、n−ブチル、
イソブチル、ローペンチル、n−ヘキシル、2−エチル
ヘキシル、2−クロμエチル、シクロヘキシル、アリル
、グロパルギル、フェニル等が挙げられる。
〜8のアルキル基、シクロアルキル基、アルケニル基、
アルキニル基、アリール基を示し、具体的には、メチル
、エチル、n−プロピル、イソ10ビル、n−ブチル、
イソブチル、ローペンチル、n−ヘキシル、2−エチル
ヘキシル、2−クロμエチル、シクロヘキシル、アリル
、グロパルギル、フェニル等が挙げられる。
就中、Rはアルキル基であることが好ましく、炭素数1
〜4のアルキル基であることがより好ましい。これらの
2−シアノアクリレートは、単独で、もしくは二種以上
を混合して使用することができる。
〜4のアルキル基であることがより好ましい。これらの
2−シアノアクリレートは、単独で、もしくは二種以上
を混合して使用することができる。
本発明における接着剤組成物中の水分含有量は、200
ppmを越える必要があシ、500pp■を越える組
成物がよル好ましい。この200ppm以下で社本発明
所望の目的が達成できず、高いチキソトロピー性、優れ
た貯蔵安定性、優れた接着性能を兼備したものを得るこ
とができない。一方、接着剤組成物中に過剰の水分が存
在しても接着剤が不安定となる九め、水分は5000
ppsa未満であることが必要で、4000pp■未満
であることが好ましい。
ppmを越える必要があシ、500pp■を越える組
成物がよル好ましい。この200ppm以下で社本発明
所望の目的が達成できず、高いチキソトロピー性、優れ
た貯蔵安定性、優れた接着性能を兼備したものを得るこ
とができない。一方、接着剤組成物中に過剰の水分が存
在しても接着剤が不安定となる九め、水分は5000
ppsa未満であることが必要で、4000pp■未満
であることが好ましい。
本発明組成物に用いられる疎水性シリカは、親水性シリ
カを表面処理することによって得られるもので、親水性
シリカとしては一次粒子の粒径が1〜tang−のもの
が好ましく、5〜501IILのものがよ〕好ましく、
例えば、ヒユームドシリカや湿式シリカが用いられる。
カを表面処理することによって得られるもので、親水性
シリカとしては一次粒子の粒径が1〜tang−のもの
が好ましく、5〜501IILのものがよ〕好ましく、
例えば、ヒユームドシリカや湿式シリカが用いられる。
かかる微粒子シリカは、例えば、四塩化硅素を酸水素焔
中で加水分解することKよシ得ることができ、これらは
高分散性の無定形シリカである。又、酸水、素焔中で加
水分解させる際に、塩化チタニウム、塩化アルミニウム
、塩化鉄などの塩化物を併存させアルミナ含有シリカ、
酸化チタン含有シリカ、酸化鉄含有シリカとじ九ものも
本発明で用いることができる。
中で加水分解することKよシ得ることができ、これらは
高分散性の無定形シリカである。又、酸水、素焔中で加
水分解させる際に、塩化チタニウム、塩化アルミニウム
、塩化鉄などの塩化物を併存させアルミナ含有シリカ、
酸化チタン含有シリカ、酸化鉄含有シリカとじ九ものも
本発明で用いることができる。
親水性シリカを表面処理する表面処理剤としては、シリ
カ表面の水酸基と何らかの形で結合してこれを封鎖する
とともに、疎水性の皮膜を形成しうるすべての化合物を
用いることができる。具体的には、璽−オクチルトリア
ルコキシシランなど疎水基を有するアルキル、了り−ル
、アラルキル系シランカップリング削、ジメチルジクロ
ロシラン、ヘキサメチルジシラザン等のシリル化剤、末
端に水酸基を有するポリジメチルシロキサン、ステアリ
ルアルコールの様な高[フルコール、ステアリン酸の様
な高級脂肪酸等が挙げられる。
カ表面の水酸基と何らかの形で結合してこれを封鎖する
とともに、疎水性の皮膜を形成しうるすべての化合物を
用いることができる。具体的には、璽−オクチルトリア
ルコキシシランなど疎水基を有するアルキル、了り−ル
、アラルキル系シランカップリング削、ジメチルジクロ
ロシラン、ヘキサメチルジシラザン等のシリル化剤、末
端に水酸基を有するポリジメチルシロキサン、ステアリ
ルアルコールの様な高[フルコール、ステアリン酸の様
な高級脂肪酸等が挙げられる。
本発明を実施するのに用いられる疎水性シリカは上記の
方法によって得ることができるが、市販の疎水性シリカ
をもってこれに代えることも可能である。具体的にはA
KRO81L R? 72 。
方法によって得ることができるが、市販の疎水性シリカ
をもってこれに代えることも可能である。具体的にはA
KRO81L R? 72 。
R805、R202(Degussa社製)があシ、コ
レラバ、それぞれ110±20 II/ I、 15
0±20 *2/ I、80±20寓2/9の比表面積
、及び、それぞれ40.50.65の疎水化度を有する
疎水性ヒユームドシリカであって、炭素含有量はそれぞ
