JPS61168656A - ポリカ−ボネ−ト樹脂組成物 - Google Patents
ポリカ−ボネ−ト樹脂組成物Info
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- JPS61168656A JPS61168656A JP925485A JP925485A JPS61168656A JP S61168656 A JPS61168656 A JP S61168656A JP 925485 A JP925485 A JP 925485A JP 925485 A JP925485 A JP 925485A JP S61168656 A JPS61168656 A JP S61168656A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はポリカーボネート樹脂の耐衝撃性、耐熱性、透
明性を維持しつつ耐溶剤性の改良されたポリカーボネー
ト樹脂組成物に関する。
明性を維持しつつ耐溶剤性の改良されたポリカーボネー
ト樹脂組成物に関する。
ポリカーボネート樹脂は耐衝撃性等の物理的性質、熱的
性質が優れた成形用樹脂であるが、溶肩存在下で集中応
力を受けるとクランクを生じ易いという欠点がある。
性質が優れた成形用樹脂であるが、溶肩存在下で集中応
力を受けるとクランクを生じ易いという欠点がある。
ポリカーボネート樹脂が本来有する優れた耐衝撃性、耐
熱性、透明性を太き(損なうことなく、耐溶剤性等を改
良するため、ポリカーボネート樹脂とポリエステル樹脂
を配合することが提案されている。たとえば、特公昭3
6−14035号には、ポリエステル樹脂を配合するこ
とによりポリカーボネート樹脂の溶融粘度を低下させ成
形性。
熱性、透明性を太き(損なうことなく、耐溶剤性等を改
良するため、ポリカーボネート樹脂とポリエステル樹脂
を配合することが提案されている。たとえば、特公昭3
6−14035号には、ポリエステル樹脂を配合するこ
とによりポリカーボネート樹脂の溶融粘度を低下させ成
形性。
耐溶剤性を向上させることが記載されている。しかし、
この組成物は衝撃強度が低く、衝撃強度の厚み依存性が
大きいという欠点がある。また、特開昭48−5416
0号および特開昭49−107354号にも同様の記載
があるが、透明性が悪いという欠点がある。さらに、特
開昭52−111956号には、ポリカーボネート樹脂
とポリエステjLt4M脂からなる組成物に安定剤とし
てカルボン酸等を添加した組成物が記載されているが、
カルボン酸添加では透明性低下を防止することができな
い。
この組成物は衝撃強度が低く、衝撃強度の厚み依存性が
大きいという欠点がある。また、特開昭48−5416
0号および特開昭49−107354号にも同様の記載
があるが、透明性が悪いという欠点がある。さらに、特
開昭52−111956号には、ポリカーボネート樹脂
とポリエステjLt4M脂からなる組成物に安定剤とし
てカルボン酸等を添加した組成物が記載されているが、
カルボン酸添加では透明性低下を防止することができな
い。
しかして本発明は、ポリカーボネート樹脂の優れた耐衝
撃性、耐熱性、透明性を維持しつつ耐溶剤性の優れたポ
リカーボネート樹脂組成物の提供を目的とする。
撃性、耐熱性、透明性を維持しつつ耐溶剤性の優れたポ
リカーボネート樹脂組成物の提供を目的とする。
本発明者らは上記目的を達成すべく鋭意研究を重ねた結
果、ポリカーボネート樹脂とポリエステル樹脂からなる
組成物にカルボン酸アルカリ金属塩を添加した樹脂組成
物が極めて優れた特性を有していることを見出し、この
知見に基いて本発明を完成した。すなわち本発明は、ポ
リカーボネート樹脂(A)90〜10重量%および二官
能性カルボン酸成分とジオール成分よりなるポリエステ
ル樹脂(B)10〜90重量%からなる組成物にカルボ
ン酸アルカリ金属塩を0.02〜0.2重量%添加した
ことを特徴とするポリカーボネート樹脂組成物である。
果、ポリカーボネート樹脂とポリエステル樹脂からなる
組成物にカルボン酸アルカリ金属塩を添加した樹脂組成
物が極めて優れた特性を有していることを見出し、この
知見に基いて本発明を完成した。すなわち本発明は、ポ
リカーボネート樹脂(A)90〜10重量%および二官
能性カルボン酸成分とジオール成分よりなるポリエステ
ル樹脂(B)10〜90重量%からなる組成物にカルボ
ン酸アルカリ金属塩を0.02〜0.2重量%添加した
