JPS61161258A - 1,3,4―三置換アザシクロアルカン及びアザシクロアルケン - Google Patents

1,3,4―三置換アザシクロアルカン及びアザシクロアルケン

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JPS61161258A
JPS61161258A JP60293362A JP29336285A JPS61161258A JP S61161258 A JPS61161258 A JP S61161258A JP 60293362 A JP60293362 A JP 60293362A JP 29336285 A JP29336285 A JP 29336285A JP S61161258 A JPS61161258 A JP S61161258A
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indol
carboxylic acid
salt
hydroxy
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ヴオルフガング・フルーストル
アンゲロ・シユトーニ
ベアト・シユミツツ
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Ciba Geigy AG
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    • A61P25/28Drugs for disorders of the nervous system for treating neurodegenerative disorders of the central nervous system, e.g. nootropic agents, cognition enhancers, drugs for treating Alzheimer's disease or other forms of dementia
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、次式 (式中、Rは、場合により、置換された3−インドリル
基を表わし、2は、基Rを窒素原子力)ら隔てている炭
素原子1〜3個、好ましくは2個を有する低級アルキレ
ンを表わし、alkは、メチレン、エチレンもしくはl
、3−7”ロビレンを表わし、R1は、場合により、エ
ステル化もしくはアミド化されたカルボキシを表わし、
R2は、場合により、エーテル化もしくはアシル化され
たヒドロキシ基又は、場合により、アシル化されたアミ
ノ基を表わす) で示される1、3.4−三置換アザシクロアルカン及び
アザシクロアルケン、その互変異性体及び/又は塩特に
薬学的に許容される塩、それらの製造方法さらにはこれ
らを含有する医薬製剤並びにその用途に関する。
式1の点線は、R,、R2により置換された炭素原子(
C原子)の間に単結合又は2重結合が存在しうることを
表わしている。
3−インドリル基の置換基としては、例えば、4〜7位
に位置するアリファティックな炭化水素基(例えば低級
アルキルもしくは低級アルケニル)、場合により、エス
テル化あるいはエーテル化されたヒドロキシ基(例えば
、ヒドロキシ、低級アルカノイルオキシ、ハロゲン、低
級アルコキシ、低級アルケニルオキシもしくは隣接する
炭素原子に結合したアルキリデンジオキシ)及υ叫・リ
フルオルメチル基がある。これら置換基は、4個まで存
在することができ、例えば1〜3個存在してもよく、特
に、4〜7位に1個もしくは2個存在してもよく、さら
に/又は1位及び/又は2位にそれぞれ1個存在しても
よい。
エーテル化されたヒドロキシR2としては、例えば、低
級アルコキシあるいは、場合により、置換されたフェニ
ル低級アルコキシがある。
アシル化されたヒドロキシ又はアミノR2のアシルは例
えば、有機カルボン酸もしくは炭酸セミエステルから誘
導されたアシルである。
有機カルボン酸から誘導されたアシルは、例えば、アリ
ファティックな又は単環のアロマティ、ツクなカルボン
酸の残基、例えば低級アルカノイル又は、場合により、
置換されたベンゾイルもしくはピリドイルである。
炭酸セミエステルから誘導されたアシルにおいて、第2
ヒドロキシ基は、例えばアリファティックなアルコール
又はアリ−ルアリファティックな(例えばフェニルアリ
ファティックな)アルコールによってエステル化される
。炭酸セミエステルから誘導されたアシル基の例として
は、低級アルコキシカルボニル及び、場合により、置換
されたフェニル低級アルコキシカルボニルが挙げられる
エステル化されたカルボキシの例としては、アリファテ
ィックな、シフロアリファティックな又はアリ−ルアリ
ファティックな(例えばフェニルアリファティックな)
エステル化されたカルホキ・シ、例えば、低級アルコキ
シカルボニル、場合により、置換されたフェニル低級ア
ルコキシカルボニル、3〜8員環の例えば5もしくは6
員環のシクロアルコキシカルボニル即ちシクロペンチル
オキシ−もしくはシクロへキシルオキシカルボニル、さ
らにはシクロプロピルオキシ−、シクロブチルオキシ−
もしくはシクロヘプチルオキシカルボニルがある。
アミド化されたカルボキシの例としては、非置換カルバ
モイル、アリファテインクなN−置換力ルへモイル又は
N−アシル化カルバモイルがあり、u 体重にはカルバ
モイル、N−モノ−モシくはN、N−ジ低級アルキルカ
ルバモイル、N。
N−低級アルキレン−もしくはN、N−(アザ−、オキ
サ−もしくはチア)低級アルキレンカルバモイル、又は
N−アシルカルバモイルがあり、これらのアシルは、ア
シル化されたヒドロキシもしくはアミノR2について前
述した意味を有していてもよい。こうしたN−アシルカ
ルバモイル基の例には、N−低級アルカノイルカルバモ
イル、N−低級アルコキシカルボニルカルバモイル、ウ
レイドカルボニル、N′−モノ−モジくハN′、N’−
ジ低級アルキルウレイドカルボニル又はN’ 、N’−
低級アルキレン−もしくはN′2N′−(アザ−、オキ
サ−もしくはチア)低級アルキレンウレイドカルボニル
が含まれる。
本明細書の説明において、基R1及び/又はR2の置換
基並びに化合物■を製造するための出発物質の成分とし
てのアリール基例えばフェニル基は、例えば低級アルキ
ル、低級アルコキシ、ハロゲン、ニトロ及び/又は)・
リフルオロメチルにより置換されていてもよい。
また、特に断わらない限り、「低級な」基又は有機化合
物とは、7個以下、特に4個以下の炭素原子を有する基
又は有機化合物を表わすものとする。
式1に示した窒素原子から基Rを1−3個、好ましくは
、2(i!lの炭素原子により隔てている低級アルキレ
ンの例としては、メチレン、,1−エチレン(エチリデ
ン)、,3−プロピレン、2.4−ブチレンがあり、好
ましくは、エチレン、1,2−プロピレンもしくは,2
−ブチレンがある。しかしながら、2,3−ブチレンで
あってもよい。
低級アルキルとしては、例えばメチル、エチル、プロピ
ル、イソプロピル、ブチルもしくはイソブチル、があり
、また第2ブチルもしくは第3ブチルであってもよい。
低級アルケニルとしては、例えばアリル又はメタリルが
あり、低級アルケニルオキシとしては例えばアリルオキ
シがある。
ハロゲンとしては、例えば原子番号が35以下のもの(
例えばフッ素、塩素又は臭素)がある。
低級アルコキシとしては、例えばメトキシ、エトキシ、
プロポキシ又はブトキシがあり、低級アルケニルオキシ
としては、例えばアリルオキシがある。
低級アルキ(リデ)ンジオキシとしては、例えばメチレ
ンジオキシ、エチリデンジオキシ、エチレンジオキシ、
インプロピリデンジオキシもしくは1,3−プロピレン
ジオキシがある。
低級アルカノイルとしては、例えばホルミル、アセチル
、プロピオニル、ブチリル、インブチリル、バレロイル
もしくはピへロイルがある。
低級アルコキシカルボニルとしては、例えば、メトキシ
−、エトキシ−、プロポキシ−、インプロポキシ−、ブ
トキシ−、インブトキシ−1第2ブトキシ−もしくは第
3ブトキシカルボニル、又は、ペンチルオギシー、ヘキ
シルオキシ−もしくはヘプチルオキシカルボニル基があ
る。
シクロアルコキシカルボニルは、例えば3〜8員環、特
に3−6員環を有し、例えば、シクロプロポキシカルボ
ニル、シクロブトキシカルボニル、シクロペンチルオキ
シカルボニル又はシクロへキシルオキシカルボニルがあ
る。
モノ−もしくはジ低級アルキルカルバモイルとしては、
例えば、ノチルー、ジメチル−、エチル−、ジエチル−
、プロピル−、イソプロピル−、ブチル−もしくはイン
ブチルカルバモイルがある。
低級アルキレンカルバモイル又はアザ−、オキサ−もし
くはチア低級アルキレンカルバモイルとしては、例えば
、ピロリジノカルボニルもしくはピペリジノカルボニル
、ピペラジノ−もしくはN′−低級アルキル−(例えば
N′−メチルピペラジノカルボニル)、モルホリノカル
ボニル又はチオモルホリノカルボニルがある。
N′−モノ−もしくはN’ 、N’−ジ低級アルキルウ
レイドカルボこルとしては、例えは、N′−メチル−1
N′−エチル−1N′−プロピル−1N′−ブチルウレ
イドカルボニル、又(」、N′、N′−ジメチル−もし
くはN′、N′−ジエチルウレイドカルボこルがある。
N’、N′−低級アルキレン−又はN′、N′−(アザ
−、オキサ−もしくはチア)低級アルキレンウレイドカ
ルボニルとしては、例えは、N−ピペリジノ力ルポニル
力ルパモイル、N−ピロリジノカルボニルアミノカルバ
モイル、N−モルホリノ−1N−チオモルホリノもしく
はN−ピペラジノ−又はN′−(低級アルキル−1例え
ばN’−メチル)−ピペラジノ力ルポニル力ルハモイル
がある。
フェこル低級アルキルとしては、例えば、ベンジル、1
−もしくは2−フェネチルもしくは3−フェニルプロビ
ルがある。同様に、フェニル低級アルコキシは、フェニ
ル低級アルコキシカルボニルの構成成分であってもよく
、例えば、ペンジルオキシ、1−もしくは2−フエネ)
・キシもしくは3−ンエニルプロボキシであってもよい
式Iで示される化合物の互変異性体は、式1で示される
化合物のケト又はケトミン誘導体であり、式Iにおいて
、アザシフロアリファティックな環は、2重結合を有し
、R2が、ヒドロキシ又は、場合により、アシル化され
たアミノ基を有する即ち次式 (式中R2′は、オキソ又は、場合により、アシル化さ
れたイミノを表わす) で示される化合物である。
式Iで示される化合物の塩は、例えば、薬学的に許容さ
れるその酸伺加塩、並びに式Iで示される化合物の分子
内塩(式IにおいてR1が、カルボキシを表わす)及び
、その薬学的に許容される、塩基との塩である。
薬学的に許容される酸付加塩は、適当な鉱酸(例えば、
ハロゲン化水素酸、硫醇もしくはリン酸)との塩(例え
ば塩化水素酸塩、臭化水素酸塩、硫酸塩、硫酸水素塩も
しくはリン酸塩)、適当な有機カルボン酸又はスルホン
酪(例えばヒドロキシル化したアリフアティックなモノ
−もしくはジカルボン酩塩)との塩、例えば酢酸塩、蓚
酸塩、コハク酸塩、フマル酸塩、マレイン酸塩、アスコ
ルビン酸塩もしくはクエン酩塩、アリファティックなも
しくはアロマティツタなスルホン酪又はN  amスル
ファミン酸との塩例えばメタンスルホン酸塩、ベンゼン
スルホン酸塩、p−トニルエンスルホン酸塩モしくはN
−シクロヘキシルスルファミン酸塩(シフラメ−1・)
である。
薬学的に許容される、塩基との塩は、特に、金属塩又は
アンモニウム塩であって1例えばアルカリ金属塩及びア
ルカリ土類金属塩(例えばナトリウム塩、カリウム塩、
マグネシウム塩もしくはカルシウム塩)、アンモニアも
しくは適当な有機アミノとのアンモニウム塩例えば低級
アルキルアミノ(例えばトリエチルアミノ)、ヒドロキ
シ低級アルキルアミノ例えtJ2−ヒドロキシエチルア
ミノ、ヒス−(2−ヒドロキシエチル)−アミノもしく
t第1・リス−(2−ヒドロキシエチル)−アミノ、カ
ルホン酸の”、’AX 、Ii’b性アリノアリファテ
ィックエステル4−アミノ安息香酸−2−ジエチルアミ
ノエチルエステル、低級アルキレンアミノ例えば1−エ
チルピペリジン、シクロアルキルアミノ例えばジシクロ
ヘキシルアミノ、又は、ベンジルアミノ例えばN、N′
−ジベンジルエチレンジアミノ、ジベンジルアミノもし
くはN−ベンジル−β−フェニルエチルアミノである。
1個の酸性基と1個の塩基性基とを有する式■で示され
る化合物は、分子内塩形即ち両性イオン型においても存
在しうる。
単離又は精製のためには、薬学的に許容されない塩も使
用することもできる。医療用には、薬学的に許容される
非毒性の塩のみが使用され、それ11シに薬学的に許容
させる塩が好ましい。
式■で示される化合物及びその薬学的に許容される塩は
、有用な薬理学的性質、特にヌートロピックな性質(n
ootropic property)を有する。
例えば、これらの塩をマウスに腹腔内及び経「Iで1m
g/kg以」二投与した場合、これらの塩は、パラセタ
ム(l OOmg/ kgfl!腔内)のヌートロピッ
ク有効量を投かした後と少なくとも同程度まで電気ショ
ックの健忘惹起作用を軽減する。ヌートロピックな効果
を証明するには、例えば、2コンハ−トメント試験を用
いることができる。
この種の薬理学的モデルの文献の例として、ニス・ジェ
イ・サラ(S、J、5ara)及びディ・ルフエープル
(D、Lefevre) rサイコファーマコロジ力(
Psychopharmacologia)25 、3
2−40(+972)ワントライアル学習におけるハイ
ホキシア誘発健忘症及びパイラセタムによる薬理学的モ
デル」、ダブリi”オー・ボッカ′ン(W、0.Bog
gan)及びケイーシュレジンガー(K、5chles
:nger)、行動生物学(Behavior Bio
logy)↓2 127−134(1974)が挙げら
れる。
2−コンパ−トメントテスI・において、マウスに及ぼ
すヌートロピックな効果は、例えば、以下の投与範囲に
おいてa察された。
シス−4−ヒドロキシ−1−[2−(1H−インドール
−3−イル)エチル]−ピペリジン−3−カルボン酸エ
チルエステル:O,O1〜10mg/kg ip、 (
Il!腔中)強い効果4−ヒドロキシ−1−[2−(4
’、6−ジメチル−1H−インドールー3−イル)エチ
ル]−1,2,5,6−テトラヒドロピリジン−3−カ
ルボン酪エチルエステル=0.1〜10 mg/ kg
ip、及び0 、3−30mg/kg (経口)強い効
果シス−4−ヒドロキシ−1−[1−(4,6−ジメチ
ル−1H−インドールー3−イル)エチル] ピペリジ
ン−3−カルボン酸エチルエステル: 0 、1〜l 
Omg/kg ip、及び0 、3〜30mg/kg 
 p、o、強い効果 トランス−4−ヒドロキシ−1−[2〜(5−メトキシ
−1H−インドール−3−イル)エチル] ピペリジン
−3−カルボン酸エチルエステル: O、1〜100+
ng/kg iL顕著な効果シス−4−ヒドロキシ−1
−[2−(tH−イノド−ルー3−イル)エチルコピベ
リジン−3−カルボン酸メチルエステル: 30mg/
kgp、o。
シス−4−ヒドロキシ−1−[2−(1H−インドール
−3−イル)エチル]−ピペリジン−3−カルボン醇メ
チルエステル: 1mg/kg ip。
更に、式Iで示される化合物は、モングドリ (Mon
dadori)及びパッザ(Waser)、[サイコツ
アーマコロジー(Psychopharmacolog
y) J乱A、297−300 (1979)によるス
テップダウン受動回避テストにおいて、すぐれた記憶改
善作用を示す。このものは、学習試験30分前の腹腔内
投与において有効である(有効用量0.,,10 mg
/ kg) 。学習試験60分前の経口投与(有効用量
0.,,10 mg /kg)並びに学習試験直後の腹
腔内投与(有効用量0.,,10 mg/ kg)にお
いて、明確な効果が確認されている。
ステップダウン受動回避テストにおいて、マウスの記憶
改善効果は、例えば(試験30分前に投与した)以下の
投与範囲で観察された。
シス−4−ヒドロキシ−1−[2−(1H−インドール
−3−イル)エチル]−ピメリジンー3−カルボン酎エ
チルエステル:01〜10mg/kgip、及び0 、
3〜30mg/kg  p、o。
4−ヒドロキシ−1−[2−(4,6−ジメチル−1H
−インドールー3−イル)エチル]−1,2,5,6−
テトラヒドロピリジン−3−カルボン酸エチルエステル
、1〜100 mg/ kgp・0・ シス−4−ヒドロキシ−1−[2−(4,6−ジメチル
−1H−インドールー3−イル)エチル]−ピペリジン
−3−カルボン酸エチルエステル+ 1〜100mg/
kg p、o。
シス−4−ヒドロキシ−1−[2−(1H−インドール
−3−イル)エチルヨーピペリジ耐−3−カルボン酎メ
チルエステル: l Omg/ kgp・0・ 式1で示される化合物及び薬学的に許容されるその塩は
、例えば、脳性機能不全(cerebralinsuf
ficiency)特に種々の原因による記憶障害例え
ば老人性痴呆又はアルツハイマー型痴呆、てんかん及び
脳外傷、脳卒出の続発状態の処置に際して、特にヌート
ロピカとして用いられる。
本発明は、例えば式1においてRが、非置換か又は5−
位がメトキシにより置換された3−インドリルを表わし
、2及びalkが、それぞれ、エチレンを表わし、R,
がメトキシカルボニルを表わし、R2がヒドロキシもし
くはアミノを表わすか、又は、アザシクロ環が2重結合
を有しない場合に、4個以下の炭素原子を有する低級ア
ルカノイルオキシ例えばアセトキシを表わす化合物、そ
の互変異性体、及び/又は塩に係るものである。
本発明は、式■において、Rが非置換の3−インドリル
又は,2、及び4〜7のうちの少くとも1つの位置が置
換された3−インドリルを表わし、そのうちl−位の置
換基が低級アルキルもしくは低級アルケニルであり、2
−位の置換基が低級アルキルであり、4−〜7−位の置
換基が、低級アルキル、低級アルダこル、低級アルコキ
シ、低級アルケニルオキシ、ヒドロキシ、ハロゲン、ト
リフルオロメチル及び/又は隣接する炭素原子に結合し
た低級アルキ(リデ)ンオキシであり、Zが基Rを窒素
原子から1−3個、好ましくは、2個の炭素原子により
隔てている低級アルキレンを表わし、alkが、メチレ
ン又は,3−プロピレン特にエチレンを表わし、R1が
カルボキシ、低級アルコキシカルボニル、場合により、
低級アルキル、低級アルコキシ、ハロゲン、ニトロ及び
/又はトリフルオロメチルによって置換されたフェニル
低級アルコキシカルボニル、3〜8員環のシクロアルコ
キシカルボニル、カルバモイル、モノ−もしくはジ低級
アルキルカルバモイル、低級アルキレンカルバモイル又
はアザ−、オキサ−もしくはチア−低級アルキレンカル
バモイル、N−低級アルカノイルカルバモイル、N−低
級アルコキシカルボこルカルバモイル、ウレイドカルボ
ニル、N′−モノ−もしくはN’ 、N’−ジ低級アル
キルウレイドカルボニル、N′。
N′−低級アルキレン−もしくはN′,N′−(アザ−
、オキサ−もしくはチア)低級アルキレンウレイドカル
ボニルを表わし、R2はヒドロキシ、低級アルコキシ、
場合により、低級アルキル、低級アルコキシ、ハロゲン
、トリフルオロメチル及び/又はニトロにより置換され
たフェニル低級アルコキシ、アミノ、低級アルカノイル
アミノ、低級アルコキシカルボニルアミノ、又は、場合
により、低級アルキル、低級アルコキシ、ハロゲン、ト
リフルオロメチル及び/又はニトロにより置換されたフ
ェニル低級アルコキシカルボニルアミノを表わし、低級
アルキレンalkは4個以下の、他の低級基は全部で7
個以下の炭素原子を有し、さらに各々の部分構造中に4
情以下の炭素原子を有する、式1で示される化合物、そ
れらの互変異性体及び/又は塩、とりわけ薬学的に許容
される酸付加塩に係るものである。
、本発明は、就中、式1においてRが、非置換の3−イ
ンドリル又は4〜7位のうちの1もしくは2の位置が、
4個以下の炭素原子を有する低級アルキル例えばメチル
、4個以下の炭素原子を有する低級アルコキシ例えばメ
トキシ、原子番号35までのハロゲン例えば塩素及び/
又はl・リフルオロメチルによって置換された3−イン
ドリルを表わし、Zは、基Rを窒素原子から1〜3個の
炭素原子により隔てている、炭素原子数が4個以下の低
級アルキレン、例えばメチレン、,3−プロピレン又は
、好ましくは、エチレンを表わし、alkはメチレン、
,3−プロピレン、好ましくは、エチレンを表わし、R
1は、カルボキシ、アルコキシ部に4個以下の炭素原子
を有する低級アルコキシカルボニル、例えばメトキシ−
もしくはエトキシカルボニル、3〜8員環好ましくは5
〜6員環のシクロアルコキシカルボニル、例えばシクロ
ペンチルオキシ−もしくはシクロヘキシルオキシカルボ
ニル、カルバモイル、又は、各々のアルキル部に4個以
下の炭素原子を有するN−モノもしくはN、N−ジ低級
アルキルカルバモイル、例えばメチル−、エチル−もし
くはジメチルカルバモイルを淡わし、R2は、ヒドロキ
シ、炭素原子数が4個以下の低級アルコキシ例えばメト
キシ、炭素原子数が7〜10個のフェニル低級アルコキ
シ例えばベンジルオキシ、炭素原子数が4個以下の低級
アルカノイルオキシ例えばアセトキシ、アミノ又は炭素
原子数が4個以下の低級アルカノイルアミノ例えばアセ
チルアミノを表わす化合物、それらの互変異性体及び/
又は塩に係るものである。
本発明は、特に、式■において、Rが、非置換又は1位
と4〜7の各位置のうちの1つもしくは2つの位置が置
換された3−インドリルを表わし、1−位の置換基が低
級アルキル例えばメチルであり、4〜7−位の置換基が
、4個以下の炭素原子を有する低級アルコキシ例えばメ
トキシ、原子番号が35以下のハロゲン例えば塩素、及
び/又は4個以下の炭素原子を有する低級アルキル例え
ばメチルであり、alkがエチレンを表わし、2が4個
以下の炭素原子を有する1、1−11,3−もしくは、
好ましくは、1,2−低級アルキレン例えばエチレン、
,3−プロピレン又は、メチレンを表わし、R1が、低
級アルコキシ部に4個以下の炭素原子を有する低級アル
コキシカルボニル例えばメトキシカルボニルもしくはエ
トキシカルボニルを表わし、R2がヒドロキシ又はアミ
ノを表わす化合物、それらの互変異性体及び/又は塩、
とりわけ薬理学的に許容される酸イτj加塩に係るもの
である。
本発明は、好ましくは、式Iにおいて、Rが、非置換、
又は、4−〜7−位のうちの1つ又は2つの位置を、4
個以下の炭素原子を有する低級アルキル例えばメチル、
及び/又は原子番号35以下のハロゲンにより置換され
た3−インドリルを表わし、2が、4個以下の炭素原子
を有する直鎖状の,,−1,3−もしくは、好ましくは
、1,2−低級アルキレン、例えばメチレン、,3−プ
ロピレン又は、好ましくは、エチレンを表わし、alk
がメチレン又は特にエチレンを表わし、R1が4以下の
炭素原子をアルコキシ部に有する低級アルコキシカルボ
ニル例えばメトキシ−もしくはエトキシカルボニルを表
わし、R2・がヒドロキシを表わす化合物、それらの互
変異性体及び/又は塩に係るものである。
本発明は、特に、式1において、Rが、非置換の3−イ
ンドリルか又は4−位及び7−位が4個以下の炭素原子
を有する低級アルキル例えばメチルにより置換された3
−インドリルを表わし、Z及びalkが、それぞれ、エ
チレンを表わし、R1が、4個以下の炭素原子を低級ア
ルコキシ部に有する低級アルコキシカルボニル例えば、
メトキシカルボニルもしくはエトキシカルボニルを表わ
し、R1がヒドロキシを表わす化合物、それらの互変異
性体及び/又は塩、特に、薬学的に許容される酸付加塩
に係るものである。
本発明は、とりわけ、実施例に記載する式■で示される
化合物及びその薬学的に許容される塩、就中、酸付加塩
例えば塩化水素酸塩、臭化水素酸塩、フマル酸塩、蓚酸
塩もしくはシクラメートに係るものである。
本発明は、式Iにおいて、アザシフロアリファティツタ
な環が飽和されており、R1及びR2が互いにシスの配
置をとる化合物に係るものである。
本発明は、それらの互変異性体及び/又は塩をも含めて
式Iで示される化合物を製造するだめの公知の合成的方
法の基づく製造方法にも係るものである。
本発明の製造方法は、 a)alkがエチレンを表わす式Iで示される化合物を
製造するために、式 (式中、Aθは酸アニオンを表わし、R2″は、エーテ
ル化、アシル化又1オ保誰化されたヒドロキシ基かある
いはアシル化又は保護化yれたアミノ基を表わす) で示される化合物において、過剰な2重結合を単結合に
還元し、場合により、存在する保護基を除去するか、又
は、 b)式 (式中、xlは、式−CH=R2’、 C(X2)=R
2′を有する基又はシアンを表わし、かつx2は脱離可
能な基を表わす) で示される化合物又はそのlJ2を環化するか、又はC
)式 (式中、R3は、基Hの4〜7位について前述したよう
に、場合により、3−6位が置換されたフェニル基を表
わし、R4は、水素又は、基Hの1位に対する置換基を
表わし、R5は、水素又はHの2位に対する置換基を表
わす) で示される化合物、その互変異性体及び又はその塩を環
化して対応する式■で示される化合物にするか、又は、 d)式 (式中、x3は、遠核的な(nucleofugal)
脱離基を表わす)で示される化合物、その互変異性体及
び/又はその塩を、互に反応させるか、又は、e)al
kがエチレンを表わす式1で示される化合物を製造する
ために、式 で示される化合物、その互変異性体及び/又はその塩を
環化するか、又は、 f)式 (式中、R1′は、場合により、エステル化もしくはア
ミド化されたカルボキシに転化させることのできる基を
表わす) で示される化合物、その互変異性体及び/又はその塩に
おいて、R1′を、場合により、エステル化又はアミド
化されたカルボキシに転化するか、又は g)アザシフロアリファティツタな基が2重結合を有す
る式■で示される化合物を製造するために、式 (式中、R1は、1位が置換され、そして/又は中間的
に保護された3〜インドリル基Rを表わし、R2は、基
R2又は中間的に保護されたヒI・ロキシを表わず) て示される化合物又1オその対応するケト−又は・「ミ
ノ互変異性体を、式R+  X6 (VTa)(式中、
X6は、1ife fi+可能なシ(を表わす)で示さ
れる化合物と縮合さゼ、所望により1個以」二の保護基
を脱醐するか、又は、 h)式 (式中、X4は、ツ(R2に転化することができる基を
表わす) で示される化合物において、x4を基R2に転化さぜる
か又は i)アザシフロアリファティックな環が1つの不飽和結
合を有しかつR2がヒドロキシを表わす式Iで示される
化合物又はその互変異性体であるオキソ化合物を製造す
るために、式 で示される化合物を転位させるか、又は、j)アザンク
ロアリファテイックな環が飽和されている式1で示され
る化合物を製造するために、式 で示される化合物を互に反応させるか、又は、k)Zが