れ約1、約7、約6%である。
レラバ、それぞれ110±20 II/ I、 15
0±20 *2/ I、80±20寓2/9の比表面積
、及び、それぞれ40.50.65の疎水化度を有する
疎水性ヒユームドシリカであって、炭素含有量はそれぞ
れ約1、約7、約6%である。
R972、R805、R202はそれぞれジメチルジク
ロロシラン、れ−オクチルトリメトキシシラン、シリコ
ーンオイルで処理されたものとして報告されている。他
の適当な疎水性シリカはCab−o−3il N 70
− T 3 (GABOT社製)であシ、これは100
±20 rrL2/yの比表面積を有している。炭素含
有量は465%以上であシ、有機ケイ素化合物で処理さ
れたものとして報告されている。
ロロシラン、れ−オクチルトリメトキシシラン、シリコ
ーンオイルで処理されたものとして報告されている。他
の適当な疎水性シリカはCab−o−3il N 70
− T 3 (GABOT社製)であシ、これは100
±20 rrL2/yの比表面積を有している。炭素含
有量は465%以上であシ、有機ケイ素化合物で処理さ
れたものとして報告されている。
本発明組成物に用いられる疎水性シリカは、炭素含有量
が1%を越えるものが好ましい。炭素含有量が1%未満
のものでは、良好なチキントロピー性と貯蔵安定性を得
ることができない。
が1%を越えるものが好ましい。炭素含有量が1%未満
のものでは、良好なチキントロピー性と貯蔵安定性を得
ることができない。
これは、炭素含有量が1%未満のものでは、親水性が大
きく吸湿し易く、粒子間の凝集力が大き過ぎて、組成物
中での十分な分散性を得ることができないためと推定さ
れる。
きく吸湿し易く、粒子間の凝集力が大き過ぎて、組成物
中での十分な分散性を得ることができないためと推定さ
れる。
疎水性シリカの2−シアノアクリレートに対する添加量
は、シリカの粒径や炭素含有量、表面処理剤の種類等に
よって異なるが、ブルックフィールド粘度計(おいて例
えは6 rpmと60rpmの粘度の比が2よシ大なる
に十分な量であることが好ましい。疎水性シリカの添加
量を変えることによシ任意の粘度の接着剤組成物を得る
ことができるが、適度な粘度を有せしめる添加量は、好
オしくFi1〜30%(wt、以下同じ)よル好ましく
は3〜20%でろ勺、炭素含有量が1%を越えるものを
使用する際は1〜20%が好ましく、より好ましくは3
〜10%である。
は、シリカの粒径や炭素含有量、表面処理剤の種類等に
よって異なるが、ブルックフィールド粘度計(おいて例
えは6 rpmと60rpmの粘度の比が2よシ大なる
に十分な量であることが好ましい。疎水性シリカの添加
量を変えることによシ任意の粘度の接着剤組成物を得る
ことができるが、適度な粘度を有せしめる添加量は、好
オしくFi1〜30%(wt、以下同じ)よル好ましく
は3〜20%でろ勺、炭素含有量が1%を越えるものを
使用する際は1〜20%が好ましく、より好ましくは3
〜10%である。
本発明の接着剤組成物には、アニオン重合防止剤、ラジ
カル重合防止剤、増粘剤、可塑剤、染料、顔料、香料な
ど一般的に2−シアノアクリレート系接着剤に用いられ
る各種添加剤を添加することができる。
カル重合防止剤、増粘剤、可塑剤、染料、顔料、香料な
ど一般的に2−シアノアクリレート系接着剤に用いられ
る各種添加剤を添加することができる。
アニオン重合防止剤は、組成物中の水分′等によるアニ
オン重合を防止するためのものである。
オン重合を防止するためのものである。
具体的にはS02.SO2,No、No2.HG/、H
,PO4,酸性リン酸エステル、 芳香族スルホン酸、
アルキルスルホン酸、プロパンサルトン、トリフルオ寵
メタンスルホン酸、パーフルオ四アルキルカルボン酸等
が挙げられ、1〜1000 ppia好ましくFi5〜
1000 ppm添加される。
,PO4,酸性リン酸エステル、 芳香族スルホン酸、
アルキルスルホン酸、プロパンサルトン、トリフルオ寵
メタンスルホン酸、パーフルオ四アルキルカルボン酸等
が挙げられ、1〜1000 ppia好ましくFi5〜
1000 ppm添加される。
ラジカル重合防止剤は、主として、貯蔵中の光などKよ
って生ずるラジカル重合や、嫌気性重合を防止する目的
で添加される。具体的には、フェノール、クレゾール、
ハイドロキノン、ハイドロキノンモノメチルエーテル、
カテコール、ピロガロールなどである。
って生ずるラジカル重合や、嫌気性重合を防止する目的
で添加される。具体的には、フェノール、クレゾール、
ハイドロキノン、ハイドロキノンモノメチルエーテル、
カテコール、ピロガロールなどである。
増粘剤は、本発明の接着剤組成物の粘度を調整する目的
で添加されるが、分散安定性を向上させる効果も有する
。具体的にはポリメチルメタクリレート、ポリアルキル