ことを特徴とするポリカーボネート樹脂組成物である。
本発明において用いるポリカーボネート樹脂は下記−船
式 (ここで、Zは結合または炭素数1〜8のアルキレン、
炭素数2〜8のアルキリデン、炭素数5〜15のシクロ
アルキレン、炭素数5〜15のシクロアルキリデン、S
oz、So、O,C0または 基を意味し、Rは水素、塩素もしくは臭素原子または1
〜8個の炭素原子を有する飽和アルキル基を意味し、m
はO〜4の数を示す。)で表わされる構造単位を有する
重合体である。
式 (ここで、Zは結合または炭素数1〜8のアルキレン、
炭素数2〜8のアルキリデン、炭素数5〜15のシクロ
アルキレン、炭素数5〜15のシクロアルキリデン、S
oz、So、O,C0または 基を意味し、Rは水素、塩素もしくは臭素原子または1
〜8個の炭素原子を有する飽和アルキル基を意味し、m
はO〜4の数を示す。)で表わされる構造単位を有する
重合体である。
このポリカーボネート樹脂は溶剤法、すなわち塩化メチ
レン等の溶剤中で、公知の酸受容体1分子量調整剤の存
在下、二価フェノールとホスゲンのようなカーボネート
前駆体との反応または二価フェノールとジフェニルカー
ボネートのようなカーボネート前駆体とのエステル交換
反応によって製造することができる。
レン等の溶剤中で、公知の酸受容体1分子量調整剤の存
在下、二価フェノールとホスゲンのようなカーボネート
前駆体との反応または二価フェノールとジフェニルカー
ボネートのようなカーボネート前駆体とのエステル交換
反応によって製造することができる。
ここで、好適に使用し得る二価フェノールとしてはビス
フェノール類があり、特に2.z−ビス(4−ヒドロキ
シフェニル)プロパン(ビスフェノールA)が好ましい
。また、ビスフェノールへの一部または全部を他の二価
フェノールで置換したものであってもよい。ビスフェノ
ールA以外の二価フェノールとしては、例えばハイドロ
キノン。
フェノール類があり、特に2.z−ビス(4−ヒドロキ
シフェニル)プロパン(ビスフェノールA)が好ましい
。また、ビスフェノールへの一部または全部を他の二価
フェノールで置換したものであってもよい。ビスフェノ
ールA以外の二価フェノールとしては、例えばハイドロ
キノン。
4.4°−ジヒドロキシジフェニル、ビス(4−ヒドロ
キシフェニル)アルカン、ビス(4−ヒドロキシフェニ
ル)シクロアルカン、ビス(4−ヒドロキシフェニル)
スルフィド、ビス(4−ヒドロキシフェニル)スルホン
、ビス(4−ヒドロキシフェニル)スルホキシド、ビス
(4−ヒドロキシフェニル)エーテルのような化合物ま
たはビス(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシフェニル
)プロパン、ビス(3,5−ジクロロ−4−ヒドロキシ
フェニル)プロパンのようなハロゲン化ヒスフェノール
類をあげることができる。これら二価フェノールのホモ
ポリマーまたは2種以上のコポリマー若しくはブレンド
物であってもよい。更には、多官能性芳香族化合物を二
価フェノールおよび/またはカーボネート前駆体と反応
させた熱可塑性ランダム分岐ポリカーボネートであって
もよい。
キシフェニル)アルカン、ビス(4−ヒドロキシフェニ
ル)シクロアルカン、ビス(4−ヒドロキシフェニル)
スルフィド、ビス(4−ヒドロキシフェニル)スルホン
、ビス(4−ヒドロキシフェニル)スルホキシド、ビス
(4−ヒドロキシフェニル)エーテルのような化合物ま
たはビス(3,5−ジブロモ−4−ヒドロキシフェニル
)プロパン、ビス(3,5−ジクロロ−4−ヒドロキシ
フェニル)プロパンのようなハロゲン化ヒスフェノール
類をあげることができる。これら二価フェノールのホモ
ポリマーまたは2種以上のコポリマー若しくはブレンド
物であってもよい。更には、多官能性芳香族化合物を二
価フェノールおよび/またはカーボネート前駆体と反応
させた熱可塑性ランダム分岐ポリカーボネートであって
もよい。
本発明に用いるポリカーボネート樹脂は、機械的強度お
よび成形性の点からして、その粘度平均分子量は100
00〜100000のものが好ましく、特に20000
〜40000のものは好適である。
よび成形性の点からして、その粘度平均分子量は100
00〜100000のものが好ましく、特に20000
〜40000のものは好適である。
本発明の樹脂組成物は、上記したポリカーボネート樹脂
に特定のポリエステル樹脂を10〜90重景%配置部て
