JPS6115607Y2 - - Google Patents

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JPS6115607Y2
JPS6115607Y2 JP13417379U JP13417379U JPS6115607Y2 JP S6115607 Y2 JPS6115607 Y2 JP S6115607Y2 JP 13417379 U JP13417379 U JP 13417379U JP 13417379 U JP13417379 U JP 13417379U JP S6115607 Y2 JPS6115607 Y2 JP S6115607Y2
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JP
Japan
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flexible tube
power feeding
antenna
pillar
coaxial cable
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JP13417379U
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JPS5652305U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、自動車等の車両に取付けられ使用
時にアンテナ素子を引き出して用いる車両用アン
テナに関する。
この種の車両用アンテナは従来から種々の構造
のものがあり、第1〜2図はその一従来例を示
す。
この車両用アンテナ1は構造が簡単なため多用
されており、長尺な1本のアンテナ素線2を可撓
管3内に摺動自在に納めてアンテナ本体を形成
し、給電用同軸ケーブル6を可撓管3の先端(第
2図左端)に取付けた取付金具7に設けてある給
電バネ4およびアース金具5からなる給電部に接
続して、上記アンテナ素子2が受信した電波を取
出せるようにまた送信時にはそのアンテナ素子2
へ給電できるように構成されている。また、アン
テナ素子2をできる限り長く引出すことができる
ようにストツパ8を先端付近に固着してあり、こ
れにより上記給電部を先端に設けてある。
この車両用アンテナ1を取付ける場合に、取付
金具7を自動車9のフエンダー部等の低い位置に
固定すると、該アンテナ1が全長1.2mと長尺で
あるため自動車9のダツシユボード下部空間やエ
ンジンルーム等のデツトスペースに良好に納める
ことができないので、第1図に示すように取付金
具7を自動車屋根部10等の高い位置に固定して
取付けられている。そして、屋根部10を車内に
向けて貫通した可撓管3および給電用同軸ケーブ
ル6は先端部から中間部をそれぞれ、自動車ピラ
ー11の内部に挿通されたり、該ピラー11内に
挿通しない場合にはその外側に覆いを被せられた
りし、余つた後端部をダツシユボード下部空間等
のデツトスペースに押込まれて外部から見えない
ように装着されている。
ところがこの従来の車両用アンテナ1は可撓管
3と給電用同軸ケーブル6とを狭隘な自動車ピラ
ー11内等の取付空間に挿通するものであるか
ら、次のような不都合があつた。
第1に、可撓管3と給電用同軸ケーブル6とを
ピラー11内に挿入することが非常に難しく且つ
挿入には厄介な作業を要するものであつた。なぜ
なら、ピラー11の内部の内面は滑らかではな
く、また車体プレスの関係からピラー11内に突
出部が形成されており、更にピラー11内の空間
が彎曲していることもあるため、可撓管3等の挿
通が困難となる。可撓管3はある程度の剛性があ
るため、ピラー11内の迷路を手探りで捜しつつ
挿入して行くことができるが、給電用同軸ケーブ
ル6の方は剛性がなく、ぐにやぐにやしており、
ピラー11内の突出部に突当ると更に先へ押込む
ことができなくなる。また、給電用同軸ケーブル
6は可撓管3とは全く独立しているものであるか
ら、可撓管3と一緒に挿入することもできない。
そこで、給電用同軸ケーブル6の端部に剛性を有
する長尺な針金等の補助具を結び付け、該補助具
をピラー11の上部開口から内部へ挿入し、下部
開口から出た補助具を引出しつつ給電用同軸ケー
ブル6と可撓管3とを同時にピラー11内に挿入
して行くという厄介な作業により取付けるもので
あつた。
第2に、可撓管3は途中にピラー11の内径よ
り若干小さい大きさにスポンジ等で製せられた複