基Rを窒素原子から1個の炭素原子により隔てている式
Iで示される化合物を製造するために、式 で示される化合物を、オキソ低級アルカンと縮合させる
かし、所望ならば、得られた化合物を、式1で示される
別の化合物に転化させ、得られた異性体混合物をその成
分に分即し、式(I)で示される異性体を単魔1し、司
られたジアステレオマー混合物又はエナンチオマーン昆
合物をジアステレオマー又はエナンチオマーに、それぞ
れ、分離して所望のジアステレオマー又はエナンチオマ
ーをそれぞれ単離し、そして/又は、得られた遊離化合
物を塩に転化し、あるいは、得られた塩を遊離化合物又
は別の塩に転化することを特徴とするものである。
1濯」14ヂ アニオンAeは、例えば、アルコール性のヒドロキシを
反応性のエステル化されたヒドロキシに転化させること
のできる強プロトン酸のアニオン、例えばハライドイオ
ン(例えば塩化物、臭化物もしくは沃化物)、又は、ス
ルホネートイオン、特に、アリファティックもしくはア
ロマティツタなスルホン酸のアニオン、例えば、メタン
スルホン酪イオン、エタンスルホン酸イオンもしくはメ
トスルファ−1・イオン、ペンセンスルホン酸イオン、
p−1’ルエンスルホン醇イオンもL < ハル−ブロ
モベンゼンスルホン酩イオンである。R″2は4+fに
エーテル化されたヒドロキシ、R2又は保護されたヒド
ロキシである。過剰な2重結合の還元は、常法に従って
、例えば、二軽金属水素化物、例えばアルカリ金属−三
低級アルコキシアルミニウム水素化物(例えばリチウム
−三第3級ブトキシアルミニウムハイドライド)、また
は、場合により、置換されたアルカリ金属ポロハイドラ
イド、例えばりチウムボロハイドライド、カリウムポロ
ハイドライド、ナトリウムポロハイドライド又はナトリ
ウムシアンボロハイドライトを作用させて行なう。この
反応は、好ましくは、かかる還元のために慣用的に用い
られ溶媒中で実施する。例えばリチウム−三第3級ブ)
・キシアルミニウムハイドライドとの反応には、エーテ
ル系の溶媒例えばジエチルエーテル、ジオキサン又はテ
トラヒドロフランが、また場合により置換されたアルカ
リ金属ポロハイドライドとの反応には、特に低級アルカ
ノール例えばメタノールもしくはエタノール、さらには
水も用いられる。
中間体Ifは、例えば、式 (式中、Aは、アこオンAθに対応する反応性のエステ
ル化されたヒドロキシを表わす)で示される化合物を反
応させることによって得られる。
万IL垣Σ 中間体■において、脱離可能な基x2は、場合により、
エーテル化もしくはエステル化されたヒドロキシ例えば
ヒドロキシ、アリファティック、アラリファティックあ
るいはアロマチインクにエーテル化されたヒドロキシ即
ち、例えば低級アルコキシ、フェニル低級アルコキシ又
はフェノキシ、カルボン酸でエステル化されたヒドロキ
シ例えば低級アルカノイルオキシ(例えばアセトキシ)
、又はハロゲン例えば塩素もしくは臭素、又は、場合に
より、置換されたアミノ−もしくはアンモニオ基例えば
アミノ、場合により、置換されたアロ)ツノ、モノ−も
しくはジ低級アルギルアミノ例えばモノ−もしくはジメ
チルアミノ、又は)・り低級アルキルアンモニウム例え
ば)・リメチルアンモニウムを表わす。
分子内縮合は、常法に従って、例えば、塩基性縮合剤例
えばアルコラード、アミド又はアルカリ金属もしくはア
ルカリ土類金属水素化物例えばアルカリ金属又はアルカ
リ土類金属のアルコラ−j・(例えばナトリウムメトキ
シド、マグネシウムメトキシド、ナトリウムエトキシド
もしくは、カリウムt−ブトキシド、アルカリ金属アミ
ド例えばすトリウムアミド、リチウムジイソプロピルア
ミド、ナトリウム−N−メチルアニリドもしくはナトリ
ウムジフェニルアミド又は、アルカリ金属もしくはアル
カリ土類金属の水素化物例えば水素化ナトリウムもしく
は水素化カルシウムの存在下に、必要ならば例えば約−
10℃から+120°Cに冷却又は加熱し、そして/又
は不活性ガス例えば窒素の下で行なう。
方法例b)の好ましい実施態様によれば、例えば式 (式中、R2′は、オキソ又はイミノを表わす)で示さ
れる化合物を前述した塩基のうちの1つ。
特にアルカリ金属低級アルコキシド例えばすトリウムメ
トキシドもしくはすトリウムエトキシドによって処理す
る。弐Wで示される化合物は、この過程で式Iで示され
る化合物(式中、アザシフロアリファティックな環は、
2重結合を有さす。
R2はヒドロキシ又はアミノを表わす)に環化される。
出発物質Wは、例えば、式 %式%() (式中、x3は、反応性のエステル化されたヒドロキシ
を表わす) で示される反応性のインドール−3−イル−アルカノー
ルエステルを式H2N−CH2−CH2−R,(XVa
)で示されるβ−アミノ醇化合物と縮合させ、生成した
式 %式%() (式中、R6は水素を表わす) で示される中間体を、アクロレインあるいは、場合によ
り、官能基的に修飾された式Y、−alk−CH=R2
’ (X■)(Yt=反応性のエステル化されたヒドロ
キシ、R2′−場合により、アセタール化されたオキソ
又はイミノ)で示されるアルデヒドと共に反応させるこ
とによって得られる。
方法例(b)の別の好ましい態様によれば、式R−Z−
N、H2(X■)の化合物とそのほぼ2倍モル量の式Y
1CH2CH2R1”(XIXa;Yl−反応性のエス
テル化されたヒドロキシ、R,”=エステル化されたカ
ルボキシ)又は弐CTl2=CI−R,” (XIXb
 、R,′=エステル化されたカルボキシ)の化合物と
を反応させて得られる式 で示される化合物を、例えば、金属塩基例えばアルカリ
金属アルコラード(例えばすトリウムメトキシド R2 ′はオキソを表わす)で示される化合物又は式1
1こ対応する互変異性体を生成させる。エステル化され
たカルボキシR1 ″は例えばメトキシカルボニルであ
る。
例えば、式1(式中、Rは、非置換3−インドリルか又
は5−位がメトキシにより置換された3−インドリルを
表わし、2及びalkは、それぞれ、エチレンを表わし
、R1はメトキシカルボニルを表わし、R2はヒドロキ
シ又はアミノを表わし、またアザシクロ環が2重結合を
有しない場合には、4個以下の炭素原子を有する低級ア
ルカノイルオキシ例えばアセトキシを表わす)で示され
る化合物は、式 〔式中、Rは、場合により、5−位がメトキシにより置
換された3−インドリルを表わし、Zはエチレンを表わ
し、R,はメトキシカルボニルを表わし、xlはメトキ
シカルボニル、シアン又は基−C H = R2  ’
 (R 2 ’はオキシ又はイミノを表わす)を表わす
。〕 で示される化合物を環化し、所望する場合には、得られ
た生成物(R2はヒドロキシ又1寸アミノを表わし、ア
ザシフロアリファティックな環は2重結合を有する)又
はそのケト−もしくはイミノ互変異性体において2重結
合を単結合に、又は、オキソもしくはイミノ基を、それ
ぞれ、ヒドロキシもしくはアミノ基に還元し、取得生成
物(R2はヒドロキシを表わし、アザシフロアリファテ
ィックな環は2重結合を有さない)においてヒドロキシ
基を低級アルカノイルオキシにエステル化し、所望する
場合には、取得遊離化合物を塩に、又は、取得塩を遊離
化合物又は別の塩に転化させることができる。このよう
にして、例えば、4−ヒドロキシ−1− [2− (1
H−インドール−3ーイル)エチル]ー,2,5.6−
ピリジン−3−カルボン酸メチルエステル、及び1−[
2−(1H−インドール−3−イル)エチル]ーピペリ
ジンー4ーオン−3−カルボン酪メチルエステル又はそ
の塩、シス形及びトランス形の4−ヒドロキシ−1− 
[2− (1H−インドール−3−イル)エチル]ーピ
ペリジンー3ーカルボン酸メチルエステル、並びに、シ
ス形及びトランス形の4−アセトキシ−1− [2− 
(1H−インドール−3−イル)エチル]ーピペリジン
ー3ーカルボン酸メチルエステル、その5−メトキシ置
換生成物及びその塩が得られる。
万火輿工】 フィッシャーのインドール合成法に従えばアンモニアが
脱離される転位は、例えば酸処理、即ち適当なプロトン
酸又はルイス酸を作用させることにより常法通り行なう
ことができる。プロトン酸には、鉱酸例えば硫酸、リン
酪又は低級アルカノール中塩化水素酸,例えばエタノー
ル中塩化水素酸が、また有機スルホン酸例えば低級アル
カンスルホン酸(例えば、メタンスルホン酸)又は、場
合により、置換されたベンゼンスルホン酸(例えば、ベ
ンゼンスルホン酸もしくはP−1ルエンスルホン酸)が
、さらにまた有機カルボン酸例えば低級アルカン酸(例
えば酢酸)が含まれる。ルイス酸としては、配位不飽和
重金属化合物、例えば、ホウ素、アルミニウム、アンチ
モン、亜鉛、銅、二・ンケル、鉄、クロムもしくは錫の
配位不飽和ハロゲン化物、例えば塩化亜鉛、塩化銅(I
)又は臭化銅(I)が好適である。反応は、好ましくは
、加温下例えば約60〜l 7 0 ’Cの温度範囲に
おいて、必要ならば不活性ガス下に行なうのがよい。
中間生成物1vは、式R3N14  NH2(XXI)
で示され、場合によっては対応する置換フェニルヒドラ
ジンを、常法に従って、式 で示される化合物と縮合し、所望ならば、取(ηしたヒ
ドラゾンの2級窒素原子を水素と異なる基R4によって
置換することによって、そのまま製造するのが好ましい
方法1 遠核的(nucleofugal)なma 離基x3は
、例えばMIIt&の、又は反応性のエステル化された
ヒISロキシ基例えばヒドロキシ、ハロゲン(例えば塩
素、臭素もしくは沃素)、あるいは、スルホン酸(例え
ば低級アルカン酸もしくは、場合により置換されたベン
ゼンスルホン酪)又はハロスルホン酸から間通されるス
ルホこルオキシ基例えば、メタンスルホニルオキシ、ベ
ンゼンスルホニルオキシ、p−トルエンスルホニルオキ
シ、p−ブロモベンゼンスルホニルオキシ、又はフルオ
ロスルホニルオキシである。
化合物Vと■との反応は、常法に従って、塩基性縮合剤
例えば第3級有機含窒素塩基例えばピリジン、又は1・
り低級アルキルアミノ例えば]・リエチルアミノの存在
下に行なう。しかしながら、必要ならば相間移動触媒例
えばベンジルトリメチルアンモニウムハイドロキシドの
存在下に、アルカリ金属水酸化物又は炭酸塩例えば水酸
化すトリウムを使用してもよい。
出発物質■は、例えば対応するインドールをホルムアル
デヒド及びハロゲン化水素酸例えば塩化水素酸と反応さ
せるか、又は、対応する低級アルカンジオールの反応性
ジエステルと縮合させ、さらに要すれば、生じたR−低
級アルカノールを例えば塩化チオニル又は三臭化リンに
よってハロゲン化し、あるいは要すれば、対応するイン
ドールをエポキシ低級アルカンと反応させ、生成するR
−低級アルカノールをスルホン酸ハライド例えばP−)
ルエンスルホニルクロライドと反応させることによって
製造される。alkがエチレンである化合物Vを製造す
るためには、インドールプレカーサーを二塩化オキサリ
ルによって対応する3−りOoオキサリルインドールに
転化し、次いで、このものを例えばアルコールシス例え
ばエタノールでアルコールシスすることによって対応す
る3−エトキシオキサリルインドールを生成し、得られ
たオキサル酸エステルを例えばジエチルエーテル中水素
化アルミニウムリチウムによって還元し、次いで、要す
れば、得られた2−(3−インドリル)−低級アルカ/
−ルを、例えば、ハロゲン化剤又はスルホニル化剤(例
えば塩化チオニル)、三臭化リン又はスルホン酸塩化物
(例えばp−)ルエンスルホニルクロライド)と反応さ
せることにより反応性のエステルとする。
出発物質■は、式 (式中、X、は、式−CH=R2′、−C(X2 ) 
=R2’又はシアノを表わし、x2は、脱離可能な基又
はその塩を表わす)で示される化合物を、アルカリ金属
低級アルコキシドで処理し分子内環化させることによっ
て得られる。しかしながら、5−アミノ−3R2’  
2−メチレン−ペンクン−1−カルボン酸又は2−アミ
ノメチル−3−R2’−ペントー4−エンー1−カルボ
ン酸又はそのエステルもしくはアミドを分子内環化して
もよい。
万伏剖ヱユ 化合物■の環化は、自発的にか又は塩基処理によって行
なう。塩基には、例えば、アルカリ金属アルコキシド、
−アミド又は−ハイドライド例えばナトリウムメトキシ
ド、カリウムt−ブトキシド、ナトリウムアミド、リチ
ウムN、N−ジイソプロピルアミド又は水素化ナトリウ
ムを使用することができ好適な溶媒としては、例えばジ
メチルホルムアミドがある。
中間体■は、有利には、対応する2−ハロメチルー3−
R2′−ペン!・−4−エン−カルボン酩又はそのエス
テルもしくはアミドを、例えば前述したうちの1つのよ
うな塩ノ1(例えば水素化すトリウム、N−エチル−N
、N−ジインプロピルアミノ、水酸化す)・リウムもし
くは炭酸カリウムの存在Fに、例えばジメチルホルムア
ミド、N−メチルピロリドンもしくはジメチルスルホキ
シド中におイテ、式R−Z −N R2(XVI[) 
0)化合物と反応させることによって、単魔1すること
なく、そのまま製造され、本発明に従って更に反応させ
ることができる。
このために必要な出発物質は、例えば、式R−z−x3
 (v、、x3−臭素)で示される化合物をアンモニア
と反応させ、又は、オルト蟻酸トリエステル例えばトリ
メl−キシメタンとケタール化し、得られたケタールを
酸性条件下に加熱し、得られたエノールエーテルを2−
メチル基において例えばN−ブロム−スクシンイミドに
より臭素化することによって得られる。しかし別の2−
メチル−3−R2−ペンタ−1,4−ジエンカルボン酸
エステル又は2−メチル−3−R2’−ペント−4−エ
ンーカルボン酸をN−ブロモスクシンイミドにより臭素
化してもよい。
力佑Jコつ−に従って場合により、エステル化又はアミ
ド化されたカルボキシに転化することが可能な基R1′
は、例えばソルボリシスによってこれらのカルボキシに
転化可能な基、例えばエステル化もしくはアミF化カル
ボキシR,と異なった官能基修飾されたカルボキシ、例
えば、無水物化されたカルボキシ、トリハロメチル、エ
ーテル化されたヒドロキシジハロメチル例えば低級アル
コキシジクロロメチル、エーテル化されたトリヒドロキ
シメチル例えばトリ低級アルコキシメチル、エーテル化
もしくはエステル化されたC−ヒドロキシイミノメチル
例えばC−低級アルコキシ・rミノメチル、又は2−オ
キサジニル基例えば4.4−もしくは5,5−ジメチル
オキサジニル(2)あるいは4,6.6−1リメチルジ
ヒドローオギサジニル−(2)、C−ハロイミノメチル
又はシアンである。
ソルボリシスは、常法に従って、例えば加水分解もしく
はアルコーリシス(即ち、アルコールとの反応によって
、又はアンモノリシスもしくはアミツリシスによって(
即ちアンモニア又は少くとも1個の水素原子を有するア
ミノとの反応によって)行う。
加水分解によって、例えば、前述した官能性カルボキシ
誘導体の1つを式I (Rニーカルボキシ)で示される
カルボン酸に、更にオルソ−無水物エステル、オルソエ
ステル及びイミノエステルヲ式I  (R1=エステル
化されたカルボキシ)で示されるエステルに、更にイミ
ノエステル、アミジン及びニトリルをアミド(R1=ア
ミド化されたカルボキシ)に、それぞれ転化させること
ができる。
加水分解は、常法に従って、要すれば加水分解剤の存在
下に、溶媒もしくは希釈剤中で、例えば約O°〜100
°Cの温度範囲において、冷却又は加温しながら、そし
て/又は不活性ガス(例えば窒素)下に水で処理するこ
とによって行なうことができる。加水分解剤としては、
例えば酸性もしくは塩基性の加水分解剤を使用する。酸
性加水分解剤には、プロトン酸例えば硫酸のような鉱酸
塩酸、臭酸もしくは沃化水素酸のようなハロゲン化水素
酸、リン酪、スルホン酪例えばp−l・ルエンスルホン
酸、又はカルボン酪例えば蟻酸もしくは酢酸のような低
級アルカン酸が含まれる。塩基性の加水分解剤の例には
、アルカリ土類金属の水酸化物又は炭酸塩例えば水酸化
すトリウムもしくは水酸化カリウム、炭酸すトリウム、
炭酸カリウム又は水酸化カルシウム、あるいは、窒素含
有塩基例えばアンモニアもしくは有機アミノ(例えばト
リ低級アルキルアミノ、ピリジンもしくはベンジルトリ
エチルアンモニウムヒドロキシドが含まれる。溶媒又は
希釈剤の例には、水と混合可能な有機溶剤例えば低級ア
ルカノールのようなアルコール、ジ低級アルキルケトン
のようなケトン、N、N−ジ低級−アルキル低級アルカ
ン醇アミド又はN−低級アルキル低級アルカン酸ラクタ
ム例えばジメチルホルムアミドもしくはN−メチルピロ
リドン、又はジ低級アルキルスルホキシド例えばジメチ
ルスルホキシドが含まれる。
アルコーリシスにより、例えば、カルボン酸又は無機酸
との混合無水物を式I (R□−エステル化されたカル
ボキシ)で示されるエステルに転化させることができる
アルコーリシスは、常法に従って、要すれば縮合剤の存
在下に、溶媒中で、冷却又は加熱しながら例えば約O°
〜150’0の温度範囲において、密閉容器内で、さら
に/又は、不活性ガス例えば窒素下に行なう。縮合剤の
例には、耐性縮合剤例えばtI2;酩(例えば硫酸)、
/\ロゲン化水素醇例えば塩化水素酸、臭化水素酸もし
くは沃化水素酸あるいは、特に塩基性縮合剤例えば対応
するアルコールのアルカリ金属アルコラード(例えば、
ナトリウムメトキシドもしくはすトリウムエトキシドの
ようなアルカリ金属低級アルコキシド)、アルカリ金属
の水酸化物もしくは炭酸塩例えば、水酸化カリウム、炭
酸すトリウムもしくは第3窒素含有塩基(アミノ)例え
ばヘテロ芳香族含窒素塩基(例えばピリジン)、又は、
1・り低級アルキルアミノ例えばトリエチルアミノがあ
る。溶媒の例には、使用された第3窒素塩基又は関係す
るアルコールの過剰量のほかに、エーテル例えば、ジ低
級アルキル−又は低級アルキレンエーテル(例えばジエ
チルエーテル、テトラヒドロフランもしくはジオキサン
)、炭化水素例えばアロマティックもしくはアラリファ
ティックな炭化水素(例えばベンゼン、l・ルエンもし
くはキシレン)、N。
N−ジ低級アルキル低級アルカン酸アミド及びN−低級
アルキル低級アルカン醇ラクタム(例えばジメチルホル
ムアミド及びN−メチルピロリドン)又はジ低級アルキ
ルスルホキシド(例えばジメチルスルホキシド)が含ま
れる。
アンモノリシス又はアミツリシスによって、例えば酸無
水物(例えば、カルボン酸もしくは鉱酸との混合無水物
を式1で示されるアミド(R1−アミド化されたカルボ
キシ)に転化させることができる。
アンモノリシス又はアミツリシスは、要すれば縮合剤の
存在下に、溶媒中で、冷却又は加温しながら例えば約O
°〜150°Cの温度範囲において、密閉容器内及び/
又は不活性ガス例えば窒素下で行なう。縮合剤の例には
、塩基性縮合剤例えばアルカリ金属の水酸化物もしくは
炭酸塩(例えば水酸化ナトリウム、水酸化カリウム又は
炭酸カリウム)又は第3級有機含窒素塩基例えばヘテロ
芳香族含窒素塩基(例えばピリジン)あるいはトリー低
級アルキルアミノ(例えばトリエチルアミノ)がある。
溶媒には、使用される有機アミノの過剰量のほかに、例
えばエーテル(例えば、ジエチルエーテル、テトラヒド
ロフランもしくはジオキサンのようなジ低級アルキルエ
ーテル又は低級アルキレンエーテル)、炭化水素例えば
アロマティックな又はアラリファティックな炭化水素(
例えばベンゼン、トルエンもしくはキシレン)、N、N
−ジ低級アルキル低級アルカン酸アミド及びN−低級ア
ルキル低級アルカン醇ラクタム(例えばジメチルホルム
アミド及びN−メチルピロリドン)又はジ低級アルキル
スルホキシド(例えばジメチルスルホキシド)が用いら
れる。
更に、シアノR1は、対応するアルコール又は少なくと
も1個の水素原子を有するアミノと強酸例えば塩化水素
酸もしくは臭化水素酸の存在下に反応させることによっ
て、対応するイミノエーテル基又はアミジノ基にそれぞ
れ転化させ、次いで、温和な加水分解によって、エステ
ル化されたカルボキシ又は置換基を有するカルバモイル
R1に転化させることができる。しかしながら、イミノ
エーテル類の生成及びその後の反応は、ニトリルを塩化
アンモニウムの存在下に、少量(約1〜5容量%)の水
を含有するアルコールと加熱することによって、そのま
ま行なってもよい。
場合により、エステル化yれたカルボキシに転化させる
ことのできる基R1’の例としては、酸化によってこの
基R1’に転化させうる基、例えば、カルボキシR1に
醇化可能で有機カルボン酸から誘導されるアシル基、ヒ
ドロキシメチル基、場合により、5−位が置換されてジ
低級アルコキシメチルを有する2−フリルがある。カル
ポキシに醇化可能でイJ機カルボン酎から誘導されるア
シルR1′は、例えば、場合により、置換された、例え
ば、2位が遊畠1F又は官能フ、(修飾されたカルボキ
シ、ハロケン又1オオキン及び/又は2−もしく1第3
−又はその両方の位置にヒドロキシを治し、2−位より
も位置数の高い位置が、場合により、補助的に、エステ
ル化されたカルボキシもしくはフェニル基によって置換
された低級アルカノイルもしく(オ低級アルケノイル、
低級アルカノイル、特に、場合によってはヒトラード形
、エノールエーテル形、例えば、式Ro−OH(式中、
R8は炭化水素基例えば低級アルキルを表わす)で示さ
れるアルコールとのエノールエーテルとして、アセター
ル例えばジ低級アルキルアセタールもしくは低級アルキ
レンアセタールとして、又は、アシラール、例えばジ低
級アルカノイルオキシ基もしくはジハロメチル基として
存在するホルミル、更にアセチル、プロピオニル、ピバ
ロイル等、場合により、官能基修飾された例えばエステ
ル化もしくはアミド化されたオキサ口、例えばオキサ口
又は低級アルコキシオキサリル、2−モノ−12,2−
ジもしくは2,2.2−1−リハロ低級アルカノイル(
例えばモノ−、ジーもしくはトリクロロアセチル)、七
ノー、ジーもしくはl・リブロモアセチル又はモノ−、
ジーもしくはトリジヨードアセチル、2−オキソ低級ア
ルカノイル又は2−オキソ−フェニル低級アルカノイル
(例えばピルボイル又はベンゾイルカルボニル、2−ヒ
ドロキシ低級アルカノイル例えばグリコロイル、又は、
場合により、官能基修飾され、例えばエステル化もしく
はアミド化された3−カルボキシ−2,3−ジヒドロキ
シプロピオニル例えばタルトロノもしくは低級アルコキ
シタルドロノイル、又は、場合により、フェニル基によ
って置換された低級アルケノイル例えばアクリロイル、
メタクリロイル、クロトニル、シンナモイル等である。
その他の基Riは、エステル化されたカルボキシ例えば
低級アルコキシカルボニルR1に酸化することのできる
エーテル化されたヒドロキシメチル基例えば低級アルコ
キシメチルである。
酸化は、常法に従って、適当な醇化剤と、好ましくは溶
媒もしくは希釈剤中において、要すれば、例えば約O°
〜100°Cに冷却又は加温しつつ密閉容器中において
、そして/又は、不活性ガス例えば窒素の下で行なう。
好適な醇化剤は例えば酸素であり、好ましくは、触媒例
えば銀、マンガン、鉄もしくはコバル)・化合物、ベル
化合物例えば過酸化水素、金属過酸化物(例えば過酸化
ニッケル、ペル炭酪及びその塩、又は有機過酸例えばm
−クロロ過安息香酸、フタルモノ過酸又は過酢酸、例え
ばm−クロロ過安息香酸、フタルモノ過酸又は過酢酸あ
るいはこれらの塩、酸化性酸素耐又はその塩もしくは無
水物例えば次亜ハロゲン酸及びその塩(例えば次亜塩素
酸すI・リウム)、ハロゲン酸及びその塩、例えば沃素
酸、過沃素酸、沃素酸カリウム、過沃素酸すトリウム又
は塩素酸カリウム、硝酸、亜硝酸、これらの塩及び無水
物例えば硝酸カリウム、亜硝酸ナトリウム、酸化窒素、
三酸化二窒素又は二酸化窒素、又は酸化性重金属化合物
例えばクロム−■−、クロムー■、マンガン−■−、マ
ンガン−■−銀−ll−1銅−11−1水銀−II−、
バナジン−■−1又はビスマス−II−化合物、具体的
には、重クロム酪ナトリウム、重クロム醇カリウム、三
酸化クロム、二酸化マンガン、過マンガン酪カリウム、
醇化銀(TI)、酸化銅(Il)、酸化水銀又は醇化ビ
スマスである。不活性溶媒の例には、使用される醇化剤
に対し不活性な溶媒例えば水、ケトン例えばアセトン、
カルボン酸及びその無水物例えば酢酸及び無水酢酸、ハ
ロゲン化炭化水素例えばテトラクロロチタン、芳香族又
はヘテロ芳香族化合物例えばベンゼン、ピリジン又はそ
の混合物がある。
場合により、エステル化される式−C(=O)−R,で
示されるオキサ口R1′は、例えば適当な酸化剤の存在
下に、要すれば例えば約0°〜100°Cに冷却又は加
熱しながら不活性溶媒を用いて、密閉容器内において、
そして/又は不活性ガス例えば窒素下で脱カルボニル化
しつつ醇化することができる。好適な酸化剤の例には、
ベル化合物例えば過酸化水素又はベル炭酸、右機過カル
ボン酸特に過酢酸、過蟻酸、過安、U、香酸等、オキシ
ハロゲ7 (oBhalicacid)及びその塩例え
ば」L(素酸、アルカリ金属の亜塩素酸、又は醇化性金
属化合物例えば酸化銀、過マン刀ン醇カリウム又は三酸
化クロムがある。好適な溶々y、の例には、場合により
水を含有するケトン例えばアセトン又はカルボン酸例え
ば酢酸がある。
出発物質として前述した式■で示される化合物は、例え
は、式 〔式中、X3は反応性のエステル化されたヒドロキシ例
えばハロケン(例えば1月素、臭素もしくは沃素)を表
わす〕の化合物を相互に縮合するか、又は、式 (式中、R′は、■−位が置換されるか又l」中間的に
保護された3−インドリル基を表わす)で示される化合
物を、金属1171基例えば、アルカリ金属アルコキシ
ド、−水素化物又は−アミド、例えばすトリウムメトキ
シド ナトリウムアミド又はリチウ18ジイソプロピルアミド
と反応させた後、ホスゲン、低級アルカノイルオキシカ
ルボニルクロライド、テトラクロロメタン、低級アルコ
キシドす/\ロメタン、1・り低級アルコキシハロメタ
ン、ジシアノーケン、シアノーケンハライドアシルハラ
イド又は式R1 ′ーハロゲン(XXVa)もしくはR
1′O  R1  ’(xXvb)の形の醇化ジアシル
、ホルムアルデヒド又はハロメトキシ低級アルカンと反
応させることによって例えば製造される。中間的に保護
される基R′は、例えばそれ自体1−非置換そして/又
は、4−〜7ー位にヒドロキシを有し、1−位又はヒド
ロキシ基において、慣用の保護基例えば、エステル化も
しくはエーテル化されたヒドロキシメチル基(例えばピ
ノへロイルオキシメチル、メトキシメチル、2−クロロ
エトキシメチルもしくはベンジルオキシメチル)、テト
ラヒドロピラニル又はl・り低級アルキルシリル例えば
トリメチルシリルによって中間的に保護された3−イン
ドリル基Rである。これらの保護基は、例えば、保護し
ようとする化合物■と、対応するハロゲン誘導体又はク
ロロヨードメタン(CM −CH2 I)、アルカリ金
属(例えばすI・リウム)のピパリン酸塩、メトキシド
、1,2−ジクロロエトキシド、又はベンジルアルコラ
−1・及び/又はジヒドロピランとの反応によって導入
する。
しかし、式 〔式中、基X5 、X6のうちのどちらか一方は、I 
