JPS6115854Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6115854Y2 JPS6115854Y2 JP1981066601U JP6660181U JPS6115854Y2 JP S6115854 Y2 JPS6115854 Y2 JP S6115854Y2 JP 1981066601 U JP1981066601 U JP 1981066601U JP 6660181 U JP6660181 U JP 6660181U JP S6115854 Y2 JPS6115854 Y2 JP S6115854Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- forceps
- cleaning
- basket
- cleaning tank
- ultrasonic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、超音波を利用した鉗子洗浄装置に関
する。
する。
内視鏡による医療技術にあつては、該内視鏡を
介して鉗子が体腔内に挿入され、ポリープ等の治
療や生検が行なわれる。この鉗子は、バスケツト
型や椀型の先端部と、該先端部を操作するワイヤ
を内包する螺線管から成る導中部と、前記操作ワ
イヤを引張、弛緩させる操作部とから成り立つて
いるが、鉗子を治療に使用した後には、これを速
やかに洗浄する必要がある。特に、螺線管から成
る導中部には、血液や体液等の汚物が付着、凝固
し易く、これを残置しておくと、感染の原因にな
るので確実に洗浄、除去しなければならない。
介して鉗子が体腔内に挿入され、ポリープ等の治
療や生検が行なわれる。この鉗子は、バスケツト
型や椀型の先端部と、該先端部を操作するワイヤ
を内包する螺線管から成る導中部と、前記操作ワ
イヤを引張、弛緩させる操作部とから成り立つて
いるが、鉗子を治療に使用した後には、これを速
やかに洗浄する必要がある。特に、螺線管から成
る導中部には、血液や体液等の汚物が付着、凝固
し易く、これを残置しておくと、感染の原因にな
るので確実に洗浄、除去しなければならない。
鉗子の洗浄に関し、従来は、洗浄液に鉗子を浸
してガーゼやブラシを使つて該鉗子の汚物を除去
していたが、これは、非能率的であつた。
してガーゼやブラシを使つて該鉗子の汚物を除去
していたが、これは、非能率的であつた。
そこで、洗浄液に浸された鉗子に超音波を当て
ることにより、洗浄効果を飛躍的に高めることが
考えられる。すなわち、磁歪振動子等の超音波振
動子から発生した超音波を洗浄液中の鉗子に当
て、該鉗子に付着していた汚物を取り除くのであ
る。
ることにより、洗浄効果を飛躍的に高めることが
考えられる。すなわち、磁歪振動子等の超音波振
動子から発生した超音波を洗浄液中の鉗子に当
て、該鉗子に付着していた汚物を取り除くのであ
る。
鉗子の洗浄に超音波を利用するに際し、第1図
に概略図示するように、細長い鉗子1をただ直線
状に洗浄槽2中に浸したのでは、該鉗子1に超音
波を当てるための超音波振動子3が多数必要にな
り、このため、該超音波振動子3に印加される電
力量も多大になり、また、装置も高価になつてし
まう。
に概略図示するように、細長い鉗子1をただ直線
状に洗浄槽2中に浸したのでは、該鉗子1に超音
波を当てるための超音波振動子3が多数必要にな
り、このため、該超音波振動子3に印加される電
力量も多大になり、また、装置も高価になつてし
まう。
そこで、第2図は概略図示するように、洗浄槽
4中に鉗子1を湾曲した状態で浸漬させることが
考えられるが、洗浄液5の液深Hが深い場合、液
面近傍では超音波振動子6から発生した超音波の
効果が薄れてしまい、また、鉗子1を固定したま
までは、該鉗子1に超音波を均等に当てるために
超音波振動子6を稠密に配置する必要があり、結
局、第1図の装置と同様に、多大な電力量を消費
し、かつ、高価な装置になつてしまう。
4中に鉗子1を湾曲した状態で浸漬させることが
考えられるが、洗浄液5の液深Hが深い場合、液
面近傍では超音波振動子6から発生した超音波の
効果が薄れてしまい、また、鉗子1を固定したま
までは、該鉗子1に超音波を均等に当てるために
超音波振動子6を稠密に配置する必要があり、結
局、第1図の装置と同様に、多大な電力量を消費
し、かつ、高価な装置になつてしまう。
本考案は、上記した問題に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、鉗子に付着した汚物を確実
に除去することができ、かつ、電力消費量が少な
く、低価格な鉗子洗浄装置を得ることにあり、こ
のため、鉗子をループ状に湾曲させて洗浄槽中で
回転させ、該洗浄槽の半径方向に配置した超音波
振動子上を通過させて超音波を当てるようにした
ことを特徴とする。
であり、その目的は、鉗子に付着した汚物を確実
に除去することができ、かつ、電力消費量が少な
く、低価格な鉗子洗浄装置を得ることにあり、こ
のため、鉗子をループ状に湾曲させて洗浄槽中で
