JPS61160747A - リソグラフイ−法及びリソグラフイ−用マスク保持体 - Google Patents

リソグラフイ−法及びリソグラフイ−用マスク保持体

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JPS61160747A
JPS61160747A JP60001890A JP189085A JPS61160747A JP S61160747 A JPS61160747 A JP S61160747A JP 60001890 A JP60001890 A JP 60001890A JP 189085 A JP189085 A JP 189085A JP S61160747 A JPS61160747 A JP S61160747A
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silicon wafer
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正明 松島
Keiko Matsuda
啓子 松田
Hirofumi Shibata
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F1/00Originals for photomechanical production of textured or patterned surfaces, e.g., masks, photo-masks, reticles; Mask blanks or pellicles therefor; Containers specially adapted therefor; Preparation thereof
    • G03F1/22Masks or mask blanks for imaging by radiation of 100nm or shorter wavelength, e.g. X-ray masks, extreme ultraviolet [EUV] masks; Preparation thereof

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はリソグラフィー法及びそれに使用されるマスク
保持体に関する。
〔従来の技術〕
x1aリソグラフィーは、X線固有の直進性、非干渉性
、低回折性などに基づき、これまでの可視光や紫外光に
よるリソグラフィーにより優れた多くの点を持っており
、サブミクロンリソグラフィーの有力な手段として注目
されつつある。
X線リソグラフィーは可視光や紫外光によるリソグラフ
ィーに比較して多くの優位点を持ちながらも、X線源の
パワー不足、レジストの低感度、アライメントの困難さ
、マスク材料の選定及び加工方法の困難さなどから、生
産性が低く、コストが高いという欠点があり、実用化が
遅れている。
その中でX線リソグラフィー用マスクを取上げてみると
、可視光および紫外光リソグラフィーでは、マスク保持
体(即ち光線透過体)としてガラス板および石英板が利
用されてきたが、X線リソグラフィーにおいては利用で
きる光線の波長が1〜200人とされており、これまで
のガラス板や石英板はこのx!!波長域での吸収が大き
く且つ厚さも1〜2mmと厚くせざるを得ないためX線
を充分に透過させないので、これらはX線リソグラフィ
ー用マスク保持体の材料としては不適である。
X線透過率は一般に物質の密度に依存するため、X線リ
ソグラフィー用マスク保持体の材料として密度の低い無
機物や有機物が検討されつつある。この様な材料として
は、たとえばベリリウム(Be)、チタン(Ti)、ケ
イ素(S i) 、ホウi (B)の単体およびそれら
の化合物などの無機物、またはポリイミド、ポリアミド
、ポリエステル、パリレンなどの有機物が挙げられる。
これにの物質をX線リソグラフィー用マスク保持体の材
料として実際に用いるためには、X線透過量をできるだ
け大きくするために薄膜化することが必要であり、無機
物の場合で数μm以下、有機物の場合で数十ILm以下
の厚さに形成することが要求されている。このため、た
