JPS61156660A - すり接点装置 - Google Patents
すり接点装置Info
- Publication number
- JPS61156660A JPS61156660A JP27579884A JP27579884A JPS61156660A JP S61156660 A JPS61156660 A JP S61156660A JP 27579884 A JP27579884 A JP 27579884A JP 27579884 A JP27579884 A JP 27579884A JP S61156660 A JPS61156660 A JP S61156660A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- sliding contact
- brush
- slip ring
- contact device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Switches With Compound Operations (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、すり接点装置に係り、特にそれを構成するブ
ラシ材とコンミテータ又はスリップリング材の組合せに
関する。
ラシ材とコンミテータ又はスリップリング材の組合せに
関する。
(従来技術と問題点)
従来のすり接点装置は、P d 20〜70M量%、A
g30〜80重量%の合金材料にて構成したブラシと、
Ag−Cd0.5〜15重量%の合金材料にて構成した
コンミテータ又はスリップリングとを組合せて成るもの
である。
g30〜80重量%の合金材料にて構成したブラシと、
Ag−Cd0.5〜15重量%の合金材料にて構成した
コンミテータ又はスリップリングとを組合せて成るもの
である。
ところで、このすり接点装置ではすり動作時に粘着性が
高く耐摩耗性に劣るものであった。
高く耐摩耗性に劣るものであった。
(発明の目的)
本発明は、斯かる欠点を解消すべくなされたものであり
、ブラシの摩耗を抑え、コンミテータ又はスリップリン
グの耐摩耗性を向上させたすり接点装置を提供せんとす
るものである。
、ブラシの摩耗を抑え、コンミテータ又はスリップリン
グの耐摩耗性を向上させたすり接点装置を提供せんとす
るものである。
(発明の構成)
本発明のすり接点装置は、Pd20〜70重量%。
Ag30〜80重量%の合金材料にて構成したブラシと
、Ag中にCを0.5〜5重量%とSi及びZrを合計
で0.5〜10重量%添加して成る材料にて構成したコ
ンミテータ又はスリップリングとを組合せて成るもので
ある。
、Ag中にCを0.5〜5重量%とSi及びZrを合計
で0.5〜10重量%添加して成る材料にて構成したコ
ンミテータ又はスリップリングとを組合せて成るもので
ある。
本発明のすり接点装置に於いて、ブラシを従来のブラシ
と同じPd20〜70重量%、Ag30〜80重量%の
合金材料にて構成した理由は、優れた耐食性をいかすた
めである。
と同じPd20〜70重量%、Ag30〜80重量%の
合金材料にて構成した理由は、優れた耐食性をいかすた
めである。
また、コンミテータ又はスリップリング材の構成におい
て、Ag中に0.5〜5重量%のCを添加した理由は、
すり動作時の粘着性を抑えて耐摩耗性を向上させるため
で、0.5重量%未満ではその効果が現われず、5重量
%を超えると加工が困難となるものである。さらにSi
及びZrを合計で0.5〜10重量%添加した理由は、
ブラシとのすり動作時の軟化温度を高めて耐摩耗性を向
上させるためで、0.5重量%未満ではその効果が発揮
できず、10重量%を超えると酸化物の発生量が多くな
り、接触抵抗が高くなり、その上不安定となるものであ
る。
て、Ag中に0.5〜5重量%のCを添加した理由は、
すり動作時の粘着性を抑えて耐摩耗性を向上させるため
で、0.5重量%未満ではその効果が現われず、5重量
%を超えると加工が困難となるものである。さらにSi
及びZrを合計で0.5〜10重量%添加した理由は、
ブラシとのすり動作時の軟化温度を高めて耐摩耗性を向
上させるためで、0.5重量%未満ではその効果が発揮
できず、10重量%を超えると酸化物の発生量が多くな
り、接触抵抗が高くなり、その上不安定となるものであ
る。
(実施例及び従来例)
Pd60重景%−Ag40重量%の合金材料より成る線
径0,7Mのブラシ線材を各々長さ8酎に切断し、2本
並列させて一端を幅10m、長さ13fl、厚さ0.2
flの合材に熔接し、他端に2Rの円弧状の接触部を曲
成してブラシを作った。一方下記の表の左欄に示す成分
