JP6274807B2 - 反転機 - Google Patents

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本発明は、例えば、商品が袋詰めされた物品(袋詰め食品等)の上下面を反転するために用いられる反転機に関する。さらに詳細には、本発明は、例えば、上面が上を向いた状態で搬送される物品を、下面が上を向いた状態に反転する反転機に関する。
従来、物品の製造工場等においては、製造品である物品を、搬送装置(例えば、ベルトコンベア等)により、ある工程を行う装置から他の工程を行う装置に搬送するようにされている。この物品の製造工程において、ある工程では、物品の上面に対して加工を行い、他の工程では、物品の下面に対して加工を行う場合がある。例えば、物品にラベルを貼付する工程においては、物品の上面に商品名等を示すラベルが貼付され、下面に商品の品質等を示すラベルが貼付される。
そこで、従来、ベルトコンベアのベルトに段差を形成し、袋詰め食品等の物品を段差部分で回転させながら落下させることにより、当該物品の上下面を反転するようにした反転装置(第1の反転装置)が提案されている。第1の反転装置は、具体的には、ベルトの下面側に当接する第1のローラと、前記第1のローラよりも搬送方向上流側の下方においてベルトの上面側に当接する第2のローラとを備え、これら第1及び第2のローラはベルトの走行に伴って自由に回転できるようにされている。また、水平な駆動軸の周りに放射状に形成された4枚の回転羽根を備え、上半部が搬送方向と同じ向きに回転するようにされた反転装置(第2の反転装置)が提案されている。第2の反転装置を用いれば、回転羽根上に袋詰め食品等の物品を載せて少なくとも180度回転させることにより、物品を前記駆動軸の周りに180度回転移動させて上下面を反転し、搬送方向下流側のベルトコンベア上に送り出すことができる。ここで、回転羽根は、荷重センサを備えており、物品が載っていない場合には回転しないが、物品が載せられると、当該物品による荷重を検知して回転駆動するようにされている(以上、例えば、特許文献1参照)。
特許第3818784号公報
しかし、特許文献1に開示された第1の反転装置では、袋詰め食品等の物品を段差部分で回転させながら落下させたときに、当該物品の向きがずれてしまう場合がある。その結果、例えば、物品の上下面にラベルを貼付する場合に、上下面を反転させた後の物品の姿勢を直す必要があり、ラベルの貼付作業を効率良く行なうことができないという問題点がある。また、特許文献1に開示された第2の反転装置では、荷重センサ、及び、駆動軸を回転駆動するための機構(駆動機構)が必要となり、構造の複雑化及び高コスト化を招いてしまうという問題点がある。
本発明は、従来技術における前記課題を解決するためになされたものであり、簡単な構成で安価に製造することができると共に、上下面を反転させた後の物品を常に一定の向きに揃えることが可能な反転機を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、本発明に係る反転機は、
(1)搬送される物品の上下面を反転する反転機であって、
搬送されてきた前記物品の長辺又は短辺を受け、当該受けた長辺又は短辺を後記物品滑走路の滑走面まで案内する受け面を有する受け部と、
前記受け部に連続して設けられ、前記物品の搬送方向の下流側から上流側に向かって下り傾斜する、前記物品が滑走可能な滑走面を有する物品滑走路と、
前記物品滑走路の略延長線上に設けられ、前記物品滑走路から飛来してきた前記物品の長辺又は短辺を当接させて前記物品の進行を阻止するストッパと、を備え
前記物品滑走路と前記ストッパとの間には、滑走面が設けられておらず前記物品の飛来空間が確保され、
前記物品が前記ストッパを回転中心として搬送方向の下流側に回転するように構成されたことを特徴とする。
本発明の反転機の上記(1)の構成によれば、例えば、上面が上を向いた状態で搬送されてきた物品の長辺又は短辺を、受け部の受け面に衝突させ、当該受け面によって物品滑走路の滑走面まで案内することができる。ここで、滑走面は、物品の搬送方向の下流側から上流側に向かって下り傾斜しているので、物品の長辺又は短辺が物品滑走路の滑走面まで案内された時点で、物品の下面が斜め上方を向いた状態となる。物品は、物品滑走路の滑走面を滑走した後、下面が斜め上方を向いたまま飛来していき、長辺又は短辺がストッパに当接して進行が阻止される。そして、物品は、ストッパを回転中心として搬送方向の下流側に回転し、下面が上を向いた状態となる。このように、本発明の反転機の上記(1)の構成によれば、荷重センサや駆動機構を用いることなく、搬送される物品の上下面を反転することができるので、簡単な構成で安価に製造することが可能な反転機を提供することができる。また、本発明の反転機の上記(1)の構成によれば、物品の長辺又は短辺をストッパに当接させ、ストッパを回転中心として物品を回転させて、物品の上下面を反転するようにされているので、上下面を反転させた後の物品を常に一定の向きに揃えることができる。その結果、例えば、物品の上下面にラベルを貼付する場合に、上下面を反転させた後の物品の姿勢を直す必要がなく、ラベルの貼付作業を効率良く行なうことが可能となる。