とえば無機物薄膜およびその複合膜からなるマスク保持
体の形成にあっては、平面性に優れたシリコンウェハー
上に蒸着などによって窒化シリコン、酸化シリコン、1
1化ホロン、炭化シリコンなどの薄膜を形成した後にシ
リコンウェハー上をエツチングによって除去するという
方法が提案されている。
一方、以上の様な保持体上に保持されるX線リソグラフ
ィー用マスク(即ちX線吸収体)として、一般に密度の
高い物質たとえば金、白金。
タングステン、タンタル、銅、ニッケルなどの薄膜望ま
しくは0.5〜Igm厚の薄膜からなるものが好ましい
、この様なマスクは、たとえば上記X線透過膜上に一様
に上記高密度物質の薄膜を形成した後、レジストを塗布
し、該レジストに電子ビーム、光などにより所望のパタ
ーン描画を行ない、しかる後にエツチングなどの手段を
用いて所望パターンに作成される。
しかして、以上の如き従来のX線リソグラフィーにおい
ては、マスク保持体のX線透過率が低く、このため十分
なX線透過量を得るためにはマスク保持体をかなり薄く
する必要があり、その製造が困難になるという問題があ
った。
〔発明の目的〕
本発明は1以上の様な従来技術に鑑み、X線aJI性の
良好なマスク保持体を提供し、もってリソグラフィーを
良好に実施することを目的とする。
〔発明の概要〕
記す)と無機物膜との積層体により形成することによっ
て達成される。
〔実施例〕
本発明において積層体を構成する無機物膜としては少な
くとも膜形成及びX線透過性を有するものを使用するこ
とができる。この様な無機物と・しては、たとえば窒化
アルミニウム、窒化ポロン、窒化シリコン、酸化シリコ
ン、炭化シリコン、チタン等が例示される。
これらのうちでも特に窒化アルミニウムはX線透過率及
び可視光性透過率が高く、熱膨張率が低く、熱伝導率が
高く、且っ成膜性が良好であるなどの特長を有するので
好適である。
無機物膜の少なくとも一方を2層以上用いて全体として
3層以上からなるものとしてもよい。
更に、本発明によるマスク保持体を構成する積層体はA
A−N−0系膜と無機物膜と有機物膜とを用いて3層以
上からなるものとしてもよい、有機物としては少なくと
も膜形成及びX線透過性を有するものを使用することが
でき、この様な有機物としては、たとえばポリイミド、
ポリアミド、ポリエステル、パリレン(ユニオンカーバ
イド社製)等を例示することができる。
本発明によるマスク保持体の厚さは制限されることはな
く適宜の厚さとすることができるが。
例えば2〜20gm程度とするのが有利である。
以下、実施例により本発明を更に詳細に説明する。
実施例1: 第1図(a)に示される様に、直径10cmの円形のシ
リコンウェハー1の両面にIgm厚の酸化シリコン膜2
を形成した。
次に、第1図(b)に示される様に、プラズマCVD法
により、シリコンウェハー1の片面側の酸化シリコン膜
2上に0.5 p、 m厚の窒化シリコン膜3を形成し
た後、熱電子衝撃型イオンブレーティング装置を使用し
、アルミニウム(Ai)ターゲット、アルゴン(Ar)
:窒素(N2):酸素(02)=1:3:0.1の混合
ガス、ガス圧3X10−4Torr、放電電力40W、
加速電圧600V、基板温度80℃で、成膜速度約10
人/ s e cでIg、m厚のAl−N−0系膜4を
形成した。
次に、第1図(C)に示される様に、AM−N−0系膜
4上に保護のたのタール系塗料層6を形成した。
次に、第1図(d)に示される様に、露出している酸化
シリコン膜2の直径7.5 c mの円形の中央部分を
フッ化アンニモウムとフッ酸との混合液を用いて除去し
た。尚、この際、リング状に酸化シリコンIII 2を
残すため、その部分に保護のためのアビニシンワックス
(シェル化学社製)の層7を形成し、酸化シリコン膜の
中央部分を除去した後、該ワックス層7を除去した。
次に、第1図(e)に示させる様に、3%フッ酸水溶液
中で電解エツチング(電流密度0.2A/drn”)を
行ない、シリコンウェハーlの露出している直径7.5
 c mの円形の中央部分を除去した。
次に、第1図(f)に示される様に、フッ化アンモニウ
ムとフッ酸との混合液を用いて、露出部分の酸化シリコ
