JPS61160408A - 紡糸口金面の清掃方法 - Google Patents

紡糸口金面の清掃方法

Info

Publication number
JPS61160408A
JPS61160408A JP81485A JP81485A JPS61160408A JP S61160408 A JPS61160408 A JP S61160408A JP 81485 A JP81485 A JP 81485A JP 81485 A JP81485 A JP 81485A JP S61160408 A JPS61160408 A JP S61160408A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cleaning
polymer
spinneret
blade
mouthpiece
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP81485A
Other languages
English (en)
Inventor
Shintaro Kuge
慎太郎 久下
Katsumi Hasegawa
勝美 長谷川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toray Industries Inc filed Critical Toray Industries Inc
Priority to JP81485A priority Critical patent/JPS61160408A/ja
Publication of JPS61160408A publication Critical patent/JPS61160408A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、紡糸口金面の清掃方法に関する。
さらに詳しくは、合成繊維の紡糸機口金面の清掃に際し
、特に自動化された清掃装置にて多数の口金を連続的に
効率よくかつ信頼おける清掃をする上で、より効果的な
口金面の清掃方法に関するものである。
(従来の技術) 従来、上記したような口金面の清掃手段としては、特開
昭55−26284号公報に記載されたもの等が知られ
ている。
かかる特開昭55−26284号公報には環状運動をす
る刃による準機械化方式としてなる口金面の掃除装置が
記載されているが、この装置によって清掃する場合、次
のような欠点があるものでめった。
すなわち、装置的に、口金面の口金孔の配列に合わせた
掃除刃の配列が必要でおり、口金孔の配列パターン種類
によって該パターン数と同数の掃除刃の準備が要され、
また、刃の運動軌跡が一定の環状であるため、口金面全
体に亘って均一な掃除掻き収りをすることができない、
等の欠点があるものであった。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明者らは、このように、おる程度自動化されてなる
清掃装置を用いて口金面の清掃を行なわんとする場合の
実際手法について、種々の検討を行なった結果、口金面
の清掃に際して、ポリマ吐出ポンプを停止せしめた後の
口金面は、口金パック内の残圧によって口金孔からポリ
マが滲み出し、かかる滲み出しポリマが口金面に多量に
付着するばかりかそれが清掃を受けた際には清掃具にも
多量に付着して、その後の清掃作業の遂行を著しく困難
なものにするものであり、特に自動化装置にて多数の口
金面を連続して清掃する場合にも、所期の清掃効果を得
るには、少なくとも、かかる口金孔からのポリマの滲み
出しを実質的に無くすることが重要な要件であるとの知
見を得た。
そのため、清掃作業以前にないしは遅くとも清掃作業中
には、この滲み出しポリマが実質的に口金面上に出てこ
ない状態を形成することが、短時間で確実な清掃をなす
上で重要なポイントとなる。
本発明の目的は、上記したような点に鑑み、口金面の清
掃に際して、より一層向上された清掃効果が得られると
ともに、作業の確実性を向上させること、作業時間を短
縮化させること等に効果的であって、自動口金面清掃装
置を採用する際の清掃手法として、最適に用いることの
できる口金面の清掃方法を提供せんとするものである。
すなわち、合成繊維の製造に際して、紡糸口金面の十分