−2−シアノアクリレート、アクリルゴム、セル四−ス
エステルなどが使用される。
で添加されるが、分散安定性を向上させる効果も有する
。具体的にはポリメチルメタクリレート、ポリアルキル
−2−シアノアクリレート、アクリルゴム、セル四−ス
エステルなどが使用される。
本発明でいうチキソトロピック性バ一般にブルックフィ
ールド(Brookfie14 )粘度を使用した下記
のチキントロピー指数によって求められる。
ールド(Brookfie14 )粘度を使用した下記
のチキントロピー指数によって求められる。
+71
チキントロピー指数=−
η7
ただし、ここで、
η、は回転数nでの粘度
η2は回転数n/10での粘度
本発明組成物はこのチキン)Iffピー指数が2.0以
上であるものが好ましく、3.0以上であるとさらに好
ましいものとなる。
上であるものが好ましく、3.0以上であるとさらに好
ましいものとなる。
以下実施例を挙げて本発明を更に具体的に説明する。
80240 ppm 、ハイドロキノン1500 pp
m。
m。
水11000pp、ポリメチルメタクリレート3.0%
ヲ含むエチル−2−シアノアクリレート95部に、下記
の親水性あるいFi疎水性シリカ5.0部を添加し、窒
素ふん囲気下、室温で混合攪拌してチキントロピー性の
接着剤を調製した。
ヲ含むエチル−2−シアノアクリレート95部に、下記
の親水性あるいFi疎水性シリカ5.0部を添加し、窒
素ふん囲気下、室温で混合攪拌してチキントロピー性の
接着剤を調製した。
これらの接着剤の粘度、チキントロピー指数、遠心分離
、セットタイム、接着強度について測定した結果及び各
接着剤を容量的21のポリエチレン製容器に任込み、加
熱試験を行なった結果′fr第1表及び第2表に示す。
、セットタイム、接着強度について測定した結果及び各
接着剤を容量的21のポリエチレン製容器に任込み、加
熱試験を行なった結果′fr第1表及び第2表に示す。
比較例I AgRO8IL200(日本アエロジ4
:製) 0%実施例I AIRO8ILR
972(同上 ) ca 1%疎水性ヒユー
ムドシリカ 実施例2 AICRO84LR202(同上 )
ca 6%疎水性ヒユームドシリカ 5o240 ppm 、ハイドロキノン1500 pp
m。
:製) 0%実施例I AIRO8ILR
972(同上 ) ca 1%疎水性ヒユー
ムドシリカ 実施例2 AICRO84LR202(同上 )
ca 6%疎水性ヒユームドシリカ 5o240 ppm 、ハイドロキノン1500 pp
m。
水1100pp、ポリメチルメタクリレート5.0%を
含むエチル−2−シアノア95部に、実施例2で用いた
AKRO8II、 R2025,0部を添加し、同様に
チキソトロピー性の接着剤組成物をw4製した(比較例
2)。
含むエチル−2−シアノア95部に、実施例2で用いた
AKRO8II、 R2025,0部を添加し、同様に
チキソトロピー性の接着剤組成物をw4製した(比較例
2)。
比較例2で用い念エテルー2−シアノアクリレートに水
分を添加して水分400 pp■、 2000ppii
、4500 ppm (以上実施例3〜5)、6000
ppm (比較例5)のものをIMillJシ、この
もの95部K AERO8IL R2025,0部を添
加して、同様にチキントロピー性の接着剤組成物をIE
II製した。
分を添加して水分400 pp■、 2000ppii
、4500 ppm (以上実施例3〜5)、6000
ppm (比較例5)のものをIMillJシ、この
もの95部K AERO8IL R2025,0部を添
加して、同様にチキントロピー性の接着剤組成物をIE
II製した。
これらの接着剤組成物について実施例1.2と同様に加
熱試験を行なった結果を第2表に示す。
熱試験を行なった結果を第2表に示す。
第2表
O:変化なし
×ニゲル化
上記結果に示すように、本発明接着剤組成物は適度な粘
度を有し、高いチキソトロピー性を有し、相分離や充填
剤の沈降がなく、セットタイムが短く、接着強度が大で
、加熱試験によって4ゲル化や変化がなく貯蔵安定性に
優れていることがわかる。
度を有し、高いチキソトロピー性を有し、相分離や充填
剤の沈降がなく、セットタイムが短く、接着強度が大で
、加熱試験によって4ゲル化や変化がなく貯蔵安定性に
優れていることがわかる。
[発明の効尿]
本発明によれば、疎水性シリカを添加して成る特定の2
−シアノアクリレート系接着剤において水分を200〜
s o o o ppmとすることKよシ、従来技術の
有する欠点をことごとく解決した2−シアノアクリレー
ト系瞬間接着剤を提供することができ、多孔質物での吸
収や傾斜面、広い間隙でのたれ流れ、容器からの飛び出
し等がない高いチキントロピー性を有するばかシでなく
、貯蔵安定性にも優れ、さらには接着性能も良好な2−
シアノアクリレート系接着剤が得られ、こtlは多孔質
