JPS6116102Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6116102Y2 JPS6116102Y2 JP1979097331U JP9733179U JPS6116102Y2 JP S6116102 Y2 JPS6116102 Y2 JP S6116102Y2 JP 1979097331 U JP1979097331 U JP 1979097331U JP 9733179 U JP9733179 U JP 9733179U JP S6116102 Y2 JPS6116102 Y2 JP S6116102Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotating
- spacer
- rotating shaft
- semiconductor
- blades
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)
- Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本案は回転刃を複数個有し高速で半導体ウエハ
を分割できる半導体分割装置に関する。
を分割できる半導体分割装置に関する。
従来、第1図に示すようにPN接合形成、電極
取付等の工程が終つた半導体ウエハ1はダイヤモ
ンド等の回転刃2によつて分割していた。しかし
この回転刃2の切断速度を上げると回転刃2の寿
命が著るしく短くなるのみならず、特に半導体ウ
エハ1がガリウム燐(GaP)などの発光ダイオー
ドの場合には、素子がもろいため素子にひずみが
入つたり第2図に示すような欠け3が出来たり素
子そのものが割れてしまう。ひずみや欠け3が出
来ると発光に寄与しない電流路を形成するので発
光効率が極端に低下する。このため半導体の分割
に際する切断速度はあまり上げる事が出来ず、た
とえば前述のGaP発光ダイオードにおいては20
mm/秒がせいぜいで30mm/秒ではほとんどの素子
にひずみが入つたり欠けが生じ、一部素子が割れ
るので生産速度が限定される。
取付等の工程が終つた半導体ウエハ1はダイヤモ
ンド等の回転刃2によつて分割していた。しかし
この回転刃2の切断速度を上げると回転刃2の寿
命が著るしく短くなるのみならず、特に半導体ウ
エハ1がガリウム燐(GaP)などの発光ダイオー
ドの場合には、素子がもろいため素子にひずみが
入つたり第2図に示すような欠け3が出来たり素
子そのものが割れてしまう。ひずみや欠け3が出
来ると発光に寄与しない電流路を形成するので発
光効率が極端に低下する。このため半導体の分割
に際する切断速度はあまり上げる事が出来ず、た
とえば前述のGaP発光ダイオードにおいては20
mm/秒がせいぜいで30mm/秒ではほとんどの素子
にひずみが入つたり欠けが生じ、一部素子が割れ
るので生産速度が限定される。
これに対してモータ4の1つの回転軸5に取り
つける回転刃を複数にして生産速度を複数倍に向
上させるという試みがなされているが、実用とな
つていない。これは第3図に示すように回転刃
2,2を平行に保つていたが、回転刃2,2の間
隔が狭い上に切断中に回転刃2,2に加わる圧力
は必ずしも2枚の刃に平均しているわけではな
く、しかも回転刃2,2は20〜60μmとうすいの
で、切断中に回転刃2,2が波打つたり相互干渉
を起こしたりして、まつすぐに切れなかつたり、
回転刃の寿命を数分の一に短かくしていた。
つける回転刃を複数にして生産速度を複数倍に向
上させるという試みがなされているが、実用とな
つていない。これは第3図に示すように回転刃
2,2を平行に保つていたが、回転刃2,2の間
隔が狭い上に切断中に回転刃2,2に加わる圧力
は必ずしも2枚の刃に平均しているわけではな
く、しかも回転刃2,2は20〜60μmとうすいの
で、切断中に回転刃2,2が波打つたり相互干渉
を起こしたりして、まつすぐに切れなかつたり、
回転刃の寿命を数分の一に短かくしていた。
本案はこのような欠点をなくし複数の回転刃を
一台のモータの回転軸に取りつけて切断する事を
可能にするもので、以下本案を実施例に基づいて
詳細に説明する。
一台のモータの回転軸に取りつけて切断する事を
可能にするもので、以下本案を実施例に基づいて
詳細に説明する。
第4図は本案実施例における回転刃の取付を示
す断面図で、5はモーター4の回転軸であり、先
端に回転刃取付用のフランジ6が設けてあつてモ
ータ本体から脱着可能となつている。7はフラン
ジ6と一緒になつて回転刃を挾持する受けフラン
ジで、ボルト8,8で締め付けられる。これらの
フランジ6や受けフランジ7はアルミニウムとか
ステンレスで作られている。9,9は回転刃で、
ニツケル等の金属母材の先の方にダイヤモンドを
埋め込んだもの又はその相当品(例えば炭化珪素
を含む樹脂を形成したもの)で、厚みが20〜50μ
mのドーナツ形をした円盤でフランジ6(又は受
けフランジ7)から0.4乃至1.2mm突出するように
固定されている。10はアルミニウム鋳造品等か
らなるスペーサで外周に行くに従つて厚さが薄く
なつている。厚さは半導体を切断する時の半導体
の素子の大きさの整数倍にあわせればよい。スペ
ーサ10の厚みが変化しているので、回転刃9,
9は先端が少し近ずくように固定されている事に
なる。
す断面図で、5はモーター4の回転軸であり、先
端に回転刃取付用のフランジ6が設けてあつてモ
ータ本体から脱着可能となつている。7はフラン
ジ6と一緒になつて回転刃を挾持する受けフラン
ジで、ボルト8,8で締め付けられる。これらの
フランジ6や受けフランジ7はアルミニウムとか