本発明の反転機の上記(1)の構成においては、以下の(2)のような構成にすることが好ましい。
(2)前記反転機を水平面上に設置した状態において、前記滑走面は、水平方向に対し前記物品の搬送方向の下流側から上流側に向かって20°以上80°以下の角度範囲で下り傾斜している。
上記(2)の好ましい構成によれば、以下のような作用効果を得ることができる。すなわち、滑走面が、水平方向に対し物品の搬送方向の下流側から上流側に向かって20°以上の角度で下り傾斜していれば、物品が滑走面上で停留してしまうことを防止することができる。その結果、物品の反転動作をスムーズに行なわせることができる。また、滑走面が、水平方向に対し物品の搬送方向の下流側から上流側に向かって80°以下の角度で下り傾斜していれば、物品を、ストッパを回転中心として搬送方向の下流側に確実に回転させることができる。その結果、搬送される物品の上下面を確実に反転することができる。
本発明によれば、簡単な構成で安価に製造することができると共に、上下面を反転させた後の物品を常に一定の向きに揃えることが可能な反転機を提供することができる。
図1は、本発明の一実施の形態における反転機を備えた製造システムを示す平面図である。 図2は、本発明の一実施の形態における反転機を備えた製造システムを示す側面図である。 図3は、本発明の一実施の形態における反転機の構成を示す側面図である。 図4は、本発明の一実施の形態における反転機の構成を示す平面図である。 図5は、本発明の一実施の形態における反転機の構成を示す正面図である。 図6は、本発明の一実施の形態における反転機の構成を示す背面図である。 図7は、本発明の一実施の形態における反転機を第2のベルトコンベアの上面(水平面上)に設置した状態を示す側面図である。 図8は、本発明の一実施の形態における反転機による反転動作を説明するための側面図である(上面が上を向いた物品を第1のベルトコンベア上で上流側から下流側に搬送している状態)。 図9は、本発明の一実施の形態における反転機による反転動作を説明するための側面図である(物品が第1のベルトコンベアを離れる瞬間の状態)。 図10は、本発明の一実施の形態における反転機による反転動作を説明するための側面図である(物品がシュータ上を滑走している状態)。 図11は、本発明の一実施の形態における反転機による反転動作を説明するための側面図である(物品の長辺が受け部の受け面に衝突した状態)。 図12は、本発明の一実施の形態における反転機による反転動作を説明するための側面図である(物品が滑走面を滑走している状態)。 図13は、本発明の一実施の形態における反転機による反転動作を説明するための側面図である(物品の長辺をストッパに当接させて当該物品の進行を阻止した状態)。 図14は、本発明の一実施の形態における反転機による反転動作を説明するための側面図である(物品がストッパを回転中心として搬送方向の下流側に回転し、第2のベルトコンベア上に送り出された状態)。 図15は、本発明の一実施の形態における反転機による反転動作を説明するための側面図である(下面が上を向いた物品を第2のベルトコンベア上で上流側から下流側に搬送している状態)。
以下、好適な実施の形態を用いて本発明をさらに具体的に説明する。但し、下記の実施の形態は本発明を具現化した例に過ぎず、本発明はこれに限定されるものではない。
(製造システムの構成)
まず、本発明の一実施の形態における反転機を備えた製造システムについて、図1、図2を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施の形態における反転機を備えた製造システムを示す平面図、図2は、当該製造システムを示す側面図である。
