JPS61164152A - 検査装置 - Google Patents

検査装置

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JPS61164152A
JPS61164152A JP60005216A JP521685A JPS61164152A JP S61164152 A JPS61164152 A JP S61164152A JP 60005216 A JP60005216 A JP 60005216A JP 521685 A JP521685 A JP 521685A JP S61164152 A JPS61164152 A JP S61164152A
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横田 徳信
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  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
  • Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は、原子炉燃料集合体などの測定対象物の検査
1!i置に係り、特に燃料集合体を構成部る燃11バン
ドルの燃料棒、スペーサ、チャンネルボックスの探傷検
査、肉厚測定などに適した検査装置に関する。
(発明の技術的背景とその問題点) 沸騰水型原子炉などの軽水型原子炉には多数の燃料集合
体が装架されて炉心が構成される。各燃i東合体は、ヂ
tIンネルボックス内に多数の燃料棒からなる燃料バン
ドルが収容される。各燃料棒1ま燃料被覆管内に燃料ペ
レット等の核燃料を充填したものである。
ところで、最近の原子炉においては、−フラン資源の有
効利用や燃111.’#済性の改善から、核燃料を高燃
焼度まで利用し、原子炉の運転期間を長期化させる傾面
にある。しかしながら、原子炉運転を長期化さけた場合
には、燃料棒の燃料被覆管に従来以上の負荷が作用Jる
ため、燃料棒が破損し、内部の放射性物質が流出する恐
れがある。実際には燃料棒の破損は安全性の見地から極
めて低く、皆無に近いが、核燃料の高燃焼化を考慮する
と、燃料棒の破損原因の追求や、燃料棒の健全性を相持
するために、燃料被覆管の腐食や肉厚変化を詳細に検査
する必要がある。
燃料棒の検査と同様、燃料集合体の構成部品であるチャ
ンネルボックスやスペーサも長寿命化の要求からチャン
ネルボックス材やスベーザ材の腐食や肉厚変化を検査づ
ることか要求される。
現在、燃料集合体の構成部品は、原子炉で使用に供され
た後、大型車ツトヒル内に搬送され、このホットセル内
において、照射後試験などで検査されている。ホットセ
ル内での燃料検査は、燃料集合体を分解して各燃料棒毎
に精度よく検査を行なっている。
しかし、原子力発電所からホットセルへの輸送に困難性
が伴うため、実際には限られた特定の燃料集合体だ1ノ
が検査を受け、多くの燃料集合体は未検査状態のまま使
用済燃料貯蔵プールに貯蔵される。
′このことから、多くの燃料集合体について検査を必要
とする場合には、原子炉サイ1〜で燃料検査を行なう傾
向にある。燃料検査を原子炉サイトで実施するためには
、燃料貯蔵プール内で燃料集合体の構成部品である燃料
バンドルや燃料棒、チャンネルボックスを取扱う大型の
駆動装置を備えつ1プな(プればらない。
ところが、使用済燃料は、その再処理工場が国内に存在
しないため、燃料貯蔵プール中に数多く収容され、保管
される。このため、検査用大型駆動装置を収容するスペ
ース的余裕がなく、検査用駆動装置の設置は困難になっ
て”い゛る。
そこで、燃料集合体の燃料ハンドルやチャンネルボック
スを検査する装置として、操作ボールの先端に超音波探
触子や渦電流式センサ等の検査プローブを取付けた簡易
式のものが燃料貯蔵プール内で用いられている。この検
査装置は、操作ボールを燃料貯蔵プール中に沈め、この
貯蔵プール上方から検査プローブを燃料バンドルやチャ
ンネルボックスに接触または近接させて測定するもので
ある。
しかし、上記検査装置で燃料バンドルやチャンネルボッ
クスの全長にわたって測定するためには、操作ボールの
長さを数m以」:に形成しな【プればならず、途中にジ
ヨイント部分を段重)たり、先端の検査プローブを燃料
バンドルやチャンネルボックスに接触または近接させた
とき、操作ボールに曲りや撓みが生じるために、検査プ
ローブと測定対象物との位置再現性が悪く、測定検査精
度上問題があった。
