JPS611559A - 自動車床下洗浄装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は自動車床下洗浄装置に関し、特に必要に応じて
各作業ベイの軌条上を往復動する洗浄機を有する自動車
床下洗浄装置に関する （Ｉｎｔ、Ｃ１，Ｂ２Ｏ３３１０４）。

「従来の技術」 従来、この種の発明あるいは考案どして次に示すような
−・実施例が提案されていＩこ３、すなわち、床面に並
列して複数ＭＱ　ｌｊられた作業ベイと、これらの作業
ベイの先端部に沿って設けられた洗浄機搬送用スペース
と、この洗浄機搬送用スペースの床面に前記各作業ベイ
を横断す゛るように形成された台車用レールを有するビ
ットと、前記台車用レール上に走行自在に載ゼられる移
動台車と、この移動台車上に載せられ必要に応じて各作
業ベイをそれぞれ往復動する洗浄機とから成る自動車床
下洗浄装置である。

「従来の欠点」 しかしながら、従来の構成にあっては、次に列挙するよ
うな欠点があった。

■各作業ベイの先端部に沿って洗浄機搬送用スペースを
設けかつその床面にピットを形成するので、洗車機、ダ
ストボックス、タンク、作業台、収納台、部品洗浄機な
どの他の装置や設備を配置づ゛るためのスペースが著し
く制約を受けた。

■各作業ベイを往復動する洗浄機の駆動用リール、洗浄
機に温水を供給Ｊるための給水リールおよび洗浄機用空
気リールの各リールが洗浄機とは別に作業ベイ以外の他
のスペースに設けられ、洗浄機とこれらの各リールとが
複数個のホースを介して連結され（いた。

したがって、各リールの設備場所が必要であるとともに
、洗浄機が各リールの設備箇所から幾分離れ１＝ある作
業ベイを走行りる際は、洗浄機は各リールに巻装された
電気、空気、水などの複数のホースを直線状に引っ張っ
て走行するのでホースの負荷を受り、その結果、洗浄機
が能率的に走行することができず短時間で洗車をするこ
とかできなかった。

［本発明が解決しようとする問題点］ 本発明ｔま以上のような従来技術の欠点に鑑み、複数の
竹葉ベイ以外の残余のスペースを有効的に活用すること
ができるようにし、また駆動用動力リール、給水リール
、空気リールなどを洗浄機に取付は該洗浄機の走行中に
洗浄機にホースの負荷がかかることがないようにし、さ
らに、洗浄機が走行開始場所からある程度離れた作業ベ
イを走行するとぎでも軌条上をスムーズに走行し短時間
で能率的に洗車づ−ることかできる自動車床下洗浄装置
を得るにある。

［本発明の問題点を解決するための手段」本発明は並列
された複数の作業ベイの少なくとも１個にカーブを有す
る軌条を設【プ、この軌条上を進退自在に走行する洗浄
機に該洗浄機の走行速度に合わせて電気、洗浄液などの
ホースを送出あるいは巻取ることができる送出兼巻取り
部材を備え、この送出兼巻取り部材を回動させ前記ボー
スを送出兼巻取り部材から送出あるいは送出兼巻取り部
材に巻付かせる駆動装置を洗浄機に取付けたことを特徴
としている。

「本発明の実施例」 以下、図面に示す実施例により、本発明の詳細な説明す
る。

第１図ないし第７図の一実施例において、ＡｌＢ、Ｃは
第１図の矢印で示した車輌Ｍの進入あるいは退出方向に
対して直角方向に並列された複数の作業ベイで、これら
の作業ベイにはそれぞれ車輌Ｍをセツティングするアー
、ムを有する１対のリフト装置１．１が左右対向に設り
られている。２はリフト装置１．１の間を通るように直
線状に各作業ベイΔ、１３、Ｃに設（〕られた複数の軌
条で、これらの軌条２中作業ベイＢの両側に位置する左
右の作業ベイ△、Ｃの軌条２は、イれぞれ複数のカーブ
２ｒｌ、２１）を右するカーブ軌条３．３と接続してい
る。軌条２およびカーブ軌条３は本実施例では第５図で
示すように作業ベイの床面上に案内溝４を形成するよう
に１対のレールを敷設しているが、ｌことえばレールを
使用しないで床面に案内溝としての凹所を形成すること
により軌条２等に代えることができる。５は中央に位置
する作業ベイＢの軌条２または左右の作業ベイ△、Ｃへ
のカーブ軌条３を任意的に必要に応じて選択しかつこれ
らの各軌条を進退自在に走行し、前記リフト装置によっ
てリス１−アップされた車輌Ｍの下部を洗浄する洗浄機
で、この洗浄機５は第２図および第３図で示！ｊＪ、う
にその仝休が箱型のロボットに形成され、洗浄液および
空気を噴射する複数のノズル６を有する第１の旋回アー
ム７と、この第１の旋回アーム７を回転させることがで
きる第２の旋回アーム８とか洗浄機本体９の上方に設け
られ洗浄機本体９の前方部には第４図で示すように対向
する１対の車輌１０．１０が軌条２を跨ぐようにして車
輌１１を介して回動自在に取付りられ、一方洗浄機本体
９の後方部の両側に（よ取イ」部材１２を介して方向転
換自在のキャスター１３．１３が設番プられＣいる。１
４は第４図のように洗浄機５の本体９内のベース板１５
上に装着され該洗浄機５の走行速度に合わせて電気、洗
浄液、空気の各ホース１６．１７．１８を洗浄機本体９
から送出あるいは洗浄機本体９内に巻取ることができる
送出兼巻取り部材である。

