JPS61166903A - 金属粉末プレス成形方法 - Google Patents

金属粉末プレス成形方法

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JPS61166903A
JPS61166903A JP669585A JP669585A JPS61166903A JP S61166903 A JPS61166903 A JP S61166903A JP 669585 A JP669585 A JP 669585A JP 669585 A JP669585 A JP 669585A JP S61166903 A JPS61166903 A JP S61166903A
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JP
Japan
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press
molding
heating
density
metal powder
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JP669585A
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English (en)
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Hideki Nakamura
秀樹 中村
Noboru Hanai
花井 昇
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Proterial Ltd
Original Assignee
Hitachi Metals Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、金属粉末のプレス成形方法、特に金属粉末を
焼結するための一工程であるプレス成形方法に関する。
・ 〔従来の技術〕 粉末冶金による物品のgI造方法は、HIP(熱間瀞水
圧プレス)と焼結法の2種類に大別され、前者は〃スア
トマイズ法等による球状粉末を金属カプセルに充填後、
高温のAr、、f人中の静水圧応力場で圧密を同時に打
なうものであり、後者は還元法、水アトマイズ法等によ
る粉末を冷間で圧縮成形後焼結を行ない圧密するもので
ある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
後者の焼結法では、グリーン密度をできるだけ高くする
ことが焼結密度の上昇には必須であるにもかかわらず、
粉末の化学組成やプレス諸元によっては成形密度が上が
りに<<、通常75%以下のものであり、拡散焼結のみ
では真密度化を達成することができない場合が多い。
難焼結材については、ホットプレスと称される方法で、
成形グイを加熱炉内に設置し、金属粉末を成形グイ中で
加熱後成形する手法も行なわれているが、サイクルタイ
ムが28r程度を要し、量産システムにはのらないのが
現状である。
また、加熱炉内中の熱間状態ではグイの摩耗損傷が大き
いこと、被成形物の種類によっては、加熱炉内中を酸化
防止雰囲気にしなければならない場合が多く、これも量
産性を着しく害するものとなっている。
本発明は、以上の問題点に着目してなされたも1ので、
実質的に通常のプレス成形機を用い℃、金属粉末の酸化
問題を解消し、量産性を損なうことなく高密度成形を実
現する方法を提供するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の金属粉末のプレス成形方法は、まず冷間で予備
プレス成形を行ない、連続してこのプレス成形体を40
0〜800℃の温度まで加熱してプレス成形を実施する
ことを特徴とするものであり、高いグリーン密度を得る
ことができるものである。
この際、前記プレス成形体の加熱は、誘導加熱または直
接通電による抵抗加熱によって打なわれるが、グイ中に
粉末を充填したままの状態では密度が低いので、加熱を
効果的にかつ均一に行なうために、加熱に先だって同一
のプレス成形機で常温での冷間プレ大成形を行ない、グ
リーン密度を少なくとも50%以上にしてから   ゝ
加熱することが重要である。この冷間プレス成形を本発
明では、便宜上予備プレス成形と呼ぶ。
lここで予備プレス成形と加熱後のプレス成形(以後、
温同プレス成形と記す)を別々のプレス成形機で実施す
ることももちろん可能であるが、同一のプレス機での実
施の方が工程の低減などの点で有利である。
本発明の目的の一つには、通常のプレス成形機に誘導加
熱または直接通電加熱等のアタッチメントを取り付け、
予備プレス成形と温間プレス成形とを連続化する手法を
提供することにもある。
〔作 用〕
本発明によると、従来冷間のみで行なわれていたプレス
成形を、冷間で行なった後連続して温間で行なうことに
より、グリーン密度が着しく向上しグリーン強度が増大
するとともに転位の導入によって焼結密度が向上するの
である。
次に加熱温度の限定理由について述べる。
高密度成形には成形体材質の引張試験における伸びが最