図1、図2に示す製造システム100は、例えば、商品が袋詰めされた物品70の上面70aに商品名等を示すラベルを貼付する第1の工程と、物品70の下面70bに商品の品質等を示すラベルを貼付する第2の工程とを実施するために用いられる。製造システム100は、平面視で一直線上に配置された、第1のベルトコンベア50と、反転機1と、第2のベルトコンベア60とを備えている。水平状態で設置された第1のベルトコンベア50上には、上面70aが上を向いた状態で複数の物品70が並べられ、この状態で、物品70の上面70aに商品名等を示すラベルを貼付する作業が行なわれる。尚、物品70は、その長辺が搬送方向と略直交した状態で第1のベルトコンベア50上に並べられている。上面70aに商品名等を示すラベルが貼付された複数の物品70は、第1のベルトコンベア50のスイッチをオンにすることにより、第1のベルトコンベア50上で上流側から下流側に搬送される。
反転機1は、第1のベルトコンベア50の下流側に設けられており、第1のベルトコンベア50によって上面70aが上を向いた状態で搬送されてきた物品70を、下面70bが上を向いた状態に反転して、下流側に設けられた第2のベルトコンベア60上に順次送り出す。第1のベルトコンベア50上の複数の物品70が全て第2のベルトコンベア60上に送り出されたら、第2のベルトコンベア60のスイッチがオフにされ、この状態で、物品70の下面70bに商品の品質等を示すラベルを貼付する作業が行なわれる。
反転機1は、水平状態で設置された第2のベルトコンベア60の上流側の上面に設置されており、第1のベルトコンベア50は、その下流側の端部が反転機1の上方に位置した状態で設置されている。尚、第1のベルトコンベア50上の物品70は、シュータ80を伝って反転機1に投入される。
(反転機の構成)
次に、本発明の一実施の形態における反転機の具体的構成について、図3〜図7をも参照しながら説明する。
図3は、本発明の一実施の形態における反転機の構成を示す側面図、図4は、当該反転機の構成を示す平面図、図5は、当該反転機の構成を示す正面図、図6は、当該反転機の構成を示す背面図、図7は、当該反転機を第2のベルトコンベアの上面(水平面上)に設置した状態を示す側面図である。
図1〜図6に示すように、本実施の形態の反転機1は、搬送される物品70の上下面70a、70bを反転する反転機である。図3〜図6に示すように、反転機1は、反転機本体(外装部)2を備えている。反転機本体2は、略矩形状の左右の側板2a、2bを有しており、両側板2a、2bは、背面側でシャフト3によって連結されている。側板2a、2bの背面側の上部には、上方に延出して矩形状の凸部4a、4bがそれぞれ形成されている。側板2a、2b間には、凸部4a、4bの背面側寄りの上端から側板2a、2bの略中央部にかけて配置された状態で背面側板材5が固定されている。また、側板2a、2b間には、凸部4a、4bの正面側の下端から側板2a、2bの正面側の下部にかけて配置された状態で正面側板材6が固定されている。
背面側板材5は、凸部4a、4bの背面側寄りの上端から垂直に下りる第1の背面側板材部分5aと、第1の背面側板材部分5aに連続して形成され、物品70(図1、図2参照)の搬送方向の下流側(背面側)から上流側(正面側)に向かって下り傾斜する第2の背面側板材部分5bとにより構成されている。ここで、第2の背面側板材部分5bの下端部5cは、正面側(上流側)に若干折り曲げた状態で形成されている。
正面側板材6は、凸部4a、4bの正面側の下端から垂直に下りる第1の正面側板材部分6aと、第1の正面側板材部分6aに連続して形成され、第2の背面側板材部分5bと略平行な第2の正面側板材部分6bとにより構成されている。ここで、第2の正面側板材部分6bの下端部6cは、背面側(下流側)に直角に折り曲げた状態で形成されている。尚、第2の正面側板材部分6bの上部には、左右に長い矩形状の開口6dが穿設されている。
背面側板材5のうちの第1の背面側板材部分5aと、両側板2a、2bとにより受け部が形成されており、第1の背面側板材部分5aは、搬送されてきた物品70(図1、図2参照)の長辺を受け、当該受けた長辺を後述する物品滑走路の滑走面まで案内する受け面として機能する。また、背面側板材5のうちの第2の背面側板材部分5bと、正面側板材6のうちの第2の正面側板材部分6bと、両側板2a、2bとにより物品滑走路が形成されており、第2の背面側板材部分5bは、物品70が滑走可能な滑走面として機能する。さらに、背面側(下流側)に直角に折り曲げた状態で形成された、第2の正面側板材部分6bの下端部6cは、物品滑走路の略延長線上に設けられており、物品滑走路から飛来してきた物品70の長辺を当接させて物品70の進行を阻止するストッパとして機能する。
反転機1、特に、背面側板材5及び正面側板材6は、表面において物品70が滑りやすい素材(例えば、ステンレス等)で形成されている。
側板2a、2bの下辺は、水平方向に対し物品70(図1、図2参照)の搬送方向の上流側から下流側に向かって上方に傾斜させた状態で形成されている。そして、側板2a、2bの下辺部分には、反転機1を第2のベルトコンベア60の上面に固定するための固定用部材7a、7bがそれぞれ設けられている。
