JPS6116418A - 弛度抑制型電線の製造方法 - Google Patents
弛度抑制型電線の製造方法Info
- Publication number
- JPS6116418A JPS6116418A JP13672484A JP13672484A JPS6116418A JP S6116418 A JPS6116418 A JP S6116418A JP 13672484 A JP13672484 A JP 13672484A JP 13672484 A JP13672484 A JP 13672484A JP S6116418 A JPS6116418 A JP S6116418A
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- JP
- Japan
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- aluminum
- temperature
- wire
- steel core
- producing
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の背景と目的〕
本発明は弛度抑制型電線の製造方法に関する。
第1図は一般によく知られた弛度抑制型電線10の断面
図であり、鋼心1とアルミ撚線層2の間に小さな間隙3
を形成し、電線を架設したときにその架線張力を線膨張
係数の小さい鋼心1にのみ分担させ、それにより通電時
の温度上昇に基ぐ弛度の増加を抑制し、その分だけ電流
容量を増大させるようにしたものである。このような構
造を翁する電線自体は上述のように周知であるがその製
造方法は多様であり、例えば第2図に示すように鋼心1
とアルミ撚線層2の間に水溶性物質4′を介在させ、撚
線後に撚線を水中に浸し、水溶性介在物を除去し、間隙
3を形成する方法は特開昭58−80211に示されて
いる方法である。しかしながらこの方法では介在物を完
全に除去することが比較的難かしく、またその残存介在
物が水分を含み、鋼線やアルミ線を腐食する等の欠点が
ある。
図であり、鋼心1とアルミ撚線層2の間に小さな間隙3
を形成し、電線を架設したときにその架線張力を線膨張
係数の小さい鋼心1にのみ分担させ、それにより通電時
の温度上昇に基ぐ弛度の増加を抑制し、その分だけ電流
容量を増大させるようにしたものである。このような構
造を翁する電線自体は上述のように周知であるがその製
造方法は多様であり、例えば第2図に示すように鋼心1
とアルミ撚線層2の間に水溶性物質4′を介在させ、撚
線後に撚線を水中に浸し、水溶性介在物を除去し、間隙
3を形成する方法は特開昭58−80211に示されて
いる方法である。しかしながらこの方法では介在物を完
全に除去することが比較的難かしく、またその残存介在
物が水分を含み、鋼線やアルミ線を腐食する等の欠点が
ある。
他の方法としては鋼線1上に氷を形成し、その−1=に
アルミ線2を撚り合せ、その後に氷を融解して間隙3を
残す方法がある。この方法は極めて単純であり好捷しい
方法であるが、この方法では氷形成のだめに鋼線および
アルミの撚線を0℃以下で行わねばならずその作業性に
問題がある。
アルミ線2を撚り合せ、その後に氷を融解して間隙3を
残す方法がある。この方法は極めて単純であり好捷しい
方法であるが、この方法では氷形成のだめに鋼線および
アルミの撚線を0℃以下で行わねばならずその作業性に
問題がある。
本発明の目的は常温近辺の温度で極めて作業性良く製造
出来る耐食性にすぐれた弛度抑制型電線の製造方法を提
供することである。
出来る耐食性にすぐれた弛度抑制型電線の製造方法を提
供することである。
本発明は鋼心上の介在物として10℃前後では固体とな
り常温以上では液体となる、例えば環状ジメチルシムキ
サンを用いることにより比較的室温に近い温度で鋼心と
アルミ撚線層との間の間隙の形成を行うことにより上記
目的を達成する。
り常温以上では液体となる、例えば環状ジメチルシムキ
サンを用いることにより比較的室温に近い温度で鋼心と
アルミ撚線層との間の間隙の形成を行うことにより上記
目的を達成する。
第3図は本発明の方法を実施するだめの装置の概略を示
す図であわ、第4図は本発明の方法によシ製造される弛
度抑制型電線の断面図である。
す図であわ、第4図は本発明の方法によシ製造される弛
度抑制型電線の断面図である。
第3図および第4図において、複数の鋼線を撚り合せて
形成される鋼心1に押出aS内で例えば環状ジメチルシ
ロキサンを押出被覆する。環状ツメチルシロキサンは1
5℃以下で固体となり25℃近辺で液体となる防食性の
ある材料である。押出機内では環状ジメチルシロキサン
が油状6、シャーベット状7そして固体状5となるよう
な温度勾配が与えられており、そしてこの固体状のもの
5がスクリュー9により押出されるようにする。
形成される鋼心1に押出aS内で例えば環状ジメチルシ
ロキサンを押出被覆する。環状ツメチルシロキサンは1
5℃以下で固体となり25℃近辺で液体となる防食性の
ある材料である。押出機内では環状ジメチルシロキサン
が油状6、シャーベット状7そして固体状5となるよう
な温度勾配が与えられており、そしてこの固体状のもの
5がスクリュー9により押出されるようにする。
押出口の温度は15℃以下であり、鋼心上に凝固体4と
なって押出されるようにする。
なって押出されるようにする。
このようにしてつくられる固体の環状ツメチルシロキサ
ン被覆4の上にアルミ撚線層2を形成する。この撚合せ
は15℃以下に保たれた恒温室11内で行ない、第4図
