JPS61156851A - 集積回路 - Google Patents

集積回路

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JPS61156851A
JPS61156851A JP60289558A JP28955885A JPS61156851A JP S61156851 A JPS61156851 A JP S61156851A JP 60289558 A JP60289558 A JP 60289558A JP 28955885 A JP28955885 A JP 28955885A JP S61156851 A JPS61156851 A JP S61156851A
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capacitor
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アーノルダス・ヨハネス・ユリアナ・ボウデウエインス
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    • HELECTRICITY
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 李発明は、異なるキャパシタンス値を有する複数個のコ
ンデンサを具える集積回路であって、この集積回路は半
導体本体を具えおり、この半導体本体の表面には第1コ
ンデンサ電極の行が互いに並べて配置されており、これ
ら第1コンデンサ電極の各々は誘電体層により第2コン
デンサ電極から分離されており、第1および第2コンデ
ンサ電極は行に配置された基本コンデンサの電極を構成
し、1つ以上の第11続電極とこれに関連する1つ以上
の第2接続電極との間で異なる個数の基本コンデンサが
互いに接続され、第1および第2コンデンサ電極を相互
接続することにより異なるキャパシタンス値のコンデン
サを形成しており、基本コンデンサの複数の行が同一個
数nの第1コンデンサ電極を有し、n個の基本コンデン
サのこれらの行の各々が第1行導体を有し、この第1行
導体により関連の行のn個の第1コンデンサ電極のすべ
てを相互接続し、相互接続させた第1コンデンサ電極の
この関連の行が第1接続電極を形成しており、n個の基
本コンデンサのこれらの行の相互接続された第2コンデ
ンサ電極の第1群がこの第1接続電極と関連する第2接
続電極を形成し、n個の基本コンデンサのこれらの行の
相互接続された第2コンデンサ電極の第2群が第3接続
電極を形成している集積回路に関するものである。
このような集積回路は、特開昭58−103163号公
報(特願昭56−201618号)の明細書および図面
に記載されており既知である。この特開昭58−103
163号公報の特に第3図には、18個の基本コンデン
サを有する行を具えるコンデンサマトリックスが示され
ている。各行の外側の2つの基本コンデンサは擬似コン
デンサを構成している。マトリックスの他のすべての基
本コンデンサの第2コンデンサ電極は共通の第2接続電
極に属しており、前述した擬似コンデンサの第2コンデ
ンサ電極は第3接続電極を構成している。種々の異なる
キャパシタンス値は基本コンデンサの、異なる個数の行
を相互接続し、16個の基本コンデンサの種々の倍数を
形成することにより得ている。
特にしかし排他的ではなく、集積回路として構成したデ
ジタル−アナログ変換器或いはアナログ−デジタル変換
器においては、異なる大きさのコンデンサがしばしば必
要となり、その製造に高度の精度を必要とする。この場
合、コンデンサの異なるキャパシタンス値の比の精度に
しばしば厳しい条件が課せられる。特に、多数のコンデ
ンサおよびキャパシタンス値の大きな比の双方またはい
ずれか一方を必要とする場合には、特に集積回路に対し
て得られる表面積が制限されていることにより最小のコ
ンデンサにできる限り最小の表面積およびできる限り最
小のコンデンサ値を与える必要がある。コンデンサの寸
法を減少させる可能性には殆どの場合限界があり、製造
に必要とする幾つかの処理と関連する限界は前述した必
要な精度を達成しえなくなるおそれがある。この点で特
に写真食刻および腐食処理と関連するエツジ効果を挙げ
ることができる。更に精度は、ある種の処理を大表面積
に亘って見た場合充分に均一に行うことができないとい
う事実によっても制限させるおそれがある。例えば、絶
縁層を被着する場合、所望の均一の厚さくすなわち全領
域に亘って同じ厚さ)を有する眉の代わりに、場合によ
っては局部的に厚さが多かれ少なかれ徐々に変化する層
が得られるおそれがある。
従って、高精度を得る為には、種々のコンデンサの幾何
学的形状を適当に選択し且つこれらのコンデンサに対し
得られる全表面積内にコンデンサを適切に配置すること
が重要もある。人手しうる文献においては、これらの双
方の点に既に注意が払われている。幾つかの例は、“ジ
ャーナル・オン・ソリッド・ステート・サーキ二イッッ
(Journal of 5olid 5tate C
1rcuits) ’ 、第5C−10巻、第6号(1
975年12月号)の第371〜379頁、“アイ・イ
ー・イー・イー・トランザクションズ・オン・コミニニ
゛ケーションズ(IBtiB Transac−tio
ns on Commumications)″、第C
0M−27巻、第2号(1979年2月号)の第296
〜304頁および技術論文集“アイ・イー・イー・イー
・インターナショナル・ソリッド・ステート・サーキュ
イγツ・コンフェレンス(■εεεInternati
onal 5olid 5tateCircuits 
Conference)″1984年2月の第64.6
5および319頁に開示されている。既知のコンデンサ
回路網の殆どは、しばしばマトリックスに配置された多
数の極準の、すなわち基本のコンデンサより成っており
、異なるキャパシタンス値はそれぞれ適切な個数のこれ
ら基本コンデンサを互いに並列に接続することにより得
ている。従って、特にコンデンサの幾何学的形状が理想
的な形状からずれることによるキャパシタンス値の比に
及ぼす影響が比較的わずかとなる。実際の適用および所
望の精度に依存して、0.25〜1pF或いはそれ以上
の値を有するコンデンサ途基本コンデンサとして用いら
れている。この場合、1024個の基本コンデンサのマ
l−IJソックス必要とする10ピットデジタル−アナ
ログ変換器では、コンデンサマトリックスは約2mm2
或いはそれ以上の表面を占める。
コンデンサ回路網を有する集積回路の適用の可能性のあ
る範囲を広げるか或いはこのような集積回路の製造歩留
りを高めるか或いはこれらの双方を行う為には、キャパ
シタンス値の必要精度およびキャパシタンス値の比の双
方またはいずれか一方が悪影響を受けることなく、可成
り小さな基本コンデンサを用いたコンデンサ回路網を製
造し利用しうるようにすることが極めて重要である。本
発明の目的は特にこの方向での解決策を提供せんとする
にある。
本発明は特に、このようなコンデンサ回路網ではしばし
ば多数の基本コンデンサを有する大きなコンデンサの相
対精度が極めて重要であり、この精度は比較的小さな基
本コンデンサを用いることにより好影響を受けるという
事実の認識を基に成したものである。更に本発明は、1
個または数個のみの基本コンデンサを有する小さなコン
デンサに対しては比較的大きな表面積を用いうる(ただ
しそれにもかかわらずこれによりコンデンサマトリック
ス全体に対して小さな表面積を必要とする程度に基本コ
ンデンサの減少に寄与する限り)という事実の認識を基
に成したものである。
本発明は、異なるキャパシタンス値を有する複数個のコ
