JPS61162541A - 難燃性樹脂組成物 - Google Patents
難燃性樹脂組成物Info
- Publication number
- JPS61162541A JPS61162541A JP209485A JP209485A JPS61162541A JP S61162541 A JPS61162541 A JP S61162541A JP 209485 A JP209485 A JP 209485A JP 209485 A JP209485 A JP 209485A JP S61162541 A JPS61162541 A JP S61162541A
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- Japan
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- resin
- styrene
- phosphorus
- resin composition
- polyphenylene ether
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、ポリフェニレンエーテル糸!R脂とスチレン
系樹脂よシなる樹脂組成物に、一般式囚(Xは炭素数1
〜6のアルキレン基、アリーレン基、イミノ基又は酸素
、硫黄を、Y1* Y!+ Y3.Y4は大々炭素数1
〜8のアルキル基、アリール基、又はアルコキシ基を、
2は酸素又は硫黄を、kljL、m、nは夫々0〜4の
蟹数を示す。)で表わされるリン含有化合物を単独或は
該リン含有化合物と芳香族リン酸エステルと全併用して
配せしめた、極めて難燃性に優れた樹脂組成物に関′す
る。
系樹脂よシなる樹脂組成物に、一般式囚(Xは炭素数1
〜6のアルキレン基、アリーレン基、イミノ基又は酸素
、硫黄を、Y1* Y!+ Y3.Y4は大々炭素数1
〜8のアルキル基、アリール基、又はアルコキシ基を、
2は酸素又は硫黄を、kljL、m、nは夫々0〜4の
蟹数を示す。)で表わされるリン含有化合物を単独或は
該リン含有化合物と芳香族リン酸エステルと全併用して
配せしめた、極めて難燃性に優れた樹脂組成物に関′す
る。
(便来の技術)
ポリフェニレンエーテル系11f脂とスチレン系樹脂の
ポリマー組成物は、機械的物性、熱的物性、電気的物性
等に優れ、家電部品、配電部品、自動車部品、祠密機械
部品等に広く用いられ、近年その需要の伸びは著しく、
有用な材料である。
ポリマー組成物は、機械的物性、熱的物性、電気的物性
等に優れ、家電部品、配電部品、自動車部品、祠密機械
部品等に広く用いられ、近年その需要の伸びは著しく、
有用な材料である。
一方、樹脂に対する瀘業界の要求性能のひとつとして、
難燃化があけられる。米国のυL規格等に見られる如く
、樹脂の難燃化規制は厳しさを増し、その対応が求めら
れており、ポリフェニレンエーテル系樹脂とスチレン系
樹脂のポリマー組成物も例外ではない。
難燃化があけられる。米国のυL規格等に見られる如く
、樹脂の難燃化規制は厳しさを増し、その対応が求めら
れており、ポリフェニレンエーテル系樹脂とスチレン系
樹脂のポリマー組成物も例外ではない。
この失求に答えるべく、該ポリマー組成物に、芳香族リ
ン酸エステルを配合させたもの(特公昭53−418号
公報、特開昭53−73248号公報)や、有機ハロゲ
ン化物、若しくは、有機ハロゲン化物と三酸化アンチモ
ンを併用し配合したもの(%開昭48−7945号公報
、特開昭51−74038号公報、特開昭−52−12
8946号公報)や、元素リンを配合したもの(米国%
計第3,663,654号明細’i!’)等の技術が公