  II/2 金属基例えば式−M  、M   又は−Mll−Ma
l (式中M工はアルカリ金属の基例えばリチウムを表
わし、MIIはアルカリ土類金属の基例えばマグネシウ
ム、カドミウム又は亜鉛を表わし、Hatはハロゲン例
えば塩素、臭素もしくは沃素を表わす。)で示される基
を表わし、他方は、反応性のエステル化されたヒドロキ
シ例えばハロゲン(例えば塩素、臭素又は沃素)、又は
、有機スルホニルオキシ例えば低級アルカンスルホニル
オキシ又は、場合により、置換されたベンゼンスルホニ
ルオキシ例えばメタン−、ベンゼン−もしくはp−)ル
エンスルホニルオキシを表わし、R2 ″は、エーテル
化もしくは保護されたヒドロキシ又は保護されたアミノ
例えばエーテル化されたヒドロキシR2、シリルオキシ
、l・り低級アルキルシリルオキシ(例えばトリメチル
シリルオキシ)を表わし、更に、l・リフェニル低級ア
ルコキシ(例えばトリチルオキシ)、シリルアミノ(例
えばトリメチルシリルアミノ)を表わし、更に、フエニ
ル、ジフェニル−もしくはI・リフェニル低級アルキル
アミノ(例えばペンシルアミノ、ジフェニルメヂルアミ
ノもしくはトリチルアミノを表わし、R1′は、46に
エーテル化されたj・1ノヒドロキシメチル例えば1・
り低級アルコキシメチル、2−オキザジニル基、又は、
場合により5−位がイを換された2−フリル、を表わす
〕の化合物を相互に反応させ、保護基を脱〜させてもよ
い。
R1′がシアノを表わす化合物■は、式〔式中、Xlは
、式−CH= R2′又ハC(X2 ) =R2′(式
中X2は、脱魔F可能な基例えば低級アルコキシもしく
はハロゲン化物ワす。)で示される基を表わすか、又は
シアンを表わす。〕 で示される化合物を、金属塩基例えばアルカリ金属アル
コラード例えばすトリウムメトキシドもしくは−エトキ
シドの存在下に環化することによっても製造することが
できる。この方法は、式■で示される化合物(式■にお
いてアザシクロ環は、2重結合を有し、R1′はシアン
を表わし、R2はアミノをそれぞれ表わす)を製造する
場合(そのためには、X、、R,′がそれぞれシアンを
表わす化合物XX■を出発物質として用いる)にも、式
■で示される化合物(式■において、アザシフロアリフ
ァティックな残基は、2重結合を有さず、R1′はホル
ミルもしくはシアンを表わし、R2はヒドロキシを表わ
す)を製造する場合(このためには、xlがホルミルを
表わし、R0′がホルミル又はシアンをそれぞれ表わす
化合物xX■を出発物質として使用する)に特に好適で
ある。最初に述べた方法に従って得られる化合物■(式
中、R2はアミノを表わし、R1′はシアンをそれぞれ
表わす)から、温和な加水分解によって、対応する化合
物WC式中、R2はとドロキシを表わし、R1′はシア
ンを表わす)を製造し、これらの化合物から、塩化アン
モニウム又は塩化水素波びアルコールとの反応によって
、対応する化合物■(式中、R2は、場合により、エー
テル化ネれたヒドロキシを表わし、R」 ′は、エーテ
ル化されたC−ヒドロキシイミノメチルを表わす)を製
造し、この化合物をそのままR1′と更に反応させると
加水分解されエステル化されたカルボキシR,にするこ
とができる。
方法例g)による出発物質において、脱離可能な基は、
例えばハロゲン原子又はスルホこルオキシ基例工jfベ
ンゼン−もしくはP−)ルエンスルホニルオキシである
。化合物VIaの例としては、式R1−Halogen
で示されるカルバモイルハロゲン化物又はハロ炭酸エス
テルがある。保護されたヒドロキシR2″  は、1−
位が保護された3−インドリルと同様に、方法例a)に
示した意味を有する。
反応は、塩基性縮合剤、例えば、アルカリ金属又はアル
カリ土類金属のアルコラード、アミド又は水素化物〈例
えば、ナトリウムメトキシド、マグネシウムメトキシド
、ナトリウムエトキシドもしくはカリウムt−ブトキシ
ドのような、アルカリ金属もしくはアルカリ土類金属の
アルコラードの存在下に、又は、アルカリ金属アミド例
えばナトリウムアミド、リチウムジインプロピルアミド
、ナトリウム−N−メチルアニリドもしくはナトリウム
ジフェニルアミドの存在下に、又は、アルカリ金属もし
くはアルカリ土類金属の水素化物例えば水素化ナトリウ
ムもしくは水素化カルシウムの存在下に、要すれば例え
ば約−10’0〜+120℃に冷却又は加温し、そして
/又は不活性ガス例えば窒素の下に行なう。
出発物質■は、式R−Z−X3 (V:X3=ハロゲン
)で示される化合物を、式 で示される化合物又はその互変異性体例えば4−ピペリ
ドンと縮合させることによって得られる。
この場合、基R及び/又はヒドロキシR2は、保護され
た形で存在しても、反応剤との反応前に保護されてもよ
く、例えばトリメチルシリルオキシにシリル化してもよ
い。
L跋珂1上 R2に転化可能な基は、例えばンルポリシス即ち式R2
H(X[II)で示される化合物又はその塩との反応に
よって基R2に転化可能な基、例えば、反応性のエステ
ル化されたヒドロキシ基例えばハロゲン原子(例えば塩
素、臭素もしくは沃素)である。ヒドロキシに転化可能
な基x4の例には、更に、例えば式−N2ΦAθで示ぶ
れるジアゾニウム基(式中、Aθは、塩化物もしくは硫
酸塩のイオンのような強酸例えば鉱酸のアニオンを表わ
す)、又は、エーテル化もしくはアシル化されたヒドロ
キシ基R2,又は、場合により、アシル化されたアミノ
基R2がある。
ンルボリシスは、常法に従って、塩基例えばアルカリ金
属もしくはアルカリ土類金属の水酸化物(例えば水酸化
ナトリウムもしくは水酸化カリウム)、第3級含窒素塩
基例えば1・り低級アルキルアミノ(例えばトリエチル
アミノ)、ヘテロ芳香族含窒素塩基(例えはピリジン)
、第四級アンモニウムの水酸化物例えば水酸化ベンジル
トリメチルアンモニウムの存在下に、又は金属塩形の代
理の化合物、例えば式R2θM■ (XIlIa)  
(式中、MΦはアルカリ金属カチオン例えばすトリウム
イオンを表わす)を用いて行なう。好ましくは、溶媒又
は希釈剤の存在下に、例えば反応剤別の過剰の下に、そ
して/又は、この反応物質と混和可能な不活性溶媒中に
おいて、要すれば、例えば約O°〜120’Oの温度範
囲に冷却又は加温し、そして/又は、不活性ガス例えば
窒素の下に反応を行なう。
化合物Xは、例えば、式 (式中、N3は反応性のエステル化されたヒドロキシ例
えばハロゲンを表わす)を、常法に従って、例えば塩基
性縮合剤、(例えば、ピリジンのような第3級有機含窒
素塩基又はトリエチルアミノのようなトリ低級アルキル
アミノ)の存在下に反応させることによって得られる。
N4かハロゲンを表わす化合物Xは、更に、式で示され
る化合物に、ハロゲン又はハロゲン化水素を添加し、前
者の場合、再びハロゲン化水素を除去することによって
得られる。
N4がジアゾニウム基を表わす化合物又は、式Iで示さ
れる化合物(式中R2はアミノを表わす)を、例えば式
HAの鉱酸の存在下に亜硝酸又はアンモニウム−もしく
はアルカリ金属亜硝酸塩と反応させ、ジアジ化すること
によって製造される。
万異JLLI 弐Xの化合物を式I(式中、アザシクロアリファティッ
クな環が2重結合を有し、R2がヒドロキシを表わす)
で示される化合物又は式1′(式中、R2’がオキソを
表わす)の互変異性体に転位するには、例えば酸処理、
特にルイス酸、即ち周期律表のTIb、I[Ib又はV
aの元素の配位不飽和結合を有するハロゲン化物、例え
ばIn化亜鉛、三塩化アルミニウム、三弗化ホウ素もし
くは五塩化アンチモン、好ましくは三フッ化ホウ素エー
テラート、例えば三フッ化ホウ素とジエチルエーテルと
のコンプレックス(三フッ化ホウ素−工−テラ−1・)
で処理するが、強プロトン醇、例えば硫酸もしくはポリ
リン酸のような鉱酸またはp−トルエンスルホン酸のベ
ンゼン溶液で処理しても有効である。また、要すれば、
不活性溶媒の存在下に、そして/又は、例えば約O″〜
120°Cの温度範囲に冷却もしくは加温し、モして/
又は、不活性ガス例えば窒素下で反応を行なうのがよい
化合物Xは、式 R1 で示される化合物な、ペルオキシ化合物例えば過酸化水
素又は特に有機ヒドロペルオキシド化合物例えばt−ブ
チルヒドロペルオキシド、過M酸、過安息香酸、m−ク
ロロ過安息香酸、過モノフタル酸等と常法により反応さ
せエポキシF化することによっても製造される。
L法例ユニ 化合物層及び刺の反応は、常法に従って、塩基例えばア
ルカリ金属又はアルカリ土類金属の水酸化物(例えば水
酸化ナトリウムもしくは水酸化カリウム)の存在下1乙
又は第3級含窒素塩基例えば1・り低級アルキルアミノ
(例えばトリエチルアミノ)又はへテロ芳香族含窒素塩
基(例えばピリジン)の存在下に、又は第4級アンモニ
ウムの水酸化物例えば水酸化ベンジルトリメチルアンモ
ニウムの存在下に行なうか、又は、金属塩例えば式R2
eM■(XOIa)テ示される金属i!!(式中、MΦ
はアルカリ金属カチオン例えば°ナトリウムイオンを表
わす)の形に化合物層をすることによって行なう。好ま
しくは1反応は、溶媒又は希釈剤の存在下に、例えば反
応物質にの過剰量及び/又はこの反応物質と混合しうる
不活性溶媒中において、要すれは、例えば約O°〜12
0°Cの温度範囲に冷却もしくは加温し、そして/又は
、不活性ガス例えば窒素下で行なう。
出発物質店は、例えば式 (式中、X3は、反応性のエステル化ネれたヒドロキシ
例えばハロゲンを表わす) で示される化合物を1例えば塩基性縮合剤(例えばピリ
ジンのような第3級有機含窒素塩基又はトリエチルアミ
ノのような1・り低級アルキルアミノの存在下に互に縮
合させることによって得られる。
万刃I(K刀 基Zの導入に適したオキソ低級アルカンは、例えば低級
アルカナール即ち1−オキソ低級アルカンであるが、ジ
低級アルキルケトン例えば2−オキソ低級アルカンであ
ってもよい。このものと式り及び■で示される化合物と
の反応は、常法に従って、例えばプロトン酸(例えばf
n酸のような鉱酸)又はカルボン酸(例えば酢酸)の存
在下に行なうのが有効である。この場合、恐らくは、式
R−Z−X3  (V)  (式V中、X3はヒドロキ
シを表わす)で示される対応する化合物が中間的しこ生
成するが、この化合物は、単離することなく反応剤■と
共に、本発明に従って更に反応させる。
従ってこの方法例は、方法例d)の好ましい実施態様と
見なすことができる。
各出発物質において、基Rは、前述の通り、基R8及び
/又はR2もしくはR2′と同様に、中間的に保護され
た形で存在してもよい。
中間的に保護された基Hの例には、それ自体1−非置換
で、さらに/又は、4−〜7−位にヒドロキシを有し、
1−位において、又はヒドロキシ基において、慣用の保
護基例えば、場合により、置換されたベンジル−もしく
はベンジルオキシカルボニル基、エステル化もしくはエ
ーテル化されたヒドロキシメチル基(例えばピバロイル
オキシメチル、メトキシメチル、2−クロロエトキシメ
チルもしくはベンジルオキシメチル)、テトラヒドロピ
ラニル又はトリ低級アルキルシリル(例えばトリメチル
シリル)により中間的に保護された3−インドリル基R
である。この保護基は例えば、保護すべき化合物を対応
するハロゲン誘導体又はクロロヨードメタン(CM −
CH2I)、アルカリ金属例えばナトリウムのピへ−ル
酸塩、メトキシド、,2−ジクロロエトキシド又はベン
ジルアルコキシド及び/又はジヒドロピランと反応させ
ることによって導入される。同様に、出発物質例えば化
合物X■において、ヒドロキシ及びアミノ基R2もしく
は1級アミ7基は、場合により、置換されたベンジル−
もしくはベンジルオキシカルボニル基、エステル化もし
くはエーテル化されたヒドロキシメチル基(例えばピパ
ロイルオキシメチル、メトキシメチル、2−クロロエト
キシメチルもしくはベンジルオキシメチル)、テトラヒ
ドロピラニル又は1・り低級アルキルシリル(例えばI
・リメチルシリル)により中間的に保護することができ
る。保護されるヒドロキシは、例えばシリルオキシ(例
えば、I・リメチルシリルオキシのような)・り低級ア
ルキルシリルオキシ)であるが、トリフェニル低級アル
コキシ例えばトリチルオキシであってもよl、X0保護
されるアミノは、例えばシリルアミノ(例えばトリメチ
ルシリルアミノ)であるか、フェニル−、ジフェニル−
又はl・リフェニル低級アルキルアミノ(例えばベンジ
ルアミノ)、ジフェニルメチルアミノ又はトリチルアミ
ノであってもよい。中間的に保護される基R1は、例え
は、環状イミノエーテルとして保護されるカルボキシ基
、特に、場合により、低級アルキル化された4゜5−ジ
ヒドロ−オキサシリル(2)及び5,6−シヒドローオ
キサジニル(2)(例えば4,4−もしくは5,5−ジ
メチル−4,5−ジヒドロ−オキサシリル(2)及び4
,4.6−ドリメチルー5.6−シヒドローオキサジニ
ルー(2))である。これらの形態のうちの1つによっ
て保護されるR1は、常法により、カルボキシを出発物
質とし、例えばアミノイソブタノール(3−アミノ−2
−メチルプロパン−2−オール)又は4−アミノ−4−
メチル−ペンタン−2−オール又1第4−アミノー4−
メチル−ペンタン−2−オールとの反応又は2,2−ジ
メチルアジリジンとの反応及びそれに続く醇処理によっ
て、またシアノを出発物質とし、2−メチル−プロパン
−1,2−ジオール、4−アミノ−2−メチルペンタン
−2−オールもしくは2−メチル−ペンタン−2,4−
ジオールとの反応によって通常形成する。  ・中間的
に保護される基の単離、即ち、中間保護ツ(の除去は、
常法に従って、例えば白金もしくはパラジウム触媒の存
在下水素化、ソルボリシス例えば温和な加水分解(例え
ば中性もしくは弱酸性下の水による処理)、鉱酸又はカ
ルボン酸の希釈水溶液の作用などによって行なう。その
際にジヒドロ−オキサシリル基及びジヒドロ−オキサジ
ニル基の加水分解によって遊離カルボキシ基R1が生成
する。
取得化合物は、常法に従って、式■で示される他の化合
物に転化させることができる。
例えばエステル化もしくはアミド化されたカルボキシ基
は、常法により、塩基性もしくは酸性の加水分解剤、例
えばアルカリ金属の水酸化物もしくは炭酸塩(例えば水
酸化ナトリウムもしくは炭酸カリウム)又は鉱酸(例え
ば塩酸もしくは硫酸)の存在下で、カルボキシに加水分
解することができる。更に、エステル化されたカルボキ
シ基は、酸性もしくは塩基性のソルボリシス剤例えば硫
酸のような鉱酸又は対応するアルカリ金属アルコラード
もしくはアルカリ金属水酪化物の存在下に、アルコール
で処理することにより、別のエステル化されたカルボキ
シ基R1に転化させるか、又は、アンモニアもしくは少
くとも1個の水素原子を有するアミノと反応させること
により、アミド化されたカルボキシに転化させることが
できる。
遊回カルボキシR1は、常法により、鉱酸例えば硫酸の
存在の下に、対応するアルコールで処理するか、又は、
/\ロゲケン物に転化させ、次り1で例えばピリジンも
しくはトリエチルアミノの存在下で対応子るアルコール
と反応させるか、又は、アルカリ金属塩に転化させ、対
応するアルコールの反応性エステル例えば対応するノ\
ロケン化物と反応させることによって、エステル化され
たカルボキシに転化することができる。遊離カルボキシ
又はエステル化されたカルボキシは、アンモニア又は少
くとも1個の水素原子を有するアミノと反応させ、中間
体として生成するアンモニウム塩を例えば加熱もしくは
N、N−ジシクロへキシル力ルポジイミ、ドを用いて脱
水するか、又は、/\ロゲケン物に転化させ、次いでア
ンモニアもしくは少くとも1個の水素原子を有するアミ
ノと反応yせることにより、アミド化されたカルボキシ
に転化させることができる。
更に、好ましくは適゛11な加水分解剤の存在下で例え
ば加水分解することにより、エーテル化もしくはアシル
化されたヒドロキシ基R2をヒドロキシに、またアシル
化されたアミノR2を遊魔1アミノにそれぞれ転化させ
ることができる。加水分解剤としては、酸性の加水分解
剤例えばプロトン酸(例えばj17.酸もしくは硫酪の
ような鉱酸)が好適であるが、アシル化されたヒドロキ
シ基もしくはアミノ基を加水分解するためには、塩基性
の加水分解剤例えばアルカリ金属の水酸化物もしくは炭
酸塩(例えば水酸化すI・リウムもしくは炭酸カリウム
)も好適である。同様にして、アザシフロアリファティ
ックな基が2重結合を有し、R2がアミノを表わす化合
物■、又は、その圧変異性体(I ′、R2−イミノ)
においては、アミノ基及びイミノ基を加水分解又はアル
カリ全屈亜硝酸塩で処理することによりヒドロキシ又は
オキソに置換することができ、特に酸性条件下で置換し
やすい。しかしながらアシル化されたヒドロキシR2か
らヒドロキシを遊離させるには、前述したプロトン酸の
うちの1つもしくは対応するアルカリ金属アルコラ−1
・の存在下でエステル交換、例えはアルカリ金属低級ア
ルコキシドのようなアルコラードで処理するか又は低級
アルカノールのようなアルコールで処理することによっ
ても行なうことができる。α−フェニル低級アルコキシ
基R2は、水素化、例えば水素化触媒(例えばパラジウ
ムJj;j持活性炭)の存在下で水素化することにより
、ヒドロキシに転化することができる。
その逆に、ヒドロキシR2をエーテル化することもでき
、また、ヒドロキシ又はアミノR2をアシル化すること
もできる。エーテル化は、反応性エステル例えば式R2
H(XI[l)の対応するアルコールのハロゲン化水素
酸エステル(例えば低級アルキルハロゲン化物)、ジ低
級アルキル硫酸塩、又は、対応するオキソニウム塩例え
ば1・り低級アルキルオキソニウムテトラフルオロホウ
酸塩又はペンタクロロアンチモネイトのようなエーテル
化剤を用いて行なう。アシル化は、好ましくは、塩基性
縮合剤例えばアルカリ金属の水酸化物もしくは炭酸塩又
は第3級含窒素塩基(例えばピリジン)又はl・り低級
アルキルアミノ(例えばトリエチルアミノ)の存在下に
、弐R2H(X[[l)の対応するカルボン酸から訊導
され、例えば式R20R2(Xlllb)もしくはR2
−ハロゲン(XDlc)で示される無水物と反応させる
ことによって行なう。
更に、アザシフロアリファティツタな環が2重結合を有
する化合物■においては、この二重結合は、水素化触媒
例えば白金、パラジウムもしくはニッケル触媒(例えば
酸化白金)の存在下に水素で処理するか又は、二軽金属
水素化物(di−lightmetal hydrid
e)例えばナトリウムボロハイドライド又はナトリウム
シアノボロハイドライドと反応させることにより、単結
合に還元することができる。この2重結合の還元は、対
応するヒドロキシ化合物から出発してアルミニウムアル
コラード例えばアルミニウムインプロポキシドの存在下
に、第2アルコール例えばイソプロパツールもしくはシ
クロヘキサノールと反応させることによっても行なうこ
とができる。この場合に化合物Iは、互変異性体のオキ
ソ形(I’、R2′−オキソ)から反応する。その逆に
、化合物I(式中、R2はヒドロキシ、アザシフロアリ
ファティックな環は2重結合を有さない)は、対応する
アルミニウムアルコラ−1・の存在下にケトン(例えば
アセトンもしくはシクロヘキサノン)と反応させること
により、対応する不飽和化合物又はその互変異性体(I
′、R2−オキソ)に酸化することができる。
また、オキソR2′は、例えばメタノール中アンモニア
と反応させることによってアミノに転化することができ
る。
更にl−位が非置換の3−インドリル基Rは、好ましく
は、塩基例えばアルカリ金属の水酸化物、低級アルコキ
シド又は水素化物の存在下に、例えばアリファテツィク
なアルコールの反応性エステルと反応させることによっ
て、常法により、前述した1−置換基の1つにより置換
することができる。同様にして、ヒドロキシR2をエー
テル化することもできる。さらに、ヒドロキシ及びアミ
ノR2は、好ましくは、アルカリ金属水醇化物、低級ア
ルコキシドもしくは水素化物又は崩機カルボン酸の存在
下に、また有機含窒素塩基の存在下に、例えば有機カル
ボン酸のハロゲン化物又は無水物と反応させることによ
ってアシル化し、また同様にして、カルバモイルをN−
アシル化することができる。
Rについて記載したのと同様にして、カルバモイルR】
をアリファティックにN−置換したり、アリファティッ
クにN−モノ置換したカルバモイルをアリファティック
にN、N−ジ置換したカルバモイルに転化させたりする
ことも可能である。
また、基R中に存在するヒドロキシ基は、エステル化す
ることができ、例えば、低級アルカンカルボン酸無水物
又はハロゲン化物で処理することにより、低級アルカノ
イルオキシに転化することができ、あるいは低級アルカ
ノール又は低級アルダノールの反応性エステル4キに臭
酸もしくは塩酸エステルとの反応によりエーテル化され
たヒドロキシに転化することができる。ビシナルな炭素
原子に結合している2個のヒドロキシ基は、低級アルカ
ンジオールの反応性ジエステル例えばシ/\ロ低級アル
カンとの反応によって、低級アルキレンジオキシ基に転
化することができ、またオキソ低級アルカン、即ち低級
アルカナール類又はジ低級アルキルケトンとの反応によ
って、低級アルキリデンジオキシ基に転化させることが
できる。その逆に、エステル化又はエーテル化されたヒ
ドロキシ基例えば低級アルカノイルオキシ、低級アルコ
キシ又は低級アルキ(リデ)ンジオキシにおいては、ヒ
ドロキシ基を、好ましくは、酸性条件下でソルボリシス
することによってL#llさせることができる。
新規な化合物は、出発物質及び操作方法の選択に従って
、可能な異性体の1つの形態で例えば、不斉炭素原子の
数に依存し、光学異性体例えば対常体もしくはジアステ
レオマーのようなエナンチオマーの形態で、又はその混
合物例えばエナンチオマー混合物ラセミ体、ジアステレ
オマー111 合物もしくはラセミ体混合物の形態で存
在することができる。
取得されたジアステレオマー混合物及びラセミ体混合物
は、その成分の物理−化学的性質の違いに基づいて、例
えばクロマトグラフ処理及び/又は分別結晶によって、
公知の方法で、純ジアステレオマー及びラセミ体に分離
することができる。
得られたラセミ体は、例えば微生物を用いて光学活性溶
媒から再結晶したり、l−位及び/又は、ヒドロキシ基
もしくはアミノ基R2が置換されていないか又は4−〜
7−位の少なくとも1つにおいてヒドロキシにより置換
された目的化合物Iを光学活性酸もしくはその無水物又
は光学活性アルコールの反応性エステルと反応させたり
、エステルもしくは酸I (R,=場合により、エステ
ル化されたカルボキシ)をラセミ酸と共にエステルを形
成する光学活性アルコールと反応させ、得られたジアス
テレオマー置換生成物もしくはエステルを例えばその種
々の溶解度に基づいてジアステレオマーに分離すること
によって、光学対常体に分割することができる(これら
のジアステレオマーからエナンチオマーを適当な試剤の
作用により遊離することができる)。式Iの塩形成性化
合物のラセミ体も、ジアステレオマー混合物中の光学活
性補助化合物例えばジアステレオマー塩混合物中の光学
活性酸又は塩基との反応とジアステレマーへの分離によ
って分割することができる(これらのジアステレオマー
からエナンチオマーを慣用的な方法で遊離することがで
きる)。
この目的のために慣用される光学活性塩基及び酸の例に
は、スI・リキニン、シンコーン。光学frs性アルカ
ロイド塩基(例えばプルシン)、1−フェニルエチルア
ミノ、3−ピペコリン、エフェドリン、アンフェタミン
及び同様の合成可能な光学活性塩基、及び光学活性なカ
ルボン加もしくはスルホン酸例えばD−もしくはL−酒
石酸、ジー0−トルオイル酒石酸、リンゴ酸、マンデル
酸、カンファースルホン酸又はキナ酸がある。
更に、得られた遊離塩形成化合物は、それ自体公知の方
法で、例えば、遊離化合物を適当な溶媒もしくは溶媒4
昆合物に溶解させた溶液を対応するj!2基、酸又は適
当なイオン交換体と反応させることによって塩に転化す
ることができる。
It)られた塩は、それ自体公知の方法で、即ち酸伺加
塩は、塩基例えばアルカリ金属水酪化物、金属炭酸塩も
しくは炭酸水素塩又はアンモニアで処理することによっ
て、またJllll塩性塩えば酸(例えば塩酸)と反応
させることによって、遊離化合物に転化することができ
る。
TMられた塩は、それ自体公知の方法で、別の塩に転化
することができる。酸伺加塩は、適当な溶媒中の酸の適
当な金属塩(例えばナトリウム、バリウムもしくは銀塩
)で有機酸の塩を処理することによって他の塩に転化す
ることができる(溶媒には、生成する無機酸を不溶化し
、従ってこの無機jj3が反応混合物から析出するもの
を用いるものとする)。
これら塩を含有する化合物は、水和物の形で得ることも
でき、結晶化に用いた溶媒を含むものであってもよい。
本発明による新規な化合物は遊間形と塩形とが密接に関
係しているために、本発明の説明において、遊離化合物
又はそれらの塩は、場合により、対応する塩又は遊離化
合物をそれぞれ含むものとする。
本発明は、製造方法のいずれかの工程において中間体と
して得られる化合物を出発物質として用い以後の工程を
実施することもでき、塩形の出発物質を使用することも
でき、あるいは特に反応条件下で生成する塩を出発物質
として使用することもできる実施態様にも係るものであ
る。
即ち、方法例文)及びf)に従って、弐rlI、■又は
■の中間体をそのまま生成させ、単離せずに更に反応さ
せることができる。
本発明は、例えば式I, IIl、 VI[[、IX、
X、XIT、X Vl 、 XXVII及びXX■で示
される新規な出発物質(本発明による化合物の製造のた
めに特に開発され、特に、先に好ましいとして特徴伺け
られた式■で示される化合物を生成する出発物質)、そ
の製造方法、並ひに中間体としてのその用途にも係るも
のである。
これに関連して挙げられる式XVTで示される化合物は
、多少効力が劣るとしても1式■で示される化合物と同
様のヌーI・ロピックな特性を示し、該化合物を製造す
るための中間体としての用途のほかに、脳性機能不全特
に種々の原因による記憶障害例えば老人性痴呆症又はア
ルツハイマー型痴呆症、脳外傷及びてんかんの続発状態
の処置用の医薬活性物質としても使用しうる。
ステップダウン受動回避テス)・において、マウスの記
憶改善効果は、例えば以下の投与で観察された。
N−[2−(1H−インドール−3−イル)エチル]−
β−アラニンメチルエステル:0.1〜10 mg/ 
kg ip、及びp、o。
N−[2−(1H−インドール−3−イル)エチル]−
β−アラニンエチルエステル=0.3〜30 mg/ 
kgip、及びpO1 2−コンバラメントチストにおいては、N−[2−(1
H−インドール−3−イル)エチル]−イミノージ(3
−プロピオン酸)ジメチルエステルのマウスに及ぼすヌ
ートロピックな効果は、0.3.3.0及び30 mg
/kg ip、で観察された。
従って、本発明は、式 (式中、Rは、場合により置換された3−インドリル基
