JPS61160212A - 透明導電フイルムの製造方法 - Google Patents

透明導電フイルムの製造方法

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JPS61160212A
JPS61160212A JP60000867A JP86785A JPS61160212A JP S61160212 A JPS61160212 A JP S61160212A JP 60000867 A JP60000867 A JP 60000867A JP 86785 A JP86785 A JP 86785A JP S61160212 A JPS61160212 A JP S61160212A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は導電加工された有機繊維を用いる透明導電フィ
ルムの製造方法に関するものであり、詳しくは、得られ
るフィルムが比較的薄く且つ連続的な製造が可能な強度
を有するとともに、十分な導電性と優れた透明性を有す
る透明導電フィルムを製造することのできる方法に関す
る。
〔技術の背景〕
半導体ICやLSI等の電子部品、プリント基板、磁気
テープ等は包装、出荷の工程で静電気によるほこシの吸
着や静電気帯電によるトラブルから製品を保護する必要
があり、特に最近よく用いられるC−MOS型のIC等
は静電気により絶縁破壊を起こしやすいので帯電防止は
不可欠となっている。これらの静電気障害から製品を保
護するためには表面抵抗率の低い導電フィルムで包装す
ることが考えられる。また、上記IC等の製品は取引上
包装された内容物を透視して判断可能なことが望まれる
ので、導電フィルムで包装する場合には、導電フィルム
自体がある程度の透明性を有することが要請される。さ
らにこのような包装用導電フィルムは内容物を傷付ける
ものであってはならない。従って導電繊維を用いて透明
導電フィルムを製造するには■マトリクス中の導電繊維
の絶対量を少くして所定の導電性を得ること、■用いる
導電繊維の表面硬度が小さいこと、■導′亀繊維は屈曲
により折れることなく、かつ屈曲回復性がよいこと、■
厚さが薄いこと、■フィルムの表面が平担で皺がなく加
工適性がよいこと、及び■製造、加工工程においてフィ
ルムが破断等しない十分な強度を有しシート状のものが
連続的に製造可能であること等の6つの条件が必要とさ
れる。
〔従来技術〕
本発明者等は熱可塑性合成パルプに導電加工された有機
繊維を混入した紙料全抄紙し、得られる原紙を合成パル
プの融点以上の温度で加熱、加圧することによ如前記の
・6つの条件を満しうろことを見出し、さきに特願昭5
8−7xlo2’f号として開示した。本発明はこれを
改良し導電フィルムの強度をさらにあげることによ)厚
さの減少と透明性の増大を図シ、ひいてはコストのてい
減を図ったものである。本発明者の実験によれば、ポリ
オレフィン系合成パルプと導電繊維のみからなる導電フ
ィルムを製造する場合には、ポリオレフィン系合成バル
ブに物理的、化学的結合性がほとんどないため得られる
紙状物の引張強度、引裂き強さ、表面強度が弱く、ポリ
オレフィンの熱融合前の工程においてフィルムが裂断す
る等してしまい、シート状のものを巻き取シながら連続
的に製造することは実際上困難であり、また坪量の小さ
い薄手のフィルムを製造することは不可能であった。
強度不足?補うために熱水溶解性ポリビニルアルコール
繊維状バインダーの如き単一成分のバインダーを合成パ
ルプと併用することが考えられるが、融点が低すぎるた
め抄紙機ドライヤーに溶融したバインダーが付着するの
でシートに粕が付着したシ、穴の発生や断紙の原因とも
なるので好ましくない。
補強材を用いることなく、ポリオレフィン系合成バルブ
をドライパートで溶融することにより強度を得ることは
可能であるが問題が多い。
例えば合成パルプが溶融する直前のホケ、加熱溶融が不
均一になり、部分的な伸び更にシワの発生等の問題があ