低10%必要であるのに対し、400℃未満の温度では
それが達成できないため、4100℃以上に加熱する必
要がある。
また、加熱温度が800℃を越えると成形体が非常に酸
化夫れやす(なり必要特性を満たさなくなり、またプレ
ス成形機のグイ、パンチ等の摩耗、損傷の可能性が大さ
くなる。さらに、成形体材料の再結晶温度以下でなけれ
ばならない等の理由もあり、加熱温度は800℃以下に
する必要がある。
〔実施例〕
本発明の実施例を図面に基づき以下詳細に説明する。
第1図は本発明のうち誘導加熱による金属粉末プレス成
形方法に用いるプレス装置の主要部を示す断面図であり
、主l1部はグイ1、バンチ21、下パンチ3および図
示しない交流高周波電源とつながっている誘導コイル部
4とにより構成されでいる。
また第2図は、本発明の他の実施例を示す断面図であり
、直接通電加熱による金属粉末プレス成形方法に用いる
プレス装置の主要部を示しで・いる、この主要部はグイ
1お上り図示しない交流電源とつながっている上パンチ
2)下パンチ3より構成されている。なおグイ1の内面
は通電時の絶縁のためにセラミックス層6でできてお9
、上パンチ2)下パンチ3はパンチ固定板7とセラミッ
クス°絶縁物8を介して設置されている。なお5は第1
.2図のものともグイ1(第1図のものは誘導コイル部
4とも)を昇降させるためのシリング−である。
また第3図および第4図は誘導加熱および直接通電加熱
による金属粉末プレス成形方法の工程をそれぞれ示す断
面図である。
第3図の(A)は粉末充填、(B)はプレス成形、 (
C)は誘導加熱、(D)は抽出の各工程を示すものであ
り、第4図の(A)は粉末充填、(B)はプレス成形、
(C)は通電加熱成形、(D)抽出の各工程を示すもの
である。なお、第3図中の9は下パンチ3上に載置した
セラミックス板である。
(実施例1) 1重量比でNi81.0%、Mo1.9%、残部Fe及
プ不可避的不純物からなる通称パーマロイと称せられる
予備合金粉末を水アトマイズ法によって作成した。
前記粉末は、平均粒径45μで不規則形状である。粉末
を750℃で歪取り焼鈍復水ガラスを重量比で0.4%
添加後、従来方法である冷間成形として通常のプレス成
形機を用いて、成形圧8.12.1G、20.24  
ton/ am”で外径20φ、内径12.0φ、厚さ
4.0mmtに成形した。この時のグリーン密度は、そ
れぞれ72.77.83.85.89%でありな。
これに対し、第1図に示す装置により第3図(A) 、
(B)に示すように、前記と同一粉末をグイ、1、上パ
ンチ2)下パンチ3からなる押型体内に充填し、密度5
0%以上得るために圧力4  ton/cs”で圧縮成
形後、その成形体を第3図(C)に示すように、上下バ
ンチ2.3で固定して誘導コイル部4に未るようにグイ
1を上昇させ、上パンチ2を引き上げた後、周波数IQ
kHz、出力500Wで400℃まで加熱し牛。
加熱に要した時間は0.1 winで、加熱後グイ1を
下降して、再び前記押型内で圧力8.12.16.20
 、 24  ton/ am2でプレス成形した。
この時のグリーン密度は、それぞれ83.86.89.
91.94%であり、おおむね各成形圧で5〜10%の
成形密度の上昇が認められた・従来方法である冷間成形
法で成形圧を 30ton/ am” *で上昇させて
、グリーン密度向上を検討したが、成形体にラミネーシ
ョンを発生し、グイの一部にクラック状を呈する等の問
題があり、どうしても90%以上のグリーン密度を得る
ことはできなかった。
前記グリーン成形体はその後500℃X30w1n保持
し、水ガラスを溶融させて粉末粒子間の電気絶縁を高め
、かつ水がラスをバイングーとして成形体の強度を向上
させた。
この成形体は、スイッチング電源等における高周波成分
のノイズフィルターとして用いられるものであるが、グ
リーン密度がその特性にきわめて大きく影響する。
第5図に、周波数に対する透磁率の減衰を従来法のグリ
ーン密度89%のものと、本発明による94%のものと
の2種類について測定した結果を示す。
グリーン密度が94%と高いものは全周波数領域で高い
透磁率が得られることがわかる。
(実施例2) 実施例1と同一条件範囲内で、成形温度を200、eo
o、800°Cの3条件下で実施し、この温度での成形
圧を24ton/c■2として成形を行なった。
各温度下でのグリーン密度は89.94.95%であっ
た。200℃ではグリーン密度の上昇には効果がなく、
600℃では実施例1における400℃に加熱した場合
と同一の効果であった。また800℃では、密度は若干
向上したが粉末の酸化が激しく、ノイズフィルターとし
ての必要な特性が、まったく得られない状態になった。
一方溶製材により歪速度0 、 I  I/ see″
C″常温〜800℃で引張試験を行ない、温度と伸び値
の関係を調べた結果、300℃以上で10%の伸びを示
し、800℃では35%の伸びであった。
(実施例3) 重量比でC15%、Si0.31%、Cr 4゜06%
、wii、s%、MoO,5%、■5.1%、Go 4
.8%、残部Feおよび不可避的不純物からなるAl5
I  T15の高速度鋼の予備合金粉末を水アトマイズ
法で作成した。
この粉末を、従来方法として通常のプレス成形機で4.