ンデンサを具える集積回路であって、この集積回路は半
導体本体を具えおり、この半導体本体の表面には第1コ
ンデンサ電極の行が互いに並べて配置されており、これ
ら第1コンデンサ電極の各々は誘電体層により第2コン
デンサ電極から分離されており、第1および第2コンデ
ンサ電極は行に配置された基本コンデンサの電極を構成
し、1つ以上の第1接続電極とこれに関連する1つ以上
の第2接続電極との間で異なる個数の基本コンデンサが
互いに接続され、第1および第2コンデンサ電極を相互
接続することにより異なるキャパシタンス値のコンデン
サを形成しており、基本コンデンサの複数の行が同一個
数nの第1コンデンサ電極を有し、n個の基本コンデン
サのこれらの行の各々が第1行導体を有し、この第1行
導体により関連の行のn個の第1コンデンサ電極のすべ
てを相互接続し、相互接続させた第1コンデンサ電極の
この関連の行が第1接続電極を形成しており、n個の基
本コンデンサのこれらの行の相互接続された第2コンデ
ンサ電極の第1群がこの第1接続電極と関連する第2接
続電極を形成し、n個の基本コンデンサのこれらの行の
相互接続された第2コンデンサ電極の第2群が第3接続
電極を形成している集積口′路にふいて、n個の基本コ
ンデンサの第1行で関連の第2接続電極に属する第2コ
ンデンサ電極の個数がn個の基本コンデンサのこれらの
行の第2行におけるよりも少なくしたことを特徴とする
本発明によれば、n個よりも少ない基本コンデンサのキ
ャパシタンス値を有する小さなコンデンサを基本コンデ
ンサの全マ) IJソックス一部すなわちサブマトリッ
クスとして構成するのが好ましい。これらの小さなコン
デンサの各々に対し本発明によれば基本コンデンサの行
全体を用いる。基本コンデンサのこの行のうち必要数の
第2コンデンサ電極が第2接続電極に属する。従って、
このマトリックス或いはサブマトリックスの基本コンデ
ンサの全個数は第2接続電極に属する個数よりも可成り
多くしうる。後の説明から明らかとなるように、基本コ
ンデンサの全個数は実際の構成に依存して第2接続電極
に属する基本コンデンサの個数の10〜20倍にもしう
る。コンデンサ回路網のこの部分に対しては比較的極め
て大きな表面積を必要とする。しかし、それにもかかわ
らず本発明に至った実験によれば、これまで知られてい
るコ・ンデンサ回路網に比べて可成りの改善が得られる
程度に占有表面積が小さくなるということを確かめた。
コンデンサ回路網の基本コンデンサの所望の基礎的なパ
ターンに関連して、関連の第2接続電極に属するn個の
基本コンデンサの第1行の第2コンデンサ電極の各々は
他の接続電極に属する第1行の互いに隣接する第2コン
デンサ電極間に位置している。
本発明による集積回路の重要な好適例では、少なくとも
多数個の基本コンデンサがマトリックスに配置されてお
り、このマトリックスは少なくとも多数個の第1行導体
と、第2コンデンサ電極を相互接続する複数個の列導体
とを有しているようにする。このマトリックスは当該マ
トリックスのすべてのコンデンサを有する中央部分を具
えており、その第1コンデンサ電極は第1接続電極に属
し、第2コンデンサ電極は関連の第2接続電極に属し、
マトリックスの中央部分はマトリックスの外側部分によ
りほぼ完全に囲まれており、この外側部分は中央部分の
第1の側に位置する基本コンデンサの少なくとも2行と
、前記の第1の側とは反対側の中央部分の側に位置する
基本コンデンサのほぼ完全な少なくとも2行と、中央部
分の第2の側に位置する基本コンデンサのほぼ完全な少
なくとも2列と、前記の第2の側とは反対側の中央部分
の側に位置する基本コンデンサのほぼ完全な少なくとも
2列とを有しており、外側部分に属する基本コンデンサ
の第1コンデンサ電極および第2コンデンサ電極の少な
くとも一方が他の接続電極に属しているようにするのが
有利である。この例では、マ) IJソックス中央部分
が、擬似コンデンサを有する外側部分の縁部によりほぼ
完全に囲まれ、この縁部の幅は少なくとも2つの基本コ
ンデンサの幅である。一方のコンデンサ電極が第1接続
電極に接続され、他方のコンデンサ電極が関連の第2接
続電極に接続されている基本コンデンサは中央部分内に
位置され、マトリックスの外側縁部から比較的大きな距
離にある。従って、製造に必要とする幾つかの処理工程
で生じる縁部効果(エツジ効果)による影響が減少する
他の重要な好適列では、n個の基本コンデンサの複数行
がマ) IJソックス存在してちり、その第1コンデン
サ電極は異なるキャパシタンス値の前記のコンデンサの
うちの1つのコンデンサの第1接続電極に属しており、
列導体の1つ以上がこれらの行の2つ間に位置する領域
で分断部を有しており、従ってこの1つ以上の列導体が
少なくとも2つの互いに分離された部分より成っている
ようにするの好ましい。このように列導体を適当な領域
で分断すると、n個の基本コンデンサの前記の行の第2
コンデンサ電極を比較的簡単に関連の第2接続電極か或
いは他の接続電極に接続することができる。この点で列
導体は1つの分断部のみを有し、分断された列導体が2
部分を以って構成され、これら部分の各々が少な(とも
マトリックスの縁部まで延在するようにするのが好まし
い。
マトリックス、特にその中央部分におけるコンデンサ電
極および導体細条のパターンの規則性を高める為には、
異なるキャパシタンス値の前記のコンデンサの1つ以上
に属する1つ以上の基本コンデンサを有するn個の基本
コンデンサの各行が、他の接続電極に接続されている2
つの行導体間に位置しているようにする。このようにす
ることにより、n個の基本コンデンサの関連の行を簡単
に擬似コンデンサの2行間に収容しろる。
本発明による集積回路の他の例では、コンデンサ回路網
が、n個の基本コンデンサの行を複数有し、これらの行
が異なるキャパシタンス値の前記のコンデンサの1個以
上に属する1個以上の基本コンデンサを有し、これら行
の各2つの隣接行間に少なくとも2つの行導体が配置さ
れ、これら行導体が他の接続電極に接続されるようにす
る。これらの2つの行導体により擬似コンデンサの2行
を接続しろる。本例においても列導体が分断部を有し、
これら分断部が前記の2つの行導体間に位置されるよう
にするのが好ましい。
図面につき本発明を説明する。
第1図に示す本発明の第1実施例はデジタル−アナログ
変換器を有する集積回路10である。この第1図には8
ビツトで符号化したデジタル情報を供給しうる入力端子
1〜8を有する回路図を示す。
これらのデジタル入力信号は多数のDフリップ・フロッ
プ11とインバータ回路12とを経て、コンデンサC1
〜C1□8より成るキャパシタンス回路網を駆動する。
Dフリップ・フロップ11はライン13を経て適当なり
ロック信号で制御でき、これらDフリップ・フロップに
はライ゛ン14を経て非同期リセット信号を供給しうる
キャパシタンス回路網は8個のコンデンサより成る列を
有し、これらコンデンサの各々のキャパシタンス値はこ
の列の順番で2倍ずつ増大している。従って、コンデン
サC2のキャパシタンス値はコンデンサC1のキャパシ
タンス値の2倍である。
コンデンサC1□8のキャパシタンス値はコンデンサC
64のキャパシタンス値の2倍で、コンデンサC1のキ
ャパシタンス値の128倍である。
コンデンサ01〜C128の、インバータ回路側とは反
対側はライン15を経て互いに接続するとともに、エミ
ッタホロワとして接続されているトランジスタ16の信
号入力端に接続する。本例では、トランジスタをエンハ
ンスメント型のnチャネル電界効果トランジスタとし、
そのドレイン電極は第1電源接続ライン17に接続し、
ソース電極は例えば適当な抵抗を以って構成した負荷と