(発明の目的〕    ゛ この発明は上述した点を考慮してなされたもので、燃料
集合体の燃料バンドルやチャンネルボックス等の測定対
象物の探傷検査や肉厚測定などを効率よく高粘度に測定
Jることができる検査装置をP2供することをJユな目
的どする。
この発明の他の目的は、燃料貯蔵プール中に検査用大型
駆動装置を用いることや、燃料集合体を個々の組成部品
に分解づることなく、燃料ハンドルの燃料棒やチャンネ
ルボックスの検査を精度よく行ない得るようにした検査
装置を提供することである。
〔発明の概要〕
」一連したl]的を達成するために、この発明に係る検
査装置は、4降自在に吊設されたフレーム枠構造の本体
フレーム組立体と、この本体フレーム組)γ体に昇降可
能に支持された垂直可動台と、この垂直可動台を昇降さ
ゼる昇降機構と、前記本体71ノ一ム紺立体の一側に取
付番プられ測定対象物に係合jす11Lイf1−型ガイ
ド機構と、上記本体フレーム組立体を測定対象物に固定
させるフレーム固定機構と、前記垂直可動台に設置され
た水平移動テーブルを水平方向に移動さけるテーブル移
動機構と、上記水平移動テーブルに設()られたホルダ
を前記測定対象物に進退させるホルダ進退機構と、上記
ホルダに支持された超音波探触子などの検査プローブと
を備えたことを特徴とするものである。
〔発明の実施例) 以下、この発明に係る検査装置の好ましい実施例につい
て添付図面を参照して説明する。
第1図および第2図において、符号1はこの発明に係る
検査装置の本体フレーム組立体を示すものであり、この
本体フレーム組立体1は燃料貯蔵プール内において図示
しないジグクレーンやホイスト等から垂下された吊設【
]−プ2に4降自在に吊設される。本体フレーム組立体
1はフレーム枠構造をなし、矩形の上部基板3と下部基
板4どを垂直ガイドボスト5で連結づることにより構成
される。垂直ガイドボスト5は内基板3,4の4隅部に
設けられ、上記各ガイドボス1〜5に垂直可動台6が昇
降可能に支持される。垂直可動台6は昇降機構7により
上部基板3と下部基板4との間で昇降される。
昇降機構7は上部基板3上に設置された昇降用駆動モー
タ8と、このモータ駆動力を垂直可動台6に伝達づる動
力伝達機構9とを有する。動力伝達機構9は、駆動モー
タ8の出力軸に軸装されたドライブプーリ(ドライブシ
ーブ)10と下部基板4に設けられたドリブンプーリ(
ドリブンシーブ)11との間に動力伝達ワイヤ12を掛
は渡すことにより構成される。このうち、動力伝達ワイ
ヤ12は垂直可動台6にワイヤクリップ13を介して固
定される。
一方、本体フレーム組立体1の一側には、測定対象物と
しCの燃料バンドル15に係合可能なL型ガイド機構1
6が設けられる。L型ガイド機構16は本体フレーム組
立体1の上下左右のコーナ部4箇所に設【プられる。各
り型ガイド機構16は1−型フレーム17に支持された
ガイドローラ18゜19を有し、このガイドローラ18
.19が燃料バンドル15に外側から上下方向、に転動
自在に係合される。
上記り型ガイド機構16に近接してこのガイド機構16
と組を<TJフレーム固定機構20が段重プられる。フ
レーム固定機構20は燃料バンドル15の各燃料棒21
に係合可能なくし形キャッチメンバ22と、このキレツ
ヂメンバ22を支点廻りに回動させるメンバー駆動機構
23とを有する。
メンバー駆動機構23はエアーアクヂュエータ等のアク
チュエータからなり、このアクチュエータによりキャッ
チメンバ22は回動せしめら、れる。
本体フレーム組立体1の左右に設けられた対をなすフレ
ーム固定機構20により、本体フレーム組立体1は燃料
バンドル15に固定される。具体的には、左右に対をな
すフレーム固定機構20のキャッチメンバ22はくし状
部が燃料バンドル15を両側から把持し、本体フレーム
組立体1を固定させる。なお、符号24は較正用の燃料
被覆管であり、この燃料被覆管24は上下のフレーム固
定機構20.2Q間に段重ノられる。
また、本体フレーム組立体1の垂直可動台6上にはY軸
方向に移動可能な水平移動テーブル25がテーブル移動
機構26を介して段重プられる。テ−プル移動機構26
は支持フレーム27.27間に掛番ノ渡されたスクリュ
シレフト28と、このスクリュシャ71〜28を駆動さ
せるシャフト駆動機構29どを有り゛る。支持フレーム
27.27は垂直可動台61をX軸方向に延びるように
両側に設置され、前記駆動機l!29は可逆回転可能な
駆動七−夕30からの駆動力を動力伝達機構としての例
えば傘歯車11114M31を介してスクリュシャフト
28に伝達するようになっている。スクリュシャフト2