開されている。
ン酸エステルを配合させたもの(特公昭53−418号
公報、特開昭53−73248号公報)や、有機ハロゲ
ン化物、若しくは、有機ハロゲン化物と三酸化アンチモ
ンを併用し配合したもの(%開昭48−7945号公報
、特開昭51−74038号公報、特開昭−52−12
8946号公報)や、元素リンを配合したもの(米国%
計第3,663,654号明細’i!’)等の技術が公
開されている。
(発明が解決しようとする問題点)
芳香族リン酸エステルを用いた場合の耐熱温度の低下、
有機ハロゲン化物、三酸化アンチモン金柑いた場合の耐
衝撃性の低下や、三酸化アンチモンが医薬用外劇物であ
る故の作業性の悪さ、元素リンを用いた場合の樹脂への
赤着色化等、光分満足のゆく様な難燃剤は開発されてお
らず、ポリフェニレンエーテル系樹脂とスチレン系樹脂
とのポリマー組成物の優れた性能を損う事なく、難燃化
する事は強く求められている。
有機ハロゲン化物、三酸化アンチモン金柑いた場合の耐
衝撃性の低下や、三酸化アンチモンが医薬用外劇物であ
る故の作業性の悪さ、元素リンを用いた場合の樹脂への
赤着色化等、光分満足のゆく様な難燃剤は開発されてお
らず、ポリフェニレンエーテル系樹脂とスチレン系樹脂
とのポリマー組成物の優れた性能を損う事なく、難燃化
する事は強く求められている。
(問題点を解決するための手段)
不発明言等は、この景求に答えるべく、鋭意研究を続け
た結果、一般式(A): (Xは炭素数1〜6のアルキレン基、アリーレン基、イ
ミノ基又は酸素、硫黄を、Yl w Y2e Ya *
Y4は夫々炭素数1〜8のアルキル基、アリール基、
又はアルコキシ基金、2は酸素又は硫黄を、k、A。
た結果、一般式(A): (Xは炭素数1〜6のアルキレン基、アリーレン基、イ
ミノ基又は酸素、硫黄を、Yl w Y2e Ya *
Y4は夫々炭素数1〜8のアルキル基、アリール基、
又はアルコキシ基金、2は酸素又は硫黄を、k、A。
□、nは大々O〜4の蟹数を示す@)
で表わされるリン含有化合物を単独或は、芳香族リン酸
エステルと併用して、ポリフェニレンエーテル系樹脂と
スチレン系樹脂とよりなる樹脂組成物に配合した時、熱
的、機械的物性の低下を引き起こすことなく、極めて優
れた難燃性が付与される墨を見出し、本発明を完成する
に到った。
エステルと併用して、ポリフェニレンエーテル系樹脂と
スチレン系樹脂とよりなる樹脂組成物に配合した時、熱
的、機械的物性の低下を引き起こすことなく、極めて優
れた難燃性が付与される墨を見出し、本発明を完成する
に到った。
即ち、本発明は、ポリフェニレンエーテル系樹脂と、ス
チレン系樹脂よりなる樹脂組成物100嵐量部に対し、
一般式t、AJ: (Xは炭素数1〜6のアルキレン基、アリーレン基、イ
ミノ基又は酸素、硫黄を、Y+ r Yx + Ys
a Yaは夫々炭素数1〜8のアルキル基、了り−ル基
、又はアルコキシ基金、Zは酸素又は伽黄會、k、2゜
m 、 nは天々0〜4の歴数を示す。)で表わされる
リン含有化合物を単独或は、芳香族リン酸エステルと併
用して0.5〜20重+i部配合せしめた難燃性樹脂組
成物である。
チレン系樹脂よりなる樹脂組成物100嵐量部に対し、
一般式t、AJ: (Xは炭素数1〜6のアルキレン基、アリーレン基、イ
ミノ基又は酸素、硫黄を、Y+ r Yx + Ys
a Yaは夫々炭素数1〜8のアルキル基、了り−ル基
、又はアルコキシ基金、Zは酸素又は伽黄會、k、2゜
m 、 nは天々0〜4の歴数を示す。)で表わされる
リン含有化合物を単独或は、芳香族リン酸エステルと併
用して0.5〜20重+i部配合せしめた難燃性樹脂組
成物である。
本発明にいうポリフェニレンエーテル系樹脂とは、一般
