JPS61155240A - 断熱性のすぐれた珪酸カルシウム成型体 - Google Patents
断熱性のすぐれた珪酸カルシウム成型体Info
- Publication number
- JPS61155240A JPS61155240A JP27386084A JP27386084A JPS61155240A JP S61155240 A JPS61155240 A JP S61155240A JP 27386084 A JP27386084 A JP 27386084A JP 27386084 A JP27386084 A JP 27386084A JP S61155240 A JPS61155240 A JP S61155240A
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- JP
- Japan
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- calcium silicate
- molded body
- thermal conductivity
- density
- silicate molded
- Prior art date
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- Granted
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B28/00—Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements
- C04B28/18—Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements containing mixtures of the silica-lime type
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は断熱性にすぐれ且つ軽量なる珪酸カルシウム成
型体に関するものである。
型体に関するものである。
この様な珪酸カルシウム成型体はプラント類の保温材と
して大量に使用されているが最近省エネルギーの見地か
らとれらの断熱性の向上の要求が高まり、この方法の一
つとして珪酸カルシウム成型体の軽量化の方向に進んで
いる。珪酸カルシウム成型体は軽量となる程その熱伝導
率は低下し断熱性が向上するからである。この方法に関
しては例へは特公昭5B−30259等多数の提案が為
されている。
して大量に使用されているが最近省エネルギーの見地か
らとれらの断熱性の向上の要求が高まり、この方法の一
つとして珪酸カルシウム成型体の軽量化の方向に進んで
いる。珪酸カルシウム成型体は軽量となる程その熱伝導
率は低下し断熱性が向上するからである。この方法に関
しては例へは特公昭5B−30259等多数の提案が為
されている。
軽量化の方向は断熱性を高める方法として最も効果的な
ものであるが、反面軽量化も成る限度をこえると成型体
の強度が低下してその取扱が困難となったり又成型体中
の輻射や対流による伝熱が増等のマイナス面も生ずる。
ものであるが、反面軽量化も成る限度をこえると成型体
の強度が低下してその取扱が困難となったり又成型体中
の輻射や対流による伝熱が増等のマイナス面も生ずる。
保温材の熱伝導率に影響を及ぼす因子について例へば[
熱管理便覧−1,第5版丸善、昭和53年3月20日、
366頁によれば、温度、湿分、気孔の大きさ、等を上
げている。この刊行物には、気孔の大きさについて軽質
ウレタンフオームの気孔寸法と熱伝導率の関係について
平均気孔寸法が発明者等も珪酸カルシウム成型体の熱伝
導率に影響を与へる因子として密度の太さがあることお
よび更には珪酸カルシウム成型体中の珪酸カルシウムの
結晶形態や気孔の型態がこれの熱伝導率に大きな影響を
及ぼすでことをすでに特願昭59−198452号にお
いて開示した。
熱管理便覧−1,第5版丸善、昭和53年3月20日、
366頁によれば、温度、湿分、気孔の大きさ、等を上
げている。この刊行物には、気孔の大きさについて軽質
ウレタンフオームの気孔寸法と熱伝導率の関係について
平均気孔寸法が発明者等も珪酸カルシウム成型体の熱伝
導率に影響を与へる因子として密度の太さがあることお
よび更には珪酸カルシウム成型体中の珪酸カルシウムの
結晶形態や気孔の型態がこれの熱伝導率に大きな影響を
及ぼすでことをすでに特願昭59−198452号にお
いて開示した。
その後珪酸カルシウム成型体の熱伝導率と細孔および密
度の関係について更に種々検討した。
度の関係について更に種々検討した。
同一密度においてトバモライト結晶を主体とする成型体
とゾノライト結晶を主体とする成型体の熱伝導率を比較
すると、すでに特願昭59−198452に示した如く
密度0.11 ? /ls3においては前者は0.03
4 Kcat/mHr℃であったが、後者は0.039
Kcat/mHr℃であった。
とゾノライト結晶を主体とする成型体の熱伝導率を比較
すると、すでに特願昭59−198452に示した如く
密度0.11 ? /ls3においては前者は0.03
4 Kcat/mHr℃であったが、後者は0.039
Kcat/mHr℃であった。
熱伝導率は一般に温度の函数として示される。
前記の熱伝導率を更に30℃、50℃及び70℃の各温
