JPS6116428Y2 - - Google Patents
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- JPS6116428Y2 JPS6116428Y2 JP5959780U JP5959780U JPS6116428Y2 JP S6116428 Y2 JPS6116428 Y2 JP S6116428Y2 JP 5959780 U JP5959780 U JP 5959780U JP 5959780 U JP5959780 U JP 5959780U JP S6116428 Y2 JPS6116428 Y2 JP S6116428Y2
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- input shaft
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- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 16
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Landscapes
- Braking Arrangements (AREA)
- Harvester Elements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、入力軸の回転トルクをクラツチ機構
を介して出力側に伝達するとともに、トルク伝達
を遮断した瞬間にブレーキ機構によつて出力側の
回転を停止するようにしたクラツチ・ブレーキ装
置に関するもので、特に動力芝刈機に装着され
て、クラツチ機構を介してエンジンにより駆動さ
れる刈刃を、クラツチを切断した時に瞬時にブレ
ーキにより停止しようとするものである。
を介して出力側に伝達するとともに、トルク伝達
を遮断した瞬間にブレーキ機構によつて出力側の
回転を停止するようにしたクラツチ・ブレーキ装
置に関するもので、特に動力芝刈機に装着され
て、クラツチ機構を介してエンジンにより駆動さ
れる刈刃を、クラツチを切断した時に瞬時にブレ
ーキにより停止しようとするものである。
例えば、動力芝刈機において、芝刈場所を変え
るために移動させるときなどに、安全を図るため
に刈刃の回転を停止する必要がある。この場合に
駆動源であるエンジンの回転を停止することによ
つて刈刃の回転を停止することも可能であるが、
引続き使用する場合には、エンジンを再始動する
必要がある。このため、エンジンを停止すること
なく刈刃の回転を停止させることが望ましい。
るために移動させるときなどに、安全を図るため
に刈刃の回転を停止する必要がある。この場合に
駆動源であるエンジンの回転を停止することによ
つて刈刃の回転を停止することも可能であるが、
引続き使用する場合には、エンジンを再始動する
必要がある。このため、エンジンを停止すること
なく刈刃の回転を停止させることが望ましい。
そこで、米国特許第3871159号明細書に示され
るように、前押型の動力芝刈機において、エンジ
ンの下部にクラツチ・ブレーキ装置を備えてエン
ジンを停止することなく刈刃の回転を停止するも
のがある。この装置は、ハウジング内に垂直方向
に配設された入力軸にクラツチデイスクを固設
し、刈刃を取付けた出力軸を入力軸と同心配置
し、前記クラツチデイスクに係接可能なデイスク
状のトルク伝達部材と、ハウジングの内部底面に
固設したブレーキトルク受部に係接可能なブレー
キデイスクとを前記出力軸にその軸線方向に一体
的に移動可能に設け、ハウジングに回動可能に設
けた操作機構としての操作杆をトルク伝達部材と
ブレーキデイスクとの間に形成した作用支点に係
合し、該操作杆にてトルク伝達部材とブレーキデ
イスクを操作し、レバーを引いて操作杆を作動す
るとブレーキデイスクはブレーキトルク受部から
離れ、しかる後トルク伝達部材がクラツチデイス
クに係接し、入力軸の回転が出力軸に伝達されて
刈刃を回転することができ、レバーを離すと操作
杆は反対方向に回動してトルク伝達部材はクラツ
チデイスクから離れ、しかる後ブレーキデイスク
がブレーキトルク受部に係接し、出力軸の回転を
停止するようにしたものである。
るように、前押型の動力芝刈機において、エンジ
ンの下部にクラツチ・ブレーキ装置を備えてエン
ジンを停止することなく刈刃の回転を停止するも
のがある。この装置は、ハウジング内に垂直方向
に配設された入力軸にクラツチデイスクを固設
し、刈刃を取付けた出力軸を入力軸と同心配置
し、前記クラツチデイスクに係接可能なデイスク
状のトルク伝達部材と、ハウジングの内部底面に
固設したブレーキトルク受部に係接可能なブレー
キデイスクとを前記出力軸にその軸線方向に一体
的に移動可能に設け、ハウジングに回動可能に設
けた操作機構としての操作杆をトルク伝達部材と
ブレーキデイスクとの間に形成した作用支点に係
合し、該操作杆にてトルク伝達部材とブレーキデ
イスクを操作し、レバーを引いて操作杆を作動す
るとブレーキデイスクはブレーキトルク受部から
離れ、しかる後トルク伝達部材がクラツチデイス
クに係接し、入力軸の回転が出力軸に伝達されて
刈刃を回転することができ、レバーを離すと操作
杆は反対方向に回動してトルク伝達部材はクラツ
チデイスクから離れ、しかる後ブレーキデイスク
がブレーキトルク受部に係接し、出力軸の回転を
停止するようにしたものである。
しかしながら、この装置は、トルク伝達部材を
クラツチデイスクに圧接させるクラツチスプリン
グを有していないため、クラツチ接続は、作業者
の操作部材握り力を利用していることから、クラ
ツチ接続に安定性が欠け、また、出力軸に設けら
れた刈刃に石等が当ると、瞬間的な過負荷が出力
軸からトルク伝達部材を経てクラツチデイスクに
伝達され、作業者が操作部材を握つたままでいる
とクラツチ接続状態が維持されて、過負荷によつ
てエンジンの停止や、装置の破損をきたすおそれ
がある。また、トルク伝達部材とクラツチデイス
クとの間に塵埃等が侵入することを防ぐため、固
定ハウジングを設けて装置全体を覆つている。さ
らにトルク伝達部材とブレーキデイスクとの間に
操作機構の作用支点を設けているため、この部材
を鋳造あるいは鍛造によつて製造しなければなら
ない。
クラツチデイスクに圧接させるクラツチスプリン
グを有していないため、クラツチ接続は、作業者
の操作部材握り力を利用していることから、クラ
ツチ接続に安定性が欠け、また、出力軸に設けら
れた刈刃に石等が当ると、瞬間的な過負荷が出力
軸からトルク伝達部材を経てクラツチデイスクに
伝達され、作業者が操作部材を握つたままでいる
とクラツチ接続状態が維持されて、過負荷によつ
てエンジンの停止や、装置の破損をきたすおそれ
がある。また、トルク伝達部材とクラツチデイス
クとの間に塵埃等が侵入することを防ぐため、固
定ハウジングを設けて装置全体を覆つている。さ
らにトルク伝達部材とブレーキデイスクとの間に
操作機構の作用支点を設けているため、この部材
を鋳造あるいは鍛造によつて製造しなければなら
ない。
そこで、本考案はこのような点に鑑みなされた
