JPS6116235B2 - - Google Patents

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JPS6116235B2
JPS6116235B2 JP8545881A JP8545881A JPS6116235B2 JP S6116235 B2 JPS6116235 B2 JP S6116235B2 JP 8545881 A JP8545881 A JP 8545881A JP 8545881 A JP8545881 A JP 8545881A JP S6116235 B2 JPS6116235 B2 JP S6116235B2
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JP
Japan
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plate
liner plate
welding
shaft
reversing
Prior art date
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Application number
JP8545881A
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English (en)
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JPS57199576A (en
Inventor
Jiro Okabe
Motomi Terao
Terumasa Ikenochi
Tomonobu Fujita
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JFE Engineering Corp
Original Assignee
Nippon Kokan Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Kokan Ltd filed Critical Nippon Kokan Ltd
Priority to JP8545881A priority Critical patent/JPS57199576A/ja
Publication of JPS57199576A publication Critical patent/JPS57199576A/ja
Publication of JPS6116235B2 publication Critical patent/JPS6116235B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K37/00Auxiliary devices or processes, not specially adapted to a procedure covered by only one of the preceding main groups

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はライナープレートの製造設備に関す
るものである。
従来、推進工法用の発達及び到達立杭、トンネ
ルの覆工及び巻立て或いは鉄塔基礎等の深礎工法
用など広範囲に第1図に示すライナープレート1
が使用されている。これは両側フランジ部2a,
2aを有する波付成形したライナープレート本体
2の両端に軸プレート3,3を溶着したもので、
その形状は第1図a,b,cにそれぞれ示すよう
にS形、C諺及びJ形の三種がある。第1図aの
S形は波付のままのストレートのもの、第1図b
のC形は波付後R成形したもの、第1図cのJ形
はS形及びC形を合成したもので長さの半分がス
トレートで残り半分をR成形したものである。そ
してライナープレート本体2のフランジ部2a及
び軸プレート3には幅及び長さ方向に組立接続す
るボルト孔2b,2b…及び3a,3a…が所定
の間隔であけられており、ライナープレート1の
大きさはフランジ部2aのボルト孔2b,2bの
基本ピツチの何倍かにより長さで表現される。ま
た軸プレート3には水抜き孔3b,3bがあけら
れている。そして、これら各種形状のライナープ
レート1を適宜組合せ円形或いは楕円形にして前
記のそれぞれの用途に使用されている。
ところで、従来ライナープレート本体2に軸プ
レート3を溶接する作業は人力によりなされてお
