JPS61162023A - 倍率誤差補正装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、大略、レーザプリンタに関するものであって
、特に半導体レーザを使用したレーザプリンタの倍率誤
差補正装置に関するものである。

従来技術 レーザプリンタ等の光記録装置において、小型で且つ低
コストの光源として半導体レーザが使用されているが、
半導体レーザの場合同一の製造ロフト内においてもその
射出されるビームの波長のバラツキが比較的大きい。こ
の場合、半導体レーザからの画像情報を含んだレーザビ
ームをホログラム走査光学系で走査させ几場合に、回折
格子の格子定数は一定でおる様に製造されるので、波長
が異なることによって走査長が異なり、従って各レーザ
プリンタ毎に倍率誤差の補正を行なうことが必要である
。

目　　　的 本発明は、以上の点に鑑みなされたものでおって、極め
て迅速且つ容易に倍率誤差の補正を行なうことを可能と
すると共にこれを自動的に行なうことを可能とすること
を目的とする。

構成 本発明は、クロック信号に同期して供給される画像情報
によって駆動される半導体レーザから射出されるレーザ
ビームをホログラム走査光学系を介して走査し光記録な
行なう記録装置ｌこおける前記クロック信号を発生する
クロック発生器に接続され前記クロック信号の周波数を
可変調整する倍率誤差補正装置であって、所定の走査線
上の予め定めた２点に配設した１淘の光検知器と、前記
１対の光検知器間に接続して設けられ前記走査されるレ
ーザビームが１方の光検出器から他方の光検出器へ移動
する時間間隔を測定する手段と、前記測定した時間間隔
に基づいて前記クロック信号の周波数を倍率誤差を補正
した適正な値に設定する設定手段とを有することを特徴
とするものである。

以下、添付の図面を参考をこ、本発明の具体的実施の態
様に付いて詳細に説明する。

第１図（オ、本発明を適用可能な光源として半導体レー
ザを使用したレーザプリンタの全体的構成を示している
。図示した如く、駆動回路１からの画像情報で変調され
た駆動信号によって駆動され、半導体Ｖ−ザ３は画像情
報を含んだレーザビームを射出する。射出されたレーザ
ビームはコリメータレンズムによって平行化され、ミラ
ー６によって反射されてホログラムディスク７に入射す
る。

ホログラムディスク７は所定方向に一定速度で回転して
おり、ホログラムで形成され次回折格子を介してレーザ
ビームが偏向され、その偏向されたビームはミラー８ｉ
こよって反射された後、ｆθレンズ１０を通過して感光
体ドラム１１の周面上に入射される。簡単化の為に、図
からは省略しであるが、当業者等に公知の如く、感光体
ドラム１１の周囲には、例えば帯電手段、現像手段、転
写手段等が設けられている。従って、感光体ドラム１１
はその長手軸周りに回転する間１こ、その局面が先ず１
様に帯電され、次いでホログラムディスク７によって偏
光されたレーザビームで走査されて帯電電荷が選択的１
こ消散され静電潜像を形成する。

感光体ドラム１１の１端側で画像形成走査領域を外れた
位置に同期用の光検知器１２が配設されている。光検知
器１２はホログラムディスク７から偏向されたレーザビ
ームを検知すると、同期検知信号を発生し位相同期回路
２へ供給する。位相同期回路２は、光検知器１２からの
同期検知信号が入力される毎にｌライフ分の画像信号を
、クロック発生器１３からのクロック信号に同期して画
像情報源１４から受は取り駆動回路ｌへ供給する。

クロック発生器１３は倍率補正用端子１３＆を有してお
り、後述する如く、この端子に本発明倍率誤差補正装置
を接続することが可能である。クロック発生器１３は発
生するクロック信号の周波数を可変ｌこ設定することが
可能な構成を有しており、従って本発明倍率誤差補正装
置を端子１３ａ）こ接続させ補正動作を行なわせること
によって、使用される半導体レーザ３から射出されるレ
ーザビームの波長に整合されたクロック信号周波数に自
動的をこ調整かつ設定される。