物の接着や間隙接着、傾斜面、天井面での接着等に有効
であるため2−シアノアクリレート系接着剤の用途を大
きく広げることが可能である。又、その優れた安全性か
ら家庭への普及を更に進めるものであシ、本発明の効果
は絶大である。
−シアノアクリレート系接着剤において水分を200〜
s o o o ppmとすることKよシ、従来技術の
有する欠点をことごとく解決した2−シアノアクリレー
ト系瞬間接着剤を提供することができ、多孔質物での吸
収や傾斜面、広い間隙でのたれ流れ、容器からの飛び出
し等がない高いチキントロピー性を有するばかシでなく
、貯蔵安定性にも優れ、さらには接着性能も良好な2−
シアノアクリレート系接着剤が得られ、こtlは多孔質
物の接着や間隙接着、傾斜面、天井面での接着等に有効
であるため2−シアノアクリレート系接着剤の用途を大
きく広げることが可能である。又、その優れた安全性か
ら家庭への普及を更に進めるものであシ、本発明の効果
は絶大である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (A)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (ただし、式中のRは炭素数が1〜8のアルキル基、シ
クロアルキル基、アルケニル基、アルキニル基又はアリ
ール基である。) で表わされる2−シアノアクリレートと (B)水分と (C)疎水性シリカと を含有して成る接着剤組成物において、前記水分の含有
量を200〜5000ppmの範囲内としたことを特徴
とする2−シアノアクリレート系接着剤組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60007582A JPS61168679A (ja) | 1985-01-21 | 1985-01-21 | 接着剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60007582A JPS61168679A (ja) | 1985-01-21 | 1985-01-21 | 接着剤組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61168679A true JPS61168679A (ja) | 1986-07-30 |
Family
ID=11669801
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60007582A Pending JPS61168679A (ja) | 1985-01-21 | 1985-01-21 | 接着剤組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61168679A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6172134B1 (en) * | 1994-10-15 | 2001-01-09 | British Gas Plc | Anaerobically curable composition |
JP2005226033A (ja) * | 2004-02-16 | 2005-08-25 | Toagosei Co Ltd | 2−シアノアクリレート系組成物 |
WO2017014124A1 (ja) * | 2015-07-21 | 2017-01-26 | 東亞合成株式会社 | 硬化性組成物 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5397036A (en) * | 1977-02-04 | 1978-08-24 | Toagosei Chem Ind Co Ltd | Purification of adhesive |
JPS5690871A (en) * | 1979-12-24 | 1981-07-23 | Toagosei Chem Ind Co Ltd | Adhesive composition |
JPS5770171A (en) * | 1980-10-21 | 1982-04-30 | Suriibondo:Kk | Adhesive composition |
-
1985
- 1985-01-21 JP JP60007582A patent/JPS61168679A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5397036A (en) * | 1977-02-04 | 1978-08-24 | Toagosei Chem Ind Co Ltd | Purification of adhesive |