を表わし、Zは、基Rを窒素原子から1〜3イ固の炭素
原子、好ましくは、2個の炭素原子により隔てている低
級アルキレン基を表わし、R1は、場合により、エステ
ル化又はアミド化されたカルボキシを表わし、R6は、
水素又は式alk−R1を有する基を表わし、なおR1
は、R1について前述した意味を有するか、又は、シア
ン、ヒドロキシメチルもしくは、場合により、アセター
ル化されたホルミル例えばジ低級アルコキシ−もしくは
低級アルキレンジオキシメチル(例えは、ジメI・キシ
−もしくはジェトキシメチル、ジオキンラン−2−イル
もしくは2−ジオキサン−2−イルを表わし、alkは
メチレン、エチレンもしくは,3−プロピレンヲ表わす
。) で示される化合物、ヒト又は動物の身体の処置法に使用
するための、薬学的に肋容されるそのJn、これらを含
有する医薬製剤、医薬活性物質としての用途、並ひに式
XVT(式中、R,Z、R,及びR6は前述の通りであ
るが、ただしRが非置換であってR6が水素を表わす式
X■の化合物において、R1がメトキシカルボニルもし
くは工I・キシカルボニルを表わす場合には2はエチレ
ンと異なるものとする)で示される化合物、その1)5
k、及びその製造方法に係るものである。
これら化合物における3−インドリル基の置換ノ、(の
例としては、式■で示される化合物について1111述
したものが含まれる。同様に、Z、alk及びR1は、
例えば、式■で示される化合物について前述した好まし
い意味を有し、塩は、式1で示される化合物について前
述したのと同じ形式の酸付加塩又は塩基性塩である。
本発明は、式X■〔式中、R,z及びR1は、前述した
意味をもつものとし、またR6は、水素もしくは式−(
CH2) n−R1”’  (式中nは2を表わし、R
1″′  はホルミル又はイミノメチルを表わし、また
R1が’dfllカルボキシもしくはエステル化された
カルボキシを表わす場合には、R、’は、遊回もしくは
エステル化されたカルボキシも表わし、またR1が低級
アルコキシカルボニルを表わす場合には、R″′はホル
ミル、ヒドロキシメチルもしくはシアンを表わし、但し
、Rが非置換でありR6が水素を表わす式XVIの化合
物において、R1がメトキシカルボニルもしくはエトキ
シカルボニルを表わす場合には、2はエチレンとは異な
るものとする)を有する基を表わす〕の化合物及びその
塩に係るものである。
本発明は更に、式XVIC式中、Rは非置換3−インド
リル又は5−位がメトキシにより置換された3−インド
リルを表わし、2はエチレンを表わし、R1はメトキシ
カルボニルを表わし、R6は水素もしくは式−(CH2
)n  R1(式中、nは2を表わし、R1はメトキシ
カルボニルもしくはホルミルを表わし、但し、Rが非置
換でありR6が水素を表わす式XVIの化合物において
、R1がメトキシカルボニルもしくはエトキシカルボニ
ルを表わす場合には、2はエチレンとは異なるものとす
る)を有する基を表わす〕の化合物及びその塩にも係る
ものである。
本発明は第1に、式X■〔式中、Rは、非置換3−イン
ドリル又は,2及び4〜7位のうちの少くとも1つの位
置が置換された3−インドリルを表わし、この場合l−
位の置換基は、低級アルキルもしくは低級アルケニルで
あり、2−位の置換基は低級アルキルであり、4−〜7
−位の置換基は、低級アルキル、低級アルケニル、低級
アルコキシ、低級アルケニルオキシ、ヒドロキシ、ハロ
ゲン、トリフルオロメチル及び/又は隣接する炭素原子
に結合した低級アルキ(リデ)ンジオキシであり、2は
、基Rを窒素原子から1−3個特に2個の炭素原子によ
って隔てている低級アルキレンを表わし、R□は、カル
ボキシ、低級アルコキシカルボニル、場合により、低級
アルギル、低級アルコキシ、ハロゲン、ニトロ及び/又
はI・リフルオロメチルにより置換されたフェニル低級
アルコキシカルボニル、3−〜B−9iのシクロアルコ
キシカルボニル、カルバモイル、モノ−もしくはジ低級
アルキルカルバモイル、低級アルキレン−又はアザ−、
オキサ−もしくはチア−低級アルキレンカルバモイル、
N−低級アルカノイルカルバモイル、N−低級アルコキ
シカルボニルカルバモイル、ウレイドカルボニル 又はN’ 、N’−ジ低級アルキルウレイドカルボニル
、N’,N’−低級アルキレン−又はN′。
N′−(アザ−、オキサ−もしくはチア)低級アルキレ
ンウレイドカルボニルを表わし、R6は、水素又は式−
(CH2)n  R1″′ (式中、nは1、2もしく
は3を表わし、R,’  はカルボキシ、低級アルコキ
シカルボニル、場合により、低級アルキル、低級アルコ
キシ、ハロゲン、ニトロ及び/又はトリフルオロメチル
により置換されたフェニル低級アルコキシカルボニル、
3−〜8−員環のシクロアルコキシカルボニル、カルバ
モイル、モノ−もしく(オシ低級アルキルカルバモイル
、低級アルキl/ソー又はアザ−、オキサ−もしくはチ
ア低級アルキレンカルバモイル、N−低級アルカノイル
カル/大モイル、N−低級アルコキシカルボニルカルハ
モイル、ウレイドカルボニル、N′−モノもしくはN′
、N′−ジ低級アルキルウレイドカルボニル、N′,N
′−低級アルキレン−又はN′、N’−(アザ−、オキ
サ−もしくはチア)低級アルキレンウレイドカルボニル
を表わずか、第二意、的には、シアン、ヒドロキシメチ
ル、ジ低級アルコキシメチルもしくは低級アルキレンジ
オキシメチルを表わし、ここに低級アルキレンalkは
4個以下の炭素原子を、他の低級ノ、(は全部で7個以
下の炭素原子を、また各Hの低級部分4Ivl造は4個
以下の炭素原子をそれぞれ有する)をイラする基を表わ
す〕の化合物、ヒI・及び動物の身体の処置方法に使用
するだめの薬学的に許容される川、これらを含む医薬製
剤、医薬活性物質としてのその用途、並びに、R,Z、
R,及びR6が前述した意味を有する式XVI(ただし
、R1がメトキシカルボニルもしくはエトキシカルボニ
ルを表わす場合には、2はエチレン以外のものであり、
Rは非置換であり、R6は水素を表わす)で示される化
合物、その塩、並ひに、その製造方法に係るものである
本発明は特に、式X■〔式中、Rは、非置換3−インド
リル又は4−〜7−位のうちの1もしくは2が炭素原子
数4以下の低級アルキル例えばメチル、炭素原子数か4
以下の低級アルコキシ例えばメ)・キシ、原子番号が3
5以下のハロゲン例えば塩素及び/又はI・リフルオロ
メチルによって置換された3−インドリルを表わし、2
は、基Rを窒素原子から1〜3個特に2個の炭素原子に
より隔てている炭素原子数が4以下の低級アルキレン、
例えばメチレン、■、3−プロピレンもしくは、好まし
くは、エチレンを表わし、R1は、カルボキシ、アルコ
キシ部に4個以下の炭素原子を有する低級アルコキシカ
ルボニル例えばメトキシ−もしくはエトキシカルボニル
、3−〜8−員環例えば5−もしくは6員環のシクロア
ルコキシカルボニル例えばシクロへキシルオキシカルボ
ニル、カルバモイル、又は、炭素原子数がそれぞれ4個
以下のN−モノ−もしくはN、N−ジ低級アルキルカル
バモイル、例えばメチル−、エチル−もしくはジメチル
カルバモイルを表わし、R6は、水素もしくは式−(C
H2) n  R″’(式中、nはlもしくは2を表わ
し、R1″′  は、カルボキシ、アルコキシ部に4個
以下の炭素原子を有する低級アルコキシカルボニル例え
ばメトキシ−もしくはエトキシカルボニル、3−〜8−
員環特に5もしくは6員環のシクロアルコキシカルボニ
ル例えばシクロへキシルオキシカルボニル、カルバモイ
ル、炭素原子数が各々4個以下のN−モノ−もしくはN
、N−ジ低級アルキルカルバモイル例えばメチル−、エ
チル−もしくはジメチルカルバモイル、シアノ、ヒドロ
キシメチル、ホルミル、アルコキシ部もしくはアルキレ
ンジオキシ部に各々4個以下の炭素原子を有するジ低級
アルコキシメチル又は低級アルキレンジオキシメチ彫例
えばジメ)・キシ−もしくはジェトキシメチル又はエチ
レンジオキシメチルを表わす)を有する基を表わす〕の
化合物、ヒト又は動物の身体を処置する方法に使用する
ための、薬学的に許容される塩、これらを含有する医薬
製剤、医薬活性物質としてのその用途、並びに、式XV
IC式中、RlZ、R,及びR6が前記の意味を崩する
。ただしRが非置換であり、R6が水素を表わす式XV
Iの化合物においてR1がメトキシカルボニルもしくは
エトキシカルボニルを表わす場合には、2はエチレンと
は異なるものとする)で示される化合物並びにその塩、
に係るものである。
本発明は、好ましくは、式XVIC式中、Rは、非置換
3−インドリル又は4−〜7−位の1もしくは2が原子
番号35以下のハロゲン例えば塩素、及び/又は炭素原
子数が4個以下の低級アルキル例えばメチルにより置換
された3−インドリルを表わし、2は、炭素原子数が4
個以下の直釦状,1−,,3−もしくは、好ましくは、
,2−低級アルキレン、例えばエチレン、メチレンもし
くは,3−プロピレンを表わし、R1は、アルコキシ部
に4個以下の炭素原子を有する低級アルコキシカルボニ
ル例えばメトキシカルボニルもしくはエトキシカルボこ
ルを表わし、R6は、水素又は式(CH2)n−R+ 
 、  (式中、nは1もしくは2を表わし、RはR1
と同様の意味を有する)を表わす〕の化合物、ヒト及び
動物の身体の処置方法に用いるための薬学的に許容され
るその塩、これらを含有する医薬製剤、医薬活性物質と
してのその用途、並びに、式XVI(式中、R,Z、R
,びR6が前記の意味を有する。ただし、Rが非置換で
あり、R6が水素を表わす式XVIで示される化合物に
おいて、R1がメトキシカルボニルもしくはエトキシカ
ルボニルを表わす場合には、Zはエチレンと異なるもの
とする)で示される化合物、その塩、並びにそれらのも
のの製造方法に係るものである。
本発明は、式XVI(式中、Rは、非置換3−インドリ
ルを、又は第2意的に、4−〜7−位が炭素原子数4個
以下の低級アルキル例えばメチルによって、又は5−位
が原子番号35以下のハロゲン例えは塩素によってそれ
ぞれ置換された3−インドリルを表わし、2はエチレン
を表わし、R1は、低級アルコキシ部に4個以下の炭素
原子を有する低級アルコキシカルボニル例えばメトキシ
カルボニルもしくはエトキシカルボニルを表わし、R6
は水素又は式−(CH2)n  R+″ (式中、nは
1もしくは2を表わし、 、IIJ  はR1と同じ意
味を表わすか、又は、シアン、アルコキシ部に4個以下
の炭素原子を有するジ低級アルコキシメチル例えばジメ
トキシ−もしくはジェトキシメチル、アルキレンジオキ
シ部に4個以下の炭素原子を有する低級アルキレンジオ
キシメチル、例えば,3−ジオキソラン−2−イルもし
くは1゜3−ジオキサン−2−イル、又は、アルキル部
に4個以下の炭素原子を有するN、N−ジ低級アルキル
カルバモイル例えばジメチルカルバモイルを表わす)で
表わされる〕の化合物、ヒト及び動物の身体の処置方法
に用いるための薬学的に許容されるその塩、これらを含
有する医薬製剤、医薬活性物質としてのその用途、並び
に式XVIC式中、R,Z、R,及びR6が前記の意味
を有する。ただし、Rが非置換であり、R6が水素を表
わす式X■で示される化合物において、R1がメトキシ
カルボニルもしくはエトキシカルボニルを表わす場合に
は、Zはエチレンと異なるものとする)で示される化合
物、その塩、さらにはそれらのものの製造方法に係るも
のである。
本発明は、好ましくは、R6が水素である式XVIで示
される各化合物に係るものである。
本発明は、実施例で述べる式XVIで示される化合物、
並びにその塩、特に、薬学的に許容される塩に係るもの
である。
式X Vlで示される化合物及びその塩を製造するため
の、本発明による製造方法は。
交)式 %式%) [) (式中、基x5びx6のうちの1つは、式−N(R6)
  Hで表わされる基を表わし、他のものは、遠核的な
脱離基を表わす) で示される化合物又はその塩を互に反応させるか、又は
、 m)式 %式%) で示される化合物又はその塩を互に反応させるか、又は
n)式 %式%) (式中、R6は、Rの4〜7位について前述したように
3−〜6−位が、場合により、置換されたフェニル基を
表わし、R4は、水素又はHの1−位について述べた置
換基を表わし、R5は、水素又はRの2−位について述
べた置換基を表わす) で示される化合物、その互変異性体及び/又はその塩を
、式■で示される対応する化合物に閉環するか、又は、 0)式 (式中、R6′は、水素又は式alk−R1’で表わさ
れる基を表わし、R1′は、場合により、エステル化も
しくはアミド化されたカルボキシR,に転化させること
のできる基を表わす)で示される化合物において、R1
′を、場合により、エステル化又はアミド化された基に
転化し、所望ならば、本製造方法に従って得られる化合
物を式X■で示される他の異なる化合物に転化し、本製
造ブ〕法に従って得られる異性体混合物をその成分に分
離し、式XVIで示される異性体を単flJトし、本製
造方法に従って得られるジアステレオマーl昆合物又は
エナンチオマー混合物をジアステレオマー又はエナンチ
オマーにそれぞれ分割して所望のジアステレオマー又は
エナンチオマーをそれぞれ単離し、そして/又は、本製
造方法に従って得られる遊離化合物を塩に転化し、又は
、本製造方法に従って得られる塩を遊離化合物又は別の
塩に転化する。
万四J鵬り一 遠核的な脱離基x5は、反応性のエステル化されたヒド
ロキシ基X3、例えばハロゲン(例えば塩素、臭素もし
くは沃素)又は、低級アルカン−もしくは、場合により
、置換されたベンゼンスルホン酸のようなスルホン酸又
はハロスルホン酸から誘導されるスルホニルオキシ基例
えばメタンスルホニルオキシ、ベンゼンスルホニルオキ
シ、p−トルエンスルホニルオキシ、p−ブロムベンゼ
ンスルホニルオキシもしくはフルオロスルホニルオキシ
である。
化合物XX■及びXXX[IIの反応は、常法に従って
、例えば塩基性縮合剤例えば第3級有機含窒素塩基(例
えば、ピリジンもしくはトリエチルアミノのようなトリ
低級アルキルアミノ)の存在下に行なうのがよい。再反
応物質の等モル量を反応させることによってR6が水素
を表わす化合物’XXXI[を出発物質として、R6が
水素を表わす化合物XVIが製造される。反応試剤XX
XIIを少くとも2倍モル量過剰量に使用すると、R6
が水素を表わす化合物XXX1[から出発して、R6が
基−(CH2)n−R1(式中、nは2を表わし、R1
はR1′と同一である。)で示される化合物XVTが得
られる。
化合物XXXI[(式中、x5は基X3を表わす)即ち
化合物■の製造は、方法例d)に既に記載した通りであ
る。x5が基−N (R6) −Hを表わしR6が水素
を表わす化合物即ち化合物X■は、良く知られているが
、対応する化合物Vから、アンモニアとの反応によって
も得られる。X5が基−N (R6)−Hを表わしR6
が式a I k −R1”’で表わされる基を表わす化
合物XX■は、化合物R−Z−NH2(X■)とX3−
 a 1 k −R,’(XXX[1Ia)はCH2=
 CHR1(XXXIII a )との反応あるいは化
合物R−Z−X3  (v)とR2N  alk  R
1(XXX[lb)との反応によって製造することがで
きる。
この方法例によれば、式 %式%() (式中、X3は、反応性のエステル化されたヒドロキシ
を表わす) で示される化合物を、式 %式%() で示される化合物と反応させ、式X■(式中R6は水素
を表わす)で示される生成化合物をアクロ□レイン又は
式Ys  CH2CH2CH=R2’(XVIIa)(
式中、Ylは反応性のエステル化されたヒドロキシを表
わし、R2′はオキソを表わす)で示されるアルデヒド
と更に反応させ、所望ならば、かくして得られた遊離化
合物又は塩を塩又は遊離化合物もしくは別の塩にそれぞ
れ転化することにより、例えば式X■〔式中、R,Z及
びR1は前記の意味を有し、R6は水素又は式−(CH
2) n  R1′(式中、nは2を表わし、R,′ 
は、ホルミルもしくはイミノメチルを表わし、またR1
が遊離もしくはエステル化されたカルボキシを表わす場
合には、同様に遊動もしくはエステル化されたカルボキ
シを表わし、さらにR1が低級アルコキシカルボニルを
表わす場合には、ホルミル、ヒドロキシメチルもしくは
シアンを表わす)を表わす〕の化合物又は式XVTC式
中、Rは、非置換3−インドリル又は5−位がメトキシ
により置換された3−インドリルを表わし。
2はエチレンを表わし、R1はメトキシカルボニルを表
わし、R6は、水素又は式−(CH2)−R,LIP 
 (式中、nは2を表わし、R1″  は)l−キシ力
ルホニル又はホルミルを表わす)を表わす〕の化合物及
びその塩を製造することができる。
方擢d舛1つ− 化合物XXX■と化合物XXXIVとの反応は、常法に
従って、例えば低級アルカノール(例えばエタノール)
巾約O°〜約60’Oの温度で行なうのがよい。
両反応試剤を等モル暑反応させることによって、化合物
XXX■(式中、R6は水素を表わす。)を出発物質と
として化合物XVI(式中、R6は水素を表わす。)が
得られる。反応試剤XXXIVを少くとも2倍モル量過
剰に使用すると、R6が水素を表わす化合物XXX■を
出発物質として、化合物XVIC式中、R6は基−(C
H2)n−R1″′(式中、nは2を表わし、R1″′
  はR1と同一である)〕が得られる。
これらの方法例によれば、式(X■)で示される化合物
を、はぼ2倍モル量の式Y、−CH2CH2R1″(X
IXa)はCH2−CH−R,” (XIXb)(式中
、Ylは反応性のエステル化されたヒドロキシ、R1″
はllFもしくはエステル化されたカルボキシ例えばメ
トキシカルボニルをそれぞれ表わす)で示される化合物
と反応させ、所望ならば、かくして得られた’m、m化
合物又は塩を塩又は遊離化合物もしくは別の塩にそれぞ
れ転化することにより、例えば式XVI〔式中、R及び
2は、前記の意味を有し、R6は、水素又は式−(CH
2)n−R+  、(式中、nは2を表わし、R□及び
R1″′  は遊−カルボキシ基又は同一のエステル化
されたカルボキシ基な表わす)を表わす〕の化合物又は
式X■〔式中、Rは、非置換3−インドリル又は5−位
がメI・キシによって置換された3−インドリルを表わ
し、alkはエチレンを表わし、R1はメトキシカルボ
ニルを表わし、R6は、水素又は式−(CH2)n−R
,rrr  、  (式中、nは2を表わし、R1″′
  はメトキシカルボニルをそれぞれ表わす)を表わす
〕の化合物及びその塩を製造することができる。
万人■ユニ フィッシャーのインドール合成法に従ってアンモニアを
除去する間の転位は、常法により、例えば酸処理により
、即ち適当なプロトン酸又はルイス酸を作用させること
により行なうことができる。プロトン酸の例としては、
鉱酸例えば硫酸、リン酸、低級アルカノール中塩酸(例
えばエタノール中塩酸及び有機スルホン酸例えば低級ア
ルカンスルホン酸(例えばメタンスルホン酸)、場合に
よす置換されたベンゼンスルホン酸(例えばベンゼンス
ルホン酸もしくはP−1ルエンスルホン酸)、有機カル
ボン酸例えば低級アルカン酸(例えば酢酸)がある。ル
イス酸としては、例えば配位不飽和重金属化合物(例え
ば、塩化亜鉛、塩化銅(I)、臭化銅(I)のような、
ホウ素、アルミニウム、アンチモン、亜鉛、銅、ニッケ
ル、鉄、クロム又は錫の、配位不飽和ハロゲン化物)が
好適である。反応は、好ましくは、例えば約606〜1
70°Cの温度範囲で、必要ならば不活性ガス下で行な
うのがよい。
中間体XXXl7は、例えば、式R3−NH−N=C(
CRs ) −CH2、Z−NH2(XXXVa) テ
示されるヒドラゾンと化合物X6−CH2CH2R1(
XXXIII; X6=ハロゲン)はCH2=CH2−
R+ (XXXIV)と、さらに所望ならば次いで化合
物X3− a l k−R1(XXX[IIa ; X
3 =ハロゲン)又はCH2= CHRs″′(XXX
IV a )とそれぞれ縮合させ、所望ならば、得られ
るヒドラゾンの第2級窒素原子を水以外のR4で置換す
ることによって製造することができる。
力】辷は」つ− 場合により、エステル化又はアミド化されたカルポキシ
に転化することのできる基の例としては、方法例f)で
述べたような、ソルボリシス又を寸醇化によりR1とし
うる基がある。ソルボリシス又は酸化も前記方法例と同
様にして行なうことができる。
出発物質XXXVTは、例えば式R−Z−NH2(X■
)で示される化合物又はそのj!Aを、式%式% =CH−R1’ (IXL)(式中、x3は遠核的な脱
離基、例えば、塩素もしくは臭素のようなハロゲンを表
わす)で示される化合物と、次いで、式X3  1fL
 l k  R1’ (XXXVIIIa) ”Q示さ
れる化合物と、例えば方法例文)で述べたように反応さ
せることによって製造することができる。しかしながら
、R1′がシアノを表わす化合物XXXVIを製造する
ためには、化合物X■と、,2−ジ官能性エタン誘導体
例えば,2−ジブロムメタンのような1,2−ジハロエ
タンと反応させ、次いで、その反応生成物をアルカリ金
属シアン化物と反応させることもできる。
化合物xvrに関連した任意的な連続反応としては、化
合物■について前述した遊離カルボキシ基R1ヌはエス
テル化もしくはアミド化されたカルボキシ基R1の相互
転化、基Rを置換する挿入もしくは転化反応、’@ 9
7化合物と塩との相互転化、並ひに、得られた異性体を
分瑚するための工程があり、これらは、化合物工につい
て前述したようにして行なわれる。更に、ヒドロキシメ
チル又はホルミルR1をカルボキシに酸化したリシアノ
R1をカルバモイルもしくはカルボキシに加水分解した
りすることも可能であり、これらも常法に従って行なう
ことができる。
特に、取得化合物XVI(式中、R6は水素を表わす。
)を、方法例文)及びm)について前述したように、式
X3−al’に−R,(XXXIa)又はCH2=CH
2R+   (XXWa)と反応させることにより、対
応する化合物XVIC式中1、 Iq  はR1と異な
る)に転化することもできる。
式I及びXVTで示される新規な化合物は、医薬として
有効な量の活性物質を、場合により無機もしくは有機の
、固体状もしくは液体状の薬学的に許容される賦形剤(
腸筒内例えば経口投与もしくは腸筒外投かに適したもの
)と共に含有した医薬製剤として例えば使用することが
できる。希釈剤例えばラクト−ス、デキストロース、サ
ッカロース、マンニI・−ル、ソルビトール、セルロー
ス及び/又は滑沢剤(例えばシリカ、タルク、ステアリ
ン酸又はその塩例えばステアリン酸マグネシウムもしく
は−カルシウム、及び/又はポリエチレングリコールと
共に活性成分を含有する錠剤又はゼラチンカプセルが使
用される。錠剤はそのほかに、結合剤例えば珪酸アルミ
ニウムアグネシウム、V粉例えばとうもろこし、小麦、
米もしくは葛澱粉、ゼラチン、トラガヵント、メチルセ
ルロース、ナトリウムカルボキシメチルセルロース及び
/又はポリビニルピロリドン、また所望ならば、崩壊剤
例えばV粉、寒天、アルギン酸又はその塩例えばアルギ
ン酸ナトリウム、及び/又は発泡剤、吸着剤、色素、香
料及び甘味剤を含有してもよい。更に、賜筒外投与可能
な製剤もしくは注入溶液の形の、式IはX■で示される
新規な化合物を用いてもよい。これらの溶液は特に、等
浸透圧の水溶液又は水性懸濁液であり、これらは活性物
質を単独で又はマンニットのような賦形剤と共に含有す
る凍結乾燥製剤として使用することができる。この医薬
製剤は、滅菌処理してもよく、そして/又は、種々の補
助物質例えば保存剤、安定剤、湿潤剤及び/又は乳化剤
、可溶化剤、浸透圧調節用塩及び/又は緩衝剤を含有し
てもよい。本発明の医薬製剤(所望ならば薬理学的に有
効な他の物質を含有してもよい。)は、それ自体公知の
ように、例えば慣用的な混合法、顕粒化法、糖果化法、
溶解法又は凍結乾燥法により製造され、約0.1〜10
0%の、特に約1〜50%の凍結乾燥物を、約100%
までの活性物質と共に含有する。
本発明は、式I及びXVIで示5れる化合物を好ましく
は医薬製剤の形で使用することにも係るものである。用
量は、投与形態、種、年令及び/又は個体の状態などの
種々の要因に依存する。10当り投与される用量は、経
口投与の場合には、約0.25〜約10 mg/ kg
テあり、体重70 kgc7)温血動物の場合、約20
〜約500mgである。
以下、本発明をその実施例に基づき説明する。
なお以下の実施例において、温度は摂氏温度、圧力はミ
リバール(mbar)で、それぞれ表わされている。
実jI(−」 ■−ブロムー2− (1H−インドール−3−イル)−
エタン22.4g、ピペリド−4−オン−3−カルボン
酸メチルエステル15.7gおよびN−エチル−N、N
−ジイソプロピルアミノ39gを、窒素雰囲気下、ジメ
チルホルムアミド750m1に溶解し16時間撹拌する
。次いで、減圧下で約300mノに濃縮し水500m/
を添加し、然る後ジクロルメタン250m1でそれぞれ
3回振盪分離する。有機相を合わせそれぞれIN−塩酸
80 mノで、3回振盪分醐する。水相を一つに合わせ
、40%苛性ソーダ溶液を用いて塩基性に調整し改めて
ジクロルメタン100fnlでそれぞれ3回振盪分囚す
る。この新たな有機相を合わせ、水を用いて次いで飽和
食塩溶液を用いて洗浄し、硫酸すトリウムで乾燥し蒸発
乾固する。濃縮残1〜を加温したジエチルエーテル10
0m1に溶解しn−ヘキサノ150m7を混合する。冷
却後、4−ヒドロキシ−1−[2−(1H−インドール
−3−イル)エチル]−,2,5,6テトラヒドロピペ
リジンー3−カルボン酸メチルエステルあるいは1− 
[2−(1H−インドール−3−イル)エチル]−ピペ
リジン−4.−オン−3−カルボン酸メチルエステルが
析出する。このエステルを炉別し乾燥する。その塩化水
素酸塩は187°Cで溶融する(分解)。
支施班−」 トリプタミン320.4g(2モル)を撹拌しながらメ
タノール550m1に懸濁させ、これにアクリル酸メチ
ルエステル378.5g(4,4モル)を1時間かけて
適加混合する。これを50°Cで6時間、さらに室温で
一晩撹拌し、減圧下40°Cで蒸発乾固し、トルエン,
5文にとり、活性炭50gを添加し、30分間撹拌し、
珪藻土で濾過し、減圧下で蒸発乾固する。このようにし
てN、−[2−(1H−インドール−3−イル)エチル
]−イミノージ(3−プロピオン酸)ジメチルエステル
が赤味がかったオイルとして得られる。
このエステルは実施例10に記載したのと類似の方法で
融点98〜103°Cの蓚酸塩に変換することができる
ナトリウムメトキシド153g(2,83モル)をジメ
チルホルムアミド100 (7中に撹拌しながら溶解す
る。次いで、N−[2−(1H−インドール−3−イル
)エチル]−イミノージ(3−プロピオン酸)ジメチル
エステル665g(2モル)の溶液なジメチルホルムア
ミド680rnl中に90分以内で滴加し、40°Cに
加温し、室温で3時間撹拌し然る後溶媒を40℃で減圧
留去する。残渣を、20〜35°Cで、5N−塩酸2.