ン膜2を除去した。
次に、第1図(g)に示される様に、リングフレーム(
パイレックス製、内径7.5cm、外径9cm、厚さ5
mm)8の一面にエポキシ系接着剤9を塗布し、該接着
剤塗布面に上記シリコンウェハーlの窒化シリコン膜3
及elAl−N−0系系膜4形成面側と反対の面を接着
した。
次に、第1図(h)に示される様に、アセトンでタール
系塗料層6を除去した。
カ〈シてリングフレーム8及びシリコンウェハーlによ
り固定された状態の窒化シリコン膜3及び/Ml−N−
0系膜4の積層体からなるリソグラフィー用マスク保持
体を得た。
本実施例において得らたれ窒化シリコン膜;AM−N−
0系膜の構成を有するマスク保持体は特に透光性が良好
であった。
実施例2: 直径10cmの円形のシリコンウェハーの片面にCVD
法により0.5 u、 m厚の酸化シリコン膜を形成し
た後、実施例1と同様にして該酸化シリコン膜上にIg
m厚のAM−N−0系膜を形成した。
次に、実施例1と同様にしてAl−N−0系膜上に保護
のためのタール系塗料層を形成した。
次に、実施例1と同様にしてシリコンウェハーの直径7
.5 c mの円形の中央部分を電解エツチングにより
除去した。尚、この際、リング状にシリコンウェハーを
残すため、その部分に保護のためのタール系塗料層を形
成し、シリコンウェハーの中央部分を除去した後、該塗
料層を除去した。
次に、実施例1と同様にして、シリコンウェハーの酸化
シリコン膜及びA1−N−0系膜形成面側と反対の面に
、リングフレームを接着し、タール系塗料層を除去した
かくしてリングフレーム及びシリコンウェハーにより固
定された状態の酸化シリコン膜及びAl−N−0系膜の
積層体からなるリソグラフィー用マスク保持体を得た。
本実施例において得られた酸化シリコン膜;A1−N−
0系膜の構成を有するマスク保持体は特に透光性が良好
であった。
実施例3: 実施例1の工程において、窒化シリコン膜3及びAl−
N−0系膜4を形成した後に、Al−N−〇系膜4上に
保護のためのタール系塗料層を形成した。
以下、実施例1と同様にして、酸化シリコン膜2の所定
の部分及びシリコンウエノ\−1の円形の中央部分を除
去した。
次に、アセトンでタール系塗料層を除去した。
次に、Al−N−0系膜4上にフオトレジス)AZ−1
370(シプレー社製)を塗布した。
次に、ステッパーを用いてマスクパターンを縮小投影し
レジストの焼付を行なった後に所定の処理を行ない、レ
ジストパターンを得た。
次に、蒸着により上記レジストパターン上に0.57z
m厚にタンタル(Ta)層を形成した。
次に、アセトンを用いてレジストを除去し、タンタル膜
パータンを得た。
以下、実施例1と同様にしてリングフレームの接着を行
ない、リングフレーム及びシリコンウェハーにより固定
された状態の窒化シリコン膜とAl−N−0系膜との積
層体からなるマスク保持体を用いたリソグラフィー用マ
スクを得た。
未実施例において得られたマスクの窒化シリコン膜、A
l1−N−0系膜の構成を有するマスク保持体は特に透
光性が良好であった。
実施例4: 実施例2の工程において、酸化シリコン膜及びAl−N
−0系膜を形成した後に、Al−N−〇系膜上に保護の
ためのタール系塗料層を形成した。
以下、実施例3と同様の工程を行なった。
かくしてリングフレーム及びシリコンウェハーにより固
定された状態の酸化シリコン膜とAl−N−0系膜との
積層体からなるマスク保持体を用いたリソグラフィー用
マスクを得た。
本実施例において得られたマスクの酸化シリコンWにA
文−N−0系膜の構成を有するマスク保持体は特に透光
性が良好であった。
実施例5: 第2図(a)に示される様に、直径10cmの円形のシ
リコンウェハー1の両面にIgm厚の酸化シリコン膜2
を形成した。
次に、第2図(b)に示される様に、プラズマCVD法
により、シリコンウェハーlの片面側の酸化シリコン膜
2上に0.5 g m厚の窒化シリコン膜3を形成した
後、リアクティブスパッタ法により窒化アルミニウム(
AuN)ターゲット、アルゴン(Ar):窒素(N2)
:酸素(02) =1 + 1 :0.5の混合ガス、