構成される。ポリエステル樹脂の配合量が10重量%未
満では、樹脂組成物の耐溶剤性が不千分であり、90重
量%を超えると、樹脂組成物の耐衝撃性低下が大きいた
め不適である。
に特定のポリエステル樹脂を10〜90重景%配置部て
構成される。ポリエステル樹脂の配合量が10重量%未
満では、樹脂組成物の耐溶剤性が不千分であり、90重
量%を超えると、樹脂組成物の耐衝撃性低下が大きいた
め不適である。
ポリエステル樹脂の配合量は10〜60重量%とするこ
とが好ましい。
とが好ましい。
ここで用いるポリエステル樹脂は、二官能性カルボン酸
成分とジオール成分からなる下記一般式(式中、Arは
芳香族炭化水素基、Zは二価の基であり、nは1〜30
の数を示す。)で表わされる芳香族ジカルボキシレート
単位を主体とするポリエステル樹脂である。このポリエ
ステル樹脂の固有粘度は通常0.4〜1.5dl/g、
好ましくは0.5〜1.2c11/gである。
成分とジオール成分からなる下記一般式(式中、Arは
芳香族炭化水素基、Zは二価の基であり、nは1〜30
の数を示す。)で表わされる芳香族ジカルボキシレート
単位を主体とするポリエステル樹脂である。このポリエ
ステル樹脂の固有粘度は通常0.4〜1.5dl/g、
好ましくは0.5〜1.2c11/gである。
二官能性カルボン酸成分としてはテレフタル酸。
イソフタル酸、ナフタレンジカルボン酸等の芳香族ジカ
ルボン酸が挙げられる。これらの中ではテレフタル酸が
好ましく、本発明の効果を損わない範囲内で他の二官能
性カルボン酸成分を併用することができる。それらは、
例えばシュウ酸、マロン酸、アジピン酸、スヘリン酸、
アゼライン酸。
ルボン酸が挙げられる。これらの中ではテレフタル酸が
好ましく、本発明の効果を損わない範囲内で他の二官能
性カルボン酸成分を併用することができる。それらは、
例えばシュウ酸、マロン酸、アジピン酸、スヘリン酸、
アゼライン酸。
セバシン酸またはデカ/ジカルボン酸等の脂肪族ジカル
ボン酸およびそれらのエステル形成性誘辱′体である。
ボン酸およびそれらのエステル形成性誘辱′体である。
これらの他のジカルボン酸成分の配合割合は全ジカルボ
ン酸に対し一般に20モル%以内とすべきである。
ン酸に対し一般に20モル%以内とすべきである。
ジオール成分としては特に制限はなく、アルキレングリ
コール、ポリアルキレングリコール、芳香族ジオール、
有橋炭化水素ジオール等各種のものを1種または2種以
上混合して用いることができる。
コール、ポリアルキレングリコール、芳香族ジオール、
有橋炭化水素ジオール等各種のものを1種または2種以
上混合して用いることができる。
アルキレングリコールとしては特に制限はないが、具体
的にはエチレングリコール、プロピレン−1,2−グリ
コール、プロピレン−1,3−グリコール、ブチレン−
1,4−グリコール、ブチレン−2,3−グリコール、
ヘキサン−1,6−2オー7、、オ、ケアー1.8ニウ
ォー7..えオ、ンチルグリコールまたはデカン−1,
IO−ジオールの如き2〜15の炭素原子を有する脂肪
族ジオール等を用いることができる。なかでもエチレン
グリコール、ブチレングリコールが好適である。
的にはエチレングリコール、プロピレン−1,2−グリ
コール、プロピレン−1,3−グリコール、ブチレン−
1,4−グリコール、ブチレン−2,3−グリコール、
ヘキサン−1,6−2オー7、、オ、ケアー1.8ニウ
ォー7..えオ、ンチルグリコールまたはデカン−1,
IO−ジオールの如き2〜15の炭素原子を有する脂肪
族ジオール等を用いることができる。なかでもエチレン
グリコール、ブチレングリコールが好適である。
また、ポリアルキレングリコールとしては、ジエチレン
グリコール、トリエチレングリコール。
グリコール、トリエチレングリコール。
ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、
ポリテトラメチレングリコール、ポリ (テトラメチレ
ンオキシド)−α、ω−ジオールの如きポリ (アルキ
レンオキシド)−α、ω−ジオール並びにエチレンオキ
シドおよびl、2−プロピレンオキシドのランダムまた
はブロック共重合体など種々のものを用いることができ
る。なかでも分子量300〜3000のポリエチレング
リコール、テトラメチレングリコールが好適である。
ポリテトラメチレングリコール、ポリ (テトラメチレ
ンオキシド)−α、ω−ジオールの如きポリ (アルキ
レンオキシド)−α、ω−ジオール並びにエチレンオキ