式 (式中、山、R鵞* Rs+ R141Rat几6は炭
素数1〜4のアルキル基、アリール基、ハロゲン、水素
等の一価の残恭でめり、几S、几1は同時に水素ではな
い。)金繰り返し単位とし、構成単位がCI)又は、〔
I〕および〔I[〕からなる単独′X付坏、あるいは共
1合体が使用できる。
式 (式中、山、R鵞* Rs+ R141Rat几6は炭
素数1〜4のアルキル基、アリール基、ハロゲン、水素
等の一価の残恭でめり、几S、几1は同時に水素ではな
い。)金繰り返し単位とし、構成単位がCI)又は、〔
I〕および〔I[〕からなる単独′X付坏、あるいは共
1合体が使用できる。
ポリフェニレンエーテル樹脂の単独重合体の代表例とし
ては、ボIJ (2、6−シメチルー1.4−フェニレ
ン)エーテル、ポリ(2−メチル−6−エチル−1,4
−フエニレン)エーテル、ポリ(2,6−ダニチル−1
,4−フエニレン)エーテル、ポリ(2−エチル−6−
nプロピル−1゜4−フェニレン)エーテル、ポリ(2
,6−ジーnfoビ/’ 1 、4 7−1−二L/
7 ) エーテル、ポリ(2−メチル−5−nブチル−
1,4−7エニレン)エーテル、ボIJ (2−エチル
−6−イ7:7’口ビル−1,4−7エニレン)エーテ
ル、ポリ(2−メチル−6−クロル−1,4−フェニン
/)エーテル、ポリ(2−メチル−6−とドロキシエチ
ル−1,4−フェニレン)エーテル、ボIJ(2−メチ
ル−6−クロロエチル−1,4−フェニレン)エーテル
等のホモポリマーが挙げられる。
ては、ボIJ (2、6−シメチルー1.4−フェニレ
ン)エーテル、ポリ(2−メチル−6−エチル−1,4
−フエニレン)エーテル、ポリ(2,6−ダニチル−1
,4−フエニレン)エーテル、ポリ(2−エチル−6−
nプロピル−1゜4−フェニレン)エーテル、ポリ(2
,6−ジーnfoビ/’ 1 、4 7−1−二L/
7 ) エーテル、ポリ(2−メチル−5−nブチル−
1,4−7エニレン)エーテル、ボIJ (2−エチル
−6−イ7:7’口ビル−1,4−7エニレン)エーテ
ル、ポリ(2−メチル−6−クロル−1,4−フェニン
/)エーテル、ポリ(2−メチル−6−とドロキシエチ
ル−1,4−フェニレン)エーテル、ボIJ(2−メチ
ル−6−クロロエチル−1,4−フェニレン)エーテル
等のホモポリマーが挙げられる。
ホIJフェニレンエーテル共ム合体ハ、一般式(ここに
R3を几4sR5+R−は上記と同一の慧tJtt−有
する。)で表わされる2、3.6−)リメチルフェノー
ル等のアルキル置換フェノールと例えば、〇−クレゾー
ル等と全共重合して得られるポリ7エ二レンエーテル構
造を主体としてなるポリフェニレンエーテル共電合体を
包含する。
R3を几4sR5+R−は上記と同一の慧tJtt−有
する。)で表わされる2、3.6−)リメチルフェノー
ル等のアルキル置換フェノールと例えば、〇−クレゾー
ル等と全共重合して得られるポリ7エ二レンエーテル構
造を主体としてなるポリフェニレンエーテル共電合体を
包含する。
本発明に使用し得るスチレン系樹脂は、具体的(式中、
几は水素、低級アルキルまたはハロゲン全話し、Zはビ
ニル、水素、塩素および低級アルキルよりなる群から選
択され、pはθ〜5の整数である)で表わされる化合物
からvj4されるポリマ一単位を少なくとも25重童%
有するものである。本発明で使用する月給「スチレン系
樹脂」は、上aピの式で定義され、例示すると、ホモポ
リマー、例えばポリスチレンおよびポリクロロスチレン
、変性ポリスチレン、例えばゴム変性ポリスチレンなら
ひにスチレン官有コポリマー、例えばスチレン−アクリ
ロニトリルコポリマー(8AN)、スチレン−ブタジェ