1文とトルエン500−との混合液中に注ぐ。沈澱した
4−ヒドロキシ−1−[2−(1H−インドール−3−
イル)エチル]−1,2,5,6−テトラヒドロピリジ
ン−3−カルボン酩メチルエステル−塩化水素酸塩ある
いはl−[2−(1H−インドール−イル)−3−エチ
ルコードペリジン−4−オン−3−カルボン酸メチルエ
ステル−塩化水素酸塩を濾過し、冷メタノールにて洗浄
し40℃で減圧乾固する。これは185〜187°Cで
溶融する(分解)。
丸見1 実施例2に記載したのと類似の方法で、エタノール15
0dに溶解させたトリプタミン80g(0,5モル)と
アクリル醇エチルエステル112g(1,1モル)とか
ら出発してN−[2−(1H−インドール−3−イル)
エチルコーイミノージ(3−プロピオン酸)ジエチルエ
ステルが得られる。この化合物180gをナトリウムメ
トキシド37.4g(0,55モル)と反応させると4
−ヒドロキシ−1−[2−(1H−インドール−3−イ
ル)エチル] −1,2゜5.6−テトラヒドロピリジ
ン−3−カルボン酸エチルエステルー塩化水素酸塩ある
いは1−[2−(1H−インドール−3−イル)エチル
]−ピペリジン−4−オン−3−カルボン酸エチルエス
テル−塩化水素酸塩〔融点170〜173°C(分解)
〕がTJ4られる。
支狙輿−」 4−ヒドロキシ−1−[2−(tH−インドール−3−
イル)エチル]−,2,5.6−テトラヒドロピリジン
−3−カルボン酩エチルエステルー塩化水素酸塩52.
6g (0,15モル)を水2文に溶解させ、これに酸
化白金5gを加え室温かつ標準圧力下水素3.8文が吸
収されるまで水素添加する。触媒を枦去し、30°C減
圧下で蒸発乾固する。残渣にアセトン5o−を加える。
直ちに晶出する粗生成物を吸引濾過し、エタノールから
再結晶させる。このようにしてシス−4−ヒドロキシ−
1−[2−(1H−インドール−3−イル)エチル]−
ピペリジン−3−カルボン酪エチルエステル−塩化水素
酸塩(融点207〜210’O)が得られる。
同様にして4−ヒドロキシ−1−[2−(1H−インド
ール−3−イル)エチル]−1,2゜5.6−テトラヒ
ドロピリジン−3−カルボン酸メチルエステル塩化水素
酸塩33.7g(100mモル)を酸化白金,7gを存
在させて水素添加することによりシス−4−ヒドロキシ
−1−[2−(インドール−3−イル)エチル]−ピペ
リジン−3−カルボン酸メチルエステル−塩化水素酸塩
〔融点187°C(分解)〕が得られる。
夫妻1 4−ヒドロキシ−1−[2−(1H−インドール−3−
イル)エチル1−t、2,5.s−テトラヒドロピリジ
ン−3−カルボン酸メチルエステル−塩化水素酸塩33
7g (1モル)をメタノール3.3交中に溶解し、−
15〜5°Cで撹拌しながらナトリウムボロハイドライ
ド68g(1,1モル)を2時間以内で少量づつ添加す
る。1時間撹拌し、徐々に40℃に加温し次いで減圧下
で溶媒を留去する。残渣を酢酸エステル,5Mと氷水1
文との4尾合物中に入れる。これに′#、酩カリウム5
0gを添加し、30分間撹拌し、有機相を分離し水で洗
浄して中性とし、硫酸マグネシウムで乾燥し減圧下蒸発
乾固する。はぼ同部のシス−およびトランス−4−ヒド
ロキシ−1−[2−(1H−インドール−3−イル)エ
チル]−ピペリジン−3−カルボン酪メチルエステルか
ら成る混合物がオイルとして得られる。この混合物はシ
リカゲル」−フラッシュ−クロマトグラフ イー ’(
Flash−Chromatographie)により
ジクロルメタン/メタノール(95:5)を用いてその
各成分に分離することができる。この場合トランス異性
体が最初に溶離される。これは融点208〜209℃の
セミ7マル酸塩(Semifumarat) (実施例
6参照)に変換することにより同定することができる。
遅れて単離されるシス−異性体は融点187°C(分解
)の塩化水素m jlmに変換することにより実施例8
に記載したのと類似の方法で同定することができる。
夾11引−J トランス−4−ヒドロキシ−1−[2−(インドール−
3−イル)エチル]−ピペリジン−3=カルボン醇メチ
ルエステル3.16g(10mモル)をアセトン50m
ノに溶解しアセト710m/に溶解したフマル酸0.6
g(50mモル)と混合する。しばらくすると、トラン
ス−4−ヒドロキシ−1−[2−(インドール−3−イ
ル)エチル]−ピペリジン−3−カルボン酸メチルエス
テル−セミフマレートが晶出する。これを炉別し減圧乾
固する。融点208〜209℃。
支旅狙−7 実施例5に記載したのと類似の方法で4−ヒドロキシ−
1−[2−(1H−インドール−3−イル)エチル]−
,2,5.6−テトラヒドロピリジン−3−カルボン酸
エチルエステル−塩化水素酸塩35.3g (100モ
ル)をナトリウムボロハイドライド3.8g (100
mモル)によりエタノール30〇−中で還元することに
より、はぼ同部のシス−およびトランス−4−ヒドロキ
シ−1−[2−(1H−インドール−3−イル)エチル
]−ピペリジン−3−カルボン醇エチルエステルから成
る7昆合物が得られる。この混合物をクロマトグラフィ
ーにより分離しかつ同定するためにトランス−4−ヒド
ロキシ−1−[2−(1H−インドール−3−イル)エ
チル]−ピペリジン−3−カルボン酸エチルエステル−
塩化水素酸塩(融点109〜112°C)あるいはシス
−4−ヒドロキシ−1−[2−(1H−インドール−3
−イル)エチル]−ピペリジン−3−カルボン醇エチル
エステル−塩化水素酸塩(融点210〜213°O) 
 (実施例8参照)に変換することができる。
史11(−1 トランス−4−ヒドロキシ−1−[2−(1H−インド
ール−3−イル)エチル]−ピペリジン−3−カルボン
酸エチルエステル6.32g(20mモル)をジクロル
メタンに溶角イし、1焦化水素エーテル溶液によりコン
ゴレッドで酸性を呈するように調整する。結晶性沈v物
を炉別し減圧乾固する。このようにして融点109〜1
120Cのトランス−4−ヒドロキシ−1−[2−(1
H−インドール−3−イル)エチル]−ピペリジン−3
−カルボン酸エチルエステル−塩化水素酸塩が得られる
。同様にして融点210〜213°C(分解)のシス−
4−ヒドロキシ−1−[2−(lH−インドール−3−
イル)エチル]−ピペリジン−3−カルボン酪エチルエ
ステル−塩化水素酸塩も得られる。
支巖猾−」 シス−4−ヒドロキシ−1−[2−(1H−インドール
−3−イル)エチル]−ピペリジン−3−カルボン酸メ
チルエステル30.2g(100mモル)をピリジン1
50mノ中に溶解し、無水酢酸(Acetoanhyd
rid) 75 mを混合し、室温で15時間撹拌する
。減圧乾固し、氷水、飽和炭酸カリウム溶液およびジエ
チルエーテルの混合物で採取し有機相を分離し、水で洗
浄して中性にし、硫酸マグネシウムで乾燥し、蒸発乾固
する。シス−4−アセトキシ−1−[2−(1H−イン
ドール−3−イル)エチル]−ピペリジン−3−カルボ
ン酸メチルエステル(融点93〜95°c)が得られる
全く同様の方法でトランス−4−アセトキシ−1−[2
−(1H−インドール−3−イル)エチル] −ピペリ
ジン−3−カルボン酸メチルエステルも無色のオイルと
して得られる。この蓚酸塩の融点は189°C(実施例
1O参照)である。
前述の両化合物は次のようにしても得ることができる。
すなわちほぼ同部のシス−およびトランス−4−ヒドロ
キシ−1−[2−(1H−インドール−3−イル)エチ
ル]−ピペリジン−3−カルボン酸メチルエステルの混
合物を前述したのと全く同様の方法でアシル化し、得ら
れるほぼ同部のシス−およびトランス−4−アセトキシ
−1−[2−(1H−インドール−3−イル)エチル]
 −ピペリジン−3−カルボン酸メチルエステルのオイ
ル状混合物をクロマトグラフィーによりその各成分に分
離する。このために混合物2.5gをシリカゲル(60
,メルク Merck製)150gのフラッシュ−クロ
マトグラフィーにかけトリクロロメタン/メタノール(
98・2)でU 開する。トランス異性体が最初に、シ
ス異性体が最後に単離される。
支路■−」」 トランス−4−アセトキシ−1−[2’−(1H−イン
ドール−3−イル)エチル]−ピペリジン−3−カルボ
ン酸メチルエステル0.38g (2mモル)をアセト
ン10+Jに溶解し、アセトン3mノに溶解した硫酸0
.2g(2mモル)と混合する。直ちに晶出するトラン
ス−4−アセトキシ−1−[2−(1H−インドール−
3−イル)エチル]−ピペリジン−3−カルボン酸メチ
ルエステル−蓚酸塩を吸引濾過し乾燥する。融点189
°C(分解)。
実lid引−」」1 4−ヒドロキシ−1−[2−(1H−インドール−3−
イル)エチル]−,2,5.6−テトラヒドロピリジン
−3−カルボン酸メチルエステル−塩化水素酸塩16.
9g(50mモル)をメタノール100d中に懸濁させ
濃アンモニア水溶液25mノを4昆合する。40°Cで
2時間撹拌し、減圧下蒸発乾固化し、ジクロルメタン3
00 mlおよび水, OOmlと共に振盪し、有機相
を分子1fflシ、水で洗浄して中性とし、硫酸マグネ
シウムで乾燥し、QQ乾固し、ジエチルエーテル/ヘキ
サンから結晶させる。4−アミノ−1−[2−(lI(
−インドール−3−イル)エチル]−1,2,5゜6−
テトラヒドロピリジン−3−カルボン酎メチルエステル
(融点112〜113°C)が得られる。
実漁]L−上ヱ 1−[2−(1H−インドール−3−イル)エチル]−
,2,5.6−テトラヒドロピリジン−3−カルボン酪
メチルエステル14.2g(50mモル)をメタノール
150m1に溶解した溶液をアンモニア40gと4尾合
しオートクレーブ中にて12時間100 ’Oに加温す
る。この場合圧力は22バールに」−1する。これを冷
却し、水流ポンプで蒸発乾固し、ジクロルメタン50m
/およびジエチルエーテル100−の混合物から結晶化
し然る後エタノールから再結晶する。4−アミノ−1−
[2−(1H−インドール−3−イル)エチル]−ピペ
リジン−3−カルボン酎アミド(融点210〜212°
C)が得られる。
出発材料は次のようにして製造することができる。
■−ブロムー1− (1H−インドール−3−イル)−
エタン22.4g、1,2,5.6−テI・ジヒドロピ
リジン−3−カルボン酸ノチルエステルー臭化水素酸塩
(グバコリン臭化水素酸塩−Guvacolin hy
drobromid)22 、2 gおよびN−エヂル
ーN、N−ジイソプロピル−アミノ39gを、窒素雰囲
気下、ジメチルホルムアミド750m1中に溶解し16
時間撹拌する。次に減圧して約300−に蒸発濃縮し、
これに水500m1を注ぎ、ジクロルメタン250dで
それぞれ3回振盪する。有機相を合わせ、40%苛性ソ
ーダ液で塩基性とし改めてジクロルメタン100’m/
でそれぞれ3回振盪する。新たな有機相を合わせ、水で
次いで飽和食塩溶液で洗浄し、硫酸すトリウムで乾燥し
、蒸発乾固する。蒸発濃縮残渣を加温したジエチルエー
テルloomlに溶解しn−ヘキサン150m1を混合
する。冷却後1− [2−(1H−インドリル−3−イ
ル)エチル]−1,2,5゜6−テI・ジヒドロピリジ
ン−3−カルボン酸メチルエステルが晶出する。このエ
ステルを濾過し乾燥する(融点76〜77°C)。
支土±−ユ」 4−アミノ−1−(2−(1H−インドール−3−イル
)エチル]−ピペリジン−3−カルボン酸アミド2.8
2g(10mモル)をエタノール35m1中に懸濁させ
コンゴレッドで酸性を呈するまで塩化水素のジエチルエ
ーテル溶液を混合する。ジエチルエーテルとの混合によ
り4−アミノ−1−[2−(1H−インドール−3−イ
ル)エチル]−ピペリジン−3−カルボン醇アミド−。
ビス塩化水素酸塩が沈澱する。これを濾過し乾燥する(
融点170〜180°C)。
支廉■−1」 4.6−シメチルトリプタミン33g(175mモル)
とアクリル酸エチルエステル40+J(368mモル)
とをエタノール10100O中で72時間加熱還流する
。蒸発乾固し、展開液としてトルエン/イソプロパツー
ル(99:1)を使用してシリカゲル(Kieselg
el) (0、063〜9.02mm)u−でクロマト
グラフィーを行なう。
所望の生成物を含有する留分を蒸発濃縮し、減圧乾燥す
る。その結果N−k[2−(4,6−ジメチル−1H−
インドールー3−イル)エチル]−イミノージ(3−プ
ロピオン酸)ジエチルエステルが褐色がかったオイルと
して得られる。
ナトリウム3.8g (165mモル)をエタノール1
80d中に溶解し加熱還流する。エタノール120dを
留去し、トルエン180dを添加し、蒸溜温度が110
°Cに達する迄蒸留する。
次いで20℃に冷却し、N−[2−(4,6−ジメチル
−lH−インドールー3−イル)エチル]−イミノージ
(3−プロピオン酸)ジエチルエステル84.1g (
165mモル)を添加し、トルエン270−に溶解し1
00°Cで2時間撹拌する。室温に冷却し、濃塩酸13
0−で酸性とし沈澱した沈澱物を吸引濾過し、90%エ
タノールから2回再結晶する。このようにして4−ヒド
ロキシ−1−[2−(4,6−ジメチル−1H−インド
ールー3−イル)エチル]−1,2,5゜6−テトラヒ
ドロピリジン−3−カルボン酸エチルエステル−塩化水
素酸塩あるいは1−[2−(4,6−ジメチル−1H−
インドールー3−イル)エチル]−ピペリジン−4−オ
ン−3−カルボン酸エチルエステル−塩化水素酸塩(融
点207〜209°C)が得られる。
類似の方法により4,6−シメチルトリプタミン19g
とアクリル酸メチルエステル19gとからN−[2−(
4,6−ジメチル−]、H−インドール−3−イル)エ
チル]−イミノージ(3−プロピオン酸)ジメチルエス
テル(オイル)が得られ、またこの35.6gおよびナ
トリウムメトキシド8.44gから出発して4−ヒドロ
キシ−1−[2−(4,6−ジメチル−1H−インドー
ルー3−イル)エチル]−1,2,5゜6−テトラヒド
ロピリジン−3−カルボン酸メチルエステル−塩化水素
酸塩あるいはl−[2−(4,6−ジメチル−1H−イ
ンドールー3−イル)エチル]−ピペリジン−4−オン
ーカルボン酸メチルエステル−塩化水素酸塩(融点18
5〜188°C)が得られる。
支胴狙−」」 実施例14に記載したのと類似的な方法で5−クロルト
リプタミン58.4g(300mモル)およびアクリル
酸エチルエステル65m/ (600mモル)から出発
してN−(2−(5−クロル−1H−インドール−3−
イル)エチル]−イミノージ(3−プロピオン酸)ジエ
チルエステル(オイル)が得られ、これを還化すること
により4−ヒドロキシ−1−[2−(5−クロル−1H
−インドール−3−イル)エチル]−1゜2.5.6−
テトラヒドロピリジン−3−カルボン酸エチルエステル
−塩化水素酸塩あるいは1−[2−(5−クロル−1H
−インドール−3−イル)エチル]−ピペリジン−4−
オン−3−カル163′ ボン酸エチルエステルー塩化水素酸塩(融点172〜1
74℃)が得られる。
類似の方法により5−クロルトリプタミン5.7gおよ
びアクリル酸メチルエステル5.7gから出発してN−
[2−(5−クロル−1H−インドール−3−イル)エ
チル]−イミノージー(3−プロピオン酸)ジメチルエ
ステル(オイル)が得られ、またこ1の12.4gをジ
メチルホルムアミド120d中ナトリウムメトキシド(
Natrium methanolat) 2 、9 
gで処理することにより4−ヒドロキシ−1−[2−(
5−クロル−1H−インドール−3−イル)エチル]−
1,2,5,6−テトラヒドロピリジン−3=カルボン
酸メチルエステル−塩化水素酸塩あるいは1− (2−
(5−クロル−1H−インドール−3−イル)エチル]
−ピペリジン−4−オン−3−カルボン酸メチルエステ
ル−塩化水素酸塩(融点195〜197°C)が得られ
る。なおまた5−ブロム−トリプタミンあるいは5−フ
ルオルトリプタミンおよびアクリル酸エチルエステルか
ら出発してN−[2−(5−ブロム−1r−r−インド
ール−3−イル)エチル]−イミノージ(プロピオン酸
)ジエチルエステルあるいはN−(2−(5−フルオル
−1H−インドール−3−イル)−エチル]−イミノー
ジ(プロピオン酸)ジエステルおよび4−ヒドロキシ−
1−[2−(5−ブロム−1H−インドール−3−イル
)エチル]−,2,5.8−テトラヒドロピリジン−3
−カルボン酸エチルエステルおよび4−ヒドロキシ−1
−[2−(5−フルオル−1H−インドール−3−イル
)エチル]−1,2,5゜6−テトラヒドロピリジン−
3−カルボン酸エチルエステルあるいは1−(2−(5
−ブロム−1H−インドール−3−イル)エチル]−ピ
ペリジン−4−オン−3−カルボン酸エチルエステルお
よび1= [2−(5−フルオル−1H−インドール−
3−イル)エチル]−ピペリジン−4−オン−3−カル
ボン酸エチルエステルが得られる。同様にして相当する
メチルエステルも得られる。
史上」[−工j 4−ヒドロキシ−1−[2−(4,6−ジメチル−1H
−インドールー3−イル)エチル]−1,2,5,6−
テトラヒドロビリジン−3−カルボン酸エチルエステル
−塩化水素酸塩9.5g(25mモル)をメタノール7
2mノおよび水18mノに入れた懸濁液に、5〜10℃
、20分以内ですトリウムボロハイドライド,42g(
37,5mモル)を少しづつ添加する。5〜10℃で2
0分間撹拌し、塩化メチレンおよび水と混合し、振盪し
、塩化メチレン相を分離し、塩化メチレンで振盪する。
合わせた塩化メチレン抽出物を硫酸マグネシウムで乾燥
し蒸発乾固する。
蒸発濃縮残液をシリカゲル上酢酸エチルエステル/イソ
プロパツール(7:l)を展開液として用いてクロマト
グラフィーを行なう。先づトランス−4−ヒドロキシ−
1−[2−(4,6−ジメチル−1H−インドールー3
−イル)エチル]−ピペリジン−3−カルボン酸エチル
エステル、Rf= 0 、56カ溶+1JIされ、次い
でシス−4−ヒドロキシ−1−[2−(4,6−ジメチ
ル−インドールー3−イル)エチル]−ピペリジン−3
−カルボン酸エチルエステル、Rf= 0 、49が溶
離される。それぞれの両分を合わせ、蒸発濃縮し、ジエ
チルエーテル中にて塩化水素酸で処理することにより融
点126〜129°C(トランス)の塩化水素酸塩水化
物(Hydrochlorid−hydrat)に変換
するかあるいは融点181〜183°C(シス)の塩化
水素酸塩に変換する。
支流■−」1 実施例16に記載したのと類似の方法により、4−ヒド
ロキシ−1−[2−(5−クロルインドール−3−イル
)エチル]−,2,5.6−テトラヒドロピリジン−3
−カルボン酸エステルから出発してナトリウムボロハイ
ドライド,6g(42mモル)を用いて還元することに
より、ジアステレオマーのトランス−4−ヒドロキシ−
1−[2−(5−クロル−1H−インドール−3−イル
)エチル]−ピペリジン−3−カルボン酸エチルエステ
ル(Rf= 0 、42)およびシス4−ヒドロキシ−
L−(2−(5−クロル−1H−インドール−3−イル
)エチル]−ピペリジン−3−カルボン酸エチルエステ
ル(Rf= 0 、27)をクロマトグラフィーで分離
し、次いで、フマル酸を用いて処理することにより、融
点108〜110’O()ランス)あるいは209〜2
11℃(シス)のセミフマル酸塩(Semifumar
ate)が得られる。
類似的に4−ヒドロキシ−1−[2−(5−クロ」シー
インドール−3−イル)エチル]−1゜2.5.6−テ
トラヒドロピリジン−3−カルボン酸メチルエステル6
.6gをナトリウムポロハイドライド3.0gと反応さ
せることにょリシス−およびトランス−4−ヒドロキシ
−1−[2−(5−クロル−1H−インドール−3−イ
ル)エチル]−ピペリジン−3−カルボン酸メチルエス
テルが得られる。このエステルはクロマトグラフィーに
よりRf−値=0.38(トランス)あるいは0.26
(シス)の各成分に分離することができる。
類似的な方法により、シス−およびトランス−4−ヒド
ロキシ−1−[’2−(5−ブロム−1H−インドール
−3−イル)エチル]−ピペリジン−3−カルボン酸エ
チルエステルおよびシス−およびトランス−4−ヒドロ
キシ−1−[2−(5−フルオル−1H−インドール−
3−イル)エチル]−ピペリジン−3−カルボン酸エチ
ルエステルならびに相当するメチルエステルをも得るこ
とができる。
支庭班−」」 4−ヒドロキシ−1−[2−(4,6−ジメチル−1H
−インドールー3−イル)エチル]−1,2,5,8−
テトラヒドロピリジン−3−カルボン酸エチルエステル
2.3r(6,7mモル)を酸化白金0.4gおよびエ
タノール46−と混合し、バルー装置(Parr−Ap
paratur)中室温かつ4バールの水素過゛圧下で
18時間水素160mノを吸収するまで水素添加する。
反応混合物を珪藻土で濾過し、蒸発乾固する。展開液と
して酢酸エステル/イソプロパツール(7: 2)を使
用し、シリカゲル」二でクロマトグラフィーによる精製
を行なうと4−ヒドロキシ−1−[2−(4,。
6−ジメチル−1H−インドールー3−イル)エチル]
−ピペリジン−3−カルボン酎エチルエステルが黄色の
オイルとして得られる。このオイルはI)(−HMR−
スペクトルによれば主としてシス−異性体を含有してい
る。
類似の方法により4−ヒドロキシ−1−[2−(4,6
−ジメチル−1H−インドールー3−イル)エチル]−
,2,5.6−テI・ラヒドロピリジンー3−カルボン
酸メチルエステル7.3gから出発してシス−およびト
ランス−4−ヒドロキシ−1−[2−(4,6−ジメチ
ル−1H−インドールー3−イル)エチル]−ピペリジ
ン−3−カルボン酸メチルエステルの混合物が得られる
。この混合物も同じく主としてシス型を示す。
支嵐剖−」J 4−オキソ−ピペリジン−3−カルボン酸メチルエステ
ル−塩化水素酸塩19.3g(0,1モル)を氷酢酸6
〇−中に溶解した溶液を37%ホルムアルデヒド水溶液
8.1−およびインドール11g(0,1モル)と混合
する。室温で2時間撹拌した抜水を用いて冷却し、ジク
ロルメタン300rnlと4昆合しIN−苛性ソーダ水
溶液で中和する。有機相を分N1シ、水で洗浄し、乾燥
し、溶媒を蒸発させる。残渣を)・ルエン/酢酪エチル
エステル(3: 2)を用いるシリカゲル−1−でのフ
ラッシュ−クロマトグラフィーにより精製する。
このようにして1− (1H−インドール−3−イルメ
チル)−ピペリジン−4−オン−3−カルボン酸メチル
エステルあるいは4−ヒドロキシ−■−(1H−インド
ール−3−イル−メチル)−1,2,5,6−テトラヒ
ドロピリジン−3−カルボン酸メチルエステルが得られ
る。このエステルは同定するために14.3gから出発
してアセトン中に溶解しアセトン30−に溶解Sせたフ
マル酸5.8gと混合し、冷却および吸引濾過すること
により融点140〜142°Cのフマル酸塩に変換する
ことができる。
夫妻l(−又」 4−ヒドロキシ−1−(1H−インドール−3−イルメ
チル)−1,2,5,6−テトラヒドロピリジン−3−
カルボン酸メチルエステル1,59g (40,5mモ
ル)をメタノール150川ノ中に溶解した溶液を0〜5
°Cに冷却しておいてすI・リウムポロハイドライド1
 、53g(4,05mモル)を少量づつ入れる。2時
間後溶媒を蒸発させ、残渣をジクロルメタンにとり、水
で抽出し、乾燥し、蒸発乾固する。残渣をシリカゲル上
展開液として酢酸エチルエステル/メタノール(9: 
1)を使用してクロマトグラフィーにかける。最初にト
ランス−4−ヒドロキシ−1−(1H−インドール−3
−イルメチル)−ピー ベリジン−3−カルボン酸メチ
ルエステルが溶離され、次いでシス−4−ヒドロキシ−
1−(1H−インドール−3−イルメチル)−ピペリジ
ン−3−カルボン酸メチルエステルが溶離される。単一
の留分を合わせ、蒸発濃縮する。トランス化合物のへミ
ツマレートハイドライドは融点140〜142°Cを示
す。他方シス化合物のシフラミン酸塩(Cyclama
t)は170−172℃で溶融する。
1創しゴ」 3− (1H−インドール−3〜イル)−アミノプロパ
ン18.1g(104mモル)をメタノール150m1
中に溶解した溶液をアクリル酸メチルエステル22mノ
(230mモル)と滴加混合する。室温で15時間撹拌
した後減圧下蒸発濃縮するとN−[3−(1H−インド
ール−3−イル)プロピル〕−イミノージ(3−プロピ
オン酸)−ジメチルエステルが赤色がかったオイルとし
て得られる。
丈1][−え乏 N−[3−(1H−インドール−3−イル)プロピル]
−イミノージ(3−プロピオン酸)−ジメチルエステル
12.1g(35mモル)をジメチルホルムアミド50
mノに溶解した溶液を冷却しておいて水素化ナトリウム
(鉱油中50%の懸濁液),85g (38,5mモル
)を少量づつ混合する。室温で1時間撹拌した後溶液を
氷水に注ぎ、2N−塩酸で酸性化し、ジエチルエーテル
100m1を用いてそれぞれ3回抽出する。次いでこの
水溶液をクロロホルム500dを用いてそれぞれ4回抽
出し、有機相を分離し、硫酸すトリウムで乾燥し、蒸発
乾固する。アセトン/エーテルから1− [3−(1H
−インドール−3−イル)プロピル]−ピペリジン−4
−オン−3−カルボン酸メチルエステル−塩化水素酸塩
あるいは4−ヒドロキシ−1−[3−(1H−インドー
ル−3−イル)プロピル]−,2,5.6−テトラヒド
ロピリジン−3−カルボン酎メチルエステルー塩化水素
酸塩(融点158〜159°C)が晶出する。
実溝」[−又A 4−ヒドロキシ−1−[3−(1H−インドール−3−
イル)プロピル]−,2,5.6−テトラヒドロピリジ
ン−3−カルボン酸メチルエステル−塩化水素酸塩10
.5g(30mモル)をメタノール140−中に溶解し
た溶液に0〜5℃の冷却下すI・リウムボロハイドライ
ド2.28g(80mモル)を少量づつ入れる。1時間
撹拌した後溶液を蒸発濃縮し、残渣をシリカゲル」−展
開液として酢酸エチルエステル/メタノール(95:5
)を用い、クラロトグラフィーを行なう。最初にトラン
ス−4−ヒドロキシ−1−[3−(1H−インドール−
3−イル)プロピル]−ピペリジン−3−カルボン酸メ
チルエステル(フマル酸塩=水化物の融点:98〜l 
OO’0;分解)が溶離され、次いでシス−4−ヒドロ
キシ−1−[3−(1H−インドール−3−イル)プロ
ピル]−ピペリジン−3−カルボン酸メチルエステル(
ai化水素酸塩の融点:217〜219°C;分解)が
溶NEされる。
支流■−λ」 すトリウムメトキシド ミド100dに溶解した溶液に、2− [(1H−イン
ドール−3−イル)エチル]ーアミノメチルー3ーメト
キシ−ペンタ−2,4−ジエンカルボン酸メチルエステ
ル15.72gをジメチルホルムアミ1エ50 で3時間撹拌する。減圧下約150mlに蒸発濃縮し、
残渣を2N−塩酸1oodとトルエン50mjとの混合
液に注入する。徐々に晶出する4−ヒドロキシ−1− 
[2−(1H−インドール−3−イル)エチル]ー,2
,5.6ーチトラヒドロピリジンー3−カルボン醇メチ
ルエステルー塩化水素酸塩あるいは1− [2− (1
H−インドール−3−イル)エチル]ーピペリジンー4
ーオン−3−カルボン酸メチルエステル塩化水素酸塩を
濾過し、真空乾燥する。これは185〜187°C(分
解)で溶融する。出発物資は例えば次のようにして製造
される。
2メチル−3−オキソ−ベント−4−エン−カルボン酸
メチルエステル(J 、A.M.van denGoo
rbergh und A 、 van der Ge
n. ; Ree. Trav。
Chim. Pays−Bas上03 、90 (19
84)に従っ、 て製造される)53.3g (0.3
75モル)、オル1・山ル酸トリメチルエステル: P−トルエンスルホン酸水化物300mノをメタノール
15〇−中に溶解した溶液を65時間放置し、次いでメ
タノール3舟ノに溶解させたナトリウムメトキシド84
mgを用いて中和し、溶媒を真空蒸留する。残渣をリン
酸2水素アンモニウム(Ammonium  dihy
drogenphosphat  )  2  、  
5  g  と7昆合し、190°Cに加熱する。この
場合遊離されたメタノールを蒸留する。球管内で蒸留す
ることによりKp=65 〜75°O(20mバールに
おいて)の2−メチル−3−メトキシ−ペンタ−2.4
−ジエンカルボン酸メチルエステルが得られる。
2−メチル−3−メトキシ−ペンタ−2。
4−ジエンカルボン酸メチルエステル39.5g(0.