もので、改良されたクラツチ機構を備えてクラツ
チ接続の安定が図れ、かつ特別のハウジングを必
要とせずにクラツチ機構をカバーし、しかも製造
が容易であつて、さらにクラツチ・ブレーキを接
続させるためのスプリングとして同一種のコイル
状のものを夫々複数用い、その一つが破損しても
クラツチ・ブレーキ接続の作動が安定して行なわ
れるようにしたクラツチ・ブレーキ装置を提供す
ることを目的とする。
もので、改良されたクラツチ機構を備えてクラツ
チ接続の安定が図れ、かつ特別のハウジングを必
要とせずにクラツチ機構をカバーし、しかも製造
が容易であつて、さらにクラツチ・ブレーキを接
続させるためのスプリングとして同一種のコイル
状のものを夫々複数用い、その一つが破損しても
クラツチ・ブレーキ接続の作動が安定して行なわ
れるようにしたクラツチ・ブレーキ装置を提供す
ることを目的とする。
本考案のクラツチ・ブレーキ装置は、入力軸に
回転可能に支持されたドラム状の出力部材と;該
出力部材内にあつて、該出力部材の底部内面と対
向配置させて前記入力軸に、該入力軸と一体回転
可能に取付けた入力伝達デイスクと;前記入力軸
の貫通孔の周囲に、底部外面に該入力軸に対して
直交するとともに前記出力部材の開口端に隣接配
置されるブレーキトルク受部を有する環状凹部を
出力部材方向に膨出形成し、機体に固設された操
作機構カバー部材と;円筒状であつて一端にフラ
ンジ部を有し、該フランジ部を前記入力伝達デイ
スクに対向するよう前記入力軸に遊装されたリテ
ーナと;表裏に前記操作機構カバー部材のブレー
キトルク受部に対向するブレーキ接続面と前記入
力伝達デイスクに対向するクラツチ接続面とを形
成したトルク伝達部と、前記出力部材の周壁に前
記入力軸の軸線方向に適数個形成した凹部に係合
する外周縁に形成した適数個の凸部と、該外周縁
に前記入力伝達デイスクの外径よりも外方に突出
させた複数の支持部とを有し、内周縁を前記リテ
ーナに回動可能にかつフランジ部にて入力伝達デ
イスク方向に移動を規制された状態で設けられた
トルク伝達部材と;前記出力部材の底部に固設さ
れて、前記トルク伝達部材の支持部に形成したピ
ン孔に遊嵌され、先端にスプリングストツパーを
係止した支持ピンと;各支持ピンに巻装され、前
記支持部とスプリングストツパー間に縮設され、
前記トルク伝達部材を入力伝達デイスク方向に付
勢する複数のコイル状のクラツチスプリングと;
前記操作機構カバー部材内に配置され、内周縁を
前記リテーナに反入力伝達デイスク方向への移動
を規制されて入力軸の軸線方向に移動可能に設け
られたプレツシヤープレートと;前記クラツチス
プリングのスプリング力と同一に設定され、前記
クラツチスプリングより2個以上であつて、前記
操作機構カバー部材の環状凹部とプレツシヤープ
レート間に縮設され、該プレツシヤープレートを
反入力伝達デイスク方向に付勢するコイル状のプ
レツシヤースプリングと;前記操作機構カバー部
材内に設けられ、クラツチ接続に際して前記プレ
ツシヤープレートを入力伝達デイスク方向に移動
させる操作機構と;を備えたことを特徴とし、ク
ラツチを接続する際には操作機構にてプレツシヤ
ープレートをプレツシヤープスプリングの付勢力
に抗して入力伝達デイスク方向に移動させ、クラ
ツチスプリングの付勢力にてトルク伝達部材とブ
レーキトルク受部との係合を解除し、しかる後ト
ルク伝達部材を回転している入力伝達デイスクに
係接させてトルク伝達部材を回転せしめ、トルク
伝達部材と出力部材との凹凸係合にて出力部材を
回転させ、操作機構を解除することによつてプレ
ツシヤープレートをプレツシヤースプリングの付
勢力で、クラツチスプリングの付勢力に抗して機
体側に移動させ、トルク伝達部材と入力伝達デイ
スクとのクラツチ接続を解除し、しかる後トルク
伝達部材をブレーキトルク受部に係接させてトル
ク伝達部材及び出力部材の回転を停止させるよう
にしている。
回転可能に支持されたドラム状の出力部材と;該
出力部材内にあつて、該出力部材の底部内面と対
向配置させて前記入力軸に、該入力軸と一体回転
可能に取付けた入力伝達デイスクと;前記入力軸
の貫通孔の周囲に、底部外面に該入力軸に対して
直交するとともに前記出力部材の開口端に隣接配
置されるブレーキトルク受部を有する環状凹部を
出力部材方向に膨出形成し、機体に固設された操
作機構カバー部材と;円筒状であつて一端にフラ
ンジ部を有し、該フランジ部を前記入力伝達デイ
スクに対向するよう前記入力軸に遊装されたリテ
ーナと;表裏に前記操作機構カバー部材のブレー
キトルク受部に対向するブレーキ接続面と前記入
力伝達デイスクに対向するクラツチ接続面とを形
成したトルク伝達部と、前記出力部材の周壁に前
記入力軸の軸線方向に適数個形成した凹部に係合
する外周縁に形成した適数個の凸部と、該外周縁
に前記入力伝達デイスクの外径よりも外方に突出
させた複数の支持部とを有し、内周縁を前記リテ
ーナに回動可能にかつフランジ部にて入力伝達デ
イスク方向に移動を規制された状態で設けられた
トルク伝達部材と;前記出力部材の底部に固設さ
れて、前記トルク伝達部材の支持部に形成したピ
ン孔に遊嵌され、先端にスプリングストツパーを
係止した支持ピンと;各支持ピンに巻装され、前
記支持部とスプリングストツパー間に縮設され、
前記トルク伝達部材を入力伝達デイスク方向に付
勢する複数のコイル状のクラツチスプリングと;
前記操作機構カバー部材内に配置され、内周縁を
前記リテーナに反入力伝達デイスク方向への移動
を規制されて入力軸の軸線方向に移動可能に設け
られたプレツシヤープレートと;前記クラツチス
プリングのスプリング力と同一に設定され、前記
クラツチスプリングより2個以上であつて、前記
操作機構カバー部材の環状凹部とプレツシヤープ
レート間に縮設され、該プレツシヤープレートを
反入力伝達デイスク方向に付勢するコイル状のプ
レツシヤースプリングと;前記操作機構カバー部
材内に設けられ、クラツチ接続に際して前記プレ
ツシヤープレートを入力伝達デイスク方向に移動
させる操作機構と;を備えたことを特徴とし、ク
ラツチを接続する際には操作機構にてプレツシヤ
ープレートをプレツシヤープスプリングの付勢力
に抗して入力伝達デイスク方向に移動させ、クラ
ツチスプリングの付勢力にてトルク伝達部材とブ
レーキトルク受部との係合を解除し、しかる後ト
ルク伝達部材を回転している入力伝達デイスクに
係接させてトルク伝達部材を回転せしめ、トルク
伝達部材と出力部材との凹凸係合にて出力部材を
回転させ、操作機構を解除することによつてプレ
ツシヤープレートをプレツシヤースプリングの付
勢力で、クラツチスプリングの付勢力に抗して機
体側に移動させ、トルク伝達部材と入力伝達デイ
スクとのクラツチ接続を解除し、しかる後トルク
伝達部材をブレーキトルク受部に係接させてトル
ク伝達部材及び出力部材の回転を停止させるよう
にしている。
以下、本考案を実施例に基づいて詳細に説明す
る。
る。
図は本考案のクラツチ・ブレーキ装置の一実施
例を動力芝刈機に用いたもので、第1図は断面正
面図、第2図は平面図、第3図は一部切截底面
図、第4図は操作杆の取付状態を示す側面図であ
る。
例を動力芝刈機に用いたもので、第1図は断面正