この送出兼巻取り部材１４は第６図で示すように洗浄機
本体９のベース板１５上に対向して立設づる支持部材１
９．１９に軸架されたシャツ１−２０と、このシャフト
２０に回動自動に装着された電気ホース１６用リール２
１、洗浄液ホース１７用リール２２および空気ホース１
８用リール２３から成る複数のリールと、これらのリー
ル２１．２２．２３を互いに固定的に連結しかつ各ボー
ス１６．１７．１８を各リールの外周部に案内するリン
グ状のストッパー片２４を固着する複数の固定具２５と
、前記支持部材１９と電気ホース用リース２１どの間の
シャフト２０の外周にブシュを介してリール２１に固定
部に取付けられたスプロケツｈ部材２６とから構成され
ている。２７は送出兼巻取り部材１４の各リールを一体
に回動させ前記ボース１６．１７．１８を送出兼巻取り
部材から送出あるいは送出兼巻取り部材に巻付かせる洗
浄機本体内に設（プられた駆動装置である。この駆動装
置２７は送出兼巻取り部材１４を回動させるのみではな
く同時に洗浄機５の車輪１０．１０を回動させる役割を
果たす。すなわち、駆動装置２７は第４図で示すように
ベース板上に固定された高速用駆動モータ２８および低
速用駆動モータ２９と、これらの駆動モータ２８．２９
ｈ）らの駆動力を各々のプーリー３０．３１．３２．３
３および各プーリー間を連結するベル１−３４．３５を
介して減速させるベース板１５上に固定された減速機３
６と、この減速ＩＪＩ３６の前記ブー９−３１．３２が
設けられた側とは反対側の突出軸に設けられたスプロケ
ット３７と前述した車軸１１の一端部に設けたスプロケ
ット３８とを連結するチェーン３８と、前記スプロケッ
ト３７よりも端部側の減速機３６の突出軸に設けられた
スプロケット４０と前述したスブロケッ１〜部材２６の
小スプロケット２６ａとを連結するチェーン４１とから
構成されている。４２は下部洗浄機５が退行中に電気ホ
ース１６、洗浄液ホース１７および空気ホース１８をそ
れぞれのリール２１．２２．２３の外周部に規整しなが
ら巻付かせるホースガイド部材で、このホースガイド部
材４２は第４図で示ずように送出兼巻取り部材１４の各
リールに後述する案内鍔が対向するようベース板１５上
の後方に設けられている。

ボースガイド部材４２は第７図で示すように左右の取付
板４３．４３ａに所要間隔を設けて前述のシャフト２０
と平行状態に順次横架された第１案内軸４４、第２案内
軸４５および第３案内軸４６と、これらの案内軸４４．
４５．４６にＭ嵌し軸方向に摺動可能な第１スライド筒
４７、第２スライド筒４８および第３スライド筒４９と
、これらのスライド筒の外周部の中央および両端部にそ
れぞれ固定的に取付けられた周溝を有する各ホース１６
．１７．１８用の複数個の案内鍔５０．５１．５２と、
これらの案内鍔の外端側の案内鍔よりも端部側で前記ス
ライド筒５０．５１．５２にそれぞれ固定的に装着され
た周溝を有する係合鍔５３．５４．５５と、これらの係
合鍔中の第３スライド筒４９に取付けられた係合鍔５５
の周溝と係合する係合突片５６を有し軸方向の中央部に
メネジ部が形成された係合筒５７と、この係合筒５７ど
螺合するオネジ５８が左側部分に形成されかつ左側部寄
りの位置に第１案内軸４４のスプロケット５９とチェー
ン６０を介して連結するスプロケット６１を有する左右
の取付板４３．４３ａに横架された螺杆６２と、第１案
内軸４４の左側取付板４３側の端部に固定的に取付けら
れ前述したスプｌコケット部材２６の大スプロケット２
６ｂとチェーン６３を介して連結するスプロケット６４
と、このスプ［Ｊケラト６４ど前記スプロケット５９と
に介装されたカムクラッヂ６５と、第１案内軸４４およ
び第２案内＠４５の各突出端部に互いに噛合Ｊるように
取イリけられた平歯車６６．６７とから構成されている
。なＪ３、第５図で示４６１３は車軸１１をベアリング
を介して支持する支持脚で、この支持脚６８の下方には
軌条２およびカーブ軌条３の案内溝内を通る洗浄機誘導
部材６９がベアリング１０および取付部材７１を介して
回動自在に設けられている。