ステンレスで作られている。9,9は回転刃で、
ニツケル等の金属母材の先の方にダイヤモンドを
埋め込んだもの又はその相当品(例えば炭化珪素
を含む樹脂を形成したもの)で、厚みが20〜50μ
mのドーナツ形をした円盤でフランジ6(又は受
けフランジ7)から0.4乃至1.2mm突出するように
固定されている。10はアルミニウム鋳造品等か
らなるスペーサで外周に行くに従つて厚さが薄く
なつている。厚さは半導体を切断する時の半導体
の素子の大きさの整数倍にあわせればよい。スペ
ーサ10の厚みが変化しているので、回転刃9,
9は先端が少し近ずくように固定されている事に
なる。
結晶がもろい前記GaP発光ダイオードを切断す
る場合を例にとつて、より具体的に例示するなら
ば、スペーサ10は内径40mm外径55mmをなし、最
も中心よりの厚さは675μmで最も外側の厚さは
665μmである。このようにして支持された回転
刃を毎分3萬回転で回転させ、厚さ300μmの
GaPウエハを毎秒20mmの速度で切断した所約4千
個の素子の分割に対して切欠きやひずみによる不
良素子はわずかに数個しかなく、割れてしまう素
子は全くない上、回転刃は一枚のみ用いた時と同
じ時間利用出来た。又、切断に際して切断した跡
が波打つこともなかつた。
る場合を例にとつて、より具体的に例示するなら
ば、スペーサ10は内径40mm外径55mmをなし、最
も中心よりの厚さは675μmで最も外側の厚さは
665μmである。このようにして支持された回転
刃を毎分3萬回転で回転させ、厚さ300μmの
GaPウエハを毎秒20mmの速度で切断した所約4千
個の素子の分割に対して切欠きやひずみによる不
良素子はわずかに数個しかなく、割れてしまう素
子は全くない上、回転刃は一枚のみ用いた時と同
じ時間利用出来た。又、切断に際して切断した跡
が波打つこともなかつた。
本案は上述の如く、回転軸5と回転軸5に取着
された複数の回転刃9,9とを有する半導体分割
装置に於て、回転刃9と回転刃9の間に、外周に
なるにつれて厚みの薄くなるスペーサ10を挿入
したものであるから、歪等のない良質の素子に高
速で分割できる。
された複数の回転刃9,9とを有する半導体分割
装置に於て、回転刃9と回転刃9の間に、外周に
なるにつれて厚みの薄くなるスペーサ10を挿入
したものであるから、歪等のない良質の素子に高
速で分割できる。
第1図は半導体分割装置の側面図、第2図は分
割された不良な素子の斜視図、第3図は従来の回
転刃固定方法を示す断面図、第4図は本案実施例
の回転刃固定方法を示す断面図である。 5……回転軸、9,9……回転刃、10……ス
ペーサ。
割された不良な素子の斜視図、第3図は従来の回
転刃固定方法を示す断面図、第4図は本案実施例
の回転刃固定方法を示す断面図である。 5……回転軸、9,9……回転刃、10……ス
ペーサ。
Claims (1)
- 回転軸と、回転軸に取着された複数の回転刃と
を有する半導体分割装置に於て、外周になるにつ
れて厚みの薄くなるスペーサを、その両面が互い
に異なる回転刃に当接するように同軸に挿入し回
転刃を固定した事を特徴とする半導体分割装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979097331U JPS6116102Y2 (ja) | 1979-07-13 | 1979-07-13 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979097331U JPS6116102Y2 (ja) | 1979-07-13 | 1979-07-13 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5615057U JPS5615057U (ja) | 1981-02-09 |
JPS6116102Y2 true JPS6116102Y2 (ja) | 1986-05-19 |
Family
ID=29330135
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1979097331U Expired JPS6116102Y2 (ja) | 1979-07-13 | 1979-07-13 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6116102Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51126760A (en) * | 1975-04-25 | 1976-11-05 | Seiko Epson Corp | Dicing unit |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5433679Y2 (ja) * | 1976-05-13 | 1979-10-16 |
-
1979
- 1979-07-13 JP JP1979097331U patent/JPS6116102Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51126760A (en) * | 1975-04-25 | 1976-11-05 | Seiko Epson Corp | Dicing unit |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5615057U (ja) | 1981-02-09 |
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