り、最終的に低坪量の精度の高いフィルムを得ることは
不可能である。
〔発明の目的〕
本発明者は上記の問題に鑑みて大きな強度を有し抄造性
に優れ、製造工程および加工工程において裂断すること
がなく連続的な製造が可能であるとともに、透明性にお
いても従来のものより優れ且つ薄手の導電フィルムを製
造する方法全提供すべく更に研究を重ねた結果、本発明
に到達したものである。
〔発明の構成と開示〕
本発明においては、後に述べる複合繊維を補強材として
配合することにより、透明導電フィルムの連続的な製造
を可能にするとともに、実験により最適な製造条件を見
い出し、透明性において従来のものより優れ且つ薄手の
導電フィルムが得られることを可能としたものである。
本願発明は、熱可塑性合成パルプ・94.5〜40容量
係に、該熱可塑性合成パルプの融点よりも低い融点を有
する第1成分と該熱可塑性合成パルプの融点よりも高い
融点を有する第2成分とからなる熱可塑性複合繊維5〜
30袢世襲及び導電加工された有機繊維0.5〜30谷
量チを混合してなる紙料を用いて湿紙を形成した後、前
記第1成分の融点以上で前記熱可塑性合成パルプの融点
以下の温度で加熱乾燥して第1成分を溶融し、紙料が相
互に接着された原紙を抄造し、しかる後、該原紙を前記
熱可塑性合成パルプの融点以上で前記第2成分の融点よ
り低い温度で加熱、加圧して熱可塑性合成パルプを溶融
し、前記第2成分と前記導電加工された有機繊維が分散
された透明フィルムを形成することを特徴とする面方向
比抵抗I X 10’Ω−m以下で不透明度30チ以下
の透明導電フィルムの製造方法に関する。
(熱可塑性合成パルプ) 本発明において用いる熱可塑性合成パルプとは、熱可塑
性合成樹脂から成るパルプ等の抄紙可能な繊維状物質を
いう。
また、熱可塑性樹脂としては、ポリオレフィン、ポリア
クリロニトリル、ポリエステル、ポリアミド等であり、
加熱による溶融で透明化し、冷却によって固体高分子に
もどってもその透明性を保持するものであればよい。こ
れらのうち特に好ましいのは融点が低く比較的廉価なポ
リオレフィンであり、ポリオレフィンとは、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、エチレンとプロピレンの共重合物
、エチレン又はプロピレンとα−オレフィンとの共重合
物、エチレン又はプロピレンと酢酸ビニル、アクリル酸
等との共重合物、又はこれらの混合物又はこれらを更に
化学処理した重合物等を含むものである。尚、導電フィ
ルムのヒートシール性ヲ考慮した場合には融点が200
℃以下、特に170℃以下のものが好ましい。
(導電加工された有機繊維) 本発明において用いられる導電加工された有機繊維(以
下「有機導電繊維」という)とは、各種の合成繊維、半
合成繊維或いは天然繊維に、望ましくはこれらの繊維の
性質を損うことなく導電加工が施されたものであって、
例えば有機繊維に金属イオン又は金属化合物が化学的に
結合されたもの或いは有機繊維に金属や炭素等の導電剤
が物理的に結合されたものである。金属イオン又は金属
化合物が結合されたものの好ましい代表例は、アクリル
繊維に染色工程で銅イオンを拡散した導電繊維(日本長
毛染色(株)製、商品名ザンダーロン■5S−N)?:
例示できる。
また、導電剤が物理的に結合されたものとしては、金属
メッキを施した有機繊維(実公昭49−3921号)等
であるが、基体となる有機繊維の性質を損うことがなく
、また抄紙工程で導電剤が分離するおそれがない等の点
から化学的な結合によるものの方がよυ望ましい。
導電加工の方法は上記例示に限定されるものではなく、
繊維の比抵抗がI X 10’Ω・m以下、好ま叫くは
1×10°Ω・m以下程度となるように行なえばよい。
導電加工された有機繊維は、比重が0.9〜2,5、特
に0.9〜1.35の範囲のものが望ましい。これは有
機導電繊維が配合される主原料が熱可塑性合成パルプ(
たとえばポリエチレン系合成パルプの比重0.94〜0
.96)であるため近似した比重のものが均一分散が容