−ヒ記構成にあっては洗浄機５は第１図の走行開始場所
から必要に応じて切り換えポイントを利用し所望する作
業ベイへと走行することができる。

今仮に作業ベイＡに大型車輌Ｍが矢印方向からリフト装
置１．１の間に乗り入れてあり、しかも、大型車輌Ｍが
リフト装置のアーム上のアタッチメントで所要の高さま
で持ら上げられ洗浄作業を必要とするときは、洗浄機５
を図示しない切り換えポイントにより左側のカー１軌条
３のカーブ２ａを走行させるようにする。そこでまず洗
浄機５が走行開始場所から洗浄を必要とする軌条２まで
のカーブ軌条３を走行する間は駆動装置２７の高速用駆
動モータ２８を駆動させる。この高速用駆動モータ２８
が起動覆るとその駆動力は減速機３６等を介して車輪１
０に伝動され、その結果、洗浄機５は案内溝４を通る洗
浄機誘導部材６９に誘導されながらカーブ軌条３土を走
行する。ど同時に高速用駆動モータ２８の減速された駆
動力はスブロケツ（・４０、チェーン４１を介してスプ
ロケット部材２６に伝達され、その結果、送出兼巻取り
部材１４は洗浄１１３１５の走行速度に合せＣ同期的に
回転する。、送出兼巻取り部材１４が回転りるど各ドラ
ム２１．２２．２３の外周部に巻装されていた電気、洗
浄機、空気の各ボース１６．１７．１８はボースガイド
部材４２によ−）て規則正しく洗浄機本体９外へ送り出
される。？ｌなわち、ボースガイド部材４２の螺杆６２
はスブロケツ１〜部材２６とスブ［１クツトロ４．５９
．６１、チェーン６０等を介して連結しているので各ド
ラムの回転に対応して回転す゛る。そうり゛ると、螺杆
６２と螺合づる係合筒５７はその係合突Ｊ−ｉ５６が係
合鍔５５の周溝と係合した状態て第４図の矢印方向へと
移動する。この詩集内鍔を介して交ｎに各ホース１Ｇ、
１７．１８を支持づる第１スライド筒、第２スライド筒
４８および第３スライド筒４９も追従して矢印方向に摺
動する。したがって、各ドラムに巻装されていた各ホー
ス１６．１７．１８は、第１図の仮想線で示すように洗
浄機５が走行開始場所からカーフ２ａを通ってカーブ軌
条３上を走行して行っても該カーブ軌条３に沿って送り
出されることになる。次に洗浄機５がカーブ軌条３上を
高速で走行し車輌Ｍを洗浄すべき場所にさしかかったど
ぎは、高速用駆動モータ２８の駆動から低速用駆動モー
タ２９の駆動へと切り換え、同時にノズル６から洗浄液
を噴射して車輌Ｍの下部の洗車を開始覆゛る。洗浄機５
が軌条２上を低速で走行１−るどぎは送出兼巻取り部材
１４もその速度に合せて低速で回転し各ホース１６．１
１．１８を軌条２に沿って送り出す。一方、洗浄機５が
軌条２の終端部からカーブ軌条３を通って元の走行開始
場所に戻るとぎは、上述した逆の順で各部材等の作動が
なされ巻取り部材１４の各ローラ２１．２２．２３の外
周部に第４図で示ず状態から洗浄機５の走行速度に合せ
て各ホースの巻付りが行なわれる。このようにして洗浄
機５が第１図で示す走行開始場所に戻り、次に作業ベイ
Ｃで普通あるいは小型車輌Ｍの洗浄作業を必要とすると
きは、切り換えポイントにより方向転換し右側のカーブ
軌条３上を走行シテ作業ベイＣの軌条２へと走行するこ
とができる。

