JPS61158223A - 妨害波除去装置 - Google Patents

妨害波除去装置

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JPS61158223A
JPS61158223A JP59279768A JP27976884A JPS61158223A JP S61158223 A JPS61158223 A JP S61158223A JP 59279768 A JP59279768 A JP 59279768A JP 27976884 A JP27976884 A JP 27976884A JP S61158223 A JPS61158223 A JP S61158223A
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JP
Japan
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wave
circuit
interference
waves
signal
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JP59279768A
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Hiroo Arata
洋雄 阿良田
Shigeru Yamazaki
山崎 滋
Shigeru Kuwata
茂 桑田
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Japan Broadcasting Corp
Original Assignee
Nippon Hoso Kyokai NHK
Japan Broadcasting Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は、テレビジョン放送波など振幅変調波(AM波
)の信号帯域内に混入した妨害周波数変調波(PM波)
あるいは妨害位相変調波(PM波)を除去して受信する
妨害波除去装置に関するものである。
(従来の技術) 従来、受信したテレビジョン放送波に混入しているこの
種妨害波を除去するには、妨害波の周波数に対応した極
めて狭い阻止帯域を有するいわゆるノツチフィルタを用
いていたが、その阻止帯域が残留側波帯方式テレビジョ
ン放送波の両側波帯伝送帯域内にあって、受信出力映像
信号におけるIMIlz以下の比較的低い映像周波数帯
域に大幅な信号成分の欠除が生ずる場合などには、受信
出力映像信号の副次的な波形歪により視覚的に受信画質
の劣化が増大するという欠点があった。
また、別の方法として物理的に近接して配設した2本以
上の受信アンテナからの受信波を、振幅および位相を相
対的に調整し合成することによって、指向性にヌルを作
り、このヌルの方向を妨害波の到来方向に一致させるよ
うにして妨害波を除去してきたが、この方法では妨害波
の到来方向が変化するような場合には、それに追従した
調整を常に必要とする欠点があり、さらに複数のこの種
妨害波が同時に到来した場合には対処し切れないという
欠点もあった。
またさらに本願人が先に出願した特願昭59−5442
2号では上記欠点を除去するため、受信信号波に混入し
たこの種妨害波を積極的に受信して復調し、その復調出
力を周波数変換部に負帰還して受信信号波全体に逆変調
を施し、妨害周波数変調波(妨害PM波)を周波数偏移
の小さい帯域圧縮した信号にして受信信号から相殺除去
するようにして効果を上げているが、その構成は前記出
願明細書記載の詳細構成例のごとくかなり複雑になると
いう欠点があった。
(発明の目的) 本発明は、周波数変調または位相変調された妨ることに
よって、妨害波中のAM波であるテレビジョン信号波を
抑圧して妨害波をS/N良く抽出できる(たとえば“F
M放送用送受信機”電子通信学会。
昭和47年、PP、−12,参照)ことに着目してなさ
れたもので、その目的は、比較的簡単な回路構成で、上
述した従来の欠点を除去し、所望のAM波の形態の受信
信号波には何ら実質的な損傷を与えることなく、受信信
号波の周波数帯域内に混入したPM波またはPM波の形
態の妨害波を効率よく除去することができる妨害波除去
装置を提供することにある。
(発明の構成) すなわち、本発明妨害波除去装置は、振幅変調波の送受
を行う通信系に混入した周波数変調波または位相変調波
からなる妨害波を除去するにあたり、その妨害波の位相
を維持した状態で、前記妨害波の復調および再変調を行
い、得られた再変調妨害波と妨害波が混入している前記
