JPS61166433A - ドラム缶等の輸送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はドラム缶等の輸送装置に関するもので、特に、
コンテナを使用するものであり、コンテナに対するドラ
ム缶等の搬入及び搬出が極めて容易で自動化できるため
、特に人体有害物質等の輸送に便利であり、さらに、上
記搬入及び搬出の際あるいは輸送中にドラム缶等の損傷
を招く恐れがない輸送装置に関する。

なお、本発明はドラム缶以外にも各種専用容器を輸送で
きるものである。

〔従来技術〕

従来、ドラム缶等の輸送においては、陸上輸送ではコン
テナは使用されず、車両に直接積込まれていた。また海
上輸送ではごくまれにコンテナを使用していたがコンテ
ナ内への搬出入は人力の介在が必要であった。このため
、ドラム缶等の積み換え作業に著しく手数を要し不経済
である欠点があった。

また、従来のいわゆるドライコンテナによって輸送しよ
うとすると、コンテナに対するドラム缶等の搬入及び搬
出に手数を要するだけでなく、輸送中の振動や衝撃によ
るドラム缶等の損傷を防止するため、個々のドラム缶に
緩衝材を設けなければならず、却って不経済であった。

さらに、搬入及び搬出の自動化を図ろうとしても困難で
あり、人手に頼らなければＩＣら７ｆｉｃいものであっ
た。したがって、特に人体有害物質等は輸送することが
できず、不便であった。

〔発明が解決しようとする問題点〕

本発明は上記従来技術の欠ｔｌ　ｆ７　ｉｉ、；ｊ７去
するもので、コンテナを使用して、例えば海上輸送から
陸上輸送に移行する場合にも、その積み換え作業を容易
にしようとするものである。

さらに、コンテナに対するドラム缶等の搬入及び搬出が
極めて容易で自動化できるとともに、搬入及び搬出の際
あるいは輸送中にドラム缶等の損傷を招く恐れがなＡド
ラム缶等の輸送装置を提倶しようとするものである。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は、上記問題点を解決するため、コンテナ（ａ）
と、該コンテナ（ａ）内に収納されるとともに、ドラム
缶（９）等が適位置に載置される台車付パレット（ｂ）
−とから構成したものである。

そして、さらに、上記コンテナ伝）内には上記台車付パ
レット（ｂ）が支持されしかも走行する適数段のガイド
レール（６）を設けたものである。

〔作　用〕 トラム化（９）等の搬入又は搬出現場には、台亜付パレ
ット（６１０走行路ｆｉｌ）が設けられる。該走行路（
１１）の先端には、コンテナ上下動装置ｏりが設けられ
る。そして、該コンテナ上下動装置（１２１は、コンテ
ナ（α）をセットして各々の所要位置まで上下動させた
ときに、コンテナ（α）内部に設けられた適数段のガイ
ドレール（６）の端部がそれぞれ上記走行路（１１）の
先端に適合するように配置される。

すなわち、ドラム缶（９）等を搬入する場合には、まず
、台亜付パレット（ｂ））が所定位置まで走行させられ
、その上面にドラム缶（９）等が載置される。

他方、コンテナ（α）はコンテナ上下動装：ｉ　ｆ１２
１にセットされ、所要位置まで上下動させることにより
、コンテナ（α）内部に設けられた所定のガイドレール
（６）の端部を上記走行路＋ＩＩ）の先端に適合させて
おく。なお、この時点では、搬入現場に設けられた走行
路（１１）と上記所定のガイドレール（６）とが連続し
た一体の走行路を構成することになる。

次に、上述のドラム缶（９）等が載置された台■付パレ
ット（Ａ）をさらに走行させて、コンテナ（ａ）内部に
収納する。すなわち、該台里付パレット（ｂ）が上記所
定のガイドレール（６）に支持されて収納されることと
なる。

さらに、コンテナ上下動装置（１２＋によりコンテナ１
ｃｚ）を上下動させて、他の段のガイドレール（６）の
端部な順次上記走行路（１１）の先端に適合させ、上述
と同様１にドラム缶（９）等が載置された台皇付パレッ
ト（＆）を順次他の段のガイドレール（６）に支持させ
てコンテナ（ａｔ内部に搬入する。そして、コンテナ（
（Ｚ）内にドラム缶（９）等が載置された所要数の台止
付パレットＴｈ）が適数段に収納される。