面図、第2図は平面図、第3図は一部切截底面
図、第4図は操作杆の取付状態を示す側面図であ
る。
本考案のクラツチ・ブレーキ装置を用いた動力
芝刈機は、第1図に示す如く、動力芝刈機の機体
下部のエンジンマウンテイング1を貫通して下方
に突出している入力軸4の先端に底部外面に刈刃
40を固設したドラム状の出力部材31を回転可
能に支持し、前記入力軸4と出力部材31との間
にクラツチ・ブレーキ機構を介在させ、前記エン
ジンマウンテイング1に固設した操作機構カバー
部材2に操作機構としての操作杆11を回動可能
に設け、操作杆11をケーブル(図示せず)を介
して第2図において矢印A方向に回動させること
によつてブレーキ状態を解除し、しかる後クラツ
チ接続を行なつて、駆動源であるエンジン(図示
せず)にて回転している入力軸4の回転をクラツ
チ機構を介して出力部材31に伝達して該出力部
材31を回転し、この回転によつて刈刃40が回
転して芝を刈ることができ、また前記ケーブルが
解放されることによつて、操作杆11が第2図に
おいて矢印B方向に回動して、クラツチを遮断
し、しかる後、出力部材31の回転を停止させ、
刈刃40の回転を停止させるようにしたものであ
る。
芝刈機は、第1図に示す如く、動力芝刈機の機体
下部のエンジンマウンテイング1を貫通して下方
に突出している入力軸4の先端に底部外面に刈刃
40を固設したドラム状の出力部材31を回転可
能に支持し、前記入力軸4と出力部材31との間
にクラツチ・ブレーキ機構を介在させ、前記エン
ジンマウンテイング1に固設した操作機構カバー
部材2に操作機構としての操作杆11を回動可能
に設け、操作杆11をケーブル(図示せず)を介
して第2図において矢印A方向に回動させること
によつてブレーキ状態を解除し、しかる後クラツ
チ接続を行なつて、駆動源であるエンジン(図示
せず)にて回転している入力軸4の回転をクラツ
チ機構を介して出力部材31に伝達して該出力部
材31を回転し、この回転によつて刈刃40が回
転して芝を刈ることができ、また前記ケーブルが
解放されることによつて、操作杆11が第2図に
おいて矢印B方向に回動して、クラツチを遮断
し、しかる後、出力部材31の回転を停止させ、
刈刃40の回転を停止させるようにしたものであ
る。
第1図に示す如く、動力芝刈機の下部には機体
の一部を構成するエンジンマウンテイング1が設
けられ、このエンジンマウンテイング1の下面に
は操作機構カバー部材2が固設されている。この
操作機構カバー部材2は、中央部に駆動源となる
エンジン(図示せず)にて回転する入力軸4の貫
通孔が穿設され、この貫通孔の周囲に貫通孔と同
心状に環状凹部2bが出力部材31方向に膨出し
て形成され、環状凹部2bの外周に環状の段状平
面部を折曲形成し、この段状平面部の外周はさら
に上方に折曲されて周壁2cを形成し、周壁2c
の外周は水平に折曲されてフランジ部2aが形成
されて全体としてカバー状に成形され、フランジ
部2aに複数個形成されたボルト孔3(第2図図
示)に挿通する締付ボルト(図示せず)によつて
エンジンマウンテイング1の下面に固定されてい
る。前記環状凹部2bの底部は、入力軸4に対し
て直交するように平面状に形成され、その外面が
ブレーキトルク受部になる。
の一部を構成するエンジンマウンテイング1が設
けられ、このエンジンマウンテイング1の下面に
は操作機構カバー部材2が固設されている。この
操作機構カバー部材2は、中央部に駆動源となる
エンジン(図示せず)にて回転する入力軸4の貫
通孔が穿設され、この貫通孔の周囲に貫通孔と同
心状に環状凹部2bが出力部材31方向に膨出し
て形成され、環状凹部2bの外周に環状の段状平
面部を折曲形成し、この段状平面部の外周はさら
に上方に折曲されて周壁2cを形成し、周壁2c
の外周は水平に折曲されてフランジ部2aが形成
されて全体としてカバー状に成形され、フランジ
部2aに複数個形成されたボルト孔3(第2図図
示)に挿通する締付ボルト(図示せず)によつて
エンジンマウンテイング1の下面に固定されてい
る。前記環状凹部2bの底部は、入力軸4に対し
て直交するように平面状に形成され、その外面が
ブレーキトルク受部になる。
前記操作機構カバー部材2の段状平面部には3
本のガイドピン5が上方に向けて等間隔に立設し
ている。また、操作機構カバー部材2内に配置さ
れたプレツシヤープレート6が後記するリテーナ
24に遊装されている。このプレツシヤープレー
ト6の外周縁には、ガイドピン5と対応する位置
にガイド片7が3個所外方へ突出して形成されて
いる。そしてこのガイド片7に形成されたピン孔
8にガイドピン5を挿通してプレツシヤープレー
ト6を操作機構カバー部材2に上下方向に平行移
動できるように内装する。
本のガイドピン5が上方に向けて等間隔に立設し
ている。また、操作機構カバー部材2内に配置さ
れたプレツシヤープレート6が後記するリテーナ
24に遊装されている。このプレツシヤープレー
ト6の外周縁には、ガイドピン5と対応する位置
にガイド片7が3個所外方へ突出して形成されて
いる。そしてこのガイド片7に形成されたピン孔
8にガイドピン5を挿通してプレツシヤープレー
ト6を操作機構カバー部材2に上下方向に平行移
動できるように内装する。
プレツシヤープレート6と操作機構カバー部材
2間には入力軸4と同心状に等間隔に配置された
6個のコイル状のプレツシヤースプリング9が縮
設され、上端はプレツシヤープレート6に固定さ
れているスプリングリテーナ10に係合して位置
決めされ、下端は操作機構カバー部材2の環状凹
部2bの底部内面に当接し、そのスプリング力に
よつてプレツシヤープレート6を操作機構カバー
部材2内に設けた操作機構としての操作杆11に
常に圧接している。このスプリング力は後記する
クラツチスプリング35のスプリング力と同一に
設定されている。
2間には入力軸4と同心状に等間隔に配置された
6個のコイル状のプレツシヤースプリング9が縮
設され、上端はプレツシヤープレート6に固定さ
れているスプリングリテーナ10に係合して位置
決めされ、下端は操作機構カバー部材2の環状凹
部2bの底部内面に当接し、そのスプリング力に
よつてプレツシヤープレート6を操作機構カバー
部材2内に設けた操作機構としての操作杆11に
常に圧接している。このスプリング力は後記する
クラツチスプリング35のスプリング力と同一に
設定されている。
該操作機構は、ガイドピン5,プレツシヤープ
レート6及び操作機構カバー部材2の側壁2cに
貫通して回動自在に設けられている操作杆11と
で構成されており、この操作杆11は入力軸4の
外周に沿つて屈曲し、その両側で屈曲する押動部
11aを2個形成し、この押動部11a,11a
をプレツシヤープレート6に固定した押圧作用部
材12,12に当接係合して操作杆11の作用支
点となしている。これにより、操作杆11の腕部
11bに連結されたクラツチレバーに連なるケー
ブル(図示せず)を引き、操作杆11を回動させ
ると、プレツシヤープレート6はガイドピン5に
案内されて下方へ平行移動する。
レート6及び操作機構カバー部材2の側壁2cに
貫通して回動自在に設けられている操作杆11と
で構成されており、この操作杆11は入力軸4の