上記のように、反転機本体(外装部)2を構成する側板2a、2bの下辺は、水平方向に対し物品70(図1、図2参照)の搬送方向の上流側から下流側に向かって上方に傾斜させた状態で形成されている。従って、図7に示すように、反転機1を、水平状態で設置された第2のベルトコンベア60の上流側の上面に固定用部材7a、7bを固着することによって設置した場合、当該反転機1は、図3の状態から背面側に傾倒した状態となる。特に、受け面5aは、図3の垂直な状態から背面側に傾倒した状態となる。また、物品滑走路の滑走面5bは、水平方向軸線に対し物品70の搬送方向の下流側から上流側に向かってφ=40°の角度で下り傾斜した状態となる。
(反転機による反転動作)
次に、本発明の一実施の形態における反転機による反転動作について、図8〜図15をも参照しながら説明する。ここでは、説明を簡単にするために、反転させる物品が1個である場合を例に挙げて説明する。
図8〜図15は、本発明の一実施の形態における反転機による反転動作を説明するための側面図である。図8は、上面が上を向いた物品を第1のベルトコンベア上で上流側から下流側に搬送している状態、図9は、物品が第1のベルトコンベアを離れる瞬間の状態、図10は、物品がシュータ上を滑走している状態、図11は、物品の長辺が受け部の受け面に衝突した状態、図12は、物品が滑走面を滑走している状態、図13は、物品の長辺をストッパに当接させて当該物品の進行を阻止した状態、図14は、物品がストッパを回転中心として搬送方向の下流側に回転し、第2のベルトコンベア上に送り出された状態、図15は、下面が上を向いた物品を第2のベルトコンベア上で上流側から下流側に搬送している状態をそれぞれ示している。
図8に示すように、最初、物品70は、上面70aが上を向いた状態で第1のベルトコンベア50上に並べられている。ここで、物品70は、その長辺が搬送方向と略直交した状態で第1のベルトコンベア50上に並べられている(図1参照)。そして、第1及び第2のベルトコンベア50、60のスイッチをオンにすると、第1のベルトコンベア50上に並べられた物品70が上流側から下流側に搬送される。
図9、図10に示すように、第1のベルトコンベア50の下流側の端部に来た物品70は、第1のベルトコンベア50から離れてシュータ80上に落ち、当該シュータ80上を滑走する。
図10、図11に示すように、物品70は、シュータ80上を滑走した後、長辺が受け部の受け面5aに衝突する。
図11、図12に示すように、受け部の受け面5aに衝突した物品70の長辺は、受け面5aによって物品滑走路の滑走面5bまで案内される。ここで、受け面5aは、図3の垂直な状態から背面側に傾倒した状態となっているので、受け面5aによって受けた物品70の長辺をスムーズに物品滑走路の滑走面5bまで案内することができる。また、滑走面5bは、物品70の搬送方向の下流側から上流側に向かって下り傾斜しているので、物品70の長辺が物品滑走路の滑走面5bまで案内された時点で、物品70の下面70bが斜め上方を向いた状態となる。
図12、図13に示すように、物品70は、物品滑走路の滑走面5bを滑走した後、下面70bが斜め上方を向いたまま飛来していき、長辺がストッパに当接して進行が阻止される。ここで、物品滑走路の滑走面5bは、水平方向軸線に対し物品70の搬送方向の下流側から上流側に向かってφ=40°の角度で下り傾斜しているので、物品70が滑走面5b上で停留してしまうことを防止することができ、その結果、物品70の反転動作をスムーズに行なわせることができる。また、後述のように、物品70を、ストッパを回転中心として搬送方向の下流側に確実に回転させることができるので、搬送される物品70の上下面70a、70bを確実に反転することができる。
図13、図14に示すように、物品70は、ストッパを回転中心として搬送方向の下流側に回転し、第2のベルトコンベア60上に送り出される。ここで、物品70は、下面70bが斜め上方を向いた状態からストッパを回転中心として搬送方向の下流側に回転するので、第2のベルトコンベア60上で下面70bが上を向いた状態となる。
図14、図15に示すように、第2のベルトコンベア60上に送り出された物品70は、下面70bが上を向いた状態のまま上流側から下流側に搬送される。