度において測定し温度函数として示すと次の様な実験式
が得られた。特願昭59−198452の実施例で示さ
れた比重、011の成型体において特願昭59−198
452の発明の珪酸カルシウム成型体の場合 λ(熱伝導率)=0.031+[11,OOOO5θθ
は平均温度(℃)を示す。
度において測定し温度函数として示すと次の様な実験式
が得られた。特願昭59−198452の実施例で示さ
れた比重、011の成型体において特願昭59−198
452の発明の珪酸カルシウム成型体の場合 λ(熱伝導率)=0.031+[11,OOOO5θθ
は平均温度(℃)を示す。
一方比較例の場合は
λ=0.0032+0.OOO1θ
であった。明らかに温度係数が特願昭59−19845
2の発明の成型体は対称品に比して%以下であった。
2の発明の成型体は対称品に比して%以下であった。
これは熱伝導率が温度に影響を受ける度合が%と云うこ
とであり、高温における断熱性がきわめてすぐれている
と云うことである。
とであり、高温における断熱性がきわめてすぐれている
と云うことである。
例へは平均温度200℃で特願昭59−198452の
成型体を保温材として使用する場合、このもの\熱伝導
率は0.04 i Kcat/mT(r℃であり一方比
較例の場合は熱伝導率は0052Kcal / m H
r ℃となり、特願昭59−198452のものの省エ
ネルギー効果は約21q6となる。
成型体を保温材として使用する場合、このもの\熱伝導
率は0.04 i Kcat/mT(r℃であり一方比
較例の場合は熱伝導率は0052Kcal / m H
r ℃となり、特願昭59−198452のものの省エ
ネルギー効果は約21q6となる。
平均温度70℃においてはわずか12.5%の省エネル
ギー効果であるから高温における効果がいかに大きいか
がわかる。
ギー効果であるから高温における効果がいかに大きいか
がわかる。
この様な特願昭59−198452の発明による効果が
、この発明の範囲外である0、 13 S’/個3より
上で0.17f/es3以下の密度の場合にも後述の如
く同様にきわめて大きいことを見出した。
、この発明の範囲外である0、 13 S’/個3より
上で0.17f/es3以下の密度の場合にも後述の如
く同様にきわめて大きいことを見出した。
従って本発明の対象は、トバモライト結晶を主要成分と
する珪酸カルシウムより成り且つ結晶が密接に集合され
て形成された0、 13t / cm3より多(0,1
71F/α3以下の密度の高断熱性の珪酸カルシウム成
型体である。
する珪酸カルシウムより成り且つ結晶が密接に集合され
て形成された0、 13t / cm3より多(0,1
71F/α3以下の密度の高断熱性の珪酸カルシウム成
型体である。
密度が0.17 f / m1以上の場合には別の好ま
しく々い影響が生ずる。即ち、密度が増大することは単
位容積の製品を作るのにより多くの原料を必要とする為
原料費の増大をきたす。即ち密度0.13から密度0.
17に増大することにより原料費は約30チ増加する。
しく々い影響が生ずる。即ち、密度が増大することは単
位容積の製品を作るのにより多くの原料を必要とする為
原料費の増大をきたす。即ち密度0.13から密度0.
17に増大することにより原料費は約30チ増加する。
又一方密度の増加にともない平均細孔径が04ミクロン
以下になると、製品の乾燥工程において成型体内部の水
分の移動に時間を要し乾燥に要する時間が長くなり、乾
燥費を増大せしめる結果となる。従って平均細孔径は0
4ミクロン以上であることが望ましい。
以下になると、製品の乾燥工程において成型体内部の水
分の移動に時間を要し乾燥に要する時間が長くなり、乾
燥費を増大せしめる結果となる。従って平均細孔径は0
4ミクロン以上であることが望ましい。
本発明の小さい平均細孔径の珪酸カルシウム成形体は、
本発明と同一人によって出願された特願昭59−161
523号に記した製造方法によって容易に製造できる。
本発明と同一人によって出願された特願昭59−161
523号に記した製造方法によって容易に製造できる。
本発明の成形体によって達成される断熱効果は、公知の
最高水準の超断熱性の超軽量珪酸カルシウム成形体に比
較して2割以上の向上〃:可能であり、これによる省エ
ネルギー効果は極めて大きい。
最高水準の超断熱性の超軽量珪酸カルシウム成形体に比
較して2割以上の向上〃:可能であり、これによる省エ
ネルギー効果は極めて大きい。
本発明の成形体は、繊維質補強材の添加によって著しく
強度を高めることができる。力1\る補強材としては、
この種の分野で通例に用いられるものであればよく、例
えば・くルブ等の天然繊維及びアスベスト、ガラス繊維
等の鉱物繊維がある。
強度を高めることができる。力1\る補強材としては、
この種の分野で通例に用いられるものであればよく、例
えば・くルブ等の天然繊維及びアスベスト、ガラス繊維
等の鉱物繊維がある。
以下に実施例によって本発明を更に詳細に説明する。
実施例
微粉状の隠岐産珪藻±650 fr (8102分7
4%)に水1100−を加え、容量2000−のビーカ
ー中で直径8cPR円板の円周にノツチのついたノコギ
リ型刃を持っだ高せん断力攪拌機で3200回転/分で
2時間攪拌した。
4%)に水1100−を加え、容量2000−のビーカ
ー中で直径8cPR円板の円周にノツチのついたノコギ
リ型刃を持っだ高せん断力攪拌機で3200回転/分で
2時間攪拌した。