6.10  ton/am23種類の圧力でそれぞれ成
形した。、4.6  ton/am”では成形に到らず
、10  ton/ cee”でのグリーン密度は64
%であった。
これに対し、第2図に示す装置によI)第4図に示した
工程で直接通電加熱法による成形を行なった。
まず、第4図(A)、(B)に示す工程で成形を12 
 ton/am”で行なった後、連続して上パン1チ2
と下バンチ3の間に出力iooowで600℃まで加熱
した。加熱に要した時間は 0.11Iinで、加熱後
4.6.10  ton/am2の3種類の圧力で成形
を実施した。
この時のグリーン密度はそれぞれ62.74.89%で
着しく高い密度が得られた。
通常、水アトマイズ法により粉末を作成後、成形性改善
のために焼きなまし工程が成形前に行なわれるが、本発
明によれば、以上のようにこの工程を省略できるという
利点も認められた。
本実施例によるグリーン成形体は1240℃で真空焼結
を後続して実施した。従来方法による10ton/cm
2成形材は99.2 %の密度であり、一方、本実施例
材は4.6.10ton/am”の成形圧でいずれも真
密度化された。
これは、600℃という温度域内での成形による粉末中
の転位が焼結時の拡散をより助長し    □たためと
思われる。
なお、本実施例では、同一プレス成形機の基金を述べた
が、本発明はこれに限るものではない。
〔発明の効果〕
本発明によると、成形体の酸化を解消し、量産性を損な
うことなく、グリーン密度を向上させることが可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1.2図は本発明の実施に用いるプレス成形機の主!
!部の例をそれぞれ示す断面図、第3.4図は本発明の
実施例の工程を示す断面図、第5図は周波数と透磁率と
の関係を示す図である。 1 :グイ、2 :上パンチ、3 :下パンチ、4:i
i導コイル部 代理人 弁理士  本  間     崇第 l 閾 第2閏 悴3 回 (A)            (B)(Cシ    
                       (D
ン茅 4図

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)金属粉末のプレス成形方法において、冷間で予備
    プレス成形し、この成形によるプレス成形体を400〜
    800℃の温間に加熱してプレス成形することを特徴と
    する金属粉末プレス成形方法
  2. (2)特許請求の範囲第1項において、予備プレス成形
    および温間に加熱後のプレス成形を、同一のプレス成形
    機で行なうことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の金属粉末プレス成形方法。
  3. (3)冷間での予備プレス成形による成形体の密度が5
    0%以上であることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    または第2項記載の金属粉末プレス成形方法。
  4. (4)温間に加熱する手段が誘導加熱であることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項〜第3 項のいずれかに記載の金属粉末プレス成形方法。
  5. (5)温間に加熱する手段が直接通電加熱であることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項〜第3項のいずれかに
    記載の金属粉末プレス成形方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004165431A (ja) * 2002-11-13 2004-06-10 Sanyo Special Steel Co Ltd 電磁波吸収体用粉末
JP2012097333A (ja) * 2010-11-04 2012-05-24 Aida Engineering Ltd 混合粉末の高密度成形方法および高密度成形装置。
WO2012077750A1 (ja) * 2010-12-08 2012-06-14 アイダエンジニアリング株式会社 高強度焼結成形体の製造方法およびその製造装置

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