ンコポリマー、スチレン−アクリロニトリル−ブタジェ
ンコポリマー(AB8)、ポリα−メチルスチレン、エ
チルビニルベンゼンとジビニルベンゼンのコポリマーな
どを包含する。
几は水素、低級アルキルまたはハロゲン全話し、Zはビ
ニル、水素、塩素および低級アルキルよりなる群から選
択され、pはθ〜5の整数である)で表わされる化合物
からvj4されるポリマ一単位を少なくとも25重童%
有するものである。本発明で使用する月給「スチレン系
樹脂」は、上aピの式で定義され、例示すると、ホモポ
リマー、例えばポリスチレンおよびポリクロロスチレン
、変性ポリスチレン、例えばゴム変性ポリスチレンなら
ひにスチレン官有コポリマー、例えばスチレン−アクリ
ロニトリルコポリマー(8AN)、スチレン−ブタジェ
ンコポリマー、スチレン−アクリロニトリル−ブタジェ
ンコポリマー(AB8)、ポリα−メチルスチレン、エ
チルビニルベンゼンとジビニルベンゼンのコポリマーな
どを包含する。
本発明に好適なスチレン樹脂成分は、ゴム変性耐衝撃性
スチレン樹脂、例えば天然または合成ゴムで変性された
ポリスチレンでろる。変性用合成ゴムは、例えばポリブ
タジェン、ポリイノグレン、ジエンと他のコモノマー、
例えばスチレン、アクリロニトリル、アクリル酸エステ
ルなどとよりなり、A−B−AおよびA−B型(人はビ
ニル芳香族、例えばスチレン、Bはジエン、例えばブタ
ジェン)のブロックコポリマーを含むゴム状コポリマー
なラヒニエチレンープロピレンージエンターポリマ−(
EPDM)−rムなどである。ポリスチレンをブタジェ
ンゴムで変性するのがもつとも好適でるる。
スチレン樹脂、例えば天然または合成ゴムで変性された
ポリスチレンでろる。変性用合成ゴムは、例えばポリブ
タジェン、ポリイノグレン、ジエンと他のコモノマー、
例えばスチレン、アクリロニトリル、アクリル酸エステ
ルなどとよりなり、A−B−AおよびA−B型(人はビ
ニル芳香族、例えばスチレン、Bはジエン、例えばブタ
ジェン)のブロックコポリマーを含むゴム状コポリマー
なラヒニエチレンープロピレンージエンターポリマ−(
EPDM)−rムなどである。ポリスチレンをブタジェ
ンゴムで変性するのがもつとも好適でるる。
本発明では、ポリフェニレンエーテル系樹脂トスチレン
系a4脂の混合比は任意で良いが、好ましくは、ポリフ
ェニレンエーテル系樹脂90〜10][置部に対し、ス
チレン系樹脂10〜901量部が良く、更に好ましくは
、ポリフェニレンエーテル系樹j′F!70〜30重量
部に対し、スチレン系樹脂30〜’rout部が良い。
系a4脂の混合比は任意で良いが、好ましくは、ポリフ
ェニレンエーテル系樹脂90〜10][置部に対し、ス
チレン系樹脂10〜901量部が良く、更に好ましくは
、ポリフェニレンエーテル系樹j′F!70〜30重量
部に対し、スチレン系樹脂30〜’rout部が良い。
ポリフェニレンエーテル系樹脂が90重量部以上では、
該樹脂とスチレン系樹脂の混合組成物の加工性が極めて
低下し実用的でなく、またスチレン系樹脂が90fi量
部以上では、熱変形温度が充分満足のゆくものとならな
い。
該樹脂とスチレン系樹脂の混合組成物の加工性が極めて
低下し実用的でなく、またスチレン系樹脂が90fi量
部以上では、熱変形温度が充分満足のゆくものとならな
い。
また本発明に使用されるり/含有化合物は、一般式囚:
(Y鵞−
(Xは炭素数1〜6のアルキレン基、アリーレン基、イ
ミオ基又は、酸素、硫黄を、kyLHm、nは夫々0〜
4の歴数を示す。) で表わされるが、その代表例を以下に示す。
ミオ基又は、酸素、硫黄を、kyLHm、nは夫々0〜
4の歴数を示す。) で表わされるが、その代表例を以下に示す。