な清掃効果が達せられないと高品質・高品位な糸条を安
定して得ることは側底できないもので必るし、また一方
、十分な清掃効果を得るためとはいっても該清掃作業に
著しく長時間を賀すようでは、紡糸機の稼働率を著しく
低下させてしまうことになり、実際生産上のマイナスは
大きい。
実際生産では、何坪も並んでなる紡糸機の口金面多数を
能率よく短時間にかつ適正に清掃をしていくことが要求
されることはむろんでおる。
(問題点を解決するための手段) 上記した目的を達成する本発明の口金面の清掃方法は、
以下の構成からなる。
すなわち、紡糸口金面を清掃する際に、予めまたは/お
よび清掃途中に、ポリマ吐出ポンプを、連続的もしくは
断続的に逆転運転することを特徴とする口金面の清掃方
法でおる。
また、かかる方法において、更に清掃効果を高める上で
、紡糸口金面の清掃に際し、清掃直前にまたは/および
清掃中に口金面表面に冷却媒体を吹き付けることを特徴
とする方法である。かかる冷却媒体としては、代表的に
は、空気、水などが好ましく用いられる。
(作用) 以下、本発明の口金面の清掃方法について更に詳しく説
明をする。
本発明の口金面の清掃方法は、清掃に際して、ポリマ吐
出ポンプを停止するが、該停止をした後でも紡糸バック
内の残圧のためにしばらくの間はポリマが滲み出てくる
ものであり、かかる滲み出しを短時間で止め、しかして
、清掃に要される時間全体を短縮化せしめるとともに、
清掃具に、多量のかかる滲み出しポリマが付着してその
後の他の口金の清掃に支障を生ずることのないようにぜ
んとするものである。
すなわち、ある程度の量のポリマが口金面表面に依然と
して滲み出してくるとしても清掃を行なうことは実際上
はむろん可能であるが、ポリマが滲み出している間は清
掃作業を終了とすることはできないし、また、多量の滲
み出しポリマの存在にかかわらず一個ないし数個の口金
の完全な清掃ができ得たとしてもその後の口金の清掃が
直ちには不可能である等の状況は避けなければならない
のは、前述の通りである。
かかるポリマの滲み出しを即座に止めるために、本発明
では、口金面の清掃を行なうためにポリマ吐出ポンプの
正転運転を停止せしめた後、直ちに、吐出ポンプの逆転
運転を行なわしめるものであり、少なくとも吐出ポンプ
系の最下流に位置するメジャリングポンプの回転を逆回
転運転せしめるものでおる。逆回転運転継続時間は、は
んの瞬間的であっても効果を呈するものであり、1秒程
度から数分程度の間が好ましく、最も好ましくは1秒程
度から1分程度までである。逆転運転継続時間を、1秒
から数秒程度と比較的短い時間を採用した場合には、吐
出ポンプ停止後も口金孔から糸状にて吐出してくるポリ
マを直ちに断ち切るのに主たる効果があり、さらにそれ
以上の逆転継続時間をとる場合には、該効果にさらに加
えて、糸状の滲み出しは断ち切られたものの口金面にて
粒状に滲み出しが依然としておる場合に、これを積極的
に止めるのに大きな効果がある。
本発明では、かかる逆転運転から再び正転運転を開始す
るまでの間に清掃装置による完全な清掃作業を行なうも
のである。
なお、この継続時間中ずつと逆転運転を連続している必
要は必ずしも無く、例えば、数秒から10数秒毎等の適
宜のインタバルで逆転運転と吐出ポンプの停機を交互に
させてもよい。むろん、逆転運転継続時間が短い場合で
は、清掃中に逆転運転が終了され、その後は吐出ポンプ
が停機状態にあるようにされていてもよく、あるいは、
清掃中は実際上吐出ポンプの逆転運転はされず、すなわ
ち、清掃作業以前においてのみ逆転運転され清掃中はポ
リマ吐出ポンプは停機状態となるようにされてもよく、
このような場合でも効果は十分に認められるものでおる
。もちろん、特に清掃前に逆転運転をしないで、清掃具
による実際清掃作動中においてのみ逆転せしめる場合で
も、滲み出し停止による効果は十分に存在し、本発明の
所期の効果は十分に認められる。
本発明の方法において、上記した通りのポリマ吐出ポン
プの逆転運転をとるとともに、併せて、清(重置前にま
たは/および清掃中に、口金表面に冷却媒体を吹き付け
る手段をとることも有効でおり、かかる冷却媒体の吹き
付けにより、口金孔から滲み出てくるポリマは、冷却固
化されて、既に滲み出したものは半固化状態で多くは吹
き飛ばされ、あるいは滲み出し直前のものは粘度が上昇