数のスペーサ12が取付けられているため自動車
走行時においてもピラー11の内壁に衝突するこ
とはないが、一方給電用同軸ケーブル6は弾性が
あるため自動車走行時に振動してピラー11の内
壁に衝突し、乗員に耳ざわりな不快音を発するも
のであつた。上記スペーサ12は給電用同軸ケー
ブル6を支承できるものではないため、不快音発
生を防止することができないものであつた。
本考案は上記従来の不都合を取除き、取付部に
容易に装着することができ、自動車走行時にも振
動音を発することをない車両用アンテナを提供す
ることを目的とする。
以下、本考案を第3〜7図に示す実施例につい
て説明する。
第3〜4図は本考案の第一実施例を示す。本考
案の車両用アンテナ13は可撓管14と給電用同
軸ケーブル15とを複数の保持具16,16によ
り一体的に保持して構成したものである。可撓管
14と給電用同軸ケーブル15とは従来と同様の
構成であり、可撓管14内には二段式のアンテナ
素子17,17aが摺動自在に挿入されてアンテ
ナ本体を形成しており、給電用同軸ケーブル15
は、可撓管14の先端に取付けた取付金具18に
連なる絶縁筒29内に設けてある給電バネ19と
アース金具20等の給電部に接続されている。保
持具16は第4図に示すように中心に可撓管14
を保持する可撓管保持孔21を穿設し、上部に給
電用同軸ケーブル15を保持する給電用ケーブル
保持孔22を穿設し、上記と給電用ケーブル保持
孔22が開くように上部外周面から給電用ケーブ
ル保持孔22へ達する縦割線23を設けてある。
また保持具16は、自動車走行時の振動を吸収で
きる弾性を有する弾性ゴム、スポンジ等の素材と
し、大きさはピラー11の内径より若干大きくす
ると良い。
この保持具16の可撓管14および給電用同軸
ケーブル15への装着は、保持具16の可撓管保
持孔21を可撓管14の下端から若干弾性に抗し
つつ嵌挿し、所定位置において給電用ケーブル保
持孔22の方向を決めた後に、接着剤をもつて可
撓管14に保持具16を固定する。その後、給電
用同軸ケーブル15を保持具16の肉厚部分を押
開きつつ給電用ケーブル保持孔22の方向へ押込
み、給電用ケーブル保持孔22内に納入し、その
孔22を構成する壁部により弾力的に保持させる
ようにして行なう。保持具16の数は可撓管14
と給電用同軸ケーブル15とを一体的に保持する
に十分な数とし、その装着位置も適宜定めるもの
とする。第3図の例では、先端部および中間部
(図示せず)のほかに可撓管14の後端部と給電
用同軸ケーブル15のプラグ24のプラグピン2
8とをも一体的に保持具16で保持したものであ
る。
このように構成した本考案の車両用アンテナ1
3の自動車9への装着は次のようにして行なう。
先ず保持具16により一体的に保持された可撓管
14と給電用同軸ケーブル15との後端部(第3
図右端)を自動車屋根部10の開口を車内に向け
て貫通させ、次にピラー11の上部開口から保持
具16を縮径しつつピラー11内に挿入する。ピ
ラー11内への挿入操作は可撓管14の剛性を利
用して行ない、ピラー11の下部開口から可撓管
14等が突出したらその突出部を持つて引出し、
デツトスペースに納め、取付金具18を自動車屋
根部10へビス25,25をもつて固着する。
ピラー11内に挿通された可撓管14と給電用
同軸ケーブル15とは、縮径された保持具16,
16により長手方向に伸長状態で緊締保持されて
いるので自動車走行時にもピラー内壁に衝突する
ことはない。
また、保持具16は素材等に応じて形状を変え
ることができる。第5〜7図は保持具16の変形
例を示し、第5図に示すものは第4図の保持具の
素材より柔らかい素材を用いた例で、給電用ケー
ブル保持孔22を設けないで可撓管保持孔21と
縦割線23とを設けたもので、給電用同軸ケーブ
ル15を縦割線23の部分で全周を挾持するよう
にして保持するものである。第6図に示すものは
第5図の保持具の素材より更に柔らかい素材を用
いた例で中心部に可撓管保持孔21のみを穿設し
たもので、給電用同軸ケーブル15は保持具16
の肉厚部に押込みその上に接着テープ26を貼る
ことによつて保持される。第7図のものは第4図
の保持具の素材より硬い素材を用いた例で、中心
部に可撓管保持孔21を穿設し肉厚部にV字形溝
27を刻設したもので、給電用同軸ケーブル15
はV字形溝27の両側面で挾むことより保持され
る。また、可撓管保持孔21を偏心位置に穿設し
てもよく、また1本のアンテナに用いる複数の保
持具の形状等を異なるものとしてもよい。更に保