易であ多、面方向比抵抗、透明性の均一な導電性フィル
ムが得られ易いからである。従ってたとえば基体となる
有機繊維としてポリビニルアルコール系(比重1.26
〜1.30)、ポリアミド系(比重1.14)、アクリ
ル系(比重1.14〜1.18)、ポリビニルアルコー
ルとポリ塩化ビニル共重合系繊維(比重1.32)等に
導電剤が化学的に結合されたものが好適である。但し、
アルミニウム(比重2.7)、銅(比重7.9)、ニッ
ケル(比重8.9)、その他の金属メッキしたものでも
、被覆層の厚さを薄くしたものであれば、比重の小さい
ものが得られるので、そのようなものでもよい。
尚、基体となる有機繊維として合成繊維を用いる場合、
その融点望ましくはその軟化点が、マトリクスとなる熱
可塑性樹脂原料例えば熱可塑性合成パルプの融点よりも
高いものでなければならない。これは導電フィルムの製
造工程において抄紙した原紙をカレンダーにより加熱加
圧する場合に、マ) IJクス部分の原料よりも有機導
電繊維の方が早く或いは同時に溶融して繊維の形態を失
うと、有機導電繊維に与えられた電気的性質が変化し、
所望の面方向比抵抗を有する導電フィルムが得られなく
なるからである。
従って、加熱加圧によるマ) IJクス部分の透明化処
理は、マ) IJクス原料の融点以上であって且つ有機
導電繊維の融点以下望ましくは軟化点以下の温度で行な
うことになる。
例えば、マトリクス原料としてポリエチレン系合成パル
プ(融点110〜138℃)を使用する場合には、アク
リル系繊維(軟化点190〜240℃)等を組み合せて
用いる。ポリエステル系繊維(軟化点235.〜240
℃)、ポリビニルアルコール系繊維(軟化点220〜2
30℃)、ポリアミド系繊M1(軟化点180〜235
℃)等を用いることもできる。
半合成繊維や天然繊維を基体とする有機導電繊維を用い
る場合には、軟化、溶融等の問題はないが、セルロース
の熱分解温度が240〜400℃であるので、マトリク
ス原料として融点が20−0℃以下のものを使用し、2
40℃以下で加熱加圧処理するのが望ましい。
有機導電繊維の直径は3〜50μmで、長さが1〜40
w1の範囲で用いうるが、5〜20μmの直径と1〜2
5πの長さが紙料の均一分散および歩留上好適である。
以上に述べた有機導電繊維は表面硬度が小さいので本発
明のフィルムを包装に用いる場合に内容物を傷付けるこ
とがない。なお、後に述べるように加熱加圧によるマト
リクス部分の透明化処理は、前記の要件を満すとともに
複合繊維の第2成分の融点より低い温度で希わなければ
ならない。
有機導電繊維の最適な配合割合は、用いる有機導電繊維
の種類や繊維の太さによって変動しうるが面方向比抵抗
が1×10°Ω・α以下の導電フィルムを得るには、少
なくとも0.5容量チ以上、望ましくは2容量チ以上配
合する。また、導電フィルムの不透明度を30係以下に
確保するには、有機導電繊維の量を、その太さに応じて
3o容量チ以下、望ましくは10容量多以下で調整する
。有機導電繊維の直径が5〜10μmの場合には7容量
チ以下、10〜15μmの場合には12容量%以下、1
5〜20μmの場合には20容量チ以下、20μm以上
の場合には30容量チ以下とするのが望ましい。
(熱可塑性複合繊維) 本発明においては上記原料に加えて、熱可塑性合成パル
プの融点よりも低い融点を有する第1成分と熱可塑性合
成パルプの融点よりも高い融点を有する第2成分とから
なる熱可塑性複合繊維を配合する。
熱可塑性複合繊維とは、融点の異なる熱可塑性樹脂2種
以上から構成される繊維であシ、一般に複合紡糸法等に
よって製造されるものである。1例として特公昭48−
15684号に開示のものが挙げられる。複合の第1成
分と第2成分は、前記した熱可塑性合成パルプのうち使
用する合成パルプの融点に応じて適宜選定される。例え
ば、合成パルプとして、融点が120℃程度のポリエチ
レン系合成パルプを用いる場合、これより低い融点を有
する低密度ポリエチレンを第1成分とし、ポリプロピレ
ンを第2成分とする複合繊維を用いることができる。第
