JPS6116250Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6116250Y2 JPS6116250Y2 JP8156482U JP8156482U JPS6116250Y2 JP S6116250 Y2 JPS6116250 Y2 JP S6116250Y2 JP 8156482 U JP8156482 U JP 8156482U JP 8156482 U JP8156482 U JP 8156482U JP S6116250 Y2 JPS6116250 Y2 JP S6116250Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drum
- operating member
- legs
- grip
- raising
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 3
- 239000010721 machine oil Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Auxiliary Devices For Music (AREA)
- Toys (AREA)
- Lenses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、路面等に横たえたドラム缶を起こす
ためのドラム缶起こし具に関する。
ためのドラム缶起こし具に関する。
一般に、機械油などを貯留したドラム缶は、屋
外におけ場合、起立状態では上面に雨水が溜り易
いことから、路面等に横たえられているが、機械
油等を別のタンクなどへ移し替える際には、ドラ
ム缶を起こさなばならない。しかし、ドラム缶は
油等の収容物を含めて200Kg程度と重いことか
ら、作業者1人では手で起こすのが困難であり、
腰を痛めたり、手がすべつたりすることもあつ
て、従来はドラム缶を起こす際に他の作業者の手
助けを必要としている。
外におけ場合、起立状態では上面に雨水が溜り易
いことから、路面等に横たえられているが、機械
油等を別のタンクなどへ移し替える際には、ドラ
ム缶を起こさなばならない。しかし、ドラム缶は
油等の収容物を含めて200Kg程度と重いことか
ら、作業者1人では手で起こすのが困難であり、
腰を痛めたり、手がすべつたりすることもあつ
て、従来はドラム缶を起こす際に他の作業者の手
助けを必要としている。
本考案は、かかる点に鑑み、ドラム缶の外周面
に係合する係合部およびドラム缶端面の縁部に掛
止する掛止部を設けた操作部材に、一対の脚体を
回動自在に取り付けることにより、作業者が1人
でドラム缶を起こすことができるようにするとと
もに、起こす途中で前記脚体にてドラム缶を傾け
た状態で支持することにより、操作部材に力を加
えていた手を一旦休めたり、あるいは操作部材に
力を加え易いように手を握り替えたりできるよう
にしたドラム缶起こし具を提供するものである。
に係合する係合部およびドラム缶端面の縁部に掛
止する掛止部を設けた操作部材に、一対の脚体を
回動自在に取り付けることにより、作業者が1人
でドラム缶を起こすことができるようにするとと
もに、起こす途中で前記脚体にてドラム缶を傾け
た状態で支持することにより、操作部材に力を加
えていた手を一旦休めたり、あるいは操作部材に
力を加え易いように手を握り替えたりできるよう
にしたドラム缶起こし具を提供するものである。
以下、本考案の構成を実施例につき図面に基づ
いて説明する。
いて説明する。
第1図および第2図に示すドラム缶起こし具1
において、2は作業者の力をドラム缶3に作用せ
しめるための細長い操作部材、4,4は操作部材
2に取り付けた脚体である。操作部材2の一端に
は、ドラム缶3の外周面に係合する円弧状の係合
部5が、また、操作部材2の他端には棒状の握り
部6が、それぞれ該操作部材2に対してT字状に
連設されている。
において、2は作業者の力をドラム缶3に作用せ
しめるための細長い操作部材、4,4は操作部材
2に取り付けた脚体である。操作部材2の一端に
は、ドラム缶3の外周面に係合する円弧状の係合
部5が、また、操作部材2の他端には棒状の握り
部6が、それぞれ該操作部材2に対してT字状に
連設されている。
そして、上記操作部材2は、その中央よりも前
記係合部5側に、ドラム缶3の端面周縁のフラン
ジ部7に掛止するL字状に屈曲した掛止部8が前
記係合部5と同じ側に設けられており、該操作部
材2は掛止部8よりも操作部材2の中央側位置で
前記掛止部8側へくの字状に屈曲されている。上
記係合部5と掛止部8の間隔l1は、ドラム缶3の
中間部の環状リブ9と前記フランジ部7との間隔
に対応する長さに設定されており、掛止部8をフ
ランジ部7に掛止した状態で、係合部5が環状リ
ブ9の前記フランジ部7とは反対側の側面部に当
接するようになされている。
記係合部5側に、ドラム缶3の端面周縁のフラン
ジ部7に掛止するL字状に屈曲した掛止部8が前
記係合部5と同じ側に設けられており、該操作部
材2は掛止部8よりも操作部材2の中央側位置で
前記掛止部8側へくの字状に屈曲されている。上
記係合部5と掛止部8の間隔l1は、ドラム缶3の
中間部の環状リブ9と前記フランジ部7との間隔
に対応する長さに設定されており、掛止部8をフ
ランジ部7に掛止した状態で、係合部5が環状リ
ブ9の前記フランジ部7とは反対側の側面部に当
接するようになされている。