ガス圧5XIO−3Torr、放電電力t s ow、
成膜速度約15人/ m j nでlpm厚のAl−N
−0系II!J4を形成し、更にその上に上記と同様に
してプラズマCVD法により0.54 m厚の窒化シリ
コン膜5を形成した。
次に、第2図(C)に示される様に、窒化シリコン膜5
上に保護のためのタール系塗料層6を形成した。
次に、第2図(d)に示される様に、露出している酸化
シリコン膜2の直径7.5 c mの円形の中央部分を
フッ化アンニモウムとフッ酸との混合液を用いて除去し
た。尚、この際、リング状に酸化シリコン膜2を残すた
め、その部分に保護のためのアビニシンワックス(シェ
ル化学社製)の層7を形成し、酸化シリコン膜の中央部
分を除去した後、該ワックス層7を除去した。
次に、第2図(e)に示させる様に、3%フッ酸水溶液
中で電解エツチング(電流密度0.2A/drn”)を
行ない、シリコンウェハーlの露出している直径7.5
 c mの円形の中央部分を除去した。
次に、第2図(f)に示される様に、フッ化アンモニウ
ムとフッ酸との混合液を用いて、露出部分の酸化シリコ
ン膜2を除去した。
次に、第2[iU (g)に示される様に、リングフレ
ーム(パイレックス製、内径7.5cm、外径9cm、
厚さ5mm)8の一面にエポキシ系接着剤9を塗布し、
該接着剤塗布面にt記シリコンウェハー1の窒化シリコ
ン1113.5及びAM−N−0系処膜4形成面側との
反対の面を接着した。
次に、第2図(h)に示される様に、アセトンでタール
系塗料層6を除去した。
かくしてリングフレーム8及びシリコンウェバー1によ
り固定された状態の窒化シリコン膜3.5及びA文−N
−0系膜4の積層体からなるリソグラフィー用マスク保
持体を得た。
本実施例において得らたれ窒化シリコン膜;人文−N−
0系膜:窒化シリコン膜の構成を有するマスク保持体は
特に透光性が良好であった。
実施例6: 実施例2の工程においてAn−N−0系膜を形成した後
に更にCVD法により0.51Lm厚の酸化シリコン膜
を形成し該酸化シリコン膜上に保護のためのタール系塗
料層を形成することを除き、実施例2と同様の工程を行
なった。
かくしてリングフレーム及びシリコンウェハーにより固
定された状態の酸化シリコン膜;A交−N−0系膜二酸
化シリコン膜の構成を有する積層体からなるリソグラフ
ィー用マスク保持体を得た。
本実施例において得られた酸化シリコン膜;A文−N−
0系膜;酸化シリコン膜の構成を有するマスク保持体は
特に透光性が良好であった。
実施例7: 実施例1の工程において、窒化シリコン膜3の形成の前
に実施例1におけると同様にしてlBm厚のAn−N−
0系膜形成しておくことを除いて、実施例1と同様の工
程を行なった。
かくしてリングフレーム及びシリコンウェハーにより固
定された状態のAfL−N−0系膜:窒化シリコン膜;
 AfL−N−0系膜の構成を有する積層体からなるリ
ソグラフィー用マスク保持体を得た。
本実施例において得られたAJI−N−0系膜;窒化シ
リコン膜、An−N−0系膜の構成を有するマスク保持
体は特に放熱性が良好であった。
実施例8: 実施例2の工程において、酸化シリコン膜の形成の前に
実施例2におけると同様にしてl牌m厚のA1−N−0
系膜を形成しておくことを除いて、実施例2と同様の工
程を行なった。
かくしてリングフレーム及びシリコンウェハーにより固
定された状態のAn−N−0系膜:窒化シリコン膜:A
文−N−0系膜の構成を有する積層体からなるリソグラ
フィー用マスク保持体を得た。
本実施例において得られたAn−N−0系膜;窒化シリ
コンIt!; An−N−0系膜の構成を右するマスク
保持体は特に放熱性が良好であった。
実施例9: 実施例5の工程において、窒化シリコン膜3.5及びA
1−N−0系膜4を形成した後に、窒化シリコン膜5上
に保護のためのタール系塗料層を形成した。
以下、実施例5と同様にして、酸化シリコン膜2の所定
の部分及びシリコンウェハー1の円形の中央部分を除去
した。
次に、アセトンでタール系塗料層を除去した。
次に、窒化シリコン膜5上にスピンコードによりフォト
レジストRD−20ON (日立化成社製)の層を1.