して作用する電流源18を経て第2電源接続ライン19
に接続する。
この第2電源接続ライン19は例えば大地のような適当
な基準電位を有する点に接続しうる。アナログ出力信号
は出力端子20から取出しうる。更にトランジスタ16
の入力信号に所望に応じ直流電圧成分を加えるようにす
るトランジスタ21を設けることができる。この目的の
為に接続ライン22を適当な基準電圧源に接続しうる。
トランジスタ16の入力端には寄生キャパシタンスCp
が存在していることも示しである。このキャパシタンス
Cρの大きさはその可成りの部分がコンデンサ回路網の
構成によって決まる。キャパシタンスCpはデジタル−
アナログ変換器の精度には影響を及ぼさないが、アナロ
グ出力信号を減衰せしめる傾向にある。
インバータ回路12は特にフリップ・フロップ11の出
力端とコンデンサ01〜C128との間のバッファとし
て作用し、従ってスリップ・フロップ11の出力端があ
まりにも大きな負荷状態とならないようにしうる。一般
には、インバータ回路12の出力端およびフリップ・フ
ロップ11の出力端の双方またはいずれか一方を、関連
の出力端に接続きれたコンデンサC1或いはC2〜C9
28の寸法に適合せしめ、これらのコンデンサを充分急
速に充電させたり、放電させたりしうる。従って、第1
図は入力端子8を2つのフリップ・フロップ11および
2つのインバータ回路12を経て比較的大きなコンデン
サ01□8に接続するということを一例で示しである。
バッファを必要としない場合には、第1図のインバータ
回路12を省略しつる。
動作中は、インバータ回路12の出力端が、入力端子1
〜8に供給されるデジタル情報に依存して第1基準又は
電源電圧に等しいか或いは第2基準又は電源電圧に等し
い電圧をとりうる。本例では、第1基準電圧を例えば約
+IOVとし、第2基準電圧を例、えば約0■とする。
コンデンサCl=CI28の各々は、分圧の結果として
、当該コンデンサC1或いは02〜CI□8の容量値に
正比例するライン15における信号電圧と、寄生キャパ
シタンスCpおよびコンデンサC3〜C128のキャパ
シタンス値の合計に反比例する関連のインバータ回路1
2の出力電圧とに寄与する。従って、出力端子20にお
ける出力信号は、所定の最小値と所定の最大値との間を
255の電圧ステップに分割した中で、入力端子1〜8
に供給されるデジタル情報によって決まる値の電圧をと
りうる。
既知のように、容量性のデジタル−アナログ変換器は多
くの利点を有する。これらの変化器は特にオーディオお
よびビデオ分野に、また測定機器に用いることができる
。しかし、これらのデジタル−アナログ変換器には、基
準のすなわち標準のコンデンサの必要数が変換すべきデ
ジタル信号のビット数の増大に応じて指数関数的に増大
するという欠点がある。従って、集積化構造では、コン
デンサ回路網に必要とする共通半導体本体の表面積がし
ばしば許容しえない程度に大きくなり、或いは種々のコ
ンデンサのキャパシタンス値間の比があまりにも不正確
となり、アナログ出力信号が入力端子に供給されるデジ
タル情報を信頼的に表すものとはならなくなったり、或
いはこれらの双方が起こったりする。
集積回路10はキャパシタンス値の異なる数個のコンデ
ンサ01〜C1□8を有しており、この集積回路は半導
体本体30(第2〜5図)を有し、この半導体本体の表
面には第1コンデンサ電極31の行が並ベて配置され、
これら第1コンデンサ電極31の各々は誘電体層33に
より第2コンデンサ電極32から分離されている。第1
および第2コンデンサ電極31および32は行に配置さ
れた基本コンデンサ31゜33、32の電極を構成し、
異なるキャパシタンス値を有するコンデンサ01〜C1
□8を形成する為に、第1コンデンサ電極31および第
2コンデンサ電極32を相互接続することにより異なる
個数の基本コンデンサ31.33.32を1個以上の第
1接続電極とこれに関連する1個以上の第2接続電極と
の間で互いに並列に接続する。後の説明から明らかとな
るように、本例における基本コンデンサの各行は20個
の基本コンデンサ31.33.32を有する。第2図の
平面図はすべての行を示しておらず、更に図示の行は完
全には示していない。
基本コンデンサの数個の行はnに等しい同じ個数の第1
コンデンサ電極31を有し、n個の基本コンデンサ31
.33.32のこれらの行の各々は第1列導体31aを
有し、この第1列導体31aにより関連の行のn個の第
1コンデンサ電極31を相互接続し、第1コンデンサ電
極31のこの関連の行が第1接続電極34を構成する。
本例では、第1接続電極34を関連の行の第1コンデン
サ電極31を有する導体細条31,31aの形態とする
n個の基本コンデンサ31.33.32の上述した行の
相互接続された第2コンデンサ電極32の第1群は前記
の第1接続電極34と関連する第2接続電極35を構成
する。本例におけるこの第2接続電極35は多数個の導
体細条32.32aを有し、これら導体細条の各々は、
第2コンデンサ電極32の列の、すべての或いは少なく
とも多数個の第2コンデンサ電極32を有する。列方向
に延在するこれら導体細条32.32aは、行方向に延
在し且つ第2接続電極とも関連する他の導体細条36に
より相互接続されている。
n個の基本コンデンサ31.33.32のこれらの列の
、相互接続された第2コンデンサ電極32の第2群は第
3接続電極37を構成する。本例におけるこの第3接続
電極37も列方向に延在する多数の導体細条32.32
aを有しており、これらの各々は第2コンデンサ電極3
2の列の、すべての或いは少なくとも多数個の第2コン
デンサ電極32を有する。これらの導体細条32.32
aは他の導体細条38により相互接続されている。
本発明によれば、n個の基本コンデンサ31.33゜3
2の行のうちの第%1の行においては、関連の第2接続
電極35に属する第2コンデンサ電極32の個数をn個
の基本コンデンサ31.33.32のこれらの行のうち
の第2の行におけるよりも少なくする。本例ではすべて
のコンデンサ01〜C1□8が共通第2接続電極35を
有する。
前述したように本例では基本コンデンサの行の各々が2
0個の基本コンデンサ31.33.32を有する。
下から3番目の行として第2図に示す行では、これら基
本コンデンサ31.33.32のうちの1個のみが共通
接続電極35に接続されている。この行の残りの19個
の基本コンデンサ31.33.32は第3接続電極37
に接続されている。下から6番目の行として第2図に示
す行では、2つの基本コンデンサ31゜33、32が第
2接続電極35に接続されている。これらの2つの基本
コンデンサのうち1個のみが第2図に示されている。以
下、第9番目の行では4個の基本コンデンサ31.33
.32が第2接続電極35に接続され、第12番目の行
では8個の基本コンデンサがこの第2接続電極に接続さ
れている。下から上に数えて第17番目の行から第31
番目の行までの各々の行では、16個の基本コンデンサ
31.33.32が第2接続電極35に接続されている
。これらの行のうち第2図には第17番目から第24番
目までの行のみが示されている。
本例のコンデンサマ) IJソックス全体は14行の下
側サブマトリックスと19行の上側サブマトリックスと
より成っており、第2接続電極35に属する導体細条3
6はこれら2つのサブマトリックス間で行方向に延在し
ている。これらサブマトリックスの各々は20の列を有
している。
下側のサブマトリックスは第1図のコンデンサC,,C
2,C,およびC8ををしており、上側のサブマトリッ
クスは第1図のコンデンサC16+C3□、C64およ
びC1□8を有している。この目的の為に、上側のすブ
マ) IJフックスは1行の接続電極34が導体細条3
