JPS61167065A - 横編み機の作業幅決定装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は横編み機の作業幅決定装置に関するものである
。

この種の従来の装置には、（西独特許出願公告第２１２
０８９２号）があり、そのＩＱ御回路はＡＮＤ回路（６
４、第２図）から成り、その一方の入力（１６）には柄
情報を示す信号が到達し、他方の入力にはキャリッジが
所定の使用幅の中にある時だけ制御信号が到達し、それ
と共に編成動作を行わせる。これらの信号は横編み機の
針床に配設されたリミットスイッチ（２０２，２０２’
　。

この点については本文５段２２−２９および８段４−２
９行を参照）から送り出される。これらの信号はフリッ
プ７０ツブ（６１）を駆動する。

フリップフロップ（６７）には更に記憶装置（３９゜４
０）が後置されていて、制御パルス（４１からの）に従
って、リミットスイッチが指定する使用幅に加えて端針
を指定することができる。

しかしこの装置では端幅の変更が極めて限られている。

リミットスイッチの位置によっては若干の目増やしが上
記記憶装置によって指定される狭い範囲内でしか可能で
なく、しかも目減らしは不可能である。大きな変更は不
可能である。リミットスイッチの調整によって行程ごと
に変更することができるだけである。ところがリミット
スイッチのこのような手動調整は極めてめんどうである
。

カムに取付けられる別の機械式増減装置は機械的に次の
ように構成されている。すなわち柄の決定のためにジャ
カード装置を併用することは不可能であり、柄の決定の
ために特別の装置を設けなければならないが、この装置
は限られた範囲でしか柄の構成ができない。また瞬時的
使用幅にかかわりなくキャリッジの全運動幅に対して全
般的に柄を設けることができない、という欠点がある。

ジャカード・カードによる使用幅の指定は、同じ柄で異
なる使用幅に対して様々な多数のジャカード・カードを
設けなければならないことを意味するであろう。またこ
のための費用は比較にならぬ程大きい。

これに対して本発明が目的とする所は、或るコースから
次のコースへ、すなわち編み機の各行程の作業幅の変更
が極めて簡単であり、横編み機の針床の全幅員にわたっ
て行うことができ、要がない冒頭に述べた種類の装置を
提供すすることである。調整の変更もできるだけ簡単で
なければならない。

本発明によりこの問題は特許請求の範囲の特徴表示部分
に示された特徴によって解決される。

また本発明は幾つかの好適な態様に関する。

本発明によれば初期幅は作業用記憶装置の最初のセット
によって指定される。作業用記憶装置内に破線で路面し
た、各針位置に属するロケーションはキャリッジの通過
のつと逐次問合せられ、その内容は制御信号の発生のた
めに使用される。この制御信号は制御回路に転送される
。

作業幅の範囲内で例えば作業用記憶装置に１“が記憶さ
れている。この場合は制御回路が柄情報を横編み機に転
送する。その場合、作業幅の外では１７Ｏ″が記憶され
ている。この場合マルチブレクス装置として構成された
制御装置が遮断されるから横編み機に柄情報が転送され
ず、編成が中止される。こうして作業用記憶装置の内容
は横編み機の針床の全幅員にわたって柄（模様）情報に
かかわりなく、作業幅を定める。

作業幅を変更しようとする時は、作業用記憶装置の内容
を相応に変更しなげければならない。

このことは、記憶装置の書込みに使用できる寸べての手
段によって、原則として可能である。

また、好適な態様によれば、論理回路が作業用記憶装置
の問合せの際に１７″の記憶ロケーションから隣のｎｏ
“の記憶ロケーションへの移行を確定し、そこから書込
み信号を導き出し、この信号が１″に続く最初の″ＯＴ
′の代りにＩＩ　１　Ｌｌを読取らせ、それによって作
業幅を１針だけ増加させる。こうした拡張はもちろん１
劃だけでなく、２．３あるいはそれ以上の計数だけ行う
ことができる。同様にして論理回路によって最後のゝ゛
１″の代りにＯ″を磨込んで作業幅を減少することがで
きる。この減少も行程ごとに２．３あるいはそれ以上の
計数だけ行うことができる。論理回路によって行われる
作業用記憶装置の内容のこのような変更は、それぞれの
行程に対して制御命令がある時に行われる。