本発明にいう芳香族リン酸エステルとは、代表例として
、トリフェニル7オス7エート、トリクレジルフォスフ
ェート、トリキシレニルフォスフェート、タレジルジフ
ェニルフォスフェート、キシレニルジフェニルフォスフ
ェート等があげられる。
、トリフェニル7オス7エート、トリクレジルフォスフ
ェート、トリキシレニルフォスフェート、タレジルジフ
ェニルフォスフェート、キシレニルジフェニルフォスフ
ェート等があげられる。
本発明において、リン含有化合物率a双は、芳香族リン
酸エステルと併用している時の、両者の配合比率は、リ
ン含有化合物が100〜2011Lt%で、芳香族リン
酸エステルが0〜80重量%である拳が必賛である。こ
の配合比率外にすると、41!を脂組成物の熱的性質の
低下が生じる。
酸エステルと併用している時の、両者の配合比率は、リ
ン含有化合物が100〜2011Lt%で、芳香族リン
酸エステルが0〜80重量%である拳が必賛である。こ
の配合比率外にすると、41!を脂組成物の熱的性質の
低下が生じる。
又、本発明では、ポリフェニレンエーテル糸樹脂とスチ
レン系樹脂よりなる樹脂組成物100重量部に対し、一
般式囚で表わされるリン含有化合物を単独或は、芳香族
リン酸エステルと併用して0.5〜20重量部配置部る
ことが心安でるる。0.5TL量部以下では、樹脂に難
燃性を付与できず、また20重量部以上では、樹脂を成
型加工した時、成型品のへ麹を劣無に1.斧ね一針薯呪
枇を低下式%式% まえ、樹J11t−安定化するために通常用いる、酸化
防止剤、紫外線吸収剤やその他の安定剤を配合したり、
樹脂全強化するためにガラス繊維やその他の無機フィラ
ーを用いる事は本発明を妨げるものではない。
レン系樹脂よりなる樹脂組成物100重量部に対し、一
般式囚で表わされるリン含有化合物を単独或は、芳香族
リン酸エステルと併用して0.5〜20重量部配置部る
ことが心安でるる。0.5TL量部以下では、樹脂に難
燃性を付与できず、また20重量部以上では、樹脂を成
型加工した時、成型品のへ麹を劣無に1.斧ね一針薯呪
枇を低下式%式% まえ、樹J11t−安定化するために通常用いる、酸化
防止剤、紫外線吸収剤やその他の安定剤を配合したり、
樹脂全強化するためにガラス繊維やその他の無機フィラ
ーを用いる事は本発明を妨げるものではない。
本発明の難燃化樹脂組成物の製造方法は、通常樹脂を溶
融、可塑化し、造粒、加工する如何なる方法を用いても
良い。例えば、ポリフェニレンエーテル系樹脂、スチレ
ン系樹脂、一般式(5)で示されるリン含有化合物、芳
香族リン酸エステルをドライプレンrし、押出機、加熱
ロール、ノ々ン/々リーミキサー、ニーダ−等を用い、
樹脂を溶融せしめ、リン含有化合物を分散させる方法や
、ベント付押出機を用いて、ベント孔よシ、リン含有化
合物を添加する方法等によってもよい。
融、可塑化し、造粒、加工する如何なる方法を用いても
良い。例えば、ポリフェニレンエーテル系樹脂、スチレ
ン系樹脂、一般式(5)で示されるリン含有化合物、芳
香族リン酸エステルをドライプレンrし、押出機、加熱
ロール、ノ々ン/々リーミキサー、ニーダ−等を用い、
樹脂を溶融せしめ、リン含有化合物を分散させる方法や
、ベント付押出機を用いて、ベント孔よシ、リン含有化
合物を添加する方法等によってもよい。
(効果)
本発明によシ得られる樹脂組成物は、熱的、機賊的物性
の低下全引き起こす事なく、極めて優れた自己消火性を
示す− (実施例) 以下rC1本発明を一層明確にするために、実施例を挙
けて説明するが、本発明はこれによシ範凹を限定される
ものではない。
の低下全引き起こす事なく、極めて優れた自己消火性を
示す− (実施例) 以下rC1本発明を一層明確にするために、実施例を挙