り、まずライナープレート本体2の両端に軸プレ
ート3,3をクランプして、仮溶接しついで片側
ずつ本溶接しており、極めて能率の悪い、安全上
も問題のある作業であつた。
この発明は上記のような実情にかんがみてなさ
れたものであつて、その目的は従来人力により搬
送及びクランプして手溶接により製造していたも
のを、搬送及びクランプを機械化し、また溶接を
自動化して、一連の作業を回転テーブルを利用し
て連続的に行なうことにより、製造時間の短縮、
省力化、安全性及び製品品質の向上を図ることが
できるライナープレート製造設備を提供しようと
するものである。
以下に、まずライナープレート製造設備の概要
を第2図〜第5図により設明する。4は円形の回
転テーブルで、搬入ステージイ、第1溶接ステー
ジロ、反転ステージハ、第2溶接ステージニ及び
搬出ステージホの5つのステージに分けられてお
り、上記各ステージにはライナープレートワーク
のクランプ装置5が設けられ、また中央部は各機
器操作用の圧縮空気のバルブスタンド6が設けら
れている。そして回転テーブル4の搬入ステージ
イの外側には、クレーンセーバ7の架台に載せら
れたライナープレート本体2を、このライナープ
レート本体2に取付けられたワーク保持装置を介
して1枚ずつ吊り上げ、回転テーブル4上のクラ
ンプ装置5に搬入するストラクチヤのレール15
に吊り下げられた搬入装置8と、車輪つきの軸プ
レートマガジンラツク43に収納された軸プレー
ト3を1枚ずつ上記クランプ装置5に供給する軸
プレート供給装置9が設けられている。そしてク
ランプ装置5に供給された軸プレート3上に、ワ
ーク保持装置に保持されたライナープレート本体
2がほぼ垂直状態で載せられ、このライナープレ
ート本体2はクランプ装置5により正しい溶接位
置にクランプされる。この状態で回転テーブル4
は、第1溶接ステージロに1タクト送り(1/5回
転)される。回転テーブル4の第1溶接ステージ
ロの外側には溶接ロボツト10が設けられてお
り、ライナープレート本体2の一端に軸プレート
3が溶接される。回転テーブル4は、次に反転ス
テージハに1タクト送られる。回転テーブル4の
反転ステージハの外側には搬入ステージイと同様
に、軸プレート供給装置11が設けられまたスト
ラクチヤのレール15に吊り下げられた反転装置
12が設けられている。そして、まずクランプ装
置5をアンクランプして、ライナープレートワー
クをワーク保持装置を介して反転装置12により
吊り上げ反転させる。次に反転装置12のハンガ
ー103を垂直軸回りに180度回転させる。一方
軸プレート供給装置11から軸プレート3をクラ
ンプ装置5に供給してから、反転されたライナー
プレート本体2を軸プレート3上に載せ、搬入ス
テージイと同様にクランプ装置5により正しい溶
接位置にクランプする。この状態で回転テーブル
4は第2溶接ステージニに送られる。第2溶接ス
テージニには第1溶接ステージロと同様溶接ロボ
ツト13が設けられており、ライナープレート本
体2の他端に軸プレート3が溶接される。次に回
転テーブル4は、搬出ステージホに送られる。搬
出ステージホにはストラクチヤーのレール15に
吊り下げられた搬出装置14が設けられている。
そしてクランプ装置5をアンクランプして、前ス
テージで製品となつたライナープレート1をワー
ク保持装置を介して搬出装置14により吊り上げ
ほぼ水平な船形姿勢にして搬出する。こうして、
各ステージでの作業終了毎に、回転テーブル4を
1タクト(1/5回転)送りさせ、これを繰り返す
ことにより連続的にライナープレート本体2に軸
プレート3を溶接してライナープレート1を製造
するものである。
次に回転テーブル4の一実施例を第6図〜第9
図により説明する。図中16は形鋼等により構成
された本体ベースで、その中央部に回転テーブル
4の回転軸4aの軸受18が設けられ、また回転
テーブル4の前記ステージイ,ロ,ハ,ニ,ホに
対応した位置には軸受17,17…が設けられて
おり、これら軸受18,17…により回転テーブ
ル4に作用する水平方向、垂直方向の荷重を支持
すると共に位置出しを行なつている。22は回転
テーブル駆動用のブレーキ付モータで、減速機2
1,21を介して駆動されるスプロケツト20
を、回転テーブル4の側面上に張り付けられたチ
エーン19に噛合させて、回転テーブル4を駆動
するようにしている。23は回転テーブル4の下
面に等配して設けられたテーパ孔付の軸受で、テ