JPS5690871A (en) * | 1979-12-24 | 1981-07-23 | Toagosei Chem Ind Co Ltd | Adhesive composition |
JPS5770171A (en) * | 1980-10-21 | 1982-04-30 | Suriibondo:Kk | Adhesive composition |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6172134B1 (en) * | 1994-10-15 | 2001-01-09 | British Gas Plc | Anaerobically curable composition |
JP2005226033A (ja) * | 2004-02-16 | 2005-08-25 | Toagosei Co Ltd | 2−シアノアクリレート系組成物 |
WO2017014124A1 (ja) * | 2015-07-21 | 2017-01-26 | 東亞合成株式会社 | 硬化性組成物 |
CN107849164A (zh) * | 2015-07-21 | 2018-03-27 | 东亚合成株式会社 | 固化性组合物 |
KR20180032590A (ko) * | 2015-07-21 | 2018-03-30 | 도아고세이가부시키가이샤 | 경화성 조성물 |
US10501565B2 (en) | 2015-07-21 | 2019-12-10 | Toagosei Co., Ltd. | Curable composition |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4533422A (en) | Thixotropic cyanoacrylate compositions | |
US4477607A (en) | Thixotropic cyanoacrylate compositions | |
JPS6220577A (ja) | α−シアノアクリレ−ト接着剤組成物 | |
EP0323720B1 (en) | Adhesive | |
CN102272277A (zh) | 润滑剂组合物及形成方法 | |
EP0791635A1 (en) | Preapplied silicone threadlocker and sealant | |
JP5009469B2 (ja) | 水性ポリマー分散体に基づく二次接着剤 | |
USRE32889E (en) | Thixotropic cyanoacrylate compositions | |
JPH0339382A (ja) | 再剥離型固型糊 | |
ATE282438T1 (de) | Medizinische klebstoffzusammensetzung und klebeband oder -folie enthaltend diese zusammensetzung | |
US3525689A (en) | Organic liquids thickened with silica-silicate materials | |
US5373035A (en) | Adhesive composition | |
JPS61168679A (ja) | 接着剤組成物 | |
US5698610A (en) | Low-dust dental alginate impression material composition | |
JP2016113438A (ja) | 歯科用硬化性組成物 | |
US4686247A (en) | Adhesive composition | |
CN107250302B (zh) | 2-氰基丙烯酸酯系粘合剂组合物 | |
JP2530856B2 (ja) | 高分子吸収剤組成物 | |
JP2009292762A (ja) | 歯科用硬化性組成物 | |
US4262106A (en) | Highly stable anaerobic compositions and process for preparing them | |
JP7423004B2 (ja) | 接着性組成物、接着性組成物キット及び接着性組成物の保管方法 | |
JP3669163B2 (ja) | α− シアノアクリレート系接着剤組成物 | |
GB1590227A (en) | A-cyanoacrylate dental materials and adhesives | |
GB2090251A (en) | N-(2-hydroxy-3-methacryloyloxypropyl)-aminobenzoic acid derivatives | |
WO2016059952A1 (ja) | 磁性を有する2-シアノアクリレート系組成物 |