シドおよびl、2−プロピレンオキシドのランダムまた
はブロック共重合体など種々のものを用いることができ
る。なかでも分子量300〜3000のポリエチレング
リコール、テトラメチレングリコールが好適である。
芳香族ジオールとしては、芳香環を有するものであれば
よく特に制限はないが、特に下記一般式(式中、Xは−
CH20−、−C2H40−またはC2Ha O−のい
ずれかの基、nは3〜8の数、なる群から選ばれた基、
R+、Rz、Rs、Raは水素原子または炭素数1〜8
のアルキル基、mは0〜4の数を示す。)で表わされる
芳香族ジオールが好適である。具体的には、下記の化合
物を例示することができる。
よく特に制限はないが、特に下記一般式(式中、Xは−
CH20−、−C2H40−またはC2Ha O−のい
ずれかの基、nは3〜8の数、なる群から選ばれた基、
R+、Rz、Rs、Raは水素原子または炭素数1〜8
のアルキル基、mは0〜4の数を示す。)で表わされる
芳香族ジオールが好適である。具体的には、下記の化合
物を例示することができる。
有橋炭化水素ジオールとしても種々のものを適用できる
。具体例としては、トリシクロデカンジメタツール、ト
リシクロデカンジェタノールなどのトリシクロデカンジ
オール、トリシクロドデカンジェタノール等がある。こ
れらの中ではトリシクロデカンジオールが特に好適であ
る。
。具体例としては、トリシクロデカンジメタツール、ト
リシクロデカンジェタノールなどのトリシクロデカンジ
オール、トリシクロドデカンジェタノール等がある。こ
れらの中ではトリシクロデカンジオールが特に好適であ
る。
ポリエステル樹脂の製造は常法に従いチタン。
ゲルマニウム、アンチモン等を含有する重縮合触媒の存
在下または不存在下で、二官能性カルボン酸成分と上記
ジオール成分とを加熱重合させ、副生ずる水または低級
アルコール等を系外に排出することにより行なうことが
できる。
在下または不存在下で、二官能性カルボン酸成分と上記
ジオール成分とを加熱重合させ、副生ずる水または低級
アルコール等を系外に排出することにより行なうことが
できる。
本発明においては、ポリカーボネート樹脂とポリエステ
ル樹脂からなる組成物にカルボン酸アルカリ金属塩を添
加することが必要である。ここで、カルボン酸アルカリ
金属塩の添加量は0.02〜0.2重量%、好ましくは
0.03〜0.15重量%とする。
ル樹脂からなる組成物にカルボン酸アルカリ金属塩を添
加することが必要である。ここで、カルボン酸アルカリ
金属塩の添加量は0.02〜0.2重量%、好ましくは
0.03〜0.15重量%とする。
添加量が0.02重量%未満であると、組成物の透明性
が不十分であり、0.2重置%を超えると、樹脂組成物
め・成形時にポリカーボネート樹脂が分解するおそれが
あるため適当でない。
が不十分であり、0.2重置%を超えると、樹脂組成物
め・成形時にポリカーボネート樹脂が分解するおそれが
あるため適当でない。
ここで用いるカルボン酸アルカリ金属塩としては、炭素
数10〜24、特に12〜20の脂肪族カルボン酸、炭
素数7〜12の芳香族カルボン酸等のアルカリ金属塩が
ある。具体的には、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチ
ン酸、パルミチン酸。
数10〜24、特に12〜20の脂肪族カルボン酸、炭
素数7〜12の芳香族カルボン酸等のアルカリ金属塩が
ある。具体的には、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチ
ン酸、パルミチン酸。
ステアリン酸、アラキシン酸、ベヘニンM等の脂肪族飽
和−価カルボン酸、安息香酸、トルイル酸。
和−価カルボン酸、安息香酸、トルイル酸。
エチル安息香酸、ジメチル安息香酸、トリメチル安息香
酸等の芳香族モノカルボン酸、フタル酸。
酸等の芳香族モノカルボン酸、フタル酸。
イソフタル酸、テレフタル酸等の芳香族ジカルボン酸等
のナトリウム塩またはカリウム塩がある。
のナトリウム塩またはカリウム塩がある。
これらの中では特にステアリン酸ナトリウム、安息香酸
ナトリウムが好適である。
ナトリウムが好適である。
本発明のポリカーボネート樹脂組成物には本発明の目的
を阻害しない限り、各種の無機質充填剤。
を阻害しない限り、各種の無機質充填剤。
添加剤またはその他の合成樹脂、エラストマー等を必要
に応じて配合することができる。