組成の実施例及び従来例の材料により成る厚さ0.5額
の板材を打抜いて直径50flのスリップリングを作っ
た。然してこれらブラシ及びスリップリングを夫々組合
せてすり接点装置を作り、夫々ブラシをスリップリング
に接触させ、スリップリングを正逆回転させて下記の試
験条件にてすり試験を行い、ブラシ及びスリップリング
の摩耗量と接触抵抗を測定した処、下記の表の右欄に示
すような結果を得た。
径0,7Mのブラシ線材を各々長さ8酎に切断し、2本
並列させて一端を幅10m、長さ13fl、厚さ0.2
flの合材に熔接し、他端に2Rの円弧状の接触部を曲
成してブラシを作った。一方下記の表の左欄に示す成分
組成の実施例及び従来例の材料により成る厚さ0.5額
の板材を打抜いて直径50flのスリップリングを作っ
た。然してこれらブラシ及びスリップリングを夫々組合
せてすり接点装置を作り、夫々ブラシをスリップリング
に接触させ、スリップリングを正逆回転させて下記の試
験条件にてすり試験を行い、ブラシ及びスリップリング
の摩耗量と接触抵抗を測定した処、下記の表の右欄に示
すような結果を得た。
試験条件
電 流: Q、6A
電 圧:DC12V
負 荷:抵抗負荷
回転速度: 1000r p m
周速度: 120〜130m/m i n接触カニ
100g 摺動時間ニア時間 (以下余白) 上記の表で明らかなように実施例1〜3のすり接点装置
のブラシとスリップリングは、夫々従来例1.2のすり
接点装置のブラシとスリップリングに比し摩耗量が少な
く、接触抵抗は低く安定していることが判る。これはひ
とえに実施例1〜3のすり接点装置のスリップリングを
構成している材料が、Cによる粘着の抑制とSi及びZ
rの添加による軟化温度の゛上昇により耐摩耗性が向上
し、またすり動作中に発生する酸化物の量と摩耗量がバ
ランスしているからに他ならない。
100g 摺動時間ニア時間 (以下余白) 上記の表で明らかなように実施例1〜3のすり接点装置
のブラシとスリップリングは、夫々従来例1.2のすり
接点装置のブラシとスリップリングに比し摩耗量が少な
く、接触抵抗は低く安定していることが判る。これはひ
とえに実施例1〜3のすり接点装置のスリップリングを
構成している材料が、Cによる粘着の抑制とSi及びZ
rの添加による軟化温度の゛上昇により耐摩耗性が向上
し、またすり動作中に発生する酸化物の量と摩耗量がバ
ランスしているからに他ならない。
(発明の効果)
以上詳記した通り本発明のすり接点装置は、従来のすり
接点装置に比ベブラシとコンミテータ又はスリップリン
グの摩耗量が少なく、また接触抵抗についても低く安定
しているので、従来のすり接点装置にとって代わること
のできるものと云える。
接点装置に比ベブラシとコンミテータ又はスリップリン
グの摩耗量が少なく、また接触抵抗についても低く安定
しているので、従来のすり接点装置にとって代わること
のできるものと云える。
Claims (1)
- Pd20〜70重量%、Ag30〜80重量%の合金材
料にて構成したブラシと、Ag中にCを0.5〜5重量
%とSi及びZrを合計で0.5〜10重量%添加して
成る材料にて構成したコンミテータ又はスリップリング
とを組合せて成るすり接点装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27579884A JPS61156660A (ja) | 1984-12-27 | 1984-12-27 | すり接点装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27579884A JPS61156660A (ja) | 1984-12-27 | 1984-12-27 | すり接点装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61156660A true JPS61156660A (ja) | 1986-07-16 |
Family
ID=17560558
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27579884A Pending JPS61156660A (ja) | 1984-12-27 | 1984-12-27 | すり接点装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61156660A (ja) |
-
1984
- 1984-12-27 JP JP27579884A patent/JPS61156660A/ja active Pending
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