2μm厚に形成した。
次、石英−クロムマスクを用いて遠紫外光によりレジス
トの焼付を行なった後に規定の処理を行ない、マスクに
対しネガ型のレジストパターンを得た。
次に、エレクトロビーム蒸着機を用いて上記レジストパ
ターン上にタンタル(Ta)を0.5終m厚に蒸着した
次に、リムーバーを用いてレジストを除去し、リフトオ
フ法によりタンタル膜パターンを得た。
以下、実施例5と同様にしてリングフレームの接着を行
ない、リングフレーム及びシリコンウェハーにより固定
された状態の窒化シリコン膜とA立−N−0系膜との積
層体からなるマスク保持体を用いてリソグラフィー用マ
スクを得た。
本実施例において得られたマスクの窒化シリコン膜、A
M−N−0系膜;窒化シリコン膜の構成を有するマスク
保持体は特に透光性が良好であった。
実施例1O: 実施例5と同様にして、シリコンウェハーの両面に酸化
シリコン膜を形成した後に、その片面に実施例5と同様
にしてAn−N−0系膜を形成した。
次に、AM−N−0系膜上に保護のためのタール系塗料
層を形成した。
以下、実施例5と同様にして、酸化シリコン膜2の所定
の部分及びシリコンウェハー1の円形の中央部分を除去
した。
次に、アセトンでタール系塗料層を除去した。
次に、抵抗加熱蒸着機を用いて人文−N−0系膜上に一
様に300久厚のクロム(Ct)IIIを形成し次いで
一様に0.57tm厚の金(A u)膜を形成した。
次に、該金膜上に一様にフォトレジストAZ−1350
を0.5.m厚に塗布した。
次に、レジスト上にマスターマスクを密着せしめi紫外
光を用いてレジストの焼付を行なった後に規定の処理を
行ない、マスターマスクに対しポジ型のレジストパター
ンを得た。
次に、ヨウ素(工2)県会エッチャントを使用して金膜
のエツチングを行ない、マスターマスクに対しポジ型の
金膜パターンを得た。
以下、実施例5と同様にしてリングフレームの接着を行
ない、リングフレーム及びシリコンウェハーにより固定
された状態のA1−N−0系膜とクロム膜との積層体か
なるマスク保持体を用いたリソグラフィー用マスクを得
た。
本実施例において得られたマスクのAfL−N−0系膜
;クロム膜の構成を有するマスク保持体は特にX線透過
性が良好であった。
実施例11: 実施例2の工程においてA1−N−0系膜上に更にPI
Q液(ポリイミド前駆体、日立化成社製)をスピンコー
ドした後に、SO〜350℃で4時間のキュアーを行な
って21Lm厚のポリイミド膜を形成することを除いて
、実施”例2と同様の工程を行なった。
かくしてリングフレーム及びシリコンウェハーにより固
定された状態の醸化シリコン膜:An−N−0系M:ポ
リイミド膜の構成を有する積層体からなるリソグラフィ
ー用マスク保持体を得た。
本実施例において得られた酸化シリコン膜;Al−N−
0系膜;ポリアミド膜の構成を有するマスク保持体は特
に強度が大きかった。
実施例12: 実施例11と同様の方法により、但し酸化シリコン膜の
形成とAn−N−0系膜の形成としの順序を逆にして行
なうことにより、リングフレーム及びシリコンウェハー
により固定された状態のAl−N−0系膜;酸化シリコ
ン膜:ポリイミド膜の構成を有する積層体からなるリソ
グラフィー用マスク保持体を得た。
本実施例において得られたAJl−N−0系膜;酸化シ
リコン膜;ポリイミド膜の構成を有するマスク保持体は
特に強度が大きかった。
xya例13: 実施例11と同様の方法により、但しAM−N−0系膜
の形成とポリイミド膜の形成との順序を逆にして行なう
ことにより、リングフレーム及びシリコンウェハーによ
り固定された状態の酸化シリコン膜;ポリイミド膜: 
Al−N−0系膜の構成を有する積層体からなるリソグ
ラフィー用マスク保持体を得た。
本実施例において得られた酸化シリコン膜:ポリイミド
膜:Al−N−0系膜の構成を有するマスク保持体は特
に強度が大きかった。