ーブル外に設けられたシリンダ24により前後駆
動される先端テーパ付ピン25を第8図に示す如
く上記軸受に挿入することにより、回転テーブル
4を1タクト(1/5回転)送つたときの位置決め
を正しく行なうようにしている。また本体ベース
16の第1、第2溶接ステージロ,ニの位置には
シリンダ73が第9図に示す如く設けられ、この
シリンダ73によりスプリング4を介して溶接機
75と配線されている銅製ヘツダ76を上昇させ
て、回転テーブル4の下面に設けられている銅板
77に接触させることにより、溶接時のアースを
とるようにしている。上記スプリング74はヘツ
ダ76の片当りを防止するためのものである。そ
して、回転テーブル4の外側に設けられる軸プレ
ート供給装置9,11、溶接ロボツト10,13
及び回転テーブル駆動部などの位置決め架台2
6,27,28は、本体ベース16とボルト締結
することにより位置決めされている。
次に搬入ステージイに設けられているクレーン
セーバ7の一実施例を第10図、第11図により
説明する。図中29,29は図示しないクレーン
により運搬されたライナープレート本体2を載架
する架台であり、59,59は搬入装置8の走行
路の下に設けられた架台である。30は上記架台
29,29及び59,59の間に設けられたレー
ル34,34上を走行する台車で、シリンダ33
により架台29,29と59,59の間を往復動
するようになつている。この台車30にはテーブ
ル32をガイド31a,31aに案内させて上記
架台29,59の上面より高く上昇させるシリン
ダ31が内蔵されている。
而して、架台29,29上に凹部を上面にして
船形積されたライナープレート本体2は、台車3
0のシリンダ31によりテーブル32を上昇させ
ることにより架台29,29より浮上させられ
る。ついでこの台車30をシリンダ33により押
し出して架台59,59の位置まで走行させ、こ
の位置でシリンダ31の空気を自重で排出させる
ことにより、ライナープレート2は架台59,5
9上に載架される。この動作は回転テーブル4の
1タクト(1/5回転)送りごとに行なうのではな
くて、架台59,59上にライナープレート本体
2が無くなつたときに、まとめて移送する。
次に軸プレート供給装置9について第12図〜
第14図により説明する。図中39は回転テーブ
ル4の本体ベース16に連結された位置決め架台
26上に設けられた架台である。39aはこの架
台39の端部に傾動自在に設けられたシリンダで
ある。47,47は上記架台39上の両側に設け
られたガイドロツドで、スライドフレーム40が
このガイドロツド47,47に案内されて上記シ
リンダ39aにより前後動されるようになつてい
る。そして上記スライドフレームには架台39上
に取付けられたライナー上を摺動するプツシヤプ
レート41がボルト締結されており、このプツシ
ヤプレート41の先端部には軸プレート3を押し
出す押し爪が設けられている。43は軸プレート
3をストツクするマガジンラツクで、両側面に2
個ずつ鍔付き車輪50,50が設けられている。
49,49は軸プレート3の供給方向と直角方向
に設けられたマガジンラツク43用のレールであ
る。
而して、マガジンラツク43を鍔付き車輪5
0,50及びマガジンラツク43に掛け渡した軸
52の両側ブラケツト51,51により走行方向
の位置決めをして供給装置上に押し込む。プツシ
ヤプレート41をシリンダ39aにより押し出
し、先端爪でマガジンラツク43内に積み重ねら
れた最下部の軸プレート3を押して、アンクラン
プ状態のクランプ装置5内の軸プレート受台44
の銅板45上まで送り、基台前面の当接銅板46
に押し付けて位置ぎめを行なう。
次にライナープレート搬入装置により、前記ク
レーンセーバ7の架台59,59上に載架された
ライナープレート本体2をクランプ装置5に搬入
するのであるが、この際後の反転、搬出工程にも
利用されるワーク保持装置をライナープレート本
体2に取付ける。ワーク保持装置35は第15図
に示す如く、端部にフランジ35e,35eを有
する2列状の杆体35aと35bを相互に摺動可
能に嵌合させ、中央部に設けたスプリング35c
により杆体35a,35bを常に外方に突出させ
るように付勢し、それぞれの杆体35a,35b
の中間部にライナープレート本体2の接続ボルト
孔2bに係合する対の突起35d,35bを外向
きに設けたもので、C形、J形用のワーク保持装
置では吊り部のバーAのみを係合突起16dより
下方に位置させて設け、S形35′では第16図