1成分としては他にエチレン酢酸ヒニル共重合体やポリ
ビニルアルコール等ノ比較的融点の低いもの、第2成分
としてはポリエステル等がある。第1成分と第2成分は
、それぞれ合成パルプと同系のものであっても、融点に
おいぞ差のあるものであれば使用できる。また、逆に、
複合繊維が与えられれば、複合繊維の第1成分より融点
が高く、第2成分より融点が低いものとして熱可塑性合
成パルプを選択することもできる。
複合繊維の形態は、融点の高い第2成分を芯とし、融点
の低い第1成分を鞘とした同心状の或いは偏心状の構造
や芯部分が繊維の表面に露出したものの他、第1成分と
第2成分が連続的で変則的に複合しているものでもよく
、高融点の第2成分が溶融する以前の温度で、第1成分
が、原紙の配合原料中で他の紙料を相互に結合できるよ
うに複合繊維の外部に溶出可能な形態であれば特に制限
されない。
また、複合繊維は、抄紙工程中の脱落を防止し、且つ均
一な配合を可能とするため繊維長が2〜40晒程度のも
のが望ましく、特に好壕しくは3〜15閣のものであり
、単繊度は1〜30デニール、好ましくは1.5〜8デ
ニールのものである。
上記複合繊維は、5〜30容量チの割合で配合する。5
容t%以下では、原紙に強度を与える補強効果が不十分
であり、配合割合を増加するほど原紙の引裂き強さは犬
となるが、20容量チ以上では強度の向上が徐々にわず
かとなる。他方、配合割合が30容量チを超えると、加
熱、加圧処理後得られる透明フィルム中に空隙が多発し
、均一なフィルムが製造できないし、製品の強度も劣る
ことになる。原紙及び透明フィルム双方の特性上、特に
望ましい配合割合は10〜20容量チである。
(製造工程) 本発明方法においては、熱可塑性合成パルプと有機導電
繊維および熱可塑性複合繊維を所定の割合で配合し均一
なものとして抄紙工程に送る。抄紙においては、通常の
製紙技術において用いられる、すき綱部、圧搾部、乾燥
部等からなる抄紙機を用いることができる。
上記紙料から形成される湿紙を、乾燥部で熱可塑性複合
繊維の第1成分の融点以上で、熱可塑性合成パルプの融
点より低い温度で加熱乾燥して、第1成分のみを溶融し
て紙料が相互に接着された原紙を抄造する。乾燥して得
られた原紙は透明化のため加熱加圧する。加熱加圧は、
通常製紙工程で紙に光沢をつけ表面を平滑にするカレン
ダー処よ 理やポットプレス処理等により行うことができ、圧力条
件としては通常のカレンダー処理による40〜2001
1/zの線用或いはホットプレスによる場合には60〜
200V4/−の圧力下で適宜選定する。また同様の条
件であればプラスチック用カレンダーによる処理でも行
なうことができる。
加熱加圧の温度条件は、熱可塑性合成パルプの融点以上
で熱可塑性複合繊維の第2成分および有機導電繊維の融
点より低い温度とし、得られた透明フィルム中には第2
成分と有機導電繊維が分散されてネットワークを形成す
る。
尚、本発明の発明思想を害しない範囲で、化学木材パル
プその他の高強度材料や高融点材料を更に配合すること
は何ら差しつかえない。
〔発明の効果〕
本発明方法においては、紙料中に、融点の異なる成分で
構成される複合繊維を配合し、低融点の第1成分のみが
溶融する温度で乾燥するため、低融点の第1成分が溶融
して他の紙料を結合するバインダーとしての役割を果す
とともに、この第1成分が溶融しても、高融点の第2成
分が繊維の形態を保持し補強効果を発揮しているので、
抄紙工程においてドライヤー表面へ紙料が付着してもド
ライヤーから高速で原紙を引きとることができる。
複合繊維の補強効果によって、原紙の引裂き強さが大き
くなるため、フィルムが破断することなくシート状のフ
ィルムを連続して製造でき、坪量が100 f/−以下
、更に85 f / rrl以下、20f/−までの薄
手のフィルムの連続的製造が可能である。有機導電繊維
は合成パルプ、複合繊維に比し加熱加圧処理時の熱膨張
、収縮率の差が小さいので、より薄手のフィルムとして
も皺が発生しない。炭素繊維、ステンレス繊維などの無