けて説明するが、本発明はこれによシ範凹を限定される
ものではない。
実施例1
30℃におけるクロロホルム溶K (5wt /Mo1
%)の固有粘度が0.60a/?のポリ(2,6−ジメ
テルー1.4−フェニレン)ニーテルト、ポリブタジェ
ンを14重量%含むゴム変性ポリスチレンと式(Bl で示されるリン含有化合物を、表−1に示す配合にて、
ブレンダーで混合した後、真空ベント付二軸押出機を用
いて、280℃にて溶融、押出を行ナイヘL/ットを得
た。このペレット音用いテ280℃にて射出成形を行な
い試験片を得、これを用いて、Underwriter
s Laboratory (UL) Bulleti
n A 94に従って、1゜6wm厚試線試験火炎遅延
性を評価した。
%)の固有粘度が0.60a/?のポリ(2,6−ジメ
テルー1.4−フェニレン)ニーテルト、ポリブタジェ
ンを14重量%含むゴム変性ポリスチレンと式(Bl で示されるリン含有化合物を、表−1に示す配合にて、
ブレンダーで混合した後、真空ベント付二軸押出機を用
いて、280℃にて溶融、押出を行ナイヘL/ットを得
た。このペレット音用いテ280℃にて射出成形を行な
い試験片を得、これを用いて、Underwriter
s Laboratory (UL) Bulleti
n A 94に従って、1゜6wm厚試線試験火炎遅延
性を評価した。
また人8TM規準に従って物性を評価した。その結果全
表−1に示す。
表−1に示す。
実施例2
式(C1
で示されるリン含有化合物を用いた以外は、実施例1と
全く同様の方法にて、試嵌片′fc得、この試験片上用
いて火炎遅延性、物性′を評価し、その結果を表−1に
示した。
全く同様の方法にて、試嵌片′fc得、この試験片上用
いて火炎遅延性、物性′を評価し、その結果を表−1に
示した。
比較例1
実施例1と同様のボIJ (2、6−シメチルー1゜4
−〕二ニレし)エーテル、ゴム変性、felJスチレン
を、表−1に示す配合にて、混合、造粒、成形し、評価
した結果を比較例1として表−1に示す。
−〕二ニレし)エーテル、ゴム変性、felJスチレン
を、表−1に示す配合にて、混合、造粒、成形し、評価
した結果を比較例1として表−1に示す。
比較例2
実施例1と同様のポリ(2,6−ジメチル−l。
4−フェニレン)エーテル、!ム変性ポリスチレンに加
え、トリフェニルフォスフェートe表−1に示す配合に
て、混合、造粒、成形し、評価した結果全比較例2とし
て、表−1に示す。
え、トリフェニルフォスフェートe表−1に示す配合に
て、混合、造粒、成形し、評価した結果全比較例2とし
て、表−1に示す。
実施例3.4、比較例3
実施例1と同様のポリ(2,6−ジメチル1,4−)ユ
ニしン)エーテル、ゴム変性ポリスチレン、リン含有化
合物音用い、表−2に示す配合にて、実施例1と同様の
方法で混合、造粒、成形し、評価した結果を表−2に示
す。
ニしン)エーテル、ゴム変性ポリスチレン、リン含有化
合物音用い、表−2に示す配合にて、実施例1と同様の
方法で混合、造粒、成形し、評価した結果を表−2に示
す。
実施例5〜7、比較例4
実施例1と同様のポリ(2,6−シメチルー1゜4−フ
ェニレン)エーテル、リン含有化合物に加え、ポリツタ
ジエン含有量4Qwt%、及びYON15%のエマルジ
ョンタイプAf31樹脂、及びトリフェニルホスフェー
トを表−3に示す配合にて、実施例1と同様の方法で、
混合、造粒、成形し、評価した結果を表−3に示す。尚
、成形品外観の評価は、アイゾツト衝撃試験用の供試体
を肉眼で観察し、評価したものでおる。
ェニレン)エーテル、リン含有化合物に加え、ポリツタ
ジエン含有量4Qwt%、及びYON15%のエマルジ