25モル)、N−ブロムスクシンイミド44、5gおよ
びアゾ゛ビスイソブチロニトリル200+ngを四塩化
炭素200d中に溶解して良く撹拌した溶液を12時間
加熱還流する。この場合溶液をUV−ランプで照射する
。生成後スクシンイミドから濾過し濾過残渣を四塩化炭
素30−を用いてそれぞれ2回洗浄し、合わせた有機相
を炭酸すトリウム溶液と水とを用いて洗滌し、硫酸すト
リウムで乾燥し、溶媒を真空蒸発する。かくて2−ブロ
ムメチル−3−メトキシ−ペンタ−2゜4−ジエンカル
ボン酸メチルエステルが橙赤色のオイルとして得られる
1−アミノ−2−(1H−インドール−3−イル)−エ
タン16g、ブロムメチル−3−メトキシ−ペンタ−2
,4−ジエンカルボン酸メチルエステル23.5gおよ
びN−エチル−N、N−ジイソプロピルアミノ39gを
ジメチルホルムアミド500mノに溶解した溶液を窒素
雰囲気下で16時間撹拌する。これを減圧下約2504
に蒸発濃縮し、これに水500rnlを添加し、ジクロ
ルメタン250mノでそれぞれ3回振盪する。有機相を
合わせ、硫酸ナトリウムで乾燥し、蒸発濃縮する。展開
液としてトルエン/酢酸エチル9:1を用いてシリカゲ
ルでクロマトグラフィーな行い精製した後2− [2−
(1H−インドール−3−イル)エチルコアミノメチル
−3−メトキシ−ペンタ−2,4−ジエンカルボン酸メ
チルエステルが黄色のオイルとして得られる。
夷遣」〔−スj クロル蟻酸メチルエステル3.8g(40mモル)を乾
燥ジクロルメタン100−中に溶解した溶液を無水臭化
亜鉛100mg(4rnモル)と混合する。0℃に冷却
した溶液に4−トリメチルシリルオキシ−1−[2−(
1−)リフチルシリルインドール−3−イル)エチル]
−1,2,5゜6−チトラヒドロピリジン13.5g(
35mモル)をジクロルメタン100m1中に溶解した
溶液を滴加混合する。室温に加温した後1時間撹拌し、
次に飽和炭酸水素ナトリウム300−に注ぎ、ジクロル
メタンで抽出する。合わせた有機相を硫酸マグネシウム
で乾燥し蒸発濃縮する。残渣をエタノール150mノ中
に溶解し塩酸のエタノール溶液で酸性化する。ジエチル
エーテルと混合し冷却した後融点187°C(分解)の
4−ヒドロキシ−1−[2−、(1H−インドール−3
−イル)エチル]−1,2,5.6−テトラヒドロピリ
ジン−3−カルボン酸メチルエステル−塩化水素酸塩が
晶出する。
出発物質は例えば次のようにして製造される。
ジインプロピルアミノ10.12gを乾燥テトラヒドロ
フラン1OOrnl中に溶解した溶液に氷浴温度でn−
ブチルリチウム82 、5m/のn−ヘキサン溶液を混
合する。その後室温で30分間撹拌し次いで、溶液を改
めて一15°Cに冷却し1−[2−(インドール−3−
イル)エチルコピペリジン−4−オン(E、 Wint
erfeldt und P。
5trehlke、Cham、 Ber、 98 、2
579 (1965)に従って製造される)10.9g
 (45mモル)をテトラヒドロフラン100d中に溶
解した溶液と混合する。15分後トリメチルクロルシラ
ン10.9g(100mモル)をテトラヒドロフラン5
0mノ中に溶解した溶液を滴加子る。−晩室温で撹拌し
、濾過し、減圧下蒸発乾固する。このようにして4−ト
リメチルシリルオキシ−1−[2−(1−)ジメチルシ
リル−インドール−3−イル)エチル]−,2,5.6
−チトラヒドロピリジンが淡黄色のオイルとして得られ
る。
丈漁J[−スJ シスおよびトランス−4−ブロム−1−[2−(1H−
インドール−3−イル)エチル]−ピペリジン−3−カ
ルボン酸メチルエステルの混合物18.3gと無水酢酸
ナトリウム8.2gとを氷酢酸100m1に溶解した溶
液を16時間加熱還流する。冷却後、減圧下蒸発濃縮し
ジクロルメタンと炭酸ナトリウム水溶液との間で分配し
、有機相を乾燥し、蒸発濃縮する。シスおよびトランス
−4−アセトキシ−1−[2−(1H−インドール−3
−イル)エチル]−ピペリジン−3−カルボン酸メチル
エステルの混合物をクロマトグラフィーによりその各成
分に分離する(実施例9参照)。
出発物質は例えば次のようにして製造される。
1− (2−(1H−インドール−3−イル)エチル]
−,2,5.6−テトラヒドロピリジン−3−カルボン
酸メチルエステル28.4g(0,1モル)を撹拌しな
がら少量づつ臭化水素を氷酢酸に溶解した30%溶液1
5□−中に添加する。室温で18時間撹拌した後、減圧
不蒸発濃縮しジクロルメタンと炭酸ナトリウム水溶液と
の間で分配する。有機相を硫酸すトリウムで乾燥し、溶
りVを真空蒸発する。シスおよびトランス−4−ブロム
−1−[2−(1H−インドール−3〜イル)エチル]
−ピペリジン−3−カルボン酸メチルエステルが黄色オ
イルとして得られる。
支凰班−]1 水素化すトリウム,2gを乾燥テトラヒドロフラン25
mノに懸濁させた懸濁液(鉱油中の50%Mffiff
)ヲ、ベンジルアルコール2.7g(25mモル)をテ
トラヒドロフラン25mlに溶解した溶液と混合しガス
発生終息後加熱還流する。冷却後、1− [1−(5−
メトキシ−1H−インドール−3−イル)エチル]−1
,.2,5゜6−テトラヒドロピリジン−3−カルボン
酸エチルエステル8.2g (25mモル)をテトラヒ
ドロフラン50−に溶解した溶液を添加し、改めて5時
間加熱還流する。冷却後溶媒を蒸発濃縮する。シス−お
よびトランス−4−ベンジルオキシ−1−[2−(5−
メトキシ−1H−インドール−3−イル)エチル]−ピ
ペリジン−3−カルボン酸エチルエステルがオイルとし
て得られる。
出発物質は次のようにして製造される。
l−ブロム−2−(5−メトキシ−1−H−インドール
−3−イル)エタン25.4g、1゜2.5.6−テト
ラヒドロピリジン−3−カルボン酸エチルエステル−塩
化水素酸塩(グウ゛アチンエチルエステル塩化水素酸塩
)19.2gおよびN−エチル−N、N−ジイソプロピ
ルアミノ39gを、窒素雰囲気下、ジメチルホルムアミ
ド750mノに溶解し、16時間撹拌する。次いで、減
圧下約300 mlに蒸発濃縮し、水500−を添加し
、ジクロルメタン250−でそれぞれ3回振盪する。有
機相を合わせ、IN−fli酸80m/でそれぞれ3回
振盪する。合わせた水相を40%苛性ソーダ液で塩基性
に調整し、改めてジクロルメタン100dでそれぞれ3
回振盪する。有機相を合わせ、水で洗滌し、硫酸ナトリ
ウムで乾燥し、蒸発乾固する。残渣をメタノール100
d中に溶解し、iM酎耐タノール溶液と混合する。ジエ
チルエーテルを添加して冷却すると1− [2−(5−
メトキシ−1H−インドール−3−イル)エチル] −
1,2,5,6−テトラヒドロピリジン−3−カルボン
酸エチルエステル−塩化水素酸塩(融点184〜186
°C)が晶1月する。
支り班−」」 シス−およびトランス−4−ベンジルオキシ−1−[2
−(1H−インドール−3−イル)エチル]−ピペリジ
ン−3−カルボン酸エチルエステルの混合物5.2gを
メタノール10o−中に溶解し、10%パラジウム担持
活性炭2gと混合し、パル装置(Parr−Appar
atus)中室温で12時間水素添加する。反応混合物
を珪藻土で濾過し蒸発乾固する。蒸発濃縮残渣をシリカ
ゲル」二展開液としてトルエン/酢酸エチルエステル(
9:1)を用いてクラマドグラフィーを行なう。最初に
トランス−4−ヒドロキシ−1−[2−(5−7トキシ
ー1H−インドール−3−イル)エチル]−ピペリジン
−3−カルボン酸エチルエステルが溶離し、次いで、シ
ス−4−ヒドロキシ−1−[2−(5−メトキシ−1H
−インドール−3−イル)エチル]−ピペリジン−3−
カルボン酸エチルエステルが溶離する。精製した留分を
合わせ、蒸発濃縮し、アセトン中ソマル酪で処理するこ
とにより融点104〜108℃(トランス)あるいは融
点104〜107℃(シス)のへミフマル酸塩(Hem
ifumarate)に変換させる。
支流里−λ」 実施例14に記載したのと類似の方法により、5−メト
キシトリプタミン3.8g(20mモル)およびアクリ
ル酸エチルエステル46+nl(42mモル)からN−
(2−(5−メトキシ−1H−インドール−3−イル)
エチル]−イミノージ(3−プロピオン酸)ジエチルエ
ステル即ち、赤味を帯びたオイルRf=0.7(酢酸エ
チルエステル)が得られ、これを環化することにより4
−ヒドロキシ−1−[2−(5−メトキシ−1H−イン
ドール−3−イル)エチル]−1,2,5,6−テトラ
ヒドロピリジン−3−カルボン酸エチルエステルー塩化
水素酸塩−ヘミ水化物あるいは1−[2−(5−メトキ
シ−1H−インドール−3−イル)エチル]−ピペリジ
ン−4−オン−3−カルボン酎エチルエステルー塩化水
素酸塩−ヘミ水化物(融点149〜152°C)が得ら
れる。
1嵐[ 実施例16に記載した方法と類似の方法により、4−ヒ
ドロキシ−1(2−(5−メトキシ−1H−インドール
−3−イル)エチル]−1゜2.5.6−テトラヒドロ
ピリジン−3−カルボン酸エチルエステル16.2g(
47mモル)から出発してナトリウムボロハイドライド
2.7g(70,5mモル)で還元し、クロマトグラフ
ィーによるジアステレオマ〜分離により、トランス−4
−ヒドロキシ−1−[2−(5−メトキシ−1H−イン
ドール−3−イル)エチル]−ピペ1ノジンー3−カル
ボン酸エチルエステル、Rf=0.53(酢酸エチルエ
ステル/イソプロパノ−、+1/7:2)およびシス−
4−ヒドロキシ−1−[2−(5−メトキシ−1H−イ
ンドール−3−イル)エチル]−ピペリジン−3−カル
ボン酸エチルエステル、Rf=0.34が得られ、次い
でこれらをフマル酸で処理することによりその81(公
的に水化されたセミフマル酸塩(融点104〜108℃
(0、27XH20、l・ランス)あるいは104〜1
07°C(0,8XH20、シス))が得られる。
見見±−4」 フェニルヒドラジンl1gをメタノール280dおよび
水20m1中に溶解したNi 原溶液を、4−(シス−
3−メトキシカルボニル−4−メトキシ−ピペリジノ)
−ブタナール24.3g(0,1モル)をメタノール5
0+nノ中に溶解した溶液と混合し、撹拌しながら20
時間加熱還流する。溶媒を真空中で蒸発濃縮し、残渣を
シリカゲル500g上トルエン/酢酸エチル(9:1)
を用いてクロマトグラフィーにより清製する。
このようにしてシス−4−メトキシ−1−[2−(1H
−インドール−3−イル)エチル]−ピぺリジンー3−
カルボン酸メチルエステルが得られる。
出発原料は例えば次のようにして製造される。
4−メトキシ−ニコチン酸メチルエステル83.6g(
0,5モル)を無水エタノール200m1中に溶解した
溶液を氷酢酸50rn!および酸化白金2gと1昆合し
、約3バールの過圧下で12時間水素添加する。反応混
合物を珪藻上で濾過し蒸発濃縮する。IN−苛性ソーダ
水溶液200mノを添加した後ジエチルエーテル250
mノでそれぞれ4回抽出し、有機相を合わせ、硫酸す)
・リウムで乾燥し蒸発濃縮する。塩酸のエーテル溶液を
用い、またエタノール/ジエチルエーテルから再結晶さ
せることによりシス−4−メトキシ−ピペリジン−3−
カルボン酸メチルエステルの塩化水素酸塩(融点130
〜132°C)が得られる。
4−クロル−1,1−ジメトキシブタン55g、シス−
4−メトキシ−ピペリジン−3−カルボン醇メチルエス
テルー11ス化水素+”jun73.4g(0,35モ
ル)およびN−エチル−N、N−ジインプロピルアミノ
136.5gを窒素雰囲気下でジメチルホルムアミド,
2文中に溶解し50°Cで16時間撹拌する。減圧下約
300m1に蒸発濃縮し、水50omzを添加し、ジク
ロルメタン250mノでそれぞれ3回振盪する。有機相
を合わせ、硫酸ナトリウムで乾燥し、真空中で蒸発濃縮
する。シリカゲル1kg上で展開液としてトルエン/酢
酸エチル(9: 1)を用いて清製すると4−(シス−
3−メトキシカルボニル−4−メトキシ−ピペリジノ)
 −1、l−ジメトキシブタンが黄色のオイルとして得
られる。
4−(シス−3−メトキシカルボニル−4−メトキシー
ピペ・リジン)−1,1−ジメトキシ−ブタン58g(
0,2モル)をジクロルメタン500+nノに溶解した
溶液をシリカゲル(J、M、Con1a et a’l
 5ynthesis 1978 、63に従って、1
0%の蓚酸水溶液を含浸させである)250gと混合し
、懸渇液を室温で3時間撹拌する。!濾過後、炭酸水素
ナトリウムの5%水溶液を用いて洗浄し、有機相を硫酸
すl・リウJ・で乾燥し、減圧下蒸発濃縮する。このよ
うにして4−(シス−3−メトキシ−カルボニル− シピペリジノ)ブタナールが黄色のオイルとして得られ
る。
支上皇−λ」 1−  [2−(1H−インドール−3−イル)エチル
]ー,2,5.6ーチトラヒFロピリジン−3−カルボ
ン酸メチルエステル28.5g(0.1モル)をジクロ
ルメタン350+++lに溶解した溶液を3.5−ジニ
トロ過安息香酩総址52gと少量づつ沢合し、撹拌しな
がら30分間加熱還流する。冷却後、グラスフィルター
で7濾過し、この溶液を氷冷しかつ十分に撹拌しておい
て三フッ化ホウ素ージエチルエーテル25mノを消却す
る。5分径無水硫酸ナトリウムLogと混合し二硫化炭
素30mJを消却し0°Cで2時間撹拌し、その後室温
で1時間撹拌する。濾過後炭酸ナトリウム水溶液および
亜硫酸水素ナトリウム水溶液を用いて洗滌し、有機相を
乾燥し、蒸発濃縮する。蒸発濃縮残渣をメタノール中に
溶解した溶液を塩酸メタノール溶液で処理することによ
り結晶性4−ヒドロキシ−1− (2− (1H−イン
ドール−3−イル)エチル]ー,2,5.6ーチトラヒ
ISロピリジン−3−カルボン酪メチルエステルー塩化
水素酸塩あるいは1− [2− (1H−インドール−
3−イル)エチル]ーピペリジンー4ーオン−3−カル
ボン酸メチルエステル−塩化水素酸塩[融点185〜1
87°C(分解)]が得られる。
夫妻」[−13 フェニル−ヒドラジン11gをメタノール2 8 0 
mlおよび水20m/中に溶解した沸騰溶液を、N−(
4−オキツブチル)−イミノ−ジー(3−プロピオン酸
)ジメチルエステル26g(0.1モル)をメタノール
50mJ中に溶解した溶液と4昆合し、20時間加熱還
流する。溶媒を真空中で蒸発させ残渣をシリカゲル50
0g上で展開液としてトルエン/酢酸エチル(9 : 
1)を用いてクロマトグラフィー処理する。このように
してN− [2− (1H−インドール−3−イル)エ
チル]ーイミノージ(3−プロピオン酸)ジメチルエス
テルが赤味を帯びたオイルとして得られる。その蓚酸塩
の融点は98〜103°Cである。
出発物質は次のようにして製造される。
4−クロル−,1−ジメトキシブタン55g、イミノー
ジ(3−プロピオン酸)ジメチルエステル66、2g(
0.35モル)およびN−エチル−N.N−ジイソプロ
ピルアミノ56.5gを窒素雰囲気下でジメチルホルム
アミド1Mに溶解し50℃で16時間撹拌する。減圧下
約2502に蒸発濃縮し、これに水500dを添加し、
ジクロルメタン250mノでそれぞれ3回振盪する。
合わせた有機相を硫酸ナトリウムで乾燥し、真空中で蒸
発濃縮する。このようにしてN− (4 、 4−ジメ
トキシブチル)−イミノージ(3−プロピオン酸)ジメ
チルエステルが橙赤色のオイルとして得られる。
N− (4 、4−ジメトキシブチル)−イミノージ(
3−プロピオン酸)ジメチルニステルロ,1g(0.2
モル)をジクロルメタン500mノに溶解した溶液を、
シリカゲル(J.M。
Conia et al Synthesis 1 9
 7 8 、 6 3に従って10%蓚酸水溶液を含浸
させである)250gと混合し、懸濁液を室温で3時間
撹拌する。濾過後炭酸水素すトリウムの5%水溶液で洗
滌し、有機相を硫酸ナトリウムで乾燥し、蒸発乾固する
。このようにしてN−(4−オキソブチル)−イミノー
ジ(3−プロピオン酸)ジメチルエステルが数色のオイ
ルとして得られる。
尖蕗±−4」 トリプタミン40.1g (0.25モル)をメタノー
ル50mJ中に溶解し、室温で撹拌しながらアクリル酸
メチルエステル2,52g(0.25モル)と消却混合
する。この場合反応温度を25°C以下に保つ。次いで
反応混合物を室温で15時間放置し、さらに5°Cに冷
却し、コンゴーレッドで弱酸性を呈するまで塩化水素エ
ーテル溶液を混合する。この場合N− [2− (1H
−インドール−3−イル)エチル]−β−アラニンメチ
ルエステル−塩化水素酸塩が沈澱する。
清製するために、メタノールから1回再結晶する。生成
物は168〜170°Cで融解する。
類似の方法により1 トリプタミン40.1g(0,2
5モル)およびアクリル酸エチルエステル25g(0,
25モル)のメタノール100d溶液から出発し、次い
で塩化水素と混合することにより融点130−133°
CのN−[2−(1H−インドール−3−イル)エチル
]−β−アラニンエチルエステル−塩化水素酸塩が得ら
れる。類似の方法により、4,6−シメチルトリプタミ
ン5.7gおよびアクリル酸メチルエステル2.6gか
ら出発してN−[2−(4,6−ジメチル−1H−イン
ドールー3−イル)エチルコーβ−アラニンメチルエス
テルが得られる。この化合物は塩化水素のエーテル溶液
で処理することにより融点151〜155°Cの塩化水
素酸塩に変換させることができる。
実1」[一旦j N−[2−(1H−インドール−3−イル)エチル]β
−アラニンメチルエステル−塩化水素酸塩28.3g(
0,1モル)をメタノール100舟ノ中でトリエチルア
ミノ10.5g(0,1モル)およびアクリロニトリル
5.84g(0,11モル)と混合し、室温で15時間
撹拌する。次いで水流ポンプによる減圧下で蒸発濃縮し
、残渣をエーテル中に採り、氷水で洗浄し中性とする。
エーテル溶液を炭酸カリウムで乾燥し蒸発濃縮する。残
渣として生ずるN−(2−シアノエチル)−[2−(1
H−インドール−3−イル)エチル]−β−アラニン酸
メチルエステルを変換するために蓚酸塩と共にアセトン
50m/中に溶解し、蓚酸9gをアセトン5〇−中に溶
解した溶液と混合する。沈澱した蓚酸塩を少量のアセト
ンで洗滌し、吸引7濾過し乾燥する。融点は146〜1
47℃である。
1旅■−]」 実施例35に記載したのと類似の方法により、N−[2
−(1H−インドール−3−イル)エチル]−β−アラ
ニンメチルエステル−塩化水素酸塩28.3g (0,
1モル)、トリエチルアミノ10.5g(0,1モル)
およびアクリル酸−(N、N−ジメチル)−アミド10
.9g(0,11モル)のメタノール100d溶液から
出発して6時間加熱還流し、次いで蓚酸塩に変換し融点
153〜155°C(分解)のN−[2−(1H−イン
ドール−3−イル)エチル]−N−[2−(N、N−ジ
メチルアミノカルバモイル)エチル]−β−アラミンメ
チルエステルー蓚酸塩が得られる。
見見班−J1 実施例35に記載したのと類似の方法により、N−[2
−(1H−インドール−3−イル)エチル]−β−アラ
ニンメチルエステル−塩#塩2.83g (0,01モ
ル)、炭酸カリウム2.77g(0,002モル)およ
び2− (2−ブロムエチル)−1,3−ジオキソラン
,99g(0,0011モル)のジオキサン20m/溶
液から出発し、80°Cの反応温度で20時間放置し、
蓚酸を作用させて蓚酸塩に変換し、融点159〜161
℃のN−[2−(1,3−ジオキソラン−2−イル)エ
チル] −N−[2−(1H−インドール−3−イル)
エチルコーβ−アラニンメチル−エステル−蓚酸塩が得
られる。
見見側−λ」 実施例35に記載したのと類似の方法により、N−[2
−(1H−インドール−3−イル)エチル]−β−アラ
ニンメチルエステル−塩化水素酸塩28.3g(0,1
モル)、ブロム酢酸メチルエステル16.8g (0,
11モル)および炭酸カリウム29g(0,21モル)
のメタノール14〇−溶液から出発し、次いで、塩化水
素酸塩に変換することにより、融点168℃(分解)の
N−、(メトキシカルボニルメチル)−N−[2−(1
H−インドール−3−イル)エチル]−β−アラニンメ
チルエステル−塩化水素酸塩が得られる。
丈遣」[−且J 実施例35に記載したのと類似の方法により、N−[2
−(1H−インドール−3−イル)エチル]−β−アラ
ニンメチルエステル−塩化水素酸塩29.7g(0,1
モル)、ブロム酢酸メチルエステル18.4g(0,1
1モル)および炭酸カリウム29g(0,21モル)の
エタノール150rnl溶液から出発して、N−(lキ
シカルボニルメチル)−[2−(1H−インドール−3
−イル)エチル]−β−アラニンエチルエステルおよび
その塩化水素酸塩(融点119〜121’O)が得られ
る。
見見班−4O N−[2−(1,3−ジオキソラン−2−イル)エチル
] −N−[2−(1H−インドール−3−イル)エチ
ルコーβ−アラニンメチルエステル6.9g (20m
モル)をジクロルメタン10〇−中に溶解した溶液を、
J、M、 (Eonia at al(Synthes
is 1978.63)の方法に従って、10%蓚酸水
溶液を含浸させたシリカゲル30gと混合し、この懸濁
液を室温で3時間撹拌する。
濾過後、炭酸水素ナトリウムの5%水溶液で洗浄し、有
機相を硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧不蒸発′a11す
る。蒸発濃縮残渣を、シリカゲル300gにのせ、展開
液としてトルエン/酢酸エチル(9: 1)を使用して
クロマトグラフィーを行ない清製する。このようにして
N−(4−オキツブチル)−N−[2−(1H−インド
ール−3−イル)エチル]−β−アラニンメチルエステ
ルが黄色のオイルとして得られる。
実1H引−」」エ ナトリウムメトキシド0.81g(15mモル)をジメ
チルホルムアミド5mノ中に溶解した溶液を、N−(4
−オキソブチル) −N−[2−(1H−インドール−
3−イル)エチルコーβ−アラニンメチルエステル3.