回転させ、該洗浄槽の半径方向に配置した超音波
振動子上を通過させて超音波を当てるようにした
ことを特徴とする。
以下、図面を参照して本考案の実施例を説明す
る。
る。
第3図及び第4図は、本考案に係る鉗子洗浄装
置の一実施例を示し、7は固定された円形の洗浄
槽であり、該洗浄槽7の上部は拡開してバスケツ
ト8を収容し、また、底部は、中心の排出口9及
び排出手段10に向けて傾斜し、内部の洗浄液5
を排出させ得るようになつている。
置の一実施例を示し、7は固定された円形の洗浄
槽であり、該洗浄槽7の上部は拡開してバスケツ
ト8を収容し、また、底部は、中心の排出口9及
び排出手段10に向けて傾斜し、内部の洗浄液5
を排出させ得るようになつている。
上記洗浄槽7の外部側壁には、複数のローラ1
1が取り付けられており、該ローラ11がバスケ
ツト8のフランジを支承し、これらのローラ11
のうちの任意のものをモータ等の駆動手段12に
連結して回転させることにより、該ローラ11に
よつて支承されたバスケツト8を洗浄槽7中で鉗
子1と共に回転させるようにしている。
1が取り付けられており、該ローラ11がバスケ
ツト8のフランジを支承し、これらのローラ11
のうちの任意のものをモータ等の駆動手段12に
連結して回転させることにより、該ローラ11に
よつて支承されたバスケツト8を洗浄槽7中で鉗
子1と共に回転させるようにしている。
バスケツト8は、鉗子1をループ状に湾曲させ
て収容するため、円形になつており、少なくとも
その底面は、例えばクモの巣状の金網であつて、
洗浄液及び超音波振動子13から発生した超音波
を自在に導き入れるようになつており、また、そ
の縁部は、前記したようにローラ11によつて支
承されている。
て収容するため、円形になつており、少なくとも
その底面は、例えばクモの巣状の金網であつて、
洗浄液及び超音波振動子13から発生した超音波
を自在に導き入れるようになつており、また、そ
の縁部は、前記したようにローラ11によつて支
承されている。
超音波振動子13は、例えば磁歪振動子又は電
歪振動子から成り、洗浄槽7の下面に接着材等に
よつて着設されている。本考案においては、鉗子
1を収容したバスケツト8が回転し、かつ、該鉗
子1がバスケツト8の壁面に沿つてルーブ状とな
るので、従来のように、超音波振動子13を洗浄
槽7内の広い範囲にわたつて設ける必要はなく、
第4図のように半径方向に1列配置するか、又は
第5図に示すように複数列配置するだけでよく、
回転される鉗子1は、これらの超音波振動子13
上を通過する際に、必ず超音波を受けることとな
る。また、この時、鉗子1は、ループ状であるの
で、鉗子1の導中部を構成する1巻きの螺線が互
いに微小間隔だけ離間し、これらの間に存在して
いた汚物も、超音波によつて完全に除去される。
歪振動子から成り、洗浄槽7の下面に接着材等に
よつて着設されている。本考案においては、鉗子
1を収容したバスケツト8が回転し、かつ、該鉗
子1がバスケツト8の壁面に沿つてルーブ状とな
るので、従来のように、超音波振動子13を洗浄
槽7内の広い範囲にわたつて設ける必要はなく、
第4図のように半径方向に1列配置するか、又は
第5図に示すように複数列配置するだけでよく、
回転される鉗子1は、これらの超音波振動子13
上を通過する際に、必ず超音波を受けることとな
る。また、この時、鉗子1は、ループ状であるの
で、鉗子1の導中部を構成する1巻きの螺線が互
いに微小間隔だけ離間し、これらの間に存在して
いた汚物も、超音波によつて完全に除去される。
なお、バスケツト8を駆動するため、ローラ1
1とモータ等の駆動手段12の組み合わせを示し
たが、これに限るものではなく、他に駆動及び追
従動するマグネツトの組み合わせによるものでも
よい。
1とモータ等の駆動手段12の組み合わせを示し
たが、これに限るものではなく、他に駆動及び追
従動するマグネツトの組み合わせによるものでも
よい。
次に、上記実施例の作用について説明すると、
洗浄液5を満たした洗浄槽7にループ状に湾曲し
た鉗子1を収容したバスケツト8を入れ、その縁
部をローラ11上に載置させる。
洗浄液5を満たした洗浄槽7にループ状に湾曲し
た鉗子1を収容したバスケツト8を入れ、その縁
部をローラ11上に載置させる。
そして、駆動手段12をONにしてバスケツト
8を回転させ、また、図外の超音波発振装置から
超音波振動子13に励磁電力を印加し、半径方向
に配置された各々の超音波振動子13から超音波
を発生させる。
8を回転させ、また、図外の超音波発振装置から
超音波振動子13に励磁電力を印加し、半径方向
に配置された各々の超音波振動子13から超音波
を発生させる。
この時、バスケツト8内の鉗子1は、前記した
ようにループ状であるため、超音波振動子13上
を必ず、しかも、繰り返し通過し、これにより、
鉗子1は、万遍なく、しかも、完全に、洗浄液5
及び該洗浄液5の効果を増大させる超音波によつ
て洗浄される。特に、汚物が残置し易い導中部
も、前記したように個々の螺線が互いに僅かなが
ら離間するため、くまなく洗浄される。しかも、