8には水平移動テーブル25が螺装され、スラリコシ1
フフト28の駆動により移動テーブル25は水平方向(
Y軸方向)に移動Iしめられ、その移動はスクリュシャ
フト28に平行関係に設けられた水平方向ガイドローラ
32.32により案内される。このガイドロッド32は
支持フレーム27.27間に装架される。
前記水平移動テーブル25上にはホルダ進退機構34が
設置される。ホルダ″a退[134は水平移動テーブル
25に垂設された固定ブロック35に支持されたエアシ
リンダ等の流体シリンダ36と、この流体シリンダ36
のピストンロッド37の先端に固定された支持ブロック
38とを有する。
この支持ブ[1ツク38は全体として]字状をなし、水
平方向移動テーブル25 、IZに囲動自在に支持され
、その摺動は移動ガイド1]ツド39.39にJ:り案
内される。
支持ブロック38は、第3図および第4図に示すように
筒状ホルダ40が首振機構どし−Cの重心支持ビン41
廻りに首振自在に支持される。上記筒状ホルダ40の後
端面には板ばね42が介装され、この板ばね42により
筒状ホルダ40の首振り機能が弾力的に規制され、常時
前方を向りJ:うに調整される。
筒状ホルダ40の前端面にはV型あるいは凹湾曲型係合
ローラ44.=14が上下に対をなして設けられる。こ
の係合ローラ44.4Aは燃料バンドル15の燃料棒2
1や図示しないスペーサに転勤自在に係合し、ホルダ4
0の昇降を案内するようになっている。
前記筒状ホルダ40内には検査プローブとしての超音波
探触子45が収容される。この超音波探触子45は燃料
バンドル15の燃料棒21に一定の距離はなれてこれを
超音波探傷するとともに、その検出信号はウーブル46
を介して図示しない超音波探触子等の検出器に導かれる
一方、筒状ホルダ40内に超音波探触子に代えて検査プ
ローブとして第5図に示す渦電流式プローブ試験コイル
50を収納させてもよい。この場合にはプローブ試験コ
イル50はスプリング51ににつて燃料バンドル15側
にばね付勢される。
次に、この発明に係る検査装置を使用して沸騰水型原子
炉の燃料貯蔵プール中で燃料被覆管の超音波探傷検査に
ついて説明する。
超音波探傷検査を行なう場合には、既存の燃料チャンネ
ル着脱II(図示ゼず)に燃料集合体を乗せてチャンネ
ルボックスを取り外す。次に、チャンネルボックスが取
り外された燃料バンドル15にこの発明の検査装置を設
置させるため、燃料貯蔵プールのプールサイドに設置J
られたジグクレーンに本体フレーム組立体1を吊設し、
このフレーム組立体1を燃料チャンネル@脱機の」上下
可動範囲に沈める。
沈められた本体フレーム組立体1はジグクレーンの水平
移動にJ:す、燃料バンドル15に近づ【プられ、上下
左右のL型ガイドIll構16.16間に燃料バンドル
15がセラ1−されるように位置させる。このとき、高
さ方向の調整は、Lイガ4ド機構16.16のガイドロ
ーラ18.19が燃料バンドル15に係合して転動する
ことにより容易に行なわれる。高さ方向の調節作業が終
了した後、フレーム固定機構20.20を作動させ、左
右に対をなすくし形キャッチメンバ22.22を燃料バ
ンドル15の各Wi判棒21.21・・・・・・に押し
付け、両側から把持し、本体フレーム組立体1を燃料バ
ンドル15に固定させ、一体化する。
しかる後に、テーブル移動機構26やホルダ進退機構3
4を作動させてホルダ40をX−Y軸方向に移動させて
検査プローブとしての超音波探触子45により燃料被覆
管(燃料棒)の超音波探傷や肉厚測定が行なわれるが、
その前に、未照射燃判被覆管に標準欠陥を備えた較正用
燃料被覆管24にて超音波深山器等の検出器のゲイン等
の調整が行なわれる。
この調整作業のために、テーブル移動機4M26を作l
lIさせて水平移動テーブル25をY軸方向に移動さu
1較正用燃利被覆管24に係合ローラ44.44が当接
可能な位置まで持ち来たす。続いてホルダ進退機IM3
4を作動さUて、係合「1−544.44を較正用燃料
被覆管24に係合させる。
続いて、昇降1m!ti1g7を作動さUて超音波探触
子45を較正用燃料被覆管24に沿って昇降させつつ超
音波探傷器を動作さゼ、IJ準欠陥によるシグナルによ
り超音波深山器の較正を行なう。
この後、超音波探触子45を較正用燃料被覆管24から
離間ざU、較正用燃料被覆管24の探傷を行なつIこの
と同じ手順にて、111SIlバンドル15の外側燃料
棒被覆管21の探傷検査を行なうことができる。燃料バ
ンドル15の全長にわたって探4m検査を行なう場合に
は、燃料バンドル15の高さ方向を燃料チVンネル@!