第２図は本発明の１実施例の倍率誤差補正装置の使用状
態を示している。第２図中第１図の構成要素と同一のも
のには同一の符号を付しである。

即ち、図示例では、半導体レーザ３、コリメータレンズ
４、ミラー６及び８、ホログラムディスク７、ｆθレン
ズ１０は共通の部品である。第２図に詳細に示した如く
、ホログラムディスク７は、平板状のディスク７ａと、
その上１こディスク７ａの回転軸と同心円状に配設した
複数個のホログラムから形成された等間隔の直線状回折
格子７ｂとで構成されて―る。ホログラムディスク７は
モータ９の回転軸に固着されており矢印方向１こ定速回
転される。これらの要素３，４，６，７，８，９゜１０
を１つのユニットとして構成した場合には、このユニッ
トを本装置に装着して倍率誤差補正を行なう。一方、要
素３と４のみをユニット化しである場合には、要素６，
７，８，９，１０からなる走査光学系を本倍率誤差補正
装置の１部として設ければ良い。

第２図番こ示した如く、本倍率誤差補正装置は所定の走
査線１５上の予め２箇所に配役した１対の光検知器２１
．２２を有している。従って、これらの光検知器２１．
２２間の距離りは既知である。この走査線１５は、例え
ば感光体ドラム１１の周面に対応して設定すると良い。

１対の光検知器２１゜２２間に接続して波長測定器２３
が設けられており、後述する如く、１対の光検知器２１
．２２からの検知信号に基づき受光されたレーザビーム
の波長を検出する。波長検出器２３は端子２３ａを有し
ており、半導体レーザ３に接続されているクロック発生
器１３（第１図参照）の端子１３１Ｌと接続可能である
。

第３図は、クロック発生器１３及び波長測定器２３の夫
々の具体的構成の１例を示している。クロック発生器１
３は、基準クロック信号発生器３０を有すると共に、位
相検波回路３１と、ローパスフィルタ３２と、電圧制御
発振器３３と、分周器３４とで構成される７エーブロツ
クループを有し、°　　ている。位相検波回路３１は、
基準クロック信号発生！ａ３０からの一定周波数の基準
クロック信号と分周器３４からの出力信号との位相差を
検波する。位相検波回路３１の出力信号は、ローパスフ
ィルタ３２を介して電圧制御発振器３３へ印加されて七
の発振周波数ｆを制御し、電圧制御発振器３３の出力信
号は分局器３４で分周されて位相検波回路３１へ供給さ
れる。従って、電圧制御発振器３３は、基準クロック信
号発生器３０からの基準クロック信号と分局器３４の出
力信号との位相差がゼロ蚤こなる様に発振が制御され、
電圧制御発振器３３の出力信号がクロック発生器１３の
出力として周波数ｆ。のクロック信号を位相同期回路２
へ供給する。

ところで、図示例の場合は分局器３４はプログラマブル
であって、その分局率を可変に設定できる構成を有して
いる。この分局器３４は本装置の波長測定器２３に直接
的に接続され、倍率誤差補正時に決定される適切な分局
率に自動的ｌこ設定される。

第３図に図示した如く、波長測定器２３は１対の光検知
器２１．２２に夫々接続されている１対のオペアンプ２
３．２４を有している。各光検知器２１゜２２の出力信
号は対応するオペアンプ２３．２４のの反転入力端に入
力され、夫々のオペアンプ２３゜２４の非反転入力端は
接地接続されている。オペアンプ２３の出力端は７リツ
プフロツプ２５のセット端子Ｓへ接続されており、オペ
アンプ２４の出力端はフリップフロップ２５のリセット
端子Ｒへ接続されている。フリップフロップ２５の一方
の出力端子Ｑはカウンタ２６のイネーブル端子Ｅに接続
されると共にインバータを介してクリア端子ＣＬＲ）こ
接続されている。カウンタ２６は倍率誤差補正用クロッ
ク発生器２７からのクロック信号を受は取り、又エンコ
ーダ２８４こ接続されている。エンコーダ２８はラッチ
２９に接続されて”　　おり、ラッチ２９の端子ＳＴは
フリップフロップ２５の他方の出力端子（から接続され
ている。