機繊維を配合した導電フィルムは薄手処するに従って皺
の発生が著しくなシ加工適性を失うに至るので薄手の透
明導電フィルムの製造は事実上不可能である。
最終製品として得られる導電フィルムは、第2成分が分
散されてなるため、第2成分による補強効果が得られる
。このフィルムは屈曲により折れることがないので面方
向比抵抗値は安定しておシ、またフィルムの屈曲回復性
がよい。また熱可塑性複合繊維は、加熱、加圧処理後に
透明性を有するので不透明度10チ以下の導電フィルム
も製造容易であシ、さらに通常の透明フィルム並みの不
透明度5チ以下の透明導電フィルムの提供も可能となっ
た。なお、フィルムの坪量が低下する結果、高価な導電
繊維の絶対量を低下しうることも本発明の効果である。
本発明方法で製造される透明導電フィルムでは、フィル
ム状の透明な熱可塑性樹脂マ) IJクス中に有機導電
繊維と、複合繊維の第2成分が分散されており、有機導
電繊維が接触点を有し、接触点を通じて電気的に導通さ
れるため1×10“Ω−副以下の面方向比抵抗を有する
本発明による透明導電フィルムにおいては、有機導電繊
維の種類および配合比により所望の比抵抗のものを得る
ことができ、面方向比抵抗が主として106〜10°Ω
−鋸のものは電子部品等のほこり付着防止用袋として及
び静電障害防止用として、10’以下のものは電磁波シ
ールド効果が要求される用途に好適である。
以下に本発明を実験例及び実施例に基づいて説明するが
、本発明は以下の実験例及び実施例の範囲に限定される
ものではない。
実験例1 熱可塑性合成パルプとしてSWP■U L −410(
三片石油化学製 ポリエチレン系樹脂、融点123℃、
比重0,94、平均繊維長0,9瓢、白色度94%以上
、以下SWPと略す)を用い、有機導電繊維としてサン
ダーロン5S−N(商i、7クリル系、軟化点190〜
240℃、比重1.18、平均繊維長3瓢、単糸径17
.5μm1比抵抗5.85XIO−’Ω・副、日本長毛
染色製、以下サンダーロンと略す)を用い、複合繊維と
してNBF−EC商標、大和紡製 第1成分エチレン酢
ビ共重合体(融点96〜100℃)と第2成分ポリプロ
ピレン(融点165〜170℃)の鞘芯型、繊維長5t
ma、繊度2デニール、以下NBFという〕を用いた。
サンダーロンのみは5重量%(3,8容量%)とし他は
それぞれの混合比率を変えて試験を行った。
Eの低融点成分の融点以上でSWPの融点以下の100
〜115℃で行い坪量的50f/rF?の各種原紙を得
た。
NBF配合率と裂断長及び比引裂き強さの関係を第1図
及び第2図に示す。
第1図から、NBF配合率5容ffi[以下加えても裂
断長はほとんど変らない。IO容Rfr以上加えると著
しい裂断長の向上が見られ、30容量係以上になるとN
BF配合率が増えても裂断長の値は頭打ちとなる。
第2図から、NBF配合率の増加に伴い比引裂き強さの
向上が見られる。
次に、これらの原紙を試験用スーパーカレンダーで加熱
加圧処理し透明シートを得た。スーパーカレンダー条件
は線圧60Kf/crn1速度4.5m/分、ロール表
面温度130℃で処理した。
フィルム化したシート特性とNBF配合率の関係を以下
に示す。
第3図から、NBF配合率lO容量慢までは配合率の増
加に伴い裂断長も高くなるが、それ以上ではほぼ一定の
値を示す。第4図によればフィルムの不透明度はNBF
の配合率に係らず10チ以下であ〕、透明性の高いフィ
ルムが得られる。
以上の実験結果から、抄紙及び加熱加圧処理の作業上必
要とされる裂断長及び比引裂き強さはNBF配合率5容
量チ以上で満される。
また、フィルム化したシートの強度に対してもNBFは
有効に働き、電気的特性に対しては悪影響を及ぼさない
ことが判った。しかし、NBFが剛直な繊維形態である
ため、配合率3o容量チ以上のものは加熱加圧後に得ら
れるフィルムに空隙が生じるようになシ、目的とするフ
ィルムが得にくく々る。よってNBF配合率は3o容量
−以下とする必要があシ、作業性に係る強度の点からは
5容量−以上とするのが望ましい。
