JPS61156664A - すり接点装置 - Google Patents
すり接点装置Info
- Publication number
- JPS61156664A JPS61156664A JP27580284A JP27580284A JPS61156664A JP S61156664 A JPS61156664 A JP S61156664A JP 27580284 A JP27580284 A JP 27580284A JP 27580284 A JP27580284 A JP 27580284A JP S61156664 A JPS61156664 A JP S61156664A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- sliding contact
- brush
- slip ring
- contact device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Switches With Compound Operations (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、すり接点装置に係り、特にそれを構成するブ
ラシ材とコンミテータ又はスリップリング材の組合せに
関する。
ラシ材とコンミテータ又はスリップリング材の組合せに
関する。
(従来技術と問題点)
従来のすり接点装置は、Au30〜50重量%、Ag2
O〜40重量%、Pd20〜40重量%の合金材料にて
構成したブラシと、Ag−Cd0.5〜15重量%の合
金材料にて構成したコンミテータ又はスリップリングと
を組合せて成るものである。
O〜40重量%、Pd20〜40重量%の合金材料にて
構成したブラシと、Ag−Cd0.5〜15重量%の合
金材料にて構成したコンミテータ又はスリップリングと
を組合せて成るものである。
ところで、このすり接点装置ではすり動作時に粘着性が
高(耐摩耗性に劣るものであった。
高(耐摩耗性に劣るものであった。
(発明の目的)
本発明は、斯かる欠点を解消すべくなされたものであり
、ブラシの摩耗を抑え、コンミテータ又はスリップリン
グの耐摩耗性を向上させたすり接点装置を提供せんとす
るものである。
、ブラシの摩耗を抑え、コンミテータ又はスリップリン
グの耐摩耗性を向上させたすり接点装置を提供せんとす
るものである。
(発明の構成)
本発明のすり接点装置は、Au30〜50重量%。
A g 20〜40重量%、Pd20〜40重量%の合
金材料にて構成したブラシと、Ag中にCを0.1〜5
重量%とIn及びSnを合計で0.5〜10重量%添加
して成る材料にて構成したコンミテータ又はスリップリ
ングとを組合せて成るものである。
金材料にて構成したブラシと、Ag中にCを0.1〜5
重量%とIn及びSnを合計で0.5〜10重量%添加
して成る材料にて構成したコンミテータ又はスリップリ
ングとを組合せて成るものである。
本発明のすり接点装置に於いて、ブラシを従来のブラシ
と同じAu30〜50重量%、Ag2O〜40重量%、
Pd20〜40重量%の合金材料にて構成した理由は、
優れた耐食性をいかすためである。
と同じAu30〜50重量%、Ag2O〜40重量%、
Pd20〜40重量%の合金材料にて構成した理由は、
優れた耐食性をいかすためである。
また、コンミテータ又はスリップリング材の構成におい
て、Ag中に0.1〜5重量%のCを添加した理由は、
すり動作時の粘着性を抑えて耐摩耗性を向上させるため
で、0.1重量%未満ではその効果が現われず、5重量
%を超えると加工が困難となるものである。さらにIn
及びSnを合計で0.5〜10重量%添加した理由は、
ブラシとのすり動作時の耐摩耗性を向上すべく1fJN
k剤となる酸化物を適量発生させるためで、0.5重量
%未満では酸化物の発生量が少なくて潤滑剤としての効
果を発揮できず、10重量%を超えると酸化物の発生量
が多くなり、接触抵抗が高くなり、その上不安定となる
ものである。
て、Ag中に0.1〜5重量%のCを添加した理由は、
すり動作時の粘着性を抑えて耐摩耗性を向上させるため
で、0.1重量%未満ではその効果が現われず、5重量
%を超えると加工が困難となるものである。さらにIn
及びSnを合計で0.5〜10重量%添加した理由は、
ブラシとのすり動作時の耐摩耗性を向上すべく1fJN
k剤となる酸化物を適量発生させるためで、0.5重量
%未満では酸化物の発生量が少なくて潤滑剤としての効
果を発揮できず、10重量%を超えると酸化物の発生量
が多くなり、接触抵抗が高くなり、その上不安定となる
ものである。
(実施例及び従来例)
Au40重量%−Ag30重量%−Pd30ii量%の
合金材料より成る線径0.7籠のブラシ線材を各々長さ
8鶴に切断し、2本並列させて一端を幅10fl。
合金材料より成る線径0.7籠のブラシ線材を各々長さ
8鶴に切断し、2本並列させて一端を幅10fl。
長さ13鰭、厚さ0.2Hの合材に溶接し、他端に2R
の円弧状の接触部を曲成してブラシを作った。
の円弧状の接触部を曲成してブラシを作った。
一方下記の表の左欄に示す成分組成の実施例及び従来例
の材料により成る厚さ0.5鰭の板材を打抜いて直径5
0鶴のスリップリングを作った。然してこれらブラシ及
びスリップリングを夫々組合せてすり接点装置を作り、
夫々ブラシをスリップリングに接触させ、スリップリン
グを正逆回転させて下記の試験条件にてすり試験を行い
、ブラシ及びスリップリングの摩耗量と接触抵抗を測定
した処、下記の表の右欄に示すような結果を得た。
の材料により成る厚さ0.5鰭の板材を打抜いて直径5
0鶴のスリップリングを作った。然してこれらブラシ及
びスリップリングを夫々組合せてすり接点装置を作り、