以上の構成ｌこおける倍率誤差補正動作をこ付いて説明
すると、半導体レーザ３からのレーザビームをホログラ
ム走査光学系を介して、所定の走査線１５＃こ沿って走
査させる。レーザビームが先ず光検知器２１に入射され
ると、光検知器２１はオペアンプ２３を介してフリップ
フロップ２５のセット端子に信号を印加し、従ってフリ
ップフロップ２５はセット状態とされる。レーザビーム
が更に走査線１５に沿って走査され、他方の光検知器２
２へ入射されると、オペアンプ２４を介してフリップ７
ｏツブのリセット端子Ｒへ信号が入力されるので７リツ
プフロツプＢ２５はリセット状態とされる。この様に７
リツプフロツプ２５のζ出力が高レベルにある期間だけ
フリップフロップ２５は倍率補正用クロックをカウント
する。この様にしてカウントされたカウント値はエンコ
ーダで所定の態様ｔこ従いコード化され、このコード化
されたデータはフリップフロップ２５のζ出力の立ち上
がりでラッチ２９シこラッチされる。このラッテされた
データがプリセット値としてプログラマブル分周器３４
に与えられ、クロック発生器１３から出力されるクロッ
ク信号の周波数ｆ０を自動的に適正な値へ設定する。

この様にして、クロック発生器！３の出力でクロック信
号の周波数１０はそれと共に使用される半導体レーザ３
から射出されるレーザビームの波長に自動的に整合され
るので、個々の半導体レーザから射出されるレーザビー
ムの波長にバラツキがおっても、全てのレーザプリンタ
における走査長を一定とすることが可能となり、倍率誤
差が効果的に且つ自動的に補正される。

効果 以上詳説した如く、本発明番こよれば、正確且つ自動的
に倍率誤差の補正が行なわれ、高品質の光記録装置を提
供することが可能でめる。特に、本発明ではレーザプリ
ンタ等の光記録装置を略々実際上使用される態様で倍率
誤差補正を行なうＣとを可能としているので補正精度が
著しく向上されている。

尚、本発明は上述した特定の実施例にのみ限定されるべ
きものではなく、本発明の技術的範囲を逸脱することな
しに糧々の変形が可能であることは勿論である。例えば
、本倍率誤差補正装置をそのままレーザプリンタ等の光
記録装置（こ組み込む構成とすることも可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を適用可能な半導体レーザを使用したレ
ーザプリンタの全体的構成を示した概略図、第２図は本
発明の使用状態を示した概略図、第３図は本発明の具体
的実施の１例を示したブロック図、である。 （符号の説明） ３：半導体レーザ ７：ホログラムディスク ２１、２２　：光検知器 ２３：波長測定器

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、クロック信号に同期して供給される画像情報によつ
   て駆動される半導体レーザから射出されるレーザビーム
   をホログラム走査光学系を介して走査し光記録を行なう
   記録装置における前記クロック信号を発生するクロック
   信号発生器に接続され前記クロック信号の周波数を可変
   調整する倍率誤差補正装置であつて、所定の走査線上の
   予め定めた２点に配設した１対の光検知器と、前記１対
   の光検知器間に接続して設けられ前記走査されるレーザ
   ビームが１方の光検出器から他方の光検出器へ移動する
   時間間隔を測定する手段と、前記測定した時間間隔に基
   づいて前記クロック信号の周波数を倍率誤差を補正した
   適正な値に設定する設定手段とを有することを特徴とす
   る倍率誤差補正装置。