実験例2 有機導電繊維を用いた外観が平担で光沢感のある導電フ
ィルムと・無機繊維を用いた皺が多く光沢感の少い導電
フィルムにつき、皺の発生程度を数値的に把握するため
に次の実験を行った。有機導電繊維としてはサンダーロ
ンを用い、無機繊維としては炭素繊維(クレハカーボン
ファイバーチョップ■C−203、呉羽化学工業製、黒
鉛質繊維、平均繊維長3.0■、単糸径12.5μm)
 (以下、CFと略す)を−用いSWP/NBF/導電
繊維の配合比を81.2/15/3.8各容量チとして
坪量約50y/lr?の透明導電フィルムを作成した。
それぞれのフィルム(15X15crn)の1枚の厚さ
、10枚重ねの厚で、10枚重ねの上にアクリル板をあ
てその自重による0、25f/n?の軽荷重をかけた場
合のかさ厚さを測定しその結果を第1表に示した。
第1表 第1表によれば10枚重ねの厚さは1枚の厚さと同様に
マイクロメーターによる測定であるためその1枚あたり
の厚さの平均値は1枚の測定値と同一であった。しかる
に軽荷重下のかさ厚さはサンダーロン使用のものが1枚
の厚さ測定値の1.25倍であるのに対し、CF使用の
ものは約4.2倍となった。軽荷重下では枚葉間の空気
層のためかさ厚さはやや大きくなるが、かさ厚さのけん
ちょな相違はCF使用のものが皺による凹凸が著しいこ
とを示すものである。この結果からサンダーロン使用の
導電フィルムは製袋加工が容易でM品価値が高いことが
判る。他方CF使用の導電フィルムは坪量を厚くするか
、或いはナイロンフィルム、ポリエステルフィルムのよ
うな寸法安定性のよいフィルムと貼合わせなければ皺を
防止できないので不利な点が多い。
次に前記の試験試料に加えて、サンダーロンにつき同一
配合で坪量のみ約25f/−に低下させて導電フィルム
を1憤枚作成した。このものの外観はサンダーロンの5
0f/−品と同様に表面が平担で光沢に富むものであっ
た。この3種の試料につき触針型表面あらさ測定器によ
り表面あらさを測定し結果を第2表に示した。
第  2  表 表中Raは中心線からの山の高さの平均値を示し、また
ピッチとは1儒あたシの山の個数を示す。これらの測定
値にはフィルム表面に露出した導電繊維によるあらさが
因子として入シ込むが配合割合その他の製造条件が同一
なので比較資料として用いることができる。第2表によ
ればサンダーロン使用品でも坪量が小さくなれば山の高
さが高くなシ山の個数がふえるが、その山は非常に細か
いもので外観上はとんど判らない。一方CF使用の50
f/−品は大きな皺が多いことが示されている。このこ
とから、本発明によれば複合繊維を配合することにより
強度があり、かつ製袋等の加工適性がすぐれたかなり薄
手のフィルムを提供できることか判る。
実施例1 熱可塑性合成パルプとして実験例工に用いたSWPの一
定量を50℃の温水に投入し、3チの濃度とし、攪拌機
で離解した。また熱可塑性複合繊維として、NBFの一
定量を常温の水中に分散させた。さらに有機導電繊維と
してサンダーロンを常温の水に1%濃度となるように分
散させ、これに消泡剤を少量加えて調製した。
SWP/NBF/サンダーロンの混合比率が、81.2
/15/3.8 (容量チ)となるように採り混合槽に
入れ20分以上攪拌し、ついで分散剤を少量加え、テス
トマシンによって米坪[509/−を目標として原紙を
製造した。原紙の乾燥はNBFの鞘成分の融点96〜1
00℃以上で、SWPの融点123℃以下の100〜1
15℃で行なった。製造速度は30m/分で、ドライヤ
ーに特に離型処理をしなくても、ドライヤーからの剥離
が良好で紙切れもなく容易に連続生産することが′でき
た。この原紙を線圧60Kf/z、ロール表面温度はS
WPの融点123℃以上でNBFの芯成分の融点165
〜170℃以下の130℃の条件でスーパーカレンダー
処理した。通紙速度は4,5m/分で行った。
比較として、SWP/NBF/サンダーロンの混合比率
が96.210/3.8(客足%)について、同様に原
紙および導電フィルムを製造した。しかし、紙力か弱い
