JPS61166445A - 硬質プラスチックシート材の供給装置 - Google Patents

硬質プラスチックシート材の供給装置

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JPS61166445A
JPS61166445A JP711385A JP711385A JPS61166445A JP S61166445 A JPS61166445 A JP S61166445A JP 711385 A JP711385 A JP 711385A JP 711385 A JP711385 A JP 711385A JP S61166445 A JPS61166445 A JP S61166445A
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rollers
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Yoshiyuki Kamata
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は主として、適宜寸法に裁断された硬質の塩化ビ
ニールシート等のシート材から、包装用の折箱を造るた
めのシート材供給装置に係り、多数のシート材が積層さ
れた貯蔵部からそのシート材を一枚づつ折り曲げ装置等
に供給するものに関する。
〔従来技術及びその問題点〕
最近、透明の硬質塩化ビニールシート(板厚0.1〜0
.5鶴程)を用いて各種商品の包装用折箱として使用す
ることが多くなってきている。
このような折箱は陳列された状態で中身の商品が見える
ため、特に最近好まれて使用されてきている。従来、こ
のような透明な硬質塩化ビニールシート等で折箱を形成
するには、次のようにしていた。まず、箱が展開された
形にシート材を裁断し、同一形状のものを多数積層する
次に、積層されたシート材を一枚づつ手作業で取り出し
、それに折筋を入れたり、接着材をっけたりしていた。
このように、多数積層したシート材を一枚づつ手作業に
より取り出さなければならない理由は、その表面がきわ
めて傷付き易いからで、取扱に慎重を要することによる
。即ち、従来、板紙のようなシート材においては、適宜
な分離用の爪その他により一枚づつ自動的にシート材を
折り曲げ装置等に供給することができたが、このような
板紙供給装置で硬質プラスチックシート材を一枚づつ供
給するとその表面に傷がつき商品価値を失うからである
〔発明の概要〕
そこで、本発明者は種々実験研究の結果、このように極
めて傷つきやすい硬質プラスチックシート材であっても
、それを傷付けることなく一枚づつ供給することができ
る装置を案出した。
その要旨とするところは次の通りである。
即ち、上下一対の搬送ローラ1と分離ローラ2とを有す
る。そして、両ローラ1,2は夫々の軸線が平行に位置
されると共に、両外周面間が小隙を有して対向されてな
る。そして、両ローラ1.2はシート材貯蔵部3の搬送
方向の下流側に位置される。さらに、搬送ローラ1は搬
送方向に回転されると共に、シート材に対し少なくとも
該ローラ1の外周面がゴム等の摩擦係数の大なる材質で
形成される。そして、分離ローラ2は前記搬送ローラ1
の回転方向と逆向きに回転されると共に、少な(とも該
ローラ2の外周面が前記シート材に対し、摩擦係数の小
なる材質で形成されてなる。そして、前記両ローラ1,
2によりその下流側にシート材を一枚づつ供給すること
としたものである。
〔発明の実施例〕
次に図面に基づいて本発明の一実施例につき説明する。
第1図は本発明の供給装置の要部縦断面図であり、第2
図はその全体的立面図、第3図は同要部斜視図である。
本供給装置は第1図及び第2図の如く搬送ベルト7の上
面に隣接して、シート材貯蔵部3が形成される。この搬
送ベルト7は第3図の如く複数本のベルトが互いに離間
して位置され、第2図の如く搬送方向に離間したローラ
間にそのベルト7が懸回されている。又、シート材貯蔵
部3はベルト7の幅方向に互いに離間して一対のサイド
板4が位置される。この一対のサイド板4の離間距離は
供給すべきシート材の幅に応じて、公知の手段により拡
縮自在に構成されている。また、搬送ベルト7の搬送方
向の端部上方には、ストッパー5が位置されている。そ
こで、所定の長さに切断された多数のシート材はこのス
トッパー5と一対のサイド板4との間に積層される。そ
して、搬送ベルト7によりそのシート材が一対のローラ
1.2で構成された本供給装置まで運ばれる。この状態
を示したのが第1図であり、シート材貯蔵部3の下流に
上下一対のローラ1,2からなる供給装置が配設されて