に示す如く2本のバーA,Aを同じ高さにして係
合突起35dのやや下方に位置させて設けてあ
る。
搬入装置8は第17図、第18図に示す如く、
ストラクチヤーのレール15に吊り下げられた振
れ止め防止用のパンタグラフ付きのホイスト36
に門形ハンガー37を取付けたもので、ハンガー
37の下面にはねじ38aにより横移動されるス
トツパ38が設けられている。搬入ステージイに
おけるライナープレート本体2の搬入手順をC形
ライナープレートについて第19図により説明す
る。凹部を上面にしてクレーンセーバ7の架台5
9に船形積されたライナープレート本体2に、ま
ずワーク保持装置35を取付ける。次にワーク保
持装置35のバーAに、ハンガー37のフツクを
引掛けて吊り上げる。そしてライナープレート本
体2の下部端面がほぼ水平になるように、保持装
置35のバーBの位置をストツパ38のねじ38
aにより調整する。そして搬入装置8を回転テー
ブル4まで移動して、クランプ装置5に供給され
ている軸プレート3上に挿入する。ライナープレ
ート本体2はクランプ装置5の位置決めローラ5
3と押し付けローラ53及び基台62により位置
決めクランプされる。最後にワーク保持装置35
のバーAからハンガー37を外して搬入は完了す
る。なおJ形ライナープレートも上記C形と同様
の手順により搬入することができ、またS形ライ
ナープレートにはS形用ワーク保持装置を用いて
同様に搬入することができる。
次に、クランプ装置の一実施例を第20図〜第
22図により説明する。図中62は回転テーブル
4上にベースプレート88を介して取付けられて
いる基台である。54は上記基台64の上方に設
けられた押し付けローラで、53は基台62上に
設けられた流体圧機構である。そして押し付けロ
ーラ54の軸54aを支持するコ字状軸受金物5
6が、その中央部で流体圧機構53のロツド53
aの先端に接続金物56aを介してピン連結され
ている。57は上記基台62上の両側にそれぞれ
2個ずつ設けられた軸受58,58と、上記軸受
金物56に接続されたガイドロツド57a,57
aとからなるガイド機構である。53は上記の押
し付けローラ54より下方に位置して設けられた
位置決めローラで、このローラ53の軸53aは
接続金物60,60を介して基台62の両側面に
設けられた1対の両ロツド形流体圧機構61,6
1の一側のロツド61a,61aに連結されてい
る。63は位置決めローラ53のストローク調整
機構で、流体圧機構61,61の他側のロツド6
1b,61bの両端部を連結している連結ブラケ
ツト63aと、このブラケツト63aの中央部に
設けられた基台64の後面に当接するボルト状ス
トツパ64とから構成され、このストツパ64を
ハンドル64aで回すことにより位置決めローラ
53のストロークを調整するようにしている。7
0は基台16の前面側にベースプレート88に固
定して設けられた支え金物である。67は上記支
え金物70に対向して設けられたライナープレー
ト本体2の幅矯正金物で、回転テーブル4上に設
けられたシリンダ65により先端金物65aのピ
ンを介して前後駆動されるようになつており、下
端両側の押え金物66,66により案内されてい
る。そして、押し付けローラ54及び位置決めロ
ーラ53の軸54a,53aの支え金物70側に
はスプリング68,69が挿入されており、上記
ローラ54,53によりライナープレート本体2
をクランプした状態で幅矯正金物67を前進させ
て幅矯正する際にローラ54,53が容易に横移
動できるようになつている。またクランプの際位
置決めローラ53に作用する偏荷重は接続金物6
0,60の下面を押え金物70及び幅矯正金物6
7の上面で摺動させながら支えて受けるようにし
ている。なお基台62下方前面のライナープレー
ト本体2及び軸プレート3に当接する部には、ラ
イナープレート本体2のクランプ並びに軸プレー
ト3との溶接時の溶着及びスパツタ防止のための
銅製の当接板46が設けられている。また幅矯正
金物67、支え金物70及びベースプレート88
に埋込まれた軸プレート3の受台44にも上記と
同様の目的でそれぞれ銅板72,71及び45が
取り付けられている。
而して、搬入ステージイでは、軸プレート供給
装置9で軸プレート3を、クランプ装置の基台6
2の前面に供給し、ワーク保持装置で保持された
ライナープレート本体2をライナープレート搬入
装置8で搬入してクランプする。C形ライナープ
レートの場合は、まず第23図a1に示すように押