持具16の素材は均一である必要はなく、表面を
硬めの象皮等として内部を柔らかい発泡ウレタン
等にしてもよく、またその逆にすることもでき
る。
また、保持具16の装着位置は任意に変えるこ
とができ、第3図では可撓管14とプラグピン2
8とを保持しているが、プラグ24自身またはプ
ラグ付近の給電用同軸ケーブル15とを保持する
ようにしてもよい。
給電用同軸ケーブル15が可撓管14より長い
場合には、双方の後端部を揃えた状態にしてピラ
ー11内に挿入し、該給電用同軸ケーブル15が
ピラー11の下部開口から突出したらそれを引出
してケーブルの先端部のたるみを無くするように
して装着するとよい。
保持具16による給電用同軸ケーブル15の保
持は完全な固定保持の必要はなく、車体のデツト
スペース部分にある該ケーブル15は保持具16
から外して接続すべきラジオセツト等の方向へ彎
曲させるようにしてもよい。
以上のように本考案の車両用アンテナは、ピラ
ー等の狭隘な取付空間への挿通が極めて容易であ
り、従来の厄介な取付作業は不要となり、車両走
行時にもケーブル振動による不快音は生じること
がなく、また、アンテナ素線を手で引出す形式の
アンテナばかりでなく後端部に設けたモータによ
り突出入させる形式のアンテナにも適用でき、更
に単一線のみならず多段式のアンテナ素線を有す
るアンテナであつてもピラー等の狭隘な空間に取
付けるアンテナであれば適用することができ用途
が広い等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の車両用アンテナを自動車に取付
けた状態を示す斜視図、第2図は従来の車両用ア
ンテナの概略を示す一部縦断側面図、第3図は本
考案の車両用アンテナの一実施例を示す半断側面
図、第4図は第3図−拡大断面図、第5〜7
図はそれぞれ本考案に用いる保持具の変形例を示
す第4図同様の断面図である。 13……車両用アンテナ、14……可撓管、1
5……給電用同軸ケーブル、16……保持具、1
7……アンテナ素子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 線状のアンテナ素子を可撓管で覆つた細長いア
    ンテナ本体と、上記アンテナ本体の先端部にある
    給電部に接続された給電用ケーブルと、上記アン
    テナ本体と上記給電用ケーブルとを嵌装して弾発
    的に保持する弾性材による保持具とを具備したこ
    とを特徴とする車両用アンテナ。
JP13417379U 1979-09-28 1979-09-28 Expired JPS6115607Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13417379U JPS6115607Y2 (ja) 1979-09-28 1979-09-28

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13417379U JPS6115607Y2 (ja) 1979-09-28 1979-09-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5652305U JPS5652305U (ja) 1981-05-08
JPS6115607Y2 true JPS6115607Y2 (ja) 1986-05-15

Family

ID=29365743

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13417379U Expired JPS6115607Y2 (ja) 1979-09-28 1979-09-28

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JP (1) JPS6115607Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60108015U (ja) * 1983-12-26 1985-07-23 株式会社ヨコオ 車両用アンテナ

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Publication number Publication date
JPS5652305U (ja) 1981-05-08

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