振幅変調波との間で前記妨害波の相殺除去を行うように
したことを特徴とするものである。
(実施例) 以下に図面を参照して実施例につき本発明の詳細な説明
する。
まず本発明妨害波除去装置の原理的構成図を第1図に示
す。すなわち、第1図はテレビジョン映像信号周波数帯
域内に混入した妨害PM波を積極的に受信し、これを除
去する回路の原理図である。
また、妨害波とテレビジョン映像信号波(映像搬送波と
色信号の周波数位置で示しである)の各信号についての
スペクトルを第2図に示す。
第1図において入力端子1に、テレビジョン映像信号波
に妨害PM波が重畳した信号が入力する。
入力周波数は高周波あるいは中間周波の何れでもよいが
、以下の説明では中間周波とする。2分配された信号の
一方はFM復調回路2へ導かれる。FM復調回路2は妨
害波のみを受信するようにバンドパスフィルタなどを用
いて設定されている。端子3にはFM復調された妨害波
信号が出力され、この周波数帯域に含まれるテレビシロ
ン映像信号成分は抑圧されることになる。次に復調妨害
波信号はFM変調回路4により再びFM変調されるが、
このとき何等かの手段で再変調されたFFI波の位相か
もとの妨害PM波の位相にロックされるようにする。さ
らに、FM変調された信号はレベル調整回路5により端
子1に入力されたテレビジョン映像信号中の妨害波とレ
ベルが同一になるように調整され、減算回路6において
妨害波相互間で相殺を行い、妨害波を除去したテレビジ
ョン映像信号波のみを出力端子7へ出力する。レベル調
整回路5は入力テレビジョン映像信号波中に妨害波が存
在しないときはFM変調回路4の出力を断とするよう動
作するのが好ましい。なお、遅延回路8は妨害波のFM
復調回路2、FM変調回路4、レベル調整回路5による
時間遅れを補正するためのものである。
第3図は本発明装置の第1の実施例であり、入力端子1
にテレビジョン映像信号波と妨害波fiが入力する。2
分配された信号の一方は乗算器9へ導かれる。また乗算
器9には周波数可変発振器1゜から周波数flなる信号
が供給されるので、乗算器9からの妨害波出力flFと
の間に次の関係が成立する。
f 1.=fi十fl バンドパスフィルタ11の中心周波数および通過帯域幅
を適切に選び、fi+fl、 fi−flのいずれかが
通過するようにする。リミッタ12で妨害波出力の振幅
を一定レベルにしくへi成分の除去)、Pvl復酬復路
回路2害波成分を復調する。
次にFM変調回路4においてこの妨害波成分を用い所定
のキャリアをFM再変調するが、このときキャリア再生
回路13でFM妨害波のキャリアを再生し、もとのFM
妨害波にFM再変調用のキャリアが位相同期するように
する。乗算器14にはテレビジョン映像信号波の振幅が
抑圧された妨害波f’+y(f’+y=f+r )と周
波数可変発振器10の出力f1が導かれ、バンドパスフ
ィルタ17の出力周波数および位相がもとの妨害波fi
のそれらと一致するようにする。これをレベル調整回路
5でレベル調整し、減算回路6で妨害波を除去し出力端
子7に導く。
さらに減算回路6の出力から残存妨害波を妨害波検出回
路15で検出し、この検出信号によりマイクロコンピュ
ータ等で構成した制御回路16を駆動し、レベル調整回
路5を制御して残存妨害波が最小になるように自動的に
制御する。さらにまた制御回路16の出力信号を用い周
波数可変発振器10を制御して周波数flを変化させる
ことにより、FM復調回路2、l’l’l変調回路4の
中心周波数f +r(=f’ IF)を固定のままテレ
ビジョン映像信号波中の任意の周波数位置にある妨害波
を自動的に除去できるようにしている。
なお、第3図の回路を縦続ないし並列接続(並列接続の
場合は減算回路6、遅延回路8を共用することができる
)することにより複数の妨害波を除去できることも明ら
かである。
第4図は第1図示の本発明装置の原理的構成図における
FM復調回路2、FM変調回路4に位相同期ループ回路
(PLL回路)を用いた第2の実施例である。第4図に
おいて位相同期ループ回路は位相検波回路18、低域通
過フィルタ19、電圧制御発振器20によって構成され
ている。入力端子lに供給された妨害波はバンドパスフ
ィルタ21によって帯域制限され、またリミッタ回路2
2でへN成分が除去されたうえで位相検波回路18、低
域通過フィルター9、電圧制御発振器20からなるPL
L回路に供給される。
同回路中電圧制御発振器20の出力を取り出すことによ
り目的が達成され、第1図示のFM変調回路4が不要に
なる。
PLL方式による復調、再変調回路を採用することによ
