JPS61166457A - ウエブ案内ロ−ラ - Google Patents

ウエブ案内ロ−ラ

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Publication number
JPS61166457A
JPS61166457A JP416785A JP416785A JPS61166457A JP S61166457 A JPS61166457 A JP S61166457A JP 416785 A JP416785 A JP 416785A JP 416785 A JP416785 A JP 416785A JP S61166457 A JPS61166457 A JP S61166457A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
web
roller
guide roller
holding force
web guide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP416785A
Other languages
English (en)
Inventor
Masafumi Kashiwagi
柏木 匡文
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP416785A priority Critical patent/JPS61166457A/ja
Publication of JPS61166457A publication Critical patent/JPS61166457A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ウェブ例えば写真用支持体の搬送に用いら、
れるウェブ案内ローラに関するものである。
〔従来の技術〕
写真用支持体としては、ポリエチレンテレフタレート 
(PET)、l−リアセテートセルローズ(TAC)、
ポリエチレンコート防水紙等が用いられている。これら
の写真用支持体(以下、ウェブという)は、写真フィル
ム製造工場において、ウェブ案内ローラで案内されて複
数の処理工程へ順次搬送される。一般的なウェブ案内ロ
ーラとしては、外表面が平滑なものが用いられ、ウェブ
に追従して回転する。しかし、このウェブ案内ローラで
は、ウェブの材質や、ローラの同伴エアーの影響で、ウ
ェブに追従する力(以下、保持力という)が低下し、そ
のために周速度が低下することがあった。このように、
ウェブ案内ローラの周速度が低下すると、ウェブの搬送
速度との間に速度差が生じるため、ウェブ表面にひっか
き傷を発生し、ウェブの品質を損ねることになる。また
、商品の生産性を上げるには、ウェブの搬送速度を速く
すればよいが、ウェブの搬送速度を速くするほど、ウェ
ブ案内ローラの保持力が低下し、ひっかき傷の発生が増
大する。
前記ウェブの搬送速度を高速にしても保持力が低下しな
いようにするために、ローラ本体の外周面に梨地処理を
施したり(例えば特開昭57−51642号公報)、あ
るいは外周面にリング状の溝を形成したものも知られて
いる。しかし、これらのウェブ案内ローラは、テンショ
ンが高くなる工程や抱角が大きくなる工程では、ウェブ
の表面に、ローラ外周面の形状が転写されてしまうとい
う問題があった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は、保持力を向上させることにより、ウェブ表面
のひっかき傷等の発生を防止し、かつ保持力が強いにも
かかわらずローラ本体の外周面の形状がウェブに転写さ
れることがないようにしたウェブ案内ローラを提供する
ことを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明は、外周面が平滑な
ローラ本体を用いるとともに、その端部の少なくとも一
方に径大部を形成し、この径大部の外周面を粗面にした
ものである。
前記径大部は、ウェブに接触する位置ならばどの位置で
も保持力を強くする上で効果がある。しかし、この径大
部をローラ本体の中央部に設けると、ウェブの中央部に
接触するため、高いテンションでウェブを搬送したり、
あるいは抱角を大きくした場合には、従来のウェブ案内
ローラと同じように、径大部の形状がウェブに転写され
てしまう。この転写の問題について研究した結果、径大
部をローラ本体の端部に設けた場合には、転写が生じな
いことを見い出した。
前記径大部は、ローラ本体自体に形成してもよいが、リ
ングをローラ本体に嵌着することにより径大部とするこ
とができる。後者の場合には、現在稼働中のウェブ案内
ローラをそのまま利用することが可能となるから、新た
なウェブ案内ローラを製作する場合の1/10〜1/1
5の費用で済むことになる。
以下、図面を参照して本発明の実施例について詳細に説
明する。
〔実施例〕
第1図において、ローラ本体10は硬質の金属から作ら
れており、その外表面10aは平滑に仕上げられている
。このローラ本体10の両端部には、ヘッダー11が嵌
着されており、このヘッダー11に軸12が固着されて
いる。前記ローラ本体10は、その外周面10aがウェ
ブ13に接触しており、前記保持力によって追従して回
転する。
前記ローラ本体10の両端部には、金属製のリング14
.15がそれぞれ嵌着されている。これらのリング14
.15は、長さaの部分がウェブ13の端部に接触して
いる。この長さaは、ある値までは保持力が向上し、そ
れ以上では逆に保持力が低下する。また、リング14.
15の厚み(段差)bは、大きいほど保持力を向上させ
ることができる。しかし、あまり厚くするとリング14
゜15の形状がウェブ13に転写されることになる。
前記長さaと厚みbは、ウェブ13の材質特に表面形状
、ウェブ13の張力、ウェブ13の搬送速度等により、
いちがいに特定することができないが、aの値は概ね5
〜50ミリがよく、特に10〜20ミリの範囲では良好
な効果が得られた。また、bの値は、概ね0.3〜2.
0 ミリが良く、好ましくは0.5〜1.0 ミリがよ
い。勿論、これらの数値は、実施する各条件のもとて実
験により決定されるものである。
前記リング14.15は、その外表面が平滑の場合には
、ローラ本体の外周面に梨地処理を施したもの、環状の
溝を形成した従来のウェブ案内ローラに比べて保持力が
若干低下する。この保持力は、第2図に示すようにリン
グ1j、1sの外表面に梨地処理を施したり、第3図の
ように凹部16を形成することによって、前述した従来
のウェブ案内ローラと同じ程度に向上させることができ
る。この梨地処理の程度、凹部1Gの大きさは、ウェブ
13の搬送速度、ウェブ13の張力等によりいちがいに