以上のように、本実施の形態の反転機1の構成によれば、荷重センサや駆動機構を用いることなく、搬送される物品70の上下面70a、70bを反転することができるので、簡単な構成で安価に製造することが可能な反転機を提供することができる。また、本実施の形態の反転機1の構成によれば、物品70の長辺をストッパに当接させ、ストッパを回転中心として物品70を回転させて、物品70の上下面70a、70bを反転するようにされているので、上下面70a、70bを反転させた後の物品70を常に一定の向きに揃えることができる。その結果、物品70の上下面70a、70bにラベルを貼付する場合に、上下面70a、70bを反転させた後の物品70の姿勢を直す必要がなく、ラベルの貼付作業を効率良く行なうことが可能となる。
尚、本実施の形態においては、反転機1を水平面上に設置した状態において、物品滑走路の滑走面5bが、水平方向軸線に対し物品70の搬送方向の下流側から上流側に向かってφ=40°の角度で下り傾斜した状態となる場合を例に挙げて説明したが、本発明は必ずしもこのような構成に限定されるものではない。反転機1を水平面上に設置した状態において、物品滑走路の滑走面5bは、水平方向軸線に対し物品70の搬送方向の下流側から上流側に向かって20°以上80°以下の角度範囲で下り傾斜していればよい。滑走面5bが水平方向軸線に対し物品70の搬送方向の下流側から上流側に向かって20°以上の角度で下り傾斜していれば、物品70が滑走面5b上で停留してしまうことを防止することができる。その結果、物品70の反転動作をスムーズに行なわせることができる。また、滑走面5bが水平方向軸線に対し物品70の搬送方向の下流側から上流側に向かって80°以下の角度で下り傾斜していれば、物品70を、ストッパを回転中心として搬送方向の下流側に確実に回転させることができる。その結果、搬送される物品70の上下面70a、70bを確実に反転することができる。
また、本実施の形態においては、物品70の長辺が受け部の受け面5aに衝突し、同じく物品70の長辺がストッパに当接してその進行が阻止される場合を例に挙げて説明したが、本発明は必ずしもこのような構成に限定されるものではない。物品70の短辺が受け部の受け面5aに衝突し、同じく物品70の短辺がストッパに当接してその進行が阻止される場合であっても、上記と同様の作用効果を得ることができる。
また、本実施の形態においては、反転機1を、例えば、商品が袋詰めされた物品70の上面70aに商品名等を示すラベルを貼付し、物品70の下面70bに商品の品質等を示すラベルを貼付するために用いる場合を例に挙げて説明したが、本発明の反転機の用途はこのような用途に限定されるものではない。本発明の反転機は、例えば、物品70の上下面70a、70bを目視検品するための反転機として用いることもできる。そして、この場合にも、検品作業を効率良く行なうことができる。
本発明によれば、簡単な構成で安価に製造することができると共に、上下面を反転させた後の物品を常に一定の向きに揃えることが可能な反転機を提供することができる。従って、本発明の反転機は、例えば、物品の上下面にラベルを貼付する場合の、貼付作業の効率化を図る上で有用であり、また、物品の上下面を目視検品する場合の、検品作業の効率化を図る上で有用である。
1 反転機
2 反転機本体(外装部)
2a、2b 側板
3 シャフト
4a、4b 凸部
5 背面側板材
5a 第1の背面側板材部分(受け面)
5b 第2の背面側板材部分(滑走面)
5c 第2の背面側板材部分の下端部
6 正面側板材
6a 第1の正面側板材部分
6b 第2の正面側板材部分
6c 第2の正面側板材部分の下端部(ストッパ)
7a、7b 固定用部材
50 第1のベルトコンベア
60 第2のベルトコンベア
70 物品
70a 物品の上面
70b 物品の下面
80 シュータ

Claims (2)

  1. 搬送される物品の上下面を反転する反転機であって、
    搬送されてきた前記物品の長辺又は短辺を受け、当該受けた長辺又は短辺を後記物品滑走路の滑走面まで案内する受け面を有する受け部と、
    前記受け部に連続して設けられ、前記物品の搬送方向の下流側から上流側に向かって下り傾斜する、前記物品が滑走可能な滑走面を有する物品滑走路と、
    前記物品滑走路の略延長線上に設けられ、前記物品滑走路から飛来してきた前記物品の長辺又は短辺を当接させて前記物品の進行を阻止するストッパと、を備え
    前記物品滑走路と前記ストッパとの間には、滑走面が設けられておらず前記物品の飛来空間が確保され、
    前記物品が前記ストッパを回転中心として搬送方向の下流側に回転するように構成されたことを特徴とする反転機。
  2. 前記反転機を水平面上に設置した状態において、前記滑走面は、水平方向に対し前記物品の搬送方向の下流側から上流側に向かって20°以上80°以下の角度範囲で下り傾斜している、請求項1に記載の反転機。
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