要するに、ドラム缶（９）等は台止付パレット（ｈ）を
介し−〔コンテサ（（Ｌ）内に搬入されるのである。

そして、該コンテナ（ａ）を各種コンテナ移動装置によ
りコンテナ上下動装置（１２１から移動させ、コンテナ
船、コンテナ用トレーラ等の輸送機関に積載］−で輸送
する。

再び一上記コンテナに代わって空コンテナがコンテナ上
下動装置にセットされ、上述の作業を順次繰り返せばよ
いものである。

なお、目的地すなわち搬出現場においては、上述と全く
逆にすれば、ドラム缶等をコンテナ内から搬出すること
ができるものである。

本発明によれば、上述の如くドラム缶等を搬入及び搬出
することができるので、その作業は極めて容易となる。

また、台東付パレット（ｂｌ上にドラム缶（９）等を載
置する際各種自動載置装置（１３）を使用し、台亜付パ
レット（ｈ）を適当な駆動装置で走行させて、これらを
コンテナ上下動装置（１ｚとともに連動させることによ
って遠隔操作若しくは自動制御することができる。

したがって、搬入及び搬出の際に人が近づく必要がなく
なり、特に核廃棄物等の人体有害物質がドラム缶（９）
等向に収納されている場合に非常に便利である。

さらに、上記台東付パレット（ｂ）のドラム缶（９）等
の載置面を緩衝材等で適当な形状に構成すれば、搬入及
び搬出の際あるいは輸送中にドラム缶（９）等の損傷を
招く恐れがないものである。

〔実施例〕

図面において、ｔａ）はコンテ−）−１（ｂ）は該コン
テ）−（ａｔ　（〕Ｅ　”こ収納される台車付パレット
であり、これらが本発明の輸送装置を構成する。

コンテナ（α）は床部（１１の両側に起立させられた側
パネル（２）、床部ｆｌ）の一端に設けられた妻パネル
（３）、床部ｍの他端に必要に応じて設けられる着脱自
在の扉（４）及びそれらの上方に設けられた屋根パネル
〔５）で構成されている。

なお、核廃棄物等の有害物質を輸送する場合など、後に
コンテナＣα）内部を洗浄する必要がある場合には、屋
根パネル（４）を着脱自在に構成することが望ましい。

また、上記側パネル（２）及び妻パネル（３）等は撓む
ことがないようにコルゲーションパネルで構成すること
が望ましい。もつとも、毒当な補強を施せばフラットパ
ネルでもよいことは勿論である。

また、核廃棄物等を輸送する場合には、コンテナ【α）
の内壁等に鉄板や鉛板等の遮蔽板が必要に応じて設けら
れる。

さらに、本発明では、コンテナ（α）内には後述の台車
付パレットｌｈ）が支持され、しかも走行する適数段の
ガイド１ノール（６）が設けられる。該ガイドレール（
６）の段数はコンテナ（α）の外形及び最大積載重量等
との関係で適宜定められる。

図面実施例の場合、上記ガイドレール（６）は側パネル
（２）内側に２段設けられ、牙２図示の如く、後述の台
亜付パレット（ｂ）の車輪（７）が係合されて、台車付
パレット（ｂｌが支持されしかも走行すＺｌ。

なお、図示していないが、扉（４）側のガイドレール（
６）の端部（６ａ）には台車付パレット（ｈｌが収納さ
れた後、該台亜付パレット（ｂｌの移動を防止するロッ
ク装置が設けられる。

次に、台車付パレットの）はドラム缶（９）等が適位置
に載置されるものである。

図面実施例の場合、台車付パレット（ｂｌは上面手 にドラム缶（９）の載置面（１０１が設けられ、下部に
は車輪（７）が設けられている。

なお、図面実施例の場合、載置面（１０）は、ドラム缶
（９）を横にして適位置に載置するように、所要間隔を
あけてドラム缶（９）の形状に適合する断面半円状凹部
な設けて構成されている。

上記構成の本発明の輸送装置の搬入又は搬出現場には、
台車付パレット（，６）の走行路（１１）が設けられる
。該走行路１１）の先端にはコンテナ上下動装置（１２
）が設けられる。そして、該コンテナ上下動装置（１ｚ
は、コンテナＣα）をセットして各々の位置まで上下動
させたときに、コンテナ〔α）内部に設けられた適数段
のガイドレール＋６１の端部がそれぞれ上記走行路（１
１）の先端に適合するように配置されろう すなわち、ドラム缶（９）等を搬入する場合には、まず
、台止付パレット（ｂ））が所定位置まで走行させられ
、その上面の載置面（１０）にドラム缶（９）等が載置
される。