に応じて配合することができる。
まず、ポリカーボネート樹脂組成物の機械的強度、耐久
性または増量を目的として配合される前記無機質充填剤
としては、たとえばガラス繊維。
性または増量を目的として配合される前記無機質充填剤
としては、たとえばガラス繊維。
ガラスピーズ、ガラスフレーク、カーボンブランク、硫
酸カルシウム、炭酸カルシウム、ケイ酸力゛ルシウム、
酸化チタン、アルミナ、シリカ、アスベスト、タルク、
クレー、マイカ、石英粉等が挙げられる。また、前記添
加剤としては、たとえば亜すン酸エステル系、リン酸エ
ステル系の酸化防止剤、たとえばベンゾトリアゾール系
、ベンゾフェノン系の紫外線吸収剤、たとえば脂肪族カ
ルボン酸エステル系、パラフィン系の外部滑剤、常用の
難燃化剤、離型剤、帯電防止剤1着色剤等が挙げられる
。その他の合成樹脂としては、ポリエチレン、ポリプロ
ピレン、ポリスチレン、Asm脂。
酸カルシウム、炭酸カルシウム、ケイ酸力゛ルシウム、
酸化チタン、アルミナ、シリカ、アスベスト、タルク、
クレー、マイカ、石英粉等が挙げられる。また、前記添
加剤としては、たとえば亜すン酸エステル系、リン酸エ
ステル系の酸化防止剤、たとえばベンゾトリアゾール系
、ベンゾフェノン系の紫外線吸収剤、たとえば脂肪族カ
ルボン酸エステル系、パラフィン系の外部滑剤、常用の
難燃化剤、離型剤、帯電防止剤1着色剤等が挙げられる
。その他の合成樹脂としては、ポリエチレン、ポリプロ
ピレン、ポリスチレン、Asm脂。
ABS樹脂、ポリエステル、ポリメチルメタクリレート
等の各樹脂を挙げることができる。また、エラストマー
としては、I IR,SBR,EPR。
等の各樹脂を挙げることができる。また、エラストマー
としては、I IR,SBR,EPR。
アクリル系エラストマー等が挙げられる。
本発明のポリカーボネート樹脂組成物は上記の各成分を
配合し、混練することにより得ることができる。配合、
混練は通常の方法を採用することができ、たとえばリボ
ンブレンダ、ヘンシェルミキサー、バンバリーミキサ−
1ドラムタンブラ−2車軸スクリユ一押出機、2軸スク
リュー押出機。
配合し、混練することにより得ることができる。配合、
混練は通常の方法を採用することができ、たとえばリボ
ンブレンダ、ヘンシェルミキサー、バンバリーミキサ−
1ドラムタンブラ−2車軸スクリユ一押出機、2軸スク
リュー押出機。
コニーダ、多軸スクリュー押出機等により行なうことが
できる。混練に際しての加熱温度は通常250〜300
℃が適当である。
できる。混練に際しての加熱温度は通常250〜300
℃が適当である。
かくして得られたポリカーボネート樹脂組成物は既知の
種々の成形方法、たとえば射出成形、押出成形、圧縮成
形、カレンダー成形1回転成形等を適用して自動車分野
、家電分野等の各種成形品を製造することができる。
種々の成形方法、たとえば射出成形、押出成形、圧縮成
形、カレンダー成形1回転成形等を適用して自動車分野
、家電分野等の各種成形品を製造することができる。
次に、本発明を実施例により詳しく説明する。
実施例1〜5.比較例1〜7
ビスフェノール系ポリカーボネート樹脂(出光石油化学
■製、rA−2200J、粘度平均分子量21000)
、ポリエチレンテレフタレート((lクラレ製、固有粘
度0.68dl/g)およびカルボン酸アルカリ金属塩
の所定量を押出機に供給し、シリンダ一温度270〜2
80℃、グイ温度270℃の条件で混線、ペレット化し
た。
■製、rA−2200J、粘度平均分子量21000)
、ポリエチレンテレフタレート((lクラレ製、固有粘
度0.68dl/g)およびカルボン酸アルカリ金属塩
の所定量を押出機に供給し、シリンダ一温度270〜2
80℃、グイ温度270℃の条件で混線、ペレット化し
た。
得られたペレットを120℃、12時間乾燥した後、射
出成形(金型温度80〜90℃)して試゛験片を得た。
出成形(金型温度80〜90℃)して試゛験片を得た。
この試験片についての物性の測定結果を第1表に示す。
実施例6〜8.比較例8〜IO
ポリエステル樹脂としてテレフタル酸とポリエチレング
リコール/エチレングリコール=1/99(モル比)の
ジオール成分からなるものを用いたこと以外は実施例2
と同様の操作を行なった。結果を第1表に示す。
リコール/エチレングリコール=1/99(モル比)の
ジオール成分からなるものを用いたこと以外は実施例2
と同様の操作を行なった。結果を第1表に示す。
実施例9
ポリエステル樹脂としてテレフタル酸と「ユニオールD