し付けローラ54を後退限まで後退させ、また位
置決めローラ53を、スローク調整機構63によ
り、ライナープレート本体2の曲げ半径に合つた
位置まで前進させる。幅矯正金物67も後退限ま
で後退させておく。そしてライナープレート本体
2を軸プレート3上に挿入する。ついで、第23
図a2に示す如く、押し付けローラ54を前進させ
て、ライナープレート本体2を当接板46に押し
付け、軸プレート3との隙間を無くしてクランプ
する。次に幅矯正金物67を前進限まで前進させ
て、この幅矯正金物67と支え金物70の銅板7
2,71とでライナープレート本体2の幅を矯正
して一定寸法にする。
S形ライナープレートの場合は、まず第23図
b1に示すように押し付けローラ54を後退限まで
後退させて、当接板46と同一面とし、また位置
決めローラ53を前進させる。ついで第23図b2
に示す如く押し付けローラ53を後退させて、ラ
イナープレート本体2をを押し付けローラ54と
当接板46に押し付けクランプする。なお、幅矯
正金物67の操作はC形ライナープレートの場合
と同様である。
J形ライナープレートの場合には、R部につい
てはC形と、ストレート部についてはS形を同じ
操作によりクランプする。
そして、押し付けローラ54と位置決めローラ
53は、ロツク付切換弁を使用して、指令を解消
しても、反対動作の指令がない限り作動しないよ
うにしてある。またクランプ装置5は搬入、反
転、搬出の各ステージイ,ハ,ホにおいてのみ、
電気信号によりバルブ切換用アクチユエータを作
動させて、クランプ、アンクランプ動作を行なう
ようにしてある。
また、基台62の前方には第24図、第25図
に示すようにベースプレート88に立設したブラ
ケツト79a,79aに取付けられたガイドロツ
ド79,79及び82,82にそれぞれ案内され
て前後進するライナープレート本体2の湾曲矯正
板80とガイドブロツク83,83が設けられて
いる。そして湾曲矯正板80はライナープレート
本体2の波形山部に当接する突起部80a,80
aを有している。またガイドブロツク83,83
には、先端部をライナープレート本体2の波形部
と同じ形状にした銅製のスパツタ防止板85が、
上記湾曲矯正板80の下側に、その両端部に取付
けられたブラケツト84,84を介してピン84
a,84aにより連結されている。このブラケツ
ト84,84にはベースプレート88上に設けら
れたレール上を転動するローラ87が第26図に
示す如く取付けられており、後退位置ではこのロ
ーラ87がレール上に乗りスパツタ防止板85は
ほぼ水平となつているが、後述するシリンダ81
により前進させられた前進限ではレール面が下つ
て、第25図に示す如く先端部が下つて軸プレー
ト3の上面に接触するようになつている。そして
上記の湾曲矯正板80及びスパツタ防止板85
は、ライナープレート本体2の挿入に支障がない
ようにするため、ガイドロツド79,82にそれ
ぞれ嵌挿されたスプリング100,101によ
り、常時は後退させられている。
搬入ステージイで、クランプされたライナープ
レート本体2は回転テーブル4を1タクト(1/5
回転)送つて、第1溶接ステージロに送られる。
第1溶接ステージロの固定側に設けられた架台上
に第24図、第25図に示す如く上記湾曲矯正板
80及びスパツタ防止板85を押圧前進させるシ
リンダ78及び81が取付けられている。
而して、第1溶接ステージロで、湾曲矯正板8
0及びスパツタ防止板85を前進させ、またライ
ナープレート本体2の湾曲を矯正して、まず軸プ
レート3の仮付溶接をする。ついで湾曲矯正板8
0のみを後退させて溶接ロボツト10により本溶
接を行なう。この場合スパツタ防止板85により
軸プレート3の接続ボルト孔3b付近へのスパツ
タの付着が防止される。最後にスパツタ防止板8
5を後退させて、溶接は完了する。
溶接は炭酸ガス溶接とし、溶接装置は溶接ロボ
ツト10、同制御盤98、溶接機75及びワイヤ
ー供給装置99とで構成され、前述の回転テーブ
ル本体ベース16に取付けられたシリンダ73に
より鋼板77を回転テーブル4下面の銅板77に
接触させてとるようになつている。溶接ロボツト
10は5自由度の多関節型で、溶接線を何分割か
してポイントごとに教示して作動させるもので、
溶接ロボツト10の湾と溶接トーチ89との間に
は第27図、第28図に示す倣い装置90が設け
られている。この倣い装置90は溶接ロボツト1
0が教示した動きと実際にクランプされた溶接線