外周に沿つて屈曲し、その両側で屈曲する押動部
11aを2個形成し、この押動部11a,11a
をプレツシヤープレート6に固定した押圧作用部
材12,12に当接係合して操作杆11の作用支
点となしている。これにより、操作杆11の腕部
11bに連結されたクラツチレバーに連なるケー
ブル(図示せず)を引き、操作杆11を回動させ
ると、プレツシヤープレート6はガイドピン5に
案内されて下方へ平行移動する。
エンジンマウンテイング1からは、第1図に示
す如く、先端が操作機構カバー部材2の貫通孔よ
り下方に突出するように入力軸4にカラー部材1
3が貫挿されて、半月キー18により入力軸4と
一体回転する。このカラー部材13は、上部より
長円筒部13a,フランジ部13b,小径の短円
筒部13cを有している。そして入力軸4の先端
にはカラー部材13の短円筒部13c,ベアリン
グ20を介してドラム状の出力部材31が回転可
能に支持されるとともに、該出力部材31内にあ
つて、該出力部材31の底部内面と対向配置され
た入力伝達デイスク15がカラー部材13のフラ
ンジ部13bに固設され、入力軸4と一体回転可
能に設けられている。
す如く、先端が操作機構カバー部材2の貫通孔よ
り下方に突出するように入力軸4にカラー部材1
3が貫挿されて、半月キー18により入力軸4と
一体回転する。このカラー部材13は、上部より
長円筒部13a,フランジ部13b,小径の短円
筒部13cを有している。そして入力軸4の先端
にはカラー部材13の短円筒部13c,ベアリン
グ20を介してドラム状の出力部材31が回転可
能に支持されるとともに、該出力部材31内にあ
つて、該出力部材31の底部内面と対向配置され
た入力伝達デイスク15がカラー部材13のフラ
ンジ部13bに固設され、入力軸4と一体回転可
能に設けられている。
カラー部材13の短円筒部13cのベアリング
20を介して設けられた出力部材31は、ベアリ
ング20の外周に位置して入力伝達デイスク15
に対向する底部と該底部の外周に折曲形成された
周壁を有するドラム状を呈し、その開口端が操作
機構カバー部材2のブレーキトルク受部に隣接す
るように配置されてクラツチ機構のカバーの役目
をし、前記底部外面にはスペーサ39を介して刈
刃40が出力部材31の内部から基部を挿通した
ボルト41にナツト42を螺合締結して取付けら
れている。
20を介して設けられた出力部材31は、ベアリ
ング20の外周に位置して入力伝達デイスク15
に対向する底部と該底部の外周に折曲形成された
周壁を有するドラム状を呈し、その開口端が操作
機構カバー部材2のブレーキトルク受部に隣接す
るように配置されてクラツチ機構のカバーの役目
をし、前記底部外面にはスペーサ39を介して刈
刃40が出力部材31の内部から基部を挿通した
ボルト41にナツト42を螺合締結して取付けら
れている。
一方、入力伝達デイスク15は、カラー部材1
3のフランジ部13bの上面に係接する内周縁の
外周を下方に折曲し、その外周に水平面部を形成
したデイスク状を呈しており、該デイスク15の
内周縁をカラー部材13のフランジ部13bとカ
ラー部材13の長円筒部13aに嵌合した円筒状
のキーストツパ16のフランジ部16aとで挾ん
でリベツト17で固設する。
3のフランジ部13bの上面に係接する内周縁の
外周を下方に折曲し、その外周に水平面部を形成
したデイスク状を呈しており、該デイスク15の
内周縁をカラー部材13のフランジ部13bとカ
ラー部材13の長円筒部13aに嵌合した円筒状
のキーストツパ16のフランジ部16aとで挾ん
でリベツト17で固設する。
また、カラー部材13は、長円筒部13aから
フランジ部13bにわたり二つ割りのキー溝1
4,14が形成されている。そしてカラー部材1
3の長円筒部13aに嵌合したキーストツパ16
の先端16bは長円筒部13aの先端より突出し
ている。そしてカラー部材13の長円筒部13a
を入力軸4に前記一方のキー溝14に半月キー1
8を係合して嵌合し、入力伝達デイスク15を入
力軸4と一体に回転させる。
フランジ部13bにわたり二つ割りのキー溝1
4,14が形成されている。そしてカラー部材1
3の長円筒部13aに嵌合したキーストツパ16
の先端16bは長円筒部13aの先端より突出し
ている。そしてカラー部材13の長円筒部13a
を入力軸4に前記一方のキー溝14に半月キー1
8を係合して嵌合し、入力伝達デイスク15を入
力軸4と一体に回転させる。
また、短円筒部13cには入力軸4の軸線方向
の軸孔が形成され、この軸孔に刻設した雌ねじ1
3dに、円筒状の全軸周に雄ねじ19aを有する
アジヤストボルト19を螺合し、このアジヤスト
ボルト19の先端を入力軸4の先端に当接させた
状態でアジヤストボルト19を螺動することによ
りカラー部材13を入力軸4の軸線方向に移動さ
せて、その嵌合量を調整し、後記する如くクラツ
チ間隙を調整できる。さらに短円筒部13c下端
面にはカラー部材13と短円筒部13cの外周に
嵌合したベアリング20とを保持するワツシヤー
21が当てがわれ、ボルト22をスプリングワツ
シヤー23を介してアジヤストボルト19を貫通
し、入力軸4のねじ孔4aに螺合してカラー部材
3及びベアリング20の下方への抜け止めがなさ
れ、出力部材31の内周縁に係止したダストカバ
ー43にて出力部材31の軸受部を覆つている。
の軸孔が形成され、この軸孔に刻設した雌ねじ1
3dに、円筒状の全軸周に雄ねじ19aを有する
アジヤストボルト19を螺合し、このアジヤスト
ボルト19の先端を入力軸4の先端に当接させた
状態でアジヤストボルト19を螺動することによ
りカラー部材13を入力軸4の軸線方向に移動さ
せて、その嵌合量を調整し、後記する如くクラツ
チ間隙を調整できる。さらに短円筒部13c下端
面にはカラー部材13と短円筒部13cの外周に
嵌合したベアリング20とを保持するワツシヤー
21が当てがわれ、ボルト22をスプリングワツ
シヤー23を介してアジヤストボルト19を貫通
し、入力軸4のねじ孔4aに螺合してカラー部材
3及びベアリング20の下方への抜け止めがなさ
れ、出力部材31の内周縁に係止したダストカバ
ー43にて出力部材31の軸受部を覆つている。
前記入力軸4のカラー部材13の上方には円筒
状のリテーナ24が遊装されている。このリテー
ナ24は下端にフランジ部24aを形成し、フラ
ンジ部24aが入力伝達デイスク15に対向する
ように上端に設けられた止め輪25によつてプレ
ツシヤープレート6の内周縁に吊持されている。
したがつて、プレツシヤープレート6は止め輪2
5によつて反入力伝達デイスク15方向への移動
が規制される。
状のリテーナ24が遊装されている。このリテー
ナ24は下端にフランジ部24aを形成し、フラ
ンジ部24aが入力伝達デイスク15に対向する
ように上端に設けられた止め輪25によつてプレ
ツシヤープレート6の内周縁に吊持されている。
したがつて、プレツシヤープレート6は止め輪2
5によつて反入力伝達デイスク15方向への移動
が規制される。
このリテーナ24には、操作機構カバー部材2
と入力伝達デイスク15間に配置されるトルク伝
達部材26が回動可能に設けられている。このト