実施例14: 実施例1に於いてAfL−N−0系膜を形成する際に、
リアクティブスパッタ法により窒化アルミニウム(Ai
N)ターゲット、アルゴン(Ar):窒素(N2):酸
素(02)=l:1:o、5のガス、ガス圧5XlO−
3Torr、放電電力150W、r&膜速度約15人/
minで行なうことを除いて実施例1と同様の工程を行
ない、リソグラフィー用マスク保持体を得た。
実施例15: 実施例1に於いてAl1−N−0系膜を形成する際に、
リアクティブスパッタ法により酸窒化アルミニウム(7
A見307 : 3A交N)ターゲット、アルゴン(A
r):窒素(N2):=l=1のガス、ガス圧5X10
−3Torr、放電電力200W、成膜速度約10人/
 m i nで行なうことを除いて実施例1と同様の工
程を行ない、リソグラフィー用マスク保持体を得た。
実施例16: 実施例1に於いて窒化シリコン膜を形成する工程を行な
う代わりにリアクティブスパッタ法によりアルミニウム
(AL;L)ターゲット、アルゴン(Ar):窒素(N
2)= 1 : 1(7)混合ガス、ガス圧8X10−
3Torr、放電電力200Wで0.5pm圧の窒化ア
ルミニウム194を形成する工程を行なうことを除いて
実施例1と同様の工程を行ない、リングラフイー用マス
ク保持体を得た。
本実施例に於いて得られた窒化アルミニウム膜; Al
L−N−0系膜の構成を有するマスク保持体は、X線透
過性、可視光線透過性、熱伝導性、成膜性などの総合的
性能が時に良好であった。
実施例17: 実施例16に於いて空化アルミニウム膜を形成する工程
の後に、PIQ液(ポリイミド前駆体。
日立化成社製)をスピンコードした後に50〜350℃
で4時間のキュアーを行なって2#Lm厚のポリイミド
膜を形成する工程を行なった。
かくしてポリイミド二窄化アルミニウム膜:An−N−
0,vSHの構成を有するリソグラフィー用マスク保持
体を得た1本実施例に於いて得られたマスク保持体は特
に強度及び耐薬品性が良好であった。
実施例18: 実施例16に於いて窒化アルミニウム膜を形成する工程
の後に、リアクティブスパッタ法により0、54 m厚
の窒化ボロン膜を形成する工程を行なった。
かくして窒化ボロン;窒化アルミニウム:Al−N−0
系膜構成を有するリソグラフィー用マスク保持体を得た
0本実施例に於いて得られたマスク保持体は特にX線透
過性及び可視光線透過性が良好であった。
〔発明の効果〕
以上の如き本発明によれば9マスク保持体の構成要素と
して用いられるAn−N−0系膜はX線透過率及び可視
光線透過率が高<(Igm厚の光学濃度が約0.01)
、熱膨張率が低く(3〜4X l O−”/”O) 、
熱伝導率が高く、且つ成膜性が良好であるなどの特長を
有するので。
以下の様な効果が得られる。
(1)Ai−N−0系膜はx!l透過率が高いので比較
的厚くしても比較的高いX線透過量が得られるので、マ
スク保持体の製造を容易且つ良好に行なうなうことがで
きる。
(2)Al−N−0系膜は成膜性が良好であるので極め
て薄い膜からなるマスク保持体を製造することができ、
これによりX線透過馨を高め焼付のスルーブツトを向上
させることができる。
(3)Al−N−0系膜は可視光線の透過率が高いため
、X線リソグラフィーにおいて可視光線を用いて目視に
より容易且つ正確にアラインメントができる。
(4)AR−N−0系膜の熱膨張係数はX線リソグラフ
ィーにおけるシリコンウェハー焼付基板の熱膨張係数(
2〜3X10−8/’O)とほぼ同じ値であるから、極
めて高精度の焼付けが可能となる。
(5)Al−N−0系膜の熱伝導性が高いため。
X線照射により温度上昇を防とでき、特に真空中での焼
付けの際に効果が大である。また、鳴 An−N−0系、は電気伝導性が高いためマスク保持体
の帯電を防Wすることができる。
(6)Al−N−0系膜と無機物膜との積層体を用いる
ことにより、上記の如きAl−N−0系膜の特性に加え