してもはや吐出−なくなるものであり、吐出ポンプの逆
転運転効果と併せて一層のポリマの滲み出し防止効果を
得ることができるようになる。
冷却媒体としては、例えば、常温の空気、水等が好まし
く用いられる。
以下、図面を用いてざらに説明すると、第1図は、本発
明にかかる紡糸口金面の清掃方法に最適に使用され得る
清掃装置の一態様例を示したもので必り、清掃ヘッド付
近を拡大してみた要部概略断面図でおる。
清掃ヘッド2には、清掃具をその上部に有するインペラ
ユニット53と、口金表面に冷却媒体を吹きつけて口金
孔から滲み出るポリマを固化さぜる手段たる冷却ノズル
82が設けられておる。清掃具は、実際に口金面に接触
して口金面の清掃を行なう機能をなし、冷却ノズル82
は、前述の如く、該清掃具による、清掃直前にまたは/
および清掃中に、空気等の冷却媒体を口金表面に吹きつ
け、清掃に必たり吐出ポンプを停止させた後も、口金孔
から滲み出てくるポリマを固化させて該滲み出しポリマ
を減少させる機能を有するものである。
清掃ヘッドハウジング49にはインペラユニットケース
68が固着されており、該ケース内の底面をベースとし
てシリンダ69が装着されている。
シリンダ69の軸端にはブラケットを介して自転モータ
70が取付けられ上下のスライドが可能な構成となって
いる。該自転モータ70の上方の軸端には自転軸71が
嵌着され、該軸には更にピン72を支点として揺動可能
に二枚のインペラ73a、73bが設けられている。こ
の二枚のインペラに挾まれる構成でかつ更にビン74a
 、74bを支点にして揺動可能にブレード75a、7
5t)が取付けられており、かかる二つのブレード75
a、75bとインペラ73a 、73bとから構成され
るのが本発明で言う清掃具であり、ブレードは実際に口
金面に接触して口金面の清掃を行なう部材である。この
ような構成からなるインペラユニット53は、清掃ヘッ
ドハウジング49に装着されて、清掃ヘッドの主要部あ
るいは一部を構成する。
第2図は、ブレード部分を拡大してみた側面概略図であ
り、同図に示した矢印78は、ブレードの回転進行方向
である。
以上の如き構成を有するインペラユニット53は、口金
面の清掃されるべき紡糸装置9に対して清掃ヘッド2が
完全に位置決めをされた後、シリンダ69が作動して自
転モータ70自身が上昇し、軸端に取付けられた揺動形
式のインペラ73a、73bに支持されたブレード75
a、75bが口金面に接触する。前述の如くかかるブレ
ードもインペラにピン74a、74bを支点として揺動
可能に設けられてなるものであるため口金面に良好にフ
ィツトするものでおる。第1図、第2図は、いずれもブ
レードがフィツトしてなる状態を示している。なお、ブ
レードの口金面に対する接圧はシリンダ69の圧空圧を
調整することで任意に外部から設定することができる。
なおまた、自転モータ70の下方の軸端にはパルス発生
板76か嵌着され、該モータが回転する際に発生するパ
ルス信号は、パルス検出器77によって検出され、図示
しないコントローラへ送られる構成となっており、かか
るコントローラにより回転数の表示と任意の回転数の設
定がなされるものである。
上述した通りの構成を有するインペラユニット53が装
着されてなる清掃ヘッド2は、例えば第3図に示したよ
うな自走式の装置上に設けられて、自走式自動口金面清
掃装置1を構成する。
かかる自走式自動口金面清掃装置1は、コントロール装
置から清掃されるべき錘の指定を受けた後、走行を開始
する。
該装置が該錘に到達した直後にコントロール装置°から
は該鍾に対して、ポリマ吐出ポンプの停止と逆転運転の
開始信号が発せられる。逆転運転の実際は、適宜設定さ
れる運転プログラムに沿って自動的に所定の逆転運転が
なされるようにすればよい。 自走式自動口金面清掃装
置1が指定の錘に到達した後、冷却ノズル82の作動に
より、清掃されるべき口金紡出面に、冷却媒体が吹きつ
けられる。 冷却ノズル82のかかる作動の後、インペ
ラユニット53に内蔵されたシリンダ69に圧空が送ら
れて、清掃具が上昇し、ブレード75a、75bが口金
面に接触する。しかる後、清掃ヘッドに設けられている
自転モーター70が起動されて、ブレード75a、75
bは、回転をしながら、冷却固化されて口金面に付着し
ているポリマ、オリゴマ、モノマ、その他の付着物など