ルク伝達部材26は、表裏に前記操作機構カバー
部材2のブレーキトルク受部に対向するブレーキ
制動面と前記入力伝達デイスク15に対向するク
ラツチ接続面とを備えたトルク伝達部を有し、ブ
レーキ制動面とクラツチ接続面には環状のライニ
ング27a,27bが固着されている。このトル
ク伝達部材26の内周部26aはリテーナ24の
フランジ部24aにスラスト軸受28を介在して
回動自在に係合している。スラスト軸受28は保
持器28aの外端に複数個の舌片28bが形成さ
れ、この舌片28bをリテーナ24のフランジ部
24aの外端に沿つて折り曲げて保持され、長時
間の作動によりリテーナ24にコロ28cの軌跡
ができてスラスト軸受28が傾斜したり、またコ
ロ28cがその軌跡に乗りあげて損傷することを
防止している。
と入力伝達デイスク15間に配置されるトルク伝
達部材26が回動可能に設けられている。このト
ルク伝達部材26は、表裏に前記操作機構カバー
部材2のブレーキトルク受部に対向するブレーキ
制動面と前記入力伝達デイスク15に対向するク
ラツチ接続面とを備えたトルク伝達部を有し、ブ
レーキ制動面とクラツチ接続面には環状のライニ
ング27a,27bが固着されている。このトル
ク伝達部材26の内周部26aはリテーナ24の
フランジ部24aにスラスト軸受28を介在して
回動自在に係合している。スラスト軸受28は保
持器28aの外端に複数個の舌片28bが形成さ
れ、この舌片28bをリテーナ24のフランジ部
24aの外端に沿つて折り曲げて保持され、長時
間の作動によりリテーナ24にコロ28cの軌跡
ができてスラスト軸受28が傾斜したり、またコ
ロ28cがその軌跡に乗りあげて損傷することを
防止している。
また、トルク伝達部材26の外周縁には第1図
及び第3図に示す如く支持部29が3個、入力伝
達デイスク15の外径より外方へ突出形成され、
この支持部29に大径のピン孔30が穿設されて
おり、出力部材31の底部に固着した支持ピン3
2をこのピン孔30にクリアランスを存して挿通
し、支持ピン32の先端はコツプ状のスプリング
ストツパー33を貫通し、更にその先端に固定し
た止め輪34によつてスプリングストツパー33
を支持ピン32の先端に係止して抜け止めがなさ
れている。
及び第3図に示す如く支持部29が3個、入力伝
達デイスク15の外径より外方へ突出形成され、
この支持部29に大径のピン孔30が穿設されて
おり、出力部材31の底部に固着した支持ピン3
2をこのピン孔30にクリアランスを存して挿通
し、支持ピン32の先端はコツプ状のスプリング
ストツパー33を貫通し、更にその先端に固定し
た止め輪34によつてスプリングストツパー33
を支持ピン32の先端に係止して抜け止めがなさ
れている。
トルク伝達部材26の支持部29とスプリング
ストツパー33間には支持ピン32に巻装された
コイル状のクラツチスプリング35が縮設され、
そのスプリング力によつてトルク伝達部材26を
出力部材31側に常に押圧している。このクラツ
チスプリング35は等間隔に3個設けられてお
り、その1個のスプリング力はプレツシヤースプ
リング9の1個のスプリング力と同一に設定さ
れ、プレツシヤースプリング9を6個設けること
によりプレツシヤースプリング9の全体のスプリ
ング力をクラツチスプリング35の全体のスプリ
ング力の2倍に設定してある。
ストツパー33間には支持ピン32に巻装された
コイル状のクラツチスプリング35が縮設され、
そのスプリング力によつてトルク伝達部材26を
出力部材31側に常に押圧している。このクラツ
チスプリング35は等間隔に3個設けられてお
り、その1個のスプリング力はプレツシヤースプ
リング9の1個のスプリング力と同一に設定さ
れ、プレツシヤースプリング9を6個設けること
によりプレツシヤースプリング9の全体のスプリ
ング力をクラツチスプリング35の全体のスプリ
ング力の2倍に設定してある。
これにより、操作杆11を回動してプレツシヤ
ープレート6を下方へ押動すると、クラツチスプ
リング35のスプリング力によつてトルク伝達部
材26は入力伝達デイスク15方向へ押されてそ
のライニング27bは入力伝達デイスク15に圧
接する。そして、操作杆11のプレツシヤープレ
ート6への押圧力を解除するとプレツシヤープレ
ート6はプレツシヤースプリング9によつて上方
へ押上げられ、これに伴いトルク伝達部材26は
ブレーキライニング27aを前記ブレーキトルク
受部に圧接して制動する。この制動力はプレツシ
ヤースプリング9のスプリング力からクラツチス
プリング35のスプリング力を差し引きした大き
さであり、プレツシヤースプリング9の2個が折
れ等により破損してもプレツシヤースプリング9
のスプリング力がクラツチスプリング35のスプ
リング力より大きいため制動力が確保でき安全で
ある。なお、このときトルク伝達部材26は支持
ピン32によつてガイドされて移動する。
ープレート6を下方へ押動すると、クラツチスプ
リング35のスプリング力によつてトルク伝達部
材26は入力伝達デイスク15方向へ押されてそ
のライニング27bは入力伝達デイスク15に圧
接する。そして、操作杆11のプレツシヤープレ
ート6への押圧力を解除するとプレツシヤープレ
ート6はプレツシヤースプリング9によつて上方
へ押上げられ、これに伴いトルク伝達部材26は
ブレーキライニング27aを前記ブレーキトルク
受部に圧接して制動する。この制動力はプレツシ
ヤースプリング9のスプリング力からクラツチス
プリング35のスプリング力を差し引きした大き
さであり、プレツシヤースプリング9の2個が折
れ等により破損してもプレツシヤースプリング9
のスプリング力がクラツチスプリング35のスプ
リング力より大きいため制動力が確保でき安全で
ある。なお、このときトルク伝達部材26は支持
ピン32によつてガイドされて移動する。
また、このクラツチスプリング35によつて出
力部材31の周縁が保持されているから、入力軸
4の振動や出力部材31が受けた衝撃等を吸収す
ることができる。そして、本実施例のように3個
所等間隔をおいて配置することによつて平均に振
動吸収を行なうことができる。
力部材31の周縁が保持されているから、入力軸
4の振動や出力部材31が受けた衝撃等を吸収す
ることができる。そして、本実施例のように3個
所等間隔をおいて配置することによつて平均に振
動吸収を行なうことができる。
尚、この実施例にあつては、プレツシヤースプ
リング9を6個、クラツチスプリング35を3個
用いたが、クラツチスプリング35を複数個用い
るとともにプレツシヤースプリング9をクラツチ
スプリング35よりも2個以上用いれば、プレツ
シヤースプリング9が1個破損したり脱落しても
プレツシヤースプリング9の全体のスプリング力
はクラツチスプリング35の全体のスプリング力
よりも大きいから、ブレーキ接続を行なうことが
できる。
リング9を6個、クラツチスプリング35を3個
用いたが、クラツチスプリング35を複数個用い
るとともにプレツシヤースプリング9をクラツチ
スプリング35よりも2個以上用いれば、プレツ
シヤースプリング9が1個破損したり脱落しても
プレツシヤースプリング9の全体のスプリング力