9に接続され、2行の接続電極34が導体細条40に接
続され、4行の接続電極が導体細条41に接続され、8
行の接続電極が導体細条42に接続されている。
第2図には更にインバータ回路12のうちの4つが示さ
れている。これらのインバータ回路は本例ではCM O
S技術で既知のようにして構成する。例えば、半導体本
体30は主としてn型材料より成る珪素本体とする。こ
の半導体本体中には、多数個のp型半導体領域50を形
成する(第4および5図)。
更に、半導体本体30を厚肉絶縁層51で被覆し、この
厚肉絶縁層には集積回路の活性領域を通常のようにして
制限する凹所を設ける。この絶縁層51の下側の半導体
表面には多量のドーピングしたチャネル遮断領域(チャ
ネルストッパ)を設けることができる。この場合、これ
らチャネル遮断領域はn型表面領域52とp型半導体領
域50に属するp型表面領域53とする。
活性領域内にはnおよびnチャネルトランジスタを形成
する。nチャネルトランジスタはn型ソース領域54と
n型ドレイン領域55とを有しており、nチャネルトラ
ンジスタはn型ソース領域56とn型ドレイン領域57
とを有している。nおよびnチャネルトランジスタは導
体細条58より成る絶縁ゲート電極を有している。これ
ら導体細条58はインバータ回路の電気信号入力端をも
構成する。
n型ソース領域54およびn型ソース領域56は導体細
条59および60をそれぞれ経て、最も負の電源電圧に
対する電源接続ラインおよび最も正の電源電圧に対する
電源接続ラインにそれぞれ接続する。
導体細条59は多量にドーピングしたp型表面領域63
によりp型半導体領域50にも接続する。導体細条60
は多量にドーピングしたn型表面領域64により半導体
本体39のn型部分に接続する。
インバータ回路の電気信号出力端は導体細条61を以っ
て構成し、これら導体細条61の各々はn型ドレイン領
域57およびn型ドレイン領域55を互いに接続すると
ともに基本コンデンサの行の、1個以上の第1接続電極
34に接続する。
異なる半導体領域や導体細条は必要とする個所で中間絶
縁層により互いに分離する。これらの絶縁層には孔62
をあけ、これらの孔内で異なる導体細条を互いに或いは
半導体領域に電気的に接続する。このような孔62を第
2図に破線で示しである。
第1実施例によるコンデンサ回路網を再度第6図に平面
図で線図的に示しである。このコンデンサ回路網は行お
よび列に配置され基本コンデンサを構成する交点のマト
リックスを有している。この第6図においても、第2図
の導体細条31.31aおよび32.32aがそれぞれ
行方向および列方向に延在している。行方向に延在して
いる前記の導体細条は、コンデンサ01〜C128のう
ちの1つのコンデンサの第1接続電極に属する導体細条
70と擬似コンデンサの第1接続電極に属する導体細条
71とに区別しろる。列方向に延在している導体細条は
、分断されており少なくとも2部分72aおよび72b
より成る導体細条72と、分断されておらず擬似コンデ
ンサの第2コンデンサ電極を有する導体細条73とに区
別しろる。隣接する導体細条73はこれらの端部で相互
接続しうる。第6図における黒丸は異なる層に配置され
ている導体間の電気接続を示す。
これらに対応する第2図の領域には孔62を示しである
比較的多数の擬似コンデンサを有するということが本発
明の特徴である。この多数の擬似コンデンサはまず第1
には、コンデンサ回路網の小さい方のコンデンサ01〜
C8の各々に対し基本コンデンサの1打金体を用いてい
るという事実によるものである。小さい方のこれらのコ
ンデンサC,−C,は第2接続電極に属する導体細条3
6の下に位置するサブマトリックス内に位置する。関連
の4つの導体細条70の各々は20個の交点より成る行
を有しており、行の開始端および終了端の双方でそれぞ
れ2つの交点が擬似コンデンサに属している。行当たり
のこれら4つの擬似コンデンサ(これら擬似コンデンサ
は導体細条36の上に示すサブマトリックスの各行にも
存在する)は第1図の回路線図には示していない。行当
たりの残りの16個の交点のうち、1個、2個、4個お
よび8個の交点がコンデンサ自〜C8にそれぞれ属し、
残りの15個、14個、12個および8個の交点は第1
図にC’ Is、c ’ 14+Ct1□およびC/8
でそれぞれ示す擬似コンデンサに属する。このように交
点を擬似コンデンサに属する交点と擬似コンデンサに属
さない交点とに分けるのは、本例では下側のサブマ) 
IJックス内の16個の導体細条72を適当な領域で分
断し、これらの導体細条72の各々が2部分72a ′
J6よび72bを有するようにすることにより行う。部
分72aは導体細条70と相俟ってコンデンサ01〜自
28に属する交点を形成し、部分?2bは導体細条70
と相俟ってM似コンデンサC′15〜C’s に属する
交点を形成する。
関連の第2接続電極35に属するn個の基本コンデンサ
の第1行の第2コンデンサ電極の各々は他の接続電極3
7に属す乞この第1行の2つの隣接する第2コンデンサ
電極32間に位置させるのが好ましい。本例では、この
他の接続電極は導体細条38をも属する第3接続電極と
する。しかし、集積回路には、互いに分離された或いは
第3接続電極から分離された或いはこれらの双方の分離
が行われた1個以上の他の接続電極を設けることもでき
る。
本例では、下側のサブマ) IJックス内で各導体細条
72aを導体細条73および導体細条72b間或いは2
つの導体細条72b間の導体細条70の行の領域に位置
させる。
小さな方のコンデンサC3〜C8に対して用いた基本コ
ンデンサの第1行の各々においては、これらのコンデン
サ01〜C8の関連の第2接続電極35に属する第2コ
ンデンサ電極32は関連の行に亘って規則的に分布させ
、導体細条72における分断部も(サブ)マトリックス
に亘って規則的なパターンに応じて分布させるようにす
るのが有利である。
これらの分断部は、導体細条72のうち部分72aがサ
ブマトリックスの一方の側で少なくともサブマトリック
スの縁部まで延在し、部分72bが上記の側とは反対側
に位置するサブマ) IJフックス側でサブマトリック
スの縁部まで延在し、これらの部分72aおよび?2b
の双方を電気接続用−のサブマトリックスの縁部でアク
セスしうるように配置する。
このことは、導体細条72の各々においてサブマトリッ
クス内に多くとも1つの分断部が存在するということを
意味する6 本発明による集積回路の重要な好適実施例においては、
異なるキャパシタンス値の1個以上の前記のコンデンサ
に属する1個以上の基本コンデンサを有する基本コンデ
ンサの各行く第1および第2行の各々)を、他の接続電
極に且つ好ましくは第3接続電極37に接続された2つ
の行導体71間に配置する。本例ではこれらの隣接する
行導体71の各々がn個の擬似コンデンサの行の第1コ
ンデンサ電極31を有する。
異なるキャパシタンス値の1個以上の前記のコンデンサ
に属する1個以上の基本コンデンサを有するn個の基本
コンデンサの2つの隣接行(第1および第2行)間、す
なわち下側のサブマトリックスの2つの隣接する行導体
70間には、少なくとも2つの行導体71を配置し、列
導体72の分断部をこれら2つの行導体71間に位置せ
しめうるようにし、或いは1つの行導体70とこれに隣
接するlっの行導体71との間に少なくとも位置せしめ
る必要がないようにするのが有利である。これらの2つ
の隣接行導体71は第2および6図に示すようにこれら
の端部で相互接続せしめうる。
本例の変形例では、2つの隣接する行導体71を幅が大
きな1つの行導体と置換え、列導体72における分断部
をこのような幅広の行導体の幅内に形成しうるようにす
ることができる。従ってこの場合、部分72aおよび7