を掻き取るものである。冷却媒体の吹き付は作用時間は
、被清]吊口金やポリマ種類等に合わせて適宜窓められ
ればよいものでおるが、本発明者らの各種知見によれば
、一般的には数秒〜数10秒程度の間継続することによ
り所期の効果が十分に得られるものでおる。
なおまた、口金面の清掃に際して、ブレードの運動を公
転および自転の二種類の運動となるように構成してもよ
く、この場合、より高い清掃効果が得られる。すなわち
、例えば円形の口金面を清掃するに際して、自転運動の
みを用いて口金面全面を清掃することもできるわけであ
るが、そのような場合には、口金面とブレードエッチの
接触対応点が常に一定場所となるため、口金面上の同一
ポイントをブレードの同じポイントが繰返し通過するだ
けとなり、ブレードエッチにおいて何らかの原因で全域
にわたって均一でないときには均一な清掃はむずかしい
ものでおり、また、該自転運動の内周側と外周側とでは
回転速度が異なるものとなるのも、清掃の均一性を欠く
要因となる。これに対して、自転運動と公転運動とを組
合わせた場合には、口金面上のある一点についてみれば
、各種速度によりかつ各種方向からブレードによる掻き
とり作用を受けることになるので、より均一な清掃効果
が得られるものである。すなわち、公転と自転とを組合
わせることにより、口金面上のある一点についてみれば
、ブレードの端部により清掃作用を受けるときやブレー
ドの端部よりも内側の部分により清掃作用を受けるとき
等が存在し、各種速度によりかつ各種方向から掻き取り
作用を受けることになり、より均一な清掃効果が1qら
れるのである。
ブレードの自転回転数は、該ブレードが掻き取った口金
紡出面の汚れを、該ブレード自身の遠心力で飛散できる
程度の高速回転とするのがよく、本発明者らの知見によ
れば、3000〜5000回転/分程度が好ましい範囲
であった。ブレードによる掻き取り動作時間は、必要に
応じて任意に設定可能でおるが、一般的には10〜20
秒程度にても十分な清掃効果が得られるものであって、
滲み出しポリマの積極的停止を採用したことが掻き取ら
れるべき付着物の量を減少せしめ得、かつ、かかる清掃
時間の短縮化に大きな効果を及ぼしている。しかして、
本発明の方法によれば、清1%にあたっての吐出ポンプ
停止からせいぜい30秒以内長くても1分以内程度での
口金面清掃が可能となるものでおる。
一連の動作が終了した時点で、清掃ヘッドのシリンダが
下降され、口金面清掃装置は、次の錘の清掃の準備状態
となるものでおる。
(実施例) 第1〜3図に概略を示した自動口金面清掃装置を用いて
、口金面の清掃を行なった。
清掃具(ブレード)は、口金面上に自転と公転軌跡を描
く運動をしながら口金面上の付着物を掻き取るものでめ
り、清掃の詳細条件は下記の通りでおる。
ブレード回転数 :4000回転/分 ブレード公転周期=3秒/1公転 ブレード接圧  :0.2kg/mm2ブレード材質 
 :セラミックス 実施例1 清掃に際して吐出ポンプの正転運転を停止した後、直ち
に該吐出ポンプ(メジャリングポンプ〉を5秒間逆転運
転せしめた。かかる逆転運転により口金孔からのポンプ
停止直後のポリマの垂れ下がりが即座に消滅し、ブレー
ドでの清掃を直ちに行なうことができるとともに、効率
的な清掃を行なうことができた。この清掃に必要とされ
たブレード回転継続時間は約15秒であり、また、該口
金の清掃後、ブレードには少量のポノマ付看が認められ
るものの、直ちに次の口金の清掃が可能な程度であった
なお、ちなみに、上記の逆転運転後口金回の状態を観察
してみたところ、逆転から約1分間は、口金孔からのポ
リマの滲み出しは糸状になるまでには至らなかった。
実施例2 実施例1の通りの清掃動作に加えて、ポンプの逆転と同
時に、5秒間冷却ノズルから室温の水をミスト(霧)状
に口金面に噴霧した。かかる一連の作動を経ることによ
り、実施例1の場合と同様に効果的な清掃を行なうこと
ができた。
この清掃に必要とされたブレード回転継続時間も約15
秒間である。また、該口金の清掃後、ブレードにはポリ
マの付着は認められなかったなあ、ちなみに、上記の逆
転運転および水噴霧後の口金面を観察してみたところ、
逆転・噴霧から約3分間は、ポリマの口金孔からの滲み
出しは全く認められなかった。
実施例3 実施例1の通りの清掃動作に加えて、ポンプの逆転と同