とのズレを検出し、溶接トーチ89を移動して、
溶接欠陥を防止するものである。そして溶接のズ
レの検出は、溶接トーチ89に取付けられたセン
サー91の先端をライナープレート本体2に押し
付けて、ON―OFF制御により行なう。当該セン
サー91の検出信号が倣い装置90の直流モータ
92を起動させ送りねじ93を介して両側のガイ
ドロツド94,94を案内とし、溶接トーチ89
を取付けているスライドブロツク95を前後させ
て、当該溶接トーチ89を溶接線に合わせる。ま
た倣い装置90のフレーム96にスライドブロツ
ク95と連結している位置ポジシヨナー97を取
り付けて、溶接開始時の待機位置を保つためにス
ライドブロツクの位置検出を行なう。
第1溶接ステージロで、片側に軸プレート3が
溶接されたライナープレートワークを、次の反転
ステージハで反転装置12により反転させる。
反転装置12の一実施例を第29図〜第31図
により説明する。図中102はストラクチヤーの
レール15に沿つて移動する振れ止め用のパンタ
グラフ102a付のホイスト台車である。110
は上記台車102の下部に設けられた旋回軸で、
この旋回軸110の頂部にはピニオン110aが
取付けられている。そして旋回軸110は、ピニ
オン110a、ラツク109a及びラツク109
a駆動用のシリンダ109bから構成される旋回
機構111により180度回転されるようになつて
いる。103は上記旋回軸110にハンガー取付
台108を介して支持された門形のハンガーで、
このハンガー103は上記取付台108の両側に
設けた押しボルト112,112を操作すること
により前後動できるようになつている。106は
上記ハンガー103の両側内方にそれぞれシリン
ダ105により上下動されるように設けられた反
転フツク体で、ストツパボルト107により上昇
限が規制されるようになつている。またこの反転
フツク付106の湾の先端部には第31図に示す
如くワーク保持装置35の吊り部のバーBのはね
上り防止ストツパ104が回動可能にピン支され
ており、このストツパ104は反転フツク体10
6の先端に突設した金物106aに設けられたス
トツパボルト106bにより時計方向の回動が規
制されている。そして反転フツク体106を下降
させた第31図に示す状態では反転フツク体10
6の下端部はハンガー103の腕103aに設け
たスリツト103b内に入りストツパ104の底
面104aが上記ハンガー103の湾103aの
上面に当接して、ストツパ104は固定されワー
ク保持装置35のバーBのはね上りが防止され
る。一方反転フツク体106を上昇させた状態で
は、ワーク保持装置35のバーBを持ち上げる
と、ストツパ104が想像線で示すように回動す
るので、バーBを外すことができる。
反転ステージハにおけるライナープレート本体
2の反転手順をC形ライナープレートについて第
32図により説明する。前工程の第1溶接ステー
ジロでクランプ装置5にクランプされたライナー
プレート本体2の一端には軸プレート3が溶接さ
れており、またライナープレート本体2にはワー
ク保持装置35が取付けられている。この状態に
あるワーク保持装置35のバーBに、まず反転フ
ツク体106を下降させた状態のハンガー103
の腕103aを引掛ける。そしてクランプ装置5
をアンクランプしてライナープレート本体2を吊
り上げる。吊り上げるとライナープレート本体2
は自重により反転し、ワーク保持装置35のバー
Aがハンガー103の腕103aに当たつて反転
は停止する。ライナープレート本体2が反転し
て、バーAがハンガー103の腕103aに当た
つた際、バーBがはね上るようになるが、ストツ
パ104によりはね上りは防止される。次にハン
ガー103に取付けられている反転用空圧シリン
ダ105を作動させて、反転フツク体106をス
トツパボルト107に当るまで上昇させることに
よりライナープレート本体2の反転は完了する。
この状態でライナープレート本体2の下部端面が
ほぼ水平になるように、ライナープレート1の形
状により、ストツパボルト107を調整して、反
転フツク体106の上昇ストロークを規制する。
次に旋回機構111によりハンガー103を180
度回転させることにより、反転前と同じ姿勢とな
る。ここで、反転前のクランプ装置5に挿入され
たときのライナープレート本体2の下端位置と、
バーBで反転、回転後の位置との差の半分を、ハ
ンガー取付台108の両側の押しボルト112
で、ハンガー103を偏心させて調整することに