はクラツチスプリング35の全体のスプリング力
よりも大きいから、ブレーキ接続を行なうことが
できる。
トルク伝達部材26の外周縁には3個所等間隔
突出して凸部36が形成され、この凸部36はガ
ラス繊維入り樹脂製等の合成樹脂製ガイド部材3
7が先端と周囲を被包するように取付けられてい
る。一方、出力部材31の周壁にはトルク伝達部
材26の凸部36が係合する凹部38が3個所等
間隔に入力軸4の軸線方向に形成され、トルク伝
達部材26の凸部36をこの凹部38に係合さ
せ、ガイド部材37の先端が凹部38の内壁にク
リアランスを存し、両側または一側が当接して上
下方向に摺動可能に設ける。これにより出力部材
31はトルク伝達部材26と一体に回転すること
ができ、ガイド部材37が合成樹脂製であるため
凹部38の側壁との当りが良く、また回転の際に
出力部材31が上下に振動しても、ガイド部材3
7の先端と凹部38の内壁間にクリアランスがあ
るため、出力部材31の振動はトルク伝達部材2
6には伝達されない。そして、トルク伝達部材2
6および出力部材31の回転の際に生じる両者の
相互間の振動はクラツチスプリング35によつて
吸収される。
突出して凸部36が形成され、この凸部36はガ
ラス繊維入り樹脂製等の合成樹脂製ガイド部材3
7が先端と周囲を被包するように取付けられてい
る。一方、出力部材31の周壁にはトルク伝達部
材26の凸部36が係合する凹部38が3個所等
間隔に入力軸4の軸線方向に形成され、トルク伝
達部材26の凸部36をこの凹部38に係合さ
せ、ガイド部材37の先端が凹部38の内壁にク
リアランスを存し、両側または一側が当接して上
下方向に摺動可能に設ける。これにより出力部材
31はトルク伝達部材26と一体に回転すること
ができ、ガイド部材37が合成樹脂製であるため
凹部38の側壁との当りが良く、また回転の際に
出力部材31が上下に振動しても、ガイド部材3
7の先端と凹部38の内壁間にクリアランスがあ
るため、出力部材31の振動はトルク伝達部材2
6には伝達されない。そして、トルク伝達部材2
6および出力部材31の回転の際に生じる両者の
相互間の振動はクラツチスプリング35によつて
吸収される。
トルク伝達部材26と入力伝達デイスク15と
の間のクラツチ間隙はカラー部材13の組付の際
にアジヤストボルト19を頭部の溝19bに工具
を係合して回動し、カラー部材13を移動させる
とこれに伴いデイスクプレート15も一体に移動
し、これにより一定の設定間隙を得ることができ
る。
の間のクラツチ間隙はカラー部材13の組付の際
にアジヤストボルト19を頭部の溝19bに工具
を係合して回動し、カラー部材13を移動させる
とこれに伴いデイスクプレート15も一体に移動
し、これにより一定の設定間隙を得ることができ
る。
44はプレツシヤープレート6のストロークを
規制するストツパーボルトで、プレツシヤープレ
ート6の操作杆11と直交する方向の両周縁に突
出して形成した突片45のねじ孔46に上方より
螺着され、固定ナツト47でストツパーボルト4
4の回り止めをしている。ストツパーボルト44
の先端と操作機構カバー部材2の段状平面部との
間隔lは操作機構カバー部材2側のライニング2
7aの摩耗量を考慮して、リテーナ24のフラン
ジ部24aとカラー部材13のリベツト17との
間隔l1より小さく設定する。これにより、ケーブ
ルを引いて操作杆11を回動してプレツシヤープ
レート6を下方へ押動し、クラツチスプリング3
5によりトルク伝達部材26のライニング27b
を入力伝達デイスク15に圧接してクラツチ接続
をするとき、ストツパーボルト47の先端が常に
操作機構カバー部材2に当接して、ケーブルの引
き後退限を一定に規制し、l1>lであるからリテ
ーナ24はリベツト17に当接することはない。
規制するストツパーボルトで、プレツシヤープレ
ート6の操作杆11と直交する方向の両周縁に突
出して形成した突片45のねじ孔46に上方より
螺着され、固定ナツト47でストツパーボルト4
4の回り止めをしている。ストツパーボルト44
の先端と操作機構カバー部材2の段状平面部との
間隔lは操作機構カバー部材2側のライニング2
7aの摩耗量を考慮して、リテーナ24のフラン
ジ部24aとカラー部材13のリベツト17との
間隔l1より小さく設定する。これにより、ケーブ
ルを引いて操作杆11を回動してプレツシヤープ
レート6を下方へ押動し、クラツチスプリング3
5によりトルク伝達部材26のライニング27b
を入力伝達デイスク15に圧接してクラツチ接続
をするとき、ストツパーボルト47の先端が常に
操作機構カバー部材2に当接して、ケーブルの引
き後退限を一定に規制し、l1>lであるからリテ
ーナ24はリベツト17に当接することはない。
次にこの実施例の作動について説明する。第1
図のようにプレツシヤースプリング9が伸張して
いる制動状態においては、トルク伝達部材26は
プレツシヤープレート6に吊持されているリテー
ナ24によりスラスト軸受28を介して上方へ引
張られ、ライニング27aは操作機構カバー部材
2の環状凹部2bの底部下面のブレーキトルク受
部に係接し、一方これによりクラツチスプリング
35は収縮して、トルク伝達部材26のライニン
グ27bは入力伝達デイスク15と接触せずに離
間している。したがつて、エンジンは駆動してい
ても入力軸4および入力伝達デイスク15は空回
りをして出力部材31には回転力は伝達されず、
刈刃40は静止したままでエンジンはアイドリン
グ運転状態を保持している。
図のようにプレツシヤースプリング9が伸張して
いる制動状態においては、トルク伝達部材26は
プレツシヤープレート6に吊持されているリテー
ナ24によりスラスト軸受28を介して上方へ引
張られ、ライニング27aは操作機構カバー部材
2の環状凹部2bの底部下面のブレーキトルク受
部に係接し、一方これによりクラツチスプリング
35は収縮して、トルク伝達部材26のライニン
グ27bは入力伝達デイスク15と接触せずに離
間している。したがつて、エンジンは駆動してい
ても入力軸4および入力伝達デイスク15は空回
りをして出力部材31には回転力は伝達されず、
刈刃40は静止したままでエンジンはアイドリン
グ運転状態を保持している。
次に刈刃40を回転させる場合には操作杆11
に連結されているケーブル(図示せず)を引き操
作杆11を第2図において矢印A方向へ回動させ
ると、操作杆11の押動部11a,11aがプレ
ツシヤープレート6の押圧作用部材12を第1図
において下方へ押圧する。これによりプレツシヤ
ースプリング9は収縮し、プレツシヤープレート
6はガイドピン5に案内されて下方へ平行に移動
する。これに伴いクラツチスプリング35が伸張
して、トルク伝達部材26はリテーナ24、スラ
スト軸受28との係合状態を保持したままプレツ
シヤープレート6に追従して一体に下方へ移動
し、まずトルク伝達部材26のライニング27a
が操作機構カバー部材2のブレーキトルク受部か
ら離間し、しかる後にトルク伝達部材26のライ
ニング27bが入力軸4と一体に回転している入
力伝達デイスク15に接触する。そして、さらに
プレツシヤースプリング9の収縮に伴いクラツチ
スプリング35が伸張してライニング27bが入