いる。この供給装置は、下側に搬送ローラ1が設けられ
、上側に分離ローラ2が設けられている。そして、夫々
の軸線が平行で且つ、それらが搬送ベルト7を駆動する
駆動ローラ10の軸線とも平行に位置されている。そし
て、この実施例では両ローラ1,2の外周面間隔が一例
として0.1fi程に位置されている。また搬送ローラ
1及び分離ローラ2の外直径は一例として共に50m程
とし、搬送ローラ1にはゴム硬度は40〜50°程で肉
厚10mmはどのウレタンゴムを軸の回りに被着した。
そして、搬送ローラ1はシート材9との摩擦係数が極め
て大に形成されると共に、ある程度の弾性変形ができる
ように構成した。次に、分離ローラ2は鋼材からなる丸
棒で形成し、その外表面が鏡面となるように研摩した。
更に、各ローラ1,2は第2図に示す如くスプロケット
を介し、チェーン6.6が図の如く懸回し、搬送ローラ
1及び駆動ローラ1゜が搬送方向に、図示しない駆動モ
ータにより、回転する。それと共に、分離ローラ2が搬
送方向と逆方向に回転されるように構成する。そして、
上下のローラ1.2の後段にはこの実施例では位置決め
用の搬送ベルト8を介し、図示しない折筋形成装置が設
けられている。
なお、既に折筋が付けられたシート材を使う場合には本
装置の下流に直接、その折筋を基準に折り曲げる折り曲
げ装置を設けてもよい。
なお、本発明は」二記実施例に限定されるものでは勿論
なく、例えば搬送ローラlの外表面に搬送すべきシート
材より軟質のプラスチ・ツク材料を用い、分離ローラ2
の外表面に前記シート材より硬質の適宜な金属材その他
を用いることもできる。又、シート材は硬質プラスチッ
クシートに限るものではなく、印刷面等を有する金属板
やガラス板であってもよい。
〔発明の作用〕
次に、本実施例の作用につき説明する。
先ず、第1図の如く一例として0.2 flの透明塩化
ビニールシートを多数シート貯蔵部3に積層する。そし
て、駆動ローラ10を矢印方向に回転し、搬送ヘルド7
を図において左方に移動させると、該ヘルド7に接触す
る最下面のシート材9が左方に移動する。すると、それ
に連れて該シート材9に接触する複数のシートが開時に
左方へ移動する。即ち、第1図の如く、ストッパー5の
下方にあるシート材の先端縁が分離ローラの外周面に接
触する。そして、最下面に位置するシート材9のみが搬
送ローラ1の摩擦力によりさらに左方へ移動し、両ロー
ラ1,2間に供給される。このとき、最下端のシート材
の上面に接するシート材にも、シート材同志の摩擦力に
より左方へ移動する外力が働く。しかしながら、両シー
ト材間の摩擦力は極めて小さいと共に、分離ローラ2が
搬送ローラ1と逆方向に回転しているため、下から2番
目のシート材は停止状態を保つ。次に、最下面にあるシ
ート材9が左方へ完全に搬送されると、下から第2番目
のシート材が最下端に移動することになる。
すると、それが搬送ベルト7により、両ローラ1.2間
に供給される。そして、そのシート材のみが前記同様に
搬送されることになる。
実験によれば、次のことが明らかとなった。
即ち、先ず本装置の搬送ローラ1と分離ローラ2の各外
周面離間距離を0.1 wm程に固定し、供給すべきシ
ート材の板厚が0.1fl、0.21.0゜3flの3
種類のものを用いて、本装置の性能試験を夫々おこなっ
た。そして、それらの板厚毎に、多数のシート材を貯蔵
部3に積層し、両ローラ1,2及び搬送ベルト7.8を
駆動する。
すると両ローラ1,2の外周面離間距離が0.1額に固
定されているにも拘わらず、シート材の板厚が0.1f
lのものも0.2fiのものも、さらには0.3 wm
のものも夫々正確に一枚づつ、本装置により下流側に供
給できることがわかった。これは、シート材の板厚に応
じて搬送ローラ1のウレタンゴムが弾性変形することに
よる。しかも、一枚づつ供給された透明な硬質塩化ビニ
ールシートの表面にはいずれも全く傷が付いていなかっ
た。これは、分離ローラ2とシート材との摩擦力が弱い
ことと、ローラ2表面が曲面で形成されていることのた
めであると思われる。
即ち、上記理由その他により、分離ローラ2とシート材
との間に相対速度が生じてもシート材表面を傷つけるこ
とがなかった。なお、このときの搬送ローラ1及び分離
ローラ2の外周速度は共に25〜80m/分で、回転方
向は互いに逆向きであった。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように、本発明のシート材の供
給装置は次の構成からなる。
即ち、上下一対の搬送ローラ1と分離ローラ2とを有す
る。そして、両ローラ1,2は夫々の軸線が平行に位置