そうして、上記操作部材2には、該操作部材2
に直交せしめた筒部材10が前記掛止部8よりも
若干握り部6側に位置して固定され、該筒部材1
0に回転軸11が両端を外方へ突出せしめた状態
で回転自在に嵌挿されており、この回転軸11の
両端に脚体4,4が該回転軸11に対して若干鈍
角となよように連設されて、操作部材2に対し揺
動自在に垂下されている。なお、第2図中、12
は回転軸11が筒部材10に対して軸方向へ移動
するのを阻止するストツパである。
に直交せしめた筒部材10が前記掛止部8よりも
若干握り部6側に位置して固定され、該筒部材1
0に回転軸11が両端を外方へ突出せしめた状態
で回転自在に嵌挿されており、この回転軸11の
両端に脚体4,4が該回転軸11に対して若干鈍
角となよように連設されて、操作部材2に対し揺
動自在に垂下されている。なお、第2図中、12
は回転軸11が筒部材10に対して軸方向へ移動
するのを阻止するストツパである。
上記脚体4,4は、操作部材2から垂下した状
態において、該操作部材2の下縁から脚体4の先
端までの長さl2が、ドラム缶3の直径よりも長く
なされている。そして、本実施例では、この長さ
l2をドラム缶3の高さhよりも長く、ドラム缶3
の対角線の長さmよりも短くしてある。さらに、
両脚体4,4の両者の間をドラム缶3が起立状態
で通り抜けられるように、その間隔が設定されて
いる。
態において、該操作部材2の下縁から脚体4の先
端までの長さl2が、ドラム缶3の直径よりも長く
なされている。そして、本実施例では、この長さ
l2をドラム缶3の高さhよりも長く、ドラム缶3
の対角線の長さmよりも短くしてある。さらに、
両脚体4,4の両者の間をドラム缶3が起立状態
で通り抜けられるように、その間隔が設定されて
いる。
次に、ドラム缶を起こす際の操作について第3
図乃至第5図に基づき説明する。
図乃至第5図に基づき説明する。
まず、第3図に示すように、起こし具1の掛止
部8を横たえられてあるドラム缶3のフランジ部
7に掛止し、また、係合部5を環状リブ9に当接
してドラム缶3の外周面に係合する。このとき、
操作部材2は全体をくの字に屈曲せしめた関係
で、握り部6が地上10cmぐらいの高さにある。そ
して、操作部材2を持ち上げてドラム缶3を地面
に対して30〜45度の角度まで起こすと、第4図に
示す如く、脚体4,4が地面を移動してドラム缶
3側へ近づき、地面に対して大きな角度をもつよ
うになり、握り部6から作業者が手を離してもド
ラム缶3は両脚体4,4で支持されて倒れない。
特に、両脚体4,4の間隔を先端へ行くに従つて
広くしたことから安定性が高く、ドラム缶3が横
転することもない。そして、この状態で、作業者
は握り部6をさらに上方へ持ち上げ易いように、
つまり、握り部に力を加え易いように握り替える
ことができる。そうして、第5図に示す如く、ド
ラム缶3を自重で起き上がる角度まで起こすと、
両脚体4,4は地面から離れ、さらに、ドラム缶
3が完全に起き上がる直前で再び脚体4,4が接
地する。この接地により、起こし具1の掛止部8
がドラム缶3のフランジ部7より外れ、起こし具
1をドラム缶3から円滑に取り外すことができ
る。
部8を横たえられてあるドラム缶3のフランジ部
7に掛止し、また、係合部5を環状リブ9に当接
してドラム缶3の外周面に係合する。このとき、
操作部材2は全体をくの字に屈曲せしめた関係
で、握り部6が地上10cmぐらいの高さにある。そ
して、操作部材2を持ち上げてドラム缶3を地面
に対して30〜45度の角度まで起こすと、第4図に
示す如く、脚体4,4が地面を移動してドラム缶
3側へ近づき、地面に対して大きな角度をもつよ
うになり、握り部6から作業者が手を離してもド
ラム缶3は両脚体4,4で支持されて倒れない。
特に、両脚体4,4の間隔を先端へ行くに従つて
広くしたことから安定性が高く、ドラム缶3が横
転することもない。そして、この状態で、作業者
は握り部6をさらに上方へ持ち上げ易いように、
つまり、握り部に力を加え易いように握り替える
ことができる。そうして、第5図に示す如く、ド
ラム缶3を自重で起き上がる角度まで起こすと、
両脚体4,4は地面から離れ、さらに、ドラム缶
3が完全に起き上がる直前で再び脚体4,4が接
地する。この接地により、起こし具1の掛止部8
がドラム缶3のフランジ部7より外れ、起こし具
1をドラム缶3から円滑に取り外すことができ
る。
なお、上記実施例では、操作部材2を1本のパ
イプで形成したが、複数のパイプあるいは棒を平
行に配して操作部材を構成してもよい。また、上
記実施例では脚体4,4を掛止部8の近傍に設け
たが、握り部6において回動自在に支持するよう
にしても、ドラム缶3を起こす途中で作業者が手
を離してドラム缶3を傾けた状態で一旦停止させ
ることができる。
イプで形成したが、複数のパイプあるいは棒を平
行に配して操作部材を構成してもよい。また、上
記実施例では脚体4,4を掛止部8の近傍に設け
たが、握り部6において回動自在に支持するよう
にしても、ドラム缶3を起こす途中で作業者が手
を離してドラム缶3を傾けた状態で一旦停止させ
ることができる。
以上のように、本考案によれば、操作部材にド
ラム缶に対する係合部および掛止部を設け、握り
部の位置をドラム缶よりも離したことにより作業
者が1人で、しかも小さな力でもつてドラム缶を
起こすことができるとともに、起こす途中でドラ
ム缶を脚体にて支持できるため、作業者は一旦起
こす動作を停止し、手を握り替えて起こし具に対
