JPS61165264A - 一部に耐摩耗性面を有する機械部品の製造方法 - Google Patents

一部に耐摩耗性面を有する機械部品の製造方法

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JPS61165264A
JPS61165264A JP424086A JP424086A JPS61165264A JP S61165264 A JPS61165264 A JP S61165264A JP 424086 A JP424086 A JP 424086A JP 424086 A JP424086 A JP 424086A JP S61165264 A JPS61165264 A JP S61165264A
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Japan
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preform
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manufacturing
metal material
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Sakae Kitsuta
橘田 栄
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、耐摩耗性面を備えた機械用部品などの製造方
法に関するものである。
機械部品などの中には、その一部分の面が対向する機械
部品の一部分の面と常時接触状態にあり、加圧の下に相
対的に移動するものが種々あり、このために、相対的接
触面の耐摩耗性を向上させるように、このような部品と
して、接加面も含めて全体を耐摩耗性を有する特殊金属
材料などから製造したり、あるいは、部品が鋼材製であ
る時には、接触面だけに浸炭処理を施し、熱処理を施し
て使用するなどの手段が一般的に広く採用されている。
しかしながら、このような手段は、材料費が高価なもの
となったり、複雑な処理工程を必要きするなどの種々の
問題点を有している。
本発明は、従来公知の相対的に移動する接触面を有する
機械部品などにおけるこのような問題点を解決し、比較
的に低廉に且つわずかな工程によって実施することが可
能である耐摩耗性を有する機械部品などの製造方法を得
ることを、その目的とするものである。
本発明は、この目的を達成するために、あらかじめ耐摩
耗性材料からメタリコン、すなわち、吹付法によって一
面に耐摩耗性面を備えている所望の形状及び厚さを有す
る板状、円筒状などの予備成形体を製作しておき、次い
で、この予備成形体の耐摩耗面と反対側の面に機械部品
の本体を形成する金属材料、プラスチック材料などの非
金属材料を鋳造し、予備成形体と、金属材料製、非金属
材料製などの本体とを一体的な製品とすることを特徴と
するものである。
以下1本発明方法をその実施の要領を示す添附図面の第
1〜7図に基づいて説明する。
まず、第1図は、1例として、平面状の相対移動接触面
1.を有している機械部品10を示すものであるが、本
発明方法においては、この機械部品10を、表面ζこ相
対移動接触面11を有しているある厚さtを有している
平板状の予備成形体1と、この平板状の成形体1の相対
移動接触面11と反対側の面12の上に、これと一体に
接合して形成された1例えば、厚さTの予備成形体1と
ほぼ同一の平面輪郭を有している金属材料製や、プラス
チックなどの非金属材料製の本体5きから構成するもの
である。
すなわち、本発明においては、まず、第2図に示すよう
に、平板状の予備成形体1を、耐摩耗性材料、例えば、
耐摩耗性を有している特殊鋼、焼結炭化タングステン合
金などの金属材料。
あるいは、セラミックなどの非金属材料からメタリコン
ζこよって厚さtの平板状の輪郭を有する成形品として
製造した後、そのしゅう動面1゜とは反対側の面12の
上に、本体5を形成する。
例えば、アルミニウム、青銅などの金属材料やプラスチ
ックなどの非金属材料を、厚さTに鋳込み、第1図に示
すような平板状の機械部品10とするものである。
このようにすることによって、予備成形体1の面12に
は、本体5を形成する金属材料や、プラスチックなどの
非金属材料が鋳込まれることさなるが、この場合、予備
成形体1の面12は、メタリコンの性質として多孔性の
組織となっているので、鋳込まれた本体5の金属材料や
プラスチックなどの非金属は、予備成形体1の面12の
多孔組織の中にまで侵透し、従って、予備成形体1と1
本体5とは、一体に強固に接合された複合体10を構成
するようになる。
このようにして、本発明による機械部品10は、耐摩耗
性を有している相対移動接触面11が、耐摩耗性材料か
らメタリコンによって作成された予備成形体1から構成
され、また、本体5が、予備成形体1の相対移動接触面
11 とは反対側の面12に一体に接合された金属材料
や。
プラスチックなどの非金属材料から形成されているので
、相対移動接触面11は、十分な耐摩耗性を備えている
と共に金属材料や、プラスチックなどの非金属材料5に
よって十分な剛性を有している機械部品10を提供する
ことができるものである。
また、この場合、相対移動接触面11は、適宜に機械加
工を施すことによって所望精度を有する平滑面に仕上げ
ることができ、しかも、この場合、仕上げ面にはメタリ
コンの性質さして多孔性がそのまま維持されることがで
きるので、例えば、この面11に潤滑剤を施す時は、潤
滑剤を接触面11 に残されている多数の細孔内に貯蔵
することができ、従って、自己潤滑性を保有し、一種の
、いわゆる、オイレス潤滑の効果を発揮させることも可
能となる。
なお1以上には1本発明方法の1実施例として1機械部
品10が、予備成形材1の材質は耐摩耗性材料製であり
1本体5はアルミニウム。
軽合金、青銅などの金属材料や、プラスチックなどの非
金属材料製などであるものとしたが。
若しも1本体5が1このような材質ではなく、鋳鉄など
のように侵透性が大きくない材料であるものとすると、
この場合には、溶融鋳鉄は。
必ずしも予備成形体1の多孔組織の中に十分に侵透する
ことは期待することができないので。
予備成形体1をメタリコンによって製造する場合に、そ
の相対移動接触面11と反対側の面12に、第3及び4
図に示すように、ある深さに横断面が長方形状などの溝
13を多数相互に交差するように形成して置き1本体5
を鋳造によって予備成形体1に接合して成形する場合に