時に、冷却ノズルから口金面に室温の圧空の吹付けを開
始した。かかる一連の作動を経ることに゛より、実施例
1の場合と同様に効果的な清掃を行なうことができた。
この実施例において特徴的な点は、圧空の吹き付けによ
り、滲み出しが抑えられるとともに口金面上の汚れをも
ほとんど吹き飛ばすことができた点であり、この点につ
いては、水噴霧では、さほど実現できなかったものであ
る。
この清掃に必要とされたブレード回転継続時間も、やは
り15秒であったが、前記吹き飛し効果によって清掃具
で掻き飛された後の残留付着物の無い良好な清掃結果が
得られた。
なあ、ちなみに上記の圧空吹付は時間を、前記実施例2
と同様にポンプの逆転運転開始から5秒間とし、1分経
過1変の口金面を観察してみたところ、微量ではあるが
、粒状の滲み出しポリマが認められた。すなわち、滲み
出しを長時間において抑えるという点では、空気よりも
水の方が効果的でめった。
ル剪ヨ 口金面の清掃に際して、ポリマ吐出ポンプの停止をした
後、逆転等させずにそのまま清掃作業に入った。このと
きは、ポンプ停止後も約1分間は、口金孔からポリマが
糸状に多■に垂れてきてあり、なかなか実際清掃作業に
入ることができなかった。
この糸状の垂れ下がりが減少したと判断されたポンプ停
止から約1分間経過した後、清掃作業に入った。この時
のブレードの回転継続時間も約15秒としたが、清掃終
了後の口金面には、引続き滲み出るポリマが粒状に付着
し、口金面周辺には掻き取られて飛散したポリマおよび
付着物かず付着して、充分な清(吊効果が得られたとは
言いがたいものであった。
また、このとき清掃を終えた俊のブレードには多量の掻
き取られたポリマが付着しており、これを除去しない限
り次の口金面の清掃には側底入れるものではなかった。
(発明の効果) 以上述べた通りの本発明によれば、口金面の清掃方法と
して、従来方式と比べて極めて高い清掃効果を呈すると
ともに、清掃作業時間の短縮化ざらに清掃作業の信頼性
の向上等がなされてなる、自動口金面清掃手法として最
適に用いることのできる新規な口金面の清掃方法が提供
されるものである。
本発明の方法を、合成繊維の紡糸口金面の自動化清掃に
適用した場合には、何坪も並んでなる紡糸機の口金面多
数を能率良く短時間にかつ適正に清掃していくことが可
能になり、清掃装置のメインテナンス性も良好なもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明にかかる口金面の清掃方法にに最適に
使用され得る清掃装置の一態様例を示す要部概略断面図
である。 第2図は、第1図に示した装置のブレード部分を拡大し
て見た側面概略図である。 第3図は、本発明方法に最適に使用され得る自走式自動
口金面清掃装置の一態様例を示した概略図である。 図中の符号の説明 1:自走式自動口金面清掃装置 2:清掃ヘッド 9:紡糸装置 10:被清掃口金 49:清掃ヘッドハウジング 53:インペラユニット 69ニジリンダ 70:自転モータ 73a、73b:インペラ 75a、75b ニブレード 82:冷却ノズル 特許出願人  東 し 株 式 会 社第2.あ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)紡糸口金面を清掃する際に、予めまたは/および
    清掃途中に、ポリマ吐出ポンプを、連続的もしくは断続
    的に逆転運転することを特徴とする紡糸口金面の清掃方
    法。
  2. (2)紡糸口金面の清掃に際し、清掃直前にまたは/お
    よび清掃中に、口金面表面に冷却媒体を吹き付けること
    を特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載の紡糸口金
    面の清掃方法。
JP81485A 1985-01-09 1985-01-09 紡糸口金面の清掃方法 Pending JPS61160408A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP81485A JPS61160408A (ja) 1985-01-09 1985-01-09 紡糸口金面の清掃方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP81485A JPS61160408A (ja) 1985-01-09 1985-01-09 紡糸口金面の清掃方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS61160408A true JPS61160408A (ja) 1986-07-21