して力を加え易くしたり、あるいは必要に応じて
手を休めることもできるという優れた効果が得ら
れる。
ラム缶に対する係合部および掛止部を設け、握り
部の位置をドラム缶よりも離したことにより作業
者が1人で、しかも小さな力でもつてドラム缶を
起こすことができるとともに、起こす途中でドラ
ム缶を脚体にて支持できるため、作業者は一旦起
こす動作を停止し、手を握り替えて起こし具に対
して力を加え易くしたり、あるいは必要に応じて
手を休めることもできるという優れた効果が得ら
れる。
図面は本考案の実施態様を例示し、第1図はド
ラム缶起こし具の側面図、第2図は同背面図、第
3図乃至第5図はドラム缶起こし作業の各段階を
順次に示す斜視図である。 1……ドラム缶起こし具、2……操作部材、3
……ドラム缶、4……脚体、5……係合部、6…
…握り部、7……フランジ部、8……掛止部、9
……環状リブ。
ラム缶起こし具の側面図、第2図は同背面図、第
3図乃至第5図はドラム缶起こし作業の各段階を
順次に示す斜視図である。 1……ドラム缶起こし具、2……操作部材、3
……ドラム缶、4……脚体、5……係合部、6…
…握り部、7……フランジ部、8……掛止部、9
……環状リブ。
Claims (1)
- 長く形成した操作部材の一端にはドラム缶の外
周面に係合する円弧状の係合部が、他端には握り
部がそれぞれ形成され、さらに該操作部材にはそ
の中央よりも係合部側にドラム缶端面の縁部に掛
止部が形成され、該操作部材の両側にはドラム缶
の直径よりも長い一対の脚体が配設され、両脚体
は前記掛止部よりも握り部側において操作部材と
直交せしめた回動軸を中心として該操作部材に揺
動自在に支持されていることを特徴とするドラム
缶起こし具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8156482U JPS58184409U (ja) | 1982-05-31 | 1982-05-31 | ドラム缶起こし具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8156482U JPS58184409U (ja) | 1982-05-31 | 1982-05-31 | ドラム缶起こし具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58184409U JPS58184409U (ja) | 1983-12-08 |
JPS6116250Y2 true JPS6116250Y2 (ja) | 1986-05-20 |
Family
ID=30090667
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8156482U Granted JPS58184409U (ja) | 1982-05-31 | 1982-05-31 | ドラム缶起こし具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58184409U (ja) |
-
1982
- 1982-05-31 JP JP8156482U patent/JPS58184409U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58184409U (ja) | 1983-12-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4746078A (en) | Reel lifting and support device | |
JPS6116250Y2 (ja) | ||
US4398737A (en) | Transport device for wheelless power driven equipment | |
US4838521A (en) | Apparatus for manipulating manhole covers | |
EP0254752B1 (en) | Apparatus for operating and transferring manhole cover | |
JPS637650Y2 (ja) | ||
JPH0421039Y2 (ja) | ||
JPS6034705Y2 (ja) | フックからのワイヤ等の外れ防止装置 | |
JPS6037420Y2 (ja) | 吊下げフツク装置 | |
JPS6038632Y2 (ja) | パンタグラフ型ジヤツキに於ける荷受金装置 | |
CN109626015B (zh) | 一种浅圆仓扫仓机的移动装置 | |
CN214611291U (zh) | 一种液压收放机 | |
JP3032683U (ja) | コンテナー | |
JPH08119537A (ja) | リール装置 | |
JPH0234191Y2 (ja) | ||
JPS588611Y2 (ja) | ドラムカンイソウキ | |
JPH0225817Y2 (ja) | ||
JPS6322230Y2 (ja) | ||
JP2554529Y2 (ja) | ボンベ運搬具 | |
JPH01143784U (ja) | ||
JPH0333808Y2 (ja) | ||
JP3036634U (ja) | 吊上げ装置 | |
JP2524699Y2 (ja) | グレーチング | |
JPS5853284Y2 (ja) | 塗料塗布機の車輪装置 | |
JPH0213080U (ja) |