1本体5の素材の一部分がこれらの溝13をも充てんす
るようにさせることが考えられる。
このようにして、予備成形体1と本体5とは。
本体5を構成する素材が予備成形体1の多孔組織の中へ
侵透することによる他、溝13の中への侵入によっても
、両者は強固に一体に接合されるようになる。
このために、予備成形体1の面12に形成される溝13
の横断面形状としては、ありみぞ状13′(第5図参照
)であることが、一般的には望ましい。
次ぎに1本発明方法の他の実施例として、例えば、第6
図に示すように、内周面が耐摩耗性面111古なってい
るブシュ20も考えられるが。
このブシュ20においても、耐摩耗性面111を有して
いる円筒状の予備成形体11をあらかじめ耐摩耗性材料
からメタリコンによって適宜な手段によっである厚さに
製作しておき、その外周112に他の金属材料や、プラ
スチックなどの非金属材料を、所定の外形寸法を有する
ブシュ本体15として鋳込むことによって、予備成形体
11と一体の円筒状のブシュ20を構成することができ
る。
なお、この場合にも、予備成形体11の材質としては、
耐摩耗性を有する特殊鋼、焼結炭化タングステン合金な
どの金属材料や、セラミックなどの非金属材料が考えら
れ、ブシュ本体15の材質として、アルミニウム、軽合
金、青銅な゛どの非鉄金属や、鋳鉄などの鉄金属材料や
、プラスチックなどの非金属材料が考えられる。なお、
鉄金属材料の場合には、第7図に示すように、予備成形
体11の外周面112に、ある深さに横断面が長方形状
の多数の溝113を、ブシュ20の中心軸に対しである
角度を有してら旋状に且つ相互に交差するように設ける
ことが考えられる。また1溝113の横断面を、第5図
に示すように、ありみそ状とすることも、ブシュ本体1
5の金属材料によっては考慮する必要がある。
以上のように1本発明方法は、耐摩耗性を必要とする表
面を備えた機械部品などを、それら全体を耐摩耗性を有
する金属材料などによって製作する必要をなくシ、耐摩
耗性を必要とする箇所だけを所望の耐摩耗性を有する金
属材料によって形成し、残部は特に耐摩耗性を有するこ
とのない金属材料、例えば、鋳鉄などの鉄材料や、アル
ミニウム、軽合金、青銅などの非鉄金属材料や、プラス
チックなどの非金属材料によって製作し、全体として剛
性を有すると共に必要な箇所に所望の耐摩耗性を有して
いる機械部品を、比較的安価に且つわずかな工程によっ
て製造することができる。特に1本発明方法は、程合金
製、プラスチック材料製などの機械部品などに耐摩耗性
を附与するために応用する時に大きな効果を発揮するも
のであり、また、耐摩耗性材料としてセラミックなどの
非金属材料を選択することができる点にも、特に、特徴
があるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は1本発明方法によって製造された平面状の相対
移動接触面を有している機械部品の1例を示す斜視図、
第2図は、その予備成形体を示す斜視図、第3図は、第
2図の変形を示す斜視図、第4図は、第3図に示す予備
成形体を有する機械部品の斜視図、第5図は、予備成形
体の一つの面に形成される溝の変形を示す拡大断面図、
第6図は、本発明方法によって製造された機械部品の1
例さしてのブシュを示す斜視図、第7図は、そのための
予備成形体を示す斜視図である。 1.11・・予備成形体;1..11.・・相対移動接
触面;13,113・・溝;5,15・・本体;10・
・機械部品:20・・ブシュ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一部分に耐摩耗性面を有している機械部品を製造す
    るための方法において、耐摩耗性材料からメタリコンに
    よって一面に耐摩耗性面が現われるように予備成形体を
    ある厚さに適宜な手段によって製造した後、この予備成
    形体の耐摩耗性面と反対側の面の上に金属材料や、非金
    属材料などを所定の外形及び寸法を有するように鋳造す
    ることによって予備成形体と一体に金属材料製の機械部
    品本体を成形するようにすることを特徴とする機械部品
    の製造方法。 2、耐摩耗性材料が、耐摩耗性を有する特殊鋼、焼結炭
    化タングステン合金などの金属材料、あるいは、セラミ
    ックなどの非金属材料であり、本体を形成する金属材料
    がアルミニウム、軽合金、青銅などの非鉄金属材料や、
    プラスチックなどの非金属材料である特許請求の範囲第
    1項記載の製造方法。 3、予備成形体の耐摩耗性面と反対側の面に、ある深さ
    に横断面がほぼ長方形状の溝を多数設けたことを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の製造方法。 4、溝の横断面が、ありみぞ状であることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の製造方法。 5、本体を形成する金属材料が、鋳鉄などであることを
    特徴とする特許請求の範囲第4項記載の製造方法。
JP424086A 1986-01-14 1986-01-14 一部に耐摩耗性面を有する機械部品の製造方法 Pending JPS61165264A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5079825A (en) * 1987-07-01 1992-01-14 Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha Method of manufacturing composite structures
US5169054A (en) * 1987-07-01 1992-12-08 Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha Method of manufacturing composite structures
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5838219A (ja) * 1981-09-01 1983-03-05 Microbial Chem Res Found 新規なロイペプチン製剤
JPS58132363A (ja) * 1982-01-30 1983-08-06 Kinugawa Rubber Ind Co Ltd 防振ゴム組立体

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