夫々ブラシをスリップリングに接触させ、スリップリン
グを正逆回転させて下記の試験条件にてすり試験を行い
、ブラシ及びスリップリングの摩耗量と接触抵抗を測定
した処、下記の表の右欄に示すような結果を得た。
試験条件
電 流: 0.6A
電 圧:DC12V
負 荷:抵抗負荷
回転速度:11000rp
周速度: 120〜130m/m i n接触カニ
100g すり動作時間ニア時間 (以下余白) 上記の表で明らかなように実施例1〜3のすり接点装置
のブラシとスリップリングは、夫々従来例1. 2のす
り接点装置のブラシとスリップリングに比し摩耗量が少
なく、接触抵抗は低く安定していることが判る。これは
ひとえに実施例1〜3のすり接点装置のスリップリング
を構成している材料が、Cによる粘着の抑制とすり動作
時に発生するIn及びSnの酸化物の潤滑作用により耐
摩耗性が向上し、また酸化物が軟らかいため、すり作用
により容易に除去され、スリップリングの接触面は常に
清浄となって接触抵抗が低くなるからに他ならない。
100g すり動作時間ニア時間 (以下余白) 上記の表で明らかなように実施例1〜3のすり接点装置
のブラシとスリップリングは、夫々従来例1. 2のす
り接点装置のブラシとスリップリングに比し摩耗量が少
なく、接触抵抗は低く安定していることが判る。これは
ひとえに実施例1〜3のすり接点装置のスリップリング
を構成している材料が、Cによる粘着の抑制とすり動作
時に発生するIn及びSnの酸化物の潤滑作用により耐
摩耗性が向上し、また酸化物が軟らかいため、すり作用
により容易に除去され、スリップリングの接触面は常に
清浄となって接触抵抗が低くなるからに他ならない。
(発明の効果)
以上詳記した通り本発明のすり接点装置は、従来のすり
接点装置に比ベブラシとコンミテータ又はスリップリン
グの摩耗量が少なく、また接触抵抗についても低く安定
しているので、従来のすり接点装置にとって代わること
のできるものと云える。
接点装置に比ベブラシとコンミテータ又はスリップリン
グの摩耗量が少なく、また接触抵抗についても低く安定
しているので、従来のすり接点装置にとって代わること
のできるものと云える。
Claims (1)
- Au30〜50重量%、Ag20〜40重量%、Pd2
0〜40重量%の合金材料にて構成したブラシと、Ag
中にCを0.1〜5重量%とIn及びSnを合計で0.
5〜10重量%添加して成る材料にて構成したコンミテ
ータ又はスリップリングとを組合せて成るすり接点装置
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27580284A JPS61156664A (ja) | 1984-12-27 | 1984-12-27 | すり接点装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27580284A JPS61156664A (ja) | 1984-12-27 | 1984-12-27 | すり接点装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61156664A true JPS61156664A (ja) | 1986-07-16 |
Family
ID=17560610
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27580284A Pending JPS61156664A (ja) | 1984-12-27 | 1984-12-27 | すり接点装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61156664A (ja) |
-
1984
- 1984-12-27 JP JP27580284A patent/JPS61156664A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS61156664A (ja) | すり接点装置 | |
JPS61156662A (ja) | すり接点装置 | |
JPS61156669A (ja) | すり接点装置 | |
JPS61198586A (ja) | すり接点装置 | |
JPS61156661A (ja) | すり接点装置 | |
JPS61156660A (ja) | すり接点装置 | |
JPS61153967A (ja) | すり接点装置 | |
JPS61156655A (ja) | すり接点装置 | |
JPS61156663A (ja) | すり接点装置 | |
JPS61153966A (ja) | すり接点装置 | |
JPS61153965A (ja) | すり接点装置 | |
JPS61156653A (ja) | すり接点装置 | |
JPS61156672A (ja) | すり接点装置 | |
JPS61153975A (ja) | すり接点装置 | |
JPS61156657A (ja) | すり接点装置 | |
JPS61153979A (ja) | すり接点装置 | |
JPS61156676A (ja) | すり接点装置 | |
JPS61156673A (ja) | すり接点装置 | |
JPS61156648A (ja) | すり接点装置 | |
JPS61156668A (ja) | すり接点装置 | |
JPS61143954A (ja) | すり接点装置 | |
JPS61156665A (ja) | すり接点装置 | |
JPS61156659A (ja) | すり接点装置 | |
JPS61156678A (ja) | すり接点装置 | |
JPS61153970A (ja) | すり接点装置 |