より、反転前後の位置を同じにする。そしてハン
ガー103を吊り下げてライナープレート本体2
をクランプ装置5に供給されている軸プレート3
の上に挿入する。ライナープレート本体2はクラ
ンプ装置5の位置ぎめロール53と押し付けロー
ル54及び基台62により位置決めクランプされ
る。最後にハンガー103を更に下げてワーク保
持装置35のバーBを反転フツク体106から外
して、ライナープレート本体2の反転は完了す
る。
反転ステージハで、クランプ装置5内に供給さ
れた軸プレート3上に反転されてクランプされた
ライナープレートワークは、次の第2溶接ステー
ジニに送られて、第1溶接ステージロにおけると
同様の手順によりライナープレート本体2の他端
に軸プレート3が溶接されて製品となる。
製品となつたライナープレートは、次の搬出ス
テージホで搬出装置14によつて搬出される。搬
出装置14は第33図、第34図に示す如くスト
ラクチヤーのレール15に吊り下げられた振れ止
め防止用のパンタグラフ付きのホイスト113に
門形ハンガー114を取付けたもので、ハンガー
114の下面にはガイド金物に案内されシリンダ
115により横移動されるプツシヤ116が取付
けられている。ライナープレート1の搬出手順を
C形ライナープレートについて第35図により説
明する。まずクランプ装置5をアンクランプし
て、ハンガー114をワーク保持装置35のバー
Bに引掛けて吊り上げる。そしてプツシヤ116
を前進させて、バーAを押し、ライナープレート
1をバーBを中心にして回転させる。そして両側
の溶接部が点検容易な船形姿勢にして吊り下ろし
て全工程を完了する。
この発明のライナープレート製造設備は上記の
ようなもので、次の如き効果を奏する。
(1) 回転テーブル上に等配したクランプ装置によ
り、一連の作業を連続的に行なうことができ
る。また設備構造が簡単で且つスペースを小さ
くできる。
(2) 軸プレートを供給する軸プレート供給設備
と、軸プレート上に各種形状のライナープレー
ト本体を位置決め固定するクランプ装置と、溶
接ロボツトとにより溶接を自動化することによ
つて、能率、安全性及び製品品質の向上を図る
ことができる。
(3) ワーク保持装置と搬入、反転及び搬出装置と
によりワークのハンドリンクを機械化すること
によつて、省力化及び安全性の向上を図ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図a,b,cは各種形状のライナープレー
トを示すもので、aはS形ライナープレートの斜
視図、bはC形ライナープレートの側面図、cは
J形ライナープレートの側面図、第2図はこの発
明設備のキープランを示す説明図、第3図はこの
発明設備の一実施例を示す平面図、第4図は右半
面が搬入ステージ、左半面が反転ステージの側面
図、第5図は右半面が溶接ステージ、左半面が搬
出ステージの側面図、第6図及び第7図は回転テ
ーブルの平面図と縦断面図、第8図及び第9図は
それぞれ第6図の―線及び―線矢視拡大
断面図、第10図及び第11図はクレーンセーバ
の平面図と一部切欠側面図、第12図及び第13
図は軸プレート供給装置の平面図と縦断面図、第
14図a,b,cはマガジンラツクを示すもので
aは平面図、bは側面図、cは縦断面図、第15
図a,b,cはワーク保持装置を示すものでaは
平面図、bは側面図、cはbの右側面図、第16
図a,bはS形ライナープレート用ワーク保持装
置の要部を示すものでaは側面図、bはaの右側
面図、第17図及び第18図は搬入装置の正面図
と側面図、第19図は搬入装置によるワークの搬
入手順を示す説明図、第20図乃至第22図はク
ランプ装置を示すもので第20図は平面図、第2
1図は正面図、第22図は縦断面図、第23図
a1,a2はC形ライナープレート、b1,b2はS形ラ
イナープレートをクランプ装置によりクランプす
る手順を示す説明図、第24図及び第25図は湾
曲矯正板、スパツタ防止板及びその駆動機構の平
面図と縦断面図、第26図はスパツタ防止板に取
付けられたブラケツト周りの拡大側面図、第27
図及び第28図は溶接ロボツトの倣い装置の平面
図と側面図、第29図及び第30図は反転装置の
正面図と側面図、第31図a,bは第30図S部
の拡大側面図と平面図、第32図は反転装置によ
るワークの反転手順を示す説明図、第33図及び
第34図は搬出装置の正面図と側面図、第35図
は搬出装置によるライナープレートの搬出手順を
示す説明図である。 イ…搬入ステージ、ロ…第1溶接ステージ、ハ