されると共に、創外周面間が小隙を有して対向されてな
る。そして、両ローラ1,2はシート材貯蔵部3の搬送
方向の下流側に位置される。さらに、搬送ローラ1は前
記搬送方向に回転されると共に、シート材に対して少な
くとも該ローラ1の外周面がゴム等の摩擦係数の大なる
材質で形成される。そして、分離ローラ2は前記搬送ロ
ーラ1の回転方向と逆向きに回転されると共に、少なく
とも該ローラ2の外周面が前記シート材に対し、摩擦係
数の小なる材質で形成されてなる。そして、前記両ロー
ラ1,2によりその下流側にシート材を一枚づつ供給す
ることとしたものである。
本発明の供給装置は以上のような構成からなり、次の効
果を有する。
(1)本装置は小隙を有して対向された上下一対のロー
ラのうち、搬送ローラが搬送方向に回転されると共に、
分離ローラがそれと逆方向に回転されるから、シート材
を一枚づつ確実に分離して下流側に供給することができ
る。
(2)又、本供給装置はシート材に対し搬送ローラの摩
擦係数が分離ローラの摩擦係数より大に形成されている
から、硬質プラスチックシートの如(表面に傷のつきや
すいシート材であっても、それに傷を付けることなく、
円滑に搬送することができる。即ち、シート材が両ロー
ラ間を通過する際にシート材の一面に搬送ローラが接触
し、それと逆方向へ回転する分離ローラがシート材の他
面に接触したとしても、両摩擦力に差があるため、シー
ト材は円滑に下流側に搬送される。それと共に、シート
材に対し、相対速度を有する分離ローラの外周面は曲面
で形成され且つ、摩擦係数の小なる材質であるため、シ
ート材表面に傷かつ(ことがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本供給装置の要部縦断面略図、第2図は同立面
説明図、第3図は同斜視図。 1・・・搬送ローラ   2・・・分離ローラ3・・・
シート貯蔵部  4・・・サイド板5・・・ストッパー
   6・・・チェーン7.8・・・搬送ベルト 9・
・・シート材10・・・駆動ローラ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 夫々の軸線を平行にし且つ、両外周面間に小隙を有して
    対向させた上下一対の搬送ローラ(1)と分離ローラ(
    2)とを有し、それら両ローラ(1)、(2)をシート
    材貯蔵部(3)の搬送方向の下流側に位置させ、前記搬
    送ローラ(1)は前記シート材の搬送方向に回転される
    と共に、前記シート材に対して少なくとも該ローラ(1
    )の外周面がゴム等の摩擦係数の大となる材質で形成さ
    れ、前記分離ローラ(2)は前記搬送ローラ(1)の回
    転方向と逆向きに回転されると共に、少なくとも該分離
    ローラ(2)の外周面が前記シート材に対し摩擦係数の
    小なる材質で形成され、前記両ローラ(1)、(2)に
    よりその下流側にシート材を一枚づつ供給し得るように
    構成したシート材の供給装置。
JP711385A 1985-01-18 1985-01-18 硬質プラスチックシート材の供給装置 Granted JPS61166445A (ja)

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JPS61166445A true JPS61166445A (ja) 1986-07-28
JPH0348102B2 JPH0348102B2 (ja) 1991-07-23

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63117840A (ja) * 1986-09-19 1988-05-21 ピットニイ ボウズ インコーポレーテッド メーリングシステムのフィーダ

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JPS5722270U (ja) * 1980-07-12 1982-02-04

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JP2621877B2 (ja) * 1986-09-19 1997-06-18 ピットニイ ボウズ インコーポレーテッド メーリングシステムのフィーダ

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JPH0348102B2 (ja) 1991-07-23

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