力デイスク15に圧接され、ついでプレツシヤー
プレート6が更に下方へ移動するとリテーナ24
に設けられたスラスト軸受28はトルク伝達部材
26から離間して係合状態は解消され、この間に
間隙が生じてプレツシヤースプリング9によるト
ルク伝達部材26を上方へ付与する力はなくなり
トルク伝達部材26の制動力は解消してクラツチ
力が発生し、入力軸4の動力はカラー部材13、
入力伝達デイスク15、トルク伝達部材26、凸
部36、ガイド部材37を経て出力部材31に伝
達され、刈刃40を回転させる。
に連結されているケーブル(図示せず)を引き操
作杆11を第2図において矢印A方向へ回動させ
ると、操作杆11の押動部11a,11aがプレ
ツシヤープレート6の押圧作用部材12を第1図
において下方へ押圧する。これによりプレツシヤ
ースプリング9は収縮し、プレツシヤープレート
6はガイドピン5に案内されて下方へ平行に移動
する。これに伴いクラツチスプリング35が伸張
して、トルク伝達部材26はリテーナ24、スラ
スト軸受28との係合状態を保持したままプレツ
シヤープレート6に追従して一体に下方へ移動
し、まずトルク伝達部材26のライニング27a
が操作機構カバー部材2のブレーキトルク受部か
ら離間し、しかる後にトルク伝達部材26のライ
ニング27bが入力軸4と一体に回転している入
力伝達デイスク15に接触する。そして、さらに
プレツシヤースプリング9の収縮に伴いクラツチ
スプリング35が伸張してライニング27bが入
力デイスク15に圧接され、ついでプレツシヤー
プレート6が更に下方へ移動するとリテーナ24
に設けられたスラスト軸受28はトルク伝達部材
26から離間して係合状態は解消され、この間に
間隙が生じてプレツシヤースプリング9によるト
ルク伝達部材26を上方へ付与する力はなくなり
トルク伝達部材26の制動力は解消してクラツチ
力が発生し、入力軸4の動力はカラー部材13、
入力伝達デイスク15、トルク伝達部材26、凸
部36、ガイド部材37を経て出力部材31に伝
達され、刈刃40を回転させる。
ケーブルを解放すれば、プレツシヤープレート
6はプレツシヤースプリング9によつて第1図に
おいて上方へ押上げられ、操作杆11は第2図に
おいて矢印B方向へ回動するとともにリテーナ2
4を上方へ引き上げる。これにより、スラスト軸
受28とトルク伝達部材26との間に生じている
間隙は解消してスラスト軸受28がトルク伝達部
材26に当接係合し、トルク伝達部材26を上方
へ引き上げる。これに伴いクラツチスプリング3
5は収縮してトルク伝達部材26のライニング2
7bが入力伝達デイスク15より離間し、トルク
伝達部材26と入力伝達デイスク15との連結を
断ち、ついでニユートラル状態を経てライニング
27aは操作機構カバー部材2のブレーキトルク
受部に圧接され、これにより出力部材31の回転
を制動して刈刃40の回転を停止する。
6はプレツシヤースプリング9によつて第1図に
おいて上方へ押上げられ、操作杆11は第2図に
おいて矢印B方向へ回動するとともにリテーナ2
4を上方へ引き上げる。これにより、スラスト軸
受28とトルク伝達部材26との間に生じている
間隙は解消してスラスト軸受28がトルク伝達部
材26に当接係合し、トルク伝達部材26を上方
へ引き上げる。これに伴いクラツチスプリング3
5は収縮してトルク伝達部材26のライニング2
7bが入力伝達デイスク15より離間し、トルク
伝達部材26と入力伝達デイスク15との連結を
断ち、ついでニユートラル状態を経てライニング
27aは操作機構カバー部材2のブレーキトルク
受部に圧接され、これにより出力部材31の回転
を制動して刈刃40の回転を停止する。
なお、前記実施例では出力部材に刈刃を設けて
いるが、他の作業具を固設することもでき、また
出力部材をプーリー等に利用することも可能であ
り、この装置は種々の作業機等に用いることがで
きる。
いるが、他の作業具を固設することもでき、また
出力部材をプーリー等に利用することも可能であ
り、この装置は種々の作業機等に用いることがで
きる。
前記のように本考案によれば、クラツチ接続時
にトルク伝達部材を入力伝達デイスクにクラツチ
スプリングの付勢力にて常に圧接するようにした
から、クラツチ接続が安定し、しかも出力部材に
クラツチスプリングの付勢力よりも大きい何らか
の過負荷が加わつた場合には、クラツチ接続面は
空回りして駆動源に過負荷を伝達しないから、駆
動源が停止せず、かつクラツチ機構の破損を防止
することができる。また、出力部材をドラム状に
形成し、入力伝達デイスク及びトルク伝達部材の
クラツチ接続部を出力部材内に納めたから、特別
のカバー部材を設けずにクラツチ機構への塵埃等
の侵入を防止できる。さらに入力伝達デイスクと
出力部材を対向させ、ブレーキトルク受部と入力
伝達デイスクの間にトルク伝達部材を配設し、操
作機構にて作動するプレツシヤープレートをブレ
ーキトルク受部を形成した操作機構カバー部材内
に配設したので、これら各部材をプレスあるいは
板金にて製造することが可能となるため、製造容
易であつて鋳造あるいは鍛造品を用いたこの種装
置に比べ安価に製造することができる。
にトルク伝達部材を入力伝達デイスクにクラツチ
スプリングの付勢力にて常に圧接するようにした
から、クラツチ接続が安定し、しかも出力部材に
クラツチスプリングの付勢力よりも大きい何らか
の過負荷が加わつた場合には、クラツチ接続面は
空回りして駆動源に過負荷を伝達しないから、駆
動源が停止せず、かつクラツチ機構の破損を防止
することができる。また、出力部材をドラム状に
形成し、入力伝達デイスク及びトルク伝達部材の
クラツチ接続部を出力部材内に納めたから、特別
のカバー部材を設けずにクラツチ機構への塵埃等
の侵入を防止できる。さらに入力伝達デイスクと
出力部材を対向させ、ブレーキトルク受部と入力
伝達デイスクの間にトルク伝達部材を配設し、操
作機構にて作動するプレツシヤープレートをブレ
ーキトルク受部を形成した操作機構カバー部材内
に配設したので、これら各部材をプレスあるいは
板金にて製造することが可能となるため、製造容
易であつて鋳造あるいは鍛造品を用いたこの種装
置に比べ安価に製造することができる。
しかも、本考案は出力部材に固着した支持ピン
のスプリングストツパーとトルク伝達部材間に複
数のコイル状のクラツチスプリングを縮設すると
ともに、操作機構カバー部材の環状凹部とプレツ
シヤープレート間にクラツチスプリングのスプリ
ング力と同一のスプリング力を有するプレツシヤ
ースプリングをクラツチスプリングより2個以上
縮設したから、プレツシヤースプリングが1個破
損や脱落してもプレツシヤースプリング全体のス
プリング力はクラツチスプリング全体のスプリン
グ力より大きいため、プツシヤースプリングが1
個不能となつてもブレーキ接続が安定して行なわ
れ、さらに両スプリングは同一のものを使用でき
るので、異種のスプリングを製造する手間も省け
て便利である。
のスプリングストツパーとトルク伝達部材間に複
数のコイル状のクラツチスプリングを縮設すると
ともに、操作機構カバー部材の環状凹部とプレツ
シヤープレート間にクラツチスプリングのスプリ