超音波振動子13の設置個数が僅かであつても、
鉗子1が必ずそこを通過するので、消費電力を飛
躍的に減少させることができる。
ようにループ状であるため、超音波振動子13上
を必ず、しかも、繰り返し通過し、これにより、
鉗子1は、万遍なく、しかも、完全に、洗浄液5
及び該洗浄液5の効果を増大させる超音波によつ
て洗浄される。特に、汚物が残置し易い導中部
も、前記したように個々の螺線が互いに僅かなが
ら離間するため、くまなく洗浄される。しかも、
超音波振動子13の設置個数が僅かであつても、
鉗子1が必ずそこを通過するので、消費電力を飛
躍的に減少させることができる。
以上述べたように、本考案によれば、鉗子をル
ープ状に湾曲させて洗浄槽中で回転させ、該洗浄
槽の半径方向に配置した超音波振動子上を通過さ
せて超音波を当てるようにしたことにより、鉗子
に付着した汚物を確実に除去することができ、か
つ、電力消費を減少させ、価格も低減させること
ができるという効果がある。
ープ状に湾曲させて洗浄槽中で回転させ、該洗浄
槽の半径方向に配置した超音波振動子上を通過さ
せて超音波を当てるようにしたことにより、鉗子
に付着した汚物を確実に除去することができ、か
つ、電力消費を減少させ、価格も低減させること
ができるという効果がある。
バケツトのフランジを支持するローラおよび駆
動ローラを洗浄槽の側壁に設けたので、液浸のお
それがなく、したがつてバケツトを円滑に回転で
きるばかりでなく、シールを不要にし、メンテナ
ンスも容易にするという効果がある。
動ローラを洗浄槽の側壁に設けたので、液浸のお
それがなく、したがつてバケツトを円滑に回転で
きるばかりでなく、シールを不要にし、メンテナ
ンスも容易にするという効果がある。
第1図は、従来例を示す平面図、第2図は、他
の従来例を示す断面図、第3図は、本考案に係る
鉗子洗浄装置の一実施例を示す断面図、第4図
は、第3図の平面図、第5図は、他の実施例の平
面図である。 1……鉗子、5……洗浄液、7……洗浄槽、8
……バスケツト、11……ローラ、12……駆動
手段、13……超音波振動子。
の従来例を示す断面図、第3図は、本考案に係る
鉗子洗浄装置の一実施例を示す断面図、第4図
は、第3図の平面図、第5図は、他の実施例の平
面図である。 1……鉗子、5……洗浄液、7……洗浄槽、8
……バスケツト、11……ローラ、12……駆動
手段、13……超音波振動子。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 有底円筒状の洗浄槽を固定して設け、 この洗浄槽内に、鉗子をループ状に湾曲させて
収容する有底円筒状のバスケツトを回転自在に設
け、 洗浄槽の底壁に超音波振動子を半径方向に一列
ないし複数列配置し、 バスケツトの開口部にフランジを形成し、この
フランジを洗浄槽の側壁に設けた複数のローラで
支持し、これらローラのうち任意のローラに駆動
手段を連結したことを特徴とする鉗子洗浄装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981066601U JPS6115854Y2 (ja) | 1981-05-11 | 1981-05-11 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981066601U JPS6115854Y2 (ja) | 1981-05-11 | 1981-05-11 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57179422U JPS57179422U (ja) | 1982-11-13 |
JPS6115854Y2 true JPS6115854Y2 (ja) | 1986-05-16 |
Family
ID=29862632
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1981066601U Expired JPS6115854Y2 (ja) | 1981-05-11 | 1981-05-11 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6115854Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS489567U (ja) * | 1971-06-18 | 1973-02-02 |
-
1981
- 1981-05-11 JP JP1981066601U patent/JPS6115854Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS489567U (ja) * | 1971-06-18 | 1973-02-02 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57179422U (ja) | 1982-11-13 |
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