比較的大きな区域を減らす時は、作業用記憶装置にイン
プットすべき情報を予め補助記憶装置に「貯えて置く」
のが適当である。制御命令が現れた時にその内容が作業
用記憶装置に読取られ、補助記憶装置に記憶された、或
る行程から他の行程への減らし幅に関して作業用記憶装
置の内容を一挙に変更することができる。

次に本発明の実施例を添付の図面に基づいて説明する。

第１図の編物片１は一定作業幅（初期幅）ａの第１の区
域Ａと、作業幅ａから作業幅すに連続的に目が増える区
域Ｂと、一定の作業幅すの区域Ｃと、一定の作業幅ｄの
区域りとを為する。

これに再び初期作業幅ａが続く、ＣからＤに移行する時
、両側に減らし幅ｙ１の飛躍が起こる。

ｙ　１＝　（ｂ−ｄ）／２である。ＤからＥに移行する
時は減らし目ｙ　の飛躍が起こる。ｙ　２−（ｄ−ａ）
／２である。第１ａ図の編物片はまず一定作業幅ａ′の
区域Ａ′を有し、続いて作業幅ｂ′に連続的に増加する
区域Ｂ′、その次に作業幅ｂ′からＣ′に連続的に減少
する区域Ｃ′をｈする。

編物片１または２は、第１図と第１ａ図に参照番号３で
路面した柄を有する。従って第１図の編物片１を編成す
る時はまず区域Ｂの間（区域Ｃに向けて）目増やしを行
なわなければならない。目増やしは横編み機の右から左
へのキャリッジ運動の時に行われ、左側で１針増やされ
る。

左から右へのキャリッジ運動の時は右側で１針増やされ
る。最大作業幅すに到達すると、直もに再び一定幅で編
成される。減らし幅ｙ１またはｙ　にわたって目減らし
する時は、幅ｙ１まま たはｙ２にある針が空にされる。横編み機の次の行程で
、すなわち次のコースでは、ｙｌまたはｙ２にある針は
もはや作動されない。

第２図は第１図の編物片のための２カム横綴み機の制御
回路を示す。針の操作のための信号は導＠４または５を
介して（図示しない）針選択系統に送られる。導線４は
進み針選択系統に、導線５は遅れ針選択系統に至る。導
線４．５上の信号は編成が行われるか否かと柄（模様）
とを決定する。導線４，５によりマルチプレクス装置６
から信号を受ける針選択装置は、たとえば可動０ツカ−
にブラテインを対向させたものが複数組あり、可動ロッ
カーを磁石により、個別に傾倒できるようにしたもので
ある。そして可動ロッカーの姿勢により、これが傾斜し
ないためにプラテインを押圧することと、傾斜したため
にプラテインを押圧しないことの二つの作用を生じさせ
、この作用で運針を行わせるものが考えられる。

導線４および５は、導線１を通じて柄情報が送られるマ
ルチプレクス装置６　（制御装置）の引出線である。導
線８，９を経てマルチプレクス装置６に、作業幅を決定
する１ｌＪｆｌｌ信号が到達する。この制御信号は、柄
情報が導線７からマルチプレクス装置を経て導線４．５
に到達するか否か、を確定する。導線８．９に制御信号
があれば、導線７に入る柄情報に従って編成される。導
線８．９に制御信号がなければ、編成されない。従って
導線８．９上の制御信号の有無とキャリッジ運動との関
係が使用幅を決定する訳である。マルチブレクス装置６
は大体において、一方の入力に柄情報、他方の入力に作
業幅を定める導線８．９の制御信号が送られるＡＮＤ回
路である。

