JPS6115597A - ステップモータにより駆動されるアクチュエータにおける脱調検出方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術的背景〕 共に回転するディスクに設けられて分解能に依存し異な
った長さを有する２進コード（符号）を光学的に標本化
する符号化器もしくはエンコーダによって、ステップモ
ータ、即ちパルス駆動される同期モータをステップ損失
（運動ステップの欠落２に関して検査することは既に知
られている。この場合、符号化器もしくはエンコーダは
種々な明／暗場を有する区分化もしくはセグメント化さ
れたディスク（円板）と光学的センサとから構成されて
いる。類似の形の明および暗場を有するエンコーダもし
くは符号化器はまた、増分変位ピックアップとも称され
ている。実行される各運動ステップは、後続の計数器の
一つの計数パルスに対応する。停止スイッチとして機械
的、ピエゾ電気的または光学的デバイスが用いられてい
る。この種の停止スイッチは過負荷を阻止したり、位置
固定の基準点（初期設定点）を定めたり或いはストッパ
として用いられる。

従来のステップモータは、比較的多数の部品を備えてい
るところから比較的製造費が高いことが欠点である。さ
ら罠多くの事例において、絶対位置に関する情報は必要
とされない。と言うのは、この種の情報は既に、関連の
ステップモータの駆動装置において成る形態で（例えば
行なわれたステップ数として）利用可能であるからであ
り、したがって駆動パルスによるステップ運動出力が正
しく行われたか否かを検査するだけでよい。停止スイッ
チはその位置が固定されているので、モータの運転中ス
テップ損失を検査するのに使用することはできない。付
随的なことであるが停止スイッチはまた調節が複雑であ
る。

〔発明の目的〕

したがって、本発明の目的は、上に述べたような欠点を
回避することができる方法を提供することにある。

〔発明の構成〕

上の目的は特許請求の範囲に記載のように、作動装置の
標準もしくは公称位置を用いてステップモータのための
一連の駆動パルスを発生し、そして回転子の回転に基づ
いて、ステップモータの構造の形式によって予め定めら
れるパターンと、上記駆動パルスの速度で比較されるパ
ルスシーケンスを発生するという構成により達成される
。

本発明による方法によれば、機械的接点が必要とされな
いという理由から摩耗の問題が生じないという利点が得
られる。要求される装置の調節は単純であって微妙なも
のではない。本発明の方法の実施にはそれ程費用が伴わ
ず、そして本発明による方法は、加速用における予想さ
れるステップ損失（ステップ運動の損失もしくは欠落）
が生じた場合にも影響を受けることはない。以下におい
て本発明をその具体例金示す図面を診照してより詳細に
説明する。

計算機もしくはコンピュータ１には、ストッパ６を有す
る調節装置２の規定位置に対応する値が線路６を介して
入力される。該コンピュータは駆動パルスもしくは駆動
パルス列を発生し。

該駆動パルス列は必要に応じ、例えば駆動段４によって
増幅される。ステップモータ５のモータｌ１ＩＩ９はセ
グメント化もしくは区分化されたディスク７に固定的に
連結され゛ており、該ディスク７はモータの回転中に光
バリヤ−８中でパルス列を発生する。このパルス列は、
上記駆動パルスのパルス速度で、モータ５の構造の形式
により予め定めるパターンと比較される。連続回転の場
合には、ステップモータ５は規定位置に達するまで連続
的に繰返される駆動、＜ルス信号（パルス列）の数（こ
の数はモータの構造形式によって定められるンを必要と
する。回転子の位置と電気的に予め定められている駆動
状態との間にパルス列の長さの２分の１以上に相当する
差が生じた場合には、ステップ損失が起り回転子は新し
い安定位置に跳躍する。区分化されたディスク７は、各
区分もしくはセグメントの幅がパルス列の長さに対応す
るように、言い換えるならは光センサ８が、駆動パルス
列の長さに対応するパルス列を発生するような仕方で構
成することができる。ステップ損失中もしくはステップ
運動の欠落中には、短期間センサの出力レベルに変化が
生じない。したがって、上記パターンとの不一致が検出
されモータは遮断される。

実施例 蛋白質の定量検定における流体もしくは液体の計量の目
的で分析装置の一部として用いられる希釈装置において
、計量シリンジのピストンをホルダにより歯付ラック２
に連結する。このラックは、４相ハイブリツドステツプ
モータによりビニオン歯車を介して駆動される。回転方
向の選択により、流体を取入れるかまたは排出するかが
決定される。シリンジの出口に取付けられている切換弁
で媒質の流れの方向が制御される。

ステップモータ５は、一つの軸端部９にそれぞれ２５の
明部と暗部を有する区分化もしくはセグメント化された
ディスク７を担持している。

１．８°のステップもしくは歩進角度で、セグメントも
しくは区分を標本化したフォーク状の光ノ９リヤー８の
出力レベルには、４ステツプ毎にレベル変化が生ずる。

この構成により次の二つの機能が実現される。

１）動作の開始時に、希釈装置は初期設定される。即ち
、歯付ラック２は機械的ストッパ６に当接するまでシリ
ンジのシリンダ内に走入する。

該ストッパで生ずるステップ損失を用いて、モータ６を
遮断する。これにより、ピストンのための出発位置（零
点）が決定される。

２）流体の吸込みもしくは排出中、誤った計量はセグメ
ント化されたディスクによる連続的な検査もしくはチェ
ックでステップ損失として検出される。

ステップモータは、四つの異なった駆動パルスの反復的
シーケンスによって回転せしめられる。ステップ損失が
生ずると回転子もしくはロータは予め定められた位置か
ら４ステツプだけ異なる位置を取る。この偏差をセグメ
ント化ディスクで検出するために、該ディスクの区分化
は、明部から暗部或いは暗部から明部への遷移が何れの
場合にも４ステツプ後に生ずるように設計されている。

各駆動パルス後に、軸の位置はセグメント化ディスクに
より標本化され、このようにして発生される「０」およ
び「１」レベルのシーケンスもしくはパルス列が予め定
められたパターンと比較される。この場合、該予め定め
られたパターンはステップの正しい実施で生ずる四つの
「０」および四つの「１」レベルのシーケンスからなる
。

上記二つのパルスシーケンスの比較中、各セグメントに
おいて成る数のレベル不一致が生じてもエラーメツセー
ジは発生しないような構成が採られている。これは、加
速相において回転子と固定子との間に短時間の角度位置
のオフセットが生じ得るために必要である。なおこのよ
うなオフセットは、加速相の終電に弾性復元力により補
償される。

【図面の簡単な説明】

添付図面は本発明による方法を実施するための具体例を
略示する図である。 １・・・コンピュータ、２・・・作動装置、３・・・線
路、４・・・駆動段、５・・・ステップモータ、６・・
・ストッパ、７・・・ディスク、８・・・光バリヤ−，
９・・・モータ軸。 特許出願人　　ヘキスト・アクチェンゲゼルシャフト外
２名

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　ステツプモータで駆動される調節装置におけるステツ
   プ損失を検出するための方法において、前記調節装置の
   標準位置を、前記ステツプモータのための一連の駆動パ
   ルスを発生するのに利用し、ステツプモータの回転子の
   回転を基に、前記駆動パルスのパルス速度で、前記ステ
   ツプモータの構造の形式によつて予め定められるパター
   ンと比較されるパルス列を発生することを特徴とするス
   テツプモータで駆動される調節装置におけるステツプ損
   失を検出するための方法。