Family

ID=11484143

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP81485A Pending JPS61160408A (ja) 1985-01-09 1985-01-09 紡糸口金面の清掃方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61160408A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018135035A1 (ja) * 2017-01-18 2018-07-26 株式会社 東芝 ファイバ製造装置およびファイバ製造方法
US11105017B2 (en) 2017-01-18 2021-08-31 Kabushiki Kaisha Toshiba Fiber manufacturing apparatus and fiber manufacturing method

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018135035A1 (ja) * 2017-01-18 2018-07-26 株式会社 東芝 ファイバ製造装置およびファイバ製造方法
JP2018115405A (ja) * 2017-01-18 2018-07-26 株式会社東芝 ファイバ製造装置およびファイバ製造方法
US11105017B2 (en) 2017-01-18 2021-08-31 Kabushiki Kaisha Toshiba Fiber manufacturing apparatus and fiber manufacturing method

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS61160408A (ja) 紡糸口金面の清掃方法
US5964277A (en) Twin drum type continuous casting method
US3804569A (en) Spinneret wiper
JPH0347991B2 (ja)
JPS61132608A (ja) 口金面の清掃装置および清掃方法
JP2011026719A (ja) 繊維の洗浄設備および洗浄方法
JPS61132609A (ja) 口金面の清掃装置
JPH08100321A (ja) 口金面清掃装置
KR20100006954U (ko) 대면적 기판의 접촉식 세정장치
EP1581681B1 (en) Method and machine with rotating drum for the washing or dyeing treatment of textile articles
JPS61132607A (ja) 口金面の清掃装置
JP3805757B2 (ja) スピニングノズル清掃装置及び清掃方法
US2054576A (en) Fish-cleaning wheel
JPS61167008A (ja) 口金面の清掃装置
JPS6155207A (ja) 溶融紡糸口金面の清浄化方法
CN116081239A (zh) 一种全自动液体灌装机
JP3747379B2 (ja) 糸条移送ロールの洗浄方法およびその洗浄装置
JPS61132606A (ja) 口金面の清掃装置
JPH09108786A (ja) 双ドラム式連続鋳造装置
JPH06136609A (ja) 糸条移送ロールの洗浄装置およびその洗浄方法
JP2003020307A (ja) 乳化重合ラテックス用濾過装置およびこれを用いた乳化重合ラテックスの製造方法
JPH06108352A (ja) 丸編み機の潤滑方法及び潤滑装置
JPH08155349A (ja) 静電塗装方法及びそれに使用する静電塗装機
JPS5990661A (ja) 塗装ガンの洗浄装置とその方法
JPH04176346A (ja) 電気集じん装置