またマルチブレクス装置６は、それぞれ運動方向に従っ
て進みカムまたは遅れカムに導線８，９を切換える（図
示しない）装置を含む。この過程を制御するために、端
子１７から導線１０を経てマルチブレクス装置６に、導
線４．５を介して駆動される針選択系統の運動方向を指
示する信号が到達する。しかしマルチプレクス装置６の
詳細な説明は不要である。当業者は自分の知見に基づい
て上述の機能を遂行することができるからである。ただ
本発明にとって重要なのは、当該の制御信号が導線８．
９にある時は柄情報が横編み機のカムに転送され、導線
８．９に制御信号がなければ上記の転送が中止または遮
断されるように、マルチブレクス装置６が操作すること
である。

次に導線８．９上の制御信号の発生を説明する。

値ＩＩ　Ｉ　ＩＴの時は柄情報に従って編成され、値ｕ
　Ｏｎの時は編成されないとしよう。

回路は作業用記憶装置ｉ１２を有し、その出力は第一に
導線１３と論理回路１４を介して導線８と結合され、且
つ第２にＯＲ回路１５を介して導線９と結合されている
。作業用記憶装置１２は横編み機の針床の針ごとに１個
の記憶ロケーション（記憶場所）を有する。針床に沿う
キャリッジの運動に従ってこれらの記憶ロケーションが
逐次問合される。内容が６１″であるか０“であるかに
従って、当該の制御信号が導線８に、また論理回路１４
を経て導線９に到達する。この点で論理回路１４は導線
１３から導線８またはＯＲ回路１５に至る直通線として
機能する。

作業用記憶装置１２の記憶ロケーションは、カウンタ１
７の種々の係数状態に属する導線１６を介して作業用記
憶装置１２に至る信号によって問合される。導線１６上
の信号は、カウンタ１７が刻藺パルスをカウントするこ
とによって発生される。

刻時パルスは横編み機の針床上をキャリッジが　　　　
゛運動する時に発生され、導線１８によりカウンタ１７
に送られる。８針ごとに１つの刻時パルスが現れるから
、カウンタ１７はキャリッジの運動と共にカカントし、
それに対応して作業用記憶装置の順次続く記憶ロケーシ
ョンが問合される。

その結果、キャリッジの運動と同期して作業記憶装置１
２または個々の針に配属された記憶ロケーションの記憶
内容が、編成を行うか否かを定めることとなる。

次に作業用記憶装置１２の内容の変更を説明する。順次
続く記憶ロケーションの問合せの過程で′１″から０″
への変更を行うか否かが論理回路１４で確定される。こ
のような変更は、前述のように編物片の使用幅を定める
。上記の変更が行われる時は、論理回路１４が導線１９
に信号を送り出す。こうした確定は公知の開閉装置、例
えば適当に接続されたフリツプフロツプによって行われ
るから、詳しく説明する必要はない。

この信号は導線１９を経て別の論理回路２０に到達する
。そこで同時に制御命令が端子２１に印加されると、論
理回路２０は導線２２を経て書込み信号を作業用記憶装
置１２に送り出す。そこで作業用記憶装置１２では、確
定された１″から０″への変更の前に最後の１７“に続
く次の記憶装置に単数個または複数個の１“が書込まれ
る。

それと共に次の行程に対して、作業用記憶装置１２に書
込まれた作業幅が１針または数計増加される。この過程
は端子２１に制御命令が印加される間、行われる。同時
に論理回路２０は信号を導線２３に送ると共に、ＯＲ回
路１５を経て導線９に送り出す。こうして導線８を介し
て作業用記憶装置１２の内容がマルチプレクス装置６に
読出される一方、導線９を介して作業用記憶装置１２の
内容が１桁または数桁大きくしてマルチプレクス装置に
読出される。その場合、作業用記憶装置１２の記憶内容
と、導線２３に現れる上記の１つの補助信号との加算結
合はＯＲ回路１５で行われる。２カム編み機においては
自助やしの時に運動方向に従って２つのカムに対して異
なる制御信号を用意しなければならないので、導線８ま
たは９で作業用記憶装置１２の記憶内容を上記のように
処理することが必要なのである。