3g(l1mモル)をN、N−ジメチルホルミアミド1
5mノ中に溶解した溶液と混合し、40°Cで3時間撹
拌する。次いで溶媒を減圧不蒸発し、残液をシリカゲル
200g上にのせジクロルメタン/メタノール(95:
 5)を展開液としてクロマトグラフィーを行なうこと
により各成分に分離する。最初にトランス−4−ヒドロ
キシ−1−[2−(1H−イノド−ルー3−イル)エチ
ル]−ピペリジン−3−カルボン酸メチルエステル(セ
ミフマル酸塩融点208〜209°C)が溶離し、次い
で、シス−4−ヒドロキシ−1−[2−(1H−インド
ール−3−イル)エチル]−ピペリジン−3−カルボン
酸メチルエステル〔塩化水素酸塩融点187°C(分解
)〕が溶敲する。
支り孤−1」 実施例4に記載したのと類似の方法により、4−アミノ
−1−[2−(1H−インドール−3−イル)エチル]
−,2,5.6−テトラヒドロピリジン−3−カルボン
酸メチルエステルの水素添加によりシス−およびトラン
ス−4−アミノ−1−[2−(1H−インドール−3−
イル)エチル]−ピペリジン−3−カルボン酸メチルエ
ステルが得られる。このエステルは実施例8に記載した
のと類似の方法によりビス塩化水素酸塩に変換すること
ができる。
支立班−A」 1−[2−(1H−インドール−3−イル)工チル]−
3−メトキシカルボニル−4−メトキシ−ピリジニウム
ブロマイド19.6g(50mモル)をメタノール25
0舟ノ中に懸濁させた懸濁液に、0°0の窒素雰囲気中
、90分以内でナトリウムボロハイドライド3.3gを
投入する。O′cで1時間撹拌し、更に室温で2時間撹
拌した後懸濁液を減圧下蒸発濃縮し、残渣を水70mJ
と混合し、ジクロルメタン100−でそれぞれ3回抽出
する。有機相を合わせ、硫酸マグネシウムで乾燥し、蒸
発乾固する。残液を5N塩酸(80−とトルエン20−
との混合液に混合し、次いで、撹拌し冷却すると4−ヒ
ドロキシ−1−[2−(1H−インドール−3−イル)
エチル]−1゜2.5.6−テトラヒドロピリジン−3
−カルボン酸メチルエステル塩化水素酸塩あるいは1−
[2−(1H−インドール−3−イル)エチル]−ピペ
リジン−4−オン−3−カルボン酸メチルエステル塩化
水素酸塩〔融点184〜187°C(分解)〕が晶出す
る。
出発物質は例えば次のようにして製造される。
■−ブロムー2− (1H−インドール−3〜イル)エ
タン22.4g(0,1モル)をメタノールZoomノ
中に溶解した溶液を4−メトキシニコチン酸メチルエス
テル20.8gと混合し室温で3日間放置する。このよ
うにすると1−[2−(1H−インドール−3−イル)
エチル]−3−メ)・キシカルボニル−4−メトキシ−
ピリジニウムブロマイドが融点133〜137°Cの橙
黄色結晶として晶出する。
夫舊涜−」」 4−ヒドロキシ−1−[2−(1H−インドール−3−
イル)エチル]−,2,5.6−テ]・ジヒドロピリジ
ン−3−カルボン酸こトリル−塩化水素酸塩を95%メ
タノール100m1中に溶解した溶液を濃塩酸,5+J
と混合し、15時間加熱還流する。冷却後、減圧下で約
30mJに蒸発濃縮し、この溶液を5N塩酸80m1と
i・ルエン20m/との混合液に注ぐ。次いで撹拌し冷
却すると4−ヒドロキシ−1−(2−(1H−インドー
ル−3−イル)エチル]−1,2,5゜6−テトラヒド
ロピリジン−3−カルボン酸メチルエステル塩化水素酸
塩あるいは1−[2−(1H−インドール−3−イル)
エチル]−ピペリジン−4−オン−3−カルボン酸メチ
ルエステル塩化水素酸塩U融点185〜187°C(分
解)]が晶出する。
出発物質は例えば次のようにして製造される。
約55%の水素化すトリウム5.73gをテトラヒドロ
フラン100m+l中に懸濁させた懸ンl1ft液を窒
素雰囲気中でN−(2−シアノエチル)−N−[2−(
1H−インドール−3−イル)エチル]−β−アラニン
メチルエステル12.35g(41、3mモル)をテト
ラヒドロフラン200dに溶解した溶液に消却混合し、
室温で16時間撹拌する。2N硫酪水溶液70rnノを
添加した後赦色溶液が得られる。この溶液をエーテル3
00岳ノおよび木100dと混合する。この場合2つの
層が生ずる。水層をエーテル100dでぞれぞれ3回抽
出する。合わせた有機相を硫酸すトリウムで乾燥し、減
圧下約100−に蒸発濃縮し、更に5N塩酎耐0m1お
よびトルエン20rnlの混合液中に注ぐ。次いで撹拌
、冷却して4−ヒドロキシ−1−[2−(1H−インド
ール−3−イル)エチル] −1,2,5,6−テトラ
ヒドロピリジン−3−カルボン酪ニトリル塩化水素酸塩
あるいは1− [2−(1H−インドール−3−イル)
エチル]−ピペリジン−4−オン−3−カルボン酸ニト
リル−塩化水素酸塩が晶出する。
見立■−」」 酸化白金Logを水100mノに懸濁させた懸濁液を水
素で還元し、次いで水素雰囲気を純酸素によ’JM換す
る。次いで、シス−4−ヒドロキシ−3−ヒドロキシメ
チル−1−[2−(1H−インドール−3−イル)エチ
ル]−ピペリジン5.5g(20mモル)をアセトン2
50rnlに溶解させた溶液を注ぎ、かかる溶液を炭酪
水素ナトリウム3gを水50m/に溶解させた溶液と混
合し、58°Cで16時間酸素を導入する。冷却後、崩
媒を炉別しアセトンを真空中で蒸発濃縮する。水相をジ
クロルメタン70mJでそれぞれ3回抽出し、IN塩酸
を用いて酸性化する。減圧下で蒸発濃縮した後残渣を塩
酸(4N)のメタノール溶液と混合し、濾過後、この溶
液を3時間加熱環流する。冷却後、溶媒を減圧下で蒸発
濃縮し、残渣を水50mノ中に採り飽和炭酸水素すトリ
ウム溶液で処理する。このように中性化した溶液をジク
ロルメタン70m1でそれぞれ3回抽出する。合わせた
有機相を硫酸すトリウムで乾燥し蒸発濃縮する。残渣を
シリカゲル250gに載せ展開液としてジクロルメタン
/メタノール(95:5)を用いてクロマトグラフィー
を行ない精製する。この場合シス−4−ヒドロキシ−1
−[2−(1H−インドール−3−イル)エチル]〜ピ
ペリジンー3−カルボン酸メチルエステルがオイルとし
て得られる。
塩化水素酸塩の融点187°C(分解)。
出発物質は例えば次のようにして製造される。
酢酸水銀(、II)3,9gを水100Jおよびテトラ
ヒドロフラン10〇−中に溶解した溶液を、窒素雰囲気
中5°Cで、3−ヒドロキシメチル−1−[2−(1H
−インドール−3−イル)エチル]−,2,5.6−チ
トラヒドロピリジン25.6g(0,1モル)の溶液と
混合し、5°Cで1時間撹拌する。3モルの水酸化すト
リウム水溶液100mノを添加した後0.5モルの水酸
化すl・リウム溶液100mノを3モルの水酸化ナトリ
ム溶液中に徐々に消却し、5°Cで1時間撹拌し濾過す
る。テトラヒドロフランを減圧下蒸発させ、水相をジエ
チルエーテル100舟ノでそれぞれ3回抽出する。合わ
せた有機相を硫酸ナトリウムで乾燥し、蒸発乾固する。
シス−およびトランス−4−ヒドロキシ−3−ヒドロキ
シメチル−1−[2−(1H−インドール−3−イル)
エチル]−ピペリジンの混合物が得られる。この混合物
を、展開液としてジクロルメタン/メタノール(9: 
1)を用いたシリカゲル,5kg上で行なうフラッシュ
クロマトグラフィーにより各成分に分離する。アセトニ
トリルから再結晶したシス異性体は159.5〜161
°Cの融点を示す。
支旌碧−]」 1−ブロム−2−(1H−インドール−3−イル)−エ
タン22.4g(0,,1モル)、β−アラニン−エチ
ルエステル−塩化水素酸fl l 5 、5gおよびN
−エチル−N、N−ジイソプロピルアミノ39gを、窒
素雰囲気下、ジメチルホルムアミド750m1中に溶解
し、室温で16時間撹拌する。次いで減圧下約200m
ノに蒸発濃縮し、水500n1ノと7昆合し、ジクロル
メタン150+nJでそれぞれ3回振盪する。合わせた
有機相を硫酸すトリウムで乾燥し蒸発乾固する。塩酸の
エタノールと混合し冷却することにより融点130〜1
330CのN−[2−(1H−インドール−3−イル)
エチル]−β−アラニンエチルエステル−塩化水素酸塩
が得られる。
支旅±−11 1−ブロム−2−(1H−インドール−3−イル)エタ
ン22.4g(0,1モル)、イミノージ(3−ピロピ
オン酸)ジメチルエステル19gおよびN−エチル−N
、N−ジイソプロピルアミノ39gを、窒素雰囲気下、
ジメチルホルムアミド500dに溶解し、40°Cで1
6時間撹拌する。減圧下約2oomノに蒸発濃縮し、こ
れに水500mノを添加し、ジクロルメタン250mノ
でそれぞれ3回振盪する。有機相を合わせ、硫酸すトリ
ウムで乾燥し、蒸発乾固する。N−[2−(1H−イン
ドール−3−イル)エチルコーイミノージ(3−プロピ
オン酸)ジメチルエステルが赤味を帯びたオイルとして
得られる。その蓚酸塩は98〜103°Cの融点を示す
支嵐血−]」 1−ブロム−2−(1H−インドール−3−イル)−エ
タン22.4g(0,1モル)、イミノージ(3−プロ
ピオン酸)ジニトリル12.5gおよびN−エチル−N
、N−ジイソプロピルアミノ25gを窒素雰囲気下でジ
メチルホルムアミド500−に溶解し、60℃で16時
間撹拌する。減圧下約200rnlに蒸発濃縮し、これ
に水500mノを添加し、ジクロルメタン250m1−
cソれぞれ3回振盪する。有機相を合わせ、硫酸すトリ
ウムで乾燥し、蒸発乾固する。N−[2−(1H−イン
ドール−3−イル)エチル]−イミノージ(3−プロピ
オン酸)ジニトリルが赤味を帯びたオイルとして得られ
る。
N−[2−(1H−インドール−3−イル)エチル]−
イミノージ(3−プロピオン酸)ジニ:・リル13.3
g(0,05モル)を95%メタノール250d中に溶
解した溶液を濃硫酸5−と混合し、16時間加熱還流す
る。冷却後、減圧下で約75rnlに蒸発濃縮し、ジク
ロルメタン200mノおよび水100−と混合し、飽和
炭酸水素ナトリウム溶液で中和する。有機相を分離し、
水相を更に2回それぞれジクロルメタン100−を用い
て抽出する。合わせた有機相を硫酸すトリウムで乾燥し
、蒸発濃縮する。このようにしてN−[2−(1H−イ
ンドール−3−イル)エチル]−イミノージ(3−プロ
ピオン酸)ジメチルエステルが得られる。その蓚酸塩は
98〜103°Cで融解する。
見立廻−A」 4−(N−ベンジル−N−[2−(1H−インドール−
3−イル)エチルコアミノ)−酪酎工チルエステル18
.2gをエタノール500m1中に溶解し、酸化白金,
2gを混合し、バルー装置(Parr−Apparat
us)内5パールの過圧下室温で18時間、更に40〜
50°Cで3時間水素添加する。珪藻土で7濾過し、得
られる4−(N−[2−(1H−インドール−3−イル
)エチルコアミノ)−酪酸エチルエステルのエタノール
溶液にアクリル酸エチルエステル4.2gを溶解したエ
タノール25ml溶液を撹拌しながら1滴づつ消却混合
する。室温で12時間撹拌し、減圧下300 mlに蒸
発濃縮し、5°Cに冷却し、塩酸エーテル溶液で酸性化
し、pH= 5 、5となるようにする。沈澱する結晶
性沈澱物を吸引濾過し乾燥する。このようにしてN−[
2−(1H−インドール−3−イル)エチル] −N−
(3−工トキシカルボニルプロピル)−β−アラニンエ
チルエステルがその塩化水素酸塩の形で得られる。類似
の方法により。
またN−[2−(1H−インドール−3−イル)エチル
] −N−(3−メトキシカルボニルプロピル)−β−
アラニンメチルエステルおよびその塩化水素酸塩が得ら
れる。
出発物質として使用した4−(N−ベンジル−N−(2
−(1H−インドール−3−イル)エチルコアミノ)−
酪酸エチルエステルはトリプタミン7 、5 gヲ臭化
ベンジル8.5gでベンジル化し、更に、形成されるl
−ベンジルアミノ−2−(1H−インドール−3−イル
)−エタン12gを4−ブロム酪酸エチルエステル9.
7gと反応させることによって製造される。
支り狙−」」 N−[2−(1H−インドール−3−イル]−N−(エ
トキシカルボニルメチル)−β−アラニンエチルエステ
ル18.2gをジメチルホルムアミド20mノ中に溶解
し、この溶液をすトリゲムエトキシド4.7gをジメチ
ルホルムアミド25mJに懸濁させた懸濁液に撹拌しな
がら10分間以内で消却する。室温で15時間撹拌し、
著しい減圧下40°Cの浴温で蒸発濃縮し、残渣をジク
ロルメタン150−1氷若干およびINN塩酸80ノノ
混合し、5分間撹拌する。次いで炭酸水素すトリウム7
gを慎重に添加し、分液漏斗で分動し、ジクミルメタン
溶液を減圧下蒸発濃縮する。残渣をエタノール25−か
ら再結晶する。このようにして4−ヒドロキシ−1−[
2−(1H−インドール−3−イル)エチル]−2,5
−ジヒドロ−1H−ピロール−3−カルボン酸エチルエ
ステルあるいは1− [2−(インドール−3−イル)
−エチル]−ピロリジン−4−オン−3−カルボン酸エ
チルエステル(融点122〜123°C)が得られる。
類似の方法で、N−(2−(1H−インドール−3−イ
ル)エチル] −N−(3−エトキシカルボニルプロピ
ル)−β−アラニンエチルエステル19.7gから出発
して4−ヒドロキシ−1−[2−(1H−インドール−
3−イル)エチル]−,2,5.6−チトラヒドロー7
H−アゼピン−3−カルボン酸エチルエステルあるいは
1− [2−(1H−インドール−3−イル)エチル]
−ヘキサヒドロアゼピン−4−オン−3−カルボン酸エ
チルエステルが得られる。
麦lβ(−互」 N−[2−(1H−インドール−3−イル)エチル] 
−N−(メトキシカルボこルメチル)−β−アラニンメ
チルエステル12.1gをジメチルホルムアミド10m
Jに溶解し、30℃で撹拌しながら、またこれとは別に
、ナトリウムメトキシド2.8gをジメチルホルムアミ
ド20.n/に懸濁させた懸濁液を20〜30’Oで撹
拌しておいて、この懸濁液に上記溶液を15分以内で消
却混合する。室温で3時間撹拌し、減圧下40 ’C!
の浴温で蒸発濃縮し、残渣をメタノール150−中に溶
解し、−5℃で塩酸ガスの10%エーテル溶液を、p)
l=5となるまで添加する。形成される4−ヒドロキシ
−1−[2−(1H−インドール−3−イル)エチル]
−2,5−ジヒドけ−1H−ビロールー3−カルボン酸
メチルエステルあるいは1− [2−(インドール−3
〜イル)−エチル]−ピロリジン−4−オン−3−カル
ボン酸メチルエステルはこれ以上の精製を要せずすトリ
ウムボロハイドライドそれぞれ0.4gを7回(総計2
 、8 g)添加することにより一30°Cで撹拌しな
がら1時間以内で還元することができる。投入終了後室
温で3時間撹拌し、次いで減圧下蒸発濃縮し、残渣をエ
ーテル中にとり、水と混合し、濃苛性ソーダ水溶液でp
H=9にする。分離した有機相を更に2回水で洗滌し、
炭酸カリウムで乾燥し、減圧下蒸発濃縮する。残渣をア
セトン50m/中に溶解し、撹拌しながら塩酸エーテル
溶液でpH=4に調整する。この場合塩化水素酸塩が沈
澱する。メタノールから再結晶させると4−ヒドロキシ
−1−[2−(インドール−3−イル)エチル]−ピロ
リジン−3−カルボン醇メチルエステル−塩化水素酸塩
が融点192〜194℃(分解)のシス/トランス−ン
昆合物(約66%シス)として得られる。この混合物は
クロマトグラフィーにより各成分に分N[することがで
きる。
見立血−J」 1− [2−(インドール−3−イル)エチル]−ピロ
リジン−4−オン−3−カルボン酸エチルエステル4.
7gをエタノール50mノ中に懸濁させ、撹拌しながら
塩酸のエーテル溶液でp)l=5に調整する。次に=l
O°C4時間以内でナトリウムボロハイドライド各0.
2gを5回(合計,0g)添加する。次いで0〜3°C
で3時間撹拌し、減圧下で蒸発濃縮し、残渣をジクロル
メタン中にとり、炭酸水素す1・,′ラム溶液と共に振
盪する。硫酸マグネシウムで乾燥した後蒸発濃縮し、シ
ス−トランス−混合物をフラッシュ−クロマトグラフィ
ーにより展開液として酢酸エステルを用い、シリカゲル
で分離する。トランス−化合物を少量のエタノール中に
溶解し、塩酸アルコール溶液でpH=4に調整する。こ
の場合トランス−4−ヒドロキシ−1−[2−(インド
ール−3−イル)]−ピロリジン−3−カルボン酸エチ
ルエステル−塩化水素酸塩が晶出する。融点152〜1
53℃。
シス−化合物は蓚酸塩として単離される。融点151〜
152°C0 類似の方法により4−ヒドロキシ−1−[2−(1H−
インドール−3−イル)エチル]−1゜2.5.6−チ
トラヒドロー7H−アゼピン−3−カルボン酸エチルエ
ステル5.3gから出発して4−ヒドロキシ−1−[2
−(1H−インドール−3−イル)エチルコーヘキサヒ
ドロアゼピン−3−カルボン酸エチルエステルがシス/
トランス−混合物として得られる。
見見1−j」 実施例1〜52で記載したのと類似の方法により更に次
のものが製造される。
4−アミノ−1−[2−(1H−インドール−3−イル
)エチル]−,2,5.6−テトラヒドロピリジン−3
−カルボン酸エチルエステルまたはその塩例えばビス塩
化水素酸塩。
シス−4−アミノ−1−[2−(1H−インドール−3
−イル)エチル]−ピペリジン−3−カルボン酸エチル
エステルまたはその塩、例えばビス塩化水素酸塩。
トランス−4−アミノ−1−[2−(1H−インドール
−3−エチル]−ピペリジン−3−カルボン酸エチルエ
ステルまたはその塩、例えばビス塩化水素酸塩。
N−[2−(5−メトキシ−1H−インドール−3−イ
ル)エチル]−イミノージ(3−プロピオン酸)ジメチ
ルエステルまたはその塩、例えば塩化水素酸塩。
4−ヒドロキシ−1−[2−(5−メトキシ−1H−イ
ンドール−3−イル)エチル]−1゜2.5.6−テト
ラヒドロピーリジン−3−カルボン酸メチルエステルあ
るいは1− [2−(5−メトキシ−1H−インドール
−3−イル)エチル]−ピペリジン−3−カルボン酸メ
チルエステルまたはその塩、例えば塩化水素酸塩。
シス−ヒドロキシ−1−[2−(5−メトキシ−1H−
インドール−3−イル)エチル]−ピペリジン−3−カ
ルボン酸メチルエステルまたはその塩、例えば塩化水素
酸塩。
トランス−ヒドロキシ−1−[2−(5−メトキシ−1
H−インドール−3−イル)エチル]−ピペリジン−3
−カルボン酸メチルエステルまたはその塩、例えば塩化
水素酸塩。
史1]L−五] 実施例6.8および10に記載したのと類似の方法によ
り、実施例1〜53の中側れか−に基づく他の化合物の
フマル酸塩(あるいはセミフマル酸塩)、塩化水素酸塩
および蓚酸塩〔あるいは蓚酸水素i (Hydroge
n oxalat))ならびに実施例1〜53の中側れ
か−に基づく化合物の臭化水素酸塩およびシフラメ−)
 (Cyclamate)を製造することもできる。
支上里−説」 それぞれ4−ヒドロキシ−1−[2−(4。
6−ジメチル−1H−インドールー3−イル)エチル]
−,2,5.6−テトラヒドロピリジン−3−カルボン
酸メチルエステルあるいはその塩化水素酸塩50mgを
含有する錠剤は次のようにして製造することができる。
糺−一−4(1000錠) 作用物質       500.0g 乳     糖             500  
、 0 g馬鈴薯澱粉         352.0g
ゼラチン        8.0g タ   ル   り                
      60.0gステアリン酸マグネシウム  
 10.0g二酸化珪素(高分散)      20.
0gエタノール          充分量作用物質を
乳糖および馬鈴薯澱粉292gと混合し、混合物をゼラ
チンのアルコール溶液で湿潤化し篩により粒状化する。
乾燥後、馬鈴薯澱粉の残部、タルク、ステアリン酸マグ
ネシウムおよび高分散性シリカを混合し、混合物をそれ
ぞれ重量145.0mgおよび作用物質含有量50.0
g(7)錠剤に圧縮成型する。この錠剤には所望すれば
配量に精密に適応させるための部分刻み目を伺しておく
こともできる。
夫m−且下 ラック錠剤(4−ヒドロキシ−1−[2−(4,6−ジ
メチル−1H−インドールー3−イル)エチル]−1,
2,5,6−チトラヒドローピリジンー3−カルボン酩
メチルエステルあるいはその塩化水素酸塩100mg含
有)は次のようにして製造することができる。
紅−−−誠 (1000錠剤分) 作用物質       100.00g乳    糖 
            100.00gトウモロコシ
澱粉       70.00gタ   ル   り 
                       8.