他方、コンテナ（ａ５はコンテナ上下動装置（１２にセ
ットされ、所要位置まで上下動させることにより、コン
テナ（α）内部に設けられた所定のガイドレール（６）
の端部を上記走行路の先端に適合させておく。なｒ６、
この時点では、搬入現場に設けられた走行路（１１）と
上記所定のガイドレール（６）とが連続した一体の走行
路を構成することになる。

次に、上述のドラム缶（９）等が載置された台亜付パレ
ット（１１）を車輪（７）によりさらに走行させて、コ
ンテナ（α）内部に収納する。すなわち、牙２図示の如
く、該台亜付パレット（ｂ））の車輪（７）が上記所定
のガイドレール（６）の溝内に支持されて収納されるこ
ととなる。収納後、ロック装置によって台皇付パレット
（ｂ）の移動が防止される。

さらに、コンテナ上下動装置（１２によりコンテナＣα
）を上下動させて、他の段のガイドレール（６）の端部
を順次上記走行路１１１）の先端に適合させ、上述と同
様にドラム缶（９）等が載置された台亜付パレットＣｂ
）を順次他の段のガイドレール（６）に支持させてコン
テナ（α）内部に搬入する１、そして、コンテナ（α）
内にドラム缶（９）等が載置された所要数の台皇付パレ
ット（ｂｌが適数段に収納される。

要するに、ドラム缶（９）等は台車付パレットＩｂ）を
介してコンテナ（α）内に搬入されるのである。

そして、該コンテナ（α）を各種コンテナ移動装置ｆｆ
によりコンテナ上下動装置（１２）から移動させ、コン
テナ船、コンテナ輸送用トレーラ等の輸送磯関に積載し
て輸送する。

再び、上記コンテナ（α）に代わって空コンテナＬａ）
がコンテナ上下動装置Ｏｚにセットされ、上述の作業を
順次繰り返せばよいものである。

なお、目的地すなわち搬出現場においては、上述と全く
逆にすれば、ドラム缶（９）等をコンテナ（α）内から
搬出することができるものである。

本発明によれば、上述の如くドラム缶（９１等を搬入及
び搬出することができるので、その作業は極めて容易と
なる。

また、台車付パレットの）上にドラム缶（９）等を載置
する際各種自動載置装置（１（至）を使用し、台亜付パ
レット（ｂ）を適当な駆動装置で走行させて、これらを
コンテナ上下動装置０２とともに連動させることによっ
て遠隔操作若しくは自動制御することができる。

したがって、搬入及び搬出の際に人が近づく必要がなく
なり、特に核廃棄物等の人体＊清物質がドラム缶（９）
等向に収納されている場合に非常に便利である。

さらに、上記台車付パレット（ｂ）のドラム缶（９）等
の載置面（１０）を緩衝材等で適当な型状に構成すれば
、搬入及び搬出の際あるいは輸送中にドラム缶（９）等
の損傷を招く恐れがないものである。

〔発明の効果〕

本発明によれば、コンテナを使用したことにより海上輸
送から陸上輸送に移行する場合等の積み換え作業が容易
となり、また、コンテナに対するドラム缶等の搬入及び
搬出が極めて容易でさらに自動化できるため、特に人体
有害物質等の輸送が便利となる効果が得られるものであ
る。

さらに、搬入及び搬出の際あるいは輸送中にドラム缶等
の損傷を招く恐れがない効果が得られるものである。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示すもので、第１図は搬入及
び搬出時を示す斜視図、第２図は台車付パレットの支持
状態を示す要部断面図である。 （１）・・・床部、（２）・・・側パネル、（３）・・
・妻パネル、（４）・・・扉、（５）・・・屋根パネル
、（６）・・・ガイドレール、（９）・・・ドラム缶、
００・・・走行路、（ｄ）・・・コンテナ、（ｂ）・・
・台車付パレット。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. コンテナと、該コンテナ内に収納されるとともにドラム
   缶等が適位置に載置される台車付パレットとからなり、
   上記コンテナ内部には上記台車付パレットが支持されし
   かも走行する適数段のガイドレールが設けられてなるこ
   とを特徴とするドラム缶等の輸送装置。