り、他の復調方式例えばレシオ検波器などにくらべて妨
害波を再生するにあたってのS/Nを高くとることが可
能であり、この実施例はより妨害波除去に適している。
第5図は妨害波の復調、再変調の回路に位相追尾回路(
PTL回路)を用いた本発明第3の実施例である。1は
受信信号入力端子であり、これに加えられたテレビジョ
ン映像信号波と妨害波とは自動利得制御増幅器23で増
幅され遅延回路46と、B、C点を通り出力調整増幅器
45で入力端子1に印加した信号レベルと同じレベルに
なるように増幅され、出力端子7より取り出される。
一方、入力端子1に印加され2分配された信号波のうち
の一方は、第3図における乗算器9と同等機能を有する
周波数変換器29に通し中間周波数信号に変換したのち
、受信信号帯域中に混入している妨害FM波信号をバン
ドパスフィルタ30で取す出し、前置増幅器31で振幅
増幅した後、リミッタ33を介し位相追尾ループを構成
する位相追尾フィルタ35及び位相比較器36に加えら
れる。なお、周波数変換器29には周波数変換のために
周波数可変発振器32からの局部発振信号が加えられて
いる。
位相比較器36では位相追尾フィルタ35を通過した妨
害波と直接加わった妨害波の両信号について位相比較し
、その位相差出力を低域通過フィルタ37を介し位相追
尾フィルタ35の制御信号として加える。この結果位相
追尾フィルタ35の出力からは、精度よく追従したほぼ
一定振幅の妨害FM波が抽出される。この位相追尾フィ
ルタ35のQを高くし出来るだけ狭帯域にすることによ
り、目的の妨害波以外のテレビジョン側波帯成分やその
他のノイズ成分を除去することができる。この信号を周
波数変換器34に加え上述の周波数可変発振器32の出
力とで再びもとの妨害FM波の周波数にもどし、バンド
パスフィルタ47を通したのち自動利得制御増幅器38
で入力に対する振幅比を一定にし、スケルチスイッチ4
3と位相調整器44を通し0点で遅延回路46よりのテ
レビジョン映像信号波と合成され、この信号波に含まれ
る妨害FM波を打ち消す。
なお0点での打ち消しを完全にするため、打ち消し信号
は常にテレビジョン映像信号波に含まれる妨害波に対し
等振幅逆相でなければならない。
このためまずB点の信号レベルを入力信号波に対し一定
の比率とする。具体的には、信号中の映像搬送波尖頭値
レベルで、入力側をバントパスフィルタ24及びピーク
検波器26をもって検出し、出力側を同様にバドパスフ
ィルタ25及びピーク検波器27をもって検出し、両者
のレベル比較を差動増幅器28で行ない、その差動増幅
器28の出力により自動利得制御増幅器23の増幅度を
入出力の信号レベルが一定比になるように制御する。
また、バントパスフィルタ30で抜き出した妨害波のレ
ベルと自動利得制御増幅器38の出力信号波(打ち消し
信号)のレベルとを比較するために、それぞれの信号を
検波器39.40を介して差動増幅器41に供給してレ
ベル比較を行ない、その比較によって自動利得制御増幅
器38の増幅度を一定比(自動利得制御増幅器23のそ
れとは周波数変換器29の変換利得分だけ異なる増幅度
)に制御する。
この結果C点での打ち消し信号レベルは、B点から供給
されるテレビジョン映像信号波中の妨害波レベルと完全
同振幅にすることが出来る。
なお両信号波間の位相差は遅延回路46と位相調整器4
4とで互いに逆位相になるよう系を含め事前に8周整し
ておけばよい。
以上において、受信入力信号波中の妨害波レベルが極端
に減少した場合には、妨害波の打ち消しが不要となるが
、このままでは位相追尾フィルタ35が妨害波ではなく
、テレビジョン側波帯成分又はノイズ成分で誤動作する
可能性がある。この不都合を避けるためリミッタ33の
出力を利用してスケルチ回路42を駆動し、スケルチス
イッチ43を制御し打ち消し信号出力を遮断する。
第6図は第1図示のレベル調整回路5の調整を自動的に
行うようにした第4図の回路構成の変形例であり、90
度位相器48、乗算器49、低域通過フィルタ50で1
検波回路を構成しており妨害波のI成分を取り出すこと
ができる。このとき低域通過フィルタ50の遮断周波数
はフェージングによる直流から数百Hz程度の低い周波
数のレベル変動に応動するように選ぶ。このAM成分で
振幅制御回路5を制御するようにする。
第7図は第3図示の妨害波検出回路15の一実施例であ
る。テレビジョン映像信号はラインごとに強い相関があ
るので、テレビジョン映像搬送波を阻止周波数に選定し
たくし形フィルタを構成するように、1ライン遅延回路
52で遅延した1ライン前の映像信号と現時点の映像信
号との間で減算回路53において相互に減算してやれば