端子２１に制御命令が無くなると、一定の幅で編成され
る。すなわち作業用記憶装置１２の内容が不変である。

作業用記憶装置で″Ｏｎから１″への移行を確定するこ
とによる上述の１増やしと、それに応じたこの内容の変
更はもちろん変えることができる。ＩＩ　Ｉ　ＩＴから
０“に移行する時、最俊の１″のロケーションでもこの
１″の代りに０″が書込まれるから、１行程につき１針
の目減らし等々が行われる。作業用記憶装置のこうした
変更を一般化して言えば、制御命令が印加される。と特
定の論理演算が進行し、記憶内容並びに作業幅の所定の
変更をもたらす、と説明することができる。

作業用記憶装置１２の内容の別の変更法を次に説明する
。それは本実施例の場合、区域Ｃから区域りへの移行（
減らし幅ｙ１）と区域りから区域Ｅへの移行（減らし幅
ｙ２）に適用される。

この目的のために補助記憶装置２４．２５が設けである
。ここで補足して第３図を参照しよう。第３図はそれぞ
れ異なる幅の３つの編物片１′１７“、１″′に対して
記憶内容を示す。’　１２は作業用記憶装置１２の、１
２４は補助記憶装置２４の、１２５は補助記憶装置２５
の記憶内容である。斜線を施した区域にそれぞれ１個の
１″が、残りの記憶ロケーションには１個の０″が記憶
されている。補助記憶装置の問合せは導線１６を介して
行われる。端子３０または３１に制御命令が同時に印加
されると、補助記憶装置２４または２５の内容が導線２
６または２７、ＡＮＤ回路２８．２９を介して読出され
、作業用記憶装置が書込み状態であれば、ＮＯＲ回路３
２を経て変換されて作業用記憶装置に読取られる。これ
は導線２２の信号によって行われる。端子３０または３
１の制−命令がＯＲ回路を経て論理回路２０に到達する
と、論理回路２０から上記の信号が送り出される。

−例として編物片１′を考察すれば、作業幅ａ′の編成
過程は’　１２として開始される。次に作業幅ｂ′への
１増やしと一定作業幅り′の編成が前述のように続く。

ｄ′へのｙｌの目減らしは次のようにして行われる。す
なわち端子３０に制御命令があれば補助記憶装置２４の
記憶内容’　２４が変換されて作業用記憶装置１２に読
取られるから、変換の結果、減らし幅ｙ　′を含む幅に
わたって作業用記憶装置１２の消去が行われ、作業幅ｄ
′についてだけ作業用記憶装置１２に今＋ｔ　１　ｎが
記憶される。次に再び一定幅の編成が行われる。次に端
子３１に制御命令があれば補助記憶装置２５の記憶内容
’　２５が変換されて作業用記憶装置に読取られるから
、変換の結果、別の減らし幅ｙ　′に関して作業用記憶
装置１２の消去が行われ、このため作業幅として初期幅
ａ′が残るという具合に、初期幅ａへのｙ　′の目減ら
しが行われる。

導線３６．３３．３４は補助記憶装置２４．２５に特定
の内容を読取り、または消去するためのものである。

説明は、行程またはコースごとに特定の制御信号を端子
２１．３０．３１に送り、または送らない制御装置によ
って端子２１．３０．３１の制御命令が発生されること
を前提としている。このような（図示しない）制御装置
はプログラム化データ媒体例えば穿孔テープまたは制御
プログラム等から或ることができる。