82機にて変化させるか、= 15− あるいは、ジグクレーンによって検査装置の吊設位置を
変化させ、検査装置と燃料バンドル15との結合位置を
変化させればよい。
次に、超音波深山の検査原理について説明J゛る。
燃料被覆管のような薄肉m管の超音波探傷器査は、第6
図に示すように、超音波探触子45Aからの超音波ビー
ムを水中で絞った斜角深山法にて行なわれる。斜角深山
のために超音波ビームを燃料被覆管21Aの管軸方向に
向かUた後、超音波探触子45Aを水平方向に所定間δ
だ番プオフセットさせる方法が採用される。このとき、
オフセットmlδは、次式で表わされる。
ただし、OD:燃料被覆管の外径、 ■]〕:燃料被覆管の内径、 CW:水中の音速 C1::燃料被覆管中の音速、である。
しかして、燃料被覆管に損傷がある場合には、燃料被覆
管21Aの内径と外径のエコーの間に、損傷に起因した
エコーが生じるため、深山が可能になる。損傷の大ぎさ
は較正用燃料被N管24の傷の位置と大ぎざ、深さが既
知の較正用燃料被覆管24に起因するエコーを測定され
たエコーと比較することにより、測定できる。
なお、薄肉細管の探傷検査において、msの有無の検出
@疫は、オフセット量δを一定に保ち得るか否かに依存
するので、オフセット量を精度よく保持することが必要
である。実際には第3図および第4図に示す上下に対の
V型係合ローラ44゜471間を結ぶ中心線J:す、超
音波探触子45を所定量変化さゼればよい。
また、超音波探触子を用いて燃料被覆管21の肉厚を測
定器る場合には、深山検査の較正用燃料被覆管に代えて
肉厚が既知の較正用燃料被覆管を、  用い、るどとも
に、検出器は超音波探傷器に代えて超音波厚さ測定器を
使用する。これにより、燃料バンドル15の燃料被N管
の深山検査と同じ手順にて、燃料被覆管21の肉厚測定
を行なうことができる。
この燃料被覆管21にJ=る肉厚測定をゴる場合には、
超音波探触子45からの超音波ビームが管軸中心を通る
ようにセットし、燃料波WI管21のパイプ表面とパイ
プ内面との反射工」−の時間差を計測づることにより行
なわれる。この場合には、発振される超音波ビームが燃
料被覆管21の管軸方向に向くようにセットされること
が重要である。
次に、超音波探触子45に代え、検査プローブとして渦
電流式プローブ試験コイル(第5図参照)50を用いて
、燃料被覆管21の探傷検査、肉厚測定、および酸化膜
厚さ測定を行なう場合について説明づる。
渦電流式プ[1−ブ試験コイル50を用いて探傷検査を
行なう場合には、超音波深山検査のための較正用燃料被
覆管24に代えて渦流深山検査のための較正用燃料被覆
管を使用するとともに、検出器として超音波探傷器に代
えて渦流探傷器を用いる。
渦電流による探傷原理は、第7図および第8図に表わさ
れる。
Jなわち、第7図に示すように、交流電流を流したコイ
ル50△に金属プレート55を近づけると、電磁誘導作
用により金属プレート55上に渦電流が生じ、金属プレ
ート55に欠陥が存在すると、渦電流の流れが乱され、
コイル50Aのインピーダンスが変化する。このインピ
ーダンスの変化から金属欠陥の有無と大きさを測定する
ことができる。
実際の渦電流による探傷試験では、第8図に示すように
、ブリッジ回路56を組んで金属欠陥がないとき、ブリ
ッジ回路56が平衡状態になるようにセラ1〜される。
このようにセットすると、燃料被覆管21に傷などの欠
陥が存在すると、プローブ試験コイル50のインピーダ
ンスが変化するため、ブリッジ回路56のバランスがく
ずれる。
このバランスのくずれを電圧の変化として整流器57を
介して出力することにより、欠陥の有無が測定され、さ
らに既知の較正用燃料被覆管により得られた電圧変化と
比較することににり欠陥(損IM)の大ぎさを推定する
ことができる。
渦電流にJ:る探傷試験で燃料被覆管21の損傷の有無
を正確に測定プるため(こは、プローブ試験コイル50
ど燃料被覆管21との間の間隙を一定に保つことが重要