、妨害波中の映像信号成分を除去することができる。こ
こで妨害波中の映像信号と同一周波数位置にある成分も
同時に除去されるが、妨害波の振幅を検出するには十分
である。またこれだけでは色信号は残ってしまい出力側
に現われるので、あらかじめ色副搬送波除去フィルタ5
1で除いておく。減算回路53の出力はバンドパスフィ
ルタ54により妨害波が存在する帯域に帯域制限され、
得られた妨害波について妨害波振幅検波回路55でレベ
ル検出する。ここで、本実施例による妨害波検出回路に
おいて、入力テレビジョン映像信号波の映像搬送波の周
波数が水平走査周波数の整数倍に選んである場合には、
上述した回路構成のとおりでよいが、映像搬送波の周波
数を水平走査周波数の%の奇数倍に選んである場合には
、上記減算回路53を加算回路に変更する必要がある。
第8図は以上の妨害波検出回路に制御部分を付加した実
施例であり、妨害波振幅検波回路55の出力をマイクロ
コンピュータ等で構成した制御回路56に供給し、この
回路の出力により周波数可変発振器58を制御して、乗
算器57から得られる妨害波がバンドパスフィルタ54
の通過帯域内の信号となるようにする。なお、第3図示
のレベル調整回路5および周波数可変発振器10にそれ
ぞれ制御信号を供給するにあたり、上述の制御回路56
の出力をさらに制御回路16(第3図参照)に供給し、
これを介して制御信号を供給するようにする。また、制
御回路16は制御回路56にその機能を包含させること
により省略することもできる。
(発明の効果) 本発明によれば、周波数変調あるいは位相変調された妨
害波を積極的に受信し、そのFM改善度により妨害波中
のテレビジョン映像信号波を抑圧して妨害波のみを検出
し、得られた妨害波によりテレビジョン映像信号波中の
妨害波を相殺することにより、妨害波を除去しているの
で、テレビジョン信号を大きくひずませることなく妨害
波の除去が可能で、妨害除去効果を上げることができる
このときPLL回路あるいはPTL回路を用いた復調お
よび再変調回路を使用すれば、他の種類のFM復調回路
を使用する場合に比べて妨害波中のテレビジョン映像信
号波をより良く抑圧して妨害波を検出することができる
また、第3図示の実施例では乗算器を用い、妨害波を任
意の周波数に変換する方式を用いているので、妨害波の
周波数が時間的に変動する場合などに適した妨害波除去
装置を構成することができる。これは、第4図以下の場
合においても同様である。
第4図示の実施例ではPLL回路を用いたFM復調回路
を構成し、同時にFM変調回路を構成しているので回路
が簡単になる利点がある。またP L L回路を用いた
復調回路はスレショールド改善効果があるので、妨害P
M波中に含まれるテレビジョン映像信号波成分が大きく
て妨害FM波のS/Nが悪い時でも、復調出力S/Nを
改善でき、これによって妨害波をS/N良く再生できる
ので、妨害波除去後のテレビジョン映像信号波に対する
ひずみを小さくすることができる。
第5図示の実施例ではPTL回路を構成する狭帯域位相
追尾フィルタに妨害FM波を自動追尾同調する性質があ
るため、雑音や目的以外の信号波の影響を受けに<<、
妨害波検出の精度が高くなる。
従って、妨害波打ち消し効果が十分に安定して得られる
ことになる。また、第5図の実施例においてレベル調整
回路は、差動増幅器を用い希望波(テレビジョン映像信
号波)と妨害波の振幅を制御しているので、妨害波の振
幅の変動に自動的に追従できる利点がある。
第6図示の実施例に見られるレベル調整回路は、90度
移相器、乗算器および低域通過フィルタで構成されるA
M検波回路により、妨害波の振幅を検出し、これによっ
て再変調により得られた妨害波の振幅を制御しているの
で、入力妨害波の振幅の変動に自動的に追随して妨害波
除去を行うことができる利点がある。
第7図示の妨害波の検出回路では、テレビジョン映像信
号波の相関を利用して入力信号中の映像信号成分(輝度
信号)を除去しているので、妨害波のS/Nが改善され
高感度の検出が行なえることになる。
また、第8図示の妨害波検出回路においては、周波数可
変発振器により任意の周波数の妨害波に対応できる利点
がある。
以上説明したように、本発明によれば、テレビジョン映
像信号波中に含まれる妨害FM波を積極的に受信して、
妨害波を再生しているので、妨害波が大きいほど、再生
し、た妨害波のS/Nが良くなるので本発明装置の奏す
る効果が大きくなる。またテレビジョン映像信号は統計
的に映像搬送波から離れるほど映像信号のエネルギーレ
ベルが低くなるので、妨害1’M波がそのエネルギーレ
ベルの低い部分に存在する場合にはとくに改善効果は大