次に第８図に示ずムＤＩＩＦＩＬＴ１界なる宇施例にっ
き説明１１−る。なお、この実施例の説明に当って、前
記実施例と同一・部分には同一符号を付して重複する説
明を省略−（する。

第８図の実施例において、本発明の実施例と主に異＜ｆ
る点は１個のカーブ２ｂのみ有するカーブ軌条３△と、
このｌ／Ｊ−ブ軌条３Δの始端と直線的に接続する軌条
７２を上面に有４る方向転換自在なターンテーブル１３
を洗浄機５の走行開始場所に備えた点である。このよう
に構成するとカーブ軌条３Ａのカーブが１個で済むので
洗浄機５が軌条２へと容易に走行づることができると同
時に洗浄機５の方向を簡単に転換４ることができる。

１′本発明の効果１ （１）洗浄機が走行開始場所からカーブ軌条を選択して
複数の作業ベイを進退自在に走行するので、第１図また
は第８図で示すように複数の作業ベイ△、Ｂ、Ｃの先端
ど整備場などの壁Ｗとの間のスペース×、Ｙを有効的に
活用することができる。

（２）洗浄機に該洗浄機の走行速度に合せて洗浄液など
のボースを送出および巻取ることができる送出兼巻取り
部材を設けたので、洗浄機は走行中にホースの負担を全
く受りず自由に走行り−ることかできる。

（３）洗浄機に高速と低速の２種の駆動り一部を設りた
実施例の場合は、洗浄四を洗浄を開始ηべき軌条、トま
で高速で走行させ、その後低速で車輌の床下を洗車する
ことができる。したがって、１作業ベイ当り短時間で能
率的に洗車づることができる。

（４）洗浄機にホースガイド部材を設けた場合は、ホー
スを洗浄機本体から軌条に沿って送り出しおよび送出兼
巻取り部材に規整しながら巻付かせることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の〜実施例の全体を示す概略説明図、第
２図は本発明の洗浄機の平面図、第３図は本発明の洗浄
機の正面図、第４図は本発明の洗浄機の要部を示す概略
説明図、第５図は本発明の洗浄機と軌条との関係を示づ
一部概略断面説明図、第６図は本発明の送出兼巻取り部
材の概略断面説明図、第７図は本発明のホース１５１１
部Ｈの平面からの説明図、第８図（よ本発明の異なる実
施例の説明図、であイ）。 Ａ、Ｂ、Ｃ・・・作業ベイ、Ｍ・・・車輌、１・・・リ
フ１〜装置、　　　２．７２・・・軌条、３．３Ａ・・
・カー１軌条、５５・・洗浄機、９・・・洗浄機本体、
　　　１０・・・中輪、１１・・・車軸、　　　　　　
１４・・・送出兼巻取り部材、２１．２２．２３・・・
リール、　２６・・・−スブ「Ｊケラト部材、２７・・
駆動装置、　　　　２８・・・高速用駆動モータ、２９
・・・低速用駆動モータ、３Ｇ・・・減速機、４２・ホ
ースガイド部材、り０．５１．１）２・・・スライド筒
、５７・・・係合筒、　　　　　６２・・・螺杆、６８
・・・支持脚、　　　　　６９・・・洗浄機誘導部材。 持直出願人　　日産自動車販売株式会７１自動車整備］
−業株式会社

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）カーブ軌条を選択して複数の作業ベイを進退自在に
   走行する洗浄機に該洗浄機の走行速度に合わせて洗浄液
   などのホースを送出および巻取ることができる送出兼巻
   取り部材と、この送出兼巻取り部材を回動させかつ該洗
   浄機を駆動させる駆動装置とを備えたことを特徴とする
   自動車床下洗浄装置。 ２）洗浄機はカーブ軌条の始端と直線的に接続する軌条
   を有するターンテーブルによりカーブ軌条を選択するこ
   とができることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載
   の自動車床下洗浄装置。 ３）駆動装置には洗浄機の走行速度を変えることができ
   るよう高速用駆動モータと、低速用駆動モータとが設け
   られていることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載
   の自動車床下洗浄装置。 ４）洗浄機には該洗浄機が走行中に洗浄液などのホース
   を洗浄機本体から軌条に沿って送り出しおよび送出兼巻
   取り部材に規整しながら巻付かせることができるホース
   ガイド部材が備えられていることを特徴とする特許請求
   の範囲第１項記載の自動車床下洗浄装置。 ５）洗浄機はベース板の下方に設けた洗浄機誘導部材に
   誘導されながら軌条上を走行することを特徴とする特許
   請求の範囲第１項記載の自動車床下洗浄装置。