であり、このtcめ、プローブ試験コイル50はスプリ
ング51により常時燃料被覆管21に押圧接触される、
1 渦電流により肉Ja測定(あるいは酸化膜厚さ測定)を
行なう揚台には、肉厚測定用(あるいは酸化膜厚ざ測定
用)のプローブ試験コイル、較正用燃料被覆管および渦
電流式肉厚測定器(あるいは渦電流式膜厚i+)を用い
ればよい。
渦電流による肉厚測定はプロ−ブ試験コイルに交流電源
を作用させたとき、このコイルによる発生laJ!lの
範囲において、金属量が変化づると、コイルインピーダ
ンスが変化することを利用した・bのである。イの際、
プ【コープ試験コイルに作用づる交流周波数が低いはど
磁場範囲が拡がり、高周波数になるほどIl磁場範囲狭
くなる。
しかして、燃料被覆管のように高精度の薄肉管において
は、コイルインピーダンスを変化させる要因、例えば燃
料被覆管に欠陥が存在しないこと等を取り除いて、肉厚
変化に敏感に反応する交流周波数を設定すると、燃料被
覆管に肉厚変化がある場合、コイルインピーダンスが変
化する。このコイルインピーダンスの変化を既知の較正
用燃料被覆管のインピーダンス変化と対応させれば、燃
料被覆管の肉厚を測定Jることができる。
燃料被覆管21の酸化膜厚さの測定は、次のようにして
行なわれる。
燃料被覆管21に付着する酸化膜は、絶縁物であるため
、酸化膜が付着すると燃料被覆管表面とプローブ試験コ
イルとの間隙が付着酸化膜によって変化し、この変化に
応じてコイルインピーダンスが変化する。したがって、
酸化膜の厚さが既知の較正用燃料被覆管にお1プるコイ
ルインピーダンスの変化を求め、このコイルインピーダ
ンスの変化と比較することにJこり、燃料バンドルの燃
料被覆管に14着した酸化膜の厚さを測定することがで
きる。
なお、この発明の詳細な説明においては、燃料集合体の
燃料ハンドルにお【プる燃料被覆管を検査する例につい
て説明したが、燃料被覆管に代えてチャンネルボックス
やスペーサを検査することもでき、ざらに測定対象物ど
して一般の長尺物を検査することができる。
チャンネルボックスを検査づ−る場合には、検査装置の
フレーム固定機構2OAは、第9図に示すように構成さ
れ、チャンネルボックス58を外側から把持づるキャッ
チメンバ22Aは凹形に形成され、その凹面がヂ11ン
ネルボックス58に係合する係合ラッチ面として形成さ
れる。
〔発明の効果〕
以上に述べたように、この発明に係る検査装置において
は、昇降自在に吊設される本体フレーム組立体をL型ガ
イド機構やフレーム固定機構により燃料バンドル等の測
定対称物に着脱可能に固定させるとともに、上記本体フ
レーム組立体に垂直可動台を昇降機構に昇降可能に設【
プ、この垂直画動台上に設【プられる水平移動テーブル
をデープル移動機構により移動自在どし、さらに検査プ
ローブを保持したホルダをホルダ進退機構により測定対
象物に進退自在としたから、検査プローブを測定対象物
に対し安定的に三次元移動させることができる。したが
って、原子炉の燃料貯蔵プール内で大型の駆動装置を用
いなくても、燃料バンドル等の測定対象物の探傷検査や
肉厚測定、酸化膜厚さ測定を非破壊にて精度J:(、効
率的に行なうことができる。
また、燃料棒の燃料被覆管を検査する場合には、燃料バ
ンドルを個々の燃料棒に分解しなくても燃料被覆管の測
定検査をおこなうこてとかできるので、検査作業時間や
その作業に要する労力を大幅に節約することができる。
検査作業時間の短縮により、燃料集合体の各構成部品を
原子炉の定期点検検査時毎に行なうことが可能になり、
原子炉の各運転ザイクル毎の燃料集合体の構成部品の変
化を追跡することができる。したがって、燃料集合体の
構成部品の傷の発生や肉厚変化、酸化膜厚さ変化による
影響因子の究明やイの構成部品の寿命評価に役立たける
ことができるという効果を秦する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る検査装置の一実施例を示づ側面