本発明は以上説明したように作業用記憶装置１２と論理
回路１４．２０等で回路構成したものであるから、編物
を編成するためのプログラムは、プログラムに重ねられ
た情報のみで形成されることになる。したがってリミッ
トスイッチの位置調整や穿孔カードの読取り等が不要で
あるので作動が容易、迅速に行なわれることになる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、編物片の一部を示す平面図、第１ａ図は、別
の編物片の一部を示す平面図、第２図は、本発明に用い
る電気回路図、第３図は、第２図の作業用記憶装置１２
と補助記憶装置２４．２５の機能を説明するための編物
ハの平面図である。 符号の説明 １・・・編物片 １　／　、　１＋ｚ　、　１ｎｒ・・・編物片２・・・
編物片 ３・・・柄 ６・・・マルヂプレタス装胃 ９・・・導線 １２・・・作業用記憶装置 １４・・・論理回路 １５・・・ＯＲ回路 １６・・・導線 １７・・・カウンタ １９・・・導線 ２０・・・論理回路 ２４．２５・・・補助記憶装置 ３０．３１・・・端子 ａ、ｂ、ｄ・・・・・・作業幅 ａ　／　、　ｂｌ　、　ｃ　Ｊ・・・・・・作業幅１　
　、Ｉ　　・・・記憶内容

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、キャリッジの運動に従って針交換系統に信号を転送
   する制御回路を備え、該制御回路に記憶装置から制御信
   号が到達すると、前述の信号が模様付き編物の編成を行
   わせる横編み機作業幅決定装置において、記憶装置が針
   床の全幅員にわたり横編み機の各針に配属された各記憶
   ステーションを持つ作業用記憶装置（１２）であり、こ
   の作業用記憶装置（１２）に瞬時的な作業幅（ａ、ｂ、
   ｄ）が可変更に記憶されており、さらにこの作業用記憶
   装置（１２）から読出される制御信号が論理回路（１４
   ）に導かれるように接続されており、編幅を変更する場
   合には該論理回路（１４）が信号を他の論理回路（２０
   ）に向けて発生し、該論理回路（２０）の端子（２１）
   に制御命令があれば上記の信号が作業用記憶装置（１２
   ）に記憶された作業幅を所定の針数だけ増減することを
   特徴とする横編み機の作業幅決定装置。 ２、単数個または複数個の補助記憶装置（２４、２５）
   が設けてあり、端子（３０、３１）に制御命令があると
   その記憶内容が作業用記憶装置（１２）に読取られるこ
   とを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載の横編み機
   の作業幅決定装置。 ３、補助記憶装置（２４、２５）の記憶内容（Ｉ＿２＿
   ４、Ｉ＿２＿５）が横編み機の或る行程から次の行程へ
   の移行時の減らし幅（ｙ＿１、ｙ＿２）に相当するよう
   に、補助記憶装置の記憶内容を変換して作業用記憶装置
   （１２）に読取られることを特徴とする特許請求の範囲
   第１項に記載の横編み機の作業幅決定装置。 ４、キャリッジが横編み機の針床に沿って運動する時に
   導き出される刻時パルスをカウンタ（１７）がカウント
   し、個々の計数状態に属する引出線（１６）に発生する
   信号が作業用記憶装置（１２）または補助記憶装置（２
   ４、２５）のロケーションを逐次問合せることを特徴と
   する特許請求の範囲第１項に記載の横編み機の作業幅決
   定装置。 ５、目増やしを指示する制御命令がある時（２１に）、
   記憶内容の変更（“１”から“０”へ）の際に論理回路
   （１４）によって導き出された信号（１９の）が作業用
   記憶装置（１２）から読み出された該作業用記憶装置の
   記憶内容にＯＲ回路（１５）で加算され、加算された信
   号が制御信号（９上の）として制御装置（６）に到達す
   ることを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載の横編
   み機の作業幅決定装置。