ため紙切れが起こり連続夷造が極めて困難であった。
本例で製造した原紙と導電フィルムの物性および比較例
を第3表に示す。
第  3  表 表中の不透明度の測定にはフォトボルト光電反射計67
0型を用いた。面方向比抵抗の測定は日本ゴム協会法5
RIS2301に、ヒートシール強度はタラピースタン
ダードT517−69にそれぞれ準拠した。
第3表によれば、不透明度の低い、ヒートシール強度の
ある導電フィルムが得られることを示す。
比較例との対比ではSWPの一部をNBFに置き換える
ことにより、強度に於いて著しい向上が見られる。特に
原紙においてはNBFの配合により裂断長で2倍以上、
比引裂き強さで3倍以上の強度が出ている。これが原紙
を容易に連続させる要因と力っていることを示す。不透
明度は5係以下であシ、通常のプラスチックフィルムと
比較して遜色が万かった。また、得られた導電フィルム
は静電障害防止用として好適に使用できた。
実施例2 SWP/NBF/サンダーロンの混合比率を79.5/
2010.5 (容量係)、目標米坪量を201/r1
. 5ot/rl、851/ピとして、実施例1と同様
にして原紙および導電フィルムを得た。この物性を第4
表に示す。
第  4  表 NBFの配合により原紙の強度が向上し低秤量2011
rrF品についても実施例1と同様に容易に連続製造す
ることができた。
サンダーロンの低配合により不透明度は低くなっている
が、比抵抗は107Ω−保であシ、サンダーロンの配合
の下限に近いことを示している。なお、坪量20t/−
品は851/rr?品と同レベルの強度を有し、かつサ
ンダーロン配合量は4分の1に節減できるから省資源上
章義が大きい。
得られた導電フィルムはいずれも皺が彦〈光沢感に富み
、電子部品のホコリ付着防止用袋として良好に使用でき
た。
実施例3 SWP/NBF/サンダーロンの混合比率を40/30
/30 (容量%)、目標米坪量を50?/−とし、実
施例1と同様にして導電フィルムを得た。実施例1と同
様に容易に連続製造することができた。得られた導電フ
ィルムは、坪量51.5r/扉、不透明度29.5チ、
面方向比抵抗1.2X10゜Ω−ctn、裂断長2.5
2 Kmであった。509/lr?品では30容量チの
サンダーロン配合率が不透明度の点で限界に近い。しか
し、N B Fの高配合によ)必要な強度は十分に保持
されている。このものは低周波の電磁波シールド材とし
て好適に使用できた。
実施例4 SWP/NBF/サンダローンの混合比率を82/10
/8 (容量チ)、目標米坪量を50f/n?とじ、実
施例1と同様にして導電フィルムを得た。
実施例1と同様に賓易に連続生産することができた。得
られた導電フィルムは坪量50.2r/m’、不透明度
6.5%、裂断長2.2 Km 、面方向比抵抗2.5
X10°Ω−mであシ良好な透明導電フィルムであった
。また製袋加工においてフィルム切れ等がなく強度の優
れたものであった。
実施例5 有機導1y繊維として、アクリル繊m(直径14μm)
の表面に約3μmの厚さにアルミニウムを被覆した平均
繊維長5間の繊維(比重2.0)(以下、M−アクリル
という)を使用し、紙料の混合比率をSWP/NBF/
Al1−アクリル=85/1015容量チとして実施例
1と同様にして導電フィルムを作成した。得られた導電
フィルムは、米坪量50.8F/靜、不透明度7.8チ
面方向比抵抗1.5×1060・百であシ、なめらかな
プラスチックフィルムの外観を呈した。
実施例6 熱可塑性合成バルブとしてSWP、複合繊維としてNB
F、有機導電繊維として人絹(直径26μm)の表面に
2μmの厚さに銅を被覆した平均繊維長5mの繊維(比
重3.4)を使用し、銅被覆繊維の配合量を変化させて
目標米坪量50v/−の各種のフィルムを作成した。加
熱、加圧条件は実施例1と同様とした。
得られた導電フィルムの諸物性を第5表に示す。
第  5  表 第5表によればこの導電フィルムは銅被覆人絹の1.4
容鴬チ以上の配合量で安定した面方向比抵抗を示しまた