決めることはできないが、梨地処理の場合には2〜12
μがよく、3〜5μの範囲がより好ましい。また、凹部
16の場合には、その深さが概ね10〜100μがよく
、特に20〜40μの範囲がより好ましい。勿論、これ
らの数値は、実施する条件に応じて、実験によって決め
られるものである。
本発明の効果を確認するために、第3図に示す実施例の
ウェブ案内ローラを用い、その保持力と。
外表面の形状がウェブに転写する程度を調べた。
このウェブ案内ローラにおいて、リング14.15は、
その外表面に梨地処理が施されており、またウェブ13
に接触する長さaを10ミリ、その厚みbを1ミリとし
た。ウェブ13としては、坪量が175 g/mで、そ
の表面にポリエチレンを32μ、ローラ本体10に接触
する裏面にポリエチレンを31μの厚みにラミネートし
た光沢のある写真印画紙用支持体を用いた。
保持力の測定は、ウェブの搬送中にテスト中のウェブ案
内ローラを強制停止させ、再びもとの回転速度に達する
までの時間(以後、立上り時間という)を測定した。こ
の立上り時間が短いほど保持力が高いことになる。
ウェブへの形状の転写は、ウェブがウェブ案内ローラを
通過した後にサンプルを採取し、サンプル表面を拡大F
U Mjし、標本と比較してクラス分けを行った。
また、従来例として、前述したローラ本体の外表面が平
滑なウェブ案内ローラ(従来例1)と、ローラ本体の外
表面に梨地処理を施したウェブ案内ローラ(従来例2)
を用い、本発明の実施例と同様な実験を行った。
この比較実験の結果は、第4図及び第1表に示されてい
る。この第5図は、ウェブ撮送速度と保持力との関係を
示すものであり、この図から明らかなように、本発明の
実施例では、外表面に梨地処理を施した従来例2のウェ
ブ案内ローラとほぼ同じ保持力を維持していることが確
認された。
易」≦表 ○:ニラニブ面にウェブ案内ローラの外表面の形状が転
写しない。
△:ニラニブ面にウェブ案内ローラの外表面の形状が転
写する。
なお、数値はウェブ搬送速度を表し、その単位はm7分
である。
この第1表から明らかなように、本発明の実施例は、外
表面の形状がウェブに転写するのを防止することができ
た。
〔発明の効果〕
上記構成を有する本発明は、ローラ本体の端部に径大部
を設け、その外表面を粗面に形成したから、保持力が良
好であり、その結果ウェブとの速度差によるひっかき傷
等をウェブに与えることがない。また、保持力を向上さ
せても、ローラ本体の形状がウェブに転写されることが
ない。すなわち、従来は保持力を向上させると転写の問
題が発生し、逆に転写の問題を解決するために保持力を
小さくすると引っかき傷が発生するという相反する問題
があったが、本発明はこの両方を同時に解決することが
できる。また、径大部としてリングを用いれば、稼働中
のウェブ案内ローラをそのまま使用することができるか
ら、僅かな費用で本発明を実施することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は一部を破断して示した本発明の一実施例の正面
図である。 第2図は梨地処理を施したリングの模式的断面図である
。 第3図は凹部を設けたリングを示す模式的断面図である
。 第4図は保持力を示す曲線図である。 10・・ローラ本体  11・・ヘソグー13・・ウェ
ブ    14,15・・リング16・・凹部。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ローラ本体の外周面を平滑にするとともに、ウェ
    ブの端部の少なくとも一方が接触する部分に径大部を設
    け、この径大部の外表面を粗面に形成したことを特徴と
    するウェブ案内ローラ。
  2. (2)前記径大部は、ウェブの両端が接触する位置にそ
    れぞれ形成されていることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載のウェブ案内ローラ。
  3. (3)前記径大部は、ローラ本体に嵌着したリングであ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のウェブ
    案内ローラ。
  4. (4)前記粗面は、梨地処理によって形成されることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載のウェブ案内ロー
    ラ。
  5. (5)前記粗面は、複数の凹部を設けることにより構成
    されることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のウ
    ェブ案内ローラ。
JP416785A 1985-01-16 1985-01-16 ウエブ案内ロ−ラ Pending JPS61166457A (ja)

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JP416785A JPS61166457A (ja) 1985-01-16 1985-01-16 ウエブ案内ロ−ラ

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Publications (1)

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JPS61166457A true JPS61166457A (ja) 1986-07-28

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ID=11577179

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JP416785A Pending JPS61166457A (ja) 1985-01-16 1985-01-16 ウエブ案内ロ−ラ

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008174378A (ja) * 2007-01-22 2008-07-31 Fujifilm Corp 搬送ローラ、及びそれを用いた光学フィルムの製造方法
WO2012114820A1 (ja) * 2011-02-21 2012-08-30 コニカミノルタオプト株式会社 フィルムの製造方法、およびフィルムの製造装置
WO2012127893A1 (ja) * 2011-03-24 2012-09-27 コニカミノルタアドバンストレイヤー株式会社 光学フィルムの製造方法

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