ョンタイプAf31樹脂、及びトリフェニルホスフェー
トを表−3に示す配合にて、実施例1と同様の方法で、
混合、造粒、成形し、評価した結果を表−3に示す。尚
、成形品外観の評価は、アイゾツト衝撃試験用の供試体
を肉眼で観察し、評価したものでおる。
実施例8,9、比較例5
ポリ(2,6−シメチルー1.4−フェニレン)エーテ
ル、AB8樹脂、リン含有化合物、トリフェニルホスフ
ェート、ポリスチレン(脂化成製スタイロン680)を
表−4に示す配合にて、実施例1と同様の方法で、混合
、造粒、成形し、評価した結果を表−4に示す。
ル、AB8樹脂、リン含有化合物、トリフェニルホスフ
ェート、ポリスチレン(脂化成製スタイロン680)を
表−4に示す配合にて、実施例1と同様の方法で、混合
、造粒、成形し、評価した結果を表−4に示す。
以下余白
(註1)
(註2)
(註3) )リフェニルフオスフエート(註4)
1.s瓢す訂 (註5) 人STM D648 1&、5 )rf/
cat”(註6) k8TM D1238に準じ、温
度250℃。荷重10#で行なった。
1.s瓢す訂 (註5) 人STM D648 1&、5 )rf/
cat”(註6) k8TM D1238に準じ、温
度250℃。荷重10#で行なった。
表−2
(註2) 3.2w bar
(註1)
(註2) 1.6m+ bar
(註3 ) ASTM D2566.4 muノツ
チ付23℃(註4) アイゾツト衝撃試験片の肉眼によ
る観察結果以下余白 表−4 (註1)
チ付23℃(註4) アイゾツト衝撃試験片の肉眼によ
る観察結果以下余白 表−4 (註1)
Claims (2)
- (1)ポリフェニレンエーテル系樹脂と、スチレン系樹
脂よりなる樹脂組成物100重量部に対し、一般式(A
): ▲数式、化学式、表等があります▼(A) (Xは炭素数1〜6のアルキレン基、アリーレン基、イ
ミノ基又は酸素、硫黄を、Y_1、Y_2、Y_3、Y
_4は夫々炭素数1〜8のアルキル基、アリール基、又
はアルコキシ基を、Zは酸素又は硫黄を、k、l、m、
nは夫々0〜4の整数を示す。)で表わされるリン含有
化合物を単独或は、芳香族リン酸エステルと併用して0
.5〜20重量部配合せしめた難燃性樹脂組成物 - (2)スチレン系樹脂が、ゴム変性耐衝撃性ポリスチレ
ンである特許請求範囲第1項記載の組成物
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---|---|---|---|
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JP209485A JPH068371B2 (ja) | 1985-01-11 | 1985-01-11 | 難燃性樹脂組成物 |
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Family
ID=11519760
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP209485A Expired - Lifetime JPH068371B2 (ja) | 1985-01-11 | 1985-01-11 | 難燃性樹脂組成物 |
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- 1985-01-11 JP JP209485A patent/JPH068371B2/ja not_active Expired - Lifetime
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