きくなる。
また、本発明妨害波除去装置を複数段縦続に接続するこ
とにより複数の妨害波を除去でき、複数並列に配置して
もこれにより複数の妨害波を同様に除去できることにな
る。とくに、後者の場合には妨害波相殺のための減算回
路、時間調整用の遅延回路を共用することができる。
さらに、本発明装置を第3図示のように構成することに
より妨害波の除去を自動的に行わせることが可能となる
本発明装置は、スポラデック8層を介しての伝搬や海上
伝搬による外国FM電波のテレビジョン放送波への混信
に対して有効と考えられるものであるが、一般に静変調
された情報信号の通信系にFMあるいはPM変調された
妨害波が混入した場合にも、本発明装置はその妨害波を
除去するのに有効に動作するものであることは明らかで
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明妨害波除去装置の原理的構成を示すブロ
ック線図、 第2図はテレビジョン映像信号波とその帯域内に含まれ
る妨害波の各信号スペクトルを示す図、第3.4.5図
はそれぞれ本発明装置の第1.第2(PLL回路使用)
、第3 (PTL回路使用)実施例の構成を示すブロッ
ク線図、 第6図は第4図の回路構成の変形例を示すブロック線図
、 第7図、第8図は第3図中妨害波検出回路の実施例をそ
れぞれ示すブロック線図である。 1・・・入力端子    2・・・FM復調回路3・・
・端子      4・・・FM変調回路5・・・レベ
ル調整回路 6.53・・・減算回路7・・・出力端子
    8.46・・・遅延回路9、14,49.57
・・・乗算器 10.32.58・・・周波数可変発振
器11.17,21,24,25,30,47.54・
・・バンドパスフィルタ12、22.33・・・リミッ
タ 13・・・キャリア再生回路15・・・妨害波検出
回路 16.56・・・制御回路18・・・位相検波回
路  19,37.50・・・低域通過フィルタ20・
・・電圧制御発振器 23、38・・・自動利得制御増幅器 26.27・・・ピーク検波器 28.41・・・差動増幅器 31・・・前置増幅器2
9.34・・・周波数変換器 35・・・位相追尾フィルタ36・・・位相比較器39
.40・・・検波器   42・・・スケルチ回路43
・・・スケルチスインチ 44・・・位相調整器   45・・・出力調整増幅器
4B・・・90度移相器   51・・・色副搬送波除
去フィルタ52・・・1ライン遅延回路 55・・・妨害波振幅検波回路 □旺々

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、振幅変調波の送受を行う通信系に混入した周波数変
    調波または位相変調波からなる妨害波を除去するにあた
    り、 その妨害波の位相を維持した状態で、前記 妨害波の復調および再変調を行い、得られた再変調妨害
    波と妨害波が混入している前記振幅変調波との間で前記
    妨害波の相殺除去を行うようにしたことを特徴とする妨
    害波除去装置。 2、前記妨害波の復調および再変調を位相同期ループ回
    路を用いて構成したことを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の妨害波除去装置。 3、前記妨害波の復調および再変調を位相追尾ループ回
    路を用いて構成したことを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の妨害波除去装置。
JP59279768A 1984-12-28 1984-12-28 妨害波除去装置 Pending JPS61158223A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63302676A (ja) * 1987-06-03 1988-12-09 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> 混信除去形テレビジョン受信装置
US6151373A (en) * 1997-04-03 2000-11-21 At&T Corp. Weak signal resolver

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JPS58131853A (ja) * 1982-01-30 1983-08-05 Nec Corp 干渉波除去装置

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