A700J/エチレングリコール=20/80(モル比
)のジオール成分からなるものを用いたこと以外は実施
例2と同様の操作を行なった。
A700J/エチレングリコール=20/80(モル比
)のジオール成分からなるものを用いたこと以外は実施
例2と同様の操作を行なった。
結果を第1表に示す。
実施例10
ポリエステル樹脂としてテレフタル酸とトリシクロデカ
レジメタノール/エチレングリコール=20/80(モ
ル比)のジオール成分からなるものを用いたこと以外は
実施例2と同様の操作を行なった。結果を第1表に示す
。
レジメタノール/エチレングリコール=20/80(モ
ル比)のジオール成分からなるものを用いたこと以外は
実施例2と同様の操作を行なった。結果を第1表に示す
。
Claims (2)
- (1)ポリカーボネート樹脂(A)90〜10重量%お
よび二官能性カルボン酸成分とジオール成分よりなるポ
リエステル樹脂(B)10〜90重量%からなる組成物
にカルボン酸アルカリ金属塩を0.02〜0.2重量%
添加したことを特徴とするポリカーボネート樹脂組成物
。 - (2)カルボン酸アルカリ金属塩がステアリン酸ナトリ
ウムおよび/または安息香酸ナトリウムである特許請求
の範囲第1項記載のポリカーボネート樹脂組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP925485A JPS61168656A (ja) | 1985-01-23 | 1985-01-23 | ポリカ−ボネ−ト樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP925485A JPS61168656A (ja) | 1985-01-23 | 1985-01-23 | ポリカ−ボネ−ト樹脂組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61168656A true JPS61168656A (ja) | 1986-07-30 |
JPH0116866B2 JPH0116866B2 (ja) | 1989-03-28 |
Family
ID=11715281
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP925485A Granted JPS61168656A (ja) | 1985-01-23 | 1985-01-23 | ポリカ−ボネ−ト樹脂組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61168656A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006152127A (ja) * | 2004-11-30 | 2006-06-15 | Idemitsu Kosan Co Ltd | 熱可塑性樹脂組成物及び成形体 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59157146A (ja) * | 1983-02-26 | 1984-09-06 | Toyobo Co Ltd | 熱可塑性樹脂組成物 |
-
1985
- 1985-01-23 JP JP925485A patent/JPS61168656A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS59157146A (ja) * | 1983-02-26 | 1984-09-06 | Toyobo Co Ltd | 熱可塑性樹脂組成物 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006152127A (ja) * | 2004-11-30 | 2006-06-15 | Idemitsu Kosan Co Ltd | 熱可塑性樹脂組成物及び成形体 |
JP4689250B2 (ja) * | 2004-11-30 | 2011-05-25 | 出光興産株式会社 | 熱可塑性樹脂組成物及び成形体 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0116866B2 (ja) | 1989-03-28 |
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