…反転ステージ、ニ…第2溶接ステージ、ホ搬出
ステージ、1…ライナープレート、2…ライナー
プレート本体、3…軸プレート、4…回転テーブ
ル、5…クランプ装置、6…バルブスタンド、7
…クレーンセーバ、8…搬入装置、9,11…軸
プレート供給装置、10,13…溶接ロボツト、
12…反転装置、14…搬出装置、35…ワーク
保持装置、53…位置決めローラ、54…押し付
けローラ、62…基台、103…旋回ハンガー、
106…反転フツク体。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 搬入、第1溶接、反転、第2溶接及び搬出の
    作業をテーブルを1/5回転ずつ回転させて行う回
    転テーブルと、 この回転テーブル上に周方向に等間隔で配置さ
    れた5台のワークを挾持するクランプ装置と、 搬入ステージ位置にあるクランプ装置に軸プレ
    ートを供給する軸プレート供給装置及びワークを
    搬入する搬入装置と、第1、第2溶接ステージ位
    置にあるそれぞれのクランプ装置に対向して設け
    られたワークに軸プレートを溶接する溶接ロボツ
    トと、反転ステージ位置にあるクランプ装置に軸
    プレートを供給する軸プレート供給装置と、反転
    ステージ位置の上方に設けられたワークの反転装
    置と、 搬出ステージにあるクランプ装置からライナー
    プレートを搬出する搬出装置と、 上記搬入装置、搬出装置及び反転装置で使用さ
    れるワークの保持装置とから構成され、 上記クランプ装置は、基台下方前面に設けられ
    たワークの当接板と、上記基台上方に位置して設
    けられ、流体圧機構により上記当接板より前方に
    押し出される1端にスプリングを介装した押し付
    けローラと、 この押し付けローラより下方に位置して1対の
    両ロツド流体圧機構の1側に設けられ、上記当接
    板と押し付けローラとに当接するワークを挾持す
    る1端にスプリングを介装した位置決めローラ
    と、 上記両ロツド流体圧機構の他側に連結された連
    結ブラケツトの中央部に設けられ位置可変ストツ
    パとからなる上記位置決めローラのストローク調
    整機構と、 上記基台前方で上記両ローラのスプリング介装
    側に設けられたワークの支え金物と、 この支え金物との間でワークを挾持して、ワー
    クの幅矯正を行う流体圧機構によつて作動される
    幅矯正金物と からなり、 上記ワーク保持装置は、端部にフランジを有す
    る2列状の杆体を相互に摺動可能に嵌合させると
    共に、この杆体相互間に該杆体を常に外方へ突出
    させるように付勢するスプリングを設け、且つこ
    れら杆体の中間部にライナープレート本体の接続
    ボルト孔に係合する突起を外向きに対で設けてな
    り、 上記搬入装置及び搬出装置は、それぞれレール
    に吊り下げられたパンタグラフ付ホイストと、こ
    のホイストに垂設された下端部に上記ワーク保持
    装置の1側杆体を係止するフツクを有する門形ハ
    ンガーと、この門形ハンガーの下面に設けられ上
    記ワーク保持装置の他側杆体を押圧する機構とか
    らなり、 上記ワーク反転装置は、レールに沿つて移動す
    るパンタグラフ付台車と、 この台車の下面に設けられた旋回機構により旋
    回される旋回軸と、 この旋回軸に支持された下端部に中央スリツト
    が形成された水平腕を有する門形ハンガーと、 この門形ハンガーの上記水平腕上方に、その下
    辺部が上記中央スリツトに出没するよう上下動可
    能に設けられたL形反転フツク体とからなり、 このL形反転フツク体の下辺先端部に前記ワー
    ク保持装置の1側杆体を係止するフツク部が形成
    されると共に上記下辺部を上記水平腕に没入させ
    た状態で上記フツク部に係止された杆体のはね上
    りを防止する一方向回動型のストツパが設けられ
    ている ことを特徴とするライナープレート製造設備。
JP8545881A 1981-06-03 1981-06-03 Producing installation for liner plate Granted JPS57199576A (en)

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