50gステアリン酸カルシウム     L、 50 
gヒドロキシプロピ−ルーメチルセルロース2.36g シェラツク           064g水    
                   充分量in化
メチレノ          充分量作用物質、乳糖お
よびトウモロコ澱粉40gを混合し、トウモロコシ澱粉
15gおよび水(加温)から製造されたペーストを用い
で湿潤し粒状化する。粒状体を乾燥し、トウモロコシ澱
粉の残部、タルクおよびステアリン酸カルシウムを添加
し、粒状体と混合する。混合物を圧縮成形して錠剤(重
量:280mg)となし、ヒドロキシプロピルメチルセ
ルロースおよびシェラツクを塩化メチシン中に溶解’L
だ溶%を用いてこの錠剤にう・ンカー被覆する。ラック
錠剤の最終重量は283mgである。
夫夫][−互1 実施例55および56に記載したのと類似の方法により
実施例1〜53に基づ〈式■で示される他の化合物を含
有する薬剤を製造することもできる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、式 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、Rは、場合により、置換された3−インドリル
    基を表わし、Zは、基Rを窒素原子から1〜3個の炭素
    原子により隔てている低級アルキレンを表わし、alk
    はメチレン、エチレンもしくは1,3−プロピレンを表
    わし、R_1は、場合により、エーテル化もしくはアミ
    ド化されたカルボキシを表わし、R_2は、場合により
    、エーテル化もしくはアシル化されたヒドロキシ基又は
    、場合により、アシル化されたアミノ基を表わす)で示
    される1,3,4−三置換アザシクロアルカン及びアザ
    シクロアルケン、それらの互変異性体及び/又は塩。 2、Rが、非置換の3−インドリル又は1,2及び4〜
    7位のうちの少なくとも1つの位置が置換された3−イ
    ンドリルを表わし、そのうち1−位の置換基は低級アル
    キルもしくは低級アルケニルであり、2−位の置換基は
    低級アルキルであり、4−〜7−位の置換基は、低級ア
    ルキル、低級アルケニル、低級アルコキシ、低級アルケ
    ニルオキシ、ヒドロキシ、ハロゲン、トリフルオロメチ
    ル及び/又は隣接する炭素原子に結合している低級アル
    キ(リデ)ンジオキシであり、Zは、基Rを窒素原子か
    ら1〜3個の炭素原子により隔てている低級アルキレン
    を表わし、alkは、メチレン、エチレン又は1,3−
    プロピレンを表わし、R_1は、カルボキシ、低級アル
    コキシカルボニル、場合により、低級アルキル、低級ア
    ルコキシ、ハロゲン、ニトロ及び/又はトリフルオロメ
    チルによって置換されたフェニル低級アルコキシカルボ
    ニル、3〜8員環のシクロアルコキシカルボニル、カル
    バモイル、モノ−もしくはジ低級アルキルカルバモイル
    、低級アルキレン又はアザ−、オキサ−もしくはチア−
    低級アルキレンカルバモイル、N−低級アルカノイルカ
    ルバモイル、N−低級アルコキシカルボニルカルバモイ
    ル、ウレイドカルボニル、N′−モノ−もしくはN′,
    N′−ジ低級アルキルウレイドカルボニル、又はN′,
    N′−低級アルキレン−もしくはN′,N′−(アザ−
    、オキサ−もしくはチア)低級アルキレンウレイドカル
    ボニルを表わし、R_2は、ヒドロキシ、低級アルコキ
    シ、場合により、低級アルキル、低級アルコキシ、ハロ
    ゲン、トリフルオロメチル及び/又はニトロにより置換
    されたフェニル低級アルコキシ、アミノ、低級アルカノ
    イルアミノ、低級アルコキシカルボニルアミノ又は、場
    合により、低級アルキル、低級アルコキシ、ハロゲン、
    トリフルオロメチル及び/又はニトロにより置換された
    フェニル低級アルコキシカルボニルアミノを表わし、低
    級アルキレンalkは4個以下の、他の低級基は全部で
    7個以下の炭素原子を、そして各々の部分構造中に4個
    以下の炭素原子を有する特許請求の範囲第1項記載の1
    ,3,4−三置換アザシクロアルカン及びアザシクロア
    ルケン、それらの互変異性体及び/又は塩。 3、Rが、非置換の3−インドリル又は4〜7位のうち
    の1もしくは2の位置が、4個以下の炭素原子を有する
    低級アルキル、4個以下の炭素原子を有する低級アルコ
    キシ、原子番号35以下のハロゲン及び/又はトリフル
    オロメチルによって置換された3−インドリルを表わし
    、Zが、基Rを窒素原子から1〜3個の炭素原子により
    隔てている、炭素原子数が4個以下の低級アルキレンを
    表わし、alkがメチレン、エチレンもしくは1,3−
    プロピレンを表わし、R_1が、カルボキシ、アルコキ
    シ部に4個以下の炭素原子を有する低級アルコキシカル
    ボニル、3〜8員環のシクロアルコキシカルボニル、カ
    ルバモイル、又は、各々のアルキル部に4個以下の炭素
    原子を有するN−モノもしくはN,N−ジ低級アルキル
    カルバモイルを表わし、R_2が、ヒドロキシ、炭素原
    子数が4個以下の低級アルコキシ、炭素原子数が7〜1
    0個のフェニル低級アルコキシ、炭素原子数が4個以下
    の低級アルカノイルオキシ、アミノ又は炭素原子数が4
    個以下の低級アルカノイルアミノを表わす特許請求の範
    囲第1項記載の1,3,4−三置換アザシクロアルカン
    及びアザシクロアルケン、それらの互変異性体及び/又
    は塩。 4、Rが、非置換の3−インドリル又は4〜7位のうち
    の1又は2が、炭素原子数が4個以下の低級アルキル及
    び/又は原子番号35以下のハロゲンにより置換された
    3−インドリルを表わし、Zが、炭素原子数が4個以下
    の直鎖上の1,1−、1,2−もしくは1,3−低級ア
    ルキレンを表わし、alkがメチレンもしくはエチレン
    を表わし、R_1が、アルコキシ部の炭素原子数が4個
    以下の低級アルコキシカルボニルを表わし、R_2が、
    ヒドロキシを表わす特許請求の範囲第1項記載の1,3
    ,4−三置換アザシクロアルカン及びアザシクロアルケ
    ン、それらの互変異性体及び/又は塩。 5、4−ヒドロキシ−1−[2−(1H−インドール−
    3−イル)エチル]−1,2,5,6−ピリジン−3−
    カルボン酸メチルエステル又は1−[2−(1H−イン
    ドール−3−イル)エチル]−ピペリジン−4−オン−
    3−カルボン酸メチルエステルあるいはそれらの塩、 4−ヒドロキシ−1−[2−(1H−インドール−3−
    イル)エチル]−1,2,5,6−ピリジン−3−カル
    ボン酸エチルエステル又は1−[2−(1H−インドー
    ル−3−イル)エチル]−ピペリジン−4−オン−3−
    カルボン酸エチルエステルあるいはそれらの塩、 シス−4−ヒドロキシ−1−[2−(1H−インドール
    −3−イル)エチル]−ピペリジン−3−カルボン酸エ
    チルエステル又はその塩、トランス−4−ヒドロキシ−
    1−[2−(1H−インドール−3−イル)エチル]−
    ピペリジン−3−カルボン酸エチルエステル又はそのシ
    ス−4−ヒドロキシ−1−[2−(1H−インドール−
    3−イル)エチル]−ピペリジン−3−カルボン酸メチ
    ルエステル又はその塩、 トランス−4−ヒドロキシ−1−[2−(1H−インド
    ール−3−イル)エチル]−ピペリジン−3−カルボン
    酸メチルエステル又はその塩、 シス−4−アセトキシ−1−[2−(1H−インドール
    −3−イル)−エチル]−ピペリジン−3−カルボン酸
    メチルエステル又はその塩、トランス−4−アセトキシ
    −1−[2−(1H−インドール−3−イル)エチル]
    −ピペリジン−3−カルボン酸メチルエステル又はその
    塩、4−アミノ−1−[2−(1H−インドール−3−
    イル)エチル]−1,2,5,6−テトラヒドロピリジ
    ン−3−カルボン酸メチルエステル又はその塩、 4−アミノ−1−[2−(1H−インドール−3−イル
    )エチル]−ピペリジン−3−カルボン酸アミド又はそ
    の塩、 4−ヒドロキシ−1−[2−(4,6−ジメチル−1H
    −インドール−3−イル)エチル]−1,2,5,6−
    テトラヒドロピリジン−3−カルボン酸エチルエステル
    又は1−[2−(4,6−ジメチル−1H−インドール
    −3−イル)エチル]−ピペリジン−4−オン−3−カ
    ルボン酸エチルエステルあるいはそれらの塩、 4−ヒドロキシ−1−[2−(5−クロロ−1H−イン
    ドール−3−イル)エチル]−1,2,5,6−テトラ
    ヒドロピリジン−3−カルボン酸エチルエステル又は1
    −[2−(5−クロロ−1H−インドール−3−イル)
    エチル]−ピペリジン−4−オン−3−カルボン酸エチ
    ルエステルあるいはそれらの塩、 シス−4−ヒドロキシ−1−[2−(4,6−ジメチル
    −1H−インドール−3−イル)エチル]−ピペリジン
    −3−カルボン酸エチルエステル又はその塩、 トランス−4−ヒドロキシ−1−[2−(4,6−ジメ
    チル−1H−インドール−3−イル)エチル]−ピペリ
    ジン−3−カルボン酸エチルエステル又はその塩、 シス−4−ヒドロキシ−1−[2−(5−クロロ−1H
    −インドール−3−イル)エチル]−ピペリジン−3−
    カルボン酸エチルエステル又はその塩、 トランス−4−ヒドロキシ−1−[2−(5−クロロ−
    1H−インドール−3−イル)エチル]−ピペリジン−
    3−カルボン酸エチルエステル又はその塩、 4−ヒドロキシ−1−[(1H−インドール−3−イル
    )メチル]−1,2,5,6−テトラヒドロピリジン−
    3−カルボン酸メチルエステル又は1−[(1H−イン
    ドール−3−イル)メチル]−ピペリジン−4−オン−
    3−カルボン酸メチルエステルあるいはそれらの塩、 トランス−4−ヒドロキシ−1−[(1H−インドール
    −3−イル)メチル]−ピペリジン−3−カルボン酸メ
    チルエステル又はその塩、シス−4−ヒドロキシ−1−
    [(1H−インドール−3−イル)メチル]−ピペリジ
    ン−3−カルボン酸メチルエステル又はその塩、 4−ヒドロキシ−1−[3−(1H−インドール−3−
    イル)プロピル]−1,2,5,6−テトラヒドロピリ
    ジン−3−カルボン酸メチルエステル又は1−[3−(
    1H−インドール−3−イル)プロピル]−ピペリジン
    −4−オン−3−カルボン酸メチルエステルあるいはそ
    れらの塩、シス−4−ヒドロキシ−1−[3−(1H−
    インドール−3−イル)プロピル]−ピペリジン−3−
    カルボン酸メチルエステル又はその塩、トランス−4−
    ヒドロキシ−1−[3−(1H−インドール−3−イル
    )プロピル]−ピペリジン−3−カルボン酸メチルエス
    テル又はその塩、 シス−4−アミノ−1−[2−(1H−インドール−3
    −イル)エチル]−ピペリジン−3−カルボン酸エチル
    エステル又はその塩、 トランス−4−アミノ−1−[2−(1H−インドール
    −3−イル)エチル]−ピペリジン−3−カルボン酸エ
    チルエステル又はその塩、シス−及び/又はトランス−
    4−ベンジルオキシ−1−[2−(5−メトキシ−1H
    −インドール−3−イル)エチル]−ピペリジン−3−
    カルボン酸エチルエステル又はその塩、 4−ヒドロキシ−1−[2−(5−メトキシ−1H−イ
    ンドール−3−イル)エチル]−1,2,5,6−テト
    ラヒドロピリジン−3−カルボン酸エチルエステル又は
    1−[2−(5−メトキシ−1H−インドール−3−イ
    ル)エチル]−ピペリジン−4−オン−3−カルボン酸
    エチルエステルあるいはそれらの塩、 シス−4−ヒドロキシ−1−[2−(5−メトキシ−1
    H−インドール−3−イル)エチル]−ピペリジン−3
    −カルボン酸エチルエステル又はその塩、 トランス−4−ヒドロキシ−1−[2−(5−メトキシ
    −1H−インドール−3−イル)エチル]−ピペリジン
    −3−カルボン酸エチルエステル又はその塩、 4−ヒドロキシ−1−[2−(5−ブロム−1H−イン
    ドール−3−イル)エチル]−1,2,5,6−テトラ
    ヒドロピリジン−3−カルボン酸エチルエステル又は1
    −[2−(5−ブロム−1H−インドール−3−イル)
    エチル]−ピペリジン−4−オン−3−カルボン酸エチ
    ルエステルあるいはそれらの塩、 シス−4−ヒドロキシ−1−[2−(5−ブロム−1H
    −インドール−3−イル)エチル]−ピペリジン−3−
    カルボン酸エチルエステル又はその塩、 トランス−4−ヒドロキシ−1−[2−(5−ブロム−
    1H−インドール−3−イル)エチル]−ピペリジン−
    3−カルボン酸エチルエステル又はその塩、 シス−4−ヒドロキシ−1−[2−(5−フルオロ−1
    H−インドール−3−イル)エチル]−ピペリジン−3
    −カルボン酸エチルエステル又はその塩、 トランス−4−ヒドロキシ−1−[2−(5−フルオロ
    −1H−インドール−3−イル)エチル]−ピペリジン
    −3−カルボン酸エチルエステル又はその塩、 4−ヒドロキシ−1−[2−(5−ブロム−(1H−イ
    ンドール−3−イル)エチル]−1,2,5,6−テト
    ラヒドロピリジン−3−カルボン酸メチルエステル又は
    1−[2−(5−ブロム−1H−インドール−3−イル
    )エチル]−ピペリジン−4−オン−3−カルボン酸メ
    チルエステルあるいはそれらの塩、 4−ヒドロキシ−1−[2−(5−フルオロ−1H−イ
    ンドール−3−イル)エチル]−1,2,5,6−テト
    ラヒドロピリジン−3−カルボン酸エチルエステル又は
    1−[2−(5−フルオロ−1H−インドール−3−イ
    ル)エチル]−ピペリジン−4−オン−3−カルボン酸
    エチルエステルあるいはそれらの塩、 シス−4−ヒドロキシ−1−[2−(5−フルオロ−1
    H−インドール−3−イル)エチル]−ピペリジン−3
    −カルボン酸メチルエステル又はその塩、 トランス−4−ヒドロキシ−1−[2−(5−フルオロ
    −1H−インドール−3−イル)エチル]−ピペリジン
    −3−カルボン酸メチルエステル又はその塩、 シス−4−ヒドロキシ−1−[2−(5−ブロム−1H
    −インドール−3−イル)エチル]−ピペリジン−3−
    カルボン酸メチルエステル又はその塩。 4−ヒドロキシ−1−[2−(5−フルオロ−1H−イ
    ンドール−3−イル)エチル]−1,2,5,6−テト
    ラヒドロピリジン−3−カルボン酸メチルエステル又は
    1−[2−(5−フルオロ−1H−インドール−3−イ
    ル)エチル]−ピペリジン−4−オン−3−カルボン酸
    メチルエステルあるいはそれらの塩、 トランス−4−ヒドロキシ−1−[2−(5−ブロム−
    1H−インドール−3−イル)エチル]−ピペリジン−
    3−カルボン酸メチルエステル又はその塩、 4−ヒドロキシ−1−[2−(4,6−ジメチル−1H
    −インドール−3−イル)エチル]−1,2,5,6−
    テトラヒドロピリジン−3−カルボン酸メチルエステル
    又は1−[2−(4,6−ジメチル−1H−インドール
    −3−イル)エチル]−ピペリジン−4−オン−3−カ
    ルボン酸メチルエステルあるいはそれらの塩、 4−ヒドロキシ−1−[2−(5−クロロ−1H−イン
    ドール−3−イル)−エチル]−1,2,5,6−テト
    ラヒドロピリジン−3−カルボン酸メチルエステル又は
    1−[2−(5−クロロ−1H−インドール−3−イル
    )エチル]−ピペリジン−4−オン−3−カルボン酸メ
    チルエステルあるいはそれらの塩、 シス−4−ヒドロキシ−1−[2−(5−クロロ−1H
    −インドール−3−イル)エチル]−ピペリジン−3−
    カルボン酸メチルエステル又はその塩、 トランス−4−ヒドロキシ−1−[2−(5−クロロ−
    1H−インドール−3−イル)エチル]−ピペリジン−
    3−カルボン酸メチルエステル又はその塩、 シス−4−ヒドロキシ−1−[2−(4,6−ジメチル
    −1H−インドール−3−イル)エチル]−ピペリジン
    −3−カルボン酸メチルエステル又はその塩、 トランス−4−ヒドロキシ−1−[2−(4,6−ジメ
    チル−1H−インドール−3−イル)エチル]−ピペリ
    ジン−3−カルボン酸メチルエステル又はその塩、 シス−4−メトキシ−1−[2−(1H−インドール−
    3−イル)エチル]ピペリジン−3−カルボン酸メチル
    エステル又はその塩、 4−ヒドロキシ−1−[2−(5−メトキシ−1H−イ
    ンドール−3−イル)エチル]−1,2,5,6−テト
    ラヒドロピリジン−3−カルボン酸メチルエステル又は
    1−[2−(5−メトキシ−1H−インドール−3−イ
    ル)エチル]−ピペリジン−4−オン−3−カルボン酸
    メチルエステルあるいはそれらの塩、 シス−4−ヒドロキシ−1−[2−(5−メトキシ−1
    H−インドール−3−イル)エチル]−ピペリジン−3
    −カルボン酸メチルエステル又はその塩、 トランス−4−ヒドロキシ−1−[2−(5−メトキシ
    −1H−インドール−3−イル)エチル]−ピペリジン
    −3−カルボン酸メチルエステル又はその塩、 4−ヒドロキシ−1−[2−(1H−インドール−3−
    イル)エチル]−2,5−ジヒドロ−1H−ピロール−
    3−カルボン酸エチルエステル又は1−[2−(1H−
    インドール−3−イル)エチル]−ピロリジン−4−オ
    ン−3−カルボン酸エチルエステルあるいはそれらの塩
    、 シス−4−アミノ−1−[2−(1H−インドール−3
    −イル)エチル]−ピペリジン−3−カルボン酸メチル
    エステル又はその塩、 トランス−4−アミノ−1−[2−(1H−インドール
    −3−イル)エチル]−ピペリジン−3−カルボン酸メ
    チルエステル又はその塩、4−ヒドロキシ−1−[2−
    (1H−インドール−3−イル)エチル]−2,5−ジ
    ヒドロ−1H−ピロール−3−イルカルボン酸メチルエ
    ステル又は1−[2−(1H−インドール−3−イル)
    エチル]−ピロリジン−4−オン−3−カルボン酸メチ
    ルエステルあるいはそれらの塩、シス−4−ヒドロキシ
    −1−[2−(1H−インドール−3−イル)エチル]
    −ピロリジン−3−カルボン酸エチルエステル又はその
    塩、トランス−4−ヒドロキシ−1−[2−(1H−イ
    ンドール−3−イル)エチル]−ピロリジン−3−カル
    ボン酸エチルエステル又はその塩、シス−4−ヒドロキ
    シ−1−[2−(1H−インドール−3−イル)エチル
    ]−ピロリジン−3−カルボン酸メチルエステル又はそ
    の塩、トランス−4−ヒドロキシ−1−[2−(1H−
    インドール−3−イル)エチル]−ピロリジン−3−カ
    ルボン酸メチルエステル又はその塩、4−ヒドロキシ−
    1−[2−(1H−インドール−3−イル)エチル]−
    1,2,5,6−テトラヒドロ−7H−アゼピン−3−
    カルボン酸エチルエステル又は1−[2−(1H−イン
    ドール−3−イル)エチル]−ヘキサヒドロアゼピン−
    4−オン−3−カルボン酸エチルエステルあるいはそれ
    らの塩、 シス−4−ヒドロキシ−1−[2−(1H−インドール
    −3−イル)エチル]−ヘキサヒドロアゼピン−3−カ
    ルボン酸エチルエステル又はその塩、 トランス−4−ヒドロキシ−1−[2−(1H−インド
    ール−3−イル)エチル]−ヘキサヒドロアゼピン−3
    −カルボン酸エチルエステル又はその塩、 さらには、3R、4S−シス−4−ヒドロキシ−1−[
    2−(1H−インドール−3−イル)エチル]ピペリジ
    ン−3−カルボン酸エチルエステル又はその塩。 6、塩化水素酸塩、臭化水素酸塩、フマル酸塩、蓚酸塩
    又はシクラメートの形態である特許請求の範囲第1項〜
    第5項のいずれか1項に記載の化合物。 7、式 %式%( I ) (式中、Rは、場合により置換された3−インドリル基
    を表わし、Zは、基Rを窒素原子から1−3個の炭素原
    子により隔てている低級アルキレンを表わし、alkは
    、メチレン、エチレン、もしくは1,3−プロピレンを
    表わし、R_1は、場合により、エステル化又はアミド
    化されたカルボキシを表わし、R_2は、場合によりエ
    ーテル化もしくはアシル化されたヒドロキシ基、あるい
    は、場合により、アシル化されたアミノ基を表わす)で
    示される1,3,4−三置換アザシクロアルカン及びア
    ザシクロアルケン、それらの互変異性体及び/又は塩の
    製造方法において、 a)alkがエチレンを表わす式 I で示される化合物
    を製造するために、式 ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中、A^■は酸アニオンを表わし、R_2″は、エ
    ーテル化されるか、アシル化されるか又は保護化された
    ヒドロキシあるいはアシル化されるか又は保護化された
    アミノを表わす)で示される化合物において、余分な2
    重結合を単結合に還元し、場合によっては存在する保護
    基を除去するか又は、 b)式 ▲数式、化学式、表等があります▼(III) 〔式中、X_1は、式−CH=R_2′、−C(X_2
    )=R_2′を有する基又はシアノを表わし、なおX_
    2は除去可能な基を表わす〕 で示される化合物又はその塩を環化するか又はc)式 ▲数式、化学式、表等があります▼(IV) (式中、R_3は、Rの4〜7位について前述したよう
    に、場合により、3〜6位が置換されたフェニル基を表
    わし、R_4は、水素又は基Rの1位に対する置換基を
    表わし、R_5は、水素又はRの2位に対する置換基を
    表わす)で示される化合物、その互変異性体及び/又は
    その塩を環化させて式 I で示される対応する化合物に
    閉環するか、又は、 d)式 ▲数式、化学式、表等があります▼(VI) 〔式中、X_3は、遠核的な(nucleofugal
    )脱離基を表わす〕で示される化合物、その互変異性体
    及び/又は塩を互いに反応させるか、又は、e)alk
    がエチレンを表わす式 I で示される化合物を製造する
    ために、式 ▲数式、化学式、表等があります▼(VII) で示される化合物、その互変異性体及び/又はその塩を
    環化するか、又は、 f)式 ▲数式、化学式、表等があります▼(VIII) (式中、R_1′は、場合により、エステル化もしくは
    アミド化されたカルボキシに転化させることのできる基
    を表わす) で示される化合物、その互変異性体及び/又はその塩に
    おいて、R_1′を、場合により、エステル化又はアミ
    ド化されたカルボキシに転化するか又は、 g)アザシクロアリファティックな基が2重結合を有す
    る式 I で示される化合物を製造するために、式 ▲数式、化学式、表等があります▼(IX) (式中、R′は、1位が置換されるか、又は中間的に保
    護された3−インドリル基Rを表わし、R_2″′は、
    基R_2又は中間的に保護されたヒドロキシを表わす) で示される化合物又はその対応するケト−もしくはイミ
    ノ互変異性体を、式R_1−X_6(VIa)(式中、X
    _6は、脱離可能な基を表わす)で示される化合物と縮
    合させ、要すれば、保護基を脱離させるか、又は、 h)式 ▲数式、化学式、表等があります▼(X) (式中、X_4は、基R_2に転化することのできる基
    を表わす) で示される化合物において、X_4を基R_2に転化さ
    せるか、又は i)アザシクロアリファティックな環が1個の不飽和結
    合を有しR_2がヒドロキシを表わす式 I で示される
    化合物又はその互変異性体であるオキソ化合物を製造す
    るために、式 ▲数式、化学式、表等があります▼(X I ) で示される化合物を転位させるか又は、 j)アザシクロアリファティックな環が飽和の、式 I
    で示される化合物を製造するために、式 ▲数式、化学式、表等があります▼(XII)及びR_2
    −H(XIII) で示される化合物を互に反応させるか又は、k)Zが基
    Rを窒素原子から1個の炭素原子により隔てている式
    I で示される化合物を製造するために、式 R−H(L)及び▲数式、化学式、表等があります▼(
    VI) で示される化合物を、オキソ低級アルカンと縮合させ、
    要すれば、本製造方法に従って得られた化合物を、式
    I で示される別の化合物に転化させ、本製造方法に従っ
    て得られた異性体混合物をその成分に分離して式( I
    )で示される異性体を単離し、本製造方法に従って得ら
    れたジアステレオマー混合物又はエナンチオマー混合物
    をジアステレオマー又はエナンチオマーにそれぞれ分割
    して所望のジアステレオマー又はエナンチオマーを単離
    し、そして/又は、本製造方法に従って得られた遊離化
    合物を塩に転化するか、又は、本製造方法に従って得ら
    れた化合物を遊離化合物又は別の塩に転化することを特
    徴とする製造方法。 8、式 ▲数式、化学式、表等があります▼(XVI) (式中Rは、場合により、置換された3−インドリル基
    を表わし、Zは、基Rを窒素原子から1−3個の炭素原
    子により隔てている低級アルキレンを表わし、R_1は
    、場合により、エステル化又はアミド化されたカルボキ
    シを表わし、R_6は、水素又は式alk−R_1″′
    を有する基を表わし、なおR_1は、R_1について前
    述した意味を有するか、又は、シアノ、ヒドロキシメチ
    ルもしくは場合により、アセタール化されたホルミルを
    表わし、alkは、メチレン、エチレンもしくは1,3
    −プロピレンを表わし、ただし、Rが装置換でありR_
    6が水素を表わす式XVIの化合物において、R_1がメ
    トキシカルボニルもしくはエトキシカルボニルを表わす
    場合には、Zはエチレンと異なるものとする)で示され
    る化合物及びその塩。 9、N−[2−(1H−インドール−3−イル)エチル
    ]−イミノ−ジ(3−プロピオン酸)ジメチルエステル
    又はその塩、 N−[2−(1H−インドール−3−イル)エチル]−
    イミノ−ジ(3−プロピオン酸)ジエチルエステル又は
    その塩、 N−[2−(4,6−ジメチル−1H−インドール−3
    −イル)エチル]−イミノ−ジ(3−プロピオン酸)ジ
    エチルエステル又はその塩、 N−[2−(4,6−ジメチル−1H−インドール−3
    −イル)エチル]−イミノ−ジ (3−プロピオン酸)ジメチルエステル又はその塩、 N−[2−(5−クロロ−1H−インドール−3−イル
    )エチル]−イミノ−ジ(3−プロピオン酸)ジエチル
    エステル又はその塩、 N−[2−(5−クロロ−1H−インドール−3−イル
    )エチル]−イミノ−ジ(3−プロピオン酸)ジメチル
    エステル又はその塩、 N−[3−(1H−インドール−3−イル)プロピル]
    −イミノ−ジ(3−プロピオン酸)ジメチルエステル又
    はその塩、 N−[2−(5−メトキシ−1H−インドール−3−イ
    ル)エチル]−イミノ−ジ(3−プロピオン酸)ジエチ
    ルエステル又はその塩、 3−[2−(1H−インドール−3−イル)エチル−N
    −(2−シアノエチル)−β−アラニンメチルエステル
    又はその塩、 N−[2−(1H−インドール−3−イル)エチル]−
    N−[2−(1,3−ジオキソラン−2−イル)エチル
    ]−β−アラニンメチルエステル又はその塩、 N−[2−(1H−インドール−3−イル)エチル]−
    N−[2−(N,N−ジメチルカルバモイル)エチル]
    −β−アラニンエチルエステル又はその塩、 N−[2−(1H(−インドール−3−イル)エチル]
    −N−(メトキシカルボニルメチル)−β−アラニンメ
    チルエステル又はその塩、 N−[2−(1H−インドール−3−イル)エチル]−
    N−(エトキシカルボニルメチル)−β−アラニンエチ
    ルエステル又はその塩、 N−[2−(5−ブロム−1H−インドール−3−イル
    ]−イミノ−ジ(3−プロピオン酸)ジエチルエステル
    又はその塩、 N−[2−(5−ブロム−1H−インドール−3−イル
    )エチル]−イミノ−ジ(3−プロピオン酸)ジメチル
    エステル又はその塩、 N−[2−(5−フルオロ−1H−インドール−3−イ
    ル)エチル]−イミノ−ジ(3−プロピオン酸)ジメチ
    ルエステル又はその塩、 N−[2−(5−フルオロ−1H−インドール−3−イ
    ル)エチル]−イミノ−ジ(3−プロピオン酸)ジエチ
    ルエステル又はその塩、 N−[2−(4,6−ジメチル−1H−インドール−3
    −イル)エチル]−β−アラニンメチルエステル又はそ
    の塩、 N−[2−(1H−インドール−3−イル)エチル]−
    N−(3−エトキシカルボニルプロピル)−β−アラニ
    ンエチルエステル又はその塩、N−[2−(5−メトキ
    シ−1H−インドール−3−イル)エチル]−イミノ−
    ジ(3−プロピオン酸)−ジメチルエステル又はその塩
    、N−[2−(1H−インドール−3−イル)エチル]
    −N−(4−オキソブチル)−β−アラニンメチルエス
    テル。 10、塩化水素酸塩、臭化水素酸塩、フマル酸塩、蓚酸
    塩又はシクラメ−トの形態である特許請求の範囲第8項
    又は第9項のいずれか1項に記載の化合物。 11、式 ▲数式、化学式、表等があります▼(XVI) (式中、Rは、場合により置換された3−インドリル基
    を表わし、Zは、基Rを窒素原子から1〜3個の炭素原
    子によって隔てている低級アルキレン基を表わし、R_
    1は、場合により、エステル化又はアミド化されたカル
    ボキシを表わし、R_6は、水素又は式alk−R_1
    ″′を有する基を表わし、なおR_1″′は、R_1に
    ついて前述した意味を有するか、又は、シアノ、ヒドロ
    キシメチル、又は、場合により、アセタール化されたホ
    ルミルを表わし、alkは、メチレン、エチレン又は1
    ,3−プロピレンを表わし、ただし、Rが非置換であり
    R_6が水素を表わす式XVIで示される化合物において
    R_1がメトキシカルボニル又はエトキシカルボニルを
    表わす場合には、Zはエチレンと異なるものとする)で
    示される化合物及びその塩の製造方法において、 l)式 R−Z−X_5(XXXII)及び X_6−CH_2CH_2−R_1(XXXIII)(式
    中、基X_5及びX_6のうちの1つは、式−N(R_
    6)−Hで示される基を表わし、他方は、遠核的な脱離
    基を表わす)で示される化合物又はその塩を互に反応さ
    せるか、又は、 m)式 R−Z−N(R_6)−H(XXVII)及び CH_2=CH−R_1(XXXIV) で示される化合物又はその塩を互に反応させるか、又は
    、 n)式 ▲数式、化学式、表等があります▼(XXXV) (式中、R_6は、基Rの4〜7位について前述したよ
    うに3−〜6−位が場合により、置換されたフェニル基
    を表わし、R_4は水素又はRの1−位について述べた
    置換基を表わし、R_5は、水素又はRの2−位の置換
    基と同様の置換基を表わす)で示される化合物、その互
    変異性体及び/又はその塩を、式 I で示される対応す
    る化合物に閉環するか又は o)式 ▲数式、化学式、表等があります▼(XXXVI) (式中、R_6′は、水素又は式alk−R_1′で示
    される基を表わし、R_1′は、場合により、エスレル
    化もしくはアミド化されたカルボキシR_1に転化させ
    ることのできる基を表わす)で示される化合物において
    、R_1′を、場合により、エステル化又はアミド化さ
    れたカルボキシR_1転化させ、要すれば、本製造方法
    に従って得られた化合物を式XVIで示される他の化合物
    に転化させ、本製造方法に従って得られた異性体混合物
    をその成分に分離して式XVIで示される異性体を単離し
    、本製造方法に従って得られたジアステレオマー混合物
    又はエナンチオマー混合物をジアステレオマー又はエナ
    ンチオマーにそれぞれ分離して所望のジアステレオマー
    又はエナンチオマーを単離し、そして/又は、本製造方
    法に従って得られた遊離化合物を塩に転化し、又は、本
    製造方法に従って得られた塩を遊離化合物又は別の塩に
    転化することを特徴とする製造方法。 12、式 ▲数式、化学式、表等があります▼(XVI) (式中、Rは、場合により、置換された3−インドリル
    基を表わし、Zは、基Rを窒素原子から1〜3個の炭素
    原子により隔てている低級アルキレンを表わし、Rは、
    場合により、エステル化又はアミド化されたカルボキシ
    基を表わし、R_6は、水素又は式alk−R_1″′
    で示される基を表わし、なお、R_1″′はR_1につ
    いて前述した意味を有するか、又は、シアノ、ヒドロキ
    シメチル又は、場合により、アセタール化されたホルミ
    ルを表わし、alkは、メチレン、エチレン又は1,3
    −プロピレンを表わす。) で示される化合物及びヒトまたは動物体の処置方法にあ
    って有用なその薬学的に許容される塩からなる薬学的組
    成物。 13、N−[2−(1H−インドール−3−イル)エチ
    ル]−β−アラニンエチルエステル又はN−[2−(1
    H−インドール−3−イル)エチル]−β−アラニンメ
    チルエステルあるいはそれぞれの場合において、薬学的
    に許容されるそれらの塩。 14、慣用的な医薬補助剤及び/又は賦形剤の他に、特
    許請求の範囲第1項〜第6項及び第8項〜第10項のい
    ずれか1項に記載の化合物を含む医薬製剤。
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