水で希しやくしだ後、250メツシユ篩を通過した珪藻
土に10%OaO濃度の石灰乳40007r とパル
プ602r を加えて、更に水を加えて全量を1a5k
gとした後煮沸し、24時間放置後比重が0.138
、0.160 、及び0182になるようなスラリー量
を計゛112、炉板のついた250X3(10%の型わ
く中に流し込み20%の厚さに成型I7た。オートクレ
ーブ中で成型物を15kg/α2で8時間加熱反応させ
た後1nO℃で乾燥させた。得られるトバモライト結晶
を主体とする珪酸カルシウム成形体について各々恒量に
なる迄の乾燥時間を測定した。200%×200%に切
断しJ工s A 9510 に規定されている熱伝導
率測定法により30℃、50℃及び70℃における熱伝
導率を測定し計算に、より熱伝導率実験式を求めた。
土に10%OaO濃度の石灰乳40007r とパル
プ602r を加えて、更に水を加えて全量を1a5k
gとした後煮沸し、24時間放置後比重が0.138
、0.160 、及び0182になるようなスラリー量
を計゛112、炉板のついた250X3(10%の型わ
く中に流し込み20%の厚さに成型I7た。オートクレ
ーブ中で成型物を15kg/α2で8時間加熱反応させ
た後1nO℃で乾燥させた。得られるトバモライト結晶
を主体とする珪酸カルシウム成形体について各々恒量に
なる迄の乾燥時間を測定した。200%×200%に切
断しJ工s A 9510 に規定されている熱伝導
率測定法により30℃、50℃及び70℃における熱伝
導率を測定し計算に、より熱伝導率実験式を求めた。
結果を密度及び平均細孔径と共に示す。
平均細孔径はアメリカンインスツルメント社のポロンメ
ーターによって測定した。
ーターによって測定した。
第1表
一方特公昭58−30259に記載された方法でゾノト
ライトを主成分とする成型体をプレス圧を変えることに
より比重のことkった成型体を作り同様の試験を行って
比較した結果は次の通りである。
ライトを主成分とする成型体をプレス圧を変えることに
より比重のことkった成型体を作り同様の試験を行って
比較した結果は次の通りである。
第2表
第1表および第2表から判る様に、本発明の成形体は本
発明の範囲外の高密度のトバモライト結晶を主体とする
もの並びに従来公知のゾノトライトを主体とするものに
比較して明らかに低い熱伝導率を示す。また前述の0.
13以下の密度の特願昭59−198452の成形体と
同等の熱伝導率であることが判る。
発明の範囲外の高密度のトバモライト結晶を主体とする
もの並びに従来公知のゾノトライトを主体とするものに
比較して明らかに低い熱伝導率を示す。また前述の0.
13以下の密度の特願昭59−198452の成形体と
同等の熱伝導率であることが判る。
この様に熱伝導率が低いことが、この成形体を断熱材と
して使用した場合に、その厚さを著しく薄くすることを
可能とし、経済性を著しく向上させる。
して使用した場合に、その厚さを著しく薄くすることを
可能とし、経済性を著しく向上させる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)トバモライト結晶を主要成分とする珪酸カルシウム
よりんり且つ結晶が密接に集合されて形成された0.1
3g/cm^3より多く0.17g/cm^3以下の密
度の高断熱性の珪酸カルシウム成型体。 2)特許請求範囲第1項記載の成型体において平均細孔
径が0.4ミクロン以上1.0ミクロン以下である珪酸
カルシウム成型体。 3)特許請求範囲第1項記載の成型体中に繊維質補強材
が含有されている珪酸カルシウム成型体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27386084A JPS61155240A (ja) | 1984-12-27 | 1984-12-27 | 断熱性のすぐれた珪酸カルシウム成型体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27386084A JPS61155240A (ja) | 1984-12-27 | 1984-12-27 | 断熱性のすぐれた珪酸カルシウム成型体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61155240A true JPS61155240A (ja) | 1986-07-14 |
JPH0122217B2 JPH0122217B2 (ja) | 1989-04-25 |
Family
ID=17533560
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27386084A Granted JPS61155240A (ja) | 1984-12-27 | 1984-12-27 | 断熱性のすぐれた珪酸カルシウム成型体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61155240A (ja) |
-
1984
- 1984-12-27 JP JP27386084A patent/JPS61155240A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0122217B2 (ja) | 1989-04-25 |
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