に示す電線10が製造されてPラムに巻取られる。
ン被覆4の上にアルミ撚線層2を形成する。この撚合せ
は15℃以下に保たれた恒温室11内で行ない、第4図
に示す電線10が製造されてPラムに巻取られる。
必要条長の電tri!製造が完了した後に、この電線の
両端をクランプ留めし、それを26℃以上に保持された
恒温槽に通すことにより、凝固した環状ジメチルシロキ
サンを融解し除去する。これにより第1図に示すような
鋼心とアルミ撚線間の間隙が形成される。
両端をクランプ留めし、それを26℃以上に保持された
恒温槽に通すことにより、凝固した環状ジメチルシロキ
サンを融解し除去する。これにより第1図に示すような
鋼心とアルミ撚線間の間隙が形成される。
なお、第3図の実施例でlIi環状ジメチルシロキサン
を固体状態で押出被覆しているが、環状ジメチルシロキ
ザン浴中に鋼心を通し、それを凝固させてからアルミ撚
線を行ってよく、あるいは環状ジメチルシロキサン自体
を線状として押し出し、それを鋼心−にに巻回あるいは
縦添えしだ上にアルミ撚線を行ってもよい。また、この
例では環状ジメチルシロキサンを用いているが、固−液
相の変化が常温近辺で生じるような防食性のある材料で
あれば他の材料を用いてもよい。
を固体状態で押出被覆しているが、環状ジメチルシロキ
ザン浴中に鋼心を通し、それを凝固させてからアルミ撚
線を行ってよく、あるいは環状ジメチルシロキサン自体
を線状として押し出し、それを鋼心−にに巻回あるいは
縦添えしだ上にアルミ撚線を行ってもよい。また、この
例では環状ジメチルシロキサンを用いているが、固−液
相の変化が常温近辺で生じるような防食性のある材料で
あれば他の材料を用いてもよい。
本発明の方法は前述のごとくに常温に近い温度で簡単に
実施出来る。これは極めて有利なことである。そしてこ
の方法により製造される弛度抑制型電線は長期間にわた
り使用しても鋼心およびアルミ撚線の腐食が生ぜず経済
的にもすぐれたものである。
実施出来る。これは極めて有利なことである。そしてこ
の方法により製造される弛度抑制型電線は長期間にわた
り使用しても鋼心およびアルミ撚線の腐食が生ぜず経済
的にもすぐれたものである。
第1図は弛度抑制型電線の一般的構造を示す断面図、第
2図は水溶性物質を介在させたそのような電線の斜視図
、第3図は本発明の方法の一実施例を示す図、第4図は
本発明の方法により製造される電線の最終段階直前にお
ける断面図である。 l 鋼心、2・・・アルミ撚線、3・・間隙、4・・固
体状介在物、4′・・水溶性介在物、8・・押出機、9
・・・スクリュー、10・・・電線、11 ・恒温室。 祐 3 図 児 4 l
2図は水溶性物質を介在させたそのような電線の斜視図
、第3図は本発明の方法の一実施例を示す図、第4図は
本発明の方法により製造される電線の最終段階直前にお
ける断面図である。 l 鋼心、2・・・アルミ撚線、3・・間隙、4・・固
体状介在物、4′・・水溶性介在物、8・・押出機、9
・・・スクリュー、10・・・電線、11 ・恒温室。 祐 3 図 児 4 l
Claims (1)
- 鋼心の周上にアルミ線を撚り合せてなる鋼心アルミ撚線
の製造において、鋼心の外周に10℃前後の第1温度で
固化し20℃以上の第2温度で液化する防食性をもつ材
料を上記第1温度以下の温度で押出し被覆し、その上に
アルミニウム線を撚り合せてアルミ撚線層を形成し、そ
の両端を固定した後周囲温度を上記第2温度以上に上昇
させて上記材料を溶解除去することにより、鋼心とアル
ミ撚線層間に間隙を形成するごとくした弛度抑制型電線
の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13672484A JPS6116418A (ja) | 1984-07-02 | 1984-07-02 | 弛度抑制型電線の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13672484A JPS6116418A (ja) | 1984-07-02 | 1984-07-02 | 弛度抑制型電線の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6116418A true JPS6116418A (ja) | 1986-01-24 |
Family
ID=15182011
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13672484A Pending JPS6116418A (ja) | 1984-07-02 | 1984-07-02 | 弛度抑制型電線の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6116418A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008532241A (ja) * | 2005-03-11 | 2008-08-14 | エルエス ケーブル リミテッド | 間隙型架空電線及びその製造方法 |
-
1984
- 1984-07-02 JP JP13672484A patent/JPS6116418A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008532241A (ja) * | 2005-03-11 | 2008-08-14 | エルエス ケーブル リミテッド | 間隙型架空電線及びその製造方法 |
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