6、2容量%以下では透明なフィルムと同様の透明性を
有している。また該繊維は合成樹脂マトリクス中に十分
に埋没してフィルム表面は平滑であり包装内容物を傷付
ける恐れはないと判断された。なお銅被覆人絹20.9
容鴬チのものも透明性、強度とも十分に条件を満してお
り低周波の電磁波シールド材としても好適であった。
実施例7 熱可塑性合成パルプとしてswp、複合繊維としてES
−Chop■−EA(チッソ(株)製、ポリエチレンと
ポリプロピレンの複合繊維、低融点部100〜110℃
、高融点部165〜170℃、繊維長5m+1繊度3デ
ニール)(以下ESと略す)、有機導電繊維としてアク
リル繊維(直径13.3μm)の表面に約0.8μmの
厚さにニッケルを被覆した平均繊維長3fiの繊維(比
重2.7)を使用し、SWP/ES/導電繊維の容量比
を85.8/10.7/3.5 (80/10/10重
量比)として坪量50?t/n?の導電フィルムを作成
した。このものは不透明度5.2チ、裂断長2.5 K
in、面方向比抵抗3.0×10−“Ω−αを示し、包
装用、低周波の電磁波シールド用ともに好適に使用でき
た。
【図面の簡単な説明】
第1図は、熱可塑性複合繊維の配合量に対する原紙の裂
断長の関係を表わすグラフである。 第2図は、熱可塑性複合繊維の配合量に対する原紙の比
引裂き強さの関係を表わすグラフである。 第3図は、熱可塑性複合繊維の配合量に対する透明導電
フィルムの裂断長の関係を表わすグラフである。 第4図は、熱可塑性複合繊維の配合量に対する透明導電
フィルムの不透明度の関係を表わすグラフである。 特許出願人  三島製紙株式会社 熱 路 室 1 ポ −歌 4 誤 や

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)熱可塑性合成パルプ94.5〜40容量%に、該
    熱可塑性合成パルプの融点よりも低い融点を有する第1
    成分と該熱可塑性合成パルプの融点よりも高い融点を有
    する第2成分とからなる熱可塑性複合繊維5〜30容量
    %及び導電加工された有機繊維0.5〜30容量%を混
    合してなる紙料を用いて湿紙を形成した後、前記第1成
    分の融点以上で前記熱可塑性合成パルプの融点以下の温
    度で加熱乾燥して第1成分を溶融し、紙料が相互に接着
    された原紙を抄造し、しかる後、該原紙を前記熱可塑性
    合成パルプの融点以上で前記第2成分の融点より低い温
    度で加熱加圧して熱可塑性合成パルプを溶融し、前記第
    2成分と前記導電加工された有機繊維が分散された透明
    フィルムを形成することを特徴とする面方向比抵抗1×
    10^8Ω−cm以下で不透明度30%以下の透明導電
    フィルムの製造方法。
  2. (2)導電加工された有機繊維が、有機繊維に金属イオ
    ン又は金属化合物が化学的に結合されたもの、或いは有
    機繊維に導電剤が物理的に結合されたものである特許請
    求の範囲第1項記載の透明導電フィルムの製造方法。
  3. (3)有機繊維が合成繊維であり、加熱、加圧温度が該
    合成繊維の融点以下の温度である特許請求の範囲第1項
    記載の透明導電フィルムの製造方法。
  4. (4)有機繊維が半合成繊維もしくは天然繊維であり、
    加熱、加圧温度が240℃以下である特許請求の範囲第
    1項記載の透明導電フィルムの製造方法。
  5. (5)熱可塑性複合繊維が、第2成分を芯とし第1成分
    を鞘とした同心状又は偏心状の構造の複合繊維である特
    許請求の範囲第1項記載の透明導電フィルムの製造方法
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JP2021115842A (ja) * 2020-01-29 2021-08-10 トヨタ紡織株式会社 成形体の製造方法

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