図、第2図は一1ニ記検査装置を一部破断して示す平面
図、第3図は上記検査装置に組み込まれるホルダおよび
ホルダ進退機構を示す断面図、第4図は第3図を上方か
らみIζ平面図、第5図は検査装置のホルダ進退機構に
より作動されるホルダ部の変形例を示す断面図、第6図
は検査プローブに超音波探触子を使用した場合の探傷測
定原理を示ず原理図、第7図は検査プローブにプローブ
試験用コイルを用いた場合の渦電流発生原理を示す図、
第8図は第7図に示した渦電流式プローブ試験コイルに
よる探傷測定rfA埋示づ電気回路図、第9図は燃料集
合体のヂャンネルボックスを把持するフレーム固定tI
11の変形例を示す図である。 1・・・本体フレーム組立体、3・・・上部基板、4・
・・下部基板、6・・・垂直可動台、7・・・昇降機構
、8・・・昇時用駆動モータ、9・・・動力伝達機構、
15・・・燃料バンドル(測定対象物)、16・・・L
型刃4ド機構、17・・・L型フレーム、18.19・
・・ガイドローラ、20.20A・・・フレーム固定機
構、22゜22A・・・キャップメンバ、23・・・メ
ンバー駆動機構、24・・・較正用燃料被覆管、25・
・・水平移動テニブル、26・・・テーブル移動機構、
28・・・スクリュシャフト、29・・・シャフト駆動
機構、34・・・ホルダ進退機構、36・・・流体シリ
ンダ、38・・・支持ブロック、40・・・筒状ホルダ
、44・・・係合ローラ、45・・・超音波探触子(検
査プローブ)、50・・・渦電流式プローブ試験コイル

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、昇降自在に吊設されたフレーム枠構造の本体フレー
    ム組立体と、この本体フレーム組立体に昇降可能に支持
    された垂直可動台と、この垂直可動台を昇降させる昇降
    機構と、前記本体フレーム組立体の一側に取付けられ測
    定対象物に係合可能なL型ガイド機構と、上記本体フレ
    ーム組立体を測定対象物に固定させるフレーム固定機構
    と、前記垂直可動台に設置された水平移動テーブルを水
    平方向に移動させるテーブル移動機構と、上記水平移動
    テーブルに設けられたホルダを前記測定対象物に進退さ
    せるホルダ進退機構と、上記ホルダに支持された超音波
    探触子などの検査プローブとを備えたことを特徴とする
    検査装置。 2、本体フレーム組立体は、上部基板と下部基板とを、
    隅部に垂設された垂直ガイドポストで連結することによ
    り組み立てられ、上記垂直ガイドポストに垂直可動台が
    摺動可能に支持された特許請求の範囲1項に記載の検査
    装置。 3、測定対象物は燃料バンドルの燃料棒、燃料チャンネ
    ルボックス等の燃料集合体の構成部品および長尺物であ
    る特許請求の範囲第1項に記載の検査装置。 4、L型ガイド機構は本体フレーム組立体の一側隅部に
    上下左右の4箇所に設けられ、各L型ガイド機構は、L
    型フレーム上にL字状に配設されたガイドローラを有す
    る特許請求の範囲第1項に記載の検査装置。 5、フレーム固定機構はL型ガイド機構と組をなすよう
    に構成され、測定対象物に外側からキャッチするくし形
    あるいは凹形キャッチメンバと、このキャッチメンバを
    支点廻りに回動させるメンバー駆動機構とを有する特許
    請求の範囲第1項に記載の検査装置。 6、ホルダ進退機構はホルダを測定対象物に進退させる
    シリンダ装置を備え、上記ホルダの先端には測定対象物
    に係合可能な接触ガイドローラを上下に一対有する特許
    請求の範囲第1項に記載の検査装置。 7、検査プローブはホルダに首振可能に支持された特許
    請求の範囲第1項に記載の検査装置。
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