2bの双方の対向端部がこの幅広行導体の上或いは下ま
で延在する。
下側のサブマ) IJフックスこのサブマトリックスの
すべての基本コンデンサを有する中央部分を具えており
、その第1コンデンサ電極31は第1接続電極34に属
し、第2コンデンサ電極32は第2接続電極35に属し
ている。このサブマトリックスの中央部分はこのサブマ
トリックスの外側部分によりほぼ完全に囲まれており、
この外側部分は中央部分の第1の側に位置する2つのほ
ぼ完全な基本コンデンサ行と、前記の第1の側とは反対
側の中央部分の側に位置する2つのほぼ完全な基本コン
デンサ行とを有している。この場合、サブマトリックス
の上側に位置する行導体71を有する2つの行と、サブ
マトリックスの下側に位置する行導体71を有する2つ
の行が当てはまる。更に、外側部分は中央部分の第2の
側に位置する2つのほぼ完全な基本コンデンサ列と、前
記の第2の側とは反対側の中央部分の側に位置する少な
くとも2つのほぼ完全な基本コンデンサ列とを有してい
る。この場合、サブマl−IJソックス左側に位置する
列導体73を存する2つの列と、サブマ) IJソック
ス右側に位置する列導体73を有する2つの列とが当て
はまる。サブマトリックスの外側部分に属する基本コン
デンサの、少なくとも第1コンデンサ電極31或いは第
2コンデンサ電極32が他の接続電極37に接続されて
いる。本例では、サブマ) IJソックス外側部分は、
2つのコンデンサの幅を有し擬似。
コンデンサより成る縁部を有している。
上側のサブマ) IJソックスその上側と下側との双方
に2つの行導体71を有している。このサブマトリック
スの左側および右側の双方には2つの列導体73が配置
されている。従って、上側のサブマトリックスも、2つ
のコンデンサの幅を有し擬似コンデンサより成る縁部を
有している。
従って、全体としてのマトリックスもこのマトリックス
の中央部分をほぼ完全に囲む外側部分を、2つの基本コ
ンデンサの幅を有する縁部として具えている。
(サブ)マトリックスははその下側および上側に3つの
行導体71を設け、少なくともこれらの側で縁部が3つ
の擬似コンデンサの幅を有する縁部の形態となるように
するのが好ましい。マトリックスの境界の悪影響はこれ
らの側では縁部から1番目のコンデンサにおいて特に著
しいものとなり、縁部から2番目のコンデンサにおいて
も多分現れるも、列に対し平行に延在する境界は回路網
のほぼすべてのコンデンサに可成りの悪影響を及ぼす。
従って、領域の点で許されれば、縁部全体を3つの擬似
コンデンサの幅を有する周縁縁部の形態とするのが良い
。この場合、第1コンデンサ電極が第1接続電極に属し
、第2コンデンサ電極が第2接続電極に属する基本コン
デンサが、2つの擬似コンデンサの幅を有する縁部の場
合よりも関連のマトリックスの外側縁部から更に遠くに
位置する。
従って、製造に際して用いるいくかつの処理中に生じマ
トリックスの縁部付近に位置する基本コンデンサのキャ
パシタンス値を偏移させるおそれのあるエツジ効果によ
る悪影響が一層低減化される。
上側のサブマトリックスの上側では列導体72の部分?
2aが少なくとも実際上、上側の行導体71の上側縁ま
で延在する。下側のサブマトリックスがその下側で閉じ
るのと同様に、上側のサブマトリックスもその上側で閉
じることができる。この場合、列導体72の各々は上記
の上側で第3部分を有し、これらの第3部分はこの上側
で下側のサブマトリックスの下側における部分72bと
同様に相互接続し、且つこれらの第3部分は、実際に第
6図の上側に示す第3接続電極37の部分と同じ位置に
あり行方向に延在する接続部を経て結合させる。
この変形例におけるすべての列導体72は第2の分断部
を有し、これらの第2の分断部はすべて実質的に第6図
の上側に示す2つの行導体71間に位置させる。
上述したあらゆる手段の目的は、コンデンサマトリック
スをできるだけ規則的に構成することにある。これらの
手段の各々がこの目的に寄与する。
特に、小さい方のコンデンサC1〜C8に属する基本コ
ンデンサは擬似コンデンサを構成するほぼ同一の基本コ
ンデンサによりできるだけ完全に囲む。
電気的な点からすれば、マトリックスの擬似コンデンサ
を3種類に副分割しうる。第1の擬似コンデンサはコン
デンサ01〜CI□8のうちの1つのコンデンサの第1
接続電極34に属する第1コンデンサ電極31を有する
。第1の種類のこれら擬似コンデンサの第2コンデンサ
電極32は第3接続電極37或いは少なくとも他の接続
電極に属する。この第1の種類の擬似コンデンサは本例
の場合導体細条73および導体細条72bと導体細条7
0との交点を以って構成され゛る。特に、第1図のコン
デンサC/8〜C′15の一部を形成する基本コンデン
サは、第1の種類の擬似コンデンサに属する。第2の種
類の擬似コンデンサは第2接続電極35に属する第2コ
ンデンサ電極32を有する。第2の種類のこれら擬似コ
ンデンサの第1コンデンサ電極31は第3接続電極37
或いは少なくとも他の接続電極に接続されている。この
種類の擬似コンデンサは本例では導体細条72aと導体
細条71との交点を以って構成される。本例ではこれら
擬似コンデンサは第1図のキャパシタンスCpに寄与す
るものである。第3の種類の擬似コンデンサは基本コン
デンサを以って構成されており、これらの第1コンデン
サ電極31および第2コンデンサ電極32は双方共第3
接続電極或いは少なくとも他の接続電極に属している。
本例では、これらのコンデンサは導体細条73および導
体細条72bと導体細条71との交点である。
第6図のコンデンサマトリックスは全部で660個の基
本コンデンサを有している。下側のサブマトリックスは
280個の基本コンデンサを有する。
これら280個の基本コンデンサのうち265個が擬似
コンデンサである。上側のサブマトリックスは380個
の基本コンデンサを有する。上側のサブマトリックスの
擬似コンデンサの個数は140である。
擬似コンデンサの個数がこのように掻めて多いにもかか
わらず、第1実施例のコンデンサマトリックスの全キャ
パシタンス値は実際例では5.2pFよりも小さかった
。コンデンサ01〜C1□8のキャパシタンス値の合計
は約2pFにすぎない。コンデンサマトリックスは釣鉤
07mm2の表面積を占めた。20行20列の他の3つ
のサブマトリックスを追加することにより、10ビツト
のアナログ−デジタル変換器に対するコンデンサ回路網
を得ることができる。
このように拡張したコンデンサマトリックスの全キャパ
シタンス値は約15pFである。この拡張したコンデン
サマトリックスに対しては約0.2mm”の表面積を必
要とするだけである。或いはこのような拡張したコンデ
ンサマトリックスを、例えば36個の交点の17行を有
するコンデンサC1〜C1Gに対するサブマトリックス
と、36個の交点の35行を存するコンデンサ03□〜
C512に対するサブマトリックスとを以って構成する
こともできる。この構成(7) 場合モ、コンデンサマ
トリックスに必要とする表面積は約0.2印2であり、
全キャパシタンス値は約15pFである。このような拡
張コンデンサマトリックスは約850個の擬似コンデン
サを有しているという事実にかかわらず、必要とする表
面積はいかなる擬似コンデンサも有さない前記の技術論
文集“インターナショナル・ソリッド・ステート・サー
キュイγツ・コンフェレンス″から既知のコンデンサマ
トリックスの場合の約10分の1である。これは、本発
明を用いることにより基本コンデンサを極めて小さな寸
法にでき、しかもそのキャパシタンス値を可成り小さく
、例えば約8・1O−3pFにでき、それにもかかわら
ずキャパシタンス値の実現比を必要とする高精度にしう