ング力と同一のスプリング力を有するプレツシヤ
ースプリングをクラツチスプリングより2個以上
縮設したから、プレツシヤースプリングが1個破
損や脱落してもプレツシヤースプリング全体のス
プリング力はクラツチスプリング全体のスプリン
グ力より大きいため、プツシヤースプリングが1
個不能となつてもブレーキ接続が安定して行なわ
れ、さらに両スプリングは同一のものを使用でき
るので、異種のスプリングを製造する手間も省け
て便利である。
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は断面正面図、第2図は平面図、第3図は一部切
截底面図、第4図は操作杆の取付け状態を示す側
面図である。 1……エンジンマウンテイング、2……操作機
構カバー部材、2b……環状凹部、4……入力
軸、6……プレツシヤープレート、9……プレツ
シヤースプリング、11……操作杆、13……カ
ラー部材、15……入力伝達デイスク、24……
リテーナ、26……トルク伝達部材、27a,2
7b……ライニング、28……スラスト軸受、2
9……支持部、30……ピン孔、31……出力部
材、32……支持ピン、33……スプリングスト
ツパー、35……クラツチスプリング、36……
凸部、37……ガイド部材、38……凹部。
は断面正面図、第2図は平面図、第3図は一部切
截底面図、第4図は操作杆の取付け状態を示す側
面図である。 1……エンジンマウンテイング、2……操作機
構カバー部材、2b……環状凹部、4……入力
軸、6……プレツシヤープレート、9……プレツ
シヤースプリング、11……操作杆、13……カ
ラー部材、15……入力伝達デイスク、24……
リテーナ、26……トルク伝達部材、27a,2
7b……ライニング、28……スラスト軸受、2
9……支持部、30……ピン孔、31……出力部
材、32……支持ピン、33……スプリングスト
ツパー、35……クラツチスプリング、36……
凸部、37……ガイド部材、38……凹部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 入力軸4に回転可能に支持されたドラム状の出
力部材31と; 該出力部材31内にあつて、該出力部材31の
底部内面と対向配置させて前記入力軸4に、該入
力軸4と一体回転可能に取付けた入力伝達デイス
ク15と; 前記入力軸4の貫通孔の周囲に、底部外面に該
入力軸4に対して直交するとともに前記出力部材
31の開口端に隣接配置されるブレーキトルク受
部を有する環状凹部2bを出力部材31方向に膨
出形成し、機体に固設された操作機構カバー部材
2と; 円筒状であつて一端にフランジ部24aを有
し、該フランジ部24aを前記入力伝達デイスク
15に対向するよう前記入力軸4に遊装されたリ
テーナ24と; 表裏に前記操作機構カバー部材2のブレーキト
ルク受部に対向するブレーキ接続面と前記入力伝
達デイスク15に対向するクラツチ接続面とを形
成したトルク伝達部と、前記出力部材31の周壁
に前記入力軸4の軸線方向に適数個形成した凹部
38に係合する外周縁に形成した適数個の凸部3
6と、該外周縁に前記入力伝達デイスク15の外
径よりも外方に突出させた複数の支持部29とを
有し、内周縁26aを前記リテーナ24に回動可
能にかつフランジ部24aにて入力伝達デイスク
15方向に移動を規制された状態で設けられたト
ルク伝達部材26と; 前記出力部材31の底部に固設されて、前記ト
ルク伝達部材26の支持部29に形成したピン孔
30に遊嵌され、先端にスプリングストツパー3
3を係止した支持ピン32と; 各支持ピン32に巻装され、前記支持部29と
スプリングストツパー33間に縮設され、前記ト
ルク伝達部材26を入力伝達デイスク15方向に
付勢する複数のコイル状のクラツチスプリング3
5と; 前記操作機構カバー部材2内に配置され、内周
縁を前記リテーナ24に反入力伝達デイスク15
方向への移動を規制されて入力軸4の軸線方向に
移動可能に設けられたプレツシヤープレート6
と; 前記クラツチスプリング35のスプリング力と
同一に設定され、前記クラツチスプリング35よ
り2個以上であつて、前記操作機構カバー部材2
の環状凹部2bとプレツシヤープレート6間に縮
設され、該プレツシヤープレート6を反入力伝達
デイスク15方向に付勢するコイル状のプレツシ
ヤースプリング9と; 前記操作機構カバー部材2内に設けられ、クラ
ツチ接続に際して前記プレツシヤープレート6を
入力伝達デイスク15方向に移動させる操作機構
と; を備えたクラツチ・ブレーキ装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5959780U JPS6116428Y2 (ja) | 1980-04-30 | 1980-04-30 | |
US06/254,591 US4511023A (en) | 1980-04-28 | 1981-04-16 | Clutch brake apparatus for farm work machinery or other apparatus |
CA000375866A CA1196300A (en) | 1980-04-28 | 1981-04-21 | Clutch brake apparatus for farm work machinery or other apparatus |
DE19813116673 DE3116673C2 (de) | 1980-04-28 | 1981-04-27 | Mechanisch betätigbare Reibungskupplungs- und Bremskombination |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5959780U JPS6116428Y2 (ja) | 1980-04-30 | 1980-04-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56160336U JPS56160336U (ja) | 1981-11-30 |
JPS6116428Y2 true JPS6116428Y2 (ja) | 1986-05-21 |
Family
ID=29654068
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5959780U Expired JPS6116428Y2 (ja) | 1980-04-28 | 1980-04-30 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6116428Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-04-30 JP JP5959780U patent/JPS6116428Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56160336U (ja) | 1981-11-30 |
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