て該無機物膜の有する特性を付加したマスク保持体とす
ることができる。即ち、本発明に係るマスク保持体は透
光性、熱伝導性に優れ、強度、耐薬品性も比較的大きい
といった無機物膜の特長をあわせもつものである。
また、更に有機物膜が積層されると強度が大きく、スト
レスが実質的にないといった有機物膜の特長が加えられ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)〜(h)及び第2図(a)〜(h)は本発
明によるX線リソグラフィー用マスク保持体の製造工程
を示す図である。 l:シリコンウェハー 2:酸化シリコン膜 6:タール系塗料層 7:ワックス層 8:リングフレーム 9:接着剤 手続補正書(自発) 昭和60年10月18日 特許庁長官  宇 賀 道 部  殿  、:4猛1、
事件の表示 昭和60年特許願第1890号 2、発明の名称 リソグラフィー法及びリングラフイー用マスク保持体3
、補正をする者 事件との関係     特許出願人 住所 東京都大田区下丸子3−30−2名称 (100
)  キャノン株式会社居所 〒1413東京都大田区
下丸子3−30−25、補正の対象 明  細  書 6、補正の内容 (1)明細書の第25頁第8行目の「約0.01Jを「
約0.1」と補正する。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)少なくともアルミニウム、窒素、及び酸素を含む
    膜と無機物膜との積層体からなる保持体により保持され
    たマスクを用いることを特徴とする、リソグラフィー法
  2. (2)少なくともアルミニウム、窒素、及び酸素を含む
    膜と無機物膜との積層体からなることを特徴とする、リ
    ソグラフィー用マスク保持体。
JP60001890A 1985-01-07 1985-01-09 リソグラフイ−法及びリソグラフイ−用マスク保持体 Granted JPS61160747A (ja)

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JP60001890A JPS61160747A (ja) 1985-01-09 1985-01-09 リソグラフイ−法及びリソグラフイ−用マスク保持体
DE19863600169 DE3600169A1 (de) 1985-01-07 1986-01-07 Maskenstruktur zur lithographie, verfahren zu ihrer herstellung und lithographisches verfahren
US07/170,688 US4837123A (en) 1985-01-07 1988-03-14 Mask structure for lithography, method of preparation thereof and lithographic method

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2641383A1 (fr) * 1988-12-30 1990-07-06 Technion Res & Dev Foundation Procede pour l'obtention des masques pour lithographie aux rayons x

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FR2641383A1 (fr) * 1988-12-30 1990-07-06 Technion Res & Dev Foundation Procede pour l'obtention des masques pour lithographie aux rayons x

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