るということが確かめられたという事実によるものであ
る。
第1〜6図に示す集積回路は、ドーピングや堆積処理、
酸化、写真食刻処理およびエツチング技術のような半導
体技術において既知の方法によって完全に製造しうる。
例えば、出発材料はn型珪素本体とすることができ、こ
の珪素本体はn型基板の上に固有抵抗が約4Ω・cml
で配向が< i、00 >のn型エピタキシアル層を形
成したものを以って構成できる。この本体30の表面に
は約5hmの厚さの酸化珪素層と約15Or++nの厚
さの窒化珪素層とを被着する。
この窒化珪素層にパターンを形成した後、例えば砒素を
n型チャネルストッパ52に対してイオン注入しうる。
次に、p型半導体領域50およびn型チャネルストッパ
53に対するドーピングを行う際のマスクとして作用す
るフォトラッカパターンを設ける。例えば、約4・10
12イオン/am2のドーズ量、約150KeVのエネ
ルギーおよび約1.5  ・10”イオン/cm2のド
ーズ量、30〜40KeVのエネルギーで硼素をイオン
注入する。最初のイオン注入はフォトラッカ層で被覆さ
れていない窒化珪素パターンの部分によってマスクせず
、これに対し2番目のイオン注入はこの部分によりマス
クする。
フォトラフカバターンを除去した後、例えば約1200
℃での高温処理を酸化用の雰囲気中で行い、この処理中
にフィールド酸化物51を形成する。次   ・に、通
常のようにして厚さが約0.4μmの多結晶或いは無定
形の珪素層を堆積することができ、これには堆積中或い
はその後に又は双方で燐をドーピングする。この堆積し
た珪素層から導体細条32゜32aを得る。こられの導
体細条は例えば約5μmの幅とし、これら細条の相対距
離も約5μmとしうる。
次に、窒素珪岩バ多−ンおよびその下側の酸化物を除去
し、新たな酸化物層を熱処理により形成する。次に、導
体細条32.32aに例えば約130nmの厚さの酸化
物層を被覆する。回路のトランジスタに対する為の領域
においては、この新たな酸化物層がゲート誘電体として
作用する。
その後、再び厚さが約0.4μmで燐をドーピングした
多結晶或いは無定形の珪素層を形成する。
この珪素層から導体細条31.31aおよびゲート電極
59を得る。導体細条31,31aの幅は例えば約5μ
mとする。導体細条31.31aの相対距離は約5μm
としうる。
n型ソース領域54、n型ドレイン領域55およびn型
領域64に対するドーピングはフォトラッカマスクを用
いて行いうる。例えば約2・1015イオン/cm2の
ドーズ量、約150KeVのエネルギーで砒素をイオン
注入する。このドーピングによるドーパントはフォトラ
ッカマスクを除去した後に約1100℃の温度で半導体
本体30内に更に拡散せしめることができる。
n型ソース領域56、p型ドレイン領域57およびp型
頭域63に対しては新たなフォトラッカマスクを用いて
硼素をイオン注入しろる。適切なドーズ量は約3.6・
10′4イオン/cm2であり、適切なイオン注入エネ
ルギーは例えば約40KeVである。pチャネルトラン
ジスタのしきい値電圧の調整用のイオン注入も同じフォ
トラッカマスクを用いて行うことかできる。この目的の
為に、例えば硼素を約180KeVのエネルギー、約3
−10”イオン/cI112のドーズ量でイオン注入し
うる。
厚さを例えば約0.8μmとした例えば酸化珪素より成
る絶縁層65を短時間の酸化処理により堆積しうる。集
積回路のこの表面安定化を改善する為に、この酸化珪素
層の頂部層に例えば燐をドーピングしうる。このドーピ
ングの前或いは後又はその双方で約1000℃での熱処
理を行い、この処理中に特にイオン注入硼素を半導体本
体内に更に拡散させるようにすることができる。
次に、必要とする窓62をあけ、アルミニウム、その他
の適当な導電層を堆積する。この導電層から通常のよう
にして導体細条36.38.39〜42および51〜6
1を得ることができる。導体細条のこのパターン上には
例えば酸化珪素或いは窒化珪素又はその双方より成る他
の絶縁層(図示せず)を所望に応じて設けることができ
る。
上述した処理工程により通常のようにして多数の集積回
路を1個の共通珪素ウェファ内に形成しろる。この共通
珪素ウェファを通常のようにして個別の珪素本体30内
に細分割した後、得られた集積回路を通常のようにして
容器内に装着しうる。
上述した集積回路においては、基本コンデンサの表面積
は約25μm2であり、キャパシタンスは約7.5  
・10−3〜8 ・10−’pFである。上述した8ビ
ットデジタル−アナログ変換器の非直線は約0.251
sb  (最下位ビット; 1east 51gn1f
icant bit)であった。これから明らかなよう
に、得られるキャパシタンス比は、極めて小さなキャパ
シタンス値を有する基本コンデンサを用いているにもか
かわらす高精度を有する。従って、比較的多数の擬似コ
ンデンサを有するコンデンサマトリックスにおける基本
コンデンサの上述した配置によれば、比較的小さな表面
積で驚くほど高精度のコンデンサ回路網を得ることがで
きることが判る。
第1実施例のデジタル−アナログ変換器については、コ
ンデンサを同じ速度で充電させたり放電させたりしなけ
れば、正或いは負のピークが生じるおそれがあるという
ことに注意すべきである。
この点で、コンデンサに接続されたフリップ−フロップ
11或いはインバータ回路12の出力端は、これらの異
なる出力端すべてに生じる信号の立上がり縁および立下
がり縁がクロック信号に対しほぼ同じ遅延時間を有し、
更に立上がり時間が立下がり時間にほぼ等しくなるよう
に構成するのが好ましい。所望に応じ、不所望な信号ピ
ークはデジタルーアナログ変換器の出力信号を濾波する
ことによりこの出力信号から除去することができる。信
号ピークを制限する他の方法を第7図に示す。キャパシ
タンス値の大きい方のコンデンサcga 〜C1□8は
個別に駆動されるコンデンサに細分し、その各々が32
個の基本コンデンサのキャパシタンス値を有するように
する。この個別の駆動の為に、多数のフリップ−フロッ
プ11およびインバータ回路12を追加する。更に、入
力端子1〜8および接続ライン13および14を、NA
NOゲート8L NORゲート82およびインバータ回
路12を以って通常のようにして構成しろる論理回路網
80を経てフリップ−フロップ11に接続する。論理回
路網80は、供給されるデジタル情報がわずかに変化す
る場合、例えば127から128に移る場合、コンデン
サマトリックス内に生じる電荷の変化が制限されるよう
に構成する。この電荷の変化は多くともコンデンサC3
2の充電(或いは放電)およびコンデンサC3〜自。
の放電(或いは充電)に相当する。これに対し、第1図
に示す回路配置では、127から128への前述した移
りに対し、コンデンサC1□8が充電され、コンデンサ
CI”C64が放電される。従って、第7図の回路を用
いることにより、デジタル−アナログ変換器の出力信号
中に生じるおそれのあるピークの最大値が可成り制限さ
れる。
第7図に示す回路の場合、コンデンサマトリックスに接
続されたインバータ回路12或いはフリップ−フロップ
11の出力端のすべてが同数の基本コンデンサを負荷と
するという他の利点が得られる。
従って、これらのインバータ回路12或いはフリップ−
フロップ11は相対的に異なる容量負荷に適合させる必
要がない。すなわち、これらを互いに等しくでき、従っ
て特にデジタル−アナログ変換器の出力信号中に生じる
おそれのあるピークと関連して望ましい等しい立上がり
および立下がり時間をより一層容易に実現しうる。
本発明による集積回路においては、コンデンサマトリッ
クスが必ずしもデジタル−アナログ変換器の一部を構成
するようにする必要はない。アナログ−デジ々ル変換器
およびスイッチングコンデンサ回路のような異なるキャ
パシタンス値のat個のコンデンサを有する他の回路も
本発明を用いて集積化しろる。また前述した2のべきと
は全く異なるキャパシタンスもコンデンサマトリックス
を用いて実現しうる。更に、多数の互いに分離された第
1すなわち入力接続電極34および共通の第2すなわち
出力接続電極350代わりに、共通の入力接続電極およ
び互いに分離された出力接続電極を設けることができる
。また、コンデンサマトリックスが複数個の互いに分離
した入力接続電極および複数個の互いに分離した出力接
続電極を有するようにすることもできる。実際の場合に
は、どの列を選択するかは集積化される回路に依存する
。この場合、コンデンサマトリックスの幾何学的トポロ
ジーをコンデンサの所望の電気的配置および所定のキャ
パシタンス比の双方またはいずれか一方に適合させるの
が望ましい。
第8および9図は他の幾何学的トポロジーの例を示す。
これらの例では、蕃第1接続電極34が2つの相互接続
導体細条31. aiaを有し、これら導体細条は第1
コンデンサ電極31を有する。更に、列方向(図面では
縦方向)に延在する導体細条32゜32aが存在し、こ
れらの導体線条件の各々は1個以上の第2コンデンサ電
極32を有する。図面を簡単とする為に、第8および9
図のコンデンサマトリックスには6個以下の基本コンデ
ンサ31.33P32より成る行を示しである。擬似コ
ンデンサは各行の両端に存在する。これらの擬似コンデ
ンサの第2コンデンサ電極32は第3接続電極37に接
続する。
多数のこれら接続電極37は他の導体細土38を経て互
いに接続する。残りの第2コンデンサ電極32は一部分
に対して第3t*続電極37に接続し、他の部分に対し
て第2接続電極35に接続する。接続電極35は他の導
体細条36を経て互いに接続する。第8および9図には
、第6図と同様に、導体細条のどの層に異なる導体細条
が設けられているかを示しである。導体細条35.37
および32.32aは下側の第1層に位置し、導体細条
34および31.31&は第1層から絶縁された第2層
に位置し、導体細条36および38は第1層および第2
層から絶縁された第3層に属する。更に中間の絶縁層に
数個の孔(窓)62が示されている。
第8図はキャパシタンス比を1:2:4:8:8とした
5つのコンデンサを示す。第8図において導体細条36
を省略すると、図示のコンデンサマトリックスの上側部
分はキャパシタンス比を1:2とした2つのコンデンサ
を有し、これらのコンデンサは互いに分離された第1接
続電極34および共通第2接続電極35を有する。これ
らの2つのコンデンサを以って直列回路を構成しうる。
更に、これに匹敵でき、最小のキヤバシスタン値の4倍
のキャパシタンス値を有する5つのコンデンサを具える
直列回路をコンデンサマトリックスの残りの部分に設け
る。
第9図は、キャパシタンス比1:2:4:8とした4つ
のコンデンサを示す。第9図において、。
導体細条36を省略する場合、これら4つのコンデンサ
の各々は分離した第1接続電極34および分離した第2
接続電極35を有する。
従って、第8および9図は、コンデンサマトリックスの
幾何学的トポロジーを回路配置に対して比較的わずかに
変更させるだけでコンデンサの全く異なる構成を達成し
うるということを示している。
本発明は上述した実施例に限定されず、幾多の変更を加
えつること明らかである。集積回路はCMO8技術の加
りにNM口S或いはPM口S技術でも構成しうる。更に
、上述したコンデンサ回路網を以って、導体細条および
接続電極が例えばアルミニウムのような適切な導電性材
料の2層中に設けられているバイポーラ集積回路の一部
分を構成することができる。この場合第2図の導体細条
31.31aおよび34は導体細条36.59.60お
よび61と同じ層中に設けることができ、導体細条38
〜42は導体細条32.32aと同じ層に設けることが
できる。更に、前述した珪素の行および列導体を完全に
或いは部分的に適切な珪化物と置換えるか或いはこの珪
化物に変換せしめることができる。行導体と、列導体と
、コンデンサ電極とは同じ材料から或いは少なくとも類
似の材料から造るのが好ましい。しかし、行導体および
列導体に、例えばドーピングされている領域および珪酸
化表面領域の双方またはいずれか一方の形態で、半導体
本体中の関連のコンデンサ電極を設けたり、半導体本体
に被着した導電層から、関連のコンデンサ電極をそれぞ
れ有する列導体および行導体のみを形成することができ
る。ドーピングされた前記の領域は半導体本体30の導
電型とは逆の導電型とすることができる。これらの領域
はドーピングされた領域50に匹敵しうる1個以上の領
域内に設けることもできる。この場合、例えば上記の匹
敵しうる領域とこれに隣接する半導、鉢本体の部分との
間のpn接合を所望に応じ短絡し、不所望なトランジス
タ効果を無くすようにすることができる。しかし所望に
応じ、寄生トランジスタ効果およびその他の寄生効果の
双方またはいずれか一方を抑圧する他の通常の解決策を
用いることもできる。このような例では、特に、ドーピ
ングされた領域のドーピング濃度によりコンデンサの最
大許容動作電圧およびこの動作電圧の極性の双方または
いずれか一方を制限するおそれがある。
上述した例では、コンデンサ電極を有する導体細条はこ
られの長さ全体に亘り同じ幅を有する。
コンデンサマトリックスを所望通りにコンパクトにする
為にはこのような例が好ましい。しかし、所望に応じ、
例えば基本コンデンサのキャパシタンス値を増大させる
為には、導体細条が°コンデンサ電極31.32の領域
で幅広部分を有するようにすることができる。
また半導体本体は絶縁基板上に延在する単結晶半導体層
から形成することもできる。この場合、コンデンサマ)
 IJフックス半導体層上に或いは半導体層内に或いは
その双方に形成することができ、または絶縁基板上に直
接設けることができる。更に、トランジスタおよび抵抗
のような集積回路の回路素子は再結晶しうる多結晶半導
体層中に完全に或いは部分的に既知のようにして形成す
ることもできる。
上述した例では他の材料を用いることができる。
例えば珪素の代わりにゲルマニウム或いはA11l−B
V化合物のような他の半導体を用いることができる。ま
た熱の発生により得た酸化物層の代わりに堆積酸化物層
或いは例えば窒化珪素層を用いることができる。また、
酸化物層および窒化物層の双方またはいずれか一方の代
わりに酸化アルニウム層のような他の適当な絶縁層を用
いることができる。更に、絶縁層は異なる絶縁材料の数
個の副層或いはこのような異なる絶縁材料の混合物を以
って構成することができる。例えば、オキシ窒化物層を
用いることができる。基本コンデンサの誘電体は完全に
或いは部分的に窒化珪素を以って構成することができ、
しかもこの材料の誘電率を比較的高くするのが有利であ
る。
本発明を用いることにより一般に、互いに異なるキャパ
シタンス値を有し、これらのキャパシタンス値の比が比
較的正確で、キャパシタンス値の絶対値が比較的小さな
集積回路が得られる。従って、集積化コンデンサに必要
とする面積が比較的小さいばかりでなく、一般にコンデ
ンサマトリックスの電力消費が比較的わずかとなる。こ
のように電力消費量がわずかであるということは特に有
利なことである。その理由は、集積回路全体として最大
許容電力消費量により半導体本体の最大許容温度の点で
集積回路の設計者に設計の点で多かれ少なかれ重大な制
限を与える為である。更に、コンデンサマトリックス中
で生じるピーク電流が比較的小さくなり、従って集積回
路の他の部分中に妨害が生じにくくなる。更に、コンデ
ンサマトリックス中の導体細条は比較的短く、従ってこ
れら導体細条中の単位長さ当たりの直列抵抗値はこれに
より動作速度をあまり制限することなく比較的大きくす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、コンデンサ回路網を有する本発明による集積
化デジタル−アナログ変換器を示す回路図、 第2図は、第1図の回路を有する集積化デジタル−アナ
ログ変換器の一部を示す線図的平面図、第3〜5図は、
第2図のm−m線、rV−rV線および■−■線上を断
面とする線図的断面図、第6図は、第1〜5図に示す集
積回路のコンデンサ回路網を示す線図的平面図、 第7図は、第1図に示す集積化デジタル−アナログ変換
器の変形例を示す回路図、 第8図は、本発明による集積回路の他の例の一部、すな
わちコンデンサ回路網を表す部分を示す線図的平面図、 第9図は、本発明による集積回路の更に他の例のコンデ
ンサ回路網の一部を示す線図的平面図である。 1〜8・・・入力端子  10・・・集積回路11・・
・Dフリップ−フロップ 12・・・インバータ回路 17・・・第1電源接続ライン 18・・・電流源 19・・・第2電源接続ライン 20・・・出力端子    30・・・半導体本体31
・・・第1コンデンサ電極 31a・・・第1列導体 32−・・第2コンデンサ電極 33・・・誘電体層    34・・・第1接続電極3
5・・・第2接続電極 36、38〜42.58〜61.70〜73・・・導体
細条37・・・第3接続電極  50・・・半導体領域
51・・・厚肉絶縁層(フィールド酸化物)52・・・
n型表面領域(チャネルストッパ)53、63・・・p
型表面領域(チャネルストッパ)54・・・n型ソース
領域 55・・・n型ドレイン領域 56・・・p型ソース領域 57・・・p型ドレイン領域 62・・・窓       64・・・n型領域80・
・・論理回路網   81・・・NANDゲート82・
・・NORゲート

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、異なるキャパシタンス値を有する複数個のコンデン
    サを具える集積回路であって、この集積回路は半導体本
    体を具えおり、この半導体本体の表面には第1コンデン
    サ電極の行が互いに並べて配置されており、これら第1
    コンデンサ電極の各々は誘電体層により第2コンデンサ
    電極から分離されており、第1および第2コンデンサ電
    極は行に配置された基本コンデンサの電極を構成し、1
    つ以上の第1接続電極とこれに関連する1つ以上の第2
    接続電極との間で異なる個数の基本コンデンサが互いに
    接続され、第1および第2コンデンサ電極を相互接続す
    ることにより異なるキャパキタンス値のコンデンサを形
    成しており、基本コンデンサの複数の行が同一個数nの
    第1コンデンサ電極を有し、n個の基本コンデンサのこ
    れらの行の各々が第1行導体を有し、この第1行導体に
    より関連の行のn個の第1コンデンサ電極のすべてを相
    互接続し、相互接続させた第1コンデンサ電極のこの関
    連の行が第1接続電極を形成しており、n個の基本コン
    デンサのこれらの行の相互接続された第2コンデンサ電
    極の第1群がこの第1接続電極と関連する第2接続電極
    を形成し、n個の基本コンデンサのこれらの行の相互接
    続された第2コンデンサ電極の第2群が第3接続電極を
    形成している集積回路において、n個の基本コンデンサ
    の第1行で関連の第2接続電極に属する第2コンデンサ
    電極の個数がn個の基本コンデンサのこれらの行の第2
    行におけるよりも少なくしたことを特徴とする集積回路
    。 2、特許請求の範囲第1項に記載の集積回路において、
    関連の第2接続電極に属するn個の基本コンデンサの第
    1行の第2コンデンサ電極の各々は他の接続電極に属す
    る第1行の互いに隣接する第2コンデンサ電極間に位置
    していることを特徴とする集積回路。 3、特許請求の範囲第1項又は第2項に記載の集積回路
    において、少なくとも多数個の基本コンデンサがマトリ
    ックスに配置されており、このマトリックスは少なくと
    も多数個の第1行導体と、第2コンデンサ電極を相互接
    続する複数個の列導体とを有していることを特徴とする
    集積回路。 4、特許請求の範囲第3項に記載の集積回路において、
    前記のマトリックスは当該マトリックスのすべてのコン
    デンサを有する中央部分を具えており、その第1コンデ
    ンサ電極は第1接続電極に属し、第2コンデンサ電極は
    関連の第2接続電極に属し、マトリックスの中央部分は
    マトリックスの外側部分によりほぼ完全に囲まれており
    、この外側部分は中央部分の第1の側に位置する基本コ
    ンデンサの少なくとも2行と、前記の第1の側とは反対
    側の中央部分の側に位置する基本コンデンサのほぼ完全
    な少なくとも2行と、中央部分の第2の側に位置する基
    本コンデンサのほぼ完全な少なくとも2列と、前記の第
    2の側とは反対側の中央部分の側に位置する基本コンデ
    ンサのほぼ完全な少なくとも2列とを有しており、外側
    部分に属する基本コンデンサの第1コンデンサ電極およ
    び第2コンデンサ電極の少なくとも一方が他の接続電極
    に属していることを特徴とする集積回路。 5、特許請求の範囲第3項又は第4項に記載の集積回路
    において、n個の基本コンデンサの複数行がマトリック
    スに存在しており、その第1コンデンサ電極は異なるキ
    ャパシタンス値の前記のコンデンサのうちの1つのコン
    デンサの第1接続電極に属しており、列導体の1つ以上
    がこれらの行の2つ間に位置する領域で分断部を有して
    おり、従ってこの1つ以上の列導体が少なくとも2つの
    互いに分離された部分より成っていることを特徴とする
    集積回路。 6、特許請求の範囲第5項に記載の集積回路において、
    前記の1つ以上の列導体の各々がマトリックス内で1つ
    の分断部を有し、従って2部分より成っており、これら
    2部分の各々が少なくともマトリックスの縁部まで延在
    していることを特徴とする集積回路。 7、特許請求の範囲第1項〜第6項のいずれか1項に記
    載の集積回路において、異なるキャパシタンス値の前記
    のコンデンサの1つ以上に属する1つ以上の基本コンデ
    ンサを有するn個の基本コンデンサの各行が、他の接続
    電極に接続されている2つの行導体間に位置しているこ
    とを特徴とする集積回路。 8、特許請求の範囲第1項〜第7項のいずれか1項に記
    載の集積回路において、n個の基本コンデンサの複数行
    が存在し、これらの行は異なるコンデンサ値の前記のコ
    ンデンサの1つ以上に属する1つ以上の基本コンデンサ
    を有し、他の接続電極に接続された少なくとも2つの行
    導体がこれら複数行の各2つの隣接行間に延在している
    ことを特徴とする集積回路。 9、特許請求の範囲第7項又は第8項に記載の集積回路
    において、これら2つの行導体の各々がn個の基本コン
    デンサの行の第1コンデンサ電極を相互接続しているこ
    とを特徴とする集積回路。
JP60289558A 1984-12-24